JP2006338583A - コンピュータ端末用記憶媒体 - Google Patents

コンピュータ端末用記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006338583A
JP2006338583A JP2005165306A JP2005165306A JP2006338583A JP 2006338583 A JP2006338583 A JP 2006338583A JP 2005165306 A JP2005165306 A JP 2005165306A JP 2005165306 A JP2005165306 A JP 2005165306A JP 2006338583 A JP2006338583 A JP 2006338583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
computer terminal
period
time
elapsed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005165306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4680686B2 (ja
Inventor
Tadashi Honda
正 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advanced Design Corp
Original Assignee
Advanced Design Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advanced Design Corp filed Critical Advanced Design Corp
Priority to JP2005165306A priority Critical patent/JP4680686B2/ja
Publication of JP2006338583A publication Critical patent/JP2006338583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4680686B2 publication Critical patent/JP4680686B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

【課題】各種データの不正な利用の拡大を抑制できるようにすること。
【解決手段】 コンピュータ端末1に着脱可能とされ、該コンピュータ端末1において利用可能なデータを読み出し並びに書換え可能に記憶するための記憶部22と、該記憶部22にデータが記憶された後における経過期間を特定するための経過期間特定手段25と、該経過時間特定手段25を少なくとも動作させるための電力を供給するための電源手段24と、前記経過時間特定手段25により特定される経過期間が、予め設定された所定の利用可能期間を経過しているか否かを判定する期間経過判定手段21と、該判定において経過していると判定されたことを条件として記憶部22に記憶されているデータを利用不能とする不能化手段21とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、利用者が操作可能なパソコン等のコンピュータ端末に着脱可能とされ、少なくとも該装着されたコンピュータ端末において利用可能なデータを読み出し可能に記憶するコンピュータ端末用記憶媒体に関する。
近年、不揮発性メモリの製造技術や、ハードディスクの小型化技術の向上等にともない、コンピュータ端末に着脱が自在にできて、且つ、利用者が容易に持ち運び可能な小型のコンピュータ端末用記憶媒体、例えばUSBメモリや超小型ハードディスク等が普及してきており、これらのコンピュータ端末用記憶媒体を用いて、コンピュータ端末において動作するプログラムデータの配布や販売、並びにコンピュータ端末において利用できる文書データや画像データ等の各種データの受渡し等が実施されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−215254号公報 特開2004−158026号公報
しかしながら、これらUSBメモリや超小型ハードディスク等のコンピュータ端末用記憶媒体を用いる場合には、販売や配布、或いは受渡しされるプログラム(アプリケーション)や各種データを容易に記憶して持ち運びできるので、これらの提供者側にあっては、これらコンピュータ端末用記憶媒体にて提供したプログラム(アプリケーション)や各種データの不正な利用が拡大する危険性が高くなることから、これら不正な利用の拡大を抑制するために、提供データを利用可能な所定期間を過ぎた後において利用できないようにしたいという要望があり、これらの要望に応えることのできるコンピュータ端末用記憶媒体が切望されていた。
また、これらの要望に応えるため、例えば、各データに利用期限の日付を付与しておき、コンピュータ端末において動作しているシステムプログラムにおける日付に基づいて、利用期限の日付を過ぎているデータを利用できないようにすることが考えられるが、この場合には、コンピュータ端末の利用者が、システムプログラムにおける日付を不正に変更することで、容易にコンピュータ端末用記憶媒体に記憶されているデータを利用できるようになってしまうという問題もあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、各種データの不正な利用の拡大を抑制するために、これらのデータを利用可能な所定期間を過ぎた後において利用できないようにしたいという要望に応えることのできるコンピュータ端末用記憶媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のコンピュータ端末用記憶媒体は、
利用者が操作可能なコンピュータ端末に着脱可能とされ、少なくとも該装着されたコンピュータ端末において利用可能なデータを読み出し並びに書換え可能に記憶するための記憶部を備えるコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記記憶部にデータが記憶された後における経過期間を特定するための経過期間特定手段と、
該経過時間特定手段を少なくとも動作させるための電力を供給するための電源手段と、
前記経過時間特定手段により特定される経過期間が、予め設定された所定の利用可能期間を経過しているか否かを判定する期間経過判定手段と、
該期間経過判定手段による判定において前記利用可能期間を経過していると判定されたことを条件として前記記憶部に記憶されているデータを利用不能とする不能化手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、電源手段により独自に動作する経過期間特定手段を有し、該経過期間特定手段により特定される経過期間が、予め設定された所定の利用可能期間を経過した場合には、前記記憶部に記憶されているデータが利用不能とされるので、記憶部に記憶される各種データの不正な利用の拡大を抑制するために、これらのデータを利用可能な所定期間を過ぎた後において利用できないようにしたいという要望に応えることができる。
本発明の請求項2に記載のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1に記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記不能化手段は、前記データを消去することでデータを利用不能とすることを特徴としている。
この特徴によれば、データの一部を書換えてしよう不能とする場合等に比較して、データが残存しないので、これら残存したデータが解析されたり、不正に利用されることの危険性をより少ないものにできる。
本発明の請求項3に記載のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1または2に記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記コンピュータ端末に装着されたことを検知するための装着検知手段を備え、
前記経過期間特定手段は、前記記憶部にデータが記憶された後に初めて前記装着検知手段による装着の検知時点を前記経過期間の開始時点として経過期間を特定することを特徴としている。
この特徴によれば、データの提供を受けた被提供者は、初めてコンピュータ端末に当該データが記憶されたコンピュータ端末用記憶媒体を装着した時点から、利用可能期間が経過するまで当該データを利用できるようになるので、例えば、コンピュータ端末用記憶媒体を流通させる場合等において、流通中に経過した時間が経過時間に含まれて、短期間の流通期間にてコンピュータ端末用記憶媒体を入手できた被提供者に比較して、長期間の流通期間を経たコンピュータ端末用記憶媒体を入手した被提供者が、当該データを利用できる期間が著しく少なくなる等の不平等の発生を解消することができる。
本発明の請求項4に記載のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1〜3のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記経過期間特定手段が、その時点の日時情報を出力可能なリアルタイムクロック(RTC)にて形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、利用可能期間を、利用不能とする日付等にて簡便に設定できるようになり便利であるばかりか、リアルタイムクロック(RTC)は動作中の電力が少なく、より電源手段に必要とされる容量を少なくでき、よって電源手段として小型のものを使用でき、コンピュータ端末用記憶媒体が電源手段により大型化することによる可搬性の低下を極力防止することができる。
本発明の請求項5に記載のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1〜4のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記データが、前記コンピュータ端末において実行可能なプログラムデータであって、
前記期間経過判定手段は、前記所定の利用可能期間として設定された前記プログラムデータのライセンス終了日を、前記リアルタイムクロック(RTC)から出力されるその時点の日時情報が経過しているか否かにより前記プログラムデータの所定の利用可能期間を経過しているか否かを判定することを特徴としている。
この特徴によれば、プログラムデータの提供者は、記憶部に記憶されているプログラムのライセンス終了日以降の不正な利用を、確実に抑止することができる。
本発明の請求項6に記載のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1〜5のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記不能化手段にて前記データを利用不能としたことを通知する通知先のIPアドレスを特定可能な通知先特定情報を記憶するための通知先情報記憶部と、
該通知先情報記憶部に記憶された通知先特定情報から特定されるIPアドレスに対して、前記不能化手段にて前記データを利用不能としたことを特定可能な利用不能化情報を送信することを要求する利用不能化情報送信要求を前記コンピュータ端末に対して出力する利用不能化情報送信要求出力手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、例えば、前記通知先特定情報として、前記記憶部に記憶されたデータの提供者が管理する管理サーバのIPアドレスを特定可能な通知先特定情報とすることで、前記記憶部に記憶されたデータが利用不能とされたか否かを提供者は正確に把握することができる。
本発明の請求項7に記載のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1〜6のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記電源手段が、2次電池またはコンデンサと、該2次電池またはコンデンサへの充電回路を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、例えば、不能化手段にて利用不能とされたコンピュータ端末用記憶媒体を再利用する場合等において、例えば、一次電池等を交換することなく、2次電池またはコンデンサに充電して繰り返し該コンピュータ端末用記憶媒体を再利用できる。
本発明の請求項8に記載のコンピュータ端末用記憶媒体は、請求項1〜7のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体であって、
前記コンピュータ端末のUSBインターフェイス部を通じて、該コンピュータ端末とのデータの送受を行うためのUSBデータ通信部を備え、
前記記憶部が不揮発性メモリにて形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、近年におけるコンピュータ端末であるパソコンやノートパソコンには、これらUSBインターフェイス部が、ほぼ全てに設けられており、非常に汎用性が高く、特別な機器を接続することなく本発明のコンピュータ端末用記憶媒体を多くのコンピュータ端末にて使用することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本実施例のコンピュータ端末用記憶媒体であるUSBメモリ2と該USBメモリ2が装着されるコンピュータ端末となるノートパソコン1とを示す図である。
まず、本実施例に用いたノートパソコン1は、図2に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス11に、後述する記憶装置15に記憶されているオペレーティングシステムプログラム(OS)や、USB(Universal Serial Bus)メモリ2に記憶されているアプリケーションプログラムであるウイルス駆除プログラム等を実行するCPU12、ワークメモリ等として使用されるRAM13、キーボード7やマウス8が接続される操作入力部14、ハードディスクドライブ(HDD)から成る記憶装置15、ディスプレイ6が接続され該ディスプレイ6に表示される表示画面の生成処理を行うグラフィックボード等から成る表示処理部16、USBメモリ2が装着されるコネクタやUSBメモリ2とのデータの送受信を行う通信部とから成るUSBインターフェイス部3が接続された通常のコンピュータである。
このノートパソコン1の前記USBインターフェイス部3に接続されるUSBメモリ2は、図1並びに図2に示すように、断面視四角棒状の記憶媒体であり、その内部には、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ22とともに、その時点の日時や分、秒の日時データを出力可能な本発明における経過期間特定手段を成すリアルタイムクロック(RTC)25と、充電された電力を蓄積可能な本発明における電源手段を成す電気二重層コンデンサ24と、USBインターフェイス部3から供給される電力を各デバイスに供給するとともに電気二重層コンデンサ24への充電回路を有する電源回路23と、これらフラッシュメモリ22やリアルタイムクロック(RTC)25や電源回路23に接続された小型の制御マイコン21とが搭載されている。
この制御マイコン21内部には、内蔵する内部EEPROMに記憶されている制御プログラムに基づいてUSBメモリ2の動作、具体的には、フラッシュメモリ22からの読み出しや書き込みの制御や、後述する記憶時刻更新処理や装着時起動処理等の各種の処理を実施するCPUコア部と、装着されるノートパソコン1のUSBインターフェイス部3との間においてデータの送受を実施する本発明におけるUSBデータ通信部となるUSBコントローラ部とが設けられている。
本実施例に用いた制御マイコン21の内部EEPROMには、前記した制御プログラムに加えて、図2に示すように、フラッシュメモリ22に記憶されているデータ(本実施例では後述するようにウイルス駆除プログラム)を消去するための消去処理プログラムや、該消去処理プログラムの利用可能な期間に関する利用期間データ、所定時間毎(本実施例では12時間毎)にRTC25からの割込信号の入力に基づいてその時の時間が更新記憶される最新時間データ、フラッシュメモリ22に記憶されているデータの消去を実施した際に、該消去を実施したことを通知する通知先のサーバコンピュータ10のグローバルIPアドレス2を含む通知先アドレスデータ、電気二重層コンデンサ24の電力切れによりRTC25の時刻が不正確になった際において、該RTC25の時刻を校正するための校正データを取得する取得先のサーバコンピュータ10のグローバルIPアドレス1を含む通知先アドレスデータ、当該USBメモリ2に固有に付与されたアダプタID、並びに各種のフラグデータが記憶されており、該内部EEPROMにより本発明における通知先情報記憶部が形成されている。
尚、本実施例に用いた利用期間データには、3種類の異なる種別のデータのうち、1種類が記憶可能とされており、具体的には、種別データとして1が記憶されているデータは、利用可能な最終日の日付とともに記憶されており、該種別データが1である場合は、当該種別データに対応する日付データが、フラッシュメモリ22に記憶されているデータが利用可能な最終日の日付であることを制御マイコン21が特定できるようになっている。更に、種別データとして2または3が記憶されているデータは、日数のデータ、例えば120日間のように日数のデータとともに記憶されており、種別データが2の場合には、USBメモリ2が初めて装着されてから該日数データに基づいて当該ウイルス駆除プログラムが利用可能な最終日の日付が算出されて、該最終日の日付が種別データ1のデータとして利用期間データが更新され、種別データが3の場合には、フラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムが初めて起動されてから該日数データに基づいて利用可能な最終日の日付が算出されて、該最終日の日付が種別データ1のデータとして利用期間データが更新されるようになっている。
また、本実施例においてフラッシュメモリ22には、装着されるノートパソコン1の記憶装置15に記憶されている各種データにウイルスプログラムが含まれている場合に、該ウイルスプログラムを検出するためのウイルス駆除プログラムが記憶されている。尚、本実施例では、本発明の記憶部となる不揮発性メモリであるフラッシュメモリ22に記憶されるデータとしてウイルスプログラムを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらフラッシュメモリ22に記憶されるデータは、当該USBメモリ2が装着されるノートパソコン1にて利用可能なデータであれば良い。
また、本実施例に用いた電源回路23は、ノートパソコン1のUSBインターフェイス部3の電源線に接続されており、該USBインターフェイス部3からノートパソコン1の動作中において該電源線を介して供給される直流電力を各デバイスに供給するとともに、該直流電力により電気二重層コンデンサ24を充電する回路を有している。更に、USBメモリ2がノートパソコン1から取り外された時においては、電気二重層コンデンサ24にチャージされている電力を用いて、RTC25の動作に必要なマイクロアンペアレベルの電力を供給するとともに、前述したように所定時間毎において実施される図3の記憶時刻更新処理においては、短時間ではあるが、制御マイコン21が低電力モードにて動作するための電力を供給する。
以下、本実施例のUSBメモリ2の使用状況について以下に説明する。尚、本実施例では、前述したように、フラッシュメモリ22に記憶されるウイルス駆除プログラムを、該プログラムの提供者が有償にて配布する場合を例に説明するものとし、該提供者は、図5に示すように、インターネット網上におけるグローバルIPアドレス(固定IPアドレス)が付与された管理サーバを所有、運営している。
この提供者がウイルス駆除プログラムを提供する(販売する)場合には、まず、USBメモリ2を提供用の図示しないコンピュータに装着して、提供するウイルス駆除プログラムをフラッシュメモリ22にコピーする。
そして、該コピーの後、制御マイコン21の内部EEPROMのデータを更新するための専用のファームウエア更新プログラムを使用して、利用期間データ、通知先アドレスデータ(グローバルIPアドレス2)、校正先アドレスデータ(グローバルIPアドレス1)、アダプタIDを書き込んで更新する。尚、この際、電気二重層コンデンサ24には電力がチャージされ、RTCの時間は正確な時間に校正されるとともに、これらアダプタIDの情報等がサーバコンピュータ10に記憶(登録)される。
尚、利用期間データとしては、利用可能な期間を日付で指定したい場合には、種別データ1と日付から成る利用期間データを記憶し、該USBメモリ2が装着されてからの所定期間を利用可能な期間に設定したい場合には、種別データ2と利用可能とする日数とから成る利用期間データを記憶し、該ウイルス駆除プログラムが初めて起動されてからの所定期間を利用可能な期間に設定したい場合には、種別データ3と利用可能とする日数とから成る利用期間データを記憶する。尚、以下の説明では、具体的な例として、種別データ2で利用可能とする日数として120日とした利用期間データを記憶した場合について説明するものとする。
このようにして、ファームウエア更新プログラムにて内部EEPROMのデータを更新した後、該USBメモリ2を図示しないコンピュータから取り外して所定の包装等を実施して流通経路にて販売する。
この流通経路においても、USBメモリ2の制御マイコン21は、図3に示す記憶時刻更新処理を実施する。
具体的には、USBメモリ2に搭載されているRTC25は、これら流通経路にあっても電気二重層コンデンサ24にチャージされた電力により電源回路23から供給される電力にて動作を継続し、所定時間(本実施例では12時間)毎に制御マイコン21に対して割込信号を出力する。
この割込信号の入力に基づいて制御マイコン21は、図3のW1に示すように、RTC25からの割込有りとしてW2に進み、スリープ中であれば低電力にて動作できる状態に起動する。尚、このW2において、スリープ中ではなく既に動作中である場合にはW3に進む。
そして、W3においてその時点の日時データ(年月日、何時何分何秒)をRTC25から取得し、該取得した日時データに内部EEPROMの最新時刻データを更新した後(W4)、W1に戻る。
このようにすることで、内部EEPROMの最新時刻データには、電源回路23から供給される電力にて制御マイコン21が動作不能となるまでの最も直近の日時データがタイムスタンプとして記憶されることで、その後において電力低下によりRTC25が動作不能となっても、少なくとも最新時刻データに記憶されている日時データにRTC25の時刻を修正することができるようになっている。
そして、該USBメモリ2が購入されて利用者のノートパソコン1に装着された場合には、図4に示す装着時起動処理が実施される。
具体的には、USBメモリ2が動作中にノートパソコン1のUSBインターフェイス部3に装着されることにより、該USBインターフェイス部3から直流電力の供給がなされた場合において本実施例の電源回路23は、接続されている制御マイコン21に対して起動の割込信号を出力する。つまり、本実施例の電源回路23は、コンピュータ端末であるノートパソコン1にUSBメモリ2が装着されたことを検知するための本発明における装着検知手段に該当する。
この割込信号の入力は、S1にて検知されてS2に進み、スリープ状態から起動した後、その時点の日時データをRTC25から取得する(S3)。
そして、該取得した日時データと内部EEPROMの最新時刻データに記憶されているデータから特定される日時とを比較し、RTC25から取得した日付が最新時刻データの日付よりも古い場合には、RTC25が動作するための電力が切れて(消耗して)RTC25が初期化状態となっているものと判断してS20へ進み(S4)、S20〜S23(S22)のRTC25の時刻を校正するための処理を実行する。
具体的には、S20に進んで校正データ取得要求出力処理を行う。この校正データ取得要求出力処理において制御マイコン21は、内部EEPROMに記憶されている前述の校正先アドレスデータに記憶されているグローバルIPアドレス1と、内部EEPROMに記憶されているアダプタIDとを含み、該グローバルIPアドレス1に対して該アダプタIDを含む校正データ要求の送信を要求する旨の校正データ取得要求を、装着されているノートパソコン1に対して出力する。
この校正データ取得要求の出力を受けてノートパソコン1において動作中のシステム(OS)は、図5に示すように、該校正データ取得要求に含まれるグローバルIPアドレス1とアダプタIDとを含む校正データ要求をグローバルIPアドレス1に対し、インターネット網を通じて送信する。
この校正データ要求は、グローバルIPアドレス1に対応するサーバコンピュータ10にて受信され、該サーバコンピュータ10は、該校正データ要求に含まれるアダプタIDが記憶されている正規なものかを判定し、該判定において正規なものと判定された場合には、その時点の正確な日時データを含む校正データを返信する。
この校正データは、ノートパソコン1において動作中のシステム(OS)にてUSBメモリ2に出力される。
この校正データの入力はS21において検出されてS22に進み、該入力された校正データに含まれる正確な日時データに基づいて不正確となっているRTC25の現在時刻を校正した後、S5に進む。
尚、ノートパソコン1がインターネット網に接続されていないか、接続不能の状態にある場合には、校正データが入力されてこないので、制御マイコン21は、所定時間以上校正データが入力されない場合にはS21からS23に進み、内部EEPROMの最新時刻データに記憶されているデータから特定される日時に、不正確となっているRTC25の現在時刻を校正した後、S5に進む。尚、この際、校正データ未取得を示すフラグを更新することにより、S20に示す前述の校正データ取得要求出力処理が、制御マイコン21の起動中において逐次実行されて校正データの取得が試行される。
そして、これらS20〜S23(S22)の処理後、或いはS4においてRTC25から取得した日付が最新時刻データの日付よりも新しい場合には、RTC25が継続して動作していたものと判断してS5に進み、内部EEPROMの各種フラグデータに含まれる装着済みフラグが既に更新されているか否かを判定する。
そして、装着済みフラグが既に更新されている場合にはS6に進む一方、更新されていない場合には、初めての装着であると判断して、S30〜S32に示す処理を実行する。
具体的には、内部EEPROMに記憶されている利用期間データの種別が装着時開始種別である種別データ2に該当するか否かを判定し(S30)、該当する場合、すなわち種別データ2の利用期間データである場合にはS31に進んで、校正後のその時点の日付データをRTC25から取得するとともに、該利用期間データに当該種別データとともに記憶されている日数(本実施例では120日)とから、その時点を経過期間の開始時点をする利用終了日を算出、つまり120日後の日付を算出して特定し、該特定した利用終了日を種別データ1とともに利用期間データに更新記憶する。この更新記憶により種別データ2と日数のデータは消去される。つまり、本実施例においては、フラッシュメモリ22にウイルス駆除プログラムが記憶された後に初めて該USBメモリ2が装着されて電源回路23により当該装着が検知されて割込信号が出力された時点を、経過期間の開始時点とする経過期間となる利用終了日を特定している。
これら利用期間データの更新或いはS30における判定にて、利用期間データの種別が装着時開始種別である種別データ2に該当しない場合には、S32に進んで装着済みフラグを更新した後、S6に進む。
このS6においては、利用期間データの種別が利用終了日に対応する種別データ1であり、利用終了日を含むか否かを判定し、利用終了日を含まない場合には、当該装着時起動処理を終了して、当該USBメモリ2をドライブとしてノートパソコン1にマウントするための通常のマウント処理に移行する一方、利用期間データが利用終了日を含む場合には、S7に進んで、校正後のその時点の日付データをRTC25から取得する。
そして、該取得した日付データから特定される現在日時と利用期間データに含まれる利用終了日とを比較し、現在日時が利用終了日を過ぎているか否かを判定する利用終了日超過判定処理を実施する(S8)。
つまり、該利用終了日超過判定処理においては、本発明における経過時間特定手段となるRTC25から取得した現在日時が、予め設定された所定の利用可能期間となる利用終了日を経過しているか否かを判定しており、該利用終了日超過判定処理を実施する制御マイコン21により本発明における期間経過判定手段が形成されている。
このS8の利用終了日超過判定処理にて現在日時が利用終了日を過ぎていないと判定された場合には、当該装着時起動処理を終了して、当該USBメモリ2をドライブとしてノートパソコン1にマウントするための通常のマウント処理に移行する一方、現在日時が利用終了日を過ぎていると判定された場合には、S9に進んで、記憶部となるフラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムを、内部EEPROMに記憶されている消去処理プログラムを実行して消去する消去処理を実行する。尚、本実施例の消去処理プログラムによる消去は、フラッシュメモリ22に記憶されているデータであるウイルス駆除プログラムを復元等が不能なように、当該ウイルス駆除プログラムが記憶されていた領域全てに、一旦「1」を書き込んだ後、更に「0」を書き込む処理を複数回繰り返す完全消去を実行する。
すなわち、本実施例の消去処理においては、前記した利用終了日超過判定処理における判定において予め設定された所定の利用可能期間となる利用終了日を経過している判定されたことを条件としてフラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムを消去により利用不能としており、該消去処理を実施する制御マイコン21により本発明における不能化手段が形成されている。
このように、記憶部となるフラッシュメモリ22に記憶されているデータを完全に消去することは、これらのデータが残存している場合に比較して、残存しているデータからウイルス駆除プログラムが復元されたり、残存するデータが不正に使用されることを防止できるようになることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら記憶部となるフラッシュメモリ22に記憶されているデータを消去するのではなく、例えば、その一部のデータを上書きして変更したり、ノートパソコン1からは見えないようにする事等により、当該データであるウイルス駆除プログラムを利用できないようにしても良い。
そして、これら消去の終了後においてS10に進み、S7にて取得したその時点の現在日時の情報(データ)を、消去後のフラッシュメモリ22に記憶した後、S11の利用不能化情報送信要求出力処理を実施して、図5に示すように、サーバコンピュータ10に対してフラッシュメモリ22に記憶しているウイルス駆除プログラムが消去されたことを通知した後、当該USBメモリ2をドライブとしてノートパソコン1にマウントするための通常のマウント処理に移行する。
具体的に、本実施例の利用不能化情報送信要求出力処理において制御マイコン21は、内部EEPROMに記憶されている前述の通知先アドレスデータに記憶されているグローバルIPアドレス2と、内部EEPROMに記憶されているアダプタIDとを含み、該グローバルIPアドレス2に対して該アダプタIDを含む利用不能化情報の送信を要求する旨の利用不能化情報送信要求を、装着されているノートパソコン1に対して出力する。
すなわち、本実施例の利用不能化情報送信要求出力処理において、本発明における通知先情報記憶部となる内部EEPROMに記憶された通知先特定情報となる通知先アドレスデータから特定されるグローバルIPアドレス2に対して、本発明における不能化手段となる消去処理にてウイルス駆除プログラムを消去により利用不能としたことを特定可能な利用不能化情報を送信することを要求する利用不能化情報送信要求をノートパソコン1に対して出力しており、該利用不能化情報送信要求出力処理を実施する制御マイコン21により本発明における利用不能化情報送信要求出力手段が形成されている。
この利用不能化情報送信要求の出力を受けてノートパソコン1において動作中のシステム(OS)は、図5に示すように、該利用不能化情報送信要求に含まれるグローバルIPアドレス2とアダプタIDとを含む利用不能化情報をグローバルIPアドレス2に対し、インターネット網を通じて送信する。
この利用不能化情報は、グローバルIPアドレス2に対応するサーバコンピュータ10にて受信され、該サーバコンピュータ10は、該利用不能化情報に含まれるアダプタIDに対応する消去完了データに当該利用不能化情報を受信した日付を記憶することで、ウイルス駆除プログラムの提供者は、該日付の登録の有無により、アダプタIDから特定されるUSBメモリ2に記憶したウイルス駆除プログラムが、確実に消去されたことを確認することができる。
また、内部EEPROMに記憶されている利用期間データの種別がプログラム起動時開始種別である種別データ3のデータである場合について以下に簡潔に説明すると、フラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムが起動された場合には、起動したウイルス駆除プログラムが自己のプログラムデータが記憶されているUSBメモリ2のドライブを特定し、該USBメモリ2の制御マイコン21に対して、起動されたことを示す所定のデータを出力することで、USBメモリ2の制御マイコン21は利用期間データの更新処理を実施する。
具体的に利用期間データの更新処理としては、前述のS31の処理と同様とされ、その時点の日付データをRTC25から取得するとともに、該利用期間データに当該種別データ3とともに記憶されている日数、例えば120日とから、その時点を経過期間の開始時点をする利用終了日を算出、つまり120日後の日付を算出して特定し、該特定した利用終了日を種別データ1とともに利用期間データに更新記憶する。この更新記憶により種別データ2と日数のデータは消去される。
そして、このようにして更新された種別データ1と利用終了日を含む利用期間データに基づいて、前述の装着時起動処理におけるS8にて、RTC25から取得した日付データから特定される現在日時が利用期間データに含まれる利用終了日を過ぎている場合には、フラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムが消去されて、該消去されたことが通知されるようになる。
以上、本実施例のコンピュータ端末用記憶媒体であるUSBメモリ2によれば、電源手段となる電気二重層コンデンサ24と電源回路23により独自に動作する経過期間特定手段を成すRTC25を有し、該RTC25からの日時データにより特定される経過期間が、予め設定された所定の利用可能期間となる利用最終日を経過している場合には、記憶部となるフラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラム(データ)が利用不能とされるので、これらフラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラム(データ)の不正な利用の拡大を抑制するために、これらのデータを利用可能な所定期間を過ぎた後において利用できないようにしたいという要望に応えることができる。
また、本実施例のUSBメモリ2によれば、記憶部となるフラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラム(データ)を完全に消去するので、データの一部を書換えてしよう不能とする場合等に比較して、データが残存しないので、これら残存したデータが解析されたり、不正に利用されることの危険性をより少ないものにできる。
また、本実施例のUSBメモリ2によれば、該USBメモリ2をノートパソコン1のUSBインターフェイス部3に装着した時点からの経過期間が利用可能期間とされるので、データの提供を受けた被提供者は、USBメモリ2を装着した時点から利用可能期間が経過するまでウイルス駆除プログラム(データ)を利用できるようになるので、前述したように、USBメモリ2を流通させる場合等において、流通中に経過した時間が経過時間に含まれて、短期間の流通期間にてUSBメモリ2を入手できた被提供者に比較して、長期間の流通期間を経たUSBメモリ2を入手した被提供者が、ウイルス駆除プログラム(データ)を利用できる期間が著しく少なくなる等の不平等の発生を解消することができる。
また、本実施例のUSBメモリ2によれば、経過期間特定手段としてリアルタイムクロック(RTC)25を用いているので、利用可能期間を、利用不能とする日付(利用最終日)等にて簡便に設定できるようになり便利であるばかりか、リアルタイムクロック(RTC)25は動作中の電力が少なく、電源手段を成す電気二重層コンデンサ24に必要とされる容量を少なくでき、よって電気二重層コンデンサ24としてより小型のものを使用でき、USBメモリ2が電気二重層コンデンサ24により大型化することにより可搬性が低下することを極力防止することができる。
また、本実施例のUSBメモリ2によれば、ウイルス駆除プログラム(データ)の提供者は、フラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムのライセンス終了日以降の不正な利用を、確実に抑止することができる。
また、本実施例のUSBメモリ2によれば、フラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムが消去されたことがサーバコンピュータ10に通知されるようになるので、フラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムが消去により利用不能とされたか否かを、当該ウイルス駆除プログラムの提供者は正確に把握することができる。
また、本実施例のUSBメモリ2によれば、充電可能な電気二重層コンデンサ24を用い、該電気二重層コンデンサ24に充電する電源回路23を有しているので、例えば、ウイルス駆除プログラムが消去された消去後のUSBメモリ2を再利用する場合等において、例えば、一次電池等を交換することなく、繰り返し該USBメモリ2を簡便に再利用できる。
また、本実施例によれば、コンピュータ端末用記憶媒体をUSBメモリ2としているので、近年におけるコンピュータ端末であるノートパソコン1や通常のデスクトップパソコンには、これらUSBインターフェイス部3がほぼ全てに設けられており、非常に汎用性が高く、特別な機器を接続することなく本発明のコンピュータ端末用記憶媒体を多くのノートパソコン1や通常のデスクトップパソコンにて使用することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、電気二重層コンデンサ24を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら電気二重層コンデンサ24に代えて、二次電池でありエネルギー密度が高く、小型で比較的高い電圧を得ることのできるボタン状のリチウムイオン電池を用いるようにしても良いし、或いは、利用可能期間が比較的短い場合等にあっては、一次電池を用いるようにしても良い。
また、前記実施例では、フラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラム(データ)の消去を、USBメモリ2がノートパソコン1のUSBインターフェイス部3に装着されて、十分な電力が供給される状態において実施しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、電気二重層コンデンサ24に代えてリチウムイオン電池を搭載していて、ノートパソコン1に装着されていないときにおいてもフラッシュメモリ22の消去を実施できる動作電力を有している場合には、これらのデータ消去による利用不能化を、図6に示すように、USBメモリ2がノートパソコン1に装着されていないときにおいても実施される前述の記憶時刻更新処理において、前述の装着時起動処理におけるS8〜S10の処理と同一のW5〜W7を実施することで、現在日時が利用終了日を過ぎている場合には、記憶部となるフラッシュメモリ22に記憶されているウイルス駆除プログラムを、USBメモリ2がノートパソコン1に装着されているか否かに拘わらず消去するようにしても良い。
また、前記実施例では、記憶部として不揮発性メモリであるフラッシュメモリ22を使用しており、このようにすることは、例えば、モータ等の回転駆動部を含む超小型のハードディスク等に比較して、該記憶部の読み出しや書き込み時や待機時等における消費電力を少ないものにできるばかりか、これら読み出しや書き込み時や待機時の消費電力を、例えば電力手段となる一次電池や二次電池等にて供給して、当該コンピュータ端末用記憶媒体をコンピュータ端末であるノートパソコン1に装着されていないときにおいても、データの消去や上書き等により使用不能にできることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら記憶部としては、各種のデータを読み出し可能で、且つ、書換え可能に記憶できるものであれば良く、当然、前記した超小型のハードディスクであっても良い。
また、前記実施例では、経過期間特定手段としては、リアルタイムクロック(RTC)25を用いて、該リアルタイムクロック(RTC)25から出力される日時データに基づいて経過時間の特定を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらリアルタイムクロック(RTC)25を用いることなく、例えば、制御マイコン21に所定のクロックカウンタを設けておき、該クロックカウンタが所定のカウントを実施する毎にカウントアップの回数を積算する動作時間カウンタを前記内部EEPROに更新記憶可能に記憶しておき、この動作時間カウンタが所定の値に達した場合において所定期間が経過したものと判断するようにしても良い。
また、前記実施例では、サーバコンピュータ10に対して、ウイルス駆除プログラムを消去したことを通知するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの通知を実施しない構成としても良い。
また、前記実施例では、コンピュータ端末であるノートパソコン1とのインターフェイスをUSBインターフェイス部3としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらノートパソコン1とのインターフェイスをUSBインターフェイス以外のもの、例えば、本コンピュータ端末用記憶媒体をカード型のものとして、PCカード規格であるPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)の規格インターフェイスを用いるようにしても良い。
また、前記実施例では、記憶部となるフラッシュメモリ22に記憶されるデータとしてウイルス駆除プログラムを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらデータとしては、装着されるコンピュータ端末にて利用できるものであれば良く、特には、近年のように、個人情報保護法による個人情報の不正な利用を防止する観点から、顧客データや公共団体、例えば地方自治体や警察や社会保険施設等において取り扱われる個人データ等であっても良い。
本発明の本実施例におけるUSBメモリ2と該USBメモリ2が装着されるノートパソコン1を示す斜視図である。 本発明の本実施例におけるUSBメモリ2と該USBメモリ2が装着されるノートパソコン1の構成を示すブロック図である。 本発明の本実施例におけるUSBメモリ2の制御マイコン21にて実施される記憶時刻更新処理の内容を示すフロー図である。 本発明の本実施例におけるUSBメモリ2の制御マイコン21にて実施される装着時起動処理の内容を示すフロー図である。 本発明の本実施例におけるUSBメモリ2が装着されたノートパソコン1とサーバコンピュータ10との間における情報の授受の説明図である。 その他の形態の記憶時刻更新処理の内容を示すフロー図である。
符号の説明
1 ノートパソコン
2 USBメモリ
3 USBインターフェイス部
6 ディスプレイ
7 キーボード
8 マウス
10 サーバコンピュータ
11 データバス
12 CPU
13 RAM
14 操作入力部
15 記憶装置
16 表示処理部
21 制御マイコン
22 フラッシュメモリ
23 電源回路
24 電気二重層コンデンサ
25 リアルタイムクロック(RTC)

Claims (8)

  1. 利用者が操作可能なコンピュータ端末に着脱可能とされ、少なくとも該装着されたコンピュータ端末において利用可能なデータを読み出し並びに書き換え可能に記憶するための記憶部を備えるコンピュータ端末用記憶媒体であって、
    前記記憶部にデータが記憶された後における経過期間を特定するための経過期間特定手段と、
    該経過時間特定手段を少なくとも動作させるための電力を供給するための電源手段と、
    前記経過時間特定手段により特定される経過期間が、予め設定された所定の利用可能期間を経過しているか否かを判定する期間経過判定手段と、
    該期間経過判定手段による判定において前記利用可能期間を経過していると判定されたことを条件として前記記憶部に記憶されているデータを利用不能とする不能化手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータ端末用記憶媒体。
  2. 前記不能化手段は、前記データを消去することでデータを利用不能とすることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
  3. 前記コンピュータ端末に装着されたことを検知するための装着検知手段を備え、
    前記経過期間特定手段は、前記記憶部にデータが記憶された後に初めて前記装着検知手段による装着の検知時点を前記経過期間の開始時点として経過期間を特定することを特徴とする請求項1または2に記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
  4. 前記経過期間特定手段が、その時点の日時情報を出力可能なリアルタイムクロック(RTC)にて形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
  5. 前記データが、前記コンピュータ端末において実行可能なプログラムデータであって、
    前記期間経過判定手段は、前記所定の利用可能期間として設定された前記プログラムデータのライセンス終了日を、前記リアルタイムクロック(RTC)から出力されるその時点の日時情報が経過しているか否かにより前記プログラムデータの所定の利用可能期間を経過しているか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
  6. 前記不能化手段にて前記データを利用不能としたことを通知する通知先のIPアドレスを特定可能な通知先特定情報を記憶するための通知先情報記憶部と、
    該通知先情報記憶部に記憶された通知先特定情報から特定されるIPアドレスに対して、前記不能化手段にて前記データを利用不能としたことを特定可能な利用不能化情報を送信することを要求する利用不能化情報送信要求を前記コンピュータ端末に対して出力する利用不能化情報送信要求出力手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
  7. 前記電源手段が、2次電池またはコンデンサと、該2次電池またはコンデンサへの充電回路を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
  8. 前記コンピュータ端末のUSBインターフェイス部を通じて、該コンピュータ端末とのデータの送受を行うためのUSBデータ通信部を備え、
    前記記憶部が不揮発性メモリにて形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコンピュータ端末用記憶媒体。
JP2005165306A 2005-06-06 2005-06-06 コンピュータ端末用記憶媒体 Active JP4680686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005165306A JP4680686B2 (ja) 2005-06-06 2005-06-06 コンピュータ端末用記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005165306A JP4680686B2 (ja) 2005-06-06 2005-06-06 コンピュータ端末用記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006338583A true JP2006338583A (ja) 2006-12-14
JP4680686B2 JP4680686B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=37559055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005165306A Active JP4680686B2 (ja) 2005-06-06 2005-06-06 コンピュータ端末用記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4680686B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141670A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Yamaha Corp 電子機器および音声再生装置
JP2010086309A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 携帯型コンテンツ管理装置
JP2010530102A (ja) * 2007-06-08 2010-09-02 サンディスク コーポレイション デジタル著作権管理(drm)ライセンス検証に用いる時間推定の精度を向上させるための回路を備えるメモリ装置とその装置で使用する方法
EP2228745A2 (en) 2009-03-13 2010-09-15 Fujitsu Limited Storage device, method and program for accessing storage device
JP2010531486A (ja) * 2007-06-08 2010-09-24 サンディスク コーポレイション 時間推定の精度を向上させるための回路を備えるメモリ装置とその装置で使用する方法
EP2367135A2 (en) 2010-03-19 2011-09-21 Fujitsu Limited Adapter for portable storage medium and method of disabling data access
US8448009B2 (en) 2009-08-17 2013-05-21 Sandisk Il Ltd. Method and memory device for generating a time estimate
US8688924B2 (en) 2007-06-08 2014-04-01 Sandisk Technologies Inc. Method for improving accuracy of a time estimate from a memory device
US8688588B2 (en) 2007-06-08 2014-04-01 Sandisk Technologies Inc. Method for improving accuracy of a time estimate used in digital rights management (DRM) license validation
US8869288B2 (en) 2007-06-08 2014-10-21 Sandisk Technologies Inc. Method for using time from a trusted host device

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62278691A (ja) * 1986-05-28 1987-12-03 Hitachi Ltd カード形記憶装置
JPS62287388A (ja) * 1986-06-06 1987-12-14 Nec Corp Icカ−ド
JPS6354294A (ja) * 1986-08-25 1988-03-08 株式会社日立製作所 情報媒体とこれを用いる情報保護方法
JPS63103396A (ja) * 1986-10-20 1988-05-09 Omron Tateisi Electronics Co Icカ−ド
JP2001202493A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Icカード有効期限確認方法及びicカード有効期限確認プログラムを格納した記憶媒体及びアプリケーション格納方法及びアプリケーション格納プログラムを格納した記憶媒体及びアプリケーション格納・実行方法及びアプリケーション格納・実行プログラムを格納した記憶媒体
JP2002032685A (ja) * 2000-05-11 2002-01-31 Nec Corp コンテンツレンタルシステム
JP2002196988A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Sharp Corp 記憶媒体
JP2003186751A (ja) * 2001-12-13 2003-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信システム、及びコンテンツ配信システムに用いるコンテンツサーバ、並びにコンテンツ記録再生装置
JP2004006540A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Pioneer Electronic Corp 半導体記憶素子及びその寿命動作開始装置
JP2005063079A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリカード装置、権利管理システムおよび時間管理方法
JP2006184997A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62278691A (ja) * 1986-05-28 1987-12-03 Hitachi Ltd カード形記憶装置
JPS62287388A (ja) * 1986-06-06 1987-12-14 Nec Corp Icカ−ド
JPS6354294A (ja) * 1986-08-25 1988-03-08 株式会社日立製作所 情報媒体とこれを用いる情報保護方法
JPS63103396A (ja) * 1986-10-20 1988-05-09 Omron Tateisi Electronics Co Icカ−ド
JP2001202493A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Icカード有効期限確認方法及びicカード有効期限確認プログラムを格納した記憶媒体及びアプリケーション格納方法及びアプリケーション格納プログラムを格納した記憶媒体及びアプリケーション格納・実行方法及びアプリケーション格納・実行プログラムを格納した記憶媒体
JP2002032685A (ja) * 2000-05-11 2002-01-31 Nec Corp コンテンツレンタルシステム
JP2002196988A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Sharp Corp 記憶媒体
JP2003186751A (ja) * 2001-12-13 2003-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ配信システム、及びコンテンツ配信システムに用いるコンテンツサーバ、並びにコンテンツ記録再生装置
JP2004006540A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Pioneer Electronic Corp 半導体記憶素子及びその寿命動作開始装置
JP2005063079A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリカード装置、権利管理システムおよび時間管理方法
JP2006184997A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8688924B2 (en) 2007-06-08 2014-04-01 Sandisk Technologies Inc. Method for improving accuracy of a time estimate from a memory device
JP2010530102A (ja) * 2007-06-08 2010-09-02 サンディスク コーポレイション デジタル著作権管理(drm)ライセンス検証に用いる時間推定の精度を向上させるための回路を備えるメモリ装置とその装置で使用する方法
JP2010531486A (ja) * 2007-06-08 2010-09-24 サンディスク コーポレイション 時間推定の精度を向上させるための回路を備えるメモリ装置とその装置で使用する方法
US8869288B2 (en) 2007-06-08 2014-10-21 Sandisk Technologies Inc. Method for using time from a trusted host device
US8688588B2 (en) 2007-06-08 2014-04-01 Sandisk Technologies Inc. Method for improving accuracy of a time estimate used in digital rights management (DRM) license validation
JP2009141670A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Yamaha Corp 電子機器および音声再生装置
JP2010086309A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 携帯型コンテンツ管理装置
EP2228745A2 (en) 2009-03-13 2010-09-15 Fujitsu Limited Storage device, method and program for accessing storage device
US9135463B2 (en) 2009-03-13 2015-09-15 Fujitsu Limited Storage device, method for accessing storage device, and storage medium storing program for accessing storage device
US8448009B2 (en) 2009-08-17 2013-05-21 Sandisk Il Ltd. Method and memory device for generating a time estimate
US8751855B2 (en) 2009-08-17 2014-06-10 Sandisk Il Ltd. Method and memory device for generating a time estimate
US8495385B2 (en) 2010-03-19 2013-07-23 Fujitsu Limited Adapter for portable storage medium and method of disabling data access
EP2367135A2 (en) 2010-03-19 2011-09-21 Fujitsu Limited Adapter for portable storage medium and method of disabling data access

Also Published As

Publication number Publication date
JP4680686B2 (ja) 2011-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4680686B2 (ja) コンピュータ端末用記憶媒体
JP4487978B2 (ja) 半導体記憶装置管理システム、プログラム、半導体記憶装置の管理方法
TW446950B (en) Use of erasable non-volatile memory for storage of changing information
JP5243250B2 (ja) 不揮発性記憶装置、不揮発性記憶システム、及びホスト機器
TWI436369B (zh) 記憶裝置之使用壽命量測方法及系統內編程碼置換方法、及其資料儲存系統
JPWO2007116452A1 (ja) 電子装置,管理方法および管理プログラム
JPWO2007116455A1 (ja) 電子装置および情報処理装置
JP2006323751A (ja) 情報処理装置、寿命監視方法およびプログラム
CN109685190B (zh) 一种ic卡掉电保护方法及装置
US20100115187A1 (en) Non-volatile data storage system and method thereof
US7461294B2 (en) Information processing apparatus, software renewal method for the same, program carrier signal and storage media
US7921340B2 (en) Nonvolatile memory device, nonvolatile memory system, and defect management method for nonvolatile memory device
JP2007293401A (ja) データ消去システム、管理サーバ、データ消去方法およびプログラム
US7615886B2 (en) Electronic apparatus and computer-executable program
JP2009087241A (ja) デバイス端末、usbデバイス、情報処理システム及びプログラム
JP2019128766A (ja) 電子機器及びメモリー制御プログラム
JP2009009323A (ja) 設定装置、電子機器、及び設定プログラム
US10692335B2 (en) Green drive with status indicator
JP2008009799A (ja) 画像形成装置
JP4680679B2 (ja) コンピュータ端末用記憶媒体
US7743277B2 (en) System and method for detecting and reducing data corruption in a storage device
JP2008009755A (ja) 記録装置および寿命情報算出方法
JP2004348579A (ja) データ不正使用防止装置
JP7288375B2 (ja) 電子機器、算出方法及びプログラム
JP7251081B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4680686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S633 Written request for registration of reclamation of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313633

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

S633 Written request for registration of reclamation of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313633

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250