JP2006338485A - 看護支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】オーダ実施未完の防止支援を行なう看護支援システム及び端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】オーダが実施未完となった際に、看護師は看護支援端末5を用いてオーダの引継を依頼する引継情報を看護支援サーバ2に送信する(S901)。看護支援サーバ3は引継情報を受信し、さらに任意の看護師の看護支援端末5に引継情報を送信する(S902)。そして、引継がなされたか否かを示す応答情報を引継依頼元の看護師の看護支援端末5に送信する(S905、S906)。
【選択図】図9

Description

本発明は看護支援システムに係り、特にオーダ実施未完を防止する看護支援システムに関する。
看護業務において、看護行為の内容を示すオーダの実施未完は医療事故を引き起こす要因のひとつであり、その防止策は重要である。また現場のチームナーシングにおいて、各看護師のオーダの実施状況を把握しオーダの実施未完を防止するシステムが望まれている。
特許文献1には、電子カルテシステムを導入している医療機関において、看護師はPDA等の携帯端末を使用して電子カルテシステム上の情報にアクセスし、看護師は情報の入出力を病院内の任意の場所で行う看護情報支援システムが開示されている。この看護情報支援システムにおいて、看護師はオーダの内容をいつでも任意の場所で確認することができる。
特開平9−34908号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された看護情報支援システムには、何らかの理由(例えばナースコールなど)で中断した実施途中のオーダが実施未完となることを防ぐための工夫が施されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、オーダの実施未完の防止支援を行なう看護支援システム及び端末装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、患者に対して行なう看護行為の内容を示すオーダを医療スタッフ毎に管理するサーバ装置と、前記サーバ装置に通信回線を介して接続された少なくとも一つの端末装置と、を備えた看護支援システムであって、前記端末装置は、前記オーダが、そのオーダを行う予定の医療スタッフにより実施されない場合に、他の医療スタッフに対して前記オーダの引継を依頼するため依頼情報の入力を受付ける依頼情報入力手段と、他の端末装置からの依頼情報に対して、前記依頼情報に含まれるオーダの引継の応答情報の入力を受付ける応答情報入力手段と、前記依頼情報及び前記応答情報を前記サーバ装置との間で送受信するための端末側通信手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記端末装置との間で前記依頼情報及び前記応答情報を送受信するためのサーバ側通信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記端末側通信手段は、他の端末装置との間で前記依頼情報と前記応答情報との少なくとも一方の情報を送受信することを特徴とする。
また、本発明は、前記端末装置又は前記サーバ装置の少なくとも一つは、前記依頼情報が入力、送信、又は受信されてからの経過時間を計測する計測手段と、所定時間経過しても前記依頼情報に含まれるオーダの引継を受諾する旨の応答情報を受信しない場合に、前記依頼情報が前記他の医療スタッフに引き継がれなかったことを通知する通知手段とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記端末装置は、前記オーダの実施順序を示す実施フローを表示する表示手段を更に備え、前記依頼情報入力手段は、前記実施フローに基づいて実施済みのオーダと未実施のオーダとを区別する情報の入力を受付けることを特徴とする。
また、本発明は、前記端末装置又は前記サーバ装置は、同一の医療チームを構成する医療スタッフの識別情報を格納する格納手段を更に備え、前記依頼情報の入力を行った医療スタッフと同一の医療チームに属する他の医療スタッフに対して前記依頼情報を送信することを特徴とする。
また、本発明は、前記端末装置の位置を検出する位置検出手段を更に備え、前記依頼情報を送信した端末装置に最も近い場所に位置する他の端末装置に対して前記依頼情報を送信することを特徴とする。
本発明によれば、オーダの実施が途中で中断された際に、直ちにそのオーダの引継を依頼する情報を送受信し、さらに引継結果を示す応答情報を送受信するので、オーダ実施未完の防止支援を行なうことができる。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について説明する。
[ハードウエアの概略構成]
図1は、看護支援システムのシステム構成の一例を示すシステム概念図である。看護支援システム1は、図1に示すように、看護支援サーバ2と、ローカルエリアネットワーク(LAN)3と、アクセスポイント4と、クライアントである看護支援端末(PDA、固定設置型コンピュータ等)5とを備える。ローカルエリアネットワーク(LAN)3は、サーバ2及びアクセスポイント4を互いに接続する。アクセスポイント4は、無線LANにおいて電波により携帯端末や固定設置型コンピュータなどを接続する中継機である。看護行為の内容を示すオーダ情報は、アクセスポイント4およびLAN3を介して他の看護支援端末5や看護支援サーバ2に送受信される。
[システム構成]
次に図2乃至7に基づいて看護支援システム1のシステム構成について説明する。
図2は看護支援サーバ2のシステムブロック図を示す。看護支援サーバ2は、看護支援システム1を構成するサーバであって、看護業務の管理処理を行なう。看護支援サーバ2は、オーダ情報を読み込むオーダ情報入力部2a、オーダ情報を送受信する通信手段2b、オーダ情報を格納するデータ格納手段2c、制御手段2dを備える。
図3は看護支援サーバ2に格納されているオーダテーブルを示す。オーダテーブルには、オーダを実施する予定日時、オーダを実施する実施予定者名、オーダの種類(例えば検査オーダ、注射オーダ、処方オーダ、処置オーダ、リハビリオーダなど)、オーダを実施する際に使用する薬品名等(オーダ詳細1)、薬品の処方量(オーダ詳細2)、オーダの実施対象である患者の患者ID,患者名、患者の年齢、患者の病室、オーダを指示した指示医名、オーダを実施した実施者名などの情報が格納される。
図4は看護支援サーバ2に格納されている人事テーブルを示す。人事テーブルは、人事情報として医療チームに関する情報を示す。具体的には、医療チームの名称、その医療チームに所属する構成員名、その構成員が携帯する看護支援端末のMacアドレス(Media Control アドレス)、IPアドレスなどの情報である。
図5は看護支援端末5のシステムブロック図を示す。看護支援端末5は看護支援サーバ2に通信回線を介して接続された端末装置であり、PDA等の携帯端末や固定設置型コンピュータである。なお以下の説明では看護支援端末としてPDAを例に説明する。各看護師は看護業務を行なう際に看護支援端末5を携帯する。看護支援端末5は、オーダ情報を表示するモニタ5a、制御手段5b、看護支援端末5を使用するユーザが情報を入力するための操作部5c、オーダ情報を格納するデータ格納手段5d、オーダ情報を送受信するための通信手段5e、オーダ情報を受信したことをユーザに通知する通知手段5fを備える。操作部5cの構成要素は、図示されていないがユーザ操作入力部5c1、画像入力部5c2、音声入力部5c3である。なお、看護支援端末5同士は、無線LANカードを用いて無線により互いに通信可能である。
図6は看護支援端末5の制御部5bが実行するプログラムを示すプログラムブロック図である。制御部5bは、プログラムであるデータ格納制御部5b1、表示制御部5b2、オーダ情報制御部5b3、通信制御部5b5をデータ格納手段5dから適宜読み出して実行する。データ格納制御部5b1は、オーダ情報をデータ格納手段5dに格納したり、読み出したりする制御を行なう。表示制御部5b2はモニタ5aの表示制御を行なう。オーダ情報制御部5b3は、操作部5cからの入力を受付けてオーダ情報を生成する。また、オーダ情報制御部5b3は時間情報付加部5b4を含む。時間情報付加部5b4はオーダ情報に情報が生成された時刻を示す時間情報を付加する。通信制御部5b5は通信手段5eによりオーダ情報を送受信する制御と、通知手段5fによりオーダ情報の着信をユーザに通知する制御とを行なう。
看護支援端末5の例を図7に基づいて説明する。図7は看護支援端末5の模式図である。看護支援端末5はタッチペン508の入力を受け付けるPDAである。看護支援端末5はモニタ5a、ユーザ操作入力部5c1として電源ボタン501、オーダ情報をサーバに送信するための送信ボタン502、画像入力部としてのカメラ5c2、音声入力部としてのマイク5c3を備える。通信手段5eとしてアンテナ503、無線LANカード挿入口504を備える。通知手段5fとして、LEDランプ505、スピーカ506、着信ボタン507を備える。看護支援端末5は更に、ユーザ操作入力部5c1としてタッチペン508を備える。
[第一実施形態]
本実施形態では、看護師が何らかの理由(例えばナースコールなど)でオーダの実施を中断した場合、その看護師は実施未完となったオーダの引継を依頼する依頼情報を看護支援端末5で生成する。そして、その看護師はその場で直ちに依頼情報を看護支援端末5から看護支援サーバ2へ送信する。看護支援サーバ2は依頼情報を他の看護師の携帯する看護支援端末5へ送信する。他の看護師は受信した依頼情報に対し、オーダ引継を受諾するまたは受諾しない旨を示す応答情報を入力し、看護支援サーバ2に送信する。看護支援サーバ2は、引継の依頼結果を依頼元の看護師の看護支援端末5に送信する。
以下図8に基づいて第一実施形態について説明する。図8は、第一実施形態に係わる処理の流れを示すフローチャートである。
(ステップS801)
看護師は看護支援端末5から看護支援システム1にログインする(S801)。
(ステップS802)
看護支援端末5は、看護支援サーバ2からオーダ情報を読み込む(S802)。オーダ情報は看護支援端末5のデータ格納手段5dに格納される。看護師はオーダ情報を看護支援端末5から適宜読み出すことが可能である。
(ステップS803)
看護師は看護業務を行い、オーダを実施する(S803)。
(ステップS804)
看護師はオーダが実施未完であるか否かを判定する(S804)。オーダが実施未完の場合には、S805に進む。オーダが完全に実施されていれば、S806に進む。
(ステップS805)
オーダの依頼情報を処理する(S805)。なおS805の詳細は後述する。
(ステップS806)
看護師は看護支援システム1からログオフし(S806)終了する。
以下図9に基づいてS805の処理を説明する。
(ステップS901)
看護師は、看護支援端末5のモニタ5aに図10(a)に示すオーダ画面を表示させる。
オーダ画面には、看護支援サーバ2に格納されたオーダ情報(図3参照)と対応するオーダ情報が表示される。具体的には、オーダの種類を示すオーダ名、看護支援端末のユーザ名(オーダの実施予定者名)、患者ID、患者名、患者の性別、患者の年齢、オーダの指示医、オーダの詳細情報などがオーダ画面に表示される。さらに、2つのソフトボタンが表示される。ひとつは、オーダが実施済みであることを示す登録情報の送信を指示するための実施登録ボタン101である。もうひとつは、オーダの引継を依頼する依頼情報の送信を指示するための引継依頼ボタン102である。
看護師は引継依頼ボタン102をタッチペン508で押し、依頼情報の送信を指示する。看護支援端末5は看護支援サーバ2に依頼情報を送信する。その際、時間情報付加部5b4は依頼情報に時間情報を付加する(S901)。
(ステップS902)
看護支援サーバ2は、依頼情報を受信する。そして、看護支援サーバ2は、依頼情報の送信元以外の他の看護支援端末5に依頼情報を送信する。
依頼情報を受信した看護支援端末5は、データ格納手段5dに格納する。看護支援端末5の通知手段5fは、依頼情報を受信したことを看護師に知らせる動作をする。例えば、LEDランプ505が点灯あるいは点滅する、スピーカ506からアラーム音が発生する、看護支援端末5が振動する、などである。また、看護師が着信ボタン507を押すと、看護支援端末5は新着情報をポップアップウインドウに表示してもよい。
図10(b)は、S803において看護師が看護業務を実施する際に、看護支援端末5に表示される作業画面の例である。例として患者の体温の時系列データを示す温度板を示す。この作業画面を表示中に依頼情報を受信すると画面が図10(c)に遷移する。
依頼情報を受信した看護支援端末5は、図10(c)に示す引継画面を表示する。引継画面はオーダ引継依頼メッセージ、依頼情報(例えば、依頼者名、依頼内容、患者ID、患者名)、2つのソフトボタン103、104を表示する。ソフトボタン103と104とは、引継依頼に対する看護師の応答結果の送信を指示するためのボタンである。例えば、ソフトボタン103が押された場合、看護支援端末5は看護師が引継を受諾する意思があることを示す受諾情報(応答情報)を看護支援サーバ2に送信する。
看護支援サーバ2は、看護師の応答情報を受信する(S902)。
(ステップS903)
看護支援サーバ2は、引継が他の看護師に受諾されたかどうかを、受諾情報の受信の有無で判定する(S903)。看護支援サーバ2が受諾情報を受信した場合には、S905に進む。看護支援サーバ2が受諾情報を受信していない場合には、S904に進む。
(ステップS904)
看護支援サーバ2は、依頼情報が生成された時刻からの経過時間を計測する。予めオーダごとに定められた規定時間が経過したかどうかを判定する(S904)。規定時間を経過した場合には、S906に進む。規定時間を経過してない場合には、S903に戻る。なお、計測の始点は看護支援端末5で依頼情報が入力、生成、送信された時刻又は看護支援サーバ2が依頼情報を受信した時刻とする。
(ステップS905)
看護支援サーバ2は、引継が受諾済みであることを示す受諾済情報を全看護支援端末5に送信する。図11(a)は、S803において看護師が看護業務を行う際に、看護支援端末5に表示される作業画面の例である。この作業画面を表示中に受諾済情報を受信すると画面が図11(b)に遷移し、引継が受諾されなかったことを示す未受諾情報を受信すると画面が図(d)に遷移する。
受諾済情報を受信した看護支援端末5は、図11(b)に示す受諾済画面を表示する。受諾済画面は、オーダ引継受諾メッセージ、依頼情報(依頼内容、患者ID,患者名、引継者名など)を表示する(S905)。
(ステップS906)
看護支援サーバ2は、引継が受諾されなかったことを示す未受諾情報を依頼元の看護支援端末5に送信する(S906)。未受諾情報を受信した引継依頼元の看護支援端末5は、例えば図11(d)に示す未受諾画面を表示する。未受諾画面は、オーダ引継未受諾メッセージ、依頼情報(依頼内容、患者ID,患者名、引継者名など)を表示する。
看護支援サーバ2は、引継処理の結果を登録し終了する。
なお、引き継いだ看護師は、引継オーダを実施したら看護支援端末5の実施登録ボタン101(図10参照)を押し、オーダを実施したことを示す実施済情報の送信を指示する。看護支援端末5は実施済情報を看護支援サーバ2へ送信する。看護支援サーバ2は実施済情報を受信し、さらに実施済情報を引継依頼元の看護支援端末5に送信する。実施済情報を受信した引継依頼元の看護支援端末5は、例えば図11(c)に示す実施済画面を表示する。実施済画面は引継オーダ実施メッセージ、依頼情報(依頼内容、患者ID,患者名、引継者名など)を表示する。
なお、上記では引継処理は看護支援サーバ2で行なわれたが、看護支援端末5間で行われてもよい。以下、図12に基づいて看護支援端末5が引継処理を行なう場合の処理の流れを説明する。
(ステップS121)
S901と同様に、看護師は看護支援端末5に、図10(a)に示すオーダ画面を表示させる。看護師は引継依頼ボタン102をタッチペン508で押し、依頼情報の送信を指示する。
引継依頼元の看護支援端末5は、看護支援サーバ2に他の看護支援端末5のIPアドレスを問い合わせ、IPアドレスに基づき他の看護支援端末5に依頼情報を送信する。その際、時間情報付加部5b4は依頼情報に時刻情報を付加する。
送信先の看護支援端末5は、依頼情報を受信する。S902と同様に、看護支援端末5は依頼情報を受信すると図10(c)に示す引継画面を表示する。看護師は引継の意思決定を行い、決定結果を示す応答情報を引継依頼元に送信する(S121)。
(ステップS122)
引継依頼元の看護支援端末5は、引継が受諾されたかどうかを、受諾情報の受信の有無で判定する(S122)。受諾情報を受信した場合には、S124に進む。受諾情報を受信していない場合には、S123に進む(ステップS122)。
(ステップS123)
引継依頼元の看護支援端末5は、依頼情報の生成時刻からの経過時間を計測する。S904と同様に、オーダ毎に設定された規定時間が経過したかどうかを判定する(S123)。規定時間が経過した場合には、S125に進む。規定時間が経過していない場合には、S122に戻る。
(ステップS124)
引継依頼元の看護支援端末5は、S121で依頼情報を送信した全看護支援端末5に対し、受諾済情報を送信する(S124)。S905と同様に、引継を受諾した看護師は引継を実施したら看護支援サーバ2に実施済情報を送信する。看護支援サーバ2は実施済情報を受信し、引継依頼元の看護支援端末5に実施済情報を送信する。引継依頼元の看護支援端末5は実施済情報を受信し、図11(c)に示す実施済画面を表示する。
(ステップS125)
引継依頼元の看護支援端末5は、未受諾情報を受信し、図11(d)に示す未受諾画面を表示する。
(ステップS126)
看護支援端末5は、引継処理の結果を看護支援サーバ2に送信する(S126)。看護支援サーバ2は、引継処理の結果を登録し終了する。
本実施の形態により、オーダの実施が途中で中断された際に、直ちにそのオーダの引継を依頼する依頼情報を送受信できる。すなわち看護師は、看護支援端末5を通じて他の看護師へ引継を依頼できる。さらに引継結果を示す情報が送受信されるので、看護師はオーダの引継依頼の処理結果を把握できる。
[第二実施形態]
本実施形態では、オーダの実施順を示す実施フローにおいてどの箇所で中断となったかを示す中断箇所の情報を入力可能とする。具体的には、第一実施形態のステップS901において、図13(a)に示すオーダ画面で、引継依頼ボタン102を押すと、看護支援端末5は実施フローを表示する。図13(b)は実施フローの表示画面例を示す。実施フローの表示画面には、オーダ情報、実施フロー、チェック欄131が表示される。看護師が実施したオーダのチェック欄131にチェックを入れることにより、オーダの中断箇所が判るようにする。なおチェック欄131でなくとも、実施済のオーダと未実施のオーダとを色分け表示させてもよい。また、オーダの引継を依頼するための依頼送信ボタン(ソフトボタン)132とオーダの引継を取り消すためのオーダ引継依頼キャンセルボタン(ソフトボタン)133とが表示される。依頼送信ボタン132がタッチペン508で押されると、オーダの中断箇所の情報を含めた依頼情報が看護支援サーバ2や各看護支援端末5に送信される。
また、看護支援端末5に搭載されたカメラ5c2とマイク5c3とを用いて、オーダの中断に至るまでの過程、例えば患者のリハビリ実施状況などを動画で記録し、動画情報を依頼情報に含めて看護支援サーバ2や各看護支援端末5に送信してもよい。
第二実施形態により、オーダの中断箇所という具体的な情報を送信するので、看護業務の効率が向上する。
[第三実施形態]
本実施形態では、第一実施形態のS902とS121とにおいて依頼情報の送信先の範囲を限定する。例えば、依頼情報の発生時にスケジュールに余裕のある看護師や依頼情報を送信した看護師と同じチームの看護師などの、ある特定の条件を持つ看護師の看護支援端末5を選択し、これらの看護支援端末5に範囲を限定して依頼情報を送信する。
以下、例としてサーバ上で送信先の範囲限定を行なう方法について説明する。ここでは、引継依頼元の看護師と同じ医療チームに所属し、且つ依頼情報が生成された時刻にスケジュールに余裕のある看護師を送信先に範囲限定する場合を例とする。
看護師は看護業務を実施し、S902において中断したオーダの依頼情報を看護支援サーバ2に送信する。
看護支援サーバ2は情報を受信する。そして、看護支援サーバ2は引継依頼元の看護師のIDを基に、データ格納手段2cに格納されている人事テーブル(図4参照)から依頼元の看護師と同じ医療チームに所属する看護師名を検索する。看護支援サーバ2は、データ格納手段2cに格納されているオーダテーブル(図4参照)に記録されたオーダを実施する予定日時に基づいて、スケジュールに余裕のある看護師を検索する。
これにより、引継依頼先を限定して依頼情報を送信することが可能であり、ネットワーク負荷を低減できる。
[第四実施形態]
本実施の形態では、看護支援サーバ2又は引継依頼元の看護支援端末5は、引継を依頼するオーダを実施している場所に最も近傍の看護支援端末5に限定して、依頼情報を送信する。
各看護支援端末5の位置情報は以下のようにして求めることができる。ただし3つ以上のアクセスポイント4が配置されており、各アクセスポイント4の位置情報がわかっていることが前提となる。
3つ以上のアクセスポイント4から発せられた各電波強度を看護支援端末5で測定する。なお、各アクセスポイント4から発せられる電波には各アクセスポイント4のMacアドレスが付加されるので、どのアクセスポイント4からの電波であるか識別可能である。電波強度は、看護支援端末5と各アクセスポイント4との距離の2乗に反比例するため、測定した電波強度から看護支援端末5と各アクセスポイント4との距離を算出する。算出した看護支援端末5と各アクセスポイント4との距離と、各アクセスポイント4の位置情報とを基に、三辺測量により看護支援端末5の位置を算出する。算出した看護支援端末5の位置情報は、定期的に看護支援サーバ2に送信され、各看護支援端末5と関連付けられて、看護支援サーバ2上に保管される。
看護支援サーバ2上で引継処理を行なう場合、看護支援サーバ2は看護支援端末5の発信信号を、アクセスポイント4を介して受信する。看護支援サーバ2は、第一実施形態におけるS902において、保管している各看護支援端末5の位置情報を用いて引継依頼元の看護支援端末5の位置を判定する。さらに引継依頼元の看護支援端末5の最も近傍にある看護支援端末5を特定し、特定した看護支援端末5に限定して、依頼情報を送信する。
看護支援端末5が引継処理を行なう場合、引継依頼元の看護支援端末5は、看護支援サーバ2から最も近傍にある看護支援端末5のIPアドレスを問合わせ、看護支援サーバ2から受信したIPアドレスに対し、依頼情報を送信する。
これにより、引継依頼元の近くに位置する看護支援端末5に限定して依頼情報を送信することができので、ネットワーク負荷を低減できる。
看護支援システム1の概念図 看護支援サーバ2のシステムブロック図 看護支援サーバ2に格納されたオーダテーブル 看護支援サーバ2に格納された人事テーブル 看護支援端末5のシステムブロック図 看護支援端末5のプログラムブロック図 看護支援端末5の外観例を示す模式図 第一実施形態に係わる処理の流れを示すフローチャート 中断したオーダの引継依頼の処理の流れを示すフローチャート 看護支援端末5の引継依頼に係わる画面遷移図 看護支援端末5の引継依頼の処理結果に係わる画面遷移図 看護支援端末5が引継処理を行なう場合の処理の流れを示すフローチャート 第2実施形態に係わる看護支援端末5の画面遷移図
符号の説明
1…看護支援システム、2…看護支援サーバ、3…ローカルエリアネットワーク(LAN)、4…アクセスポイント、5…看護支援端末

Claims (6)

  1. 患者に対して行なう看護行為の内容を示すオーダを医療スタッフ毎に管理するサーバ装置と、前記サーバ装置に通信回線を介して接続された少なくとも一つの端末装置と、を備えた看護支援システムであって、
    前記端末装置は、
    前記オーダが、そのオーダを行う予定の医療スタッフにより実施されない場合に、他の医療スタッフに対して前記オーダの引継を依頼するため依頼情報の入力を受付ける依頼情報入力手段と、
    他の端末装置からの依頼情報に対して、前記依頼情報に含まれるオーダの引継の応答情報の入力を受付ける応答情報入力手段と、
    前記依頼情報及び前記応答情報を前記サーバ装置との間で送受信するための端末側通信手段と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置との間で前記依頼情報及び前記応答情報を送受信するためのサーバ側通信手段と、
    を備えることを特徴とする看護支援システム。
  2. 前記端末側通信手段は、他の端末装置との間で前記依頼情報と前記応答情報との少なくとも一方の情報を送受信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の看護支援システム。
  3. 前記端末装置又は前記サーバ装置の少なくとも一つは、前記依頼情報が入力、送信、又は受信されてからの経過時間を計測する計測手段と、
    所定時間経過しても前記依頼情報に含まれるオーダの引継を受諾する旨の応答情報を受信しない場合に、前記依頼情報が前記他の医療スタッフに引き継がれなかったことを通知する通知手段と、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の看護支援システム。
  4. 前記端末装置は、前記オーダの実施順序を示す実施フローを表示する表示手段を更に備え、
    前記依頼情報入力手段は、前記実施フローに基づいて実施済みのオーダと未実施のオーダとを区別する情報の入力を受付ける、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の看護支援システム。
  5. 前記端末装置又は前記サーバ装置は、同一の医療チームを構成する医療スタッフの識別情報を格納する格納手段を更に備え、
    前記依頼情報の入力を行った医療スタッフと前記同一の医療チームに属する他の医療スタッフに対して前記依頼情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の看護支援システム。
  6. 前記端末装置の位置を検出する位置検出手段を更に備え、
    前記依頼情報を送信した端末装置に最も近い場所に位置する他の端末装置に対して前記依頼情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の看護支援システム。
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