JP2006338333A - 道路交通用信号機 - Google Patents
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Abstract
【課題】安全な交通を促進させることのできる道路交通用信号機を提供する。
【解決手段】進行許可の交通指示を表示する青信号表示手段(青色灯11)と、進行不許可の交通指示を表示する赤信号表示手段(赤色灯13)と、交通指示が進行許可から進行不許可に変わることを表示する黄信号表示手段(黄色灯12)と、前記黄信号表示手段(黄色灯12)による表示が行われることを予告表示する黄信号予告表示手段(図示右下がりハッチング部分A参照)とを備える。なお、前記青信号表示手段を、点灯することで進行許可の交通指示を表示する青信号用表示灯(青色灯11)を用いて構成し、前記黄信号予告表示手段を、単に進行許可の交通指示のみを行う点灯態様とは異なる予告点灯態様で前記青信号用表示灯(青色灯11)を点灯させるものとして構成してもよい。
【選択図】図2
【解決手段】進行許可の交通指示を表示する青信号表示手段(青色灯11)と、進行不許可の交通指示を表示する赤信号表示手段(赤色灯13)と、交通指示が進行許可から進行不許可に変わることを表示する黄信号表示手段(黄色灯12)と、前記黄信号表示手段(黄色灯12)による表示が行われることを予告表示する黄信号予告表示手段(図示右下がりハッチング部分A参照)とを備える。なお、前記青信号表示手段を、点灯することで進行許可の交通指示を表示する青信号用表示灯(青色灯11)を用いて構成し、前記黄信号予告表示手段を、単に進行許可の交通指示のみを行う点灯態様とは異なる予告点灯態様で前記青信号用表示灯(青色灯11)を点灯させるものとして構成してもよい。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両の運転者や歩行者等の道路を通行する通行者に対して交通の指示を行う道路交通用信号機に関するものである。
道路の交差点や横断歩道等(以下、単に「交差点等」という)には、車両の運転者や歩行者等の道路を通行する通行者に対して交通の指示を行う信号機、所謂「道路交通用信号機」が設置されている。そして、このような道路交通用信号機としては、進行許可の交通指示を表示する青信号表示手段と、進行不許可の交通指示を表示する赤信号表示手段と、交通指示が進行許可から進行不許可に変わることを表示する黄信号表示手段とを具備するものが通常、用いられている。ここで、夫々、青色、黄色または赤色で点灯することで適宜の交通指示を行う3つの表示灯、すなわち「青色灯、黄色灯及び赤色灯の3つの表示灯」を備えた道路交通用信号機では、青色灯を単独で点灯させることで青信号表示手段が構成され、黄色灯を単独で点灯させることで黄信号表示手段が構成され、赤色灯を単独で点灯させることで赤信号表示手段が構成されている。また、主に歩行者用の道路交通用信号機として用いられている青色灯及び赤色灯の2つの表示灯を備えた道路交通用信号機では、青色灯を単独で点灯させることで青信号表示手段が構成され、青色灯を点滅させることで黄信号表示手段が構成され、赤色灯を単独で点灯させることで赤信号表示手段が構成されている。
なお、道路交通用信号機による交通指示の表示については、青信号、黄信号、赤信号等と一般的に称されている。よって、以下では、青信号表示手段による表示を単に青信号と称し、黄信号表示手段による表示を単に黄信号と称し、赤信号表示手段による表示を単に赤信号と称する。
上記背景技術は、一般的になされている事項であり、本願出願人は、出願時において、この背景技術が記載された文献を特に知見していない。
従来の道路交通用信号機では、青信号が赤信号に変わるに際しては、赤信号に先駆けた黄信号により赤信号に変わることが予告されるのであるが、青信号が黄信号に変わるに際しては、青信号から黄信号に唐突に変わる。よって、従来の道路交通用信号機においては、以下の問題を有するものであった。
車両や歩行者が道路交通用信号機の設置された交差点等に進入した後に黄信号となった場合には、車両の運転者や歩行者は、速やかに交差点等を通過するように努めなければならない一方で、車両や歩行者が交差点等に進入する手前で黄信号となった場合には、車両の運転者や歩行者は、可能であれば、交差点等に進入せずに停止するように努め、交差点等の手前で停止することが不可能であれば、速やかに交差点等を通過するように努めなければならない。
しかしながら、車両の運転者や歩行者は、黄信号を認識した瞬時に、その後にとるべき行動を判断するため、交差点等をそのまま通過したり、交差点等の直前や交差点等内にて急停止したりすることがあり、黄信号を確認した後の行動は一定とならない。また、個人の性格やその時の気分によっても、黄信号を認識した後の行動が区々となる。よって、黄信号となった場合において、後続の車両の運転者や歩行者にとって、先行する車両や歩行者の挙動を予測し難く、先行する車両や歩行者が不意に停止したり、速度を緩めたりすると、後続の車両や歩行者が先行する車両や歩行者に追突する虞がある。従って、従来の道路交通用信号機は、安全な交通を促進させる上で改良の余地があるものであった。
また、青信号から黄信号に変わり、これを確認した車両の運転者や歩行者が速やかに交差点等を通過しようとした場合には、車両の運転者や歩行者にとって、青信号が黄信号に突如変わったことから焦りを生じ、精神的な余裕がなくなる。よって、周辺の安全確認を疎かにしたり、無用に速度を速めてしまうことがある。従って、従来の道路交通用信号機は、この点においても、安全な交通を促進させる上で改良の余地があるものであった。
本発明は、上記実状を鑑みてなされものであり、安全な交通を促進させることのできる道路交通用信号機の提供を課題とする。
上記課題を解決するために本発明の採った主要な手段は、
「進行許可の交通指示を表示する青信号表示手段と、
進行不許可の交通指示を表示する赤信号表示手段と、
交通指示が進行許可から進行不許可に変わることを表示する黄信号表示手段と、
前記黄信号表示手段による表示が行われることを予告表示する黄信号予告表示手段と
を備えることを特徴とする道路交通用信号機」
である。
「進行許可の交通指示を表示する青信号表示手段と、
進行不許可の交通指示を表示する赤信号表示手段と、
交通指示が進行許可から進行不許可に変わることを表示する黄信号表示手段と、
前記黄信号表示手段による表示が行われることを予告表示する黄信号予告表示手段と
を備えることを特徴とする道路交通用信号機」
である。
上記構成の道路交通用信号機では、黄信号予告表示手段を備えることから、青信号から唐突に黄信号に変わることがなく、黄信号に変わることが予告されることになる。このため、後続の車両の運転者や歩行者は、黄信号予告表示手段での表示を確認することで、「その後、黄信号となって、先行する車両や歩行者がどのような挙動をとるかが解らなくなること」を事前に予測可能となる。そして、これにより、後続の車両の運転者や歩行者は、適時、速度を緩めたり、先行する車両や歩行者の挙動を注意して観察することができ、道路を安全に通行するように努めることができる。
また、突如として青信号が黄信号に変わることがないことから、黄信号になっても、精神的に余裕を持つことができ、黄信号に変わった際においても、周辺の安全確認を的確に行ったり、ゆとりのある速度で交差点等を通過することができ、この点においても、道路を安全に通行するように努めることができる。
このように、上記構成の道路交通用信号機によれば、車両の運転者や歩行者に、道路を安全に通行するように努めさせることができ、安全な交通を促進させることができる。
上述した手段において、
「前記青信号表示手段は、点灯することで進行許可の交通指示を表示する青信号用表示灯を用いて構成されており、
前記黄信号予告表示手段は、単に進行許可の交通指示のみを行う点灯態様とは異なる予告点灯態様で前記青信号用表示灯を点灯させるものとして構成されている
ことを特徴とする道路交通用信号機」
としてもよい。
「前記青信号表示手段は、点灯することで進行許可の交通指示を表示する青信号用表示灯を用いて構成されており、
前記黄信号予告表示手段は、単に進行許可の交通指示のみを行う点灯態様とは異なる予告点灯態様で前記青信号用表示灯を点灯させるものとして構成されている
ことを特徴とする道路交通用信号機」
としてもよい。
上記構成の道路交通用信号機は、黄信号表示手段の構成を具体的に特定したものであり、青信号表示手段を構成する青信号用表示灯を用いて構成したものである。そして、この道路交通用信号機では、黄信号予告表示手段を構成するために、青信号表示手段、黄信号表示手段及び赤信号表示手段を構成する機器以外に、別途の機器を必要としない。従って、上記構成の道路交通用信号機によれば、簡易な構造によって、本発明の道路交通用信号機を実現することができる。
上述した手段において、
「前記予告点灯態様は、前記青信号用表示灯の一部の色を異ならせた点灯態様であることを特徴とする道路交通用信号機」
としてもよい。
「前記予告点灯態様は、前記青信号用表示灯の一部の色を異ならせた点灯態様であることを特徴とする道路交通用信号機」
としてもよい。
上記構成の道路交通用信号機は、黄信号表示手段の構成をさらに具体的に特定したものであり、青信号用表示灯の一部の色を異ならせて点灯させることで、黄信号表示手段を構成したものである。そして、この道路交通用信号機では、車両の運転者や歩行者が、点灯状態の青信号用表示灯を見て、その一部の色が異なっていれば、黄信号に変わることを容易に理解できる。従って、上記構成の道路交通用信号機によれば、黄信号に変わることを明確に案内することができる。
上述した通り、本発明によれば、安全な交通を促進させることのできる道路交通用信号機を提供することができる。
本発明に係る道路交通用信号機の実施形態を、以下、図面に従って詳細に説明する。
まず、道路交通用信号機の概略について、図1に基づいて説明する。道路交通用信号機10は、青色で発光する青色灯11と、黄色で発光する黄色灯12と、赤色で発光する赤色灯13とを備えている。なお、青色灯11、黄色灯12及び赤色灯13の夫々は、発光ダイオードや白熱球等の適宜の発光器を用いて構成されており、特に、発光ダイオードを用いて構成されたものでは、多数の発光ダイオードを、正面視にて全体で円形状となるように配設してなるものとして構成されている。
これら青色灯11、黄色灯12及び赤色灯13の夫々は、適宜の電気回路が組み込まれてなる図示省略する制御装置によって、その作動が制御される。そして、この道路交通用信号機10では、図1(a)に示すように、青色灯11が単独で点灯することで、進行許可の交通指示を表示する青信号表示手段が構成され、図1(b)に示すように、黄色灯12が単独で点灯することで、交通指示が進行許可から進行不許可に変わることを表示する黄信号表示手段が構成され、図1(c)に示すように、赤色灯13が単独で点灯することで、進行不許可の交通指示を表示する赤信号表示手段が構成される。ここで、青色灯11は、点灯することで青信号を表示するものであり、本例では、この青色灯11によって、青信号用表示灯が構成されている。なお、図1においては、点灯する表示灯について、ハッチングを付することによりこれを表現し、以下の各図においても同様である。
また、進行許可の交通指示を示す青信号表示手段での表示は、所謂「青信号」であり、進行不許可の交通指示を示す赤信号表示手段での表示は、所謂「赤信号」である。そして、交通指示が進行許可から進行不許可に変わることを示す黄信号表示手段での表示は、所謂「黄信号」であり、この黄信号は、換言すれば、信号が青信号から赤信号に変わることを予告するものである。
ところで、この道路交通用信号機10は、黄信号表示手段による表示が行われることを予告表示する、換言すれば、青信号が黄信号に変わることを予告する黄信号予告表示手段を備えている。次に、この黄信号予告表示手段の詳細を説明する。
図2に、黄信号予告表示手段の一例を示す。この例は、青信号用表示灯、すなわち「青色灯11」の点灯態様を、青信号のみを表示する点灯態様と異ならせた予告点灯態様とすることで、黄信号予告表示手段を構成する例であり、特に、青色灯11の一部の色を異ならせて点灯させることで、黄信号予告表示手段を構成する例である。
青色灯11は、青色のみの態様で点灯するばかりでなく、一部が例えば黄色等の他の色なる態様で点灯可能に構成されている。ここで、このような青色灯11を構成するためには、正面視にて全体で円形状となるように配設され、青色で発光する多数の発光ダイオードに加えて、正面視における円形状の一部に、黄色等、青色とは異なる色で発光する発光ダイオードを配置すればよい。また、正面視にて全体で円形状となる多数の発光ダイオードのうち、少なくとも一部の発光ダイオードとして、異なる複数の色で発光する発光ダイオードを用いてもよい。
このような青色灯11を採用した道路交通用信号機10では、まず、青信号のみを表示する場合には、図2(a)に示すように、青色灯11の点灯態様を、青色のみで点灯する態様とする。そして、青信号が黄信号に変わることを予告する態様では、図2(b)に示すように、青色灯11の点灯態様を、一部(右下がり方向のハッチング部分A参照)が異なる色で点灯する態様とする。ここで、青信号が黄信号に変わることを予告する態様で青色灯11を点灯させた状態での交通指示は、進行を許可する交通指示であり、青色灯11がこのような態様で点灯する状態は、青信号を示すと共に、加えて、黄信号に変わることを予告する状態となる。
青信号が黄信号に変わることを予告する態様で青色灯11を点灯させた後は、図2(c)に示すように、青色灯11を消灯させ、黄色灯12を単独で点灯させ、これにより黄信号を表示する。そして、黄色灯12を所定時間点灯させた後、図示は省略するが、黄色灯12を消灯させ、赤色灯13を単独で点灯させ、これにより赤信号を表示することは、従来の一般的な道路交通用信号機と同様である。
なお、上記例では、青色とは異なる色で点灯させる青色灯11の一部として、円形状の下部を示したが、これに限らない。例えば、青色とは異なる色で点灯させる青色灯11の一部として、図3(a)に示すように、円形状の上下部分(右下がり方向のハッチング部分A参照)であってもよい。また、図3(b)に示すように、円形状の中央部分(右下がり方向のハッチング部分A参照)であってもよい。ここで、正面視における円形状の適宜一部を青色と異なる色で点灯させればよいが、この一部の占有面積を、青色灯11の点灯面の半分以下、好ましくは半分未満、さらに好ましくは1/3以下とするのが好適である。何故ならば、異なる色で点灯する一部の占有面積が無用に広いと、点灯により青信号を表示する青色灯11での交通指示に誤解を生じる虞があるからである。
図4及び図5に、黄信号予告表示手段の別の例を示す。この例も、上述の例と同様に、青信号用表示灯、すなわち「青色灯11」の点灯態様を、青信号のみ表示する点灯態様と異なる予告点灯態様とすることで、黄信号予告表示手段を構成する例である。
図4に示す例は、青色灯11として、点灯面積を変化可能としたものを採用した例である。このような青色灯11を採用した道路交通用信号機10では、まず、青信号のみを表示する場合には、図4(a)に示すように、青色灯11の点灯態様を、青色灯11全体が点灯する態様とする。そして、青信号が黄信号に変わることを予告する態様では、図4(b)及び(c)に示すように、青色灯11の点灯態様を、点灯面積が徐々に縮小するような態様とする。なお、本例では、点灯部分を円形状とし、円形状の直径が徐々に小さくなるように点灯面積を縮小させる例を示したが、これに限らず、逆に、点灯している円形状の中央部分から徐々に消灯部分が大きくなるようにして点灯面積を縮小させたり、上下方向や左右方向に点灯面積を縮小させたりしてもよい。
図5に示す例は、青色単色で点灯する青色灯11を採用し、青信号を表示する場合には青色灯11を常灯させる一方で、黄信号に変わることを予告する場合には、その点灯の作動態様を異ならせるようにした例である。
まず、青信号のみを表示する場合には、図5(a)に示すように、青色灯11の点灯態様を、青色灯11全体が点灯する態様とする。次に、青信号が黄信号に変わることを予告する態様では、図5(b)に示すように、青色灯11を所定時間、点滅させる。そして、その後、図5(c)に示すように、青色灯11を消灯させ、黄色灯12を点灯させる。
ところで、道路交通用信号機10は、点灯することで青信号を表示する青信号用表示灯が青色灯11によって構成されたものばかりでなく、例えば図6に示すように、左折、直進や右折等の適宜の方向への進行の許可を、矢印を表示する矢印表示灯14によって表示するようにした道路交通用信号機10、所謂「矢印信号機」がある。このような道路交通用信号機10では、青色灯11ではなく、矢印表示灯14によって、青信号を表示する青信号用表示灯が構成される。そして、黄信号予告表示手段は、このような道路交通用信号機10に適用することもできる。
図6に示す道路交通用信号機10は、左折矢印14a、直線矢印14b及び右折矢印14cの表示等、適宜進行方向の矢印を表示する矢印表示灯14を備えている。このような道路交通用信号機10においては、まず、図6(a)に示すように、赤色灯13を点灯させると共に矢印信号灯14の左折矢印14a及び直進矢印14bを点灯させることで、左折及び直進についての青信号を表示する。次に、この青信号が黄信号に変わることを予告するために、図6(b)に示すように、矢印信号灯14の左折矢印14a及び直進矢印14bを点滅させる。すなわち、青信号用表示灯を構成する矢印表示灯14の点灯態様を、青信号のみを示す常灯の点灯態様とは異ならせて点滅する点灯態様とし、これにより黄信号予告表示手段を構成する。
次に、矢印表示灯14を所定時間、点滅させた後、図6(c)に示すように、矢印表示灯14を消灯させ、黄色灯12を単独で点灯させ、これにより黄信号を表示する。そして、所定時間、黄色灯12を点灯させた後、図6(d)に示すように、黄色灯12を消灯させ、赤色灯13を点灯させると共に、矢印表示灯14の右折矢印14cを点灯させて、これにより、右折についての青信号を表示する。なお、図示省略するが、右折についての青信号を、黄信号を経て赤信号とするに際しても、上述と同様に、矢印表示灯14を点滅させることで青信号が黄信号となることを予告する。
以上、本発明に係る道路交通用信号機を例示したが、本発明に係る道路交通用信号機は、上述の例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜の変更が可能である。
例えば、黄信号予告表示手段については、青色灯や矢印表示灯等の青信号用表示灯を用いて構成するに限らず、専用の別途の表示灯を用いて構成してもよい。また、青色灯と黄色灯とを同時に点灯させることで構成してもよい。ここで、青色灯や矢印表示灯等の青信号用表示灯を点滅させたり、青色灯と黄色灯とを同時に点灯させることで黄信号予告表示手段を構成することとすると、既存の道路交通用信号機において、適宜表示灯を作動させるための制御処理を変更することで、本発明に係る道路交通用信号機に改良することができる。
また、青色灯及び赤色灯の2つの表示灯を備えてなる歩行者用の道路交通用信号機においても、青色灯を点滅させることで黄信号を表示するに先駆けて、黄信号予告表示手段での表示がなされるようにしてもよい。
ところで、黄信号予告表示手段での表示により黄信号に変わることを予告する時間については、適宜設定することができるが、黄信号表示手段での表示時間と同程度(±50%、好適には±20%、より好適には±10%)とするのが好適である。特に、一般の道路交通用信号機では、黄信号の表示が3秒であるので、黄信号予告表示手段での表示時間を、3秒(±50%、好適には±20%、より好適には±10%)とするのが好適である。何故ならば、黄信号の経過時間に慣れ親しんでいる車両の運転者や歩行者にとって、体感的に、黄信号予告表示手段での表示が無用に長く感じたり、逆に、短過ぎると感じ難く、交通に関する新規の案内である黄信号予告表示手段での表示に、違和感を生じ難くすることができるからである。
10 道路交通用信号機
11 青色灯(青信号用表示灯)
12 黄色灯
13 赤色灯
14 矢印表示灯(青信号用表示灯)
14a 左折矢印
14b 直進矢印
14c 右折矢印
11 青色灯(青信号用表示灯)
12 黄色灯
13 赤色灯
14 矢印表示灯(青信号用表示灯)
14a 左折矢印
14b 直進矢印
14c 右折矢印
Claims (3)
- 進行許可の交通指示を表示する青信号表示手段と、
進行不許可の交通指示を表示する赤信号表示手段と、
交通指示が進行許可から進行不許可に変わることを表示する黄信号表示手段と、
前記黄信号表示手段による表示が行われることを予告表示する黄信号予告表示手段と
を備えることを特徴とする道路交通用信号機。 - 前記青信号表示手段は、点灯することで進行許可の交通指示を表示する青信号用表示灯を用いて構成されており、
前記黄信号予告表示手段は、単に進行許可の交通指示のみを行う点灯態様とは異なる予告点灯態様で前記青信号用表示灯を点灯させるものとして構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の道路交通用信号機。 - 前記予告点灯態様は、前記青信号用表示灯の一部の色を異ならせた点灯態様であることを特徴とする請求項2に記載の道路交通用信号機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005162292A JP2006338333A (ja) | 2005-06-02 | 2005-06-02 | 道路交通用信号機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005162292A JP2006338333A (ja) | 2005-06-02 | 2005-06-02 | 道路交通用信号機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005162292A Pending JP2006338333A (ja) | 2005-06-02 | 2005-06-02 | 道路交通用信号機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006338333A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012212355A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | East Nippon Expressway Co Ltd | 情報提供装置及びプログラム |
JP2013097721A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Mazda Motor Corp | 信号情報提供装置 |
CN108172003A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-06-15 | 广州华夏职业学院 | 交通信号灯车内提醒系统 |
-
2005
- 2005-06-02 JP JP2005162292A patent/JP2006338333A/ja active Pending
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CN108172003B (zh) * | 2017-11-30 | 2020-11-27 | 广州华夏职业学院 | 交通信号灯车内提醒系统 |
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