JP2006338076A - カラオケルーム飲食物注文システム - Google Patents

カラオケルーム飲食物注文システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006338076A
JP2006338076A JP2005158403A JP2005158403A JP2006338076A JP 2006338076 A JP2006338076 A JP 2006338076A JP 2005158403 A JP2005158403 A JP 2005158403A JP 2005158403 A JP2005158403 A JP 2005158403A JP 2006338076 A JP2006338076 A JP 2006338076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
artist
karaoke
food
menu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005158403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4814549B2 (ja
Inventor
Toshikatsu Otsuka
俊克 大塚
Nagisa Hataya
なぎさ 幡谷
Hiroe Kenmoku
裕恵 見目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichikosho Co Ltd filed Critical Daiichikosho Co Ltd
Priority to JP2005158403A priority Critical patent/JP4814549B2/ja
Publication of JP2006338076A publication Critical patent/JP2006338076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4814549B2 publication Critical patent/JP4814549B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】カラオケルームにて、現にシステムにログインしている利用者の好むアーティストを判別し、そのアーティストの企画メニューアイテムがある場合、当該アイテム(飲食物)を効率良く紹介し注文できるシステムの提供。
【解決手段】利用者ID取得手段により利用者を特定し、利用者の好むアーティストを、その歌唱履歴に基づく利用者別アーティスト情報記録部に記録された、予め設定された割合以上および/または頻度以上の歌唱に基づくアーティスト情報から判別し、現にシステムにログインしている利用者に対し、その好みのアーティストの企画メニューアイテムがある場合、これを識別可能に優先的に表示するようにした飲食物注文システムを構築した。
【選択図】図2

Description

本発明は、接客員を必要とせず、カラオケルームにて、利用者毎に好むアーティストの企画メニューの飲食物を効率良く紹介し注文できるシステムに関する。
従来、全国的に普及しているファミリーレストランなどでも、利用者が所望する飲食物のメニューアイテムをシート状のメニュー表から選択し、直接、接客員に対して口頭にて注文しているのが一般的である。ただし、接客員を必要とせず、効率良く紹介して注文ができるシステムも、現在まで多々想到されている。例えば、特許文献1では、企画メニュー端末装置上の表示画面に飲食物の種類と個数の指定を入力する注文入力手段を備えた注文システムが開示されている。あるいは、特許文献2では、テーブル毎に設けられ、飲食物の内容および単価を表示し、飲食物とその数量を入力可能な電子企画メニューを備えた飲食物提供システムが開示されている。
また、近年、多数のカラオケルームを設置した通称「カラオケボックス」と呼ばれる店舗が多く見られるようになり、最近のカラオケルームでは、カラオケ演奏だけでなく飲食物のルームサービスも行われている。従来では、このような飲食物のルームサービスに関する技術も多々想到されており、例えば、特許文献3では、カラオケルームからの飲食物のルームサービスの注文を確実に管理し、また、精算時の正確性が確保でき、さらに、時刻や季節に応じて企画メニューの変更ができて、システム全体の拡張や変更を容易にする技術が開示されている。あるいは、特許文献4では、カラオケ利用者がディスプレイに表示される飲食物の画像を見ながら操作を行い、所望の飲食物を選択して発注し、その発注された飲食物の注文データを印刷した注文券を発行する技術が開示されている。
特開2002−133532号公報 特開2002−342847号公報 特開平10−293795号公報 特開平11−66155号公報
ところで、最近、カラオケルームのルームサービスにて、そのメニューアイテムの中でも、所定のアーティストに因んだものを提供するサービスが企画されている。例えば、所定のアーティストが好む食材やその故郷の名産から構成したり、所定のアーティストがアレンジした弁当や定食、あるいは、アーティストの名前や代表作品名を冠した飲料などである。しかしながら、このような企画メニューは、そのアーティストを好む利用者にとっては価値のあるものであるが、そうでない利用者にとっては関心の薄いものとなってしまう。特に、上記のように、システム化された飲食物の注文方式では、このような企画メニューアイテムを全ての利用者に紹介する仕組みであると、これが利用者の好みに大きく左右されるため、限られたディスプレイ上のメニューアイテムの表示スペースを鑑みると、通常メニューとの兼ね合いから、注文の効率が悪くなる。
そこで、本発明は、カラオケルームにて、現にシステムにログインしている利用者の好むアーティストを判別し、そのアーティストの企画メニューアイテムがある場合、当該アイテム(飲食物)を効率良く紹介し注文できる飲食物注文システムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者らは、利用者ID取得手段により利用者を特定し、利用者の好むアーティストを、その歌唱履歴に基づく利用者別アーティスト情報記録部に記録された、予め設定された割合以上および/または頻度以上の歌唱に基づくアーティスト情報から判別し、現にシステムにログインしている利用者に対し、その好みのアーティストの企画メニューアイテムがある場合、これを識別可能に優先的に表示するシステムを提供することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明のカラオケルーム飲食物注文システムを想到した。
すなわち、本発明のカラオケルーム飲食物注文システムは、利用者ID取得手段と、アーティスト情報管理手段と、企画メニュー記録手段と、メニュー表示注文手段と、これらを統括的に制御するための中央制御手段とを具備した、カラオケルームにて飲食物を注文するためのシステムであって、
(ア)利用者ID取得手段は、システムにログインした利用者IDを特定し、
(イ)アーティスト情報管理手段は、前記特定された利用者が歌唱した楽曲に関連するアーティスト情報を、所定の利用者別アーティスト情報記録部に記録し、
(ウ)企画メニュー記録手段は、所定のアーティストに因んだ飲食物の企画メニューアイテムを所定の記録部に記録し、
(エ)メニュー表示注文手段は、所定の飲食物のメニューアイテムを表示させると共に、当該表示されたメニューアイテムを注文可能とし、特に、現にシステムにログインしている利用者に対し、その利用者別アーティスト情報記録部に、予め設定された割合以上および/または頻度以上の歌唱に基づくアーティストが記録され、かつ、当該アーティストの企画メニューアイテムがある場合、これを識別可能に優先的に表示させてなることを特徴とする。
本発明のカラオケルーム飲食物注文システムによれば、利用者別アーティスト情報記録部に記録された、予め設定された割合以上および/または頻度以上の歌唱に基づくアーティスト情報から、現にシステムにログインしている利用者の好みのアーティストを自動判別し、当該アーティストの企画メニューアイテムがある場合、これを識別可能に優先的に表示させることにより、カラオケを楽しみながら利用者が好むアーティストの企画メニューの飲食物を素早く効率的に注文できるといった効果を奏する。特に、メニュー表示注文手段を、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置に組み込むことにより、利用者はカラオケ歌唱を阻害することなく、当該リモコン装置を手元に置いて、カラオケルームサービスに好適に対応できるといった効果を奏する。
以下、本発明のカラオケルーム飲食物注文システムにつき、好適な実施例を挙げて説明するが、先ず、図1に示す、本発明のカラオケルーム飲食物注文システムを具備したカラオケシステムの全体構成図と、図2に示す、カラオケ演奏装置のブロック構成図と、図3に示す、カラオケホスト装置のブロック構成図に基づき詳述する。
図1に示すように、本実施例のカラオケシステム(1)は、主に、カラオケボックスの店舗内に設置された複数のカラオケルーム(K,K…)のそれぞれに備えられたカラオケ演奏装置(P,P…)と、これらと店舗内LAN上のルータから、ADSLやISDNといった通信回線(N)を介してインターネット(Ni)におけるカラオケ事業者が管理するVPN(Virtual Private Network)にて接続された、通信カラオケシステム用のカラオケホスト装置(H)などからなる。各カラオケ演奏装置(P)はネットワークインタフェイスを介して店舗LANおよびVPNに接続してカラオケホスト装置(H)と交信する。例えば、当該ホスト装置(H)から送付されたカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を変更したり、カラオケ演奏装置(P)側にて収集される歌唱ログなどの各種情報を当該ホスト装置(H)に送信したりする。一方、カラオケホスト装置(H)は各カラオケ演奏装置(P)に向けて新譜楽曲についてのカラオケデータ、台本データ、目次情報などを適時に配信したりする。
具体的には、本実施例では、店舗内に100BASE−T規格のEthernet(登録商標)によるLANが敷設されており、このLAN上の各カラオケ演奏装置(P)はルータを介してインターネット(Ni)上のVPNからカラオケホスト装置(H)に接続している。また、LAN上のコンピュータ間の通信にもTCP/IPが採用されており、ルータは、その内蔵するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能によって、LANに接続されている各カラオケ演奏装置(P)にIPアドレスを割り当て、各演奏装置(P)のMAC(Media Access Control)アドレスとIPアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して記憶している。
各カラオケ演奏装置(P)には、楽曲検索機能を備えたカラオケリモコン装置(R)が付帯されており、このリモコン装置(R)をもって、利用者は赤外線信号あるいは無線LANによりカラオケ演奏装置(P)に所望の演奏予約コマンドを送信する。そして、このリモコン装置(R)は、所定の利用者のシステムへのログインを特定するための利用者ID取得手段を付帯している。本実施例の利用者ID取得手段は非接触のICモジュールを搭載したIDカードの読み取り/書き込み装置を主体とするものであり、カードIDに紐付けされた利用者IDを特定するものである。ただし、本発明はこれに限らず、例えば、ICモジュールを携帯電話に内蔵させたIC機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるブルートゥース(blue tooth)機構を有する携帯電話、あるいは、パスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能に依る機構の利用者ID取得手段を主体として利用しても構わない。
そして、本実施例のカラオケシステム(1)は、外部の管理装置にも接続されている。具体的には、各カラオケルーム(K)のカラオケ演奏装置(P)は、ルームサービスの企画メニューアイテムを受注するための、厨房に設置された厨房受注管理装置(2)にも店舗内LANを介して接続されていると共に、さらに、この厨房受注管理装置(2)は、利用者によるメニューアイテム受注時の課金処理や支払い時の会計処理を行うためのPOS管理装置(3)にも接続され、データの共有も行っている。
次に、図2に基づき、本実施例におけるカラオケ演奏装置(P)について説明する。カラオケ演奏装置(P)は、主に、本発明のカラオケルーム飲食物注文システムを含め、カラオケシステム全体を統括的に制御する中央制御手段(10)とこれに接続された各種機器にて構成されている。すなわち、この中央制御手段(10)は、カラオケホスト装置との通信を制御するための通信制御手段(22)や、カラオケリモコン装置(R)の利用者インタフェイスからの操作信号を制御するための操作制御手段(23)、さらに、本発明におけるアーティスト情報管理手段(25)や企画メニュー記録手段(26)などとも接続し、これらを統括的に制御すると共に、ハードディスク(11)、RAM(12)、音源(13)、ミキサ(14)、サウンドシステム(15)、PCMデコーダ(17)、MPEGデコーダ(19)、合成回路(20)などが接続されている。
ここで、カラオケ演奏装置(P)の構成要素について少々詳述する。先ず、音源(13)は、中央制御手段(10)が実行するシーケンサ(24)における楽曲シーケンサの処理によって入力された演奏データに応じて楽音信号を形成する。形成された楽音信号はミキサ(14)に入力され、このミキサ(14)は、音源(13)が発生した複数の楽音信号やカラオケマイク(18)から入力された利用者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされた音声信号はサウンドシステム(16)に入力される。このサウンドシステム(16)はパワーアンプを備え、入力された音声信号を増幅し、スピーカ(16)から楽音と歌唱音声を放音する。
ハードディスク(11)に記録されている映像データ(29)は、MPEG形式にエンコードされており、中央制御手段(10)が実行する背景映像再生手段(図示省略)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(19)に入力する。このMPEGデコーダ(19)は入力されたMPEGデータをNTSCの映像信号に変換して合成回路(20)に入力し、この合成回路(20)はこの背景映像の映像信号上に歌詞テロップや採点表示などのOSDを合成し、合成された映像信号を表示手段(21)に表示する。
シーケンサ(24)は楽曲コードで識別される演奏データをハードディスク(11)に記録されている楽曲コード(27)に紐付けされた演奏データ(28)を読み出す。このシーケンサ(24)は主に楽曲シーケンサおよび歌詞シーケンサからなっており、楽曲シーケンサは演奏データ中の演奏データトラック、ガイドメロディトラックなどのトラックデータを読み出し、このデータで音源(13)を制御することでカラオケ楽曲の演奏を行い、一方、歌詞シーケンサは文字パターン作成手段を備えており、演奏データ中の歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに基づいて歌詞テロップの画像パターンを作成して、これを合成回路(20)に出力する。
カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置(R)も多機能化が進み、実質的に携帯可能なハンドヘルド型あるいはパームトップ型のコンピュータと同等なハードウエアに、楽曲検索機能やデジタルカメラ機能やインターネットを介してデータ通信する機能などを備えた携帯型コンピュータに変貌し、LANを通じて店舗内のコンピュータと通信したり、インターネットを介した通信を行ったりすることも使用形態の一部となっている。そして、本実施例では、このリモコン装置(R)にメニュー表示注文手段(30)が組み込まれ、利用者インタフェイスにて操作できるように構成されていると共に、そのフラッシュメモリ(図示省略)の所定の記録部には、カテゴリ別に分類されたメニューアイテムデータ(M)と、これに含まれ、所定のアーティストに因んだ飲食物の企画メニューアイテムデータ(Ma)が記録されている。この企画メニューアイテムデータ(Ma)は、通常メニューとは異なり、各企画メニューアイテムには、その対応するアーティストIDが紐付けされて管理されている。そして、企画メニュー記録手段(26)により、適宜、その内容の削除・変更・追加などが行われている。
このように、メニュー表示注文手段(30)をリモコン装置(R)内に設置すれば、利用者はカラオケ歌唱を阻害することなく、リモコン装置(R)を手元に置いて飲食物を素早く効率的に注文できる。なお、本実施例ではメニューアイテムの記録部をリモコン装置内に設けているが、本発明は、これに限定されず、これをカラオケ演奏装置のハードディスク(11)内に設け、必要時にハードディスク(11)からリモコン装置内のフラッシュメモリ(図示省略)にダウンロードして表示させるように構成しても、あるいは、カラオケホスト装置のハードディスクから、同様にダウンロードするように構成しても構わない。
以下、図5に示す、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の外観斜視図に基づき、このリモコン装置(R)についてさらに詳述する。リモコン装置(R)の正面にはLCD(Liquid Crystal Display)とタッチセンサとを積層して構成した利用者入力指示用のGUI(Graphical User Interface)が具備され、利用者インタフェイス(D)を形成している。利用者はこの利用者インタフェイス(D)により、楽曲検索や選曲したカラオケ楽曲の予約登録に加え、ルームサービスの飲食物を注文することができる。そして、その内蔵するフラッシュメモリ(図示省略)にはカラオケ演奏装置に蓄積されているものと同様なカラオケ楽曲の目次情報の他、ルームサービスに対応したメニューアイテムについての各種情報が蓄積されている。
そして、その内蔵するリモコン制御部(図示省略)には、CPUやRAM、ROM、ビデオRAMなどが含まれ、メニュー表示注文手段は、そのCPUによって制御され、所定の飲食物の企画メニューアイテムに関する画像情報や文字情報をビデオRAMにビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づき、LCDドライバを駆動してタッチパネルに一般的なメニューアイテムの他、各種の企画メニューアイテムを表示させる。利用者が所望するメニューアイテムは、この利用者インタフェイス(D)への入力によって注文されるが、この注文信号は、所定のLANケーブルを介して、前述した厨房受注管理装置やPOS管理装置に送信される。
ここで、利用者が所望する楽曲の演奏予約やメニューアイテムを注文する場合の操作について説明する。図6は、利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面であり、具体的には、液晶ディスプレイとタッチセンサとを積層したタッチパネルの表示画面を示している。このタッチパネルが利用者別にログインとログアウトを指示するためのインタフェイスとなっており、利用者別顔写真付きボタン列(50)や当該カラオケシステムへのログインをするための「ログイン」ボタン(51)やログアウトをするための「ログアウト」ボタン(52)などが表示される。
利用者は、先ず、「ログイン」ボタン(51)を選択した後、IDカードの読み取り/書き込み装置(利用者ID取得手段)に自らのIDカードを装填することにより、これに紐付けされた利用者IDが取得されると、同時にシステムへのログインが特定される。ログインが特定されると、カラオケホスト装置に予め登録された利用者の顔写真、あるいは予め登録されていない場合、デジタルカメラ機能を使って撮影した利用者の顔写真を新たに登録して、順次、所定の利用者別顔写真付きボタン(50a)を利用者毎に掲載された利用者インタフェイスが作成される。
この利用者インタフェイスは、現在では楽曲の演奏予約を誰が行ったかを判断するために利用され、本発明においても、特定された利用者が歌唱した楽曲に関連するアーティスト情報を、利用者IDを紐付けして、所定の利用者別アーティスト情報記録部に記録する際に利用される。さらに、このインタフェイスを利用すれば、例えば、ルームサービスのメニューアイテムの注文アプリケーションにアクセスする際、アクセスの直前ないし直後において、利用者が自らの顔写真付きボタン(50a)を選択すれば、そのアクセスが当該利用者によるものであると判断することができる。
ここで、図2に戻り、本発明における利用者別アーティスト情報記録部について説明する。本実施例の利用者別アーティスト情報記録部(F1)は、主に、各利用者IDに紐付けされたアーティスト情報管理テーブル(T1)から構成され、ハードディスク(11)内に設けられている。そして、このテーブル(T1)には、上記演奏予約手順に従い、利用者IDが特定された利用者が演奏予約した楽曲が演奏される度、その楽曲に関連するアーティスト情報がその予約した利用者毎、そのアーティスト情報記録部に記録される。
なお、本実施例では、この利用者別アーティスト情報記録部(F1)を各カラオケ演奏装置(P)内に備えるだけで、各カラオケ演奏装置のみがアーティスト情報を管理するようなカラオケシステムを構成しているが、本発明では、カラオケホスト装置にてアーティスト情報を集中管理し、このカラオケホスト装置に接続された如何なるカラオケ演奏装置からもアーティスト情報を収集すると同時に、このアーティスト情報に基づき、接続された如何なるカラオケ演奏装置にても同様なサービスを利用者が受けられるように構成してもよい。
すなわち、図3に示すように、本実施例におけるカラオケホスト装置(H)は、カラオケ演奏装置と同様に、装置全体を統括的に制御する中央制御手段(41)や、各種情報を記録するためのハードディスク(42)などを具備し、各カラオケ演奏装置(P)から、適宜のタイミングにて、そのカラオケ演奏装置(P)の利用者別アーティスト情報記録部(F1)と同様の利用者IDが付帯されたアーティスト情報が転送され、通信制御インタフェイス(40)を介して、ハードディスク(42)に設けられた利用者別アーティスト情報記憶部(F2)に利用者毎のアーティスト情報が管理される。そして、この利用者別アーティスト情報記憶部(F2)にも、カラオケ演奏装置(P)におけるのと同様に、アーティスト情報管理テーブル(T2)が形成され、この管理テーブル(T2)は、このホスト装置に接続された如何なるカラオケ演奏装置からもアーティスト情報を収集できるように構成されている。
以下、図4に示す、アーティスト情報管理テーブルの概念的構成図と、図7に示す、企画メニューアイテム表示画面例図に基づき、本発明についてさらに詳述する。
先ず、図4に示す、アーティスト情報管理テーブル(T)は、カラオケ演奏装置内に設けられた利用者別アーティスト情報管理テーブル(T1)、あるいは、カラオケホスト装置内に設けられた利用者別アーティスト情報管理テーブル(T2)の概念的な構成を表すものである。このテーブル(T)の概略的な構成は、利用者を特定するための「利用者ID」フィールド(f1)や所定の楽曲を歌唱した日時を示す「歌唱日時」フィールド(f2)、歌唱した楽曲を特定するための「楽曲ID」フィールド(f3)や、その関連するアーティストを特定するための「アーティストID」フィールド(F4)に加え、所定の日時を起点とする現歌唱時までの所定期間において、当該歌唱された楽曲に関連するアーティストに対応した楽曲の歌唱回数を基準とした頻度(例えば、過去6ヶ月の歌唱回数)を示す「歌唱時頻度」フィールド(f5)や、同様に、当該歌唱された楽曲に関連するアーティストに対応した楽曲の「歌唱のべ数」の、全楽曲の「歌唱のべ数」中での割合を示す「歌唱時割合」フィールド(f6)などから主に構成されている。そして、利用者IDが特定された楽曲が演奏される毎、各フィールドレコードの追加・更新が行われる。
次に、利用者IDが特定された利用者が、所定の手順により、ルームサービスのメニューアイテムの注文アプリケーションにアクセスした場合、先ず、その利用者が好むアーティストが判別される。その判別基準として、例えば、「頻度10回/月以上、かつ、頻度70%以上のアーティスト」といった予めの設定条件を設け、これに基づくように構成されている。この条件に該当するアーティストが抽出されると、例えば、割合の高い順に順位を決めた「順位」フィールド(f7)や、そのアーティストを特定するための「アーティストID」フィールド(f8)からなるアーティスト抽出テーブル(t)が擬製的に作成される。そして、中央制御手段は、この抽出テーブル(t)に基づき、そのアーティストIDに対応する企画メニューアイテムがあるいか否かを判断し、ない場合には、メニュー表示注文手段に対し、通常メニューを表示させ、ある場合には、その企画メニューアイテムを識別可能に優先的に表示させる。なお、本実施例では、所定値以上の頻度「および」割合を条件としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、所定値以上の頻度「または」割合を条件とさせ、何れかの条件を満たした場合に該当の企画メニューアイテムを識別可能に優先的に表示させるように構成しても構わない。
図7は、条件を満たした企画メニューアイテムが識別可能に優先的に表示可能されたリモコン装置のLCD表示画面で、全体のメニュー画面(次頁以降は図示省略)に先立って所定の企画メニューアイテムを先頭から優先的に表示させると共に、そのアーティスト表記(61)を付した「○○○○おすすめ企画メニュー」という表題を設け、通常メニューとは識別可能に構成している。なお、この表示画面では、各企画メニューアイテムについて、その名称(62,62…)や、その注文有無の選択ボタン(63,63…)などが設けられ、選択後に利用者が「注文」ボタン(64)にて入力することで、所望する企画メニューアイテムを素早く効率的に注文できる。
なお、上記実施例では、メニュー表示注文手段を、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置内に組み込ませていたが、本発明はこれに限定されず、このメニュー表示注文手段を、カラオケ演奏装置本体に組み込み、その付帯する表示装置をもってメニューアイテムを表示させ、注文可能に構成しても構わない。
以上、詳述したように、本発明のカラオケルーム飲食物注文システムによれば、利用者別アーティスト情報記録部に記録された、予め設定された割合以上および/または頻度以上の歌唱に基づくアーティスト情報から、現にシステムにログインしている利用者の好みのアーティストを自動判別し、当該アーティストの企画メニューアイテムがある場合、これを識別可能に優先的に表示させることにより、カラオケを楽しみながら利用者が好むアーティストの企画メニューの飲食物を素早く効率的に注文できる。
本発明のカラオケルーム飲食物注文システムを具備したカラオケシステムの全体構成図。 カラオケ演奏装置のブロック構成図。 カラオケホスト装置のブロック構成図。 アーティスト情報管理テーブルの概念的構成図。 カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の外観斜視図。 利用者別ログイン・ログアウト指示のインタフェイス表示画面。 企画メニューアイテム表示画面例図。
符号の説明
1 カラオケルーム飲食物注文システムを具備したカラオケシステム
10,41 中央制御手段
11,42 ハードディスク
25 アーティスト情報管理手段
26 企画メニュー記録手段
30 メニュー表示注文手段
F1,F2 利用者別アーティスト情報記録部
T,T1,T2 アーティスト情報管理テーブル
M メニューアイテムデータ
Ma 企画メニューアイテムデータ
R カラオケリモコン装置
P カラオケ演奏装置
H カラオケホスト装置

Claims (1)

  1. 利用者ID取得手段と、アーティスト情報管理手段と、企画メニュー記録手段と、メニュー表示注文手段と、これらを統括的に制御するための中央制御手段とを具備した、カラオケルームにて飲食物を注文するためのシステムであって、
    (ア)利用者ID取得手段は、システムにログインした利用者IDを特定し、
    (イ)アーティスト情報管理手段は、前記特定された利用者が歌唱した楽曲に関連するアーティスト情報を、所定の利用者別アーティスト情報記録部に記録し、
    (ウ)企画メニュー記録手段は、所定のアーティストに因んだ飲食物の企画メニューアイテムを所定の記録部に記録し、
    (エ)メニュー表示注文手段は、所定の飲食物のメニューアイテムを表示させると共に、当該表示されたメニューアイテムを注文可能とし、特に、現にシステムにログインしている利用者に対し、その利用者別アーティスト情報記録部に、予め設定された割合以上および/または頻度以上の歌唱に基づくアーティストが記録され、かつ、当該アーティストの企画メニューアイテムがある場合、これを識別可能に優先的に表示させてなるカラオケルーム飲食物注文システム。
JP2005158403A 2005-05-31 2005-05-31 カラオケルーム飲食物注文システム Active JP4814549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005158403A JP4814549B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 カラオケルーム飲食物注文システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005158403A JP4814549B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 カラオケルーム飲食物注文システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006338076A true JP2006338076A (ja) 2006-12-14
JP4814549B2 JP4814549B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=37558609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005158403A Active JP4814549B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 カラオケルーム飲食物注文システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4814549B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09198433A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Ekushingu:Kk 情報処理端末
JP2001154678A (ja) * 1999-12-01 2001-06-08 Daiichikosho Co Ltd カラオケ装置と歌唱エネルギーに関連した情報処理方法およびシステム
JP2003076364A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Yamaha Corp 電子音楽装置
JP2003345326A (ja) * 2003-02-21 2003-12-03 Brother Ind Ltd カラオケ装置
JP2006292810A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Yamaha Corp コンテンツ表示装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09198433A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Ekushingu:Kk 情報処理端末
JP2001154678A (ja) * 1999-12-01 2001-06-08 Daiichikosho Co Ltd カラオケ装置と歌唱エネルギーに関連した情報処理方法およびシステム
JP2003076364A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Yamaha Corp 電子音楽装置
JP2003345326A (ja) * 2003-02-21 2003-12-03 Brother Ind Ltd カラオケ装置
JP2006292810A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Yamaha Corp コンテンツ表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4814549B2 (ja) 2011-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6537078B2 (en) System and apparatus for a karaoke entertainment center
JP5979678B2 (ja) サーバ装置、楽曲配信システム及びプログラム
JP4353418B2 (ja) 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム
JP2006277436A (ja) 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム
JP4431507B2 (ja) カラオケシステム
JP2006337408A (ja) 利用者別履歴検索システム
JP4390278B2 (ja) カラオケシステム
JP4526474B2 (ja) 通信販売アイテム購入機能付きカラオケ演奏装置
JP4423212B2 (ja) カラオケシステム
JP4814549B2 (ja) カラオケルーム飲食物注文システム
JP2006154268A (ja) 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム
JP5943390B2 (ja) 楽曲配信システム
JP2006178247A (ja) カラオケシステム
JP4642691B2 (ja) カラオケ宴会に参加している複数の利用者の持ち歌を自動的にメドレー演奏するカラオケ装置
JP5984265B2 (ja) サーバ装置及び楽曲配信システム
JP2006178246A (ja) カラオケシステム
JP2006178251A (ja) 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム
JP2005316157A (ja) 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム
JP2006154271A (ja) 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム
JP2006154269A (ja) 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム
JP4937835B2 (ja) 選曲履歴を表示するカラオケシステム
JP2006154270A (ja) 飲食物注文システムおよびこれを具備したカラオケシステム
JP4926796B2 (ja) 選曲履歴を表示するカラオケ選曲装置
JP4404782B2 (ja) カラオケシステム
JP2007171719A (ja) 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4814549

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250