JP2006337720A - 表示装置 - Google Patents

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JP2006337720A
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Abstract

【課題】 プラズマディスプレイなどのアクティブマトリクス型ディスプレイにおいて表示画像の歪みを補正する。
【解決手段】 表示装置は、表示データに基づいて表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部31,32と、前記負荷に基づいて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部33,34,35,36とを備える。輝度補正部33,34,35,36は、前記表示セルのうち、互いに異なる発光色を持つ少なくとも2つの表示セルに対応する表示データの輝度を個別に補正する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、プラズマディスプレイなどの表示装置に組み込まれた表示パネルの駆動技術に関する。
一般に、プラズマディスプレイは、対向する前面ガラス基板と背面基板との間に放電ガスが封入された放電空間を有している。前面ガラス基板の内面には、行方向に伸長する2本の帯状電極からなる行電極対が複数形成されており、背面基板の内面には、列方向に伸長する帯状の列電極が複数形成されている。各行電極対で1本の表示ラインを構成することができる。行電極対と列電極との交差点には、それぞれ、内部に蛍光体が塗布された複数個の表示セル(放電セル)が形成されており、放電空間を複数の領域に区画する。このようなプラズマディスプレイに画像を表示するときは、表示セル内に壁電荷が選択的に形成され、行電極対を介して表示セルに放電維持パルスが繰り返し印加される。この結果、壁電荷が形成された表示セルではガス放電(維持放電)が発生し、これにより生じた紫外線により表示セル内の蛍光体が励起され光を発することとなる。
表示セルにおける単位時間当たりの放電回数、すなわち表示セルに印加する放電維持パルスの回数を制御することで多階調の輝度表示が可能である。一般に、プラズマディスプレイの駆動方式としては、1枚の画像に相当する1フィールドを複数のサブフィールドに分割し、各サブフィールドにおける発光維持期間の比率を2のべき乗に設定し、これらサブフィールドの組み合わせで多階調表示を行うというサブフィールド法が採用されている。たとえば、8個のサブフィールドSF1,SF2,…,SF8の発光維持期間の比率(すなわち輝度の重み)をそれぞれ20 :21 :22 :23 :24 :25 :26 :27 、すなわち1:2:4:8:16:32:64:128に設定すれば、サブフィールドの組み合わせで256階調を実現することが可能である。サブフィールド法に関する技術は、たとえば、特許文献1(特開2004−4606号公報)に開示されている。
プラズマディスプレイが大画面化するにつれて行電極対も長くなるので、上記維持放電パルスが行電極対に印加され維持放電を起こすとき、行電極対において維持放電パルスの電圧降下が起こる。この電圧降下の程度は、各表示ラインにおいて発光状態の表示セルの個数に応じて変わり得るものである。ここで、表示セルの発光状態とは、維持放電パルスの印加に先立ち、表示セルに壁電荷が形成された状態を意味する。たとえば、或る表示ラインにおいて発光状態となる表示セルが1個も存在しない場合と、全表示セルが発光状態となる場合とでは、行電極対に与えるインピーダンス負荷が異なるので電圧降下の程度が異なることとなる。維持放電が起こる表示セルの数が多い表示ラインは、その数が少ない表示ラインと比べて電圧降下が大となるので、維持放電に応じた発光輝度が低下する。
このような電圧降下は表示ラインに応じて異なるので、表示画像の輝度のバラツキ(輝度ムラ)を起こし、表示画像を歪ませるという問題がある。図1は、表示画像の歪みの一例であるストリーキング(streaking)を示す図である。ストリーキングとは、たとえば図1に示されるように、表示画像100に黒色帯状領域101,103が表示されるとき、これら黒色帯状領域101,103の左側またはその中央部に、原画像中に本来存在しない高輝度領域102,104が出現する現象をいう。また、表示画像の歪みは、原画像中に本来存在しない色が出現する色ずれと称する現象をも起こし得る。
特開2004−4606号公報
以上に鑑みて本発明の目的は、プラズマディスプレイなどのアクティブマトリクス型ディスプレイにおいて表示画像の歪みを補正し得る表示装置を提供することである。
上記目的を達成すべく、請求項1記載の発明は、複数の表示ライン各々の上に形成され互いに異なる発光色を持つ複数の表示セルを含む表示パネルと、供給された表示データに応じて前記表示セルを前記表示ライン毎に選択的に発光させる発光駆動部と、を備えた表示装置であって、前記表示データに基づいて前記表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部と、前記負荷に基づいて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部と、を備え、前記輝度補正部は、前記表示セルのうち、互いに異なる発光色を持つ少なくとも2つの表示セルに対応する表示データの輝度を個別に補正することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、複数の表示ライン各々の上に形成された複数の表示セルを含む表示パネルと、供給された表示データに応じて前記表示セルを前記表示ライン毎に選択的に発光させる発光駆動部と、を備えた表示装置であって、前記表示データに疑似階調を付与する疑似階調生成部と、前記疑似階調が付与された表示データに基づいて前記表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部と、前記負荷に応じて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部と、を備えることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、複数の表示ライン各々の上に形成された複数の表示セルを含む表示パネルと、供給された表示データに応じて前記表示セルを前記表示ライン毎に選択的に発光させる発光駆動部と、を備えた表示装置であって、
前記表示データに基づいて前記表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部と、前記負荷に基づいて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部と、を備え、前記輝度補正部は、前記表示データの輝度に対する補正量を前記表示ライン上の水平方向位置に応じて変化させることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、複数の表示ライン各々の上に形成された複数の表示セルを含む表示パネルと、供給された表示データに応じて前記表示セルを前記表示ライン毎に選択的に発光させる発光駆動部と、を備えた表示装置であって、前記表示データに基づいて前記表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部と、前記負荷に基づいて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部と、を備え、前記輝度補正部は、前記表示データの輝度に対する補正量を前記表示ラインの方向に対して垂直方向の位置に応じて変化させることを特徴としている。
以下、本発明に係る種々の実施例について説明する。
図2は、本発明に係る一実施例であるプラズマディスプレイ(表示装置)1の構成を概略的に示すブロック図である。このプラズマディスプレイ1は、表示パネル(プラズマディスプレイパネル)2と、表示パネル2内の表示セル(放電セル)CL,…,CLを駆動するアドレス電極ドライバ16および維持電極ドライバ17A,17Bとを備えている。プラズマディスプレイ1は、さらに、A/D変換器(ADC)10,輝度補正部11,階調処理部12,駆動データ生成部13,フィールドメモリ回路14およびコントローラ21を備えている。コントローラ21は、外部から供給される同期信号(水平同期信号と垂直同期信号を含む。)およびクロック信号を用いて処理ブロック11,13,14,16,17A,17Bの動作を制御する。
入力映像信号は、R(赤色),G(緑色),B(青色)のアナログ信号で構成されており、A/D変換器10は、たとえばR,G,Bのアナログ信号をそれぞれサンプリングし量子化することで、R,G,B各々の表示データDDを生成してこれを輝度補正部11に供給する。輝度補正部11は、表示データDDの輝度を補正することで画像の歪みを除去または低減させる機能ブロックである。この輝度補正部11の動作については後述する。輝度補正部11は、輝度が補正された補正データPDを駆動データ生成部13に供給する。
駆動データ生成部13は、補正データPDから駆動データGDを生成しこれをメモリ回路14に供給する。メモリ回路14は、供給された駆動データGDを内部のバッファメモリ(図示せず)に一時的に記憶する一方、当該バッファメモリに記憶されているデータをサブフィールド単位で読み出しアドレス電極ドライバ16に供給する。アドレス電極ドライバ16は、メモリ回路14から供給されたフィールドデータSDに基づいてアドレスパルスを発生しこれらアドレスパルスを所定のタイミングでアドレス電極D1 〜Dm に印加する。
表示パネル2は、面状に且つマトリクス状に配列されている複数の表示セルCL,CL,…と、アドレス電極ドライバ16からY方向に伸長するm本(mは2以上の整数)のアドレス電極D1 ,D2 ,…,Dm と、第1維持電極ドライバ17Aから、Y方向と直交するX方向に伸長するn本(nは2以上の整数)の帯状の維持電極L1 ,L2 ,…,Ln と、第2維持電極ドライバ17Bから−X方向に伸長するn本の帯状の維持電極S1 ,S2 …,Sn とを有する。本実施例では、1本のアドレス電極Dp (pは1〜mの整数)で1本の列電極が構成され、2本の維持電極Lq と維持電極Sq (qは1〜nの整数)とで1本の行電極対が構成され、各行電極対に沿って1本の表示ラインが形成される。アドレス電極Dp と行電極対とは表示パネル2の基板(図示せず)の厚み方向に離間している。アドレス電極D1 ,…,Dm と行電極対との交差点に対応する領域にはそれぞれ表示セルCL,…,CLが形成されている。
各表示セルCLは、R,G,Bのうちのいずれか1つの発光色を持つ蛍光体を有し、行電極対とアドレス電極Dp との間に放電空間を有する。これら表示セルCL,…の複数個で1個の画素セルが構成される。たとえば、図3に示されるように、R,G,Bの発光色をそれぞれ持つ3個の表示セルCL,CL,CLで1つの画素セルPCLを構成すればよい。
コントローラ21は、所定の発光駆動フォーマットに従って発光制御を実行する。図4に、発光駆動フォーマットの一例を概略的に示す。図4を参照すると、表示データの1フィールドの表示期間は、表示順に連続的に配列されたM個(Mは2以上の整数)のサブフィールドSF1 〜SFM の期間(サブフィールド期間)で構成されており、サブフィールドSF1 〜SFM の各々は、リセット期間Trとアドレス期間Twと維持期間Tiとを有している。サブフィールドSF1 ,SF2 ,SF3 ,…,SFM には、それぞれ、20 ,21 ,22 ,…,2M の重みに比例する発光維持期間Ti,Ti,Ti,…,Tiが割り当てられている。
サブフィールドSF1 のリセット期間Trでは、全ての表示セルCL,…にリセット放電を生起することにより、全ての表示セルCL,…に壁電荷が消去され、全ての表示セルCL,…が初期化される。続くアドレス期間Twでは、維持電極ドライバ17Aは、走査パルスを順次維持電極L1 〜Ln に印加する一方、アドレス電極ドライバ16は、走査パルスと同期したアドレスパルスをアドレス電極D1 ,…,Dm に印加する。この結果、表示セルCL,…に選択的にアドレス放電(書き込みアドレス放電)が起こり、壁電荷が選択的に形成される。壁電荷が蓄積されている表示セルCLが次の維持期間Tiで発光させられる。維持期間Tiでは、維持電極ドライバ17Aおよび17Bが、それぞれ、維持電極L1 ,…,Ln および維持電極S1 ,…,Sn に、互いに極性の異なる放電維持パルスを割り当てられた回数だけ繰り返し印加する。この結果、壁電荷が蓄積されている表示セルCLに維持放電が繰り返し起こり、表示セルCL内の蛍光体が励起されて発光することとなる。続くサブフィールドSF2 〜SFM の各々で、アドレス期間Twでは、表示セルCL,…に選択的にアドレス放電(書き込みアドレス放電)が生起され、壁電荷が選択的に形成される。また、維持期間Tiでは、壁電荷が蓄積されている表示セルCLに、当該サブフィールドに割り当てられた回数の維持放電が繰り返し生起させられる。このような発光駆動フォーマットにより、2M 階調表示が可能となる。
駆動データ生成部13は、輝度補正部11から供給された表示データDDを、各表示セル毎に、当該表示セルCLの発光状態または非発光状態のいずれか一方の状態をサブフィールド単位で規定する駆動データGDに変換する。駆動データGDの各ビット位置が各サブフィールドに対応しており、駆動データGDの各ビットの値(「0」又は「1」)が、各サブフィールドで表示セルCLを発光させるべきか否かを規定する。
具体的には、最下位サブフィールドSF1 で表示セルCLを非発光状態にするとき、駆動データGDの最下位ビット(第1番目ビット)の値は「0」に設定され、最下位サブフィールドSF1 で表示セルCLを発光状態にするときは、駆動データGDの最下位ビット(第1番目ビット)の値は「1」に設定される。サブフィールドSFx (xは2〜M−1の整数)で表示セルCLを非発光状態にするとき、駆動データGDの第x番目ビットの値は「0」に設定され、サブフィールドSFx で表示セルCLを発光状態とするときは、駆動データGDの第x番目ビットの値は「1」に設定される。そして、最上位サブフィールドSFM で表示セルCLを非発光状態とするとき、駆動データGDの最上位ビット(第M番目ビット)の値は「0」に設定され、最上位サブフィールドSFM で表示セルCLを発光状態とするとき、駆動データGDの最上位ビットの値は「1」に設定される。たとえば、1フィールド期間が4個のサブフィールドSF1 〜SF4 からなる場合、最下位サブフィールドSF1 と最上位サブフィールドSF4 のみで表示セルCLを発光させるとき、駆動データGDの値は「1001」となる。
<第1実施例>
以上の構成を有するプラズマディスプレイ1の動作を以下に説明する。図5は、本発明の第1実施例に係る輝度補正部11の構成を概略的に示すブロック図である。輝度補正部11は、駆動データ生成部31、セル数算出部32、補正因子生成部33、補正係数生成部34、乗算器35、加算器36および遅延メモリ30を有している。なお、駆動データ生成部31とセル数算出部32とで負荷算出部が構成され、補正因子生成部33、補正係数生成部34、乗算器35および加算器36で輝度補正部が構成される。
駆動データ生成部31は、A/D変換器10から供給された表示データDDを、各表示セルCLの発光状態または非発光状態のいずれか一方の状態をサブフィールド単位で規定する駆動データGDDに変換する。この駆動データGDDは、セル数算出部32と補正係数生成部34とに供給される。駆動データ生成部31は、駆動データ生成部13(図2)が生成する駆動データGDと同じ駆動データGDDを生成することができる。駆動データGDDの最下位ビット(第1番目ビット)の値「0」は、サブフィールドSF1 における表示セルCLの非発光状態を示し、駆動データGDDの最下位ビット(第1番目ビット)の値「1」は、サブフィールドSF1 における表示セルCLの発光状態を示す。駆動データGDDの第x番目ビット(xは2〜M−1の整数)の値「0」は、サブフィールドSFx における表示セルCLの非発光状態を示し、駆動データGDDの第x番目ビットの値「1」は、サブフィールドSFx における表示セルCLの発光状態を示す。そして、駆動データGDDの最上位ビット(第M番目ビット)の値「0」は、サブフィールドSFM における表示セルCLの非発光状態を示し、駆動データGDDの最上位ビットの値「1」は、サブフィールドSFM における表示セルCLの発光状態を示すこととなる。
セル数算出部32は、駆動データ生成部31から供給された駆動データGDDに基づいて、各表示ライン毎に、当該表示ライン内の表示セルCL,…のうち発光状態となる発光セルの数を発光色毎に計数し、その計数値LN(i,c)を各表示ラインの負荷とし、その計数値LN(i,c)を示す計数データLNを補正因子生成部33に供給する。計数値LN(i,c)において、iは、サブフィールド番号を示し、cは、表示セルCLの発光色(R,GまたはB)を示す。発光セルの数が大きい程に各表示ラインの負荷が大きくなる。たとえば、1表示ライン内の全ての表示セルCL,…が発光するときに負荷は最大になり、1表示ライン内の全ての表示セルCL,…が発光しないときに負荷は最小になる。本実施例では、計数値LN(i,c)そのものが負荷として算出されているが、本発明ではこれに限定されない。たとえば、計数値LN(i,c)の代わりに、計数値LN(i,c)に対応するインピーダンスなどの値を負荷としてもよい。
次に、補正因子生成部33は、セル数算出部32から与えられる計数データLNに基づいて、各表示ライン毎に各発光色毎の補正因子データSGを算出する。具体的には、補正因子データSGは、3×M個のSF補正因子SG(i,c)(i:サブフィールド番号、c:R,BまたはG)のデータからなり、SF補正因子SG(i,c)は、たとえば、下記式(1)に従って算出される。
Figure 2006337720
ここで、α(i,c):正の重み係数、m:1表示ラインに属する表示セルCLの総数、R(i):実効負荷、である。ベキ指数ωは、たとえば2に設定することができる。上式(1)中、実効負荷R(i)は、たとえば、以下の式(1A)で与えられる。
Figure 2006337720
ここで、β(i,R),β(i,G),β(i,B)は、正の重み係数であり、各色毎の蛍光体の輝度飽和特性や色純度、劣化特性などの特性に基づいて定められる係数である。係数β(i,R),β(i,G),β(i,B)と実効負荷R(i)は、以下の束縛条件(1B),(1C)に従うことが望ましい。
Figure 2006337720
なお、上式(1)に代わり、上式(1)で与えられる値を用いて算出される値、たとえばSG(i,c)の1/2乗をSF補正因子として使用してもよい。上式(1)によれば、処理対象である表示ライン(以下、カレント表示ラインと称する。)内の全ての表示セルCLが発光する場合にはSF補正因子SG(i,c)は最小値「1」となり、全ての表示セルCLが発光しない場合にはSF補正因子SG(i,c)は最大値「1+α(i,c)」となる。したがって、負荷が大きい程にSF補正因子SG(i,c)は小さく、負荷が小さい程にSF補正因子SG(i,c)は大きい。
次に、補正係数生成部34は、補正因子生成部33からの補正因子データSGと、駆動データ生成部31からの駆動データGDDとに基づいて、カレント表示ライン内の発光色cを持つQ番目表示セルCLに対応する補正係数G(Q,c)(Q=1〜mの整数)を算出する。なお、駆動データGDDは、駆動データ生成部31から遅延回路(図示せず)を経て補正係数生成部34に供給される。補正係数G(Q,c)は、たとえば、以下の式(2)に従って算出される。
Figure 2006337720
上式(2)中、ベキ指数1/γはたとえば1/2に設定できる。g(Q,c)は、1フィールド当たりの補正因子(フィールド補正因子)を意味し、次式(2A)で与えられる。
Figure 2006337720
上式(2A)中、係数EN(i)、CF(i)はそれぞれ次式(2B)、(2C)で与えられる。
Figure 2006337720
ここで、T(i)は、i番目サブフィールドSFiの発光維持期間または維持放電回数を示し、B(i)は、補正対象の表示セルCLが発光するか否かを示す値(「1」または「0」)を示す。よって、係数CF(i)は、1フィールドにおいてi番目サブフィールドの発光維持期間または維持放電回数が占める割合を意味する。なお、全てのEN(i)の値がゼロのときは、CF(i)=0と定義する。
補正係数生成部34は、内蔵する積和演算器(図示せず)を用いて補正係数G(Q,c)を算出する。補正係数生成部34は、補正係数G(Q,c)を示す係数データCDを乗算器35に供給する。遅延メモリ30は、表示データDDを1表示ラインに相当する時間だけ遅延させて加算器36と乗算器35とに与える。したがって、乗算器35と加算器36とで、以下の式(3)に従った補正値PD(Q,c)が算出されることとなる。
Figure 2006337720
ここで、DD(Q,c)は、カレント表示ラインにおいて発光色cを持つQ番目表示セルCLに対応する表示データDDの輝度値(階調値)を示している。なお、上式(3)は、次式(3A)に変形され得るので、上式(3)に従った構成の代わりに、次式(3A)に従った構成を採用してもよい。
Figure 2006337720
したがって、たとえば、カレント表示ライン内の全ての表示セルCLが発光する場合、すなわち負荷が最大になる場合には表示データDDの輝度に対する補正量は最小になり、表示データDDは、補正されずにそのまま駆動データ生成部13に与えられる。一方、カレント表示ライン内の全ての表示セルCLが発光しない場合、すなわち負荷が最小となる場合には補正量は最大になる。
以上の如く、上記第1実施例の輝度補正部11を有するプラズマディスプレイ1は、表示ラインに応じて異なる電圧降下に起因する表示画像の歪みを、各表示ライン毎に且つ表示セルCLの発光色毎に補正することができる。また、特に表示セルCLの発光色毎に補正量を決めているので、R,G,Bの蛍光体毎に輝度飽和特性が異なっていても色ずれの発生を抑制することが可能である。
<第2実施例>
次に、本発明の第2実施例の動作を以下に説明する。図6は、第2実施例に係る輝度補正部11の構成を概略的に示すブロック図であり、図7は、疑似階調生成部42の一例を示す図である。図6と図5の間で同じ符号を付された構成要素は同じ機能を有するので、その詳細な説明を省略する。図6に示される輝度補正部11は、駆動データ生成部31よりも前段に疑似階調生成部42を有する点で、図5に示される輝度補正部11と異なる。
上記第1実施例の輝度補正部11においては、駆動データ生成部31は、駆動データ生成部13(図2)と同じビット長のデータを生成していたが、回路構成を簡素化して低消費電力と低コストを図る観点からは、駆動データ生成部31が表示データDDの上位ビットのみを抽出しこれを用いて駆動データGDDを生成するのが好ましい。ただし、後述する通り、表示データDDの下位ビットを使用せずに駆動データGDDを生成することで表示画像の品質が低下する場合がある。かかる場合を図8を参照しつつ以下に概説する。
図8(A)に示される原画像は、垂直方向に階調レベル「0」〜「255」まで緩やかに輝度が変化するランプ画像である。たとえば、原画像の8ビットのうち上位4ビットのみを抽出して得られる抽出画像は図8(B)の如くになる。この抽出画像は、いずれのサブフィールドでも表示セルCLが発光しない領域S0と、サブフィールドSF1 のみに表示セルCLが発光する領域S1と、サブフィールドSF1 〜SF2 のみに表示セルCLが発光する領域S2と、サブフィールドSF1 〜SF3 のみに表示セルCLが発光する領域S3と、サブフィールドSF1 〜SF4 に表示セルCLが発光する領域S4とに分けられることとなる。
このような抽出画像を用いて駆動データGDDを生成し原画像の輝度を補正した場合、領域間で輝度に対する補正量が大きく変化するので、補正画像に水平方向の疑似ラインが出現し、表示品質が低下する場合がある。たとえば、補正画像において、領域S0と領域S1との間もしくは領域S1と領域S2との間に疑似ラインが現れる場合がある。
図6を参照すると、疑似階調生成部42は、表示データDDに疑似階調を付与し、その結果得られたデータPDDを駆動データ生成部31に供給する。駆動データ生成部31は、疑似階調が与えられたデータPDDの上位ビットを抽出して駆動データGDDを生成する。具体的には、所定パターンのデータを表示データDDに加算して表示データDDの下位ビットの情報を上位ビットに拡散させることで、疑似階調を与えることができる。図7は、疑似階調生成部42の一例を示すブロック図である。図7を参照すれば、ノイズ発生部40が物理乱数または疑似乱数(算術乱数)の系列からなるノイズデータNDを発生し、このノイズデータNDを加算器41に供給する。加算器41は、表示データDDにノイズデータNDを加算することで、表示データDDの下位ビットの情報を上位ビットに拡散させる。このようにして、図9(A)に示されるランプ画像(原画像)に疑似階調を付与したとき、その上位4ビットの抽出画像は、図9(B)に示されるようになるので、補正画像における疑似ラインの発生を抑制することが可能になる。
なお、本実施例では、好ましい疑似階調付与方法としてノイズデータNDを表示データDDに加算する方法を採用したが、この方法の代わりに、表示データDDに誤差拡散処理またはディザ処理を施す方法を採用してもよい。
<第3実施例>
次に、本発明の第3実施例の動作を以下に説明する。図10は、第3実施例に係る輝度補正部11の構成を概略的に示すブロック図である。図10と図5の間で同じ符号を付された構成要素は同じ機能を有するので、その詳細な説明を省略する。図10に示される輝度補正部11は、乗算器35と加算器36との間にゲイン調整部50を有する点で、図5に示される輝度補正部11と異なる。
ゲイン調整部50は、乗算器35から供給されたデータに、カレント表示ライン上の位置に応じて変化するゲイン係数Krを乗算するブロックである。図11に示されるように、ゲイン調整部50は、ゲイン係数Krが表示ラインにおける略中央位置で最大になり端部に行くにつれて小さくなる調整曲線51のデータを保持している。ゲイン調整部50は、調整曲線51を参照しつつ、補正対象となる表示データの位置に応じてゲイン係数Krを決定し、乗算器35から供給されたデータに係数Krを乗算してゲインを調整する。
図12(A),(B),(C)に例示されるように、補正前の画像(以下、前画像と称する。)60A,60B,60Cにストリーキングが発生し、黒色帯状領域61A,61B,61Cの左側または途中部に高輝度領域62A,62B,62Cが出現した場合を考える。上記第1実施例および第2実施例の方法では、高輝度領域の発生箇所が表示画面の中央に行くほどに補正量が不足する傾向がある。図12の前画像60A,60B,60Cの中では、高輝度領域62Cが最も画面の中央に近い位置で発生しているため、この高輝度領域62Cに対する補正量が不足しやすい。
本実施例では、ゲイン調整部50によってカレント表示ラインの略中央部に近い位置である程に補正量が大きくなるので適正な補正をすることが可能となる。
なお、上記第1実施例において、上記式(1)の重み係数α(i,c)の値をカレント表示ライン上の位置に応じて変えることで、第3実施例に係る輝度補正部11と同じ補正を行うことが可能である。
<第4実施例>
次に、本発明の第4実施例の動作を以下に説明する。図13は、第4実施例に係る輝度補正部11の構成を概略的に示すブロック図である。図13と図5の間で同じ符号を付された構成要素は同じ機能を有するので、その詳細な説明を省略する。図13に示される輝度補正部11は、メモリ回路81と畳み込み演算器(フィルタ回路)83を有する点で、図5に示される輝度補正部11と異なる。また、遅延メモリ80は、複数の表示ライン分の表示データDDを保持することができる。
本実施例では、セル数算出部32は計数データLNをメモリ回路81に一時的に記憶させる。畳み込み演算器83は、メモリ回路81に記憶されている計数データLNを読み出し、カレント表示ラインの計数データと当該カレント表示ライン周辺の複数の表示ラインの計数データLNとに畳み込み演算を施して補正計数データCNを生成する。この補正計数データCNは、補正因子算出部33に与えられる。補正因子生成部33は、補正計数データCNに基づいて補正因子データSGを生成し補正係数生成部34に与える。補正係数生成部34は、補正因子データSGに基づいて補正係数データCDを生成する。
図14に例示されるように、前画像90にストリーキングが発生し、黒色帯状領域91の略中央部に高輝度領域92が出現した場合、この高輝度領域92では、カレント表示ラインLsで輝度が最大になり、カレント表示ラインLsから垂直方向に離れるにつれて輝度が低下する傾向がある。このような高輝度領域92を均等に補正した場合、カレント表示ラインLsに対する補正量が不足しやすい。
畳み込み演算器83は、カレント表示ラインLsとその周辺表示ラインに対する計数データにそれぞれ重み係数wiを重み付けし、重み付けされた計数データの総和を補正計数データCNとして算出する。畳み込み演算器83は、図15に示されるように、周辺表示ラインに対する計数データに重み付ける重み係数wiが、カレント表示ラインLs(Lc=0に対応する。)でピーク値wpをとり、カレント表示ラインLsと周辺表示ラインとの垂直方向距離Lcの絶対値が大きくなる程に小さくなる重み曲線82のデータを保持している。このような重み曲線82に従って計数データに重み付けがなされるので、カレント表示ラインLsに対して適切な輝度補正を行うことが可能になる。
図16は、畳み込み演算器83の構成の一例を概略的に示すブロック図である。この畳み込み演算器83は、計数値LN[n+K],LN[n+K−1],…,LN[n],…,LN[n−K+1],LN[n−K](n,Kは正整数)を保持するレジスタ86と、複数の乗算器84,…と、これら乗算器84,…の出力を加算する加算器85とを含む。乗算器84,…は、レジスタ86の出力値LN[n+K],LN[n+K−1],…,LN[n],…,LN[n−K+1],LN[n−K]に、それぞれ、重み係数wi(n+K),wi(n+K−1),…,wi(n),…,wi(n−K+1),wi(n−K)を乗算し、その乗算結果を加算器85に与える。加算器85は、乗算器84,…の出力値を加算し、その加算値を補正計数値CN(n)として出力する。
レジスタ86には、計数値LN[n」としてカレント表示ラインの計数値が格納され、当該計数値LN[n]以外の計数値LN[k](kはn以外の整数)として周辺表示ラインの計数値が格納される。重み係数wi(n+K),…,wi(n),…,wi(n−K)としては、重み曲線82(図15)に従った値が与えられる。すなわち、重み係数wi(n)が最大値を持ち、他の重み係数wi(p)(pはn以外の整数)は、係数番号間の差分|m−n|が大きい程に最大値から小さくなる値を持つ。
なお、レジスタ86に格納される計数値LN[n]としてカレント表示ラインの計数値を格納し、それ以外の計数値LN[k](kはn以外の整数)として、カレント表示ラインを除く全ての表示ラインの計数値を格納するように畳み込み演算器83を構成することが可能である。また、重み係数wi(n+K),…,wi(n−K)として、重み曲線82(図15)に従った値以外の任意の値を与えることもできる。
表示画像の歪みの一例であるストリーキング(streaking)を示す図である。 本発明に係る一実施例であるプラズマディスプレイ(表示装置)の構成を概略的に示すブロック図である。 画素セルの構成を例示する図である。 発光駆動フォーマットの一例を概略的に示す図である。 本発明の第1実施例に係る輝度補正部の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の第2実施例に係る輝度補正部の構成を概略的に示すブロック図である。 疑似階調生成部42の一例を示す図である。 原画像と抽出画像とを例示する図である。 原画像と抽出画像とを例示する図である。 本発明の第3実施例に係る輝度補正部11の構成を概略的に示すブロック図である。 ゲイン調整に使用される調整曲線を例示するグラフである。 ストリーキングが発生した画像を例示する図である。 本発明の第4実施例に係る輝度補正部の構成を概略的に示すブロック図である。 ストリーキングが発生した画像を例示する図である。 畳み込み演算に使用される重み曲線を例示するグラフである。 畳み込み演算器の構成を概略的に示す図である。
符号の説明
1 プラズマディスプレイ(表示装置)
2 表示パネル
11 輝度補正部
30 遅延メモリ
31 駆動データ生成部
32 セル数算出部
33 補正因子生成部
34 補正係数生成部
35 乗算器
36 加算器

Claims (15)

  1. 複数の表示ライン各々の上に形成され互いに異なる発光色を持つ複数の表示セルを含む表示パネルと、供給された表示データに応じて前記表示セルを前記表示ライン毎に選択的に発光させる発光駆動部と、を備えた表示装置であって、
    前記表示データに基づいて前記表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部と、
    前記負荷に基づいて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部と、を備え、
    前記輝度補正部は、前記表示セルのうち、互いに異なる発光色を持つ少なくとも2つの表示セルに対応する表示データの輝度を個別に補正することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1記載の表示装置であって、前記負荷算出部は、前記表示セルのうち発光状態となる発光セルの数を計数し、その計数値に基づいて前記負荷を算出することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2記載の表示装置であって、前記負荷算出部は、前記発光セルの数を前記発光色の異なる表示セル毎に計数することを特徴とする表示装置。
  4. 複数の表示ライン各々の上に形成された複数の表示セルを含む表示パネルと、供給された表示データに応じて前記表示セルを前記表示ライン毎に選択的に発光させる発光駆動部と、を備えた表示装置であって、
    前記表示データに疑似階調を付与する疑似階調生成部と、
    前記疑似階調が付与された表示データに基づいて前記表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部と、
    前記負荷に応じて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項4記載の表示装置であって、前記負荷算出部は、前記疑似階調が付与された表示データの上位ビットの信号を抽出し、抽出された信号に基づいて前記負荷を算出することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項4または5記載の表示装置であって、前記負荷算出部は、乱数系列からなるランダムデータを発生し、当該ランダムデータを前記表示データに加算することで前記表示データに前記疑似階調を付与することを特徴とする表示装置。
  7. 複数の表示ライン各々の上に形成された複数の表示セルを含む表示パネルと、供給された表示データに応じて前記表示セルを前記表示ライン毎に選択的に発光させる発光駆動部と、を備えた表示装置であって、
    前記表示データに基づいて前記表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部と、
    前記負荷に基づいて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部と、を備え、
    前記輝度補正部は、前記表示データの輝度に対する補正量を前記表示ライン上の水平方向位置に応じて変化させることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7記載の表示装置であって、前記輝度補正部は、前記補正量を、前記表示ラインにおける略中央位置で最大とすることを特徴とする表示装置。
  9. 複数の表示ライン各々の上に形成された複数の表示セルを含む表示パネルと、供給された表示データに応じて前記表示セルを前記表示ライン毎に選択的に発光させる発光駆動部と、を備えた表示装置であって、
    前記表示データに基づいて前記表示ライン毎の負荷を算出する負荷算出部と、
    前記負荷に基づいて前記表示データの輝度を前記表示ライン毎に補正する輝度補正部と、を備え、
    前記輝度補正部は、前記表示データの輝度に対する補正量を前記表示ラインの方向に対して垂直方向の位置に応じて変化させることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項9記載の表示装置であって、前記輝度補正部は、処理対象となるカレント表示ラインに対する負荷と、当該カレント表示ライン以外の周辺表示ラインに対する負荷とに基づいて前記補正量を決定することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項10記載の表示装置であって、前記輝度補正部は、前記カレント表示ラインに対する負荷および前記周辺表示ラインに対する負荷にそれぞれ重み係数を重み付けし、重み付けされた負荷の総和に基づいて前記カレント表示ラインに対する負荷を算出し、
    前記周辺表示ラインに対する負荷に重み付ける重み係数は、前記カレント表示ラインと前記周辺表示ラインとの垂直方向距離が大きくなる程に小さくなるように設定されることを特徴とする表示装置。
  12. 請求項4から11のうちのいずれか1項に記載の表示装置であって、前記負荷算出部は、前記表示セルのうち発光状態となる発光セルの数を計数し、その計数値に基づいて前記負荷を算出することを特徴とする表示装置。
  13. 請求項1から12のうちのいずれか1項に記載の表示装置であって、前記輝度補正部は、前記負荷が小さい程に前記表示データの輝度を低下させるように前記補正量を決定することを特徴とする表示装置。
  14. 請求項13記載の表示装置であって、前記輝度補正部は、前記負荷が最大となるときには前記表示データの輝度に対する補正量をゼロにすることを特徴とする表示装置。
  15. 請求項11記載の表示装置であって、前記輝度補正部は、全表示ラインに対する負荷に基づいて当該カレント表示ラインに対する前記補正量を決定することを特徴とする表示装置。
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