JP2006337173A - 液面高さ検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に、かつ、正確に液面高さを検出することができる液面高さ検出装置を提供する。
【解決手段】検出用電極対PE1〜PE8は、貯蔵タンク20の高さ方向Y1に並んで配置される。基準用電極対PErefは、貯蔵タンク20の最大液面高さHmaxよりも高さ方向Y1上側に配置され、検出用電極対PE1〜PE8と同一形状である。液面高さ検出回路は、検出用電極対PE1〜PE8の各々と基準用電極対PErefとの静電容量の差に基づき検出用電極対PE1〜PE8の各々について液体30に浸漬しているか否かを判断し、その判断に基づいて液面高さを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液面高さ検出装置に係り、特に、液体を貯蔵する貯蔵タンク内に設置され、液体の液面高さを検出する液面高さ検出装置に関するものである。
従来、上述した液面高さ検出装置として、例えば、図8に示されたようなものが知られている(例えば特許文献1)。図中、10は、液体11を貯蔵する貯蔵タンクである。この貯蔵タンク10内には、櫛歯状で互いに対向しながら噛み合う一対の電極12a、12bが形成された絶縁基板13が配置されている。検出回路14は、液面高さに応じて変動する一対の電極12a、12b間の静電容量を電気信号に変換し、液面高さ出力とする。なお、15は、貯蔵タンク10内に液体11を流入したり、貯蔵タンク10から液体11を流出するためのポンプである。
上述した一対の電極12a、12b間の静電容量は、液体11の誘電率の変動に応じても変わるため、同一液面高さでも異なる値となることがある。上述した誘電率は、液体11の種類、組成や液体温度によって変動する。特に、液体11が車両の燃料であった場合、給油毎に異なる種類や組成の液体燃料が給油されたり、走行や給油によって燃料温度が変動することに起因して、液体11の誘電率が変動し、静電容量値が変動することがある。従って、同一液面高さであっても、一対の電極12a、12bが異なる静電容量値となり、正確に液面高さを検出することができない。
そこで、高さ方向に複数の電極を並べて、高さ方向に並べられた各電極と、接地電極との間に生じる静電容量の大小により、各電極−接地電極間に液体が存在するか否かを判断して、多段階的に液面高さを検出する液面高さ検出装置が提案されている(例えば特許文献2)。詳しくは、静電容量が大きい場合、液体が存在すると判断し、静電容量が小さい場合、液体が存在しないと判断する。各電極−接地電極間の静電容量は、液体の誘電率の変動に起因した変動分より、液体が存在するか否かに起因する変動分の方がはるかに大きいため、誘電率の変動が液面高さの検出に影響を与えることなく、正確に液面高さを検出することができる。
ところで、液体が存在しない電極−接地電極間に生じる静電容量は、貯蔵タンク内の気体の誘電率に応じて変化する。この気体の誘電率は圧力、温度、組成が変動すると変化することがある。このため、気体の誘電率によっては、液体が存在しなくても静電容量が高くなり、液体が存在すると誤判断される恐れがある。従って、正確に液面高さを検出するには、貯蔵タンク内の気体の誘電率の変動分も把握した上で、静電容量の大小を判断する必要があり、コスト的に問題があった。
特開平4−350550号公報 特開平10−30950号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、安価に、かつ、正確に液面高さを検出することができる液面高さ検出装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、液体を貯蔵する貯蔵タンクに設置され、前記液体の液面高さを検出する液面高さ検出装置であって、前記貯蔵タンクの高さ方向に並んで配置される複数の検出用電極対と、前記貯蔵タンクの最大液面高さよりも高さ方向上側に配置され、前記複数の検出用電極対と同一形状の基準用電極対と、前記複数の検出用電極対の各々と前記基準用電極対との静電容量の差に基づき前記複数の検出用電極対の各々について前記液体に浸漬しているか否かを判断し、当該判断に基づいて液面高さを検出する液面高さ検出手段とを備えたことを特徴とする液面高さ検出装置に存する。
請求項1記載の発明によれば、検出用電極対は、貯蔵タンクの高さ方向に並んで配置される。基準用電極対は、貯蔵タンクの最大液面高さよりも高さ方向上側に配置され、検出用電極対と同一形状である。液面高さ検出手段は、複数の検出用電極対の各々と基準用電極対との静電容量の差に基づき複数の検出用電極対の各々について液体に浸漬しているか否かを判断し、その判断に基づいて液面高さを検出する。
従って、基準用電極対は、貯蔵タンクの最大液面高さよりも高さ方向上側に配置されるため、必ず貯蔵タンク内の気体中に存在し、液体に浸漬することがない。しかも、基準用電極対は、検出用電極対と同一形状であるため、その静電容量は液体に浸漬していない検出用電極対の静電容量と同じになる。このため、複数の検出用電極対の各々と基準用電極対との静電容量の差は気体誘電率の変動の影響を受けない値となり、この静電容量の差に基づき液体に浸漬しているか否かを判断することにより、気体誘電率の変動による検出用電極対の静電容量の変動分を予め把握しておかなくても、正確に液体に浸漬しているか否かを判断することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の液面高さ検出装置であって、前記検出用電極対と前記基準用電極対とは、同一基板上に搭載されていることを特徴とする液面高さ検出装置に存する。
請求項2記載の発明によれば、検出用電極対と基準用電極対とが同一基板上に搭載されている。従って、検出用電極対と基準用電極対との双方の静電容量が搭載基板の温度変化に応じて同様に変動するため、複数の検出用電極対の各々と基準用電極対との静電容量の差は搭載基板の温度変化の影響を受けない値となる。このため、より一層正確に液体に浸漬しているか否かを判断することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の液面高さ検出装置であって、前記貯蔵タンク内の前記最大液面高さよりも高さ方向上側に配置され、前記貯蔵タンクの高さ方向を隔てる隔壁をさらに備え、前記基準用電極対は前記隔壁よりも高さ方向上側に配置されることを特徴とする液面高さ検出装置に存する。
請求項3記載の発明によれば、隔壁は、貯蔵タンク内の最大液面高さよりも高さ方向上側に配置され、貯蔵タンクの高さ方向を隔てる。基準用電極対は隔壁より高さ方向上側に配置される。従って、貯蔵タンクが揺れたり、傾いたりして、液面高さが最大液面高さを超える場合があっても、隔壁を超えることはない。基準用電極対はこの隔壁よりも高さ方向上側に配置されるため、貯蔵タンクが揺れたり、傾いたりしても液体に浸漬することがない。しかも、検出用電極対及び基準用電極対の貯蔵タンクに対する設置も容易となる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の液面高さ検出装置であって、前記隔壁には、当該隔壁を貫通する通気穴が形成されていることを特徴とする液面高さ検出装置に存する。
請求項4記載の発明によれば、隔壁には、その隔壁を貫通する通気穴が形成されている。従って、この通気穴により、貯蔵タンク内の隔壁より上側と下側との気体を同一気体とすることができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4何れか1項記載の液面高さ検出装置であって、
前記各検出電極対の配置高さに関する配置高さ情報がそれぞれ記憶される記憶手段をさらに備え、前記液面高さ検出手段は、前記記憶手段に記憶された配置高さ情報に基づいて前記液面に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対の配置高さを求めて、前記液面高さとして検出することを特徴とする液面高さ検出装置に存する。
請求項5記載の発明によれば、記憶手段には、各検出電極対の配置高さに関する配置高さ情報がそれぞれ記憶される。液面高さ検出手段は、記憶手段に記憶された配置高さ情報に基づいて液体に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対の配置高さを求めて、液面高さとして検出する。従って、予め配置高さ情報を記憶手段に記憶させ、その配置高さ情報に基づいて液体に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対の配置高さを求めることにより、配置高さ情報は液体の誘電率の影響を受けることない情報であるため正確な液面高さを検出することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜4何れか1項記載の液面高さ検出装置であって、前記液面高さ検出手段は、前記液面に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対の最下端までの高さと、前記最も高い位置に配置されている検出用電極対の静電容量に基づいて求めた当該検出用電極対の高さ方向最下端から液面までの高さとの和を前記液面高さとして検出することを特徴とする液面検出装置に存する。
請求項6記載の発明によれば、液面高さ検出手段は、液面に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対の最下端までの高さと、最も高い位置に配置されている検出用電極対の静電容量に基づいて求めた当該検出用電極対の高さ方向最下端から液面までの高さとの和を前記液面高さとして検出する。従って、液体に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対のどの高さまで液体が浸漬しているかを考慮して液面高さを検出することができ、より正確な液面高さを検出することができる。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、複数の検出用電極対の各々と基準用電極対との静電容量の差は気体誘電率の変動の影響を受けない値となり、この静電容量の差に基づき液体に浸漬しているか否かを判断することにより、気体誘電率の変動による検出用電極対の静電容量の変動分を予め把握しておかなくても、正確に液体に浸漬しているか否かを判断することができるので、安価に、かつ、正確に液面高さを検出することができる。
請求項2記載の発明によれば、検出用電極対と基準用電極対との双方の静電容量が搭載基板の温度変化に応じて同様に変動するため、複数の検出用電極対の各々と基準用電極対との静電容量の差は搭載基板の温度変化の影響を受けない値となり、より一層正確に液体に浸漬しているか否かを判断することができる。
請求項3記載の発明によれば、貯蔵タンクが揺れたり、傾いたりして、液面高さが最大液面高さを超える場合があっても、隔壁を超えることはない。基準用電極対はこの隔壁よりも高さ方向上側に配置されるため、貯蔵タンクが揺れたり、傾いたりしても液体に浸漬することがないので、より一層正確に液体に浸漬しているか否かを判断することができる。しかも、検出用電極対及び基準用電極対の貯蔵タンクに対する設置も容易となる。
請求項4記載の発明によれば、この通気穴により、貯蔵タンク内の隔壁より上側と下側との気体を同一気体とすることができるので、より一層正確に液体に浸漬しているか否かを判断することができる。
請求項5記載の発明によれば、予め配置高さ情報を記憶手段に記憶させ、その配置高さ情報に基づいて液体に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対の配置高さを求めることにより、配置高さ情報は液体の誘電率の影響を受けることない情報であるため正確な液面高さを検出することができる。
請求項6記載の発明によれば、液体に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対のどの高さまで液体が浸漬しているかを考慮して液面高さを検出することができ、より正確な液面高さを検出することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の液面高さ検出装置を設置した貯蔵タンク20の断面図である。図2は、本発明の液面高さ検出装置を示す回路図である。図3は、図1に示す液面高さ検出装置を設置した貯蔵タンク20のI−I線断面図である。図中、20は、液体30を貯蔵する貯蔵タンクである。液面高さ検出装置は、貯蔵タンク20内に設置されたセンサ部51と、センサ部51を利用して液面高さを検出する液面高さ検出回路52(=液面高さ検出手段)とを備えている。センサ部51は、平板状の絶縁基板511と、この絶縁基板511上に形成された複数対の(本実施形態では8つ)検出用電極対PE1〜PE8及び基準用電極対PErefと、これら8つの検出用電極PE1〜PE8及び基準用電極対PErefを被膜する絶縁層512(図3)とを有する。
上述したセンサ部51は、絶縁基板511が液面31の高さ方向Y1と平行になるように、貯蔵タンク20内に設置される。8つの検出用電極対PE1〜PE8は、センサ部51を貯蔵タンク20に設置した状態で、各々が高さ方向Y1に並んで配置されるように、絶縁基板511上に形成されている。
また、図1中、引用符号Hmaxは最大液面高さ(つまり満タン高さ)であり、貯蔵タンク20には、この最大液面高さHmaxを超える量の液体30が貯蔵されることはない。基準用電極対PErefは、センサ部51を貯蔵タンク20に設置した状態で、上記最大液面高さHmaxよりも高さ方向Y1上側に配置されるように、絶縁基板511上に形成されている。これにより、基準用電極対PErefは必ず貯蔵タンク20内の気体中に存在し、液体30に浸漬することがない。
さらに、貯蔵タンク20には、最大液面高さHmaxよりも高さ方向Y1上側に配置され、貯蔵タンク20の高さ方向Y1を上側と下側とに隔てる板状の隔壁60が設置されている。センサ部51はこの隔壁60を貫通して設置され、基準用電極対PErefはこの隔壁60よりも高さ方向Y1上側に配置されるように、絶縁基板511上に形成される。これにより、貯蔵タンク20が揺れたり傾いたりして、液面高さが最大液面高さHmaxを超える場合があっても、隔壁60を超えることはないため、確実に、基準用電極対PErefを液体30に浸漬させないようにすることができる。
また、隔壁60には、隔壁60を貫通する通気穴61が形成されている。この通気穴61により、貯蔵タンク20内の隔壁60より上側と下側との気体は同一の気体となる。通気穴61の形状は隔壁60を貫通するものであればどんな形状であっても良いが、少なくとも一箇所以上に屈折部を有するものが望ましい。本実施形態において通気穴61は、図4に示すように、2箇所の屈折部611、612が形成されている。このような形状にすることによって、貯蔵タンク20が揺れたりして、液体30の一部が高さ方向Y1上側に向かって飛び跳ねても、通気穴61を通って隔壁60より上側に到達することがない。このため、より確実に、基準用電極対PErefを液体30に浸漬させないようにすることができる。
上述した8つの検出用電極対PE1〜PE8及び基準用電極対PErefは各々同一形状に形成されている。詳述すると、検出用電極対PE1〜PE8及び基準用電極対PErefは各々、液面31に平行な1本又は複数本の(本実施形態では3つ)櫛歯を有する2つの櫛歯状電極から構成され、この2つの櫛歯状電極が互いに対向して噛み合うように絶縁基板511上に形成されている。上述した検出用電極対PE1〜PE8及び基準用電極対PErefを構成する2つの櫛歯状電極のうち、一方(本実施形態では図1中左側に形成されている方)は共通端子Tcに共通接続されている。また、他方(本実施形態では図面右側に形成されている方)は、各々独立した9つの独立端子Tref、T1〜T8に接続されている。
また、上述した液面高さ検出回路52は、図2に示すように、発振部521を備えている。液面高さ検出回路52はまた、発振部521と9つの独立端子Tref、T1〜T8の各々との間に接続された抵抗Rref、R1〜R8を備えている。上述した発振部521は上述した抵抗Rref、R1〜R8、基準用電極対PEref及び検出用電極対PE1〜PE8の容量と共に発振器を構成し、基準用電極対PEref及び検出用電極対PE1〜PE8の静電容量に応じた周波数の発振信号Sref、S1〜S8を各々出力する。これら発振信号Sref、S1〜S8は、各々周波数/電圧変換器522に供給される。周波数/電圧変換器522は、発振信号Sref、S1〜S8を周波数/電圧変換し、発振信号Sref、S1〜S8の周波数に応じた電圧を基準用電極対PEref及び検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力Cref、C1〜C8として出力する。
液面高さ検出回路52はさらに、一方に基準用電極対PErefの静電容量出力Crefが入力され、他方に検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8が各々入力される差動増幅器A1〜A8を備えている。差動増幅器A1〜A8は、検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8の各々と基準用電極対PErefの静電容量出力Crefとの差分出力Cs1〜Cs8をμCOM523に供給する。
μCOM523は各々、予め定めたプログラムに従って各種の制御や処理などを行う中央処理ユニット(CPU)523a、CPU523aのためのプラグラムなどを格納した読み出し専用のメモリであるROM523b、各種データを格納すると共にCPU523aの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM523c等を内蔵している。また、ROM523b内(=記憶手段)には、センサ部51を貯蔵タンク20に設置した状態での各検出用電極PE1〜PE8の高さH1〜H8(図1)が配置高さ情報として予め記憶されている。
このμCOM523内に内蔵されたCPU523aは、差動増幅器A1〜A8から出力される検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8の各々と基準用電極対PErefの静電容量出力Crefとの差分出力Cs1〜Cs8に基づき検出用電極対PE1〜PE8の各々について液体30に浸漬しているか否かを判断し、その判断に基づいて液面高さを検出する液面高さ検出処理を行う。
上述した構成の液面高さ検出装置の動作について、液面高さ検出処理におけるCPU523aの処理手順を示す図5のフローチャートを参照して以下説明する。まず、CPU523aは、差動増幅器A1〜A8から出力される検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8の各々と基準用電極対PErefの静電容量出力Crefとの差分出力Cs1〜Cs8を取り込む取込処理を行う(ステップS1)。次に、CPU523aは、取り込んだ差分出力Cs1〜Cs8に基づき検出用電極対PE1〜PE8の各々について液体30に浸漬しているか否かを判断する浸漬判断処理を行う(ステップS2)。
上述したように基準用電極対PErefは、隔壁60よりも高さ方向Y1上側に配置されるため、必ず貯蔵タンク20内の気体中に存在し、液体30に浸漬することがない。しかも、基準用電極対PErefは、検出用電極対PE1〜PE8と同一形状であるため、その静電容量出力Crefは液体30に浸漬していない状態での検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8と同じになる。
従って、液体30に浸漬していない検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8と基準用電極対PErefの静電容量出力Crefとの差分出力Cs1〜Cs2はほぼ0となる。一方、液体30に浸漬すると検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8が大きくなり、差分出力Cs1〜Cs2も大きくなる。そこで、浸漬判断処理においてCPU523aは、差分出力Cs1〜Cs8と閾値とを比較し、閾値を超えている差分出力Cs1〜Cs8に対応する検出用電極対PE1〜PE8は液体30に浸漬されていると判断し、閾値以下の差分出力Cs1〜Cs8に対応する検出用電極対PE1〜PE8は液体30に浸漬されていないと判断する。
上述したように基準用電極対PErefの静電容量出力Crefは液体30に浸漬していない検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8と同じである。このため、検出用電極対PE1〜PE8の各々と基準用電極対PErefとの静電容量の差分出力Cs1〜Cs8は貯蔵タンク20内の気体誘電率の変動の影響を受けない値となり、この静電容量の差分出力Cs1〜Cs8に基づき液体30に浸漬しているか否かを判断することにより、気体誘電率の変動による検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8の変動分を予め把握しておかなくても、正確に液体30に浸漬しているか否かを判断することができ、安価に、かつ、正確に液面高さを検出できる。
次に、CPU523aは、浸漬判断処理の結果に基づいて液面高さを検出する高さ検出処理を行い(ステップS3)、図示しない表示器に表示する表示処理を行った後(ステップS4)、処理を終了する。高さ検出処理においてCPU523aは液体30に浸漬されていると判断された検出用電極対PE1〜PE8のうち、最も高い位置に配置されている検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8を液面高さとする。
上述した液面高さ検出装置によれば、検出用電極対PE1〜PE8と基準用電極対PErefとが同一絶縁基板511上に搭載されている。従って、検出用電極対PE1〜PE8と基準用電極対PErefとの双方の静電容量出力C1〜C8、Crefが絶縁基板511の温度変化に応じて同様に変動するため、検出用電極対PE1〜PE8の各々と基準用電極対PErefとの静電容量の差分出力Cs1〜Cs8は絶縁基板511の温度変化の影響を受けない値となる。このため、より一層正確に液体30に浸漬しているか否かを判断することができる。しかも、検出用電極対PE1〜PE8及び基準用電極対PErefの貯蔵タンク20に対する設置も容易となる。
また、上述した液面高さ検出装置によれば、予めROM523b内に配置高さ情報として検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8を記憶させておき、この配置高さ情報に基づいて液体に浸漬していると判断された検出用電極対PE1〜PE8のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8を求め、求めた高さH1〜H8を液面高さとしている。これにより、ROM523bに記憶されている配置高さ情報は液体の誘電率の影響を受けることない情報であるため正確な液面高さを検出することができる。
なお、検出用電極対PE1〜PE8及び基準用電極対PErefとしては、上述した実施形態に示す櫛歯状や、絶縁基板511に搭載されたものに限定されるものでなく、液体30に浸漬状態に応じて、つまり液面高さに応じて静電容量が変化するように互いに対向しているものならばなんでもよい。例えば、一対の電極対PE1〜PE8、PErefを、大半径の円筒状電極と、この大半径の円筒状電極内に挿入された小半径の円筒状電極とから構成し、高さ方向Y1に積み重ねたものであってもよい。また、一対の板状電極を互いに所定間隔離間して対向させた状態で、高さ方向Y1に積み重ねたものであってもよい。
また、上述した実施形態では、差分出力Cs1〜Cs8と閾値とを比較し、閾値を超えている差分出力Cs1〜Cs8に対応する検出用電極対PE1〜PE8は液体30に浸漬されていると判断し、閾値以下の差分出力Cs1〜Cs8に対応する検出用電極対PE1〜PE8は液体30に浸漬されていないと判断していた。しかしながら、検出用電極対PE1〜PE8の各々について液体30に浸漬しているか否かの判断は上述した実施形態に限定されるものではなく、差分出力Cs1〜Cs8に基づいて浸漬判断することができる方法であればなんでもよい。
また、上述した液面高さ検出回路52の構成は図2に示すものに限定されるものではなく、検出用電極対PE1〜PE8の各々と基準用電極対PErefとの静電容量の差に基づき検出用電極対PE1〜PE8の各々について液体30に浸漬しているか否かを判断し、判断に基づいて液面高さを検出できる構成であればどんな構成であってもよい。例えば、本実施形態では、検出用電極対PE1〜PE8の各々に対応して周波数/電圧変換器522や、差動増幅器A1〜A8を設けていた。しかしながら、切替スイッチなどを用いて検出用電極対PE1〜PE8に対して単一の周波数/電圧変換器や、差動増幅器を設けることも考えられる。
また、上述した実施形態では、図2に示すように、差動増幅器A1〜A8によって、検出用電極対PE1〜PE8の各々と基準用電極対PErefとの静電容量の差分出力Cs1〜Cs8を求めていた。しかしながら、例えば、図6に示すように、CPU523aに直接、静電容量出力Cref、C1〜C8を供給して、CPU523aが静電容量出力C1〜C8と静電容量出力Crefとの差分を求めるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ROM523b内に記憶させる配置高さ情報として、検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8を記憶させていた。しかしながら、配置高さ情報としては、この限りではなく、各検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8が求められるような情報であればよい。例えば、配置高さ情報として、検出用電極対PE1〜PE8の配置間隔をROM523b内に記憶させても、この配置間隔から配置高さを求めることができる。
また、上述した実施形態では、各検出用電極対PE1〜PE8の最上端までの高さを検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8(配置高さ)として定めていた。しかしながら、本発明はこの限りではなく、検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8としては、各検出用電極対PE1〜PE8の最下端から最上端の間の何れか1点の高さに定めておけばよい。
また、上述した実施形態では、各検出用電極対PE1〜PE8を互いに離して配置していたが、検出用電極対PE1〜PE8の櫛歯が等間隔に配置されるように、各検出用電極対PE1〜PE8間の距離を離さずに配置して、より液面高さの検出精度を向上させることも考えられる。
また、上述した実施形態では、ROM523bに予め検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8を記憶させておき、液体30に浸漬されていると判断された検出用電極対PE1〜PE8のうち、最も高い位置に配置されている検出用電極対PE1〜PE8の高さH1〜H8を液面高さとして検出していた。しかしながら、液面高さの検出としては、この実施形態に限ったものではなく、液体30に浸漬されているか否かの判断結果を用いて液面高さを検出できる方法であればどんな方法であってもよい。
例えば、上述した実施形態では、液体30に浸漬されていると判断された検出用電極対PE1〜PE8のうち、最も高い位置に配置されている検出用電極対がPEnであったときは、たとえ検出用電極対PEnの3/4しか液体30に浸漬していない場合であっても、検出用電極対PEnが完全に液体30に浸漬した場合の液面高さが検出されていた。しかしながら、検出用電極対PEnについて、さらにどの高さまで液体30が浸漬しているかを求めて、より精度の高い液面高さ検出を行うことも考えられる。
詳しくは、図7に示す液面高さ検出処理におけるCPU523aの処理手順を示すフローチャートを参照して以下説明する。このとき、液面高さ検出回路52の構成としては、図6に示すように、CPU523aに静電容量出力C1〜C8及びCrefが各々供給されるような構成にする必要がある。
まず、CPU523aは、周波数/電圧変換器522から出力される検出用電極対PE1〜PE8の静電容量出力C1〜C8及び基準用電極対PErefの静電容量出力Crefを取り込む取込処理を行う(ステップS5)。次に、CPU523aは静電容量出力C1〜C8の各々と静電容量出力Crefとの差分出力Cs1〜Cs8を求める差分検出処理を行う(ステップS6)。
その後、CPU523aは、求めた差分出力Cs1〜Cs8に基づき検出用電極対PE1〜PE8の各々について液体30に浸漬しているか否かを判断する浸漬判断処理を行う(ステップS7)。具体的に、浸漬判断処理においてCPU523aは、差分出力Cs1〜Cs8と閾値とを比較し、閾値を超えている差分出力Cs1〜Cs8に対応する検出用電極対PE1〜PE8うち、最も高い位置に配置されている検出用電極対PEnを半浸漬状態(検出用電極対PE1〜PE8全体が液体30に浸漬しておらず、少なくとも一部が気体に触れている状態)であると判断し、検出用電極対PEnより低い位置に配置されている検出用電極対PEn-1〜PE1を完全浸漬状態(検出用電極対PE1〜PE8全体が液体30に浸漬している状態)と判断する。また、閾値以下の差分出力Cs1〜Cs8に対応する検出用電極対PE1〜PE8は液体30に浸漬されていないと判断する。
次に、CPU523aは、検出用電極対PE1〜PE8のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対PEnの高さ方向最下端までの高さを求め、完全浸漬部分の高さとして検出する完浸漬高さ検出処理を行う(ステップS8)。検出用電極対PEnの最下端までの高さを求める一例としては、完全浸漬状態の検出用電極対PEn-1〜PE1の静電容量に基づいて求めることが考えられる。その一例としては、検出用電極対PEn-1〜PE1の静電容量の和(=Cn-1+…+C1)に変換係数Kを乗じた値K・(Cn-1+…+C1)を検出用電極対PEnの最下端までの高さ、つまり、完全浸漬部分の高さとする。また、ROM523b内に予め各検出用電極PE1〜PE8の最下端の高さ情報を記憶させて、この最下端の高さ情報に基づいて求めることが考えられる。
次に、CPU523aは、半浸漬状態の検出用電極対PEn(言い換えると全検出用電極対PE1〜PE8のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対PEn)の高さ方向最下端から液面31までの高さを求め、半浸漬部分の高さとして検出する半浸漬高さ検出処理を行う(ステップS9)。上述した変換係数Kを乗じた値K・Cnを半浸漬部分の高さとする。また、例えば検出用電極対PE1〜PE8が1/2、3/4浸漬したときの静電容量C1/2、C3/4と、半浸漬状態の検出用電極対PEnの静電容量Cnとを比較して、1/2浸漬した状態であると判断できれば検出用電極対PE1〜PE8の高さ方向長の1/2を半浸漬部分の高さとし、3/4浸漬した状態であると判断できれば検出用電極対PE1〜PE8の高さ方向長の3/4を半浸漬部分の高さとしてもよい。その後、CPU523aは、上述した完全浸漬高さ検出処理及び半浸漬高さ検出処理により求めた完全浸漬高さと半浸漬高さとの和を液面高さとして検出し(ステップS10)、図示しない表示器に検出した液面高さを表示して(ステップS11)、処理を終了する。
本発明の液面高さ検出装置を設置した貯蔵タンク20の断面図である。 本発明の液面高さ検出装置を示す回路図である。 図1に示す液面高さ検出装置を設置した貯蔵タンク20のI−I線断面図である。 (a)及び(b)は、図1に示す通気穴61の拡大断面図及び拡大上面図である。 液面高さ検出処理におけるCPU523aの処理手順を示すフローチャートである。 他の実施形態における液面高さ検出装置を示す回路図である。 他の実施形態における液面高さ検出処理におけるCPU523aの処理手順を示すフローチャートである。 従来の液面高さ検出装置の一例を示す図である。
符号の説明
20 貯蔵タンク
30 液体
511 絶縁基板(基板)
52 液面高さ検出回路(液面高さ検出手段)
523b ROM(記憶手段)
60 隔壁
Hmax 最大液面高さ
PE1〜PE8 検出用電極対
Pref 基準用電極対
Y1 高さ方向

Claims (6)

  1. 液体を貯蔵する貯蔵タンクに設置され、前記液体の液面高さを検出する液面高さ検出装置であって、
    前記貯蔵タンクの高さ方向に並んで配置される複数の検出用電極対と、
    前記貯蔵タンクの最大液面高さよりも高さ方向上側に配置され、前記複数の検出用電極対と同一形状の基準用電極対と、
    前記複数の検出用電極対の各々と前記基準用電極対との静電容量の差に基づき前記複数の検出用電極対の各々について前記液体に浸漬しているか否かを判断し、当該判断に基づいて液面高さを検出する液面高さ検出手段とを備えたことを特徴とする液面高さ検出装置。
  2. 請求項1記載の液面高さ検出装置であって、
    前記検出用電極対と前記基準用電極対とは、同一基板上に搭載されていることを特徴とする液面高さ検出装置。
  3. 請求項1又は2記載の液面高さ検出装置であって、
    前記貯蔵タンク内の前記最大液面高さよりも高さ方向上側に配置され、前記貯蔵タンクの高さ方向を隔てる隔壁をさらに備え、
    前記基準用電極対は前記隔壁よりも高さ方向上側に配置されることを特徴とする液面高さ検出装置。
  4. 請求項3記載の液面高さ検出装置であって、
    前記隔壁には、当該隔壁を貫通する通気穴が形成されていることを特徴とする液面高さ検出装置。
  5. 請求項1〜4何れか1項記載の液面高さ検出装置であって、
    前記各検出電極対の配置高さに関する配置高さ情報がそれぞれ記憶される記憶手段をさらに備え、
    前記液面高さ検出手段は、前記記憶手段に記憶された配置高さ情報に基づいて前記液面に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対の配置高さを求めて、前記液面高さとして検出することを特徴とする液面高さ検出装置。
  6. 請求項1〜4何れか1項記載の液面高さ検出装置であって、
    前記液面高さ検出手段は、前記液面に浸漬していると判断された検出用電極対のうちの最も高い位置に配置されている検出用電極対の最下端までの高さと、前記最も高い位置に配置されている検出用電極対の静電容量に基づいて求めた当該検出用電極対の高さ方向最下端から液面までの高さとの和を前記液面高さとして検出することを特徴とする液面高さ検出装置。
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