JP2006337084A - 劣化試験方法及び劣化試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短時間に高精度の劣化試験を実施することができる劣化試験方法を提供する。
【解決手段】 本発明の劣化試験方法は、被検物の耐光性評価のための劣化試験方法であって、劣化促進用のレーザ光を被検物における試験対象領域に照射するとともに、被検物における試験対象領域とは別の領域に、レーザ光を用いて試験情報を直接描画する。試験情報は、例えば、基準位置を示すマークである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、劣化試験方法及び劣化試験装置に関するものである。
従来から、液晶パネルの信頼性評価の1つとして耐光性試験が行われている。例えば、液晶プロジェクタにおいてライトバルブとして用いられる液晶パネルは、強い光が長時間に渡って照射されて各構成要素(部品、部材)に劣化が生じやすいので、耐光性試験は所望の品質を確保する上で重要である。
このような液晶パネルの耐光性においては、長い場合には数ヶ月といったオーダでの試験期間を要する場合がある。しかし、製品開発期間の短縮化が求められる状況ではこのような長期間の試験は許容しがたい。
これに対して、評価期間を短縮する手法の1つとして、実際の使用状況よりも過酷な条件による負荷をかけて試験を行い、その結果から長期間の使用後における劣化を予測する、いわゆる劣化試験が知られている。このような液晶パネルの耐光性評価に関する従来技術が、例えば特許文献1に開示されている。
特開2001−4526号公報
従来の劣化試験方法では、メタルハイドロランプ、UHPランプあるいはハロゲンランプなどの光源を用いて液晶パネルに光を照射しているため、集光性が低く、高エネルギー密度が得られず、短時間で劣化現象を発現させることが難しかった。このため、液晶パネルの耐光性の評価に長時間を要することとなり、製品開発期間の短縮化の妨げとなっていた。
本発明は、短時間に高精度の劣化試験を実施することができる劣化試験方法及び劣化試験装置を提供することを目的としている。
本発明の劣化試験方法は、被検物の耐光性評価のための劣化試験方法であって、劣化促進用のレーザ光を前記被検物における試験対象領域に照射するとともに、前記被検物における試験対象領域とは別の領域に、前記レーザ光を用いて試験情報を直接描画することを特徴とする。
本発明の劣化試験方法によれば、レーザ光の強いエネルギーによって短時間に被検物に劣化を生じさせることができる。また、レーザ光のスポット径を絞ることにより、被検物に対するレーザ光の照射領域(試験対象領域)の微小化が可能である。照射領域の微小化により、例えば、被検物における複数の領域に対して劣化試験を行うことができる。しかも、この方法によれば、被検物に試験情報を描画するので、その被検物に対応付けて試験に関する情報を容易に管理することができる。被検物に対する試験情報の描画は、レーザ光を用いることによって容易に行うことができる。
本発明の劣化試験方法において、例えば、前記試験情報は、前記被検物内での試験対象領域の位置を規定するための基準位置を示すマークである。
この場合、被検物に基準位置を示すマークを直接描画することにより、試験対象領域が微小であっても、マークを基準位置としてその試験対象領域の位置の特定が可能となり、これは被検物の耐光性を正確に評価する上で有利である。すなわち、被検物全体の大きさに比べて試験対象領域が微小であると、観察視野内に被検物の全体が収まらないなどにより、被検物内での試験対象領域の位置の特定が難しい場合がある。そこで、試験対象領域の比較的近くにマークを描画することにより、そのマークを基準位置としてその試験対象領域の位置の特定が容易となる。
例えば、前記被検物にレーザ光を照射し、基準位置を示すマークを該被検物に直接描画する工程と、前記マークを基準位置として前記レーザ光の光軸に対して前記被検物を相対移動させる工程と、前記被検物における試験対象領域に前記レーザ光を照射するとともに、前記被検物の劣化度合いを観察する工程とを含む方法を採用することができる。
この方法によれば、試験対象領域が微小であっても、マークを基準位置として、被検物における所望の位置の試験対象領域にレーザ光を照射したり、所望の位置の試験対象領域を観察したりすることができる。
前記マークと、試験対象領域に形成される前記レーザ光の照射跡とは、形状が互いに異なることが好ましい。
これにより、マークと試験対象領域におけるレーザ光の照射跡との混同が回避される。
また、前記被検物に対して複数の試験対象領域を設定するとともに、前記マークを基準位置として、前記複数の試験対象領域のそれぞれに前記レーザ光を順次照射する方法を採用することができる。
この方法によれば、マークを基準位置とすることにより、被検物における複数の微小な試験対象領域のそれぞれについて耐光性を容易に評価することができる。
また、例えば、前記試験情報は、レーザ光の照射強度、レーザ光の照射時間、レーザ光の波長、前記被検物に関する情報、及び試験日時のうちの少なくとも1つを含む。
この場合、前記試験情報は、前記被検物の所定の領域内における、前記レーザ光の照射跡の有無に基づいて認識されるものであるのが好ましい。
これにより、文字などに比べて、被検物に描画された試験情報が微小なものであってもその内容の認識が容易となる。
また、前記被検物に対して複数の試験対象領域を設定するとともに、前記複数の試験対象領域に対応づけて前記被検物の複数の箇所に前記試験情報を描画する方法を採用することができる。
この方法によれば、被検物内の複数の領域に対して劣化試験を行うことができ、しかも、各領域に対応づけて描画された試験情報によって各領域ごとに試験情報を容易に管理することができる。
本発明の劣化試験装置は、被検物の耐光性評価のための劣化試験装置であって、前記被検物にレーザ光を照射するレーザ光出力部と、前記レーザ光で劣化した前記被検物を観察する観察装置とを備え、前記レーザ光出力部は、前記被検物における試験対象領域とは別の領域に、前記レーザ光を用いて試験情報を直接描画することを特徴とする。
本発明の劣化試験装置によれば、レーザ光の強いエネルギーによって短時間に被検物に劣化を生じさせることができる。また、レーザ光のスポット径を絞ることにより、被検物に対するレーザ光の照射領域(試験対象領域)の微小化が可能である。照射領域の微小化により、例えば、被検物における複数の領域に対して劣化試験を行うことができる。しかも、この装置によれば、被検物に試験情報を描画するので、その被検物に対応付けて試験に関する情報を容易に管理することができる。被検物に対する試験情報の描画は、劣化促進用のレーザ光を用いることによって容易に行うことができる。
本発明の劣化試験装置において、前記試験情報は、前記被検物内での試験対象領域の位置を規定するための基準位置を示すマークであり、前記観察装置は、前記マークを基準位置として前記レーザ光の光軸に対して前記被検物を相対移動させる駆動装置を有する構成とすることができる。
この構成によれば、試験対象領域が微小であっても、マークを基準位置として、被検物における所望の位置の試験対象領域にレーザ光を照射したり、所望の位置の試験対象領域を観察したりすることができる。すなわち、被検物全体の大きさに比べて試験対象領域が微小であると、観察視野内に被検物の全体が収まらないなどにより、被検物内での試験対象領域の位置の特定が難しい場合があるものの、試験対象領域の比較的近くにマークを描画することにより、そのマークを基準位置としてその試験対象領域の位置の特定が容易となる。
前記レーザ光出力部は、前記マークの描画時と、試験対象領域への前記レーザ光の照射時との間で、前記レーザ光のスポット形状を変化させるのが好ましい。
これにより、マークと試験対象領域におけるレーザ光の照射跡との混同が回避される。
また、本発明の劣化試験装置において、前記試験情報は、レーザ光の照射強度、レーザ光の照射時間、レーザ光の波長、前記被検物に関する情報、及び試験日時のうちの少なくとも1つを含み、前記観察装置は、前記被検物に描画された試験情報を撮像する撮像手段を有する構成とすることができる。
この場合、前記観察装置はさらに、前記撮像手段で撮像した情報を記憶する記憶部を有することが好ましい。
この構成によれば、撮像手段を介して被検物に描画された試験情報を撮像することができ、その撮像した情報を記憶部に記憶することで、その被検物に対応付けて試験に関する情報を容易に管理することができる。
(劣化試験装置)
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。本実施形態の劣化試験装置は、被検物に対しレーザ光を照射することで、被検物に劣化を生じさせるとともに、そのレーザ光を観察光として用いて被検物を光学的に観察し、被検物の劣化度合いを評価するものである。ここでは、被検物として、一対の基板間に液晶層を挟持してなる液晶パネルを用いる。
図1は、本実施形態の劣化試験装置の概略構成図である。
図1に示す劣化試験装置100は、レーザ光出力部11と、被検物である液晶パネル15を支持する被検物支持部19と、液晶パネル15を観察するための観察装置20と、制御装置30とを備えて構成されている。
レーザ光出力部11は、レーザ装置10と、NDフィルタ12と、ミラー13とを有して構成されている。レーザ装置10は、例えば発振波長406nmの青紫レーザ光を出力するレーザ装置であり、レーザ光をその波長、照射エネルギー、及び照射時間のうち、少なくとも1つを可変パラメータとして出力可能なものとされる。本実施形態の劣化試験装置100は、レーザ光照射により液晶パネル15の配向膜等を劣化させ、液晶の配向性低下の程度を観測して液晶パネル15の耐光性を評価するものであるから、レーザ装置10には、液晶パネル15に対し短時間で所望の劣化を生じさせることができるものが用いられる。
レーザ装置10から出力されたレーザ光は、NDフィルタ12により測定に必要な光量に絞られた後、ミラー13により反射されて集光レンズ14に入射し、集光レンズ14により所定のスポット径に調整された後、被検物である液晶パネル15の試験対象領域に入射する。なお、図1に示すレーザ光出力部11は、その主要部のみを簡略化して表示したものであり、試験装置の設計に応じた構成部材の変更/追加を妨げるものではない。したがって例えば、レーザ光出力部11の光学系に、レーザ光を均一化するためのホモジナイザやインテグレータを設けることもでき、レーザ光のスポット形状を設定するためのマスクを設けることもできる。
被検物支持部19は、液晶パネル15が搭載されるステージ16と、ステージ16を駆動するモータを含む駆動装置17とを有して構成されている。ステージ16は、レーザ光の光軸18に対して直交する平面内を移動自在であり、制御装置30からの指示に基づいて所定距離を移動するようになっている。駆動装置17に用いられるモータとしては、高精度の分解能を有するものが好ましく用いられ、例えば、ステッピングモータやサーボモータが採用される。
観察装置20は、液晶パネル15の前段側(レーザ光出力部11側)に配される第1光量測定器21と、液晶パネル15の後段側(レーザ光出力部11と反対側)に配される第2光量測定器22と、第2光量測定器22の後段側に配されるバックライト28と、液晶パネル15を間に挟んでバックライト28の反対側(レーザ光出力部11側))に配される撮像手段としてのCCDカメラ27とを有して構成されている。
第1光量測定器21及び第2光量測定器22は、それぞれパワーメータ23,24に接続されている。液晶パネル15に入射する直前のレーザ光の光量が第1光量測定器21で検出されてパワーメータ23により読み取られ、液晶パネル15を透過した直後のレーザ光の光量が第2光量測定器22で検出されてパワーメータ24により読み取られる。パワーメータ23で読み取られたレーザ光量と、パワーメータ24で読み取られたレーザ光量とを比較することで、液晶パネル15の透過率を測定することができる。
また、液晶パネル15前段側の第1光量測定器21は、レーザ光の光路に対して進退自在であり、液晶パネル15へのレーザ光照射を行う前にその光路上に配置されて光量を検出し、液晶パネル15に劣化を生じさせる際、及び液晶パネル15の透過率を測定する際には、その光路から後退するようになっている。なお、第1光量測定器21をレーザ光出力部11と液晶パネル15との間に配置する構成に限らず、ダイクロイックミラーなどを用いて液晶パネル15に入射する前のレーザ光を分光することで、第1光量測定器21をレーザ光出力部11と液晶パネル15との間以外に配置し、第1光量測定器21の進退が不要な構成とすることもできる。
CCDカメラ27は、液晶パネル15の少なくとも表面の一部を撮像する。その撮像用光源として、必要に応じてバックライト28が使用される。CCDカメラ27で撮像された画像情報は、必要に応じて画像処理された後、モニタ29に表示される。CCDカメラ27及びモニタ29は、例えば、液晶パネル15の劣化度合いの画像観察、液晶パネル15上の試験対象領域とレーザ光の光軸18との位置合わせ、液晶パネル15の表面に描画された情報の観察、などに用いられる。
制御装置30は、情報処理や演算処理を行う演算部31、ROMやRAMなどの記憶部32、及び表示部33等を有して構成されるコンピュータからなり、被検物支持部19における駆動装置17を制御するとともに、CCDカメラ27から送られる情報を管理するようになっている。例えば、記憶部32は、CCDカメラ27からの撮像情報や、試験条件に関する情報等を記憶する。演算部31は、記憶部32に記憶された情報に基づいて試験情報の管理を行う。表示部33は、その試験情報を表示するようになっている。
(劣化試験方法)
次に、上記の劣化試験装置100を用いた劣化試験方法について説明する。
本例では、劣化試験装置100を用いて、液晶パネル15に対して波長、照射時間等の条件を種々に設定してレーザ光を照射して劣化を生じさせ、その劣化させた箇所を観察することにより被検物である液晶パネル15の耐光性を評価する。
まず、被検物である液晶パネル15について説明する。
図2は液晶パネル15の一例を示す説明図である。この液晶パネル15は、TNモードの液晶層を具備したTFTアクティブマトリクス型である。なお、図2では、3つの画素P1〜P3のみを示しているが、実際には画素P1〜P3と同様の構成の画素が平面視マトリクス状に配列形成されている。また、各画素P1〜P3に対応して設けられるスイッチング素子であるTFT(薄膜トランジスタ)についての図示は省略している。
液晶パネル15は、液晶層155を挟持して対向する一対の基板151,152を備えている。基板151,152は、石英、ガラス、プラスチック等の透明基板であり、両基板の対向面に介在させた図示略のスペーサにより所定の間隔に離間されている。基板151の内面側(液晶層155側)に、複数の画素電極(不図示)と、画素電極を覆う配向膜154とが形成されており、基板152の内面側には、遮光膜(ブラックマトリクス)と、対向電極と、配向膜153とが積層形成されている。また、基板151の外面側には、偏光板159が配設され、基板152の外面側には、偏光板160が配設されている。
液晶層155は、ネマチック液晶を主体としてなり、配向膜153,154の配向規制力によって、基板151,152間でツイスト配向している。配向膜153,154としては、有機配向膜、及び無機配向膜のいずれも適用可能である。有機配向膜は、例えば、ポリイミドなどの高分子膜の表面にラビング等の配向処理を施すことにより形成することができる。無機配向膜は、SiO2のような無機膜を蒸着法あるいはスパッタ法を用いて形成した後にイオンビームや粒子ビームを無機膜表面に照射して配向処理を施すことにより形成することができる。あるいは、無機配向膜は、基板に対して斜めに無機材料を入射させて斜方柱状構造を有する膜を形成する、いわゆる斜方蒸着法によっても形成することができる。
画素電極156は、各画素ごとに形成されて、当該領域内の液晶層155に駆動電圧を印加する。画素電極156は、例えばITO(インジウム錫酸化物)などの透明導電膜を基板151上に成膜し、パターニングすることによって形成できる。そして、各画素電極156には、図示しないTFT(スイッチング素子)が電気的に接続され、かかるTFTのスイッチング動作に基づき画像信号に応じた電圧が書き込まれるようになっている。対向電極157は、上記の各画素電極156と共に液晶層155に電圧を印加するものであり、基板152上の略全面に形成されている。この対向電極157は、各画素に共用される共通電極となっており、接地電位等の所定電位に接続される。対向電極157についても、ITO等の透明導電膜により形成することができる。
遮光膜158は、各画素の境界を覆い、当該領域における漏れ光を遮断するためのものであり、基板152上に形成されている。この遮光膜158には、低反射の金属材料(例えばクロム)が用いられ、各画素に対応する領域に開口部を有する平面視略格子状に形成されている。
本例では、液晶パネル15における1画素ごとに劣化試験を行う。
具体的には、レーザ光出力部11からのレーザ光LBをその波長、照射エネルギー又は照射時間のうち少なくとも1つを可変パラメータとして設定して、液晶パネル15の試験対象領域に照射する。試験対象領域は任意に設定可能であり、本例では液晶パネル15の1画素P2に対応する領域を設定している。液晶パネル15における1画素ごとに劣化試験を行うことにより、液晶パネル15の耐光性を正確に評価することができる。
また、レーザ光LBを用いて比較的高いエネルギーを液晶パネル15に与えることにより、液晶パネル15の画素P2に含まれる各部材(例えば配向膜や液晶分子等)に比較的短時間で劣化が生じる。このとき、液晶パネル15の劣化の度合いは、レーザ光LBの可変パラメータの設定内容によって異なることとなる。レーザ光LBを連続波(CW)とすることにより、エネルギーをより効率よく与えることが可能である。
また、本例では、劣化促進用のレーザ光LBを用いて、液晶パネル15における試験対象領域とは別の領域に、試験に関する情報を直接描画する。液晶パネル15に描画する試験情報は、液晶パネル15内での試験対象領域の位置を規定するための基準位置を示すマーク、レーザ光の照射強度、レーザ光の照射時間、レーザ光の波長、被検物に関する情報(サンプル成分情報など)、及び試験日時などである。液晶パネル15に試験情報を描画することにより、その液晶パネル15に対応付けて試験に関する情報を容易に管理することができる。液晶パネル15に対する試験情報の描画は、レーザ光を用いることによって容易に行うことができる。劣化促進用のレーザ光を直接描画用の手段として用いることにより、直接描画用の装置を別に用意する必要がなく、劣化試験装置100全体でのコンパクト化が図られる。試験情報の描画のタイミングは、その情報の内容に応じて適宜設定される。
以下、試験対象領域の位置を規定するための基準位置を示すマークを液晶パネル15に直接描画する工程を含む試験方法について説明する。
図3は、この劣化試験方法を説明するためのフローチャート図である。
図3に示すように、この劣化試験方法は、液晶パネル15にレーザ光を照射し、基準位置を示すマークを液晶パネル15に直接描画する工程(ステップ101)と、そのマークを基準位置としてレーザ光の光軸18に対して液晶パネル15を相対移動させる工程(ステップ102)と、液晶パネル15における試験対象領域にレーザ光を照射する工程(ステップ103)と、液晶パネル15の劣化度合いを観察する工程(ステップ104)とを含む。
図4(A)〜(D)は、劣化試験方法を説明するための模式図である。なお、各図に示す符号OAは、CCDカメラ27(図1参照)の観察視野を示しており、例えば、一辺が10〜500μm程度である。また、本例では、液晶パネル15に対して複数の試験対象領域P1、P2、P3…が設定されているものとする。試験対象領域P1、P2、P3…は、液晶パネル15における1画素に対応しており、その大きさは例えば1〜50μmである。なお、本発明はこれらの数値に限定されるものではない。
まず、図4(A)に示すように、液晶パネル15における試験対象領域とは別の領域に、レーザ光を用いて所定形状のマークM1を直接描画する。このマークM1の形状は、混同を回避する目的から、試験対象領域に形成される劣化試験用のレーザ光の照射跡とは異なる形状であるのが好ましい。図4(A)に示す円環状のマークM1は、液晶パネル15に微小スポット状のレーザ光を照射するとともに、レーザ光の光軸に対して相対的に液晶パネル15を移動(円運動)させることにより形成することができる。なお、液晶パネル15に直接描画できるように、レーザ光の波長や照射エネルギーが適宜設定される。マークの形状は、上記の円環状に限らず、矩形状を含む多角形状など様々な形状が適用可能である。マスクを用いてスポット形状を任意の形状に設定することもできる。
次に、図4(B)に示すように、そのマークM1を基準位置として、レーザ光の光軸に対して直交方向に液晶パネル15を所定量だけ相対移動させ、その後、液晶パネル15における試験対象領域P1に劣化促進用のレーザ光を照射する。液晶パネル15の移動は、駆動装置17を介して行われる。駆動装置17に用いられるモータが、高精度の分解能を有するステッピングモータやサーボモータであることにより、液晶パネル15の位置決めが正確に行われる。また、レーザ光の波長、照射エネルギー強度、照射時間のうち少なくとも1つが可変パラメータとして適宜設定される。
以後同様に、図4(C)及び図4(D)に示すように、マークM1を基準位置として、レーザ光の光軸に対して直交方向に液晶パネル15を所定量だけ相対移動させ、試験対象領域P2、P3…のそれぞれに劣化促進用のレーザ光を順次照射する。また、各試験対象領域P2、P2…に対して、レーザ光の波長、照射エネルギー強度、照射時間のうち少なくとも1つが可変パラメータとして適宜設定される。
このように、本例の劣化試験方法では、劣化促進用のレーザ光の照射に先立って、液晶パネル15に基準位置を示すマークM1を直接描画する。これにより、試験対象領域P1、P2、P3…が微小であっても、そのマークM1を基準位置として、液晶パネル15における所望の位置の試験対象領域P1、P2、P3…に劣化促進用のレーザ光を照射することができる。すなわち、液晶パネル15の全体の大きさに比べて試験対象領域P1、P2、P3…の大きさが微小であると、CCDカメラの撮像倍率が高くなってその観察視野OA内に液晶パネル15の全体が収まらず、液晶パネル15内でのレーザ光の照射位置の特定が難しい場合がある。そこで、試験対象領域P1、P2、P3…の比較的近くに基準位置となるマークM1を描画することにより、そのマークM1を基準位置として劣化促進用のレーザ光の照射先である試験対象領域P1、P2、P3…の位置の特定が容易となる。マークM1は、位置や形状を自由に設定でき、試験対象領域P1、P2、P3…の近傍に容易に描画することができる。
図5は、液晶パネル15の表面の一部を示す模式図である。
図5に示すように、液晶パネル15の表面には、基準位置を示すマークM1と、複数の試験対象領域P1、P2、P3…に対応した劣化試験用のレーザ光の複数の照射跡とが形成されている。レーザ光の複数の照射跡は、例えば、画素配列ピッチに応じて等間隔に配置されている。この照射跡を観察することにより、各試験対象領域P1、P2、P3…の耐光性を評価することができる。本例では、基準位置を示すマークM1が形成されているから、観察先である試験対象領域P1、P2、P3…の特定も容易である。
図1に戻り、耐光性評価のための観察は、CCDカメラ27による観察の他に、光量測定器21,22の測定結果を用いて行うことができる。CCDカメラ27による観察に際して、基準位置を示すマークM1を基準に試験対象領域の特定を容易に行うことができる。
以下に、光量測定器21,22を用いた試験対象領域の観察方法について説明する。
この観察方法では、レーザ光出力部11からのレーザ光を観察光として用いて、被検物である液晶パネル15の透過光をモニタすることにより、液晶パネル15の各試験対象領域の耐光性を評価する。例えば、第2光量測定器22の測定結果に基づいて、レーザ光の照射時間を横軸にとり、液晶パネル15を通過する光の強度(透過率)を縦軸にとったグラフをプロットすることにより、液晶パネルの耐光性の評価が可能である。かかる評価結果から加速係数を算出することにより、液晶パネル15の耐用時間を推定することができる。劣化促進用のレーザ光を観察光として用いることにより、観察光のための光源を別に用意する必要がなく、劣化試験装置100全体でのコンパクト化が図られる。レーザ光出力部11からのレーザ光を用いた耐光性の観察は、レーザ光の照射による劣化促進と同時に行ってもよく、劣化後に行ってもよい。劣化後の観察に際して、基準位置を示すマークM1を基準に試験対象領域の特定を容易に行うことができる。
偏光板を含む液晶パネル15とを通過したレーザ光の光量を測定することにより、液晶パネル15の実質的な機能(偏光変換作用)に関わる劣化試験の実施が可能である。例えば、偏光板を含む液晶パネル15を通過したレーザ光の光量を第2光量測定器22で経時的に測定することにより、液晶パネル15の経時的な劣化について観察することができる。
図6は、液晶パネル15を透過する観察光の光量を検出対象として測定を行う場合の説明図であり、図6(a)は、劣化前の液晶パネルを透過する観察光を示し、図6(b)は、劣化後の液晶パネルを透過する観察光を示している。
図6(a)に示すように、液晶パネル15の光入射側及び光射出側には、それぞれ偏光板159、160が配置されている。偏光板159と偏光板160とは、互いの透過軸が略直交するように配置されており、光入射側の偏光板159の透過軸は、液晶パネル15の基板151側における液晶分子の平均的配向方向(ダイレクタ)と略平行となるように配置されている。また、光射出側の偏光板160の透過軸は、液晶パネル15の基板152側における前記ダイレクタと略平行となるように配置されている。
レーザ光出力部11から出力されて偏光板159に入射したレーザ光は、偏光板159の光学的主軸に沿った振動成分のみが通過し、直線偏光となる。この直線偏光となったレーザ光は、液晶層155を透過する際に、液晶層155の旋光作用によりその偏光方向が90°回転されて液晶層155から射出される。その後、観察光の偏光方向と平行な透過軸を有する偏光板160を透過し、第2光量測定器22によって光量検出される。
図6(b)に示すように、液晶パネル15に劣化が生じている場合、入射光に対する偏光変換作用が低下するため、液晶層155を透過した後のレーザ光の偏光状態は、例えば図示のように楕円偏光となり、図6(a)に示したものと異なった状態となる(複屈折位相差(リターデーション)の変化)。すなわちこの場合、配向膜153,154の劣化に伴う配向規制能力の低下や、液晶層155の劣化に伴う液晶の配列能力の低下により、液晶に配向乱れが生じ、液晶層155の旋光作用が低下する。そのため、レーザ光のうち偏光板160を透過する偏光成分が減少し、第2光量測定器22で検出される光量が低下する。
したがって、偏光板159,160を含む液晶パネル15を通過したレーザ光の光量を第2光量測定器22で経時的に測定することにより、液晶パネル15の経時的な劣化について観察することができる。
なお、劣化促進用にレーザ光を用いる場合、液晶パネル15が加熱されて温度が上昇する可能性があることから、液晶パネル15の温度を調整する手段を備える構成とすることもできる。温度調整手段は、例えば、熱電変換素子、ヒートポンプ、循環式冷熱装置、放熱部材などを有して構成することができる。温度調整手段によって劣化試験時の液晶パネル15の温度制御を行うことにより、レーザ光照射による液晶パネルの加熱を防止し、光照射に係る劣化因子と、熱に係る劣化因子とが明確に区別された劣化試験を実施することが可能となる。
また、劣化判定用の測定対象となるレーザ光の状態(光学的特性)は、光量(光強度)に限らず、偏光状態、分光特性など種々のものが考えられる。すなわち、観察光を出力する光源と、その検出手段を用意すれば、種々の検出対象について測定が可能になる。検出対象(光量、偏光状態、分光特性等)を変更したとしても、液晶パネル15の試験対象領域に劣化が生じていれば、レーザ光を照射する前後で異なる光学的特性が検出されるので、液晶パネル15の劣化度合いを観測することができる。
次に、基準位置を示すマーク以外の試験情報を、液晶パネル15に直接描画する方法について説明する。
図7は、レーザ光の照射強度、レーザ光の照射時間、レーザ光の波長、被検物に関する情報(サンプル成分情報など)、及び試験日時などの試験情報(以後、管理情報と称する)を、液晶パネル15に直接描画した例を示している。
図7に示すように、液晶パネル15には、複数の試験対象領域PA1、PA2、PA3、PA4が設定されているとともに、各試験対象領域PA1〜PA4に対応づけて複数の箇所に管理情報E1、E2、E3、E4が描画されている。各管理情報E1〜E4の描画は、前述した劣化促進用のレーザ光を用いることによって容易に行うことができる。
図8は、管理情報の描画例を示している。
図8に示すように、液晶パネル15における試験対象領域とは別の領域には、複数のブロック領域B1〜B9が規定されている。このうち、ブロック領域B1〜B3は、サンプル成分情報に関するものであり、ブロック領域B4〜B6は、レーザ光の照射強度に関するものであり、ブロック領域B7〜B9は、レーザ光の照射時間に関するものである。そして、各管理情報(サンプル成分情報、照射強度情報、照射時間情報)は、各ブロック領域B1〜B9内における、レーザ光の照射跡の有無に基づいて認識されるようになっている。例えば、サンプル成分情報に関して、ブロック領域B1のみにレーザ光の照射跡が形成されている場合に対応付けて所定のサンプル成分情報が予め定められており、ブロック領域B1〜B3のうちのどの領域に照射跡があるかによって所定のサンプル成分情報を認識できるようになっている。レーザ光の照射強度に関するブロック領域B4〜B6、及び、レーザ光の照射時間に関するブロック領域B7〜B9についても同様である。
このように、管理情報が、液晶パネル15の所定の領域内における、レーザ光の照射跡の有無に基づいて認識される形態であることにより、文字などに比べて、微小なものであってもその内容の認識が容易となる。
なお、管理情報の描画形態は、上記の例に限定されず、例えば、バーコード形態であってもよく、文字列であってもよい。
再び図1に戻り、こうした管理情報(試験情報)は、CCDカメラ27によって撮像され、その情報は、制御装置30の記憶部32に記憶される。これにより、個々の液晶パネル15に対応づけて、あるいは各液晶パネル15内の試験対象領域に対応づけて試験情報を容易に管理することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
劣化試験装置の概略構成図。 液晶パネルの一例を示す説明図。 劣化試験方法を説明するためのフローチャート図。 劣化試験方法を説明するための模式図。 液晶パネルの表面の一部を示す模式図。 劣化試験方法の説明図。 試験情報(管理情報)を液晶パネルに直接描画した例を示す図。 管理情報の描画例を示す図。
符号の説明
10…レーザ装置、11…レーザ光出力部、15…液晶パネル(被検物)、16…ステージ、17…駆動装置、18…光軸、19…被検物支持部、20…観察装置、21,22…光量測定器、23,24…パワーメータ、27…CCDカメラ(撮像手段)、28…バックライト、29…モニタ、30…制御装置、31…演算部、32…記憶部、33…表示部、100…劣化試験装置、151,152…基板、153,154…配向膜、155…液晶層、159,160…偏光板、。

Claims (13)

  1. 被検物の耐光性評価のための劣化試験方法であって、
    劣化促進用のレーザ光を前記被検物における試験対象領域に照射するとともに、前記被検物における試験対象領域とは別の領域に、前記レーザ光を用いて試験情報を直接描画することを特徴とする劣化試験方法。
  2. 前記試験情報は、前記被検物内での試験対象領域の位置を規定するための基準位置を示すマークであることを特徴とする請求項1に記載の劣化試験方法。
  3. 前記被検物にレーザ光を照射し、基準位置を示すマークを該被検物に直接描画する工程と、
    前記マークを基準位置として前記レーザ光の光軸に対して前記被検物を相対移動させる工程と、
    前記被検物における試験対象領域に前記レーザ光を照射するとともに、前記被検物の劣化度合いを観察する工程とを含むことを特徴とする請求項2に記載の劣化試験方法。
  4. 前記マークと、試験対象領域に形成される前記レーザ光の照射跡とは、形状が互いに異なることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の劣化試験方法。
  5. 前記被検物に対して複数の試験対象領域を設定するとともに、前記マークを基準位置として、前記複数の試験対象領域のそれぞれに前記レーザ光を順次照射することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の劣化試験方法。
  6. 前記試験情報は、レーザ光の照射強度、レーザ光の照射時間、レーザ光の波長、前記被検物に関する情報、及び試験日時のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の劣化試験方法。
  7. 前記試験情報は、前記被検物の所定の領域内における、前記レーザ光の照射跡の有無に基づいて認識されるものであることを特徴とする請求項6に記載の劣化試験方法。
  8. 前記被検物に対して複数の試験対象領域を設定するとともに、前記複数の試験対象領域に対応づけて前記被検物の複数の箇所に前記試験情報を描画することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の劣化試験方法。
  9. 被検物の耐光性評価のための劣化試験装置であって、
    前記被検物にレーザ光を照射するレーザ光出力部と、
    前記レーザ光で劣化した前記被検物を観察する観察装置とを備え、
    前記レーザ光出力部は、前記被検物における試験対象領域とは別の領域に、前記レーザ光を用いて試験情報を直接描画することを特徴とする劣化試験装置。
  10. 前記試験情報は、前記被検物内での試験対象領域の位置を規定するための基準位置を示すマークであり、
    前記観察装置は、前記マークを基準位置として前記レーザ光の光軸に対して前記被検物を相対移動させる駆動装置を有することを特徴とする請求項9に記載の劣化試験装置。
  11. 前記レーザ光出力部は、前記マークの描画時と、試験対象領域への前記レーザ光の照射時との間で、前記レーザ光のスポット形状を変化させることを特徴とする請求項10に記載の劣化試験装置。
  12. 前記試験情報は、レーザ光の照射強度、レーザ光の照射時間、レーザ光の波長、前記被検物に関する情報、及び試験日時のうちの少なくとも1つを含み、
    前記観察装置は、前記被検物に描画された試験情報を撮像する撮像手段を有することを特徴とする請求項9に記載の劣化試験装置。
  13. 前記観察装置はさらに、前記撮像手段で撮像した情報を記憶する記憶部を有することを特徴とする請求項12に記載の劣化試験装置。
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