JP2006336771A - プーリ装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プーリ装置の軽量化、低コスト化を実現できるプーリ装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 回転軸の周囲に回転軸と同心に配置可能な一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10は、外周面にベルト溝12aを有する合成樹脂製のプーリ12と、プーリ12の内周面12bに固定され、外周面13aの少なくとも一部に複数方向に指向した凹凸部30を有する金属製のリング部材13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プーリ装置及びその製造方法に関し、より詳細には、エンジンのクランク軸の動力によって駆動されるオルタネータ等の補機類の入力軸や、エンジンのクランク軸に動力を与えるスタータモータの出力軸等に固定して用いるのに最適な一方向クラッチ内蔵型プーリ装置等のプーリ装置及びその製造方法に関する。
一般に、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、例えば自動車用発電機であるオルタネータの回転軸の端部に固定し、エンジンのクランク軸の端部に固定した駆動プーリとの間に、無端ベルトを掛け渡すことによって、上記オルタネータを駆動するために利用する。また逆に、エンジン始動用モータとクランク軸を繋いで、エンジン始動のための駆動と、エンジンスタート後はクラッチ機構により空転する機能が要求されるアイドリングストップ機構に利用される。
図7に示すように、従来の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置100では、金属製のプーリ101とスリーブ102が両端で2つのサポート軸受103、104によって相対回転可能に支持されている。また、プーリ101とスリーブ102との間の中間部には、外輪105、内輪106、ローラ107、保持器108、及びばね109から構成される一方向クラッチ110が配置されている。なお、プーリ101の外周にはベルト溝101aが形成されている。
外輪105は、プーリ101の内周面に圧入固定され、内輪106は、スリーブ102の外周面に圧入固定されている。外輪105の内周面或いは内輪106の外周面には、外輪105と内輪106との間に楔空間を構成するようにカム面が形成され、各楔空間内にローラ107が配置される。各ローラ107は、保持器108に形成された複数のポケット内に収容されており、保持器108に係止されたばね109によって、楔作用を発揮する方向、即ちロック方向に弾性的に押圧される。また、保持器108は、ローラ107の軸方向外側でカム面内に突出して、カム面を有する外輪105或いは内輪106に回転一体に位置決めされる。外輪105及び内輪106は鋼製の薄肉中空部材であり、ローラ107は鋼、保持器108は樹脂製、ばね109はステンレスが主な材質である。
一方向クラッチ110は、楔空間に配置されたローラ107の係脱によって、プーリ101とスリーブ102が同期回転するロック状態と、プーリ101とスリーブ102が相対回転自在となる空転状態とを繰り返す。
図8(a)に示す一方向クラッチ110は、内輪106の外周面をカム面111、外輪105の内周面を円筒面112とした内輪クラッチである。この内輪クラッチは、外輪105が固定されるプーリ101の回転速度が内輪106が固定されるスリーブ102の回転速度より速くなると、ローラ107の楔作用によってロック状態となり、プーリ101の回転速度がスリーブ102の回転速度より相対的に遅くなると空転状態となる(例えば、特許文献1及び2参照)。
一方、図8(b)に示す一方向クラッチ110は、外輪105の内周面をカム面111、内輪106の内周面を円筒面112とした外輪クラッチである。この外輪クラッチは、内輪106が固定されるスリーブ102の回転速度が外輪105が固定されるプーリ101の回転速度より速くなると、ローラ107の楔作用によってロック状態となり、スリーブ102の回転速度がプーリ101の回転速度より相対的に遅くなると空転状態となる(例えば、特許文献1〜6参照)。
また、従来の鉄製のプーリに対して、軽量化によるイナーシャの低減、及び製造コストを低減するため、合成樹脂製のプーリを用いた一方向クラッチ内蔵型プーリ装置が提案されている(例えば、特許文献7参照。)。このプーリ装置100’では、そのプーリ101の内周面に芯金リング111が装着され、プーリ101の内周面と芯金リング111の外周面にリング状のスリット112,113をそれぞれ形成し、互いのスリット112,113間に固定用リング114が接着されて嵌合される。
さらに、従来の軸受一体型樹脂プーリでは、一体成形する軸受外輪の外周部に凹凸部を形成して剥離防止を施すことが提案されており(例えば、特許文献8参照。)、樹脂一体成形において、樹脂が冷却に伴って収縮し、軸受外輪形状に歪みが発生する課題に対して、外輪の肉厚を管理することが記載されている。
特開昭56−101353号公報 特開平8−61443号公報 特開平7−317807号公報 特開2003−49871号公報 特開平8−312510号公報 特開2003−113871号公報 特開2003−56677号公報 特開2004−28275号公報
ところで、特許文献7に記載のプーリ装置100’では、プーリ101の内周面と芯金リング111の外周面とが精密にフィッテングすることが要求され、精密加工が必要となる。また、スリット112,113を形成するため応力集中による強度低下が懸念され、スリット112,113の深さ分プーリ101及び芯金リング111の肉厚を増加する必要がある。さらに、芯金リング111の内周面を一方向クラッチ110の軌道面とする形態では、芯金リング111の内周面には段差が形成されており、3箇所の内周面の寸法管理を必要とする。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、プーリ装置の軽量化によるイナーシャを低減することができ、低コストで、高精度及び高耐久性を得ることができるプーリ装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 軸の周囲に該軸と同心に配置可能なプーリ装置であって、
外周面にベルト溝を有する合成樹脂製のプーリと、
該プーリの内周面に固定され、外周面の少なくとも一部に複数方向に指向した凹凸部を有する金属製のリング部材と、
を備えることを特徴とするプーリ装置。
(2) 前記プーリの内部に一方向クラッチを内蔵することを特徴とする前記(1)
に記載のプーリ装置。
(3) 軸の周囲に該軸と同心に配置可能なプーリ装置の製造方法であって、
前記リング部材の外周面の少なくとも一部に複数方向に指向した凹凸部を形成する工程と、
前記リング部材を金型内にセットした後、溶融した樹脂を注入して、前記リング部材と一体化された前記プーリを成形する工程と、
を備えることを特徴とするプーリ装置の製造方法。
本発明によれば、合成樹脂製のプーリと、プーリの内周面に固定され、外周面の少なくとも一部に複数方向に指向した凹凸部を有する金属製のリング部材と、を有するので、プーリの内周部分の合成樹脂がリング部材の凹凸部に入り込んで、機械的に強固に結合され、リング部材に対するプーリの剥離が発生することがない。これにより、プーリ装置の軽量化によるイナーシャを低減することができ、低コストで、高精度及び高耐久性を得ることができる。
以下、本発明の各実施形態に係るプーリ装置及びその製造方法について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1(a)に示されるように、本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10は、オルタネータ等の自動車補機を駆動するためのもので、図示されない回転軸が内嵌されるスリーブ11を有する。スリーブ11の周囲には、外周面にベルト溝12aが形成された合成樹脂製のプーリ12がスリーブ11と同心に配置されており、プーリ12は、回転軸の周囲に回転軸と同心に配置可能な構成となる。なお、ベルト溝12aの形状は、V溝、ポリV溝、歯型溝等の任意の形状に設計可能である。
プーリ12の内周面12bには、金属製のリング部材である芯金リング13がプーリ12と同心に一体に結合されている。
スリーブ11の外周面と芯金リング13の内周面13bとの間に形成される環状空間の軸方向中間部には、一方向クラッチ14が配置されており、上記環状空間の軸方向両端部には、一方向クラッチ14を挟持するようにして、例えば、深溝玉軸受等の一対のサポート軸受15が配設されている。
一方向クラッチ14は、プーリ12がスリーブ11に対して一体に所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみプーリ12から芯金リング13を介してスリーブ11への回転力を伝達する。また、一対のサポート軸受15は、プーリ12に加わるラジアル荷重を支承しつつ、スリーブ11と芯金リング13との相対回転を可能とする。
各サポート軸受15は、スリーブ11の外周面に外嵌される軸受内輪16と、芯金リング13の内周面に内嵌される軸受外輪17と、軸受内輪16と軸受外輪17の両軌道面間に配置された転動体である複数の玉18と、玉18を転動自在に保持する保持器19と、外部からの異物の浸入や内部からのグリース等の潤滑剤の漏洩を防止するシール部材20を有している。
一方向クラッチ14は、芯金リング13の内周面に圧入固定されるクラッチ外輪21と、スリーブ11の大径部の外周面に圧入固定されるクラッチ内輪22と、クラッチ外輪21とクラッチ内輪22との間に回動自在に配設された係合子である複数のローラ23とを備えている。クラッチ内輪22の外周面は、複数のランプ面22aが円周方向に所定の間隔で設けられたカム面を形成する。ローラ23は、各ランプ面22aとクラッチ外輪21の内周面に形成された円筒面21aとから構成される楔空間に回転自在に保持されている。
また、一方向クラッチ14は、各ローラ23を個別に収容する複数のポケットを有するクラッチ保持器24と、各ローラ23をロック方向に弾性的に押圧するばね25とを備えている。
上記のように構成される一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10では、プーリ12の回転角速度が、例えばオルタネータの回転軸の回転角速度より速い場合には、一方向クラッチ14のローラ23が楔作用によってクラッチ内輪22のランプ面22aとクラッチ外輪21の円筒面21aとの間に噛み込まれて、プーリ12とスリーブ11とが相対回転不能(ロック状態)となり、エンジンの回転力がオルタネータの回転軸に伝達される。一方、プーリ12の回転角速度がオルタネータの回転角速度より遅い場合には、ローラ23の噛み込みが解除されて、プーリ12とスリーブ11との相対回転が自在(オーバーラン状態)となる。
ここで、本実施形態の芯金リング13は略ストレート形状の内周面13bを有すると共に、外周面13aにはこの芯金リング13の軸方向に対して所定の角度に傾斜される複数方向(本実施形態では2方向)に指向した凹凸部30が形成されている(図2(a)参照。)。プーリ12は、後述するように芯金リング13の外周に一体成形されるが、その際、図1(b)に示すように、プーリ12の内周部分は、芯金リング13の外周面に形成された凹凸部30に入り込むため、プーリ12と芯金リング13との密着性が向上される。なお、凹凸部30は、芯金リング13の外周面13aの少なくとも一部に形成されればよく、図2(a)に示すように、外周面13a全体に形成されてもよいし、図2(b)に示す軸方向両端部の周囲、図2(c)に示す軸方向中間部の周囲に形成されてもよい。
次に、図3を参照して本実施形態のプーリの製造方法について説明する。まず、材料歩留まりを考慮して、引き抜きチューブ材等が金属製の芯金リング13の素材として用意される。次に、芯金リング13の外周面の少なくとも一部には、切削加工やローリング、ナーリング、ローレット等の転造加工によって凹凸部30が形成される。
そして、芯金リング13を成形用の金型内にセットした後、溶融した樹脂を鋳込んで、芯金リング13にプーリ溝12aを有するプーリ12を一体に成形する(図3(b)参照。)。その際、図1(b)に示すように、プーリ12の内周部分における樹脂が芯金リング13の外周面13aの凹凸部30内に流れ込んで硬化することで、プーリ12と芯金リング13の回転方向及び軸方向の剥離・空回りを防止することができる。
なお、芯金リング13の外周面13に予め接着剤を塗布した後、プーリ12の射出成形を行うことで、さらに剥離を防止することができる。
その後、図3(c)に示すように、射出成形されたプーリ12を十分に冷却した後に、金型から取り出した芯金リング13の内周面を、旋削・ボーリング・研削・ホーニング等で、所望の寸法公差や幾何公差に応じて仕上げ加工する。これにより、射出成形時に発生した芯金リング13の熱収縮による歪みが除去される。
このようにして形成されるプーリ12及び芯金リング13に、図4に示すように、スリーブ11が組み付けられた一方向クラッチ14、及び一対のサポート軸受15を圧入することで一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10が組み立てられる。
以上のように構成される一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10によれば、合成樹脂製のプーリ12と、プーリ12の内周面に固定され、外周面13aの少なくとも一部に複数方向に指向した凹凸部30を有する金属製の芯金リング13と、を有するので、プーリ12の内周部分の合成樹脂が芯金リング30の凹凸部30に入り込んで、機械的に強固に結合され、芯金リング30に対するプーリ12の剥離が発生することがなく、耐スラスト荷重・耐回転トルクを向上することができる。これにより、プーリ装置の軽量化によるイナーシャを低減することができ、低コストで、高精度及び高耐久性を得ることができる。
また、プーリ12を芯金リング13の外周面13aに射出成形した後、冷却後に芯金リング13の内周面13bが仕上げ加工されるので、射出成形した際に発生する熱収縮による芯金リング13の内周面13bの歪みを除去することができる。
また、芯金リング13の内周面13bは、略ストレート形状に形成されるので、測定する内周面は1サイズで良く、寸法管理が簡素化し、また使用する加工用工具も1サイズで済むので、低コスト化が可能である。
さらに、芯金リング13の外周面13aに予め接着剤が塗布した状態で、芯金リング13を金型内にセットして、プーリ12を芯金リング13の外周面に射出成形することにより、芯金リング13に対するプーリ12の密着性を更に向上し、芯金リング13に対するプーリ12の更なる剥離防止を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るプーリ装置について、図5及び図6を参照して説明する。なお、第1実施形態と同等部分については同一符号を付して、説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置40では、図5に示すように、一方向クラッチ14におけるクラッチ外輪21を省略して、芯金リング13の内周面13aを一方向クラッチ14の外輪軌道面として利用する。
この場合、図6に示すように、芯金リング13は、外周面13aに凹凸部30を加工した後、芯金リング13を熱処理硬化して耐磨耗性を付与することができる。その後、第1実施形態と同様に、プーリ12が射出成形され、芯金リング13の内周面13bの仕上げ加工が施される。
このように構成される一方向クラッチ内蔵型プーリ装置40によれば、芯金リング13を熱処理硬化させてクラッチ外輪としての耐摩耗性を付与し、芯金リング13とクラッチ外輪を一体とすることにより、部品点数が削減され低コストで製造できる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
本発明の一対のサポート軸受15は、それぞれ深溝玉軸受以外の形式であってもよく、一方が玉軸受、他方がローラ軸受の組合せであってもよいし、或いは、ローラ軸受とスラスト受けとでそれぞれ構成されてもよい。
また、本発明のプーリ装置は、スリーブとプーリとの間で回転力を伝達するものであればよく、本実施形態のオルタネータ用プーリ装置に適用される、プーリがスリーブに対して所定の方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、回転力を伝達する一方向クラッチでもよいし、クラッチ内輪の外周面を円筒面と、クラッチ外輪の内周面をカム面とし、スリーブがプーリに対して所定の方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、回転力を伝達するスタータ用プーリ装置に適用される一方向クラッチでもよい。或いは、スリーブとプーリ間で両方向の回転力を伝達自在な両方向クラッチであってもよい。
さらに、本発明の一方向クラッチは、本実施形態のように係合子をローラとしたローラクラッチや、係合子をスプラグとしたプラグクラッチ、係合子をカムとしたカムクラッチであってもよい。
また、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置がエンジンアイドルストップ機構の補機駆動用として適用される場合には、エンジン停止時にコンプレッサ等の補機を専用のモータにて駆動するため、エンジンの回転変動は受けないが、補機駆動用モータから発生する回転変動を受ける構成となる。
また、サポート軸受の軸受内輪或いは一方向クラッチのクラッチ内輪は、スリーブと一体、即ち、スリーブの外周面によって構成されてもよく、或いは、回転軸によって構成されてもよい。
本実施形態では、プーリ装置及びその製造方法として、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を適用したが、一方向クラッチを内蔵しないアイドラプーリ装置にも適用可能である。
(a)は、本発明の第1実施形態である一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の縦断面図であり、(b)は、プーリと芯金リングとの結合部分を拡大して示した拡大断面図である。 第1実施形態における芯金リングの外周面の凹凸部を示す正面図である。 第1実施形態におけるプーリ及び芯金リングの加工工程を説明する図である。 第1実施形態におけるプーリ装置の組立工程を説明する図である。 本発明の第2実施形態である一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の縦断面図である。 本発明の第2実施形態におけるプーリ装置の加工工程を説明する図である。 従来の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の縦断面図である。 従来の2種類の一方向クラッチの形態を説明する断面図である。 従来の他の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の縦断面図である。
符号の説明
10 クラッチ内蔵型プーリ装置
11 スリーブ
12 プーリ
12a ベルト溝
13 芯金リング(リング部材)
14 一方向クラッチ
15 サポート軸受
30 凹凸部

Claims (3)

  1. 軸の周囲に該軸と同心に配置可能なプーリ装置であって、
    外周面にベルト溝を有する合成樹脂製のプーリと、
    該プーリの内周面に固定され、外周面の少なくとも一部に複数方向に指向した凹凸部を有する金属製のリング部材と、
    を備えることを特徴とするプーリ装置。
  2. 前記プーリの内部に一方向クラッチを内蔵することを特徴とする請求項1に記載のプーリ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のプーリ装置の製造方法であって、
    前記リング部材の外周面の少なくとも一部に複数方向に指向した凹凸部を形成する工程と、
    前記リング部材を金型内にセットした後、溶融した樹脂を注入して、前記リング部材と一体化された前記プーリを成形する工程と、
    を備えることを特徴とするプーリ装置の製造方法。
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