JP2006335291A - 車載用引出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通常時にはケースに対する引出体の出し入れ性に影響を与えず、追突等で過大な衝撃力を受けたときにだけ引出体が現在位置から不用意に突出しないようにする。
【解決手段】 ケース10に対してケース内に収まった格納位置とケース内より突出した使用位置とに切り換えられる引出体15を備えている車載用引出装置である。工夫点は、ケース10内に設けられる係止突起3a〜3cと、引出体15に設けられて衝撃を受けると動いて前記係止突起に当接することで引出体を一時的に引出不能にする突当部材2とからなる安全手段を有している。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、自動車のインストルメントパネル、センターコンソール、リヤシートのアームレストなどに組み込まれる引出装置に関し、特に引出体が追突等で過大な衝撃力を受けたときに現在位置から不用意に突出しないようにした車載用引出装置に関するものである。
車載用の引出装置では、追突等で過大な衝撃力を受けたとき、引出体がケースに対し現在位置から不用意に突出したり、引出量を規制するストッパー等を破損してケースから抜け出し、乗員に衝突するという虞を解消するため色々な安全対策が考えられている。図10はその一例として特許文献1の構成を示し、同(a)はケース上面を省略した分解図、同(b)は断面図である。この引出装置50では、引出体55がケース51に対してケース内に収まった格納状態とケース内より突出した使用状態とに切り換えられる。ケース51は、リアシートを構成しているシートバック側凹所内に配置されるアームレストに組み込まれていると共に、内底面52に突設されて座屈破壊されることで衝撃エネルギを吸収する破壊用突起53a〜53c(53)を有している。引出体55は、後側に設けられた左右のスリット56と、各スリット56に位置決めされた状態に付設されたストライカー57とを有している。ストライカー57は、概略コ形であり、中間の鍬歯部57aが突起53に後方から当接可能となっている。そして、引出体55は、ケース51から引き出された同(b)の使用位置において、追突等で過大な衝撃力を受けると、ストライカー57の鍬歯部57aにより突起53a、53b、53cを順に破壊しながら段階的に衝撃エネルギを吸収する。
特開2003−300433号公報
上記文献1の構造では、引出体55側のストライカー57がケース側の突起52a、52b、52cを順に破壊しながら衝撃エネルギを吸収するため、構成部材として高強度が要求されず、簡単な構造で衝撃エネルギの全てを吸収可能とされているが、次のような問題を有している。すなわち、この構造では、引出体55がケース51内に収まった格納状態で、引出方向の衝撃を受けると、ストライカー側の鍬歯部57aが最後方の突起52aに当たるまで飛び出る。そのような引出体55の不用意な飛び出し、それに起因した怪我等を未然に防ぐには、引出体55を格納状態に係止する係止機構を付設しなければならない。この場合、係止機構としては、レバーにより解除操作するタイプだと外観的な問題を生じるため、文献1にも記載されているプッシュオープン機構が好ましいとされる。しかし、そのような係止機構は、経費増だけではなく、図9に例示されるようにアームレストがシートバック側凹所に収納された態様から衝撃でシートクッション上に転倒されたり、シートクッション上に転倒された態様において衝撃で上下に揺動されると、誤作動で不用意に係止解除され易い。
そこで、本発明の目的は、以上のような問題を解消して、通常時にはケースに対する引出体の出し入れ性に影響を与えず、追突等で過大な衝撃力を受けたときにだけ引出体が現在位置から不用意に突出しないようにした車載用引出装置を実現することにある。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、部材数が少なく簡易であること、引出体の作動特性及び外観特性を損なわないこと、引出体が格納位置や使用位置の各位置から更に突出移動することを共に阻止し易いこと等を目標として創意工夫されたものである。構造特徴は、ケースに対してケース内に収まった格納位置とケース内より突出した使用位置とに切り換えられる引出体を備えている車載用引出装置において、前記ケース内に設けられる係止突起と、前記引出体に設けられて衝撃を受けると動いて前記係止突起に当接することで前記引出体を一時的に引出不能にする突当部材とからなる安全手段を有している。
以上の本発明において、前記突当部材は前記引出体に対し揺動可能に枢支されていると共に、ばね部材の付勢力に抗して揺動されること(請求項2)、前記係止突起は前記引出体を格納位置から引き出されないようにする第1係止突起と、前記引出体を使用位置から更に突出しないようにする第2係止突起とを組として構成されていること(請求項3)、前記係止突起及びその支持部材が前記ケースより強靱な材質で形成されていると共に、前記突当部材及びその支持部材が前記引出体より強靱な材質で形成されていること(請求項4)が好ましい。また、用途的には、前記ケースがシートバック側凹所内に収容された起立姿勢から、シートクッション上に転倒されて使用姿勢になるアームレストを構成していると共に、前記引出体が前記アームレストの使用姿勢において前記ケースから引き出されて容器を保持するカップホルダを構成している(請求項5)ようなときに好適である。但し、これ以外の用途でも差し支えない。
・請求項1の発明では、衝撃力が車体側から加わると、突当部材がその衝撃力の慣性等により動いてケース側の係止突起に当接することで、引出体が一時的に引出不能となる。この構造では、最小部材で、引出体の摺動特性や外観特性を損なうことなく、引出体の不用意な突出を防ぐことができ、それにより、安全性を経費を抑えて確実に向上できる。
・請求項2の発明では、突当部材がばね部材の付勢力に抗して揺動したり、揺動後にばね部材の付勢力により元の非作動位置に復帰されるため、確実な作動が得られる。
・請求項3の発明では、突当部材が第1係止突起に当接することで引出体を格納位置に拘束可能にし、加えて第2係止突起に当接することで引出体を使用位置に拘束可能にする。この利点は、例えば、突当部材が第2係止突起を追加するだけで引出体突出方向のストッパー手段を兼ねることができる。
・請求項4の発明では、安全手段の構成部材(突当部材と係止突起)及びその支持部材がケースや引出体より強靱、つまり金属や合金製等の材質からなるため、例えば、ケースや引出体が安価な樹脂製に設定され、かつ追突等の衝撃力を受けて部分的に破壊されても不用意な飛び出しを確実に防ぐことができ、それにより安全性を向上できる。
・請求項5の発明は、図9に例示されるように、全体がシートクッション上に転倒された状態で引出体を格納位置と使用位置とに切り換える態様に加え、全体がシートバック側凹所内に収容された起立姿勢からシートクッション上に衝撃力で転倒される場合にも前記した安全手段により引出体が不用意に突出しないよう規制でき、それにより車室内の安全性及び信頼性を向上できる。
本発明の形態例を図面を参照しながら説明する。図1〜図3は発明形態を適用したアームレストの上面と側面並びに正面を示す概略構成図である。図4と図5はアームレストの要部を断面した拡大断面図である。図6はケース側係止突起と引出体側突当部材との関係を示す構成図、図7と図8は係止突起と突当部材との関係を示す作動図である。図9は前記アームレストを適用しているリアシート(ベンチシート)を一部断面した説明図である。以下の説明では、装置構造を詳述した後、作動に言及する。
(装置構造)形態例の引出装置は、図9に示されるように、略90度回動される傾倒式アームレスト1に適用されている。該アームレスト1は、本発明のケースに対応していて、本体10及び該本体10に取り付けられる不図示のカバー材Cなどで構成されていると共に、本体10に配置された引出体15を有している。すなわち、本体10は、前後方向に延びている空洞部11を形成し、該空洞部11に対し引出体15を押し込めた格納位置と前方へ引き出した使用位置とに摺動切換可能に組み込んでいる。また、この構造では、引出体15が衝撃エネルギーにより不用意に更に突出されないようにする安全手段を有している。該安全手段は、引出体15側にブラケット6等を介し揺動可能に設けられている突当部材2と、空洞部11にブラケット5等を介して付設されている係止突起3と、突当部材2を付勢しているばね部材4により構成されている。
なお、図9のリアシート40は、シートクッション41及びシートバック42からなり、自動車の車体パネル9の対応部に設置されている。シートバック42は、左右略中央に凹所43を形成し、前記したアームレスト1をその凹所43に配置している。この場合、アームレスト1は、凹所43内において、基端側が凹所43内のうち左右対向して設けられている不図示の支持板に対し枢軸44等を介して枢支されている。そして、アームレスト1は、凹所43内に収容された起立姿勢と、該起立姿勢から前方に回動させてシートクッション41上に転倒される使用姿勢とに枢軸44を支点にして回動切り換えられる。起立姿勢ではカバー材Cがシートバック42の保持面部分を形成する。使用姿勢では、肘掛け機能、又は、テーブル機構及びカップ保持機構が利用可能になる。
次に、以上の各部材の細部構成を順に明らかにする。図1〜図5において、本体10及び引出体15は共に樹脂成形体からなる。このうち、本体10は、概略形状が内側空洞のブロックとなっていて、略L形の両側部分12,12と、両側部分12同士の間に介在されて空洞部11を区画している中間部13とを一体に形成している。空洞部11は、中間部13の前端面が矩形状に縁取りされ、それよりも後側の底面部分が欠如されている。空洞部11には、本体10より強靱な金属又は合金板をプレス成形したブラケット5が組み込まれている。空洞部11の後側には、図4に示されるごとくストッパー部11aが上内面から下設されており、引出体15が該ストッパー部11aに当たるまで押し込まれるよう構成されている。両側部分12は、略L形になっていて、L形垂直部の上側に形成された翼用の支持部12a等を有している。そして、両側の翼14は、図3に示したごとく支持部12a等に対し枢軸などを介して枢支され、L形垂直部に沿って配置される折り畳み位置と、図3の想像線で示したごとく中間部13の上面と略面一になる水平位置とに切り換えられる。つまり、この構造では、本体10が中間部13の上面を肘掛けとして利用する以外に、水平位置に切り換えられた翼14と共にテーブル面として利用可能になっている。なお、カバー材Cは、アームレスト1が水平に配置された使用姿勢において、本体10の下側を覆うように取り付けられる。符号10aは本体10の後両側に設けられた軸孔である。
前記ブラケット5は、図4と図5並びに図6から推察されるように、前後に位置している略矩形の枠部5a,5bと、前枠部5aと後枠部5bとを接続している連結部5cとを一体的に形成している。前枠部5aの上両側角部及び連結部5cの対応部には、レール状のガイド部5dが前後方向に延設されている。また、後枠部5bの両側には、第1係止突起3aと回転規制用突起3cとがボルト等により付設されている。第1係止突起3aと回転規制用突起3cとは、両側で対向しており、アームレスト1が水平に配置された使用姿勢において、第1係止突起3aが突起3cに対し前側かつ上側に変位した関係となっている。一方、前枠部5aの両側には、第2係止突起3bがボルト等により対向した状態に付設されている。第2係止突起3bは、アームレスト1の使用姿勢において、第1係止突起3aより若干上側に設けられている。そして、以上のブラケット5は、本体側の空洞部11に配置された後、空洞部11を区画している側面側から突出される複数のねじにより取り付けられる(図5を参照)。
なお、突起3a〜突起3cは、金属又は合金製のナットで構成しているが、本体10より強靱な材質からなる部材であればよい。また、各突起3a〜3cは、ブラケット5に対しボルト止めやねじ止めする代わりに溶接等により固定してもよい。
これに対し、引出体15は、空洞部11に出し入れされる細長い小ブロック状をなし、前後位置に設けられた複数の容器保持用凹部16a,16bと、両側の上縁に沿って設けられて前記ブラケット5のガイド部5dに嵌る嵌合部17と、凹部16a,16bを形成している部分から後方へ延設されている配置部18と、配置部18の後面に突設されて引出体15を空洞部11に押し込めたときにストッパー部11aに当たる規制部18aとを一体に形成している。また、前面壁には、下側の一部を窪み部15aに形成し、該窪み部15aに指を掛けて引出体15を引出操作し易くしている。各凹部16a,16bには、内部に入れられる容器類を周囲から拘束するサブホルダー19が付設されている。配置部18には、図6に示されるように、引出体15より強靱な金属又は合金板をプレス成形したブラケット6が組み付けられている。該ブラケット6には突当部材2が揺動可能に枢支されている。
前記ブラケット6は、図6から推察されるように、配置部18の内側に沿って配置される略コ形状をなしており、コ形状の両片の一部を更に突設した支持部6aと、コ形状の中間片の一部を切り起こした掛止部6bと、コ形状の中間片に設けられた取付穴(図6では省略した。図7を参照)とを有している。そして、以上のブラケット6は、両側の支持部6aに対し突当部材2が枢支された状態に組み付けられると共に、ばね部材4が突当部材2と掛止部6bとの間に組み付けられる。その状態から、ブラケット6は、配置部18の内側に配置された後、複数のねじにより取り付けられる。この場合、この例では、配置部18のうち、ブラケット6の中間片を当接する内面と反対の外面にも引出体15より強靱な金属又は合金板からなる補強板25が配置され、補強板25とブラケット6(コ形状の中間片)とで配置部18の対応板部を上下から挟み込み、該挟み込んだ状態で前記複数のねじにより各部を連結一体化している。
突当部材2は、引出体15より強靱な金属又は合金製であり、図4と図6に示されるように取付部20及び該取付部20に接合されている当部21とからなる。取付部20は、前記ブラケット6の支持部6a同士の間に配置される略コ形に形成されている。当部21は、断面略コ形で、かつ配置部18の幅よりも長い棒であり、取付部20のコ形中間片部に溶接により一体化されている。そして、以上の突当部材2は、取付部20がコ形両片部をブラケット6の対応する支持部6aにボルト22及びナット23などによりそれぞれ揺動ないしは回動可能に枢支されている。なお、この例では、支持部6aと取付部20のコ形片部との間にカラー部材24が介在されている。但し、該カラー部材24は省略されることもある。
ばね部材4は、コイルばねであり、一端4aが当部21の略左右中間部に係止され、他端4bが付勢力を発現しながらブラケット6の掛止部6bに係止されている。このため、突当部材2は、通常状態において、ばね部材4の付勢力によりボルト22を支点としてブラケット6側へ回動され、当部21の両側がブラケット6のコ形両片部に当接している。なお、ばね部材4は、コイルばね以外でもよく、また、ボルト22等の軸部周りに配置することも可能である。
(作動)以上のように構成されたアームレスト1の作動を使用態様毎に説明する。
先ず、図9において、アームレスト不使用時には、アームレスト1が起立姿勢にされてシートバック42の凹所43に格納されると、カバー材Cがシート保持部分として利用される。ところで、この起立姿勢では、例えば、追突事故などでアームレスト1が前方向の荷重を受けて、凹所43から強制的に抜け出すと共に枢軸44を支点としてシートクッション41上に強く転倒されると、引出体15がその衝撃力により格納位置から前方へ引き出される虞もある。この構造では、引出体15がそのような衝撃力を受けると、突当部材2がばね部材4の付勢力に抗しボルト22を支点として、図7の実線位置から下向きである想像線位置へ回動ないしは揺動される。すると、突当部材2は、当部21が突起3cに当たることで回動を停止し、かつ、図8に示されるごとく引出体15が若干前方へ動くと、当部21の背面側が係止突起3aに当たることでそれ以上の前方移動、つまり引出体15が引出不能となる。これにより、アームレスト1としては、引出体15が追突事故などで引出方向の過大な荷重を受けても、不用意に突出移動することがなくなって安全性を向上できる。
しかも、この構造では、上述したように突当部材2及び突起3a〜3c並びにブラケット5,6などの材質設定により、又、配置部18の対応板部をブラケット6と補強板24とで挟持することにより、引出体15が過大な衝撃を受けて配置部18の一部を破損しても、ブラケット5,6及びそこに支持される突当部材2や突起3a〜3cが当初の取付状態を最後まで維持される。これにより、突当部材2及び突起3a〜3cからなる安全手段は、本体10や引出体15が破損しても最後まで機能し、信頼性を大きく向上できる。換言すると、この構造では、突当部材2が衝撃力の慣性等により動いて本体10側の係止突起3aなどに当接することで、引出体2が一時的に引出不能となり、また、衝撃力がなくなると突当部材2がばね部材4の付勢力により元の位置に復帰される。
以上の作動は、アームレスト1が枢軸44を支点としてシートクッション41上に転倒されて肘掛けやテーブルとして使用されるときも同様に機能する。なお、テーブルの場合は、翼14が上述したように水平位置に切り換えられると(図3を参照)、テーブル面積が実質的に拡大されるため使い勝手を向上できる。
これに対し、容器保持用として利用する場合は、アームレスト1がシートクッション41上に転倒された使用姿勢において、引出体15が前面側の窪み部15aに指を引っ掛けて引き出される。この構造では、引出体15が強く引き出されても、突当部材2(の当部21)が第2係止突起3bに当たって引出不能にする。この場合、上述したと同じく突当部材2及び突起3a〜3cからなる安全手段は、本体10や引出体15が破損しても最後まで機能するため信頼性を更に向上できる。
なお、以上の各形態例は本発明を何ら制約するものではない。本発明のケース及び引出体は請求項1で特定される要件を備えておればよく、細部は必要に応じて種々変更可能なものである。
発明形態例を適用したアームレストの概略上面図である。 上記アームレストの概略側面図である。 上記アームレストの概略正面図である。 図1のA−A線に沿って断面した拡大断面図である。 図1のB−B線に沿って断面した拡大断面図である。 突当部材及び係止突起を各支持部材と共に模式的に示す要部構成図である。 上記アームレストの要部断面図である。 図7の状態から衝撃を受けたときにの態様を示す要部断面図である。 上記アームレストの配置構成を示すリアシート(ベンチシート)の断面図である。 特許文献1に挙げられている引出装置を示す説明図である。
符号の説明
1…アームレスト(Cはカバー)
2…突当部材(20は取付部、21は当部)
3…係止突起(3aは第1係止突起、3cは回転規制用突起、3bは第2係止突起)
4…ばね部材(4aは一端、4bは他端)
5…ブラケット(支持部材)
6…ブラケット(支持部材)
9…車体パネル
.10…本体(ケースに相当し、11は空洞部、12は側部分、14は翼)
15…引出体(16a,16bは凹部、17は嵌合部、19はサブホルダー)
40…リアシート
41…シートクッション
42…シートバック(43は凹所、44は枢軸)

Claims (5)

  1. ケースに対してケース内に収まった格納位置とケース内より突出した使用位置とに切り換えられる引出体を備えている車載用引出装置において、
    前記ケース内に設けられる係止突起と、前記引出体に設けられて衝撃力を受けると動いて前記係止突起に当接することで前記引出体を一時的に引出不能にする突当部材とからなる安全手段を有していることを特徴とする車載用引出装置。
  2. 前記突当部材は、前記引出体に対し揺動可能に枢支されていると共に、ばね部材の付勢力に抗して揺動される請求項1に記載の車載用引出装置。
  3. 前記係止突起は、前記引出体を格納位置から引き出されないようにする第1係止突起と、前記引出体を使用位置から更に突出しないようにする第2係止突起とを組として構成されている請求項1から3の何れかに記載の車載用引出装置。
  4. 前記係止突起及びその支持部材が前記ケースより強靱な材質で形成されていると共に、前記突当部材及びその支持部材が前記引出体より強靱な材質で形成されている請求項1から3の何れかに記載の車載用引出装置。
  5. 前記ケースがシートバック側凹所内に収容された起立姿勢から、シートクッション上に転倒されて使用姿勢になるアームレストを構成していると共に、前記引出体が前記アームレストの使用姿勢において前記ケースから引き出されて容器を保持するカップホルダを構成している請求項1から4の何れかに記載の車載用引出装置。

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