JP2006334872A - タイヤ加硫金型 - Google Patents
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Abstract
【課題】 金型に埋設されるスリットベントピースを金型に確固として固定してスリットベントピースのズレによるタイヤの外観への影響を防止したタイヤ加硫金型を供する。
【解決手段】 柱状体をなし母線に略平行にスリット9が貫通してなるスリットベントピース8が、加硫金型4の型面の所要箇所に形成され排気路6に連通する埋込み穴に、スリットベントピース8の端面を加硫金型4の型面と同一にして埋め込まれて構成されるタイヤ加硫金型であって、スリットベントピース8の柱状体の外周面に細かい凹凸10が形成されているタイヤ加硫金型。
【選択図】 図3
【解決手段】 柱状体をなし母線に略平行にスリット9が貫通してなるスリットベントピース8が、加硫金型4の型面の所要箇所に形成され排気路6に連通する埋込み穴に、スリットベントピース8の端面を加硫金型4の型面と同一にして埋め込まれて構成されるタイヤ加硫金型であって、スリットベントピース8の柱状体の外周面に細かい凹凸10が形成されているタイヤ加硫金型。
【選択図】 図3
Description
本発明は、金型内に生じるエア溜りをスリットベントピースにより型外に排出するタイヤ加硫金型に関する。
トレッド踏面成型部に、複数個のスリットベントピースを埋設したタイヤ加硫金型については、同出願人が先に出願した例がある(特許文献1参照)。
特開平5−138656号公報
同特許文献1に開示されたように、スリットベントピースは、一般に円柱状をした柱状体にスリットが母線に平行に貫通して形成されたもので、加硫金型にその型面と同一面をなして端面が露出するように埋め込まれて使用される。
加硫成型時に金型型面のエア溜りが生じ易い箇所に、型外に連通する埋込み穴を形成し、同埋込み穴にスリットベントピースを埋設することで、スリットベントピースのスリットを介してエアを型外に排出し、エア溜りによりタイヤ表面に凹みが形成されるのを防止するとともに、スリット幅を適当にしてスピュー(ゴムの飛び出し)を抑制し、タイヤの外観を良好に保つようにしている。
しかし、スリットベントピースは、柱状体の外周面が滑らかであるので、金型の埋込み穴に打ち込みにより埋設されたとしても、金型との接触面は滑り易く、加硫時の圧力によりズレを生じる可能性があり、金型の型面とスリットベントピースの露出した端面とを同一面に維持できないようなズレがあると、タイヤ表面にその痕が残り外観を損なうおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、金型に埋設されるスリットベントピースを金型に確固として固定してスリットベントピースのズレによるタイヤの外観への影響を防止したタイヤ加硫金型を供する点にある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、柱状体をなし母線に略平行にスリットが貫通してなるスリットベントピースが、加硫金型の型面の所要箇所に形成され排気路に連通する埋込み穴に、スリットベントピースの端面を加硫金型の型面と同一にして埋め込まれて構成されるタイヤ加硫金型であって、前記スリットベントピースの柱状体の外周面に細かい凹凸が形成されているタイヤ加硫金型とした。
加硫金型の型面に形成される埋込み穴に、埋め込まれるスリットベントピースがその柱状体外周面に細かい凹凸が形成されているので、スリットベントピースは金型との接触面の摩擦係数が大きく、金型に確固として固定され、加硫成型時の圧力に対してもズレを生じさせることがなく、スリットベントピースのズレによるタイヤの外観への影響を回避することができる。
また、スリットベントピースの凹凸が形成された外周面と金型の埋込み穴の内周面との接触する境界には空隙が形成され、この空隙を介してエアの排気が可能であり、スリットベントピースのスリットのエアの排気を補助することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のタイヤ加硫金型において、前記スリットベントピースの外周面の凹凸は、ローレット加工により形成されたことを特徴とする。
ローレット加工によりスリットベントピースの外周面の凹凸を簡単に効率良く形成することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載のタイヤ加硫金型において、前記スリットベントピースのスリットは、スリット幅が0.01〜0.10mmでスリット長さが1.5〜10.0mmであることを特徴とする。
スリットベントピースのスリットのスリット幅を0.01〜0.10mm、スリット長さを1.5〜10.0mmとすることで、加硫成型時にスリットにゴムが侵入してスピューを発生するのを可及的に防止することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか記載のタイヤ加硫金型において、前記スリットベントピースのスリットの貫通方向が、金型の加硫成型後の型抜き方向と略一致するように、前記スリットベントピースが金型に埋め込まれることを特徴とする。
スリットベントピースのスリットの貫通方向が、金型の加硫成型後の型抜き方向と略一致するように、スリットベントピースが金型に埋め込まれるので、加硫成型時にスリットベントピースのスリットにゴムが侵入し突出したとしても、加硫成型後の型抜きに際して突出したゴムをスリットから容易に抜き去ることができ、スリット内にゴムを残してエアの排出を阻止するようなことを防止できる。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか記載のタイヤ加硫金型において、前記スリットベントピースのスリットは、露出側端面における開口縁がスリット幅を漸次広げながら端面に連続する形状に形成されていることを特徴とする。
スリットベントピースのスリット開口縁が、スリット幅を漸次広げながら端面に連続する形状に形成されているので、加硫成型後の型抜きに際して、スリットの貫通方向が型抜き方向と多少異なっていても、スリットベントピースのスリットに侵入したゴムがスリット開口縁で切断されることなくスリットから抜き取られる可能性が高く、スリット内にゴムを残してエアの排出を阻止するようなことを防止できる。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか記載のタイヤ加硫金型において、前記タイヤ成型金型が、複数の分割モールドを組み合わせて構成される割りモールド式金型であることを特徴とする。
割りモールドは、分割モールドの互いの接触する境界に形成される空隙を利用してエアの排出を行うことができるが、エア溜りの生じ易い分割モールドに本スリットベントピースを埋め込みエアの排出を行うことによって、金型の分割数を少なく抑えることができる。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図8に基づいて説明する。
本実施の形態に係るタイヤ加硫金型1は、図1に示すように周方向に複数のセクターに分割され(本実施の形態では9分割)、各セクターのホルダー2が内周側にタイヤのトレッド部を成型しトレッドパターンを形成する金型3が保持されている。
本実施の形態に係るタイヤ加硫金型1は、図1に示すように周方向に複数のセクターに分割され(本実施の形態では9分割)、各セクターのホルダー2が内周側にタイヤのトレッド部を成型しトレッドパターンを形成する金型3が保持されている。
ホルダー2に保持される金型3自体が、複数の分割モールド4を組み合わせて構成される割りモールド式金型であり、各ホルダー2が周方向に分割された複数の分割モールド4を保持する。
各ホルダー2は、径方向に摺動可能で、全ホルダー2が遠心方向に一斉に摺動することで、タイヤ加硫金型1は大径同心円に開き(図1参照)、内側中心に生タイヤGをセットすることができる。
そして、全ホルダー2が中心方向に一斉に摺動することで、生タイヤGを内側に納めて、タイヤ加硫金型1は閉じて円環状の金型が構成され、内側の生タイヤGの加硫成型がなされる。
図2は、1セクターのホルダー2とこれに保持される複数の分割モールド4の斜視図であり、一部切り欠いて断面が示されている。
分割モールド4の型面4aには突条5が突出されていて、分割モールド4が組み合された金型3には連続した突条5によりパターン模様が形成される。
分割モールド4の型面4aには突条5が突出されていて、分割モールド4が組み合された金型3には連続した突条5によりパターン模様が形成される。
互いに隣接する分割モールド4,4の隣接面4b,4b間には、多少の隙間が形成されて、この隙間を介して型面4aからエアを型外に抜くことができる。
分割モールド4の型面4aにおいて、エアを抜くことができる両側の隣接面4b,4bから最も遠い中央部は生タイヤGとの間にエア溜りを生じ易い場所であり、突条5で仕切られた各型面の中央部にそれぞれスリットベントピース8が埋め込まれている。
分割モールド4の型面4aにおいて、エアを抜くことができる両側の隣接面4b,4bから最も遠い中央部は生タイヤGとの間にエア溜りを生じ易い場所であり、突条5で仕切られた各型面の中央部にそれぞれスリットベントピース8が埋め込まれている。
スリットベントピース8は、その表側(露出側)端面8aが型面4aと同一面をなすように、下穴(埋込み穴)に埋め込まれ、同下穴は分割モールド4の背面に開口する排気路6に連通している。
スリットベントピース8の下穴への埋め込み方向は、該分割モールド4を保持するホルダー2の摺動方向(型抜き方向)と略同じ方向であり、排気路6もその延長に形成されている。
図5ないし図8に図示するように、該スリットベントピース8は、円柱体をなし、型面4aと同一面をなす表側端面8aは、円柱体の母線に対して傾斜した角度を有し、かつ型面4aに沿って同様に湾曲している。
裏側端面8bは母線に対して垂直で中央に円穴8cが形成されている。
裏側端面8bは母線に対して垂直で中央に円穴8cが形成されている。
そして、表側端面8aと円穴8cの底面とを母線に平行に貫通して2条のスリット9,9が互いに平行に形成されている。
スリット9のスリット長さdは、約6.0mmであり、スリット幅wは、約0.07mmであるが、スリット9の表側端面8a側開口縁は、スリット幅を漸次末広がりに広げながら端面8aに滑らかに連続する湾曲面に形成されて、開口幅w´は、スリット幅wより広い。
スリット9のスリット長さdは、約6.0mmであり、スリット幅wは、約0.07mmであるが、スリット9の表側端面8a側開口縁は、スリット幅を漸次末広がりに広げながら端面8aに滑らかに連続する湾曲面に形成されて、開口幅w´は、スリット幅wより広い。
なお、加硫成型時にスリット9にゴムが侵入してスピューを発生するのを可及的に防止するためには、スリット幅wとしては、0.01〜0.10mmが適当である。
スリット長さdとしては、1.5〜10.0mmが適当である。
スリット長さdとしては、1.5〜10.0mmが適当である。
そして、このスリットベントピース8の柱状体外周面には、ローレット加工が施されて、細かい凹凸を形成するリッジ10が外周面全体に形成されている。
ローレット加工によりスリットベントピース8の外周面にリッジ10を簡単に効率良く形成することができる。
ローレット加工によりスリットベントピース8の外周面にリッジ10を簡単に効率良く形成することができる。
鋳造された分割モールド4における型面4aの所要箇所に、排気路6に連通する下穴を掘削し、スリットベントピース8をこの下穴に打ち込むことにより表側端面8aが型面4aに同一面になるように埋め込む(図3、図4参照)。
スリットベントピース8が下穴に埋め込まれると、スリットベントピース8は外周面のリッジ10が下穴内周面に食い込むような状態となって分割モールド4との接触面の摩擦係数は極めて大きく、分割モールド4にスリットベントピース8は確固として固定される。
したがって、加硫成型時にゴム圧を受けてもスリットベントピース8が分割モールド4に対してズレを生じることがなく、スリットベントピース8のズレによるタイヤの外観への影響を回避することができる。
特に、スリットベントピース8の表側端面8aは、型面4aに同一面を形成するように湾曲しており、スリットベントピース8の円柱体の中心軸を中心に回動するようなズレを生じるようなことがあると、スリットベントピース8の表側端面8aにより型面4aに凹凸を生じてタイヤの外観を損ねることとなるが、本スリットベントピース8はその外周面のリッジ10により分割モールド4に確固として固定されるので、このような不具合は全く生じさせない。
こうして分割モールド4の型面4aに埋設されたスリットベントピース8のスリット9により加硫成型時に生じるエア溜りを抜くことができる。
また、スリットベントピース8のリッジ10による凹凸が形成された外周面と分割モールド4の下穴(埋込み穴)の内周面との接触する境界には空隙が形成され、この空隙を介してエアの排気が可能であり、スリットベントピース8のスリット9のエアの排気を補助することができる。
また、スリットベントピース8のリッジ10による凹凸が形成された外周面と分割モールド4の下穴(埋込み穴)の内周面との接触する境界には空隙が形成され、この空隙を介してエアの排気が可能であり、スリットベントピース8のスリット9のエアの排気を補助することができる。
なお、下穴の排気路6に連通する底面にスリットベントピース8の裏側端面8bが接するが、接して空隙は存在し、また部分的には接していないところもあって、スリットベントピース8の外周面と分割モールド4の下穴の内周面との境界の空隙は、排気路6に通じている。
割りモールド式金型は、互いに隣接する分割モールド4,4の隣接面4b,4b間の隙間を介して型面4aからエアを型外に抜くことができるが、分割モールド4の型面のエア溜りの生じ易い隣接面4bより遠い中央箇所に本スリットベントピース8を埋設してエア抜きをすることで、分割モールド4をさらに分割して隣接面を作る必要がなく、金型3の分割数を少なく抑えることができ、タイヤ加硫金型1の製造コストを低く抑えることができる。
スリットベントピース8は、エア抜きのスリット9が適当なスリット幅wを有するので、スリット9にゴムが侵入してスピューを発生するのを可及的に防止している。
それでもなお、スリット9にゴムが侵入したような場合は、加硫成型後にホルダー2が遠心方向に摺動して金型3を開くとき、分割モールド4の型抜き方向がスリットベントピース8の埋め込み方向すなわちスリット9の貫通方向と略同じであることから、スリット9に侵入したゴムをそのままスリット9から抜き去ることが容易で、途中で千切れたゴムがスリット9に残ってエアの排出を阻止するようなことを防止できる。
それでもなお、スリット9にゴムが侵入したような場合は、加硫成型後にホルダー2が遠心方向に摺動して金型3を開くとき、分割モールド4の型抜き方向がスリットベントピース8の埋め込み方向すなわちスリット9の貫通方向と略同じであることから、スリット9に侵入したゴムをそのままスリット9から抜き去ることが容易で、途中で千切れたゴムがスリット9に残ってエアの排出を阻止するようなことを防止できる。
さらに、スリットベントピース8におけるスリット9の表側端面8aの開口縁は、スリット幅を漸次末広がりに広げながら端面8aに滑らかに連続する湾曲面に形成されているので、加硫成型後の型抜きに際して、スリット9の貫通方向が型抜き方向と多少異なっていても、スリットベントピースのスリットに侵入したゴムがスリット開口縁で切断されることなくスリットからそのまま抜き取られる可能性が高く、スリット内にゴムを残してエアの排出を阻止するようなことを防止できる。
本実施の形態では、スリットベントピース8が円柱体をしていたが、円柱体に限らずスリットが形成できる多角柱など柱状体であればよい。
ただし、スリットベントピースが円柱体以外の柱状体の場合、金型の型面に形成するスリットベントピースを埋め込むための下穴は、分割モールドを鋳造する際に、同時に成型するようにする。
ただし、スリットベントピースが円柱体以外の柱状体の場合、金型の型面に形成するスリットベントピースを埋め込むための下穴は、分割モールドを鋳造する際に、同時に成型するようにする。
また、スリットベントピースに形成するスリットも2条に限らず、1条でもあるいは3条以上の多数条形成するようにしてもよい。
スリットベントピースの表側端面におけるスリットの開口縁は、スリット幅を漸次末広がりに広げながら端面に至る傾斜した平面形状に形成されていてもよい。
スリットベントピースの表側端面におけるスリットの開口縁は、スリット幅を漸次末広がりに広げながら端面に至る傾斜した平面形状に形成されていてもよい。
スリットベントピースの外周面の凹凸は、ローレット加工によりリッジ10を形成していたが、他の加工方法により種々の形状の凹凸を形成してもよい。
G…生タイヤ、
1…タイヤ加硫金型、2…ホルダー、3…金型、4…分割モールド、5…突条、6…排気路、8…スリットベントピース、9…スリット、10…リッジ。
1…タイヤ加硫金型、2…ホルダー、3…金型、4…分割モールド、5…突条、6…排気路、8…スリットベントピース、9…スリット、10…リッジ。
Claims (6)
- 柱状体をなし母線に略平行にスリットが貫通してなるスリットベントピースが、加硫金型の型面の所要箇所に形成され排気路に連通する埋込み穴に、スリットベントピースの端面を加硫金型の型面と同一にして埋め込まれて構成されるタイヤ加硫金型であって、
前記スリットベントピースの柱状体の外周面に細かい凹凸が形成されていることを特徴とするタイヤ加硫金型。 - 前記スリットベントピースの外周面の凹凸は、ローレット加工により形成されたことを特徴とする請求項1記載のタイヤ加硫金型。
- 前記スリットベントピースのスリットは、スリット幅が0.01〜0.10mmでスリット長さが1.5〜10.0mmであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のタイヤ加硫金型。
- 前記スリットベントピースのスリットの貫通方向が、金型の加硫成型後の型抜き方向と略一致するように、前記スリットベントピースが該金型に埋め込まれることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか記載のタイヤ加硫金型。
- 前記スリットベントピースのスリットは、露出側端面における開口縁がスリット幅を漸次広げながら端面に連続する形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか記載のタイヤ加硫金型。
- 前記タイヤ成型金型は、複数の分割モールドを組み合わせて構成される割りモールド式金型であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか記載のタイヤ加硫金型。
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