JP2006334038A - 浴用剤容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴用剤aの分散効率が良く、簡単な構造で容易に製造でき、取り扱いも便利な浴用剤容器を提案する。
【解決手段】第1本体部A1及び第2本体部A2を、それらの開口縁部相互を嵌着して内部に浴用剤aを収納する収納室Rを画成した本体Aと、本体A上に一体に連設した第1浮形成部B1の開口縁部に、第2浮形成部B2の開口縁部を嵌着して形成した中空の浮Bとからなり、全体を合成樹脂により形成した。そして、浴槽に浮かべることにより収納浴用剤aを湯水に溶出する如く構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は浴用剤容器に関する。
芳香或いは温泉湯の成分の付与,着色,或いは殺菌等の目的で浴用剤を浴槽内に添加するための器具が種々提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1に記載されている器具は、開閉可能な中空球状のメッシュ容器内に浴用剤を収納し、このメッシュ容器を鎖を介して連結した吸着盤により吊り下げる如く構成し、メッシュ容器を湯の中に浸して収納浴用剤を使用する。
特許文献2に記載されている器具は、内部にフロート機能を付与する空間を有した上部容器と、上部容器に着脱自在で開口部を有する下部容器と入浴剤を収納した収納部及びフランジ部を有した耐水マットとからなる浴用剤容器であって、フランジ部が上部容器と下部容器とにより挟持され、かつ収納部が開口部から突出可能に構成されており、更に、耐水マットのフランジ部を構成する一面がフィルム状部材により形成され、耐水マットの収納部を下部容器の開口部から突出するように組み立てたときに、上部容器とフィルム状部材とにより密封空間を形成する如く構成している。
特開平10-296272 号公報 実公平06-000408 号公報
上記特許文献1のメッシュ容器によって浴用剤を付与する場合は、その吊り下げ位置が浴槽の辺部に特定されるため、溶け出した浴用剤が浴槽内の一部に片寄り、均一に分散させるためには充分な攪拌が必要となる。一方、特許文献2の浴用剤容器では、湯水に浮かすことができるため分散効率が良く、入浴剤の徐溶性に優れ、入浴剤の芳香を浴室内に徐々に放出するという効果を発揮する優れたものであるが、非通気性のフィルム状部材と、通気性、通液性の耐水マットで入浴剤を収納する収納部を形成し、別に非通気性の上部容器及び下部容器を必要とし、従って製造上の煩雑さがある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、浴用剤の分散効率が良く、また、簡単な構造なので容易に製造でき、取り扱いも便利な浴用剤容器を提案する。また、組み立て作業の簡素化を図れ、製造効率の向上を図れる浴用剤容器を提案する。
本発明の浴用剤容器1は合成樹脂製で、本体Aと浮Bとを備えている。本体Aは、第1本体部A1と第2本体部A2とを開閉可能に嵌着して内部に浴用剤aを収納する収納部Rを画成している。
第1本体部A1及び第2本体部A2を形成する合成樹脂としては、浴槽内に浮かしても無害な樹脂であれば種々採用でき、また、湯水に対する比重が1より小さいものであっても大きいものであっても使用可能であり、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂等が好ましく使用できる。また、第1本体部A1と第2本体部A2とは同一形状であっても別形状であってもよい。
浴用剤aは固形状のものをそのまま収納部R内に収納しても、或いは通液性のある袋等の被覆体に収納した顆粒状,粉末状の形態のものであっても良く、その種類としては従来使用されている浴用剤が使用できる。
浮Bは浴用剤aを収納した本体Aを浮かす浮力を備えた中空体であり、本体Aと、一体に形成する場合も、本体Aと別体に形成して嵌着する場合も採用できる。浮Bを形成する合成樹脂も浴槽内に浮かしても無害なものであれば種々採用できる。浮Bの形状或いは大きさは本体Aの形状或いは必要浮力にあわせて選択すれば特に限定されず、例えば、中空の球状或いは立方体形状等の中空多面体形状、或いは中空柱状などが採用できる。
課題を解決するための第1の手段として、壁部に浴用剤溶出用の窓wを備えた皿状の第1本体部A1及び第2本体部A2を、それらの開口縁部相互を嵌着して内部に浴用剤aを収納する収納部Rを画成した本体Aと、該本体A上に一体に連設した皿状の第1浮形成部B1の開口縁部に、皿状の第2浮形成部B2の開口縁部を気密,液密に嵌着して形成した中空の浮Bとから構成した。尚、ここでいう壁部は、第1本体部A1及び第2本体部A2の壁部であって、例えば、側壁,環状壁を言う。
第2の手段として、前記第1の手段に於いて、前記第2浮形成部B2を前記第1浮形成部B1に開閉可能に連結して、全体を合成樹脂により一体に形成した。
第3の手段として、壁部に浴用剤溶出用の窓wを備えた本体A及び浮Bとからなり、本体Aは、上端開口の有底筒状をなす第1本体部A1と、該第1本体部A1の上端開口縁部に下端開口縁部を開閉可能に嵌着して内部に浴用剤aを収納する収納部Rを画成した第2本体部A2とから構成し、前記浮Bは、前記第2本体部A2の頂部中央を上方へ膨出形成した第1浮形成部B1と、該第1浮形成部B1の下端開口縁部に上端開口縁部を気密,液密に嵌着した皿状の第2浮形成部B2とから構成した。尚、ここで言う壁部は、第1本体部A1及び第2本体部A2の壁部であって、例えば、底壁,周壁,頂壁を言う。
第4の手段として、前記第3の手段に於いて、前記第2浮形成部B2を、前記第2本体部A2に設けた切欠部24内に設けた可撓性の連結帯25を介して一体に連結し、全体を合成樹脂により一体に形成した。
第5の手段として、壁部に浴用剤溶出用の窓wを備えた本体A及び浮Bとからなり、本体Aは、上端開口の有底筒状をなすとともに、底部内に浴用剤載置用台座35となる環状突片bを突出した第1本体部A1と、該第1本体部A1の上端開口縁部に下端開口縁部を嵌着して内部に浴用剤aを収納する収納部Rを画成した有頂筒状をなすとともに、頂部内に第1浮形成部B1となる環状突片bを突設した第2本体部A2とから構成し、浮Bは、前記第1浮形成部B1下端開口を閉塞して気密,液密に板状の第2浮形成部B2を嵌着した中空体として構成し、前記第1本体部A1と第2本体部A2とを同一形状に形成した。尚、ここで言う壁部は、第1本体部A1及び第2本体部A2の壁部であって、例えば、底部を構成する壁部,周壁,頂部を構成する壁部を言う。
本発明の浴用剤容器は、湯水上に浮かせて使用するため浴用剤の分散効率が良く、また、全体を合成樹脂の一体成形により形成可能なもの、或いは2部材,3部材の少部材数で形成できるものであり、構造が簡単で容易に製造できる。また、第2本体部A2を第1本体部A1から外すことにより浴用剤aの補充,交換を行えるため、取り扱いも極めて便利である。
また、第2の手段或いは第4の手段のものは、浴用剤aを交換する際に浮Bを第1浮形成部B1及び第2浮形成部B2に分割する必要がないため、浮Bの密閉性をより安定して保つことができる利点を兼ね備える。
また、前記第1本体部A1及び第2本体部A2が同一形状をなす如く構成した場合には、第1本体部A1及び第2本体部A2を同一の型で形成でき、製造効率の向上を図れる。また、組み立て時にも第1本体部A1及び第2本体部A2を当初一緒にした状態で行えるため、組み立て作業をより簡素化できる。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明浴用剤容器の一例を示し、該浴用剤容器1は、全体を合成樹脂により一体に形成したもので、本体Aと、浮Bとを備えている。
本体Aは、第1本体部A1と第2本体部A2とを嵌着して構成している。第1本体部A1は、円板状の第1側壁2の周縁部から中央側に向かってテーパ状に拡がる第1環状壁3を延設し、第1環状壁3の先端縁には横円筒状の第1嵌合筒部4を延設している。第1嵌合筒部4の外周先端部には環状の第1係合凹部5を周設している。また、第2本体部A2は、同様に円板状の第2側壁6の周縁部から中央側に向かってテーパ状に拡がる第2環状壁7を延設し、第2環状壁7の先端縁には横円筒状の第2嵌合筒部8を延設している。そして第1嵌合筒部4の第1係合凹部5に第2嵌合筒部8を嵌合して本体Aを形成している。
第1本体部A1の第1側壁2には浴用剤溶出用の窓wとしての細長台形状の側壁用の窓w1が放射状に複数穿設されており、また、第1環状壁3にも浴用剤溶出用の窓wとしての帯状の環状壁用の窓w2が周方向等間隔に複数穿設されている。同様に第2本体部A2の第2側壁6にも側壁用の窓w1が放射状に複数穿設されており、第2環状壁7にも環状壁用の窓w2が周方向等間隔に複数穿設されている。尚、第1本体部A1と第2本体部A2とは、第1嵌合筒部4下部と第2嵌合筒部8下部とをヒンジ9を介して回動可能に連結している。
浮Bは、第1浮形成部B1と第2浮形成部B2とを嵌着して構成している。第1浮形成部B1は、第1環状壁3の先端縁上部から上方へ立設した横断面コ字状をなす連結部10上に立設しており、中央側に開口した半球板状をなしている。また、第1浮形成部B1の開口縁部外周には環状の第2係合凹部11を凹設している。また、第2浮形成部B2も同様に、第2環状壁7の先端縁上部から上方ヘ立設した横断面コ字状の連結部10上に立設しており、中央側に開口した半球板状をなしている。そして、この第2浮形成部B2の開口縁部を前記第2係合凹部11に気密,液密に嵌着して中空の浮Bを形成している。また、第1浮形成部B1の上部に突設した係止突起12に係合するフック13を第2浮形成部B2の上端部に突設している。尚、浴用剤容器1を形成する場合には図3に示す如く、第1本体部A1と第2本体部A2、及び第1浮形成部B1と第2浮形成部B2、がそれぞれ180°開いた状態で合成樹脂により一体成形が可能である。
上記の如く構成した浴用剤容器1を使用するに当たっては、図1の状態で浴槽内の湯水に浮かべると、窓wの存在で本体A内の収納部Rに収納した浴用剤aが溶出するため、浴槽の中央部に於いて溶出させることができ、必要に応じて手等により拡散する。また、必要に応じて浮かす位置を移動させれば良い。浴用剤aの交換に当たっては、例えば、フック13に指を掛けて係止突起12との係合を外すとともに、第2浮形成部B2及び第2本体部A2を開き、浴用剤aを交換或いは補充した後再び閉じれば良い。
図4及び図5は他の例を示し、本例では、図1の例と同様形態の第1本体部A1と第2本体部A2とを、それぞれ第1嵌合筒部4の後部と第2嵌合筒部8の後部とをヒンジ9を介して回動可能に連結して左右方向に開閉する如く構成している。第1本体部A1のヒンジ9対向位置の第1嵌合筒部4外面に係止突起12を突設し、第2本体部A2のヒンジ9対向位置の第2嵌合筒部8外面に突設したフック13を係合させて第1本体部A1と第2本体部A2との嵌合を維持する如く構成している。また、第1本体部A1に図1の例と同様形態の第1浮形成部B1を一体に形成し、第1浮形成部B1の第2係合凹部11外周に、開口縁部を気密,液密に嵌合させた第2浮形成部B2を設けて浮Bを構成している。この第2浮形成部B2は、中央側に開口した半球板状をなし、更に、第1浮形成部B1の開口縁後部に可撓性の帯状連結片16を介して開口縁部後部を回動可能に連結している。また、第2浮形成部B2の開口縁部に、第1浮形成部B1開口部内周に嵌合するシール筒17を突設している。その他の構成は図1の例と同様であるため、同符号を付して説明を省略する。
図6は窓wの形態を変えた例を示し、図4及び図5の例に於いて第1環状壁3及び第2環状壁7の環状壁用の窓w2として細幅の帯状をなす窓wを周方向複数穿設している。尚、各側壁用の窓w1はもともと細幅に形成されている。この様な浴用剤溶出用の窓wを採用すれば、固形の浴用剤aを直接収納部Rに収納する場合に便利である。その他は図4の例と同様であるため同符号を付して説明を省略する。
図7乃至図9は更に他の例を示し、本例における本体Aも第1本体部A1及び第2本体部A2とから構成している。第1本体部A1は、底壁20周縁部より周壁21を立設した上端開口の有底筒状をなすとともに、周壁21の上端外周に環状の第1係合凹部5を周設し、また、底壁20には浴用剤溶出用の窓wとしての円形をなす底壁用の窓w3を環状に配設しており、周壁21には浴用剤溶出用の窓wとしての縦長帯状をなす周壁用の窓w4を周方向複数縦設している。第2本体部A2は、第1係合凹部5に嵌合させた周壁22の上端縁より中央部を第2浮形成部B2として上方にドーム状に膨出形成した頂壁23を延設し、頂壁23にその周縁部に沿って浴用剤溶出用の窓wとしての円形をなす頂壁用の窓w5を複数穿設している。この第2本体部A2は、その周壁22下端縁の一部と、第1本体部A1の周壁21上部一部とをヒンジ9により連結して一体に形成し、第1本体部A1に対して開閉可能に設けている。また、第1本体部A1の上部外周に突設した係止突起12に第2本体部A2の外周下部に突設したフック13を離脱可能に係合して嵌着状態を維持可能に構成している。
浮Bも、第1浮形成部B1及び第2浮形成部B2とから構成している。第1浮形成部B1は、、前記第2本体部A2の頂壁23の中央に頂壁23と一体に形成された上記ドーム状に膨出形成した部分であり、頂壁1下方に下端縁を突設している。また、第2浮形成部B2は、第1浮形成部B1の開口縁部に開口縁内周を嵌合させた半球板状をなし、開口縁部に周設したシール筒17を第1浮形成部B1の開口縁内周に嵌合させて気密,液密に嵌着している。この第2浮形成部B2は、第2本体部A2に一体に形成されている。第2本体部A2の頂壁23及び周壁22に亘る一部に切欠部24を設け、該切欠部24の基端部分に一端を連結した可撓性の連結帯25の他端に第2浮形成部B2の開口縁外周の一部を一体に連結し、連結帯25を湾曲させて第1浮形成部B1に第2浮形成部B2を嵌着させる如く構成している。この場合も図8に示す如く第2本体部A2及び第2浮形成部B2をそれぞれ180°開いた状態での一体成形が可能である。
図10は更に他の例を示し、図7乃至図9の例に於いて、切欠部24及び連結帯25を除いて第2浮形成部B2を別体に形成した以外は図7に示す例と同様である。従って、その他の部分は同符号を付して説明を省略する。
図11及び図12は更に他の例を示し、本例に於ける本体Aも第1本体部A1及び第2本体部A2とから構成している。第1本体部A1は、底部30がドーム状に下方に突出した上端開口の有底筒状形態をなし、換言すれば断面形状が半楕円形状をなす上端開口の有底筒状形態をなし、また、周壁31部分には浴用剤溶出用の窓wとしての縦長の周壁用の窓w4を等間隔に複数穿設している。更に、上端開口部より係合手段を構成する係合突片32を等間隔に複数突設しており、その横幅が各係合突片32間の間隔幅と一致する如く構成している。各係合突片32は、図12に示す如く、先端各コーナーが湾曲した四角板状をなし、外面に係合突条33を突設しており、上端開口部の内側面と同外径の外径面を備えている。更に、各係合突片32間の第1本体部A1の周壁31上部所定位置には、第2本体部A2の後述する各係合突条が係合する係合凹溝34をそれぞれ凹設している。また、底部内には浴用剤載置用台座35となる環状突片bを突出している。
第2本体部A2は、第1本体部A1と同一形状であり、第1本体部A1を逆さまにした状態のもので、従って、第1本体部A1と同一の型での形成が可能となる。また、頂部36がドーム状をなす下端開口の有頂筒状形態をなし、換言すれば、断面形状が半楕円形状をなす下端開口の有頂筒状形態をなし、周壁37部分には等間隔に同様の周壁用の窓w4を複数穿設している。また、頂部36裏面には第1浮形成部B1として使用する前記第1本体部A1の環状突片bと同様形態の環状突片bを垂設している。更に、下端開口部より係合手段を構成する係合突片32を等間隔に複数垂設しており、その間の周壁37下端部所定位置には係合凹溝34をそれぞれ凹設している。
浮Bは、第1浮形成部B1と第2浮形成部B2とから構成しており、第1浮形成部B1は上記した如く、第2本体部A2の環状突片bで構成し、また、第2浮形成部B2は、環状突片bの下端開口を閉塞する蓋板38の上面より環状突片b内周に気密,液密に嵌着する係合筒39を突設して構成している。
本例の場合には、第1本体部A1内の浴用剤載置用台座35に浴用剤aを載置した後、第2本体部A2を嵌合して形成する。第2本体部A2の各係合突片32を第1本体部A1の開口内面に、第1本体部A1の各係合突片32を第2本体部A2の開口内面にそれぞれ嵌合させ、また、第1本体部周壁31上面に第2本体部周壁37下面を当接させて第2本体部A2を第1本体部A1に嵌着し、内部に収納部Rを画成する。使用に当たっては、浴槽の湯水上に浮かせれば良い。また、収納した浴用剤aがなくなれば、第2本体部A2部を外して再び装着することができる。
本発明浴用剤容器の縦断面図である。(実施例1) 本発明浴用剤容器の側面図である。(実施例1) 本発明浴用剤容器の組み立て前の斜視図である。(実施例1) 本発明浴用剤容器の縦断面図である。(実施例2) 本発明浴用剤容器の組み立て前の斜視図である。(実施例2) 本発明浴用剤容器の組み立て前の斜視図である。(実施例3) 本発明浴用剤容器の半断面図である。(実施例4) 本発明浴用剤容器の組み立て前の斜視図である。(実施例4) 本発明浴用剤容器の組み立て前の平面図である。(実施例4) 本発明浴用剤容器の組み立て前の斜視図である。(実施例5) 本発明浴用剤容器の半断面図である。(実施例6) 本発明浴用剤容器の連結手段を説明する要部斜視図である。(実施例6)
符号の説明
24…切欠部,25…連結帯,35…浴用剤載置用台座,A…本体,A1…第1本体部, A2…第2本体部,B…浮,B1…第1浮形成部,B2…第2浮形成部,R…収納部,
a…浴用剤,b…環状突片,w…浴用剤溶出用の窓

Claims (5)

  1. 壁部に浴用剤溶出用の窓wを備えた皿状の第1本体部A1及び第2本体部A2を、それらの開口縁部相互を嵌着して内部に浴用剤aを収納する収納部Rを画成した本体Aと、該本体A上に一体に連設した皿状の第1浮形成部B1の開口縁部に、皿状の第2浮形成部B2の開口縁部を気密,液密に嵌着して形成した中空の浮Bとからなることを特徴とする浴用剤容器。
  2. 前記第2浮形成部B2を前記第1浮形成部B1に開閉可能に連結して、全体を合成樹脂により一体に形成してなる請求項1に記載の浴用剤容器。
  3. 壁部に浴用剤溶出用の窓wを備えた本体A及び浮Bとからなり、本体Aは、上端開口の有底筒状をなす第1本体部A1と、該第1本体部A1の上端開口縁部に下端開口縁部を開閉可能に嵌着して内部に浴用剤aを収納する収納部Rを画成した第2本体部A2とから構成し、前記浮Bは、前記第2本体部A2の頂部中央を上方へ膨出形成した第1浮形成部B1と、該第1浮形成部B1の下端開口縁部に上端開口縁部を気密,液密に嵌着した皿状の第2浮形成部B2とから構成したことを特徴とする浴用剤容器。
  4. 前記第2浮形成部B2を、前記第2本体部A2に設けた切欠部24内に設けた可撓性の連結帯25を介して一体に連結し、全体を合成樹脂により一体に形成してなる請求項3に記載の浴用剤容器。
  5. 壁部に浴用剤溶出用の窓wを備えた本体A及び浮Bとからなり、本体Aは、上端開口の有底筒状をなすとともに、底部内に浴用剤載置用台座35となる環状突片bを突出した第1本体部A1と、該第1本体部A1の上端開口縁部に下端開口縁部を嵌着して内部に浴用剤aを収納する収納部Rを画成した有頂筒状をなすとともに、頂部内に第1浮形成部B1となる環状突片bを突設した第2本体部A2とから構成し、浮Bは、前記第1浮形成部B1下端開口を閉塞して気密,液密に板状の第2浮形成部B2を嵌着した中空体として構成し、前記第1本体部A1と第2本体部A2とを同一形状に形成したことを特徴とする浴用剤容器。
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