JP2006333945A - 内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取り付けるアダプタの種類に応じた適切な照明光を、簡易な構成によって容易に得ることができる内視鏡装置を提供すること。
【解決手段】 被検体に挿入される挿入部を有する内視鏡本体部を備え、前記被検体に照明光を照射する照明部12を有するアダプタ10aを、前記挿入部に交換可能に取り付けて前記被検体の観察を行う内視鏡装置において、前記内視鏡本体部が、前記挿入部に前記アダプタ10aが取り付けられたときに、前記照明部12に電気的に接続されて、前記照明部12に電力を供給する電源部と、この電源部と前記照明部12とが電気的に接続された閉路内において前記照明部12と直列または並列に設けられ、前記電源部から前記照明部12に供給される電力を補正する電力補正手段53と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被検体を観察するための内視鏡装置に関するものである。
近年、医療分野や工業分野などの様々な分野において、被検体内を観察する内視鏡装置が利用されている。これら内視鏡装置の中には、被検体に挿入される挿入部を有する内視鏡本体部と、被検体に照明光を照射するLEDを有するアダプタと、LEDに電力を供給する電源部と、を備えたものが周知となっている(例えば、特許文献1参照。)。さらに、この内視鏡装置には、LEDの設置数が異なる複数のアダプタが用意されており、これら複数のアダプタが選択的かつ交換可能に挿入部に取り付けられるようになっている。
しかし、このような内視鏡装置では、アダプタに設けられるLEDの設置数などにより、必要な電力が異なるため、取り付けるアダプタによっては、それらLEDに適切な量の電力を供給することができない。そのため、照明に必要な適切な光量を得ることができなくなってしまう。
そこで、異なる抵抗値を有する抵抗をそれぞれのアダプタごとに設けるとともに、その抵抗値を判別する判別部とを設け、判別部の判別結果に応じて、LEDに流れる電流を制御するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−216085号公報 特開2004−158840号公報
しかしながら、特許文献2に記載されたような内視鏡装置では、抵抗を接続するのに必要なケーブルの数が増大するため、配線が複雑になってしまうだけでなく、挿入部の径が大きくなってしまうという問題がある。また、抵抗値を判別するための判別部や、電流値を制御するための制御部などが必要となるため、構成が複雑となり、コストが増大してしまうという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、取り付けるアダプタの種類に応じた適切な照明光を、簡易な構成によって容易に得ることができる内視鏡装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
請求項1に係る発明は、被検体に挿入される挿入部を有する内視鏡本体部を備え、前記被検体に照明光を照射する照明部を有するアダプタを、前記挿入部に交換可能に取り付けて前記被検体の観察を行う内視鏡装置において、前記内視鏡本体部が、前記挿入部に前記アダプタが取り付けられたときに、前記照明部に電気的に接続されて、前記照明部に電力を供給する電源部と、この電源部と前記照明部とが電気的に接続された閉路内において前記照明部と直列または並列に設けられ、前記電源部から前記照明部に供給される電力を補正する電力補正手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては、挿入部にアダプタを取り付けると、電源部と照明部とが電気的に接続されて電路が構成される。そして、その照明部に必要な電力に応じて、電源部からの電力が、電力補正手段によって補正される。この補正された電力が照明部に供給される。このとき、電力補正手段が、前記電路によって形成された閉路内において照明部と直列または並列に設けられていることから、ケーブルの数を増やすことなく、また電源部自体の電力を変えることなく、照明部に供給する電力を適正に補正することができる。
なお、「閉路」とは、電源部から照明部を経て再び電源部に戻る一周の電路をいう。
請求項2に係る発明は、被検体に挿入される挿入部を有する内視鏡本体部と、前記被検体に照明光を照射する照明部を有するアダプタとを備え、このアダプタを前記挿入部に交換可能に取り付けて前記被検体の観察を行う内視鏡装置において、前記内視鏡本体部が、前記挿入部に前記アダプタが取り付けられたときに、前記照明部に電気的に接続されて、前記照明部に電力を供給する電源部を備え、前記内視鏡本体部または前記アダプタのいずれか一方が、前記電源部と前記照明部とが電気的に接続された閉路内において前記照明部と直列または並列に設けられ、前記電源部から前記照明部に供給される電力を補正する電力補正手段を備えることを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては、挿入部にアダプタを取り付けると、電源部と照明部とが電気的に接続されて電路が構成される。そして、その照明部に必要な電力に応じて、電源部からの電力が、電力補正手段によって補正される。この補正された電力が照明部に供給される。このとき、電力補正手段が、前記電路によって形成された閉路内において照明部と直列または並列に設けられていることから、ケーブルの数を増やすことなく、また電源部自体の電力を変えることなく、照明部に供給する電力を適正に補正することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の内視鏡装置において、前記電力補正手段が、前記電源部からの電力を消費する電力消費素子を備えることを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては、電力消費素子によって、電源部からの電力の一部が消費される。そして、残りの電力が照明部に供給される。
これにより、電源部からの電力を確実に補正することができる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の内視鏡装置において、前記電力消費素子が、抵抗であることを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては、抵抗によって、電源部からの電力が消費される。
これにより、電源部からの電力を容易かつ確実に補正することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の内視鏡装置において、前記抵抗が、可変抵抗であることを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置において、取り付けられるアダプタの照明部に必要な電力に応じて、可変抵抗の抵抗値を変更する。そして、この可変抵抗によって、電源部からの電力の一部が消費される。
これにより、LEDに供給する電力を微調整することができ、LEDごとのばらつきを吸収し、適正な照明光を容易に得ることができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の内視鏡装置において、前記可変抵抗が、抵抗本体部と、この抵抗本体部の抵抗値を変更操作するための抵抗操作部とを備え、この抵抗操作部が、少なくとも前記変更操作時において、前記内視鏡本体部または前記アダプタから外方に露出していることを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては、取り付けられるアダプタの照明部に必要な電力に応じて、抵抗操作部を変更操作して抵抗本体部の抵抗値を変更する。このとき、少なくとも変更操作時において、抵抗操作部が外方に露出していることから、内視鏡本体部またはアダプタなどを分解することなく、前記抵抗値を容易に変更することができる。
請求項7に係る発明は、被検体に挿入される挿入部を有する内視鏡本体部と、前記被検体に照明光を照射する照明部を有するアダプタとを備え、このアダプタを前記挿入部に交換可能に取り付けて前記被検体の観察を行う内視鏡装置において、前記内視鏡本体部が、前記挿入部に前記アダプタが取り付けられたときに、前記照明部に電気的に接続されて、前記照明部に電力を供給する電源部を備え、前記内視鏡本体部と前記アダプタとが、前記アダプタの種類を識別するための識別手段を備え、前記内視鏡本体部または前記アダプタのいずれか一方が、前記電源部と前記照明部とが電気的に接続された閉路内において前記照明部と直列または並列に設けられ、前記電源部から前記照明部に供給される電力を補正する電力補正手段を備えており、前記識別手段の識別結果に応じて、前記電力補正手段が前記照明部に供給される電力を補正することを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては、挿入部にアダプタを取り付けると、電源部と照明部とが電気的に接続されて電路が構成されるとともに、識別手段によりアダプタの種類が識別される。そして、この識別結果に応じて、電源部からの電力が補正され、補正された電力が照明部に供給される。このとき、電力補正手段が、前記電路によって形成された閉路内において照明部と直列または並列に設けられていることから、ケーブルの数を増やすことなく、また電源部自体の電力を変えることなく、照明部に供給する電力を適正に補正することができる。また、識別手段によってアダプタの種類を識別することから、上記電力を容易に補正することができる。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の内視鏡装置において、前記識別手段が、前記内視鏡本体部または前記アダプタのいずれか一方に設けられた突出部と、他方に設けられ、前記突出部によってONOFFが切り替えられるスイッチとを備えることを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては、挿入部にアダプタを取り付けると、突出部によってスイッチが押圧されて、ON状態となる。
これにより、アダプタの種類を容易かつ確実に認識することができる。
本発明によれば、ケーブルの数を増やすことなく、また電源部自体の電力を変えることなく、照明部に供給する電力を適正に補正することができることから、取り付けるアダプタの種類に応じた適切な照明光を、簡易な構成によって容易に得ることができる。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施形態における内視鏡装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態としての内視鏡装置1を示したものである。
内視鏡装置1は、被検体の検査を行うための内視鏡本体部2と、被検体に照明光を照射する照明部12を有する光学アダプタ10とを備えている。
内視鏡本体部2は、被検体に挿入される長尺状の挿入部4と、この挿入部4に連結されて各種操作を行う本体操作部3とを備えている。
本体操作部3内には、挿入部4を巻き取って収納する巻き取りドラム5と、電力を供給するための電源部11とが設けられている。電源部11は、図3に示す駆動制御部16によってその駆動が制御されるようになっている。また、本体操作部3の天面には、回転台18を介して、液晶表示部19が設置されている。さらに、本体操作部3には、挿入部4の先端部7を所望の方向に向けるためのリモコン20が設けられている。
また、挿入部4は、可撓性の部材からなっており、その後端は、引出し口6を通して、巻き取りドラム5に取り付けられている。これにより、挿入部4は、引出し口6を介して引っ張り出すことにより、本体操作部3から外方に延びるようになっており、逆に、巻き取りハンドル5aに手をあてがい、巻き取りドラム5を回すことにより、書き取りドラム5に巻き取られるようになっている。一方、挿入部4の先端部7の近傍には、先端部7を上下左右方向に向けるために湾曲する湾曲部15が設けられている。また、先端部7には、撮像手段としてのCCD23が設けられている。さらに、挿入部4の先端面には、外方に突出する本体側電極部25が設けられている。これら本体側電極部25は、図3に示すケーブル24を介して電源部11に電気的に接続されている。さらに、挿入部4の先端部7には、上述の光学アダプタ10が着脱可能に取り付けられている。
光学アダプタ10は、照明部12の照明光の光量の大きさによって複数種類用意されており、それら複数の光学アダプタ10が、択一的に、かつ交換可能に先端部7に取り付けられるようになっている。ここでは、光学アダプタ10が2種類用意され、光量の小さい方を符号10a、大きい方を符号10bで示す。
光学アダプタ10aは、図2に示すように、円筒状の外筒部28と接続リング29とが、レンズ筒部32を介して連結されて構成されるものである。レンズ筒部32は有底円筒状に形成された大径部32aと、この大径部32aに同心上に連結され、円筒状に形成された小径部32bとを備えている。小径部32bの内部には、不図示の対物レンズが設けられており、大径部32aの内部には、2本の電線38が設けられている。これら電線38の基端部には、不図示の電極基板を介してアダプタ側電極部37が設けられており、これらアダプタ側電極部37は外方に露出している。そして、光学アダプタ10aを図1に示す挿入部4に取り付けたときに、アダプタ側電極部37が本体側電極部25にそれぞれ当接するようになっている。一方、電線38の先端部は、レンズ筒部32の先端面から突出している。
また、レンズ筒部32の外周面の後端には、径方向外方に突出し、その全周にわたって延びるフランジ部33が設けられている。
接続リング29の先端には、径方向内方に向けられた内向きフランジ部39が設けられている。そして、接続リング29の後端からレンズ筒部32の先端を通すと、内向きフランジ部39がフランジ部33に当接することにより、接続リング29が軸方向に抜け止めされて回転可能に支持されるようになっている。
また、レンズ筒部32の先端面には、円板状の連結基板42、円筒状のLED基板46および円板状のフレキ基板47が設けられている。すなわち、連結基板42の中央に形成された貫通孔42aと、LED基板46の筒孔と、フレキ基板47の中央に形成された貫通孔47aとが小径部32bに挿通されており、これにより、レンズ筒部32の先端面に、連結基板42を介して、LED基板46およびフレキ基板47が取り付けられている。そして、これら連結基板42、LED基板46およびフレキ基板47を覆うようにして、外筒部28が設けられている。
連結基板42には、互いに短絡しないよう分離された第1の電極パターン48および第2の電極パターン49が設けられている。第1の電極パターン48には、スルーホール48aが形成されており、このスルーホール48aを介して、第1の電極パターン48が、レンズ筒部32の先端面から突出する一方の電線38と電気的に接続されている。また、第2の電極パターン49には、第1のスルーホール49aおよび第2のスルーホール49bが形成されており、第1のスルーホール49aを介して、第2の電極パターン49が、他方の電線38と電気的に接続されている。
また、連結基板42には、連結パターン52が設けられており、この連結パターン52は、後述する固定抵抗(電力補正手段、電力消費素子)53を介して、第1の電極パターン48と電気的に接続されている。さらに、連結パターン52には、スルーホール52aが形成されている。
上述のフレキ基板47には、第1のフレキ用パターン56および第2のフレキ用パターン57が設けられている。第1のフレキ用パターン56および第2のフレキ用パターン57には不図示のケーブルがそれぞれ接続されており、一方のケーブルはスルーホール52aを通されて連結パターン52に接続され、他方のケーブルは、第2のスルーホール49bを通されて、第2の電極パターン49に接続されている。さらに、フレキ基板47には、上述の照明部12が設けられている。照明部12は、4つのLEDが直列に接続された第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bとを備えている。
これら第1のLEDユニット60aと第2のLEDユニット60bとは並列に接続され、すなわち4直2並列に構成されている。これら並列に接続された第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bの両端は、それぞれ第1のフレキ用パターン56および第2のフレキ用パターン57に接続されている。これにより、第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bの両端は、それぞれ一方の電線38または他方の電線38に電気的に接続されている。
さらに、本実施形態における光学アダプタ10aは、固定抵抗53を備えている。固定抵抗53は、連結基板42に設けられており、第1の電極パターン48と連結パターン52との間に電気的に接続されている。
このような構成のもと、光学アダプタ10aを挿入部4に取り付けると、図3に示すように、本体側電極部25とアダプタ側電極部37とが電気的に接続されるようになっている。そして、これにより、電源部11と照明部12とを電気的に接続する閉路62が形成されるようになっている。すなわち、閉路62とは、電源部11のプラス側から、照明部12を経て、電源部11のマイナス側に到る一周の電路をいうものである。この閉路62内において、固定抵抗53は、照明部12と直列に接続されている。固定抵抗53の抵抗値は、第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bに所定の電圧および電流が印加されるように設定されている。
なお、光学アダプタ10bの基本的構成は、光学アダプタ10aと同様であり、ここでの説明は省略する。ただし、以下の点について異なっている。すなわち、光学アダプタ10bは、第1のLEDユニット63a、第2のLEDユニット63bおよび第3のLEDユニット63cを備えており、4直3並列に構成されたものである。そして、これら第1のLEDユニット63a、第2のLEDユニット63bおよび第3のLEDユニット63cに印加される電圧および電流が、光学アダプタ10aの第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bに印加される電圧および電流と同一になるように、光学アダプタ10bに設けられた固定抵抗53の抵抗値が設定されている。
次に、本実施形態における内視鏡装置1の作用について説明する。
まず、被検体の状況に応じて、適正な光量の光学アダプタ10を選択する。ここでは、光学アダプタ10aを選択するものとする。この光学アダプタ10aを挿入部4に取り付け、挿入部4を被検体に挿入する。そして、後述するように電源部11から照明部12に電力を供給し、照明部12から照明光を照射すると、被検体からの反射光が対物レンズを介して取り込まれる。この反射光がCCD23によって電気信号に変換され、液晶表示部19に観察画像として映し出される。このとき、リモコン20を操作して、湾曲部15を湾曲させることにより、挿入部4の先端部7が所望の方向に向けられる。そして、その観察画像を観ながら、被検体が観察されて、各種処置が行われる。
ここで、光学アダプタ10aを挿入部4に取り付けると、上述のように、電源部11と照明部12とが電気的に接続された閉路62が形成される。この閉路62内において、固定抵抗53が照明部12に直列に接続される。そして、駆動制御部16の制御のもと電源部11が駆動させられると、電源部11からの所定の電力が、固定抵抗53を経て照明部12に供給される。すなわち、電源部11からの電力の一部は、固定抵抗53によって熱エネルギーとして消費され、残りの電力が照明部12に供給される。このとき、固定抵抗53の抵抗値は、第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bに所定の電圧および電流が印加されるように設定されていることから、電源部11からの電力が補正されて、補正された適正な電力が第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bに供給される。
一方、より大きな光量が必要な場合には、光学アダプタ10bを選択する。この場合、挿入部4から、光学アダプタ10aを取り外し、その取り外した箇所に光学アダプタ10bを改めて取り付ける。すると、同様にして閉路62が形成される。そして、電源部11を駆動すると、上記と同様に、電源部11からの電力が、固定抵抗53によって補正されて照明部12に供給される。すなわち、光学アダプタ10bに設けられた固定抵抗53の抵抗値は、第1のLEDユニット63a、第2のLEDユニット63bおよび第3のLEDユニット63cに印加される電圧および電流が、光学アダプタ10aの第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bに印加される電圧および電流と同一になるように設定されていることから、電源部11からの電力の一部が、固定抵抗53によって消費され、第1のLEDユニット60aおよび第2のLEDユニット60bに供給される電力と同一の電力が、第1のLEDユニット63a、第2のLEDユニット63bおよび第3のLEDユニット63cに供給される。
なお、光学アダプタ10a,10bに固定抵抗53が設けられていない場合には、各LEDユニットに印加される電圧は同一であるが、光学アダプタ10aおよび光学アダプタ10bとで印加される電流が異なるため、それぞれ電力が異なることになる。すなわち、本実施形態において、固定抵抗53は、電力補正手段として機能するものである。
以上より、本実施形態における内視鏡装置1によれば、閉路62内に固定抵抗53が照明部12と直列に設けられていることから、固定抵抗53を接続するためのケーブルの数を増やすことなく、また電源部11自体の電力を一定にしたまま、照明部12に供給する電力を適正に補正することができる。そのため、取り付ける光学アダプタ10の種類に応じた適切な照明光を、簡易な構成によって容易に得ることができる。
なお、本実施形態においては、光学アダプタ10a,10bの両方に固定抵抗53を設けるとしたが、これに限ることはなく、各LEDユニットに供給される電力が同一でさえあれば、いずれか一方に設けていればよい。
また、光学アダプタ10が2種類用意されているとしたが、これに限ることはなく、その数は適宜変更可能である。
さらに、各LEDユニットを4直2並列および4直3並列としたが、これに限ることはなく、LEDの設置数やその構成は適宜変更可能である。
また、電力消費素子として固定抵抗53を設けるとしたが、これに限ることはなく、例えばダイオードなどの他の素子であってもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態を示したものである。
図4において、図1から図3に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態と上記第1の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは異なる点についてのみ説明する。
本実施形態においては、連結基板42上であって、第1の電極パターン48と連結パターン52との間に、抵抗値を変更することができる可変抵抗(電力補正手段、電力消費素子)64が電気的に接続されている。そのため、可変抵抗64の抵抗値を調整することにより、照明部12に供給される電力を、光学アダプタ10の種類ごとに容易に設定することができる。さらに、各LEDユニットには、個々のLEDごとのばらつきがあるが、可変抵抗64を微調整することにより、照明部12に供給される電力を微調整することができる。そのため、個々のLEDごとのばらつきを吸収することができ、LEDユニットごとの総光量を同一にすることができる。これにより、LEDユニットごとに均一かつ適正な光量を容易に得ることができる。
なお、上記第1および第2の実施形態においては、固定抵抗53および可変抵抗64を照明部12に直列に接続するとしたが、これに限ることはなく、図5に示すように、照明部12に並列に接続してもよい。
また、照明部12の両端に並列に接続するだけでなく、図6に示すように、各LEDごとに並列に可変抵抗64を接続してもよい。これにより、個々のLEDごとのばらつきを調整することができ、より高品質な照明光を得ることができる。
さらに、固定抵抗53および可変抵抗64に代えて、各LEDユニットごとのばらつきを調整するためのICを設けるようにしてもよい。このICに記憶されたデータを書き換えることによって、各LEDユニットに供給される電力を調整することができる。すなわち、このICは電力補正手段として機能する。
また、図7に示すように、光学アダプタ10bに円筒状のリング67を設けるようにしてもよい。すなわち、リング67の外周に雄ネジ部68を形成し、この雄ネジ部68に、外筒部28の内周面に形成された不図示の雌ネジ部を螺合させる。ここで、光学アダプタ10bは、LEDの設置数が多いため、光学アダプタ10aよりも径が大きくなる。そのため、各光学アダプタ10a,10bごとに各部品の寸法が異なってしまう。そこで、リング67を設けることにより、リング67をスペーサとして機能させることができ、レンズ筒部32や接続リング29などの部品を兼用することができる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、可変抵抗64が、抵抗本体部71と、この抵抗本体部71の抵抗値を変更操作するための抵抗操作部72とを備えており、抵抗操作部72が外方に露出して設けられている。すなわち、抵抗本体部71は、第1の電極パターン48と連結パターン52との間で電気的に接続されており、抵抗操作部72は、光学アダプタ10の基端面の外面側に設けられている。そして、この抵抗操作部72をドライバー73などで操作することにより、抵抗本体部71の抵抗値を変更することができるようになっている。
また、接続リング29の内周面には、径方向内方に向けられた突起部74が形成されている。さらに、挿入部4の先端部7には、挿入部4の軸線方向に沿って延びる切り欠き75が形成されており、挿入部4の先端面の一部には段差部78が形成されている。そして、光学アダプタ10を所定の回転位置で先端部7に押し込むと、突起部74が切り欠き75に嵌合するとともに、抵抗操作部72が段差部78内に配される。これによって、光学アダプタ10が挿入部4に着脱可能に取り付けられる。
以上より、光学アダプタ10を挿入部4から取り外すと、抵抗操作部72が外方に露出することにより、光学アダプタ10を分解することなく、光学アダプタ10の種類に応じて抵抗本体部71の抵抗値を容易に変更することができる。
なお、上述のように、個々のLEDのそれぞれに並列に図6に示す可変抵抗64を設ける場合、図9に示すように、それぞれの抵抗操作部72を外方に露出させることにより、個々のLEDごとの調整を一層容易に行うことができる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図10から図12は、本発明の第4の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、図10および図11に示すように、挿入部4の先端部7に可変抵抗64が設けられている。すなわち、先端部7内に本体側電極基板79が設けられており、この本体側電極基板79に可変抵抗64が設けられている。この可変抵抗64の抵抗操作部72は、挿入部4の先端面に形成された円形開口部83を介して外方に露出している。
また、本体側電極基板79には本体側電極部25が設けられており、この本体側電極部25は、挿入部4の先端面に形成された円弧状開口部80を介して外方に露出している。これら本体側電極部25は、図12に示すように、ケーブル24´,24を介して電源部11に電気的に接続されており、一方のケーブル24´と、この一方のケーブル24´に接続された一方の本体側電極部25´との間に、抵抗本体部71が電気的に接続されている。
なお、アダプタ側電極部37は、本体側電極部25と当接するように、光学アダプタ10の基端面から突出するようにして設けられている。
このような構成のもと、光学アダプタ10を挿入部4に取り付けると、上述と同様に、閉路62が形成され、この閉路62内において、可変抵抗64が照明部12に直列に接続される。そこで、取り付けられる光学アダプタ10の種類によって、抵抗操作部72を介して抵抗本体部71の抵抗値を変更することにより、上述のように、照明部12に適正な電力を供給することができる。さらに、可変抵抗64および本体側電極部25が設けられた本体側電極基板79を挿入部4の先端部7内に設置することから、組み立て作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、可変抵抗64を照明部12に直列に接続するとしたが、これに限ることはなく、図13に示すように、照明部12に並列に接続するようにしてもよい。
(実施形態5)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図14および図15は、本発明の第5の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、図14に示すように、可変抵抗64が本体操作部3に設けられている。そして、抵抗操作部72は、本体操作部3から外方に露出するようにして設置されている。なお、符号84は、電源部11を駆動するための本体スイッチを示すものである。
このような構成のもと、光学アダプタ10を挿入部4に取り付けると、図15に示すように、閉路62が形成され、可変抵抗64が、照明部12に直列に接続される。そして、光学アダプタ10の種類に応じて、抵抗本体部71の抵抗値を変更することにより、それぞれの光学アダプタ10に適正な電力を供給することができる。
本実施形態においては、抵抗操作部72が本体操作部3に設けられ外方に露出していることから、抵抗値の変更操作を容易に行うことができる。
なお、本実施形態において、可変抵抗64を照明部12に並列に接続してもよい。
また、図16に示すように、抵抗操作部72をディップスイッチ85として構成してもよい。これにより、抵抗値の変更操作を一層容易に行うことができる。さらに、光学アダプタ10の種類ごとに、あらかじめディップスイッチ85を対応させておくことにより、容易かつ迅速に変更操作を行うことができる。
(実施形態6)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
図17から図19は、本発明の第6の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、図17および図18に示すように、挿入部4の先端部7に、ONOFF切り替え可能なプッシュスイッチ(識別手段、スイッチ)88が設けられている。すなわち、先端部7に設けられた本体側電極基板79にプッシュスイッチ88が設けられ、このプッシュスイッチ88が、円形開口部83を介して外方に露出している。
また、電源部11は、そこから流す電流の電流値を、一方の電流値と他方の電流値とで2値的に切り替えられるようになっている。
さらに、本体操作部3は、図19に示すように、各種制御を行う制御部(電力補正手段)94を有するスイッチ回路93を備えており、このスイッチ回路93とプッシュスイッチ88とは電気的に接続されている。さらに、スイッチ回路93は電源部11に電気的に接続されている。そして、プッシュスイッチ88がONになると、プッシュスイッチ88からの切り替え信号が制御部94に入力されるようになっている。そして、上記切り替え信号が入力されると、制御部94により、電源部11から流れる電流値が、一方の電流値から他方の電流値へと変化するようになっている。
また、光学アダプタ10aの後端面には突出部(識別手段)89が形成されており、光学アダプタ10aを挿入部4に取り付けると、突出部89が円形開口部83を通して、プッシュスイッチ88をONするようになっている。
なお、光学アダプタ10bには、突出部89が設けられていない。
このような構成のもと、光学アダプタ10aを挿入部4に取り付けると、上述のように、プッシュスイッチ88がONになり、制御部94によって、電源部11から流れる電流値が他方の電流値へと変更される。それに対して、光学アダプタ10bを挿入部4に取り付けると、光学アダプタ10bには突出部89が設けられていないことから、プッシュスイッチ88はOFFになり、プッシュスイッチ88から切り替え信号が出力されない。そのため、電源部11からの電流値は、一方の電流値となり、この電流が照明部12に印加される。このように、電源部11からの電流値を切り替えることにより、各LEDユニットに印加される電流を一定にし、それぞれのLEDユニットの電力が等しくなる。
以上より、本実施形態においては、光学アダプタ10の種類を容易に認識することができ、それら光学アダプタ10の種類に応じた適切な電力を迅速かつ確実に供給することができる。
なお、本実施形態においては、プッシュスイッチ88を一つ設け、光学アダプタ10のいずれか一方に突出部89を形成するとしたが、これに限ることはなく、適宜変更可能である。
例えば、図20に示すように、光学アダプタ10の種類ごとに、その周方向に異なる位置に突出部89を設けるようにする。そして、挿入部4の先端部7に、それら突出部89に対応させてプッシュスイッチ88を周方向に複数設置する。このような構成のもと、光学アダプタ10を挿入部4に取り付けると、その種類ごとに対応付けられたプッシュスイッチ88が切り替え信号を出力し、上記と同様にして、電源部11から流れる電流の電流値が変更される。
これにより、3つ以上の複数の光学アダプタ10を用意しても、それぞれの照明部12に適正な電力を供給することができる。
(実施形態7)
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。
図21は、本発明の第7の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、先端部7に切り替えスイッチ95が設けられ、この切り替えスイッチ95が挿入部4の先端面から露出するように配置されている。この切り替えスイッチ95は、挿入部4の先端面の近傍に位置する第1の位置Pと、先端面より内方に位置する第2の位置Pとの間を往復移動することができるようになっている。そして、切り替えスイッチ95は、自然状態においては不図示の付勢手段の付勢力により第1の位置Pに配され、光学アダプタ10aを取り付けると、突出部89によって押圧されて第2の位置Pに配されるようになっている。
さらに、電源部11と一方の本体側電極部25´とを結ぶケーブル24´上に、第1の位置Pを通る電路Cと、第2の位置Pを通る電路Cとが並列に接続されている。そして、電路Cには固定抵抗53が設けられている。なお、光学アダプタ10bには突出部89は設けられていない。
このような構成のもと、光学アダプタ10aを取り付けると、切り替えスイッチ95が第2の位置Pに配されて、これにより電源部11と一方の本体側電極部25´との間で電路Cが導通し、電源部11からの電力が照明部12に供給される。このとき、電路Cには、固定抵抗53が設けられていることから、上記と同様にして、電源部11からの電力が補正される。一方、光学アダプタ10bを取り付けると、光学アダプタ10bには突出部89が設けられていないことから、切り替えスイッチ95が第1の位置Pに配される。これにより、電路Cに代えて電路Cが導通し、電源部11からの電力が、固定抵抗53によって消費されることなく、そのまま照明部12に供給される。
以上より、固定抵抗53の抵抗値をあらかじめ所定の値に設定することにより、光学アダプタ10を交換しても、照明部12に供給する電力を同一にすることができ、簡易な構成により確実に電力を調整することができる。
(実施形態8)
次に、本発明の第8の実施形態について説明する。
図22は、本発明の第8の実施形態を示したものである。
本実施形態においては、図22に示すように、本体操作部3に操作入力部(識別手段)98が設けられている。操作入力部98は、複数のアダプタ選択ボタンを備えており、それら複数のアダプタ選択ボタンを押圧することにより、それぞれのアダプタ選択ボタンに応じた切り替え信号が出力され、制御部94に入力される。そして、これら入力された切り替え信号に応じて、制御部94により、電源部11から流れる電流の電流値が制御される。
以上より、光学アダプタ10の種類に応じて、電力を補正することができるだけでなく、構成を簡易にすることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
本発明に係る内視鏡装置の第1の実施形態を示す全体斜視図である。 図1の光学アダプタを拡大して示す分解斜視図である 同実施形態における閉路の様子を示す説明図である。 本発明に係る内視鏡装置の第2の実施形態の要部を示す図であって、連結基板を示す斜視図である。 抵抗の接続の変形例を示す説明図である。 抵抗の接続の他の変形例を示す説明図である。 光学アダプタの変形例を示す分解斜視図である。 本発明に係る内視鏡装置の第3の実施形態の要部を示す説明図である。 フレキ基板に可変抵抗を取り付ける場合の変形例を示す斜視図である。 本発明に係る内視鏡装置の第4の実施形態の要部を示す斜視図である。 図10の挿入部の先端部を示す側断面図である。 同実施形態における閉路の様子を示す説明図である。 図12の可変抵抗の接続の変形例を示す説明図である。 本発明に係る内視鏡装置の第5の実施形態を示す全体斜視図である。 同実施形態における閉路の様子を示す説明図である。 図14の抵抗操作部の変形例を示す斜視図である。 本発明に係る内視鏡装置の第6の実施形態の要部を示す説明図である。 図17の挿入部の先端部を示す側断面図である。 同実施形態における閉路の様子を示す説明図である。 同実施形態における光学アダプタおよび先端部の変形例を示す説明図である。 本発明に係る内視鏡装置の第7の実施形態の要部を示す説明図である。 本発明に係る内視鏡装置の第8の実施形態の要部を示す説明図である。
符号の説明
1 内視鏡装置
2 内視鏡本体部
4 挿入部
10 光学アダプタ
11 電源部
12 照明部
53 固定抵抗(電力補正手段、電力消費素子)
64 可変抵抗(電力補正手段、電力消費素子)
62 閉路
71 抵抗本体部
72 抵抗操作部
88 プッシュスイッチ(識別手段、スイッチ)
89 突出部(識別手段)
98 操作入力部(識別手段)

Claims (8)

  1. 被検体に挿入される挿入部を有する内視鏡本体部を備え、前記被検体に照明光を照射する照明部を有するアダプタを、前記挿入部に交換可能に取り付けて前記被検体の観察を行う内視鏡装置において、
    前記内視鏡本体部が、
    前記挿入部に前記アダプタが取り付けられたときに、前記照明部に電気的に接続されて、前記照明部に電力を供給する電源部と、
    この電源部と前記照明部とが電気的に接続された閉路内において前記照明部と直列または並列に設けられ、前記電源部から前記照明部に供給される電力を補正する電力補正手段と、を備えることを特徴とする内視鏡装置。
  2. 被検体に挿入される挿入部を有する内視鏡本体部と、前記被検体に照明光を照射する照明部を有するアダプタとを備え、このアダプタを前記挿入部に交換可能に取り付けて前記被検体の観察を行う内視鏡装置において、
    前記内視鏡本体部が、前記挿入部に前記アダプタが取り付けられたときに、前記照明部に電気的に接続されて、前記照明部に電力を供給する電源部を備え、
    前記内視鏡本体部または前記アダプタのいずれか一方が、前記電源部と前記照明部とが電気的に接続された閉路内において前記照明部と直列または並列に設けられ、前記電源部から前記照明部に供給される電力を補正する電力補正手段を備えることを特徴とする内視鏡装置。
  3. 前記電力補正手段が、前記電源部からの電力を消費する電力消費素子を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記電力消費素子が、抵抗であることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡装置。
  5. 前記抵抗が、可変抵抗であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡装置。
  6. 前記可変抵抗が、抵抗本体部と、この抵抗本体部の抵抗値を変更操作するための抵抗操作部とを備え、この抵抗操作部が、少なくとも前記変更操作時において、前記内視鏡本体部または前記アダプタから外方に露出していることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡装置。
  7. 被検体に挿入される挿入部を有する内視鏡本体部と、前記被検体に照明光を照射する照明部を有するアダプタとを備え、このアダプタを前記挿入部に交換可能に取り付けて前記被検体の観察を行う内視鏡装置において、
    前記内視鏡本体部が、前記挿入部に前記アダプタが取り付けられたときに、前記照明部に電気的に接続されて、前記照明部に電力を供給する電源部を備え、
    前記内視鏡本体部と前記アダプタとが、前記アダプタの種類を識別するための識別手段を備え、
    前記内視鏡本体部または前記アダプタのいずれか一方が、前記電源部と前記照明部とが電気的に接続された閉路内において前記照明部と直列または並列に設けられ、前記電源部から前記照明部に供給される電力を補正する電力補正手段を備えており、
    前記識別手段の識別結果に応じて、前記電力補正手段が前記照明部に供給される電力を補正することを特徴とする内視鏡装置。
  8. 前記識別手段が、前記内視鏡本体部または前記アダプタのいずれか一方に設けられた突出部と、他方に設けられ、前記突出部によってONOFFが切り替えられるスイッチとを備えることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡装置。
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