JP2006333855A - リードを引きずらないお散歩胴輪カバー - Google Patents

Abstract

【課題】従来のようにリードのみで使用する場合、リードがたるみ、地面に擦れたり、ペットやリードを持つ人の足元に絡まる問題があった。特に自転車での散歩は困難であった。
【解決手段】胴輪とリードの結合部を弾力のある素材で広く覆う事により、リードの高さを保ったまま、持つ人とペットの位置も自在でいられることができる。そして接合部に窓を配置する事で装着を容易にし、両翼のスナップボタンを留める事により、ペットの動きで胴輪とずれてしまう事を防止する特徴を持った胴輪カバー。
【選択図】図１

Description

本発明は犬の散歩の際リードが足元に絡まない様にする為の胴輪カバーに関する。

従来の散歩用リードでは胴輪との接続部から垂れ下がる為、犬や連れている人間の足に絡む不便さがある。

従来の散歩リードが絡まない様にする発明には筒のような物を施した物がある（例えば、特許文献１参照。）。
また、高さを保ちリードが下に垂れないようにする物もある（例えば、実用新案文献１参照。）。
特開２００４−１８０６６５号公報

実用新案文献１

登録実用新案第３０２０５７５号広報

以上に述べた従来の散歩用リードでは足元にリードが絡む事を防ぐのは難しい。

上述の特許文献１のような硬い筒状の物では自在性が無く、実用新案文献１では接合部の詳細がわかりづらい上、犬の上部に固定できるかも不明である。

本発明は従来の首輪や胴輪での、リードを引きずる、地面に擦る、足に絡まる等の難点を解消し、飼い主とペットの歩行を妨げ無い、安全でスムーズな散歩を実現する事を目的とするものである。

問題を解決するための手段

以上の課題を解決する為に、本発明は飼い主から犬が自在に動く事ができ、尚且つリードの高さを維持できるよう弾力のある素材を使う。

上方の筒部の長さを取ることにより、リードのペット側を高い位置に保つ事を可能にする。

着脱を容易にする為、胴輪カバー胴体部分の上部に、面ファスナーでとめる事ができる、開閉する窓を配置し、そこから胴輪にリードのフックを掛ける事を可能にした。

胴輪本体としっかり固定できる様、胴体部の両翼にスナップボタンを配置する。

発明の効果

上述したように本発明の胴輪カバーは、ペットの動きによってずれる事無く、リードを犬の背中からの高さを保つ事により足元に絡まなくする事ができる。

また、柔らかい素材を使用する事により、犬に触れる部分がソフトで苦痛を強いる事も無く、接合部も方向性が自在で飼い主と犬が前後左右どこでも無理無く位置する事が可能である。

シンプルな構造で着脱が容易にできる。

以下、本発明の実施の形態を図１〜図４に基づいて説明する。

図においては、１は胴輪部を覆うカバーで、上側中心部にリードを覆う筒状部２を伸ばす。１、２、３の本体部は弾力のある素材からなりリードが前後左右自在に動いてもリードの高さを保持したままスムーズに方向を移す事を可能にし、なおかつ胴輪着脱時３の窓部を簡単に開閉させる事ができる。そして５のスナップボタンを留めるだけで、胴輪とずれずる事無く、ペットの体に沿った形にすることができる。

３は開閉させる事ができ、かぶせて４の面ファスナーで留めることができる。３を開閉できるようにした事により、ペットの背面から、胴輪とリードを繋ぐフックを容易にかける事を可能にした。

５はスナップボタンになっており、胴輪の着脱の際ははずし、胴輪を通した後に留める事により胴輪と固定する。手持ちの胴輪が合わずに使えないと言う事を防ぐ為、前後に２つのボタンを用意し、どちらかもしくは両方を留め使用する。一度装着した後の着脱の際は一方をはずすだけで残った反対側はスナップボタンを留めたまま、胴輪、リードと着けて保管する事もできる。

本発明の実施形態を示す、装着時の胴輪カバーの斜視図である。 同胴輪カバーを上から見た斜視図である。 ３と５を開いた状態の斜視図である。 同胴輪カバーを裏から見た斜視透視図である。

符号の説明

１ 本体、胴輪カバー部
２ リードをカバーする筒部
３ 開閉部
４ 面ファスナー
５ 胴輪を固定する為のスナップ

Claims (1)

1. ペット散歩用の胴輪からリードを、部分的に柔らかく弾力のある素材で多い、結合部からリードを覆う部分に高さを持たせる事により、リードの高さを保ち、引きずったり足元に絡むこと無く、かつリードのフック部分に当たる所に窓を有する事で、着脱を容易にし、装着時にずれる事が無い様、両翼にスナップを配する事を特徴とした胴輪カバー。

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