JP3093569U - 衣服用ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】携帯に便利な衣服用ブラシであって、使わない
ときにはかばんなどに取付可能なマスコットともなるも
のを提供する。 【解決手段】ぬいぐるみ２Ａの表面にブラシ部３Ａを設
ける。上部にはストラップ４Ａを取り付けるのが好まし
い。ストラップにはバックル４１や長さ調節具４２を設
けることもできる。ぬいぐるみは動物を模したものが好
ましい。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、毛玉や糸屑をとるのに使用する衣服用ブラシに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の衣服用ブラシとしては、柄の先に楕円形のブラシを付けたものがよく知 られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のブラシは全長が１５〜３０cmあって携帯に不向きである。そのため、出 先などで緊急用に使用することが難しい。また、従来のブラシは実用一本槍で面 白味に欠ける。そのため、そのようなブラシを携帯しようという気にもなれない 。

【０００４】 本考案は携帯に便利な衣服用ブラシであって、使わないときにはかばんなどに 取付け可能なマスコットともなるものを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ぬいぐるみの表面にブラシ部を設けたことを特徴とする衣服用ブラ シとして捉えることができる。また、別の捉え方では、ぬいぐるみの下部表面に ブラシ部を設けると共に、上部にストラップを取り付けたことを特徴とする衣服 用ブラシである。

【０００６】

【考案の実施の態様】

ぬいぐるみは、動物を模したものが最も適当である。第１に、マスコットとし てかわいい感じを与え、携帯しようという気持ちを起こさせるからである。第２ に、腹部表面にブラシ部を安定的に設けることができると共に、背部を手でつか むことができるからである。動物としては、犬、猫、虎、ライオン、馬、羊、牛 、アザラシ、オットセイ、鯨、イルカ、等々、自由に選択することができる。大 きさは、マスコットとして持ち運びに便利な程度のものが好ましく、例えば頭か ら尾の先まで５〜２０cmくらいが適当である。

【０００７】 腹部を除くぬいぐるみ本体を構成する素材は従来のぬいぐるみに使用されてい るものと同一又は類似の素材を使用することができる。しかし、手でしっかりと つかむことができるようにするために、詰め物の中に摘み用の芯材を入れること もできる。また、ブラシ部についても、従来の衣服用ブラシに使用されているも のと同一又は類似の素材を使用することができる。

【０００８】 ストラップはかばんなどへの吊り下げ用として使用できるだけでなく、手を輪 の中に通すことにより、しっかりとぬいぐるみをつかむことができる。

【０００９】

【実施例】

以下、添付の図面に基づき、本考案の実施例を説明する。

【００１０】 図１（ａ）は本考案第１実施例の衣服用ブラシ１の側面図、（ｂ）は底面図で ある。この衣服用ブラシは犬のぬいぐるみ２の背部にストラップ４が取り付けら れている。ぬいぐるみの腹部にはブラシ部３が設けられている。頭から尾の先ま で約１０cmである。

【００１１】 この衣服用ブラシ１の使用方法は、ストラップ４に手を通して、ぬいぐるみの 背部を握り、ブラシ部３で衣服をこすって毛玉や糸屑をとる。

【００１２】 図２は本考案の第２実施例の側面図である。ブラシ部３Ａを有するぬいぐるみ ２Ａは、首輪があることを除けば、第１実施例と同一である。第１実施例と異な るのはストラップ４Ａである。このストラップ４Ａにはバックル４１及び長さ調 節具４２が取り付けられている。

【００１３】 図３は本考案の第３実施例の側面図である。ブラシ部３Ｂを有するぬいぐるみ ２Ｂは、第１実施例と同一である。第１実施例と異なるのはストラップ４Ｂであ る。このストラップ４Ｂには、コードロックとも呼ばれる長さ調節具４３が取り 付けられている。

【００１４】

【考案の効果】

本考案の衣服用ブラシは、携帯に便利であり、しかも使わないときにはかばん などに取付可能なマスコットともなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）は本考案第１実施例の衣服用ブラシ１の
側面図、（ｂ）は底面図である。

【図２】本考案の第２実施例の側面図である。

【図３】本考案の第３実施例の側面図である。

【符号の説明】

１，１Ａ，１Ｂ 衣服用ブラシ ２，２Ａ，２Ｂ （動物型）ぬいぐるみ ３，３Ａ，３Ｂ ブラシ部 ４，４Ａ，４Ｂ ストラップ ４１ バックル ４２，４３ ストラップの長さ調節具

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ぬいぐるみ（２，２Ａ，２Ｂ）の表面に
   ブラシ部（３，３Ａ，３Ｂ）を設けたことを特徴とする
   衣服用ブラシ（１，１Ａ，１Ｂ）。
2. 【請求項２】 ぬいぐるみ（２，２Ａ，２Ｂ）の下部表
   面にブラシ部（３，３Ａ，３Ｂ）を設けると共に、上部
   にストラップ（４，４Ａ，４Ｂ）を取り付けたことを特
   徴とする衣服用ブラシ（１，１Ａ，１Ｂ）。
3. 【請求項３】 動物型ぬいぐるみ（２，２Ａ，２Ｂ）の
   腹部表面にブラシ部（３，３Ａ，３Ｂ）を設けると共
   に、背部にストラップ（４，４Ａ，４Ｂ）を取り付けた
   ことを特徴とする衣服用ブラシ（１，１Ａ，１Ｂ）。
4. 【請求項４】 ストラップにバックル（４１）を設けた
   請求項２又は３記載の衣服用ブラシ。
5. 【請求項５】 ストラップに長さ調節具（４２，４３）
   を設けた請求項２ないし４のいずれかに記載の衣服用ブ
   ラシ。
6. 【請求項６】 ぬいぐるみ（２，２Ａ，２Ｂ）の中に摘
   み用の芯材を入れた請求項１ないし４のいずれかに記載
   の衣服用ブラシ。