JP2006332531A - 投影光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法 - Google Patents

投影光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光学素子の光射出面側の空間に液浸領域が形成された際に、該液浸領域内の液体が光学素子の光入射面側の空間側に漏出することを抑制できる投影光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】投影光学系PLは複数のレンズエレメントを備えており、これら各レンズエレメントのうち最も像面側の第1特定レンズエレメントLS7以外のレンズエレメントは、鏡筒13内に収容されている。第1特定レンズエレメントLS7に露光光ELの光軸方向において隣り合う第2特定レンズエレメントLS6と、この第2特定レンズエレメントLS6の光射出面側の空間16に純水LQを供給するための第2ノズル部材21との間には、隙間S1が形成されている。そして、この隙間S1を介して第2特定レンズエレメントLS6におけるフランジ部LS6Bの下面LS6dと対向する第2ノズル部材21の上面21bには、第2環状溝28が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、露光光の光軸方向に沿って形成される複数の光路空間のうち特定の光路空間に液浸領域が形成される投影光学系、該投影光学系を備える露光装置、及び該露光装置を用いたデバイスの製造方法に関するものである。
従来、この種の露光装置として、例えば特許文献1に記載の露光装置が提案されている。特許文献1の露光装置は、露光光源から出射された露光光をフォトマスク、レチクル等のマスクに照射させる照明光学系と、マスクにより形成された露光パターンを感光性材料(レジスト)の塗布されたウエハ、ガラスプレート等の基板に投影させる投影光学系とを備えている。照明光学系及び投影光学系は鏡筒をそれぞれ有しており、各鏡筒内にはそれぞれ少なくとも1つの光学素子(レンズなど)が収容されている。
また、特許文献1の露光装置においては、デバイスの高密度化及び基板上に形成されるパターンの微細化に対応すべく、投影光学系と基板との間の空間(「光路空間」ともいう)に気体よりも屈折率の高い液体(純水)を供給して、液浸領域を形成するようになっている。そのため、投影光学系を通過した露光光は、液浸領域内を通過した後に基板を照射するようになっている。
国際公開第99/49504号パンフレット
ところで、特許文献1の露光装置では、投影光学系において最も基板側に配置された光学素子の表面のうち、基板と相対する表面の大部分が液体と接触している。そのため、例えば露光装置(投影光学系)が振動した場合に、液浸領域内の液体の一部が、光学素子とその光学素子を鏡筒に保持するホルダ(保持部材)との間の隙間を通過して鏡筒内に浸入する可能性があった。すなわち、液浸領域内の液体の一部が、液浸領域外(鏡筒内の他の光路空間)に漏出してしまう可能性があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学素子の光射出面側の空間に液浸領域が形成された際に、該液浸領域内の液体が光学素子における光入射面側の空間側に漏出することを抑制できる投影光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成させるために、投影光学系に係る請求項1に記載の発明は、複数の光学素子を有し、該各光学素子のうち特定光学素子の光射出面側の空間に液浸領域を形成可能な投影光学系において、前記特定光学素子の光射出面のうち、光が通過する第1領域の面とは異なる第2領域の面に対して所定間隔の隙間を空けて配置される環状部材を備え、該環状部材における前記特定光学素子の第2領域の面と対向する対向面に、前記液浸領域の液体を排出するための排出溝を設けたことを要旨とする。
この請求項1に記載の発明によれば、特定光学素子の光射出面側の空間に液浸領域を形成した場合に、この液浸領域を形成する液体の一部が環状部材と特定光学素子との間の隙間に浸入したとしても、その液体は、環状部材に形成された排出溝内に流入して排出される。したがって、特定光学素子の光射出面側の空間に液浸領域が形成された際に、該液浸領域内の液体が特定光学素子の光入射面側の空間側に漏出することを抑制できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の投影光学系において、前記排出溝は、環状をなすように形成されていることを要旨とする。この請求項2に記載の発明によれば、環状部材において特定光学素子の第2領域の面と対向する対向面に排出溝が環状をなすように形成されているため、環状部材と特定光学素子との間の隙間に浸入した液体を、確実に排出溝内に流入させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の投影光学系において、前記隙間は、その幅が1mm未満に設定されていることを要旨とする。この請求項3に記載の発明によれば、環状部材と光学素子との間の隙間が1mm未満に設定されているため、この隙間内に液浸領域を形成する液体を浸入させにくくすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の投影光学系において、前記環状部材の対向面及び前記特定光学素子の前記第2領域の面のうち、少なくとも一方には、撥水処理が施されていることを要旨とする。この請求項4に記載の発明によれば、環状部材と特定光学素子との間の隙間に液浸領域を形成する液体の一部を、環状部材の対向面及び特定光学素子の前記第2領域の面のうち少なくとも一方が発揮する撥水効果により、浸入させにくくすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の投影光学系において、前記環状部材には、前記排出溝内と外部とを連通する排出通路が形成されていることを要旨とする。この請求項5に記載の発明によれば、排出溝内に流入した液体を投影光学系の外部に排出通路を介して容易に排出することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の投影光学系において、前記特定光学素子は、前記各光学素子のうち前記投影光学系の像面に最も近い光学素子であることを要旨とする。この請求項6に記載の発明によれば、特定光学素子と投影光学系の像面との間に液浸領域が形成されるため、露光パターンの歪みなどを良好に抑制できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の投影光学系において、前記特定光学素子は、前記各光学素子のうち前記投影光学系の像面に最も近い光学素子に次いで前記投影光学系の像面に近い光学素子であることを要旨とする。この請求項7に記載の発明によれば、投影光学系の像面に2番目に近い光学素子が特定光学系であるため、液浸領域は、投影光学系の像面に比較的近い位置に形成されることになる。すなわち、露光パターンの歪みなどを良好に抑制できる。
一方、露光装置に係る請求項8に記載の発明は、所定のパターンを介した露光光を基板に照射して、前記基板を露光する露光装置において、請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の投影光学系と、前記特定光学素子の光射出面側の空間に液体を供給する液体供給装置と、前記特定光学素子の光射出面側の空間から液体を回収する液体回収装置とを備えたことを要旨とする。この請求項8に記載の発明によれば、液体供給装置から液浸領域を形成するために供給された液体の液浸領域から液浸領域外への漏出が抑制されるため、露光装置全体のメンテナンスが不要に増加することを抑制できる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の露光装置において、前記投影光学系が備える環状部材には、前記液体供給装置に接続される供給用開口部及び前記液体回収装置に接続される回収用開口部のうち少なくとも一方が形成されていることを要旨とする。この請求項9に記載の発明によれば、液浸領域を形成するための部材を、環状部材と別体に設ける必要が無いため、部品点数の増加を抑制できる。
さらに、デバイスの製造方法に係る請求項10に記載の発明は、リソグラフィ工程を含むデバイスの製造方法において、前記リソグラフィ工程で請求項8又は請求項9に記載の露光装置を用いて露光を行うことを要旨とする。この請求項10に記載の発明によれば、高集積度のデバイスを歩留まりよく生産することができる。
本発明によれば、光学素子の光射出面側の空間に液浸領域が形成された際に、該液浸領域内の液体が光学素子の光入射面側の空間側に漏出することを抑制できる。
以下に、本発明の投影光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法を、半導体素子を製造するための投影光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法に具体化した一実施形態について図1〜図5に基づき説明する。
図1に示すように、本実施形態の露光装置11は、マスクとしてのレチクルRと基板としてのウエハWとを一次元方向(ここでは、図1における紙面内左右方向)に同期移動させつつ、レチクルRに形成された回路パターンを、投影光学系PLを介してウエハW上の各ショット領域に転写するようになっている。つまり、本実施形態の露光装置11は、ステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光措置、すなわちいわゆるスキャニング・ステッパである。
露光装置11は、露光光源(図示略)、照明光学系12、レチクルステージRST、投影光学系PL、及びウエハステージWSTなどを備えている。そして、レチクルステージRSTはレチクルRを保持すると共に、ウエハステージWSTはウエハWを保持するようになっている。また、本実施形態の露光光源としては、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)を露光光ELとして発光する光源が用いられている。
照明光学系12は、図示しないフライアイレンズやロッドレンズなどのオプティカルインテグレータ、リレーレンズ、及びコンデンサレンズなどの各種レンズ系及び開口絞りなどを含んで構成されている。そして、図示しない露光光源から出射された露光光ELは、照明光学系12を通過することにより、レチクルR上のパターンを均一に照明するように調整される。
レチクルステージRSTは、照明光学系12と投影光学系PLとの間で、そのレチクルRの載置面が光路と略直交するように配置されている。すなわち、レチクルステージRSTは、投影光学系PLの物体面側(露光光ELの入射側であって、図1では上側)に配置されている。
投影光学系PLは、複数(図1では7枚のみ図示)のレンズエレメントLS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7を備えている。これら各レンズエレメントLS1〜LS7のうち最もウエハW側(露光光ELの出射側であって、図1では下側)のレンズエレメント(以下、「第1特定レンズエレメント」と示す。)LS7以外のレンズエレメントLS1〜LS6は、鏡筒13内に保持されている。そして、鏡筒13内における各レンズエレメントLS1〜LS6間は、パージガス(例えば窒素)が充填されている。また、鏡筒13の下端部には、第1特定レンズエレメントLS7を保持するためのレンズホルダ14が配設されている。なお、各レンズエレメントLS1〜LS7は、露光光ELが入射する光入射面と、入射した露光光ELが射出する光射出面とを有している。そして、各レンズエレメントLS1〜LS7は、光軸が一致すると共に、それぞれの光入射面側及び光射出面側に光路空間(単に、「空間」ともいう。)が形成されるように配置されている。
ウエハステージWSTは、投影光学系PLの像面側において、ウエハWの載置面が露光光ELの光路と交差するように配置されている。そして、露光光ELにて照明されたレチクルR上のパターンの像が、投影光学系PLを通して所定の縮小倍率に縮小された状態で、ウエハステージWST上のウエハWに投影転写される。
ちなみに、本実施形態の露光装置11は、露光光ELを実質的に短波長化して解像度を向上させると共に焦点深度を実質的に広くするために液浸法を適用したいわゆる液浸露光装置である。そのため、露光装置11には、第1特定レンズエレメントLS7における光射出面側の空間15及び光入射面側の空間16に純水LQを個別に供給するための第1液体供給装置17及び第2液体供給装置18が設けられている。また、露光装置11には、空間15,16に供給された純水LQを個別に回収するための第1液体回収装置19及び第2液体回収装置20が設けられている。
図2に示すように、第1特定レンズエレメントLS7とウエハWとの間の空間15には、第1液体供給装置17から純水LQが供給されることにより、液浸領域LT1が形成されるようになっている。そして、この液浸領域LT1を形成する純水LQは、第1液体回収装置19の駆動に基づき空間15から回収されるようになっている。また、第1特定レンズエレメントLS7と、この第1特定レンズエレメントLS7に対して投影光学系PLの物体面側に配置されたレンズエレメントLS6との間の空間16には、第2液体供給装置18から純水LQが供給されることにより、液浸領域LT2が形成されるようになっている。すなわち、レンズエレメントLS6は、第1特定レンズエレメントLS7に次いで投影光学系PLの像面に近い第2特定レンズエレメントとして構成されている。そして、この液浸領域LT2を形成する純水LQは、第2液体回収装置20の駆動に基づき空間16から回収されるようになっている。
したがって、本実施形態では、第1特定レンズエレメントLS7から見た場合には、空間15が光射出面側の空間に該当すると共に、空間16が光入射面側の空間に該当する。また、第2特定レンズエレメントLS6から見た場合には、空間16が光射出面側の空間に該当すると共に、鏡筒13内の空間SPが光入射面側の空間に該当する。
ここで、第2特定レンズエレメントLS6は、屈折力(レンズ作用)を有する光学素子であって、その下面LS6cは平面状であり、その上面LS6bは投影光学系PLの物体面側に向かって凸状に形成され、正の屈折力を有している。また、第2特定レンズエレメントLS6は、上面視略円形状をなしており、その上面LS6bの外径は下面LS6cの外径よりも大きく形成されている。すなわち、第2特定レンズエレメントLS6は、その中央部分が露光光ELを通過させる露光光通過部LS6Aであると共に、その露光光通過部LS6Aの外周側にフランジ部LS6Bが形成され、そのフランジ部LS6Bを介して第2特定レンズエレメントLS6は鏡筒13に支持されている。そして、本実施形態では、露光光通過部LS6Aの下面LS6cが第2特定レンズエレメントLS6における光射出面の第1領域の面として機能し、フランジ部LS6Bの下面LS6dが第2特定レンズエレメントLS6における光射出面の第2領域の面として機能するようになっている。なお、露光光通過部LS6Aの下面LS6cとフランジ部LS6Bの下面LS6dとの間の側面LS6aが、第2特定レンズエレメントLS6における光射出面の第2領域の面として機能するようにしてもよい。
一方、第1特定レンズエレメントLS7は、露光光ELを透過可能な無屈折力の平行平板であって、その下面LS7cと上面LS6bとは平行である。また、第1特定レンズエレメントLS7は、上面視略円形状をなしており、その上面LS7bの外径は下面LS7cの外径よりも大きく形成されている。すなわち、第1特定レンズエレメントLS7は、その中央部分が露光光ELを通過させる露光光通過部LS7Aであると共に、その露光光通過部LS7Aの外周側にフランジ部LS7Bが形成され、そのフランジ部LS7Bを介して第1特定レンズエレメントLS7はレンズホルダ14に支持されている。そして、本実施形態では、露光光通過部LS7Aの下面LS7cが第1特定レンズエレメントLS7における光射出面の第1領域の面として機能し、フランジ部LS7Bの下面LS7dが第1特定レンズエレメントLS7における光射出面の第2領域の面として機能するようになっている。なお、露光光通過部LS7Aの下面LS7cとフランジ部LS7Bの下面LS7dとの間の側面LS7aが、第1特定レンズエレメントLS7における光射出面の第2領域の面として機能するようにしてもよい。
本実施形態の投影光学系PLにおいて、鏡筒13とレンズホルダ14との間には、環状部材としてのノズル部材(以下、ウエハW側から2つ目の空間である空間16に純水LQを供給するものであるから「第2ノズル部材」と示す。)21が露光光ELの光路を囲むように配設されている。この第2ノズル部材21は、鏡筒13の下端部にねじ(図示略)によって固定されている。そして、この第2ノズル部材21の下面側には、スペーサAを介してレンズホルダ14が複数本(図2では2本のみ図示)のねじSCによって固定されており、第2ノズル部材21の下面とレンズホルダ14の上面14aとの間には、一定幅(1mm以下の幅)のギャップGが形成されている。
また、第2ノズル部材21は、図2に示すように、その内側面21aが第2特定レンズエレメントLS6の側面LS6aと対向すると共に、その上面21bが第2特定レンズエレメントLS6におけるフランジ部LS6Bの下面LS6dと対向するように配置されている。そして、第2ノズル部材21は、その内側面21aと、第2特定レンズエレメントLS6の下面LS6cと下面LS6dとの間の側面LS6aとの間に、所定間隔の隙間S1を形成することにより、第2特定レンズエレメントLS6と接触しないように配置される。また、隙間S1は、その幅が1mm未満(本実施形態では、約10μm)に設定されている。しかも、本実施形態において、第2ノズル部材21の内側面21a及び上面21bと、第2特定レンズエレメントLS6の側面LS6a及びフランジ部LS6Bの下面LS6dとには、それぞれフッ素樹脂コーティングなどの撥水処理が施されている。
また、第2ノズル部材21は、液体供給管22を介して第2液体供給装置18に連結されている。第2ノズル部材21内には液体供給管22と連通する液体供給通路23が形成されており、液体供給管22及び液体供給通路23を流動した純水LQは、第2ノズル部材21の内側面21a側に形成された供給用開口部24を介して空間16内に流入するようになっている。また、第2ノズル部材21は、液体回収管25を介して第2液体回収装置20に連結されている。第2ノズル部材21内には、液体回収管25と連通する液体回収通路26が形成されている。そして、空間16内で液浸領域LT2を形成する純水LQは、第2ノズル部材21の内側面21a側において供給用開口部24と対向する側に形成された回収用開口部27を介して第2液体回収装置20に回収されるようになっている。なお、回収用開口部27は、液浸領域LT2よりも投影光学系PLの物体面側(図2では上方)に形成されている。
そして、第2液体供給装置18の駆動に基づき空間16内に純水LQが供給された場合、図3に示すように、その純水LQの一部が第2特定レンズエレメントLS6と第2ノズル部材21との間の隙間S1内に浸入するようになっている。この際、この隙間S1内においては、下記の各条件式(1),(2)を満たす純水LQの圧力(水圧)が発生する。
ΔP=γ/R…(1)
R=−gap /( cosθ1 + cosθ2 )…(2)
ただし、ΔP:隙間S1内における純水LQの圧力,γ:純水LQの表面張力(=7.28×10-2(Nm-1)),R:隙間S1内における純水LQの曲率半径,gap …隙間S1の幅(=10(μm)),θ1 :純水LQと第2特定レンズエレメントLS6との接触角,θ2 :純水LQと第2ノズル部材21との接触角
また、第2ノズル部材21における第2特定レンズエレメントLS6のフランジ部LS6Bの下面LS6dと対向する上面21bには、排出溝としての環状溝(以下、第2ノズル部材21に形成されていることから「第2環状溝」と示す。)28が形成されている。さらに、第2ノズル部材21には、第2環状溝28内と外部とを連通させるための排出通路29が第2環状溝28の底面28aから延びるように形成されている。そして、第2環状溝28内は、排出通路29及びドレーン管(図示略)を介してドレーンタンク(図示略)内と連通している。なお、本実施形態の排出通路29は、第2ノズル部材21内に形成された液体供給通路23や液体回収通路26とは連通していない。
また、第2ノズル部材21の下面及びレンズホルダ14の上面14aのうち少なくとも一方の面には、フッ素樹脂コーティングなどの撥水処理が施されている。レンズホルダ14の上面14aには、環状溝14Aが形成されている。さらに、レンズホルダ14には、環状溝14A内と外部とを連通させるための排出通路Bが環状溝14Aの底面14Bから延びるように形成されている。そして、環状溝14A内は、排出通路B及びドレーン管(図示略)を介してドレーンタンク(図示略)内と連通している。
一方、レンズホルダ14とウエハWとの間には、環状部材としてのノズル部材(以下、ウエハW側から1つ目の空間である空間15に純水LQを供給するものであるから「第1ノズル部材」と示す。)30が露光光ELの光路を囲むように配設されている。そして、この第1ノズル部材30は、図示しない支持部材によって第1特定レンズエレメントLS7及びレンズホルダ14に接触しないように支持されている。
また、第1ノズル部材30は、その内側面30aが第1特定レンズエレメントLS7の側面LS7aと対向すると共に、その上面30bが第1特定レンズエレメントLS7におけるフランジ部LS7Bの下面LS7dと対向するように配置されている。そして、第1ノズル部材30は、その内側面30aと、第1特定レンズエレメントLS7の下面LS7cと下面LS7dとの間の側面LS7aとの間に、所定間隔の隙間S2を形成することにより、第1特定レンズエレメントLS7と接触しないように配置される。また、隙間S2は、その幅が1mm未満(本実施形態では、約10μm)に設定されている。しかも、本実施形態において、第1ノズル部材30の内側面30a及び上面30bと、第1特定レンズエレメントLS7の側面LS7a及びフランジ部LS7Bの下面LS7dには、それぞれフッ素樹脂コーティングなどの撥水処理が施されている。
また、第1ノズル部材30は、液体供給管31を介して第1液体供給装置17に連結されている。第1ノズル部材30内には液体供給管31と連通する液体供給通路32が形成されると共に、第1ノズル部材30の下面側には液体供給通路32と連通する供給用開口部33が環状をなすように形成されている。また、第1ノズル部材30は、液体回収管34を介して第1液体回収装置19に連結されている。第1ノズル部材30内には液体回収管34と連通する液体回収通路35が形成されると共に、第1ノズル部材30の下面側には液体回収通路35に連通する回収用開口部36が環状をなすように形成されている。この回収用開口部36は、供給用開口部33の外側に供給用開口部33を包囲するように形成されている。なお、回収用開口部36には、多数の孔が形成されてなる多孔部材37が設けられている。
また、第1ノズル部材30における第1特定レンズエレメントLS7のフランジ部LS7Bの下面LS7dと対向する上面30bには、排出溝としての環状溝(以下、第1ノズル部材30に形成されていることから「第1環状溝」と示す。)38が形成されている。さらに、第1ノズル部材30には、第1環状溝38内と外部とを連通させるための排出通路39が第1環状溝38の底面38aから延びるように形成されている。そして、第1環状溝38内は、排出通路39及びドレーン管(図示略)を介してドレーンタンク(図示略)内と連通している。なお、本実施形態の排出通路39は、第1ノズル部材30内に形成された液体供給管31や液体回収通路35と連通していない。
次に、本実施形態の露光装置11の作用について、各空間15,16に純水LQを供給した際の作用を中心に以下説明する。
さて、ウエハステージWSTに載置されたウエハWが露光光ELの光路上に配置されると、第1液体供給装置17及び第2液体供給装置18が駆動を開始する。すると、第1液体供給装置17からは純水LQが供給され、この純水LQは、液体供給管22及び液体供給通路23内を流動して、供給用開口部24を介して空間15内に供給される。同時に、第2液体供給装置18からは純水LQが供給され、この純水LQは、液体供給管31及び液体供給通路32内を流動して、供給用開口部33を介して空間16内に供給される。
そして、第1液体供給装置17は、所定容量の純水LQを空間15内に供給すると、その駆動を停止する。その結果、空間15内には、純水LQからなる液浸領域LT1が形成される。また、第2液体供給装置18は、所定容量の純水LQを空間16内に供給すると、その駆動を停止する。その結果、空間16内には、純水LQからなる液浸領域LT2が形成される。
この際に、空間16内においては、純水LQの一部が第2特定レンズエレメントLS6と第2ノズル部材21との間の隙間S1内に浸入することがある(図3参照)。そして、もし仮に純水LQの一部がさらに隙間S1内の奥方に(すなわち、第2ノズル部材21の上面21bまで)浸入したとすると、その純水LQは、第2環状溝28内に流入し、この第2環状溝28内から排出通路29及びドレーン管を介してドレーンタンク内に回収される。そのため、空間16内に供給された純水LQが、第2特定レンズエレメントLS6における光入射面側の鏡筒13の空間SP内に漏入することはない。
また、もし仮に空間15(液浸領域LT1)内の純水LQが隙間S2内に浸入した場合も、同様に、その純水LQは、第1環状溝38内に流入し、この第1環状溝38内から排出通路39及びドレーン管を介してドレーンタンク内に回収される。そのため、空間15内に供給された純水LQが、空間16(液浸領域LT2)内へ漏入することはない。
次に、上述した露光装置11をリソグラフィ工程で使用したデバイスの製造方法の実施形態について説明する。
図4は、デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造例のフローチャートを示す図である。
図4に示すように、まず、ステップS101(設計ステップ)において、デバイス(マイクロデバイス)の機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を行い、その機能を実現するためのパターン設計を行う。引き続き、ステップS102(マスク製作ステップ)において、設計した回路パターンを形成したマスク(レクチルR、フォトマスク等)を製作する。一方、ステップS103(基板製造ステップ)において、シリコン、ガラス等の材料を用いて基板(ウエハW、ガラスプレート等)を製造する。
次に、ステップS104(基板処理ステップ)において、ステップS101〜S103で用意したマスクと基板を使用して、後述するように、リソグラフィ技術等によって基板上に実際の回路等を形成する。次いで、ステップS105(デバイス組立ステップ)において、ステップS104で処理された基板を用いてデバイス組立を行う。このステップS105には、ダイシング工程、ボンディング工程、及びパッケージング工程(チップ封入)等の工程が必要に応じて含まれる。
最後に、ステップS106(検査ステップ)において、ステップS105で作製されたデバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経た後にデバイスが完成し、これが出荷される。
図5は、半導体デバイスの場合における、図4のステップS104の詳細なフローの一例を示す図である。図5において、ステップS111(酸化ステップ)では、ウエハW(基板)の表面を酸化させる。ステップS112(CVDステップ)では、ウエハW表面に絶縁膜を形成する。ステップS113(電極形成ステップ)では、ウエハW上に電極を蒸着によって形成する。ステップS114(イオン打込みステップ)では、ウエハWにイオンを打ち込む。以上のステップS111〜S114のそれぞれは、ウエハ処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要な処理に応じて選択されて実行される。
ウエハプロセスの各段階において、上述の前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS115(レジスト形成ステップ)において、ウエハWにフォトレジスト等の感光剤を塗布する。引き続き、ステップS116(露光ステップ)において、先に説明したリソグラフィシステム(露光装置11)によってレチクルRの回路パターンをウエハW上に転写する。次に、ステップS117(現像ステップ)では露光されたウエハWを現像し、ステップS118(エッチングステップ)において、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去る。そして、ステップS119(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらの前処理工程と後処理工程とを繰り返し行うことによって、ウエハW上に多重に回路パターンが形成される。
本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)第2特定レンズエレメントLS6の光射出面側の空間16に液浸領域LT2を形成する純水LQの一部が、第2ノズル部材21と第2特定レンズエレメントLS6との間の隙間S1内の奥方に浸入したとしても、その純水LQは、第2ノズル部材21に形成された第2環状溝28内に流入する。そのため、空間16から鏡筒13内の空間SP内に純水LQが漏入することはない。また、第1特定レンズエレメントLS7の光射出面側の空間15に液浸領域LT1を形成する純水LQの一部が、第1特定レンズエレメントLS7と第1ノズル部材30との間の隙間S2内の奥方に浸入したとしても、その純水LQは、第1ノズル部材30に形成された第1環状溝38内に流入する。そのため、空間15から空間16に純水LQが漏入することはない。したがって、光射出面側の空間15,16に液浸領域LT1,LT2が形成された際に、液浸領域LT1,LT2内の純水LQが光入射面側の空間16,SP側に漏出することを抑制できる。
(2)ノズル部材21,30には環状溝28,38が形成されているため、ノズル部材21,30と特定レンズエレメントLS6,LS7との間の隙間S1,S2に浸入した純水LQを、確実に排水することができる。
(3)ノズル部材21,30と特定レンズエレメントLS6,LS7との間の隙間S1,S2が1mm未満(約10μm)に設定されているため、隙間S1,S2内に液浸領域LT1,LT2を形成する純水LQを浸入させにくくすることができる。
(4)ノズル部材21,30の内側面21a,30a及び上面21b,30bと、特定レンズエレメントLS6,LS7の側面LS6a,LS7a及びフランジ部LS6B,LS7Bの下面LS6d、LS7dには、撥水処理が施されている。そのため、ノズル部材21,30と特定レンズエレメントLS6,LS7との間の隙間S1,S2に液浸領域LT1,LT2を形成する純水LQの一部が浸入しようとする場合にも、撥水効果により浸入させにくくすることができる。
なお、本実施形態は以下のような別の実施形態(別例)に変更してもよい。
・実施形態において、第1特定レンズエレメントLS7の光射出面側の空間15のみに、液浸領域を形成するようにしてもよい。
・実施形態において、排出通路29内を通過した純水LQが第2液体回収装置20内に回収されるようにしてもよい。同様に、排出通路39内を通過した純水LQが第1液体回収装置19内に回収されるようにしてもよい。
・実施形態において、ノズル部材21,30には、排出通路29,39を設けなくてもよい。
・実施形態において、第2ノズル部材21の内側面21a及び上面21bと、第2特定レンズエレメントLS6の側面LS6a及びフランジ部LS6Bの下面LS6dとのうち少なくとも一方のみに、撥水処理を施すようにしてもよい。同様に、第1ノズル部材30の内側面30a及び上面30bと、第1特定レンズエレメントLS7の側面LS7a及びフランジ部LS7Bの下面LS7dとのうち少なくとも一方のみに、撥水処理を施すようにしてもよい。
・実施形態において、ノズル部材21,30と特定レンズエレメントLS6,LS7との間の隙間S1,S2は、その幅が1mm未満であれば、任意の幅(例えば、30μm)であってもよい。
・実施形態において、第2ノズル部材21に形成される排出溝は、図6に示すように、環状ではなく、露光光ELの光路を包囲する複数の排出溝50であってもよい。同様に、第1ノズル部材30に形成される排出溝は、環状ではなく、露光光ELの光路を包囲する複数の排出溝であってもよい。
・実施形態において、露光光源としては、F2 レーザ(157nm)の他、例えばKrFエキシマレーザ(248nm)、Kr2 レーザ(146nm)、Ar2 レーザ(126nm)等を用いてもよい。
・実施形態において、液体は、純水LQ以外のものであってもよい。例えば、露光光源がF2 レーザである場合には、F2 レーザ光が純水LQを透過しないことから、過フッ化ポリエーテル(PFPE)やフッ素系オイルなどのフッ素系液体であることが望ましい。
・実施形態では、本発明を半導体素子製造用の走査露光型の露光装置に具体化したが、例えばステップ・アンド・リピート方式により一括露光を行う露光装置に具体化してもよい。
・また、半導体素子などのマイクロデバイスだけでなく、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び電子線露光装置などで使用されるレチクルまたはマスクを製造するために、マザーレチクルからガラス基板やシリコンウエハなどへ回路パターンを転写する露光装置にも本発明を適用できる。ここで、DUV(深紫外)やVUV(真空紫外)光などを用いる露光装置では一般に透過型レチクルが用いられ、レチクル基板としては、石英ガラス、フッ素がドープされた石英ガラス、蛍石、フッ化マグネシウム、または水晶などが用いられる。また、プロキシミティ方式のX線露光装置や電子線露光装置などでは、透過型マスク(ステンシルマスク、メンバレンマスク)が用いられ、マスク基板としてはシリコンウエハなどが用いられる。
・もちろん、半導体素子の製造に用いられる露光装置だけでなく、液晶表示素子(LCD)などを含むディスプレイの製造に用いられてデバイスパターンをガラスプレート上へ転写する露光装置にも、本発明を適用することができる。また、薄膜磁気ヘッド等の製造に用いられて、デバイスパターンをセラミックウエハ等へ転写する露光装置、及びCCD等の撮像素子の製造に用いられる露光装置などにも本発明を適用することができる。
本実施形態における露光装置を示す概略構成図。 本実施形態における露光装置の一部を拡大した概略構成図。 第2ノズル部材と第2特定レンズエレメントとの間の隙間周辺をさらに拡大した概略構成図。 マイクロデバイスの製造例のフローチャート。 半導体素子の場合における図4の基板処理に関する詳細なフローチャート。 別例の溝を示す概略平面図。
符号の説明
11…露光装置、15,16…空間、17…第1液体供給装置、18…第2液体供給装置、19…第1液体回収装置、20…第2液体回収装置、21…第2ノズル部材(環状部材)、21b…上面(対向面)、24,33…供給用開口部、27,36…回収用開口部、28…第2環状溝(排出溝)、29,39…排出通路、30…第1ノズル部材(環状部材)、30b…上面(対向面)、38…第1環状溝(排出溝)、50…排出溝、EL…露光光、LS1〜LS5…レンズエレメント(光学素子)、LS6…第2特定レンズエレメント(特定光学素子)、LS6c,LS7c…下面(第1領域の面)、LS6d,LS7d…下面(第2領域の面)、LS7…第1特定レンズエレメント(特定光学素子)、LT1,LT2…液浸領域、PL…投影光学系、S1,S2…隙間、SP…鏡筒内の空間、W…ウエハ(基板)。

Claims (10)

  1. 複数の光学素子を有し、該各光学素子のうち特定光学素子の光射出面側の空間に液浸領域を形成可能な投影光学系において、
    前記特定光学素子の光射出面のうち、光が通過する第1領域の面とは異なる第2領域の面に対して所定間隔の隙間を空けて配置される環状部材を備え、該環状部材における前記特定光学素子の第2領域の面と対向する対向面に、前記液浸領域の液体を排出するための排出溝を設けた投影光学系。
  2. 前記排出溝は、環状をなすように形成されている請求項1に記載の投影光学系。
  3. 前記隙間は、その幅が1mm未満に設定されている請求項1又は請求項2に記載の投影光学系。
  4. 前記環状部材の対向面及び前記特定光学素子の前記第2領域の面のうち、少なくとも一方には、撥水処理が施されている請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の投影光学系。
  5. 前記環状部材には、前記排出溝内と外部とを連通する排出通路が形成されている請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の投影光学系。
  6. 前記特定光学素子は、前記各光学素子のうち前記投影光学系の像面に最も近い光学素子である請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の投影光学系。
  7. 前記特定光学素子は、前記各光学素子のうち前記投影光学系の像面に最も近い光学素子に次いで前記投影光学系の像面に近い光学素子である請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の投影光学系。
  8. 所定のパターンを介した露光光を基板に照射して、前記基板を露光する露光装置において、
    請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の投影光学系と、
    前記特定光学素子の光射出面側の空間に液体を供給する液体供給装置と、
    前記特定光学素子の光射出面側の空間から液体を回収する液体回収装置とを備えた露光装置。
  9. 前記投影光学系が備える環状部材には、前記液体供給装置に接続される供給用開口部及び前記液体回収装置に接続される回収用開口部のうち少なくとも一方が形成されている請求項8に記載の露光装置。
  10. リソグラフィ工程を含むデバイスの製造方法において、
    前記リソグラフィ工程で請求項8又は請求項9に記載の露光装置を用いて露光を行うデバイスの製造方法。
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