JP2006332194A - プリント基板の反り防止方法、並びにこの防止方法に用いる治具 - Google Patents

プリント基板の反り防止方法、並びにこの防止方法に用いる治具 Download PDF

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Masahiko Baba
政彦 馬場
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Abstract

【課題】治具等が別途不要で且つディッピングの条件出しが容易であり、しかも基板全体の反りを好適に抑えることができるプリント基板の反り防止方法、並びにこの防止方法に用いる治具を提供する。
【解決手段】基板1の一部を当該基板1から分離したものを反り防止用の治具3として使用する。基板本体2に形成した挿入孔21に治具3に形成した係止片31を係止させて基板本体2の略中央部分に治具3を装着する。基板本体2をディップ時の反り方向とは逆方向に予め反らせた姿勢で治具3を装着する。治具3は、その両端部に略L字状の係止片31がその先端を互いに向き合うようにして形成されるとともに、中央部に矩形状の押圧片32が形成されてなり、押圧片32によって基板本体2の略中央部を下方に押圧する形で各係止片31が挿入孔21に挿入係止されることによって、治具3が基板本体2に装着される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プリント基板に部品を搭載し半田付けしたときに、プリント基板に生じる反りやねじれを抑制する為のプリント基板の反り防止方法、並びにこの防止方法に用いる治具に関するものである。
従来、フロー半田による熱ストレスでの反り防止方法としては、図5に示すように基板aの対向する両側縁に治具bをそれぞれ嵌め込むものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の反り防止方法としては,図6に示すように基板aの周縁全体に枠状に形成したパレットcを装着して基板aに加わる熱ストレスによる反りを防止していた(例えば、特許文献2参照。)。
そして、上述した治具bやパレットcは、基板aの材質とは別材質である、例えば金属性などで作製されていた。
実開平1−67781号公報 実開平5−59881号公報
しかしながら、上記従来の方法では以下のような問題があった。
まず、治具やパレットの材質が基板の材質と異なるため、半田付け時の熱の伝導率が両者で違う事により、ディッピングの条件出しが必要で複雑になり、冶具等の取り扱いに十分な注意が必要であった。
また、図5に示す従来の治具方式では、ある程度の反りは抑える事ができるものの、フローディップ後に治具を嵌め込んでいない両側縁に反りが発生するとともに、基板中央部分に対する反りにはまったく効果がなかった。
また、図6に示すパレット方式では、一応は基板周縁全体をカバーできているが、上記治具方式と同様に基板中央部分への効果が薄く、基板中央部分に生じる熱ストレスによる反りまでは完全に抑制できないとともに、基板の周縁全体を押さえる必要があるためコストが割高であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、治具等が別途不要で且つディッピングの条件出しが容易であり、しかも基板全体の反りを好適に抑えることができるプリント基板の反り防止方法、並びにこの防止方法に用いる治具を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明のプリント基板の反り防止方法は、基板の一部を当該基板から分離したものを反り防止用の治具として使用することを特徴とする。
請求項2に係る発明のプリント基板の反り防止方法は、前記基板本体に形成した挿入孔に前記治具に形成した係止片を係止させて基板本体の略中央部分に治具を装着することを特徴とする。
請求項3に係る発明のプリント基板の反り防止方法は、前記基板本体をディップ時の反り方向とは逆方向に予め反らせた姿勢で前記治具を装着することを特徴とする。
請求項4に係る発明のプリント基板の反り防止方法に用いる治具は、請求項1、2又は3記載のプリント基板の反り防止方法に用いる治具であって、治具と基板本体との境界部分には治具を基板本体から分離するためのミシン目が形成されてなることを特徴とする。
請求項5に係る発明のプリント基板の反り防止方法に用いる治具は、前記治具が、その両端部に略L字状の係止片がその先端を互いに向き合うようにして形成されるとともに、中央部に矩形状の押圧片が形成されてなり、上記押圧片によって基板本体の略中央部を下方に押圧する形で各係止片が挿入孔に挿入係止されることによって、治具が基板本体に装着されるように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、基板の一部を当該基板から分離したものを反り防止用の治具として使用することで、冶具となる部分についても基板そのものと同じ材質になり、これによりディッピング時の条件出しもスムーズにでき、また、治具使用後は廃棄可能で管理する手間も省く事ができコストも低減できる。
さらに、基板中央部分に冶具を装着することで、基板全体の反りを好適に抑えることができ、しかも逆反りをわざと引き起こした状態でディップするため、ディップ以後の基板反りをも防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のプリント基板の反り防止方法に用いる治具と一体になっている状態の基板を示している。
治具3は、基板1の一部を使用して作製されており、当該治具3と基板本体2との境界部分には両者を分離するためのミシン目4が形成されている。従って、このミシン目4に沿って両者を折り曲げることにより、基板本体2と治具3とに分離させることができる。
上記基板本体2の略中央部には、治具3の後述する係止片31が挿入係止可能な挿入孔21が予め打ち抜き等によって所定間隔隔てて2カ所形成されている。
また、治具3部分にも、基板本体2から分離した時に図2に示すような治具3形状になるように打ち抜き等によって切欠部が形成されている。この治具3の具体的形状は、図2及び図3に示すように、治具3の両端部に略L字状の係止片31がその先端を互いに向き合うようにして形成されるとともに、中央部に矩形状の押圧片32が形成され、全体として略E字状に形成されている。
そして、治具3の基板本体2への装着は、基板本体2をデッピング時に生じる反りと反対方向に予め反らせ(逆反り)、この姿勢を保持するように押圧片32により基板本体2の中央部を下方に押圧する形で各係止片31を挿入孔21に挿入係止することによって行う(図4参照)。つまり、上述した姿勢を保持した状態で治具3が基板本体2に装着できるように、治具3の係止片31と基板本体2の挿入孔21との相対的な寸法関係が予め設定されている。
このように基板1の一部を治具3とすることで、基板本体2と治具3の材質が必然的に同じになり、これによりディッピング時の条件出しもスムーズにできる。また、冶具3そのものを本来捨て基板部分より作製することができる事から、使用後は廃棄可能で管理する手間も省く事ができ、コストも低減できる。
さらに、基板本体2の中央部分に冶具を装着することで、基板本体2全体の反りを好適に抑えることができ、しかも逆反りをわざと引き起こした状態でディップするため、ディップ以後の基板本体2の反りをも防止することができる。
基板本体と治具とが一体になっている状態の基板を示す斜視図である。 基板本体と治具とに分離した状態を示す斜視図である。 基板本体と治具とに分離した状態を示す正面図である。 基板本体に治具を装着した状態を示す正面図である。 プリント基板の反りを防止するために治具を装着した従来例を示す斜視図である。 プリント基板の反りを防止するためにパレットを装着した従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 基板
2 基板本体
21 挿入孔
3 治具
31 係止片
32 押圧片
4 ミシン目

Claims (5)

  1. 基板の一部を当該基板から分離したものを反り防止用の治具として使用することを特徴とするプリント基板の反り防止方法。
  2. 前記基板本体に形成した挿入孔に前記治具に形成した係止片を係止させて基板本体の略中央部分に治具を装着することを特徴とする請求項1記載のプリント基板の反り防止方法。
  3. 前記基板本体をディップ時の反り方向とは逆方向に予め反らせた姿勢で前記治具を装着することを特徴とする請求項2記載のプリント基板の反り防止方法。
  4. 請求項1、2又は3記載のプリント基板の反り防止方法に用いる治具であって、
    治具と基板本体との境界部分には治具を基板本体から分離するためのミシン目が形成されてなることを特徴とするプリント基板の反り防止方法に用いる治具。
  5. 前記治具は、その両端部に略L字状の係止片がその先端を互いに向き合うようにして形成されるとともに、中央部に矩形状の押圧片が形成されてなり、上記押圧片によって基板本体の略中央部を下方に押圧する形で各係止片が挿入孔に挿入係止されることによって、治具が基板本体に装着されるように構成されたことを特徴とする請求項4記載のプリント基板の反り防止方法に用いる治具。
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