JP2006331583A - 可撓性ディスク用トレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】 可撓性ディスクが落下することのない軽量小型の可撓性ディスク用トレイを提供する。
【解決手段】 トレイの開口部11に開口の外周部から突出した部位12a〜12dを形成することにより、トレイの開口部11からシート状媒体が落下することを防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】 トレイの開口部11に開口の外周部から突出した部位12a〜12dを形成することにより、トレイの開口部11からシート状媒体が落下することを防止する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数のディスク状情報記録媒体を格納するカートリッジに関し、特に可撓性ディスクを保持してカートリッジに格納するためのトレイ(皿状の容器)に関するものである。
近年、大容量データを高速で通信したり保存したりするニースが高まり、さまざまな記録再生方式の間で技術競争が激しく行われている。このような状況において、光記録を用いた情報記録媒体での高記録密度化の進展も著しく、中でも新たに小型のカートリッジに複数枚の記録媒体を格納することによりカートリッジの記録容量を飛躍的に増大させようとする技術が開発されている。
カートリッジに複数枚のディスクを格納する方法には、全枚数のディスクを一括して格納する方法と、ディスクを1枚ずつトレイに載せてカートリッジに格納する方法がある。トレイは、重さを軽くし、材料費を低減するため、トレイとしての機械的強度を実現できる最小限の材料で作成される。このため、開口部を大きくとり、ディスクをトレイに置く為の台座部分の面積をなるべく小さくする構造がとられている。
このようなトレイにおいては、剛性の高いディスクの場合は、操作中にディスクがトレイから落下するということはなかった。しかし、薄くて可撓性のあるディスクを従来型のトレイに収容すると、外部からの振動などによってディスクがトレイの開口部から落下するという問題が生じることが分かった。
本発明は、このような問題に対応すべくなされたもので、薄いシート状の可撓性ディスクを落下させることなく保持することのできる小型軽量のトレイを提供することを目的とする。
シート状の可撓性ディスクを保持する本発明の可撓性ディスク用トレイは、可撓性ディスクを保持する領域に開口部を有する薄板部材を備え、開口部は、薄板部材の上面側の形状が可撓性ディスクの直径より僅かに大きな直径の円形形状であり、薄板部材の下面側の形状が可撓性ディスクの直径より僅かに小さな直径の円形開口の外周部の少なくとも2箇所から当該円形開口の中心に向かって延びる突出部を有する形状である。突出部を少なくとも2箇所設けるのは、ディスクを支える箇所がディスクの縁の1箇所のみであるとディスクが落下してしまうため、ディスクの縁においてディスクを支える箇所を少なくとも2箇所設けることとした。突出部の突出長さは可撓性ディスクの半径の15%以上であることがこのましい。
本発明によると、可撓性ディスクが落下することのない軽量小型の可撓性ディスク用トレイを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本発明の可撓性ディスク用トレイに保持されるシート状の可撓性ディスクは、可撓性を有するシート材料に光記録膜をスパッタリングによって形成したものである。シートの材料は、例えば厚さ100μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)が用いられる。シート材料はPET以外に、PEN(ポリエチレンナフタレート)やPC(ポリカーボネート)を用いる場合もある。可撓性ディスクの形状は直径100mmの円形とした。
本発明の可撓性ディスク用トレイに保持されるシート状の可撓性ディスクは、可撓性を有するシート材料に光記録膜をスパッタリングによって形成したものである。シートの材料は、例えば厚さ100μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)が用いられる。シート材料はPET以外に、PEN(ポリエチレンナフタレート)やPC(ポリカーボネート)を用いる場合もある。可撓性ディスクの形状は直径100mmの円形とした。
図1は、本発明による可撓性ディスク用トレイの一実施例を示す上面図である。また、図2は、そのA−A′断面図である。
可撓性ディスク用トレイは、ポリカーボネート、ABS、ポリエチレン等のプラスチック材料を用いて製造する。本実施例の可撓性ディスク用トレイは、ポリカーボネートを用い、射出成型によって一体成形して作製した。可撓性ディスク用トレイ10の外形は縦116mm、横116mmの正方形であり、厚さは2mmとした。トレイの内側には、上面側の直径が下面側の直径より大きくなるように階段状にくり抜かれたほぼ円形の開口部11が設けられている。開口部11の形状は、上面側が可撓性ディスクの形状より僅かに大きな直径102mmの円形であり、下面側は可撓性ディスクの形状より僅かに小さな直径95.0mmの円形の開口の中心に向かって外周の4箇所から矩形領域12a〜12d突出して設けられた形状を有する。開口部外周の階段状の部分(台座)13は幅が2.0mmであり、ここに円形の可撓性ディスクの縁部が載る。外周側から突出した領域12a〜12dの寸法は、それぞれ12mm×10mmである。台座13と突出領域12a〜12dの厚さは共に0.5mmであり、上面は同じ高さで連続している。
図3は、図1に示したトレイにシート状の可撓性ディスク15を1枚搭載した状態を示す上面図である。また、図4は、ディスクを搭載した状態の図3のA−A′の断面図である。
本実施例の可撓性ディスク用トレイは、台座13に加えて台座から突出した部分12a〜12dがあるために、可撓性を有する薄いシート状の可撓性ディスク15を載せても、シート状可撓性ディスク15がトレイの開口部11から抜け落ちてしまうことがない。なお、突出した部分の形状は矩形以外でもシート状ディスクの脱落防止の目的を達成できる事は言うまでもない。
表1に、突出した部位の長さとディスクの脱落の関係を調べた結果を示す。実験は、各突き出し部の大きさで作製したトレイに、可撓性ディスクを搭載した後、図7に示すカートリッジにトレイをいれ、そのトレイの出し入れを100回行なった。その際の出し入れ時の速度は、3秒/回とした。この100回の中で、トレイからディスクが脱落した回数を測定した。
この結果、突き出し部の長さがディスク半径の10%では、稀にシート状ディスクがトレイから脱落してしまうことがわかった。表1からマージンを考慮して、シート状ディスク半径の15%以上の突き出しの長さであれば、シート状ディスクの脱落を防止する事ができることがわかる。
本発明に対する比較例1のトレイを図8に示す。比較例1のトレイ50では、シート状ディスクを保持する部位が円周状に狭い台座領域51で形成されている。台座領域51の内側は開口部52になっている。この場合、トレイ自体の重量は軽くでき、材料を少なくて済むため、コストの点で利点がある。また、基板厚さが1.2mm程度の現状のCDやDVDのように剛性のあるディスクであれば、安定に保持することができる。しかし、シート状の可撓性ディスクの場合、開口部52が大きいため、シート状ディスクが変形してトレイから脱落してしまう。
図9は、ディスクを保持する部位の面積を大きくした比較例2のトレイを示す図である。比較例2のトレイ60は、中心部は開口部62であるが、図1に示した本発明の可撓性ディスク用トレイに比べ、ディスクを保持する領域で突出した部位61を円周上に大きな面積にわたって形成してある。このためシート状ディスクがトレイから脱落することはない。しかし、突出した部位が大きな面積を有しているため、トレイ自体の重さが増し、トレイを数十段積層するとカートリッジの重さが増大してしまう問題が生じる。またトレイを製造する際の材料が増えることからトレイの製造コストが増大する。
図5は、本発明による可撓性ディスク用トレイの他の例を示す平面図である。本実施例の可撓性ディスク用トレイ20が図1に示した可撓性ディスク用トレイと異なるのは、外周側から突出した領域のうちの対向する2つが連絡して、開口部の円周に渡しをかける形状をしている点である。2箇所の突き出し部位21a,21cの大きさは、12mm×10mmで、厚さは0.5mmである。また水平に渡してある領域21bは、幅を10mm、厚みを0.5mmとした。図示した例では、開口部の円周に渡しをかける領域が円の直径上にある形状であるが、形状は、これに限らないことはもちろんである。
図6は本発明による可撓性ディスク用トレイの他の実施例を示す図であり、図6(a)は平面図、図6(b)はそのAA’断面図である。本実施例の可撓性ディスク用トレイ30は、中央の円形の開口部に網状部材31を配置してある。網状の部材はプラスチック材料であればよく、本実施例では厚さ0.05mmのポリエチレンの網を用いた。網の目のサイズは、4mm角である。網の目は、本実施例のサイズに限らず、さらに粗い目または細かい網の目を用いてもよい。本実施例の可撓性ディスク用トレイは、トレイの枠の部分はポリカーボネートを射出成型で作製し、その枠に網を貼り付けたものである。台座は、設けなくてもよいが、台座があれば、その台座上に網を載せるだけで済むので製造は容易になる。
図7は、本発明の可撓性ディスク用トレイを複数段積層して収納したカートリッジの断面構造を示す図である。カートリッジ40の内部において、上下の可撓性ディスク用トレイ収納場所の間にはカートリッジ筐体の仕切り板が配置してある。従って、他の可撓性ディスク用トレイに影響を与えることなく、カートリッジに対して所望のトレイ41を出し入れすることができる。また、可撓性ディスク42を保持した可撓性ディスク用トレイは、カートリッジ40の仕切り板によってフタをされた状態となり、可撓性ディスク用トレイ41から可撓性ディスク42が脱落することがない。このためカートリッジ内にディスクを載せたトレイを複数枚収納してカートリッジを運搬する際に、カートリッジを上下左右に回転させても、ディスクはトレイから脱落することがない。
以上の実施例に示した構造を採用することにより、シート状の可撓性基板に記録膜を形成した可撓性ディスクが脱落することのない、軽量で低コストな可撓性ディスク用トレイを提供することができる。
10:可撓性ディスク用トレイ、11:開口部、12a〜12d:矩形領域、13:台座、15:可撓性ディスク、20:可撓性ディスク用トレイ、30:可撓性ディスク用トレイ、31:網状部材
Claims (4)
- シート状の可撓性ディスクを保持する可撓性ディスク用トレイにおいて、
前記可撓性ディスクを保持する領域に開口部を有する薄板部材を備え、前記開口部は、前記薄板部材の上面側の形状が前記可撓性ディスクの直径より僅かに大きな直径の円形形状であり、前記薄板部材の下面側の形状が前記可撓性ディスクの直径より僅かに小さな直径の円形開口の外周部の少なくとも2箇所から当該円形開口の中心に向かって延びる突出部を有する形状であることを特徴とする可撓性ディスク用トレイ。 - 請求項1記載の可撓性ディスク用トレイにおいて、前記突出部の突出長さが前記可撓性ディスクの半径の15%以上であることを特徴とする可撓性ディスク用トレイ。
- 請求項2記載の可撓性ディスク用トレイにおいて、前記突出部は前記円形開口の外周部の4箇所から当該円形開口の中心に向かって延びていることを特徴とする可撓性ディスク用トレイ。
- 請求項2又は3記載の可撓性ディスク用トレイにおいて、前記円形開口の外周部の対向する位置から延びている2つの突出部が前記円形開口の中心で結合していることを特徴とする可撓性ディスク用トレイ。
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2005
- 2005-05-27 JP JP2005156002A patent/JP2006331583A/ja not_active Withdrawn
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