JP2006331226A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】キーボード側から本体内部への液体の浸入を極力防止する電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、スライドにより取り付けることができるスライドプレート1を用いて、上部筐体カバー2のキーボード載置部5の開口部5aの縁部に設けた切欠部に嵌合してスライド係合する複数のフック11により全体的且つ均一に密着するように固定する。プレート1と開口部5aの縁部との間には複数の吸水部材18a,b,c,dが配置され、吸水部材18a,b,c,dは一端と、隣り合う吸水部材18の一端に接続される二手に分かれた接続部とを持っている。
【選択図】 図9
【解決手段】 本発明は、スライドにより取り付けることができるスライドプレート1を用いて、上部筐体カバー2のキーボード載置部5の開口部5aの縁部に設けた切欠部に嵌合してスライド係合する複数のフック11により全体的且つ均一に密着するように固定する。プレート1と開口部5aの縁部との間には複数の吸水部材18a,b,c,dが配置され、吸水部材18a,b,c,dは一端と、隣り合う吸水部材18の一端に接続される二手に分かれた接続部とを持っている。
【選択図】 図9
Description
本発明は、キーボード下への水等の液体の浸入を極力防止する機能を有する携帯型コンピュータにおける電子機器に関する。
一般に、携帯型コンピュータ所謂、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと称する)は、小型軽量化を実現するために、電子回路部品が実装された回路基板(マザーボード)の上方にキーボードやスイッチ類が配置されている。コンピュータ本体(筐体)内に回路基板を装着する際に、回路基板上でコネクタ類の接続作業があるため、筐体上カバーには回路基板を露呈するための大きく開いた開口部が設けられている。この開口部は、キーボード基板を組み付けて塞がれている。
キー入力時などキーボードを露呈している状態で、使用者の不注意により飲料水等の液体をキーボードに溢した場合、キーボード自体を防滴構造としても、キーボード基板の縁と本体ケースの繋がり部分の隙間から内部に浸入する虞がある。特に、回路基板などに液体が付着した場合には、配線の短絡等が発生し、実装される電子回路部品が損傷を受ける虞がある。
この問題を解決する対策として種々の提案が成されている。多用されている手法としては、防水シートや防水フィルムに粘着材による接着面を設けて、開口部を塞ぐように貼り付けて液体の浸入を防止するなどの対策が取られている。
このような防水シート以外の手法としては、例えば、特許文献1には、キーボードが設けられるベースプレートに外部に通じる排出ホールを開口して、キーボードに溢された液体が排出ホールを通過して、即ちコンピュータ本体内部を通り抜けて外部に排出する技術が開示されている。
(特許文献1参照)。
(特許文献1参照)。
また、筐体内部への液体の侵入を防ぐ吸水部材が提案されている。(参考文献2参照)
特開2003−122454
特開2001−228950
前述した防水シートは、メンテナンスや修理で剥がされた場合、再使用すると信頼性に欠けるため、消耗品扱いとなり、新たな防水シートを用いることとなる。また、防水シートは、回路基板の直上に位置するため帯電性などが問題となり、単に安価な材料により形成されたシート部材を採用することは出来ない。このため、メンテナンスコストが高くなる。
また、特許文献1に開示されるコンピュータ内部を通過する排出ホールを設ける構造では、複数の部材が組み合わさられて排出ホール全体を構成しているため、つなぎ目が存在する。従って、継ぎ目に確実な防水処理を施さないと、排水時にコンピュータ内部に液体が浸入してしまう虞がある。特に、筐体やキーボード基板(ベースプレート)が経時による変形又は、落下などの外的衝撃による変形が発生していた場合、排出ホールの部分の継ぎ目に隙間が生じて液体が内部に浸入する。これ以外にも、キーボードは、キー間の隙間からゴミや埃が入り込みやすく且つ溜まり易い、一方クリーニングし難いという問題がある。つまり、ゴミや埃が溜まっていた状態で液体が排出ホールに流れ込んだ場合、ゴミや埃も一緒に流れ込み、結果、排出ホールを詰まらせて以後、排出できない事態が発生する。従って、排出ホールが詰まらないように常に確認して、クリーニング処理を実施する必要がある。
また、特許文献1に開示されるコンピュータ内部を通過する排出ホールを設ける構造では、複数の部材が組み合わさられて排出ホール全体を構成しているため、つなぎ目が存在する。従って、継ぎ目に確実な防水処理を施さないと、排水時にコンピュータ内部に液体が浸入してしまう虞がある。特に、筐体やキーボード基板(ベースプレート)が経時による変形又は、落下などの外的衝撃による変形が発生していた場合、排出ホールの部分の継ぎ目に隙間が生じて液体が内部に浸入する。これ以外にも、キーボードは、キー間の隙間からゴミや埃が入り込みやすく且つ溜まり易い、一方クリーニングし難いという問題がある。つまり、ゴミや埃が溜まっていた状態で液体が排出ホールに流れ込んだ場合、ゴミや埃も一緒に流れ込み、結果、排出ホールを詰まらせて以後、排出できない事態が発生する。従って、排出ホールが詰まらないように常に確認して、クリーニング処理を実施する必要がある。
さらに、特許文献2に開示されている吸水部材は一体的にほぼキーボードの大きさの枠状に形成されており、製造コストが高くなるという問題がある。
そこで本発明は、キーボード側から本体内部への液体の浸入を極力防止する電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明の電子機器は、開口部を有するキーボード載置部を有する筐体と、
キーボード載置部に着脱可能に載置されるキーボードと、
開口部を覆うとともに、キーボード載置部とキーボードとの間に配置されるプレートと、
プレートと開口部の縁部との間に配置される複数個の吸水部材と、を具備し、
複数個の吸水部材は夫々一端と、接続部を有するとともに隣り合う吸水部材の一端に接続される他端とを有している事を特徴とする。
キーボード載置部に着脱可能に載置されるキーボードと、
開口部を覆うとともに、キーボード載置部とキーボードとの間に配置されるプレートと、
プレートと開口部の縁部との間に配置される複数個の吸水部材と、を具備し、
複数個の吸水部材は夫々一端と、接続部を有するとともに隣り合う吸水部材の一端に接続される他端とを有している事を特徴とする。
さらに、本願発明の電子機器は、開口部を有するキーボード載置部を有する筐体と、
キーボード載置部に着脱可能に載置されるキーボードと、
開口部を覆うとともに、キーボード載置部とキーボードとの間に配置されるプレートと、
プレートと開口部の縁部との間に配置される複数個の吸水部材と、を具備し、
複数個の吸水部材は夫々一端と、接続部を有するとともに隣り合う吸水部材の一端の少なくとも2辺に接続される他端とを有している事を特徴とする。
キーボード載置部に着脱可能に載置されるキーボードと、
開口部を覆うとともに、キーボード載置部とキーボードとの間に配置されるプレートと、
プレートと開口部の縁部との間に配置される複数個の吸水部材と、を具備し、
複数個の吸水部材は夫々一端と、接続部を有するとともに隣り合う吸水部材の一端の少なくとも2辺に接続される他端とを有している事を特徴とする。
本発明によれば、キーボード側から本体内部への液体の浸入を極力防止する電子機器を提供することを目的とする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、コンピュータの外観を示す図であり、図2は、本実施形態に係るコンピュータの防滴構造の全体的な構成を示す図であり、図3は、スライドプレートの構成例を示す図であり、図4は、スライドプレートに設けられる固定用のフックの構造を示す図である。
この防滴構造は、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと称する)において、例えば、利用者がキー入力時にキーボードに溢した飲料水等の液体の浸入を防止するものであり、回路基板(例えば、マザーボード)等を保護するものである。
本実施形態に係るコンピュータは、図1に示すように、キーボード3が設けられたコンピュータ本体8と、液晶ディスプレイ等の表示装置9が搭載される表示部7とで構成される。表示装置9は、ヒンジにより、コンピュータ本体8への開閉及び表示画面の向きを反転させる回動が可能に構成されている。
この後述する防滴構造は、コンピュータ本体カバー(上部筐体カバー)2に設けられたキーボード載置部5に開口された開口部5aを塞ぐように、剛性と導電性を有するスライドプレート1をスライド移動により密着するように取り付けて係合させ、さらに、1つのねじ4により固定し、さらにキーボード3を載置して、キーボードカバー10によりキーボード3を固定した構造である。尚、キーボード3は裏面に金属製のキーボードベース板6を有している。スライドプレート1は、例えば、マグネシュウム等の軽量で剛性が高い材質からなり、図2に示すような上部筐体カバー2の開口部5aを塞ぐように長方形としている。尚、スライドプレート1の形状は、開口部5aを塞ぐ形状であればよく、本実施形態のような長方形に限定されるものではなく、適宜、好適する形状を用いることができる。
このスライドプレート1を上部筐体カバー2に取り付ける際に容易に且つ密着するように、図3に示すような取り付け部をスライドプレート1の全周端に複数形成している。
この取り付け部として、図4(a),(b)に示すように、開口部5aの縁部に設けられる後述する切欠部に嵌合してスライドし固定するための係合部となるL字型フック11(以下、フックと称する)がスライドプレート1の取り付け面側に突出するように設けられている。
この取り付け部として、図4(a),(b)に示すように、開口部5aの縁部に設けられる後述する切欠部に嵌合してスライドし固定するための係合部となるL字型フック11(以下、フックと称する)がスライドプレート1の取り付け面側に突出するように設けられている。
本実施形態におけるフック11は、製造上の都合から穴13が開口されており、穴13を塞ぐためのインシュレータ14が貼り付けられている。インシュレータ14は、穴13を塞ぎ、液体の浸入を防止するために用いる。インシュレータ14の材質は、液体に対して不浸透性であればよく、特に限定されないが、粘着剤が塗布された樹脂製のフィルムやシート片等が好適する。さらに、貼り付けられたインシュレータ14の厚みがスライドプレート1の表面に突出する。このため、本実施形態では、図4(a),(b)に示すように、インシュレータ14の形状及び厚みに応じた凹部12を形成して、スライドプレート1が貼付されても、スライドプレート1表面の平滑性を確保している。但し、フック11を形成した際に、穴13が開口しない手法により形成して、穴13が無い場合には、インシュレータ14は必要なく、凹部12も形成する必要はない。
さらに、スライドプレート1には、上部筐体カバー2に取り付けた際に、ねじ4で固定するためのねじ穴が開口されている。このねじ穴の開口位置は、取り付けた際に上部筐体カバー2に掛かる部分であれば特に限定されない。尚、スライドプレート1において、ねじ4を取り付ける部分には、ねじ4のカサ部が突出しないように、そのカサ部の厚み分だけ凹み部分を形成している。これにより、ねじ4で固定した際に、スライドプレート1の表面の平滑性が確保される。
このねじ4は、スライドプレート1がフック11のみで固定されているため、取り付け後、携帯の際の衝撃等により逆方向にスライドして外れることを防止するために用いられている。従って、固定方法は、ねじ止めに限定されるものではなく、スライドプレート1を取り付けるために設けられた上部筐体カバー2の差し込み部分のスペースを埋めるスペーサを用いてもよい。尚、本実施形態では、上部筐体カバー2に設けられるねじ4用ねじ穴に、GNDに電気的に接続するGND電極を形成しており、ねじ4でスライドプレート1を固定した際に、スライドプレート1の電位をGND電位とする構成である。
また、スペーサを用いてスライドプレート1を上部筐体カバー2に固定する構成の場合でも、スペーサを導電性材料で形成して、上部筐体カバー2のGND電極を差し込み部分のスペース上に形成し、取り付けされたスライドプレート1の電位をGND電位することもできる。又は、ねじ4を用いずに固定する構造であった場合には、開口部5aの係止部となる切欠部15のフックと係合する箇所にGND電極を形成しておき、取り付けされたスライドプレート1の電位をGND電位にしてもよい。
次に、図5及び図6を参照して、スライドプレート1の上部筐体カバー2への取り付け方法について説明する。図5(a)〜(c)は、L字型フック11を上部筐体カバー2へスライド固定する手順を示し、図6は、上部筐体カバー2にスライドプレート1が取り付けられた状態を示している。尚、図5(a)〜(c)は、下側(上部筐体カバー2の内部側)から見た状態を示している。
図5(a)に示すように、上部筐体カバー2の開口部5aの縁部には、複数のL字形状の切欠部15が形成される。これらの切欠部15は、フック11を通過させる切欠部分15aと、スライドされたフック11と係合して固定させる切欠部分15bとからなる。まず、図5(a)に示すように、スライドプレート1のフック11を開口部5aの切欠部15aに宛がい、図5(b)に示すように、フック11を切欠部分15aに嵌め込む。次に、図5(b)に示す矢印の方向にスライドさせて、図5(c)に示すように、フック11を切欠部分15bに係合する。この係合動作を全フック11に対して、同時に行う。さらに、図示しない上部筐体カバー2のねじ穴に前述したねじ4をねじ込み固定する。これらの係合動作により、図6に示すように、上部筐体カバー2の開口部5aは、スライドプレート1により全閉される。
次に、キーボード3をキーボード載置部5上に載置して、図1に示したキーボードカバー10を上部筐体カバー2に取り付けて、キーボード3を固定する。勿論、キーボード3自体を上部筐体カバー2に取り付ける構造であってもよい。
図7は、スライドプレート1が上部筐体カバー2に取り付けられた状態の断面構造を示す図である。図1及び図7に示すように示すように、上部筐体カバー2のキーボード載置部5に開口された開口部5aの形状に合わせて形成されたシーリング18を介在させて、スライドプレート1が開口部5aを塞ぐように、スライド移動により取り付け、ねじ4により固定する。さらにキーボード載置部5にキーボード3を載置して、キーボードカバー10によりキーボード3を固定した構造である。尚、キーボード3は、キーボードベース板6上に設けられている。
このシーリング18は、所謂パッキンとして機能して、液体の吸水性を有し、且つ弾性部材からなり、例えば、スポンジが好適する。その他にも、ゴム材料又は樹脂材料でもよい。シーリング18はスライドプレート1におけるフック11よりも外周の縁に配置されている。シーリング18は、原則的にスライドプレート1側に固着されている方が好ましいが、開口部5aの縁部に固着しても同等の効果が得られる。これは、キーボードの信号入出力用のフレキシブルケーブル19を回路基板のコネクタ20に差し込むため、スライドプレート1側にシーリング18を固着する方がケーブルに対して損傷を与えづらいためである。
図8は、このようなスライドプレート1が上部筐体カバー2に取り付けられた状態の断面構造を示す図である。この断面は、図2の線分Aによるキーボード部分を示している。この断面構造において、回路基板16上には、スライドプレート1の裏面に当接する支持部材17が複数箇所に設けられている。これらの支持部材17は、絶縁性を有する弾性材料、例えばゴム材料や樹脂材料により形成される。この支持部材17を設けることにより、携帯時等に発生する振動や衝撃に対して、回路基板やスライドプレート1に与えられる振動や衝撃が緩和できる。なお、図8において上述したシーリング18は図示していない。
図9は、スライドプレートへのシーリングの配置図である。
スライドプレート1の背面にはシーリング18がスライドプレート1の縁部に沿って略枠状に図示しない両面テープ等の接着部材により貼り付けられている。シーリング18は4つの吸水部材18a,18b,18c,18dから構成されている。
夫々の吸水部材18a,18b,18c,18dは、寸法が異なるのみでほぼどう形状であるため、代表して吸水部材18aについて説明する。吸水部材18aはスライドプレート1の側縁部に沿って延びる基部20aと、この基部20aの一端20bと、一端20bとは反対側に位置する他端20cとを有している。他端20cは基部20aとは直角方向に折れ曲がり二手に平行に分岐した接続部20d,20eを有している。吸水部材18a,18b,18c,18dは夫々の一端を他の吸水部材の他端の接続部に順次接続することで4つの接続角部A,B,C,Dを持った枠状のシーリング18を構成している。図9の拡大図に示すように、例えば吸水部材18a、18bの接続角部Aについて説明すると、吸水部材18aの接続部20d,20eの互いに向かい合う内辺の間には、吸水部材18bの一端21aが密着して接続される。こうすることにより単に一端、他端の辺同士を接続する構成に比べ、接続距離が長くなるため防水効果が向上する。
また、吸水部材18a、18b、18c、18を製造する際、1つの基材からほぼ直線状の吸水部材を型抜き加工により作り出すため、枠状の吸水部材を型抜き加工する場合に比べはるかに基材を無駄なく使用することが可能であり、コスト的に有利なのは言うまでもない。
以上説明したように、本実施形態の防滴構造は、スライドプレートで上部筐体カバーの開口部縁部に複数のフックにより全体的且つ均一に密着するように固定されるため、キーボード側からの液体の浸入を防止することができる。スライドプレートの形状に合わせてフックを配置できるため、スライドプレートの大きさにかかわらず、均一な圧縮負荷で係合させることができる。さらに、スライドプレートは、複数のフックをスライドさせて係合して1箇所のねじ止めで固定されるため、複数のねじ止め構成に比べて、作業性が向上し且つ部品点数を少なくすることができる。このねじを通じてスライドプレートの電位をGND電位にすることができ、回路基板の実装部品に対してスライドプレート及び外部からの電気的(電磁波等)な障害が加わることを防止できる。
また、従来のシートによる防水構造では、シートを剥がしてしまえば再利用することができないのに対して、本実施形態のスライドプレートは、使用回数は問われずに幾度も利用することができる。
さらに、キーボード下側に硬質なスライドプレート1を配置した構成であるため、キー入力時に発生するトランポリング現象(挿下によるキーの上下移動)を減少させる機能を有している。これにより、従来、キーボードベース板のみでトランポリング現象を解消しなければならなかったが、本実施形態では、スライドプレートを付加することにより、容易にトランポリング現象を解消することができる。
このように本実施形態によれば、複数設けられたフックが均一的圧縮付加によりシーリングを押しつぶし、上部筐体カバーと密着するため、浸入した液体を吸水して極力浸入を防止することができる。さらには、吸水部材を枠状ではなく複数個に分解して構成し、隣合う吸水部材の接続を2つの接続部の間に他の吸水部材の一端を挟むような構成としたためた害の接続距離を長くすることが可能であり、枠状の吸水部材に比べコスト的に有利になり、単純に複数個の吸水を接続する場合に比べ防水効果を向上させることが可能である。
1…スライドプレート、2…コンピュータ本体カバー(上部筐体カバー)、3…キーボード、4…ねじ、5…キーボード載置部、5a…開口部、6…キーボードベース板、7…表示部、8…コンピュータ本体、9…表示装置、10…キーボードカバー、11…L字型フック(フック)、12…凹部、13…穴、14…インシュレータ、15…切欠部、16…回路基板。18…シーリング、18a,18b,18c,18d…吸水部材
Claims (3)
- 開口部を有するキーボード載置部を有する筐体と、
キーボード載置部に着脱可能に載置されるキーボードと、
上記開口部を覆うとともに、上記キーボード載置部と上記キーボードとの間に配置されるプレートと、
上記プレートと上記開口部の縁部との間に配置される複数個の吸水部材と、を具備し、
上記複数個の吸水部材は夫々一端と、接続部を有するとともに隣り合う吸水部材の一端に接続される他端とを有している事を特徴とする電子機器。 - 上記接続部は二手に平行に延び、一端は隣り合う吸水部材の二手に延びた接続部の間に接続されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 開口部を有するキーボード載置部を有する筐体と、
キーボード載置部に着脱可能に載置されるキーボードと、
上記開口部を覆うとともに、上記キーボード載置部と上記キーボードとの間に配置されるプレートと、
上記プレートと上記開口部の縁部との間に配置される複数個の吸水部材と、を具備し、
上記複数個の吸水部材は夫々一端と、接続部を有するとともに隣り合う吸水部材の一端の少なくとも2辺に接続される他端とを有している事を特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005156286A JP2006331226A (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005156286A JP2006331226A (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006331226A true JP2006331226A (ja) | 2006-12-07 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2005156286A Pending JP2006331226A (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 電子機器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011081437A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Toshiba Corp | 電子機器 |
-
2005
- 2005-05-27 JP JP2005156286A patent/JP2006331226A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011081437A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Toshiba Corp | 電子機器 |
US8379383B2 (en) | 2009-10-02 | 2013-02-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus |
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