JP2006328892A - スイッチ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 マグネットキャッチが開閉ドアー側の磁性板を確実に吸着した状態のとき以外は、安全スイッチがオンしないようにし、開閉ドアーが半ドアー状態で装置本体が稼働可能状態にならないようにする。
【解決手段】 画像形成装置から供給された画像転写処理済みの用紙に対して後処理を施す後処理装置10と、この後処理装置10に開閉可能に設けられた開閉ドアー20との間に介設されるスイッチ構造30であり、後処理装置10は、永久磁石62を備えたマグネットキャッチ60と、開閉ドアー20の閉止でオン動作するインターロックスイッチ50を有し、開閉ドアー20には、マグネットキャッチ60に吸着された状態でインターロックスイッチ50をオン動作させる操作部材80とが備えられ、インターロックスイッチ50の近傍には、開閉ドアー20が閉止される直前に開閉ドアー20が開放する方向に向けて付勢するコイルスプリング73が設けられている。
【選択図】 図5
【解決手段】 画像形成装置から供給された画像転写処理済みの用紙に対して後処理を施す後処理装置10と、この後処理装置10に開閉可能に設けられた開閉ドアー20との間に介設されるスイッチ構造30であり、後処理装置10は、永久磁石62を備えたマグネットキャッチ60と、開閉ドアー20の閉止でオン動作するインターロックスイッチ50を有し、開閉ドアー20には、マグネットキャッチ60に吸着された状態でインターロックスイッチ50をオン動作させる操作部材80とが備えられ、インターロックスイッチ50の近傍には、開閉ドアー20が閉止される直前に開閉ドアー20が開放する方向に向けて付勢するコイルスプリング73が設けられている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、所定の装置において装置本体に設けられた開閉ドアーが確実に閉止されなかったときには、当該開閉ドアーの閉止により所定の信号を出力するスイッチが動作しないように構成されたスイッチ構造に関するものである。
本発明の背景技術に関し、本発明に係る装置として画像形成装置に接続される後処理装置を例に挙げて説明する。
画像形成装置は、所定の読取り装置で読み取ったり(複写機の場合)、外部から電送されてきたり(ファクシミリ装置やスキャナの場合)した画像情報に基づき画像を形成して所定の用紙へ転写するものであり、転写後の用紙は、所定の定着処理が施された後に直接排出されたり、後処理装置を介して排出されたりするようになっている。
後処理装置は、画像形成装置での転写処理後の用紙を受入れて当該用紙に対し綴結孔を穿孔する、いわゆるパンチング処理や、複数枚の用紙が一時的にストックされることにより形成された用紙束を綴結針で綴結処理する、いわゆるステイプル処理等を施すものであり、内部に複雑に構成された各種の機械機器や電気機器が装着されている。
かかる後処理装置には、通常、正面側に開閉ドアーが設けられ、定期的なメンテナンス作業のときや、紙詰り(ジャム)が発生したときなどに開放されるようになっている。かかる開閉ドアーの閉止状態は、後処理装置の装置本体側に設けられた永久磁石を備えてなるマグネットキャッチへ開閉ドアー側に設けられた磁性板が吸着されることによって確保されるようになっているのが一般的である。
そして、開閉ドアーが確実に閉止されない状態で後処理装置が稼働されると、内部の各種の機器に不具合の生じることがあるため、後処理装置の装置本体側にリミットスイッチやマイクロスイッチ等からなる安全スイッチが設けられる一方、開閉ドアー側に安全スイッチを動作させる操作部材が設けられ、開閉ドアーが閉止されることによって安全スイッチが操作部材によりスイッチオンされて後処理装置が稼働可能状態になるようになされている。
ところで、画像形成装置に関して開閉ドアーの確実な閉止状態を確保するべく、マグネットキャッチおよび安全スイッチを採用したものとして特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載のものは、開閉ドアー開放後のメンテナンス操作等で内部の機器に所定の操作を施した場合、機器が元の状態に復元されていない状態では開閉ドアーが所定の部材に干渉し、これにより開閉ドアーを閉止することができなくなって操作部材による安全スイッチのオン操作が行い得なくなるというものである。
特開平2−151880号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにあっては、開閉ドアーを閉止することにより操作部材が安全スイッチをオン操作した状態であっても、マグネットキャッチが取り付け公差等の関係で開閉ドアーの磁性板を吸着していない場合がある。こうなると、開閉ドアーは、確実に閉止されていない、いわゆる半ドアーになっているにも拘らずに安全スイッチがオン状態になっているため、対象装置(特許文献1では画像形成装置)が稼働されてしまうことがあるという問題点が存在する。
本発明は、かかる従来の問題点を解消するためになされたものであって、装置本体側のマグネットキャッチが開閉ドアー側の磁性板を確実に吸着した状態のとき以外は、安全スイッチがオンしないようにし、これによって開閉ドアーが半ドアー状態で装置本体が稼働可能状態になることを確実に防止することができるスイッチ構造を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、所定の装置の装置本体と、この装置本体に開閉可能に設けられた開閉ドアーとの間に介設されるスイッチ構造であって、前記装置本体と前記開閉ドアーとの間には、開閉ドアーの閉止状態を維持させるドアー閉止維持手段が介設され、前記装置本体には、前記開閉ドアーの閉止でオン動作する安全スイッチが備えられ、前記開閉ドアーには、前記ドアー閉止維持手段により当該開閉ドアーの閉止が維持された状態で前記安全スイッチを押圧してオン動作させる操作部材が備えられ、前記安全スイッチの近傍には、前記開閉ドアーが閉止される直前に当該開閉ドアーを開放する方向に向けて付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、所定の装置本体の開閉ドアーを閉止することにより、開閉ドアーは、当該開閉ドアーと装置本体との間に介設されたドアー閉止維持手段によって閉止状態が維持されるとともに、開閉ドアーの閉止時に操作部材が安全スイッチを押圧し、これによって安全スイッチが所定のオン動作を行うため、装置は、このオン動作によって装置を稼働可能状態にする等の所定の状態になる。
そして、安全スイッチの近傍には、開閉ドアーが閉止される直前に当該開閉ドアーを開放する方向に向けて付勢する付勢手段が設けられているため、開閉ドアーを閉止していくと、当該開閉ドアーが完全に閉止されるまでに付勢手段の付勢力によって開閉ドアーが開放方向に向けて押圧され、これによって開閉ドアーは、付勢手段の付勢力より大きな力で押圧しなければ操作部材がマグネットキャッチに吸着された完全閉止状態にならない。
従って、開閉ドアーが完全に閉止されない、いわゆる半ドアー状態になっているときには、操作部材が安全スイッチを押圧操作することがないため、開閉ドアーが完全に閉止されていないにも拘らず安全スイッチがオン動作を行ってしまうような不都合の発生が確実に防止される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ドアー閉止維持手段は、前記装置本体側に設けられた永久磁石を備えてなるマグネットキャッチと、磁性材料によって形成された前記操作部材とによって構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、開閉ドアーを閉止することにより、この開閉ドアーに設けられた操作部材が装置本体側に設けられたマグネットキャッチに吸着され、これによって開閉ドアーの閉止状態が維持される。
このように、ドアー閉止維持手段を開閉ドアー側に設けられた磁性材料製の操作部材と、装置本体側に設けられたマグネットキャッチとで構成することにより、ドアー閉止維持手段を簡単な構造のものにした上で、開閉ドアーの確実な閉止状態が確保される。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記付勢手段は、前記操作部材を付勢するものであることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、開閉ドアーを閉止すると、付勢手段が開閉扉に設けられた操作部材を付勢するため、開閉ドアーは、この付勢手段の付勢力によって開放方向に向けて付勢される。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記装置本体側に設けられた所定の支持軸回りに回動可能に軸支され、かつ、前記付勢手段の付勢力によって前記操作部材を前記安全スイッチから離間させる方向に付勢する回動体が設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、開閉ドアーを閉止することにより、当該開閉ドアーに設けられた操作部材は、付勢手段の付勢力に抗して回動体を支持軸回りに回動させつつ安全スイッチをオン動作させるように機能する。そして、開閉ドアーが完全に閉止されていない、いわゆる半ドアーになったときには、回動体が付勢手段の付勢力により支持軸回りに回動して操作部材を外方に向かって押圧するため、操作部材は安全スイッチから離間し、これによって開閉ドアーが完全に閉止されていないにも拘らず安全スイッチがオン動作してしまうような不都合の発生が防止される。
このように、操作部材を押し戻すための構造として付勢手段の付勢力で支持軸回りに回転する回動体を採用することにより、簡単な構造でありながら操作部材に対して付勢手段の付勢力を確実に付与することが可能になる。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記装置は、予め所定の処理が施された用紙に対して所定の後処理を施す後処理装置であることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、開閉ドアーが完全に閉止されていないにも拘らずに安全スイッチのオン動作で後処理装置が稼働可能状態になるような不都合の発生が防止される。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記装置は、所定の画像情報に基づいて所定の画像形成処理を施す画像形成装置であることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、開閉ドアーが完全に閉止されていないにも拘らずに安全スイッチのオン動作で画像形成装置が稼働可能状態になるような不都合の発生が防止される。
請求項1記載の発明によれば、安全スイッチの近傍には開閉ドアーが閉止される直前に当該開閉ドアーを開放する方向に向けて付勢する付勢手段が設けられているため、開閉ドアーが完全に閉止されない、いわゆる半ドアー状態になっているときに操作部材が安全スイッチを押圧操作することがなく、従って、開閉ドアーが完全に閉止されていないにも拘らず安全スイッチがオン動作を行ってしまうような不都合の発生を確実に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、ドアー閉止維持手段が開閉ドアー側に設けられた磁性材料製の操作部材と、装置本体側に設けられたマグネットキャッチとによって構成されているため、ドアー閉止維持手段を簡単な構造のものにした上で、開閉ドアーの確実な閉止状態を確保することができる。
請求項3記載の発明によれば、付勢手段は、開閉ドアーに設けられた操作部材を付勢するようになっているため、開閉ドアーを閉止することで付勢手段が操作部材を付勢し、これによって開閉ドアーを付勢手段の付勢力以上の力で押圧しなければ閉止させられないようにすることができる。
請求項4記載の発明によれば、操作部材を押し戻すための構造として付勢手段の付勢力で支持軸回りに回転する回動体が採用されているため、簡単な構造でありながら操作部材に対して付勢手段の付勢力を確実に付与することができる。
請求項5記載の発明によれば、開閉ドアーが完全に閉止されていないにも拘らずに安全スイッチのオン動作で後処理装置が稼働可能状態になるような不都合の発生を確実に防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、開閉ドアーが完全に閉止されていないにも拘らずに安全スイッチのオン動作で画像形成装置が稼働可能状態になるような不都合の発生を確実に防止することができる。
図1および図2は、本発明に係るスイッチ構造が適用された後処理装置の一実施形態を示す外観斜視図であり、図1は、開閉ドアーが閉止された状態、図2は、開閉ドアーが開放された状態をそれぞれ示している。なお、図1および図2において、X−X方向を左右方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
図1および図2に示すように、後処理装置10は、画像形成装置19の下流側(図1の左方)の側面に接続されて当該画像形成装置19から排出される転写処理済みの用紙に対し所定の後処理を施すものであり、箱形を呈した装置本体11内に用紙に対して綴結孔であるパンチングホールを穿孔するパンチング処理部12や、その下部に設けられて用紙束に綴結処理を施すステイプル処理部13等が設けられている。
前記装置本体11の右側面111には、上下方向の中央部より若干上方位置に画像形成装置19から排出された用紙を受入れるための用紙受入れ開口112が設けられ、この用紙受入れ開口112を介して装置本体11内に導入された用紙は、前記パンチング処理部12やステイプル処理部13で所定の処理が施された後、装置本体11の左側面に設けられた排出トレー113へ向けて排出されるようになっている。
前記排出トレー113は、上下2段で形成され、下段のメイントレー113aと、上段のサブトレー113bとを備えている。前記メイントレー113aには、ステイプル処理部13においてステイプル処理の施された用紙束が排出される一方、前記サブトレー113bには、パンチング処理部12においてパンチング処理のみが施された用紙が1枚ずつ排出されるようになっている。
前記パンチング処理部12は、図2に示すように、用紙受入れ開口112の直ぐ下流側(左方位置)に設定されている。かかるパンチング処理部12には上下動する穿孔用のパンチングロッドを備えたパンチングマシン121が設けられ、このパンチングマシン121に導入された用紙は、一時停止させられたのちパンチングロッドの上下動で所定の位置にパンチングホールが穿孔されるようになっている。
前記ステイプル処理部13は、装置本体11の中央部に設定されている。かかるステイプル処理部13には、図2に示すように、装置本体11内の左上から右下に向かって斜めに配設された中間トレー131と、この中間トレー131の上面側に対向配置された蓋体132とが配設され、これら中間トレー131と蓋体132との隙間に一時貯留された複数枚の用紙(用紙束)に対して所定のステイプラーによるステイプル処理が施されるようになっている。ステイプル処理の完了した用紙束は、図略の昇降手段の駆動で中間トレー131に沿って上昇され、メイントレー113aへ排出されることになる。
そして、装置本体11には、前面より若干奥まった位置に正面板114(図2)が設けられ、この正面板114には、前記パンチング処理部12やステイプル処理部13等の内装機器の正面視の形状に沿うようにメンテナンス開口114aが設けられている。前記パンチングマシン121や中間トレー131等は、このメンテナンス開口114aを介して外部に引き出し可能になっており、引き出された状態で紙詰りの解消や各種のメンテナンス作業が行われるようになっている。
また、装置本体11における前記正面板114のさらに前方位置には、当該正面板114の前面を覆い得る開閉ドアー20が設けられている。この開閉ドアー20は、一部が前方に向けて若干膨出した平板状のドアー本体21と、このドアー本体21の図1における右側縁部から後方に向かって延設された上下方向に延びる右側縁板22と、同左側縁部から同様に形成された左側縁板23(図2)と、ドアー本体21の上縁部から図1における後方に向かって折り曲げられた状態で右側縁板22および左側縁板23間に架設された上側縁板24と、ドアー本体21の下縁部から図1における後方に向かって折り曲げられた状態で右側縁板22および左側縁板23間に架設された下側縁板25とを備えて構成されている。
前記ドアー本体21内面側には、横方向および縦方向の双方に亘って所定のリブ26がそれぞれ設けられ、これらのリブ26の存在で開閉ドアー20が強度的に丈夫なものになっている。
かかる開閉ドアー20は、前記左側縁板23と、装置本体11の前方左縁部との間に介設された上下一対の蝶板部材14を介して装置本体11に接続され、各蝶板部材14回りに正逆回動することにより、図1に示す前記メンテナンス開口114aを閉止した閉止姿勢と、前記メンテナンス開口114aを開放した開放姿勢との間で姿勢変更し得るようになっている。
また、前記正面板114におけるメンテナンス開口114aの右方上部位置には、上下方向に延びた縁部フレーム15が設けられ、閉止された開閉ドアー20の右側縁板22がこの縁部フレーム15に当止されるようになされている。かかる縁部フレーム15の下端部には、前方に向かって突設されたドアー受けガイド151が設けられ、開閉ドアー20が閉止された状態で当該開閉ドアー20の所定の横リブ261がこのドアー受けガイド151の上面に載せられるようになっている。こうすることによって閉止された状態の開閉ドアー20の蝶板部材14と反対側の縁部が下方へ向けて低下するのを確実に防止し得るようになっている。
そして、このように構成された後処理装置10において、本発明に係るスイッチ構造30は、図2の円A内に示す前記縁部フレーム15の下部位置と、この位置に対応するように図2の円B内に示す開閉ドアー20の右側縁板22の右側位置(図2では開閉ドアー20が開放されているため前方位置になっている)とにそれぞれ形成されている。
図3および図4は、スイッチ構造30の一実施形態を示す斜視図であり、図3は、操作部材80がマグネットキャッチ60から離間した状態、図4は、操作部材80がマグネットキャッチ60に吸着された状態をそれぞれ示している。なお、図3および図4において、(イ)は、正面(前面)側から見た図であり、(ロ)は、裏面(後面)側から見た図である。なお、これらの図において、XおよびYによる方向表示は、図1の場合と同様(Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
図3および図4に示すように、スイッチ構造30は、装置本体11の縁部フレーム15に固定された複合部材40と、この複合部材40と対向し、かつ、下端部が横リブ261に支持された状態で開閉ドアー20の裏面側に固定された操作部材(ドアー閉止維持手段)80とを備えた基本構成を有している。
前記複合部材40は、平面視でコ字状に折り曲げられることによって形成したU字状支持枠体41内にインターロックスイッチ(安全スイッチ)50と、前記操作部材80を吸着するマグネットキャッチ(ドアー閉止維持手段)60と、前記操作部材80に対して付勢力を付与する付勢部材70とが装着されることによって構成されている。
前記U字状支持枠体41は、左右方向一対の側板411と、これら一対の側板411間に架設された前板412とを備えて構成され、前板412上部が縁部フレーム15の下端部の裏面(後面)側にねじ止めその他で固定されることにより、前板412の略下半分が前方に向けて外部に露出した状態で当該U字状支持枠体41が装置本体11に装着されるようになっている。
前記インターロックスイッチ50は、開閉ドアー20が閉止されたか否かを検出するものであって、開閉ドアー20が閉止されたことによる前記操作部材80の作用でオン状態となり、このオン状態のインターロックスイッチ50からの検出信号に基づいて後処理装置10が稼働可能状態となるようになされている。
かかるインターロックスイッチ50は、直方体状のスイッチ本体51と、このスイッチ本体51の前方に向いた縁面に設けられた板状のストライカー52とを備えている。かかるインターロックスイッチ50は、スイッチ本体51が左側の側板411の上部位置にねじ止めその他で固定されることによりU字状支持枠体41に装着されるようになっている。
前記ストライカー52は、スイッチ本体51の前縁面における上下方向の中間位置より若干上方位置から前記前縁面と平行にかつ離間状態で垂下されているとともに、下端部がスイッチ本体51の下端よりさらに下方に突出するように長さ寸法が設定され、これによってストライカー52の下端部は、U字状支持枠体41の前板412に設けられた後述する隙間42からさらに下方に向けて突出した状態になっている。
かかるストライカー52は、前後方向に向けて撓んだ状態での弾性変形が可能なばね材などの弾性材料によって形成され、下端部に後方へ向かう力が加わることにより後方へ向かって撓むようになっている。この撓みが検出されてインターロックスイッチ50がオン動作するようになっている。
前記スイッチ本体51の上部には、図略の信号線をインターロックスイッチ50に接続するためのコネクタ53が取り付けられている。
前記マグネットキャッチ60は、磁気によって開閉ドアー20に固定された操作部材80を吸着し、これによって開閉ドアー20の閉止状態を保持するものである。かかるマグネットキャッチ60は、U字状支持枠体41における前板412の下部位置に固定されるケーシング61と、このケーシング61に磁極を前方へ向けて突出させた状態で支持された一対の永久磁石62とを備えて構成されている。前記前板412には、マグネットキャッチ60より若干上方位置に後述する操作部材80の操作板82を挿通させるための隙間42が形成されている。
前記ケーシング61は、一対の永久磁石62をそれぞれ保持するための角筒状を呈した一対の磁石保持筒611と、各磁石保持筒611の上下の面の後縁部から上下に向けて突設された各一対のフランジ部612と、各磁石保持筒611の上下の面の前縁部から突設された帯状を呈する各一対の係止帯体613とを備えている。前記各フランジ部612には、折り曲げられた係止帯体613を挿通するための挿通孔612aが穿設されている。また、各係止帯体613の先端には、返しを備えた矢尻形状の矢尻部613a(図5参照)が設けられている。
一方、前記前板412には前記各上下のフランジ部612と対向した位置に貫通孔43(図5参照)が穿設され、折り曲げられた係止帯体613がフランジ部612の挿通孔612aを介してこの貫通孔43に貫通された状態で矢尻部613aが貫通孔43の縁部に係止されることにより、マグネットキャッチ60がU字状支持枠体41に固定されるようになっている。
前記永久磁石62は直方体状を呈し、ケーシング61の磁石保持筒611内に前後方向に向けて僅かな量だけ遊動可能に、かつ、抜止め状態で装着されている。永久磁石62が遊動可能に磁石保持筒611に装着されるのは、永久磁石62と操作部材80との間の組み付け誤差を吸収させるためである。
前記付勢部材70は、図3および図4の(ロ)に示すように、U字状支持枠体41の一対の側板411間に架設された支持軸71と、この支持軸71回りに回動可能に軸支された上下方向に長尺の回動体72と、この回動体72を図3および図4の(ロ)における反時計方向に向けて付勢するコイルスプリング(付勢手段)73とを備えて構成されている。
前記支持軸71は、U字状支持枠体41における各側板411の前後方向の略中央位置であって、前記隙間42の若干下方位置に設けられている。
前記回動体72は、開閉ドアー20が閉止されることにより操作部材80の後述する操作板82によって押圧される、支持軸71より上方に位置した第1被押圧部721と、前記コイルスプリング73によって押圧される、支持軸71より下方に位置した第2被押圧部722とからなっている。
前記コイルスプリング73は、U字状支持枠体41の前板412と、回動体72の第2被押圧部722との間に圧縮状態で介設され、これによって回動体72を支持軸71回りに図3の(ロ)における反時計方向へ向けて付勢力を付与するようになっている。
前記操作部材80は、開閉ドアー20が閉止姿勢に姿勢設定された状態で前記永久磁石62に吸着させるとともに、前記ストライカー52および前記第1被押圧部721を押圧するものであり、下縁部がドアー本体21の横リブ261に支持された状態でドアー本体21の裏面側にねじ止めその他で固定されるとともに、開閉ドアー20が閉止された状態で永久磁石62に磁着される磁着板81と、この磁着板81の上縁部からU字状支持枠体41に形成された前記隙間42に向けて突設された操作板82とからなっている。
前記操作板82は、左右幅寸法が前記U字状支持枠体41の隙間42に嵌り込み得るように寸法設定されているとともに、長さ寸法(前後方向の寸法)が、開閉ドアー20を閉止した状態で後縁部の左方位置がインターロックスイッチ50のストライカー52を後方へ向かって弾性変形させ、かつ、同右方位置が回動体72の第1被押圧部721を後方に向かって押圧し得るように寸法設定されている。
従って、図3に示すように、開閉ドアー20が開放された状態(すなわち、操作部材80の操作板82が複合部材40から離間した状態)では、インターロックスイッチ50のストライカー52はオフ姿勢に姿勢設定されているとともに、回動体72は、コイルスプリング73の付勢力によって第1被押圧部721の上端部がU字状支持枠体41の前板412に当止した状態になっている。
この状態において、開閉ドアー20を閉止することにより、操作部材80の操作板82がU字状支持枠体41の前板412に設けられた隙間42を通ってU字状支持枠体41内に嵌り込み、インターロックスイッチ50のストライカー52を後方に向かって押圧するため、ストライカー52は、図4の(ロ)に示すように、弾性変形してオフ姿勢からオン姿勢に姿勢変更し、これによる検出信号の出力で後処理装置10は稼働可能状態になる。
このとき操作板82は、回動体72の第1被押圧部721を同時に押圧するため、回動体72は、コイルスプリング73の付勢力に抗して支持軸71回りに時計方向に回動することになるが、このときオペレータは、開閉ドアー20に対して大きな力を加えなければならず、この節度感によって開閉ドアー20を確実に閉止することができる。
そして、開閉ドアー20が完全に閉止された状態では、操作部材80の磁着板81がマグネットキャッチ60の永久磁石62に吸着されるため、開閉ドアー20の閉止状態が維持される一方、開閉ドアー20が完全に閉止されない、いわゆる半ドアーの状態では、回動体72の第1被押圧部721が操作板82を前方に向かって押圧するため、開閉ドアー20は開放方向に向かって蝶板部材14(図2)回りに回動し、これによって操作板82がストライカー52から離間する。従って、ストライカー52がオン姿勢になることはない。
図5は、本発明に係るスイッチ構造30の作用を説明するための正面断面視の説明図であり、(イ)は、開閉ドアー20が開放されることにより操作部材80が複合部材40から離間した状態、(ロ)は、開閉ドアー20が閉止されることにより操作部材80の操作板82がインターロックスイッチ50のストライカー52および回動体72の第1被押圧部721の双方を押圧した状態、(ハ)は、開閉ドアー20が半ドアーになった状態をそれぞれ示している。
まず、図5の(イ)に示す状態では、開閉ドアー20が開放されることによってストライカー52および回動体72に対する操作板82による押圧が解除された状態になっているため、インターロックスイッチ50がオフ状態になっているとともに、回動体72は、コイルスプリング73の付勢力によって支持軸71回りに反時計方向に向かう付勢力を受け、これによって第1被押圧部721の上端がU字状支持枠体41の前板412に当止した状態になっている。
ついで、図5の(イ)に示す状態から開閉ドアー20を閉止していくと、操作部材80の操作板82がインターロックスイッチ50のストライカー52および回動体72の第1被押圧部721を後方(図5の右方)に向かって押圧するため、ストライカー52が後方に向かって撓んでいくとともに、回動体72は、コイルスプリング73の付勢力に抗して支持軸71回りに時計方向に回動する。
そして、開閉ドアー20が完全に閉止されると、図5の(ロ)に示すように、撓んだストライカー52がインターロックスイッチ50をオンした状態になるとともに、回動体72は、コイルスプリング73の付勢力に抗して第1被押圧部721の先端がU字状支持枠体41の前板412から離間した状態になる。このときマグネットキャッチ60の永久磁石62が操作部材80の磁着板81を吸着している場合には、開閉ドアー20の閉止状態が維持されることになる。
これに対し、開閉ドアー20に対する閉止操作が緩くて当該開閉ドアー20が確実に閉止されなかったいわゆる半ドアー状態になり、これによって永久磁石62が磁着板81を吸着していないような場合には、回動体72がコイルスプリング73の付勢力によって支持軸71回りに反時計方向に向けて回動し、これによって操作部材80の操作板82が前方に向けて押圧されるため、インターロックスイッチ50のストライカー52は、図5の(ハ)に示すように、操作板82による押圧状態が解消され、これによってインターロックスイッチ50はオン状態になることがない。
従って、開閉ドアー20が完全に閉止されずに半ドアー状態になっているにも拘らず、インターロックスイッチ50がオンされてしまい、半ドアー状態のままで後処理装置10が稼働可能状態に設定されてしまうような不都合の発生が確実に防止される。
以上詳述したように、本実施形態に係るスイッチ構造30は、画像形成装置から供給された画像転写処理済みの用紙に対して所定の後処理を施す後処理装置10と、この後処理装置10に開閉可能に設けられた開閉ドアー20との間に介設されるものであり、後処理装置10には、永久磁石62を備えたマグネットキャッチ60と、開閉ドアー20の閉止でオン動作するインターロックスイッチ50とが備えられ、開閉ドアー20には、マグネットキャッチ60に吸着された状態でインターロックスイッチ50を押圧してオン動作させる操作部材80とが備えられ、インターロックスイッチ50の近傍には、開閉ドアー20が閉止される直前に開閉ドアー20を開放する方向に向けて付勢するコイルスプリング73が設けられている。
かかる構成によれば、後処理装置10の開閉ドアー20を閉止することにより、この開閉ドアー20に設けられた操作部材80が後処理装置10側に設けられたマグネットキャッチ60に吸着され、これによって開閉ドアー20の閉止状態が確保されるとともに、開閉ドアー20の閉止時に操作部材80がインターロックスイッチ50を押圧し、これによってインターロックスイッチ50が所定のオン動作を行うため、後処理装置10は、このオン動作によって後処理装置10を稼働可能状態にする等の所定の状態になる。
そして、インターロックスイッチ50の近傍には、開閉ドアー20が閉止される直前に開閉ドアー20を開放する方向に向けて付勢するコイルスプリング73が設けられているため、開閉ドアー20を閉止していくと、当該開閉ドアー20が完全に閉止されるまでにコイルスプリング73の付勢力によって開閉ドアー20が開放方向に向けて押圧され、これによって開閉ドアー20は、コイルスプリング73の付勢力より大きな力で押圧しなければ操作部材80がマグネットキャッチ60に吸着された完全閉止状態にならない。
従って、開閉ドアー20が完全に閉止されない、いわゆる半ドアー状態になっているときに操作部材80がインターロックスイッチ50を押圧操作することがなく、従って、開閉ドアー20が完全に閉止されていないにも拘らずインターロックスイッチ50がオン動作を行ってしまうような不都合の発生を確実に防止することができる。
そして、コイルスプリング73は、操作部材80を付勢するようになっているため、開閉ドアー20を閉止することでコイルスプリング73が操作部材80を付勢し、これによって開閉ドアー20をコイルスプリング73の付勢力以上の力で押圧しなければ閉止させられないようにすることができる。
また、後処理装置10側に設けられたU字状支持枠体41の支持軸71回りに回動可能に軸支され、かつ、コイルスプリング73の付勢力によって操作部材80をインターロックスイッチ50から離間させる方向に付勢する回動体72が設けられているため、開閉ドアー20を閉止することにより、当該開閉ドアー20に設けられた操作部材80は、コイルスプリング73の付勢力に抗して回動体72を支持軸71回りに回動させつつインターロックスイッチ50をオン動作させるように機能する。そして、開閉ドアー20が完全に閉止されていない、いわゆる半ドアーになったときには、回動体72がコイルスプリング73の付勢力により支持軸71回りに回動して操作部材80を外方に向かって押圧するため、操作部材80はインターロックスイッチ50から離間し、これによって開閉ドアー20が完全に閉止されていないにも拘らずインターロックスイッチ50がオン動作してしまうような不都合の発生が防止される。
このように、操作部材80を押し戻すための構造としてコイルスプリング73の付勢力で支持軸71回りに回転する回動体72が採用されているため、簡単な構造でありながら操作部材80に対してコイルスプリング73の付勢力を安定した状態で確実に付与することができる。また、操作部材80に与える付勢力の強さを、回動体72の寸法設定によって(具体的には第2被押圧部722の長さ寸法を種々設定することによって)、付勢力の強さを種々調節することができるため、スイッチ構造30を汎用性に富んだものにすることができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、本発明に係るスイッチ構造30が後処理装置10に適用されているが、本発明は、スイッチ構造30が後処理装置10へ適用されることに限定されるものではなく、所定の画像情報に基づいて所定の画像形成処理を施す画像形成装置に本発明に係るスイッチ構造30を適用してもよいし、その他、開閉ドアーの開閉動作との関連で稼働、非稼働が設定される各種の装置に適用することができる。
(2)上記の実施形態においては、後処理装置10として画像形成装置19に接続され、当該画像形成装置19から排出された転写処理済みの用紙に対してパンチング処理やステイプル処理を施すものが採用されているが、本発明は、後処理装置10が画像形成装置19に接続されるものに限定されるものではなく、通常の印刷機や、多数の用紙を頁順に揃えるソーター等の各種の装置の下流側に接続するものであってもよい。
(3)上記の実施形態においては、回動体72に付勢力を付与する付勢手段としてコイルスプリング73が採用されているが、本発明は、付勢手段がコイルスプリング73であることに限定されるものではなく、板ばねや渦巻きばね等、各種の付勢手段を採用することができる。
(4)上記の実施形態においては、インターロックスイッチ50としてオン・オフ動作するストライカー52を備えたものが採用されているが、本発明は、インターロックスイッチ50がストライカー方式のものであることに限定されるものではなく、発光素子および受光素子を備えてなる光センサを採用してもよい。光センサを採用した場合には、開閉ドアー20が閉止された状態で操作板82が発光素子から受光素子に向かう光を遮断するようにすればよい。
(5)上記の実施形態においては、ドアー閉止維持手段として装置本体11側に設けられた永久磁石62を備えてなるマグネットキャッチ60と、開閉ドアー20側に設けられた磁性材料製の操作部材80とによって構成されているが、本発明は、ドアー閉止維持手段がこれらマグネットキャッチ60と操作部材80とによって構成されることに限定されるものではなく、例えば、表面に多数の鈎状突起が植設された第1テープと、表面にこれら鈎状突起が係着される多数の逆U字状突起が植設された第2テープとからなる、いわゆる係着テープによってドアー閉止維持手段を構成してもよい。
10 後処理装置 11 装置本体
111 右側面 112 開口
113 排出トレー 113a メイントレー
113b サブトレー 114 正面板
114a メンテナンス開口 12 パンチング処理部
121 パンチングマシン 13 ステイプル処理部
131 中間トレー 132 蓋体
14 蝶板部材 15 縁部フレーム
151 ドアー受けガイド 19 画像形成装置
20 開閉ドアー 21 ドアー本体
22 右側縁板 23 左側縁板
24 上側縁板 25 下側縁板
26 リブ 261 横リブ
30 スイッチ構造 40 複合部材
41 U字状支持枠体 411 側板
412 前板 42 隙間
43 貫通孔 50 インターロックスイッチ(安全スイッチ)
51 スイッチ本体 52 ストライカー
53 コネクタ 60 マグネットキャッチ(ドアー閉止維持手段)
61 ケーシング 611 磁石保持筒
612 フランジ部 612a 挿通孔
613 係止帯体 613a 矢尻部
62 永久磁石 70 付勢部材
71 支持軸 72 回動体
721 被押圧部 722 被押圧部
73 コイルスプリング(付勢手段)
80 操作部材(ドアー閉止維持手段)
81 磁着板 82 操作板
111 右側面 112 開口
113 排出トレー 113a メイントレー
113b サブトレー 114 正面板
114a メンテナンス開口 12 パンチング処理部
121 パンチングマシン 13 ステイプル処理部
131 中間トレー 132 蓋体
14 蝶板部材 15 縁部フレーム
151 ドアー受けガイド 19 画像形成装置
20 開閉ドアー 21 ドアー本体
22 右側縁板 23 左側縁板
24 上側縁板 25 下側縁板
26 リブ 261 横リブ
30 スイッチ構造 40 複合部材
41 U字状支持枠体 411 側板
412 前板 42 隙間
43 貫通孔 50 インターロックスイッチ(安全スイッチ)
51 スイッチ本体 52 ストライカー
53 コネクタ 60 マグネットキャッチ(ドアー閉止維持手段)
61 ケーシング 611 磁石保持筒
612 フランジ部 612a 挿通孔
613 係止帯体 613a 矢尻部
62 永久磁石 70 付勢部材
71 支持軸 72 回動体
721 被押圧部 722 被押圧部
73 コイルスプリング(付勢手段)
80 操作部材(ドアー閉止維持手段)
81 磁着板 82 操作板
Claims (6)
- 所定の装置の装置本体と、この装置本体に開閉可能に設けられた開閉ドアーとの間に介設されるスイッチ構造であって、
前記装置本体と前記開閉ドアーとの間には、開閉ドアーの閉止状態を維持させるドアー閉止維持手段が介設され、
前記装置本体には、前記開閉ドアーの閉止でオン動作する安全スイッチが備えられ、
前記開閉ドアーには、前記ドアー閉止維持手段により当該開閉ドアーの閉止が維持された状態で前記安全スイッチを押圧してオン動作させる操作部材が備えられ、
前記安全スイッチの近傍には、前記開閉ドアーが閉止される直前に当該開閉ドアーを開放する方向に向けて付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とするスイッチ構造。 - 前記ドアー閉止維持手段は、前記装置本体側に設けられた永久磁石を備えてなるマグネットキャッチと、磁性材料によって形成された前記操作部材とによって構成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ構造。
- 前記付勢手段は、前記操作部材を付勢するものであることを特徴とする請求項1または2記載のスイッチ構造。
- 前記装置本体側に設けられた所定の支持軸回りに回動可能に軸支され、かつ、前記付勢手段の付勢力によって前記操作部材を前記安全スイッチから離間させる方向に付勢する回動体が設けられていることを特徴とする請求項3記載のスイッチ構造。
- 前記装置は、予め所定の処理が施された用紙に対して所定の後処理を施す後処理装置であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスイッチ構造。
- 前記装置は、所定の画像情報に基づいて所定の画像形成処理を施す画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスイッチ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005157297A JP2006328892A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | スイッチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005157297A JP2006328892A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | スイッチ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006328892A true JP2006328892A (ja) | 2006-12-07 |
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ID=37550853
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005157297A Pending JP2006328892A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | スイッチ構造 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006328892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8295716B2 (en) | 2008-12-24 | 2012-10-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Sheet processing device having user safety unit and image forming apparatus having the same |
US20170185029A1 (en) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
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JP2006053193A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-23 | Ricoh Co Ltd | 電気機器 |
-
2005
- 2005-05-30 JP JP2005157297A patent/JP2006328892A/ja active Pending
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