JP2006327598A - ディスク収納体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一度開封した後は、取り出し防止用溶着部での復元が困難な新品保証機能を有するディスク収納体において、更に容易に開封できるディスク収納体を提供する。
【解決手段】 本発明によるディスク収納体6は、不織布シート部材1と、プラスチックシート部材2から成る。不織布シート部材1と、プラスチックシート部材2の間には、ディスク3が介在している。2つのシートは、ディスク3を囲う三辺と、ディスク3の孔の部分と重なる部分が、溶着により接着されている。溶着部5が形成されていることにより、ディスク3は容易に取り出すことができない。また、溶着部5は、破断することによりディスク3を取り出すことができるが、一度破断すると復元が困難である。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明によるディスク収納体6は、不織布シート部材1と、プラスチックシート部材2から成る。不織布シート部材1と、プラスチックシート部材2の間には、ディスク3が介在している。2つのシートは、ディスク3を囲う三辺と、ディスク3の孔の部分と重なる部分が、溶着により接着されている。溶着部5が形成されていることにより、ディスク3は容易に取り出すことができない。また、溶着部5は、破断することによりディスク3を取り出すことができるが、一度破断すると復元が困難である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、CDやDVD等のディスクを収納するディスク収納体に関する。
コンピュータ用ソフトウェアは、CDやDVD等の記録媒体に記録され、説明書等と共に販売されている。CDやDVD等のディスクは、一方の面にソフトウェアの情報を記録し、他方の面に内容表示等の印刷がされる。このディスクの収納体として汎用的に用いられているものは、情報の記録面側を保護する不織布製のシート部材と、内容表示等が収納体外側からも見える透明なプラスチック製のシート部材から成っている。また、この2つの部材はディスクが取り出せる開口部を除いて溶着されている(特許文献1)。
このような収納体は、開口部にディスク取り出し防止用溶着部を2箇所設置し、一度開封した後は、取り出し防止用接着部での復元が困難な機能を備える。これにより、販売者は新品を保証することができ、購買者は新品と中古品を見分けることができる。
特開2004−142794号公報、段落0010〜0013、図1
本発明は、上述した新品保証機能を維持しつつ、大量に生産されるディスク収納体の更なるコストダウンを図ることを目的とする。また、本発明は、使用者がディスク収納体を開封する際に容易に開封することができるディスク収納体を提供することを他の目的とする。
本発明に係るディスク収納体は、少なくとも1枚がプラスチック製である複数枚のシート部材から成り、ディスクを取り出すことができる開口部分を除く縁を溶着して形成されるディスク収納体において、前記ディスクの取り出しを防止する取り出し防止用溶着部を有し、前記取り出し防止用溶着部はディスク収納時に前記ディスクの中心部の孔が位置する前記ディスク収納体中心領域に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、従来技術と比較して、取り出し防止用溶着部がディスク中心部に集中するため、ディスク収納体生産時のコスト削減及び作業の簡易化が図れる。また、溶着部を破りディスクを取り出す際にも、開封時に加える力がわずかで済むため握力のない人でも容易に開封してディスクを取り出すことができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るディスク収納体の上面図である。図2は図1のA−A’線に沿って切断した断面図である。
このディスク収納体6は、ポリエチレン繊維,ポリプロピレン繊維等のプラスチック繊維からなる矩形状の不織布シート部材1と、ポリエチレンテレフタレート,ポリエチレン,ポリプロピレン等からなる透明なプラスチックシート部材2を重ね合わせて構成されている。この2枚のシート部材1,2は、溶着部4,5によって接着されている。溶着部4は、2枚のシート部材1,2の三辺の縁に設置されている。溶着部5は、ディスク取出し防止用溶着部で、ディスク収納体6にディスク3を収容した状態で、ディスク3の中心孔3aが位置するディスク収納体6の中心部領域に設置されている。また、溶着部5は、1つの点状である。
次に、このように構成されたディスク収納体の効果について説明する。
ディスク3は、ディスク収納体6に収納され販売される。ディスク3は、溶着部5によって、容易にディスク収納体6の外に取り出せないようになっている。購買者は、溶着部5が接着されている状態であることを確認することで、ディスク3が新品であることを判別することができる。また、購買者がディスク3を使用するときには、溶着部5を破り、ディスク3を取り出すことができる。溶着部5は、ディスク収納体6の中心部に一箇所のみ設置されているため、購買者が溶着部5を破るときに加える力はわずかで済む。また、溶着部5を破り開封したディスク収納体6は、溶着部5での復元は困難である。
更に、このように構成されたディスク収納体6の生産工程を説明する。
適当な大きさに切断した不織布シート部材1と、不織布シートと同じ大きさに切断したプラスチックシート部材2を重ねる。次に、四角形の2つのシートの三辺を溶着し、溶着部4を形成する。三辺が溶着された収納体に、ディスク3を収納する。最後に、ディスク3の中心孔3a部分と重なるよう、収納体中心部を溶着し、溶着部5を形成する。これにより、本実施形態を実現することができる。
更に、他のディスク収納体6の生産工程を説明する。
不織布シートの上に、複数のディスク6を配置する。次に、複数のディスク3の上にプラスチックシートを重ねる。更に、複数のディスク3を囲む三辺と、複数のディスク3の孔の部分に重なるシート部分を溶着により接着する。最後に、適当な大きさになるように各ディスク収納体の間を裁断する。これにより、本実施形態を実現することができる。
また、本実施形態では、溶着部5をディスク3の孔の中心と重なる部分に設置したが、図3に示すように、ディスク3の孔の中心より下に設置することでも本発明を実施することができる。これにより、ディスク3のディスク収納体7内での移動を規制してディスク3をディスク収納体7内で固定することができる。
なお、取り出し防止用溶着部は、複数の点状であっても良い。溶着部が複数であっても、溶着部がディスク3の中心孔3a部分に集中していれば、溶着ヘッドの先端を分岐構造とすることにより、工程は1つの溶着部5を形成する場合と大きく変わることはない。
また、取り出し防止用溶着部の形状は、点状のみならず、線状、十字状,丸状等、他の形状とすることもできる。いずれも、ディスク保持能力と、開封時の破壊容易性を勘案して設定すればよい。
1…不織布シート部材、2…プラスチックシート部材、3…ディスク、4,5…溶着部、6,7…ディスク収納体。
Claims (1)
- 少なくとも1枚がプラスチック製である複数枚のシート部材から成り、
ディスクを取り出すことができる開口部分を除く縁を溶着して形成されるディスク収納体において、
前記ディスクの取り出しを防止する取り出し防止用溶着部を有し、
前記取り出し防止用溶着部はディスク収納時に前記ディスクの中心部の孔が位置する前記ディスク収納体中心領域に形成されている
ことを特徴とするディスク収納体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005150342A JP2006327598A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ディスク収納体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005150342A JP2006327598A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ディスク収納体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006327598A true JP2006327598A (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=37549710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005150342A Withdrawn JP2006327598A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | ディスク収納体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006327598A (ja) |
-
2005
- 2005-05-24 JP JP2005150342A patent/JP2006327598A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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