JP2006327366A - 車両用サンシェード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
スムーズな格納動作を実現したサンシェード装置を提供すること。
【解決手段】
ルーフパネル13の下方に設けられ、開口14aを備えた天井部材14と、天井部材14の開口14aを開閉すべくスライドするパネル11と、開口14aを開閉すべくパネル11から駆動力を受けてスライドするパネル12と、所定のスライド位置においてパネル12をパネル11に対して上方に持ち上げる傾斜部16c、16dと、パネル11に設けられ、持ち上げられたパネル12をパネル11のスライド方向に関して移動自在に案内するスライダ21とを備えるスライドサンシェード10において、スライダ21及びパネル12に回転自在に連結する連結リンク20と、スライダ21に常時当接すべく連結リンク20に保持され、パネル12がパネル11に対して上方に持ち上げられる場合にスライダ21上を転がるローラ23とを備える構成としたこと。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両用サンシェード装置に関する。
公知のサンシェード装置が、後述の特許文献1に記載されている。この装置は、車両のルーフに形成された開口を開閉すべくルーフに対してスライドする第1パネルと、開口を開閉すべく第1パネルから駆動力を受けてスライドする第2パネルと、所定のスライド位置において第2パネルを第1パネルに対して上方に持ち上げる持ち上げ機構と、第1パネルに設けられ、第1パネルのスライド方向に延在するガイド溝とを備えている。ガイド溝には、第2パネルに設けられた連結ピンが移動自在に連結している。ガイド溝には、傾斜部が設けられている。第1パネルの駆動力は、傾斜部及び連結ピンを介して第2パネルに伝達される。
特開2003−48433号公報
上述の装置においては、第1パネルの傾斜部が第2パネルの連結ピンを押すことで、駆動力が第1パネルから第2パネルに伝達される。持ち上げ機構により第2パネルが第1パネルに対して上方に持ち上げられる場合、連結ピンは、ガイド溝の傾斜部に押し付けられた状態で、同傾斜部上をスライドする。この構造においては、連結ピンと傾斜部との間に大きな摩擦(すべり摩擦)が作用する。この摩擦により、第2パネルが第1パネルに対して上方に持ち上げられる動き(格納動作)が妨げられるおそれがあった。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、スムーズな格納動作を実現したサンシェード装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、車両のルーフパネルの下方に設けられ、開口を備えた天井部材と、該天井部材の開口を開閉すべく前記ルーフパネルに対してスライドする第1パネルと、前記開口を開閉すべく前記第1パネルから駆動力を受けてスライドする第2パネルと、所定のスライド位置において前記第2パネルを前記第1パネルに対して上方に持ち上げる持ち上げ機構と、前記第1パネルに設けられ、前記持ち上げ機構により持ち上げられた前記第2パネルを前記第1パネルのスライド方向に関して移動自在に案内するガイド部と、を備える車両用サンシェード装置において、前記ガイド部と前記第2パネルの間に設けられ、前記ガイド部及び前記第2パネルに回転自在に連結するリンク部材と、前記ガイド部に常時当接すべく前記リンク部材に保持され、前記持ち上げ機構により前記第2パネルが前記第1パネルに対して上方に持ち上げられる場合に前記ガイド部上を転がる転動体と、を備える構成としたことである。
好ましくは、請求項2に記載の様に、前記転動体は、持ち上げられた前記第2パネルに対して前記第1パネルが前記ガイド部を介して前記スライド方向に移動する場合に前記ガイド部上を転がると良い。
好ましくは、請求項3に記載の様に、前記リンク部材と前記第2パネルとの間に設けられ、前記リンク部材を前記第2パネルに対して下方に回転付勢する付勢部材を備えると良い。
好ましくは、請求項4に記載の様に、前記転動体のうち少なくとも前記ガイド部に当接する部分はゴムで形成されると良い。
請求項1に記載の発明によれば、持ち上げ機構により第2パネルが第1パネルに対して上方に持ち上げられる場合に、リンク部材に保持された転動体が、第1パネルのガイド部上を転がる。この構造においては、転動体とガイド部との間には、転がり摩擦が作用する。これは、すべり摩擦に比べてはるかに小さく、第2パネルが第1パネルに対して上方に持ち上げられる動き(格納動作)を妨げない。また、リンク部材に保持された転動体は、第1パネルのガイド部に常時当接するので、ガイド部が設けられる第1パネルとリンク部材に連結される第2パネルとが格納動作時に互いにがたつかない。以上により、サンシェード装置におけるスムーズな格納動作が実現される。
請求項2に記載の発明によれば、リンク部材に保持された転動体は、持ち上げられた第2パネルに対して第1パネルがガイド部を介してスライド方向に移動する場合に、ガイド部上を転がる。これにより、第2パネルの下方にて第1パネルがスライド方向に移動する場合に、第1パネルと第2パネルとが互いにがたつくことがなく、サンシェード装置における安定した作動が確保される。
請求項3に記載の発明によれば、リンク部材と第2パネルとの間に設けられる付勢部材により、リンク部材が第2パネルに対して下方に回転付勢される。この構造においては、リンク部材にガイド部を介して連結される第1パネルが、第2パネルに対して下方に付勢される。つまり、第1パネルに対して第2パネルが上方に付勢される。これにより、第2パネルが第1パネルに対して上方に持ち上げられる動き(格納動作)が付勢部材の付勢力によって補助されることとなり、サンシェード装置における格納動作がよりスムーズに行われる。
請求項4に記載の発明によれば、転動体のうち少なくともガイド部に当接する部分はゴムで形成される。この構造においては、ゴムの持つ弾性により、転動体がガイド部上を転がる時の第1パネルと第2パネルとの間のがたつきがさらに防止されると共に、第1パネルと第2パネルとの間にて生じる作動音が軽減される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1は、本発明に係るスライドサンシェード10(車両用サンシェード装置)の構造を概略的に示す図である。図2は、スライドサンシェード10の断面図(図1におけるII−II線に沿う断面図)である。
スライドサンシェード10は、2枚のパネル11,12を備えている。車両のルーフパネル13の下方には、天井部材14が設けられている。天井部材14(天井部材)は、車室における天井の内装の一部を形成するもので、開口14aを備えている。天井部材14の上方には、ガラスパネル15a、15bが配置されている。ガラスパネル15a、15bは、ルーフパネル13に固定されている。ガラスパネル15aは、開口14aの上方に配置されている。スライドサンシェード10は、ガラスパネル15aの下方にて、天井部材14に形成された開口14aを開閉する。これにより、ガラスパネル15a、15bを介した車室内への日射の射し込みが調節される。
スライドサンシェード10を形成するパネル11(第1パネル)、パネル12(第2パネル)は、ルーフパネル13の左右方向の各側縁に設けられたガイドレール16により、上下方向(図1にて紙面に直交する方向)の移動は規制され且つ前後方向にスライド自在に支持されている。パネル11とパネル12との間には、連結リンク20が設けられている。連結リンク20は、パネル11とパネル12とを連結している。連結リンク20の構造に関しては後述する。ガイドレール16は、前後方向に延在している。
パネル11における左右方向の各側縁には、駆動シュー17が固定されている。駆動シュー17は、ギヤケーブル18を介して駆動機構19に連結されている。駆動機構19のモータが給電されると、その通電方向に応じて、ギヤケーブル18は、ガイドレール16に沿って後方に移動するか、あるいは、前方に移動する。これにより、ギヤケーブル18に連結された駆動シュー17は、ガイドレール16に沿って移動し、駆動シュー17に固定されたパネル11は、ガイドレール16に沿ってスライドする。つまり、パネル11は、駆動機構19の駆動力を受けて、ルーフパネル13に対してスライドする。
次に、パネル11とパネル12との間に設けられる連結リンク20について、図3乃至図5を参照して説明する。図3及び図4は、パネル11、パネル12、及びこれらを支持するガイドレール16の構造を示す斜視図であり、図1における左方の側のみが描かれている。図5は、連結リンク20及びその周辺構造を示す図である。
スライドサンシェード10は、パネル11,12のスライド動作により、パネル11,12が前後方向に並んで配置される展開状態(図3示)と、パネル11,12が所定のスライド位置において上下方向に互いに重なり合うように配置される格納状態(図4示)との間で作動する。スライドサンシェード10は、後述する所定の格納動作を経て、展開状態から格納状態に移行する。
パネル11、パネル12における左右方向の各側縁には、スライダ21、スライダ22が設けられている(図3及び図4においては各々1つずつ示す)。これらスライダ21,22は、ガイドレール16によって支持される。
ガイドレール16には、共に前後方向に延在する上溝16aと、下溝16bが設けられている。上溝16a及び下溝16bは、左右方向に関して凹状に形成されている。上溝16aは、下溝16bの上方にて、下溝16bに沿って延在している。上溝16a、下溝16bにおける後端には、傾斜部16c、傾斜部16bがそれぞれ設けられている。傾斜部16c及び傾斜部16b(持ち上げ機構)は、左右方向に関して凹状に形成されている。傾斜部16cは、上溝16aに連続して設けられ、上溝16aに対して上方に傾斜している。傾斜部16bは、下溝16bに連続して設けられ、下溝16aに対して上方に傾斜している。
スライダ21(ガイド部)は、ガイドレール16の下溝16b内にて、前後方向にスライドする。パネル11は、スライダ21を介して、ガイドレール16に支持されている。スライダ21には、ガイド溝21aが形成されている。ガイド溝21aは、ガイドレール16に沿って前後方向、すなわち、パネル11,12のスライド方向に延在している。ガイド溝21aは、左右方向に関して、凹状に形成されている。スライダ21は、駆動シュー17(図1参照)に固定されている。駆動機構19(図1参照)の駆動力は、スライダ21を介してパネル11に伝達される。
スライダ22には、前支持部22aと、後支持部22bとが設けられている。前支持部22aは、ガイドレール16の上溝16a内にて前後方向にスライドする。後支持部22aは、ガイドレール16の下溝16b内にて前後方向にスライドする。パネル12は、スライダ22を介して、ガイドレール16に支持されている。
連結リンク20 (リンク部材)は、スライダ21とスライダ22との間に設けられ、スライダ21とスライダ22とを連結している。連結リンク20の一端20aは、スライダ21に形成されたガイド溝21aに連結されている。連結リンク20の一端20aは、ガイド溝21aに対して回転自在で、且つガイド溝21a内にて前後方向にスライド自在である。つまり、連結リンク20は、パネル11に回転自在に連結している。連結リンク20の他端20bは、支持軸20cを介して、スライダ22に連結されている。連結リンク20の他端20bは、スライダ22に対して回転自在である。つまり、連結リンク20は、パネル12に回転自在に連結している。
連結リンク20にて、一端20aと他端20bとの間には、ローラ23が設けられている。ローラ23(転動体)は、連結リンク20により回転自在に支持されている。ローラ23は、パネル11のスライダ21に常時当接する。ローラ23のうち、スライダ21に当接する部分は、ゴム等の緩衝材(緩衝作用を持つ材料)で形成されている。スライドサンシェード10の展開状態(図1及び図3示)において、ローラ23は、前後方向に関してスライダ21に係合する。
連結リンク20とスライダ22との間には、スプリング24が設けられている。スプリング24(付勢部材)は、コイル部を持つ公知のねじりばね(トーション・スプリング)である。連結リンク20は、支持軸20cにて、スプリング24のコイル部を保持している。スプリング24の一端24aは、連結リンク20に係止され、他端24bは、スライダ22に係止されている。スライダ22は、スプリング24を介して、連結リンク20を、支持軸20cを中心に図4示反時計回り方向に回転するように常時付勢している。つまり、スプリング24は、連結リンク20をスライダ22に対して下方(一方向)に回転付勢している。
以下、スライドサンシェード10の格納動作について、図6(a)〜(c)を参照して説明する。図6(a)〜(c)は、スライドサンシェード10の格納動作を模式的に示す図である。
図6(a)は、スライドサンシェード10の展開状態を示す。この状態においては、パネル11のスライダ21とパネル12のスライダ22とが前後方向に並んで配置されている(図3参照)。スライダ21は、ガイドレール16の下溝16bに支持されている。スライダ22は、前支持部22a、後支持部22bを介して、ガイドレール16の上溝16a、下溝16bにそれぞれ支持されている。連結リンク20の一端20aは、スライダ21のガイド溝21aの後端に位置している。連結リンク20に保持されたローラ23は、スライダ21に当接している。
図6(a)に示す展開状態において、駆動機構19(図1参照)のモータが給電されると、モータにて発生した駆動力が駆動シュー17を介してスライダ21に伝達され、スライダ21がガイドレール16に沿って後方(図5示右方)にスライドする。このとき、スライダ22も、スライダ21から駆動力を受けて、スライダ21と共にガイドレール16に沿って同方向(後方)にスライドする。
スライダ21及びスライダ22が所定のスライド位置に到達すると、スライダ22の前支持部22a、後支持部22bは、上溝16aに連続する傾斜部16c、下溝16bに連続する傾斜部16dにそれぞれ進入する。傾斜部16cは、上溝16aに対して上方に傾斜し、傾斜部16dは、下溝16bに対して上方に傾斜している。したがって、スライダ21が後方にスライドするにつれて、図6(b)に示す様に、スライダ22は、スライダ21から後方に押されつつ、スライダ21に対して上方に持ち上げられる。スライダ22が持ち上げられる間、連結リンク20の一端20aは、スライダ21(ガイド溝21a)に対して回転し、連結リンク20の他端20bは、スライダ22に対して回転する。また、連結リンク20に保持されたローラ23は、スライダ21に当接したままスライダ21上を転がる。
図6(b)に示す状態にて、スライダ21がさらに後方にスライドすると、スライダ22は、スライダ21に対してさらに上方に持ち上げられる。これにともなって、連結リンク20は、スライダ21及びスライダ22に対してさらに回転し、連結リンク20に保持されたローラ23は、前後方向に関してスライダ21から離脱する。この段階で、スライダ21は、ガイド溝21aを介して、持ち上げられたスライダ22に対して前後方向(第1パネルのスライド方向)にスライド自在となっている。したがって、持ち上げられたスライダ22に対してスライダ21がさらに後方にスライドすることで、図6(c)に示す様に、スライダ21の上方にスライダ22が重ねられる。図6(c)は、スライドサンシェード10の格納状態(図4参照)を示す。持ち上げられたスライダ22の下方にてスライダ21がスライドする間、連結リンク20に保持されたローラ23は、スライダ21上を転がる。
なお、以上の説明においては、開口14aの上方に配置されたガラスパネル15aがルーフパネル13に固定される例を示したが、これに限定されない。例えば、図7に示す様に、ルーフパネル13’に形成された開口13a’がガラスパネル15a’によって開閉される構造、すなわち、可動のガラスパネル15a’を備えた公知のサンルーフ装置においても、本発明のスライドサンシェード10を適用することができる。
また、連結リンク20とスライダ22との間にスプリング24が設けられる例を示したが、必ずしもスプリング24を設ける必要はない。
以上説明した様に、本発明のスライドサンシェード10によれば、ガイドレール16の傾斜部16c、16dによりパネル12がパネル11に対して上方に持ち上げられる場合に、連結リンク20に保持されたローラ23が、パネル11のスライダ21上を転がる。この構造においては、ローラ23とスライダ21との間には、転がり摩擦が作用する。これは、すべり摩擦に比べてはるかに小さく、パネル12がパネル11に対して上方に持ち上げられる動き(格納動作)を妨げない。また、連結リンク20に保持されたローラ23は、パネル11のスライダ21に常時当接するので、スライダ21が設けられるパネル11と連結リンク20に連結されるパネル12とが格納動作時に互いにがたつかない。以上により、スライドサンシェード10におけるスムーズな格納動作が実現される。
また、本発明によれば、連結リンク20に保持されたローラ23は、持ち上げられたパネル12に対してパネル11がスライダ21を介して後方に移動する場合に、スライダ21上を転がる。これにより、パネル12の下方にてパネル11が後方に移動する場合に、パネル11とパネル12とが互いにがたつくことがなく、スライドサンシェード10における安定した作動が確保される。
また、本発明によれば、連結リンク20とパネル12との間に設けられるスプリング24により、連結リンク20がパネル12に対して下方に回転付勢される。この構造においては、連結リンク20にスライダ21を介して連結されるパネル11が、パネル12に対して下方に付勢される。つまり、パネル11に対してパネル12が上方に付勢される。これにより、パネル12がパネル11に対して上方に持ち上げられる動き(格納動作)がスプリング24の付勢力によって補助されることとなり、スライドサンシェード10における格納動作がよりスムーズに行われる。
また、本発明によれば、ローラ23のうち少なくともスライダ21に当接する部分はゴムで形成される。この構造においては、ゴムの持つ弾性により、ローラ23がスライダ21上を転がる時のパネル11とパネル12との間のがたつきがさらに防止されると共に、パネル11とパネル12との間にて生じる作動音(異音)が軽減される。
本発明に係るスライドサンシェード10の構造を概略的に示す図。 スライドサンシェード10の断面図(図1におけるII−II線に沿う断面図)。 パネル11、パネル12、及びこれらを支持するガイドレール16の構造を示す斜視図(スライドサンシェード10の展開状態)。 パネル11、パネル12、及びこれらを支持するガイドレール16の構造を示す斜視図(スライドサンシェード10の格納状態) 連結リンク20及びその周辺構造を示す図。 スライドサンシェード10の格納動作を模式的に示す図。 本発明の他の実施形態を示す図。
符号の説明
10 スライドサンシェード(車両用サンシェード装置)
11 パネル(第1パネル)
12 パネル(第2パネル)
13 ルーフパネル
14 天井部材
14a 開口
16c 傾斜部(持ち上げ機構)
16d 傾斜部(持ち上げ機構)
20 連結リンク(リンク部材)
21 スライダ(ガイド部)
23 ローラ(転動体)
24 スプリング(付勢部材)

Claims (4)

  1. 車両のルーフパネルの下方に設けられ、開口を備えた天井部材と、
    該天井部材の開口を開閉すべく前記ルーフパネルに対してスライドする第1パネルと、
    前記開口を開閉すべく前記第1パネルから駆動力を受けてスライドする第2パネルと、
    所定のスライド位置において前記第2パネルを前記第1パネルに対して上方に持ち上げる持ち上げ機構と、
    前記第1パネルに設けられ、前記持ち上げ機構により持ち上げられた前記第2パネルを前記第1パネルのスライド方向に関して移動自在に案内するガイド部と、
    を備える車両用サンシェード装置において、
    前記ガイド部と前記第2パネルの間に設けられ、前記ガイド部及び前記第2パネルに回転自在に連結するリンク部材と、
    前記ガイド部に常時当接すべく前記リンク部材に保持され、前記持ち上げ機構により前記第2パネルが前記第1パネルに対して上方に持ち上げられる場合に前記ガイド部上を転がる転動体と、
    を備えることを特徴とする車両用サンシェード装置。
  2. 前記転動体は、持ち上げられた前記第2パネルに対して前記第1パネルが前記ガイド部を介して前記スライド方向に移動する場合に前記ガイド部上を転がる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用サンシェード装置。
  3. 前記リンク部材と前記第2パネルとの間に設けられ、前記リンク部材を前記第2パネルに対して下方に回転付勢する付勢部材
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用サンシェード装置。
  4. 前記転動体のうち少なくとも前記ガイド部に当接する部分はゴムで形成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両用サンシェード装置。
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