JP2006327333A - パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タイロッド長さを確保し、設計の自由度の大きいパワーステアリング装置の提供。
【解決手段】タイロッド20、21を第1、第2パワーシリンダ5、6よりも軸方向において長さが短いラックバー4の両端に設けるようにし、タイロッド20と転舵力発生装置80との接続部と、タイロッド21と転舵力発生装置80との接続部との距離を小さくし、転舵力発生装置80と転舵輪22、23との車幅方向の距離を大きく設けることができる。転舵力発生装置80の軸方向長さを短縮するために、ラックバー4と第1、第2パワーシリンダ5、6とは、異なる軸上に平行に設けている。2つのパワーシリンダ、第1パワーシリンダ5と、第2パワーシリンダ6とを、ラックバー4を収容するラックハウジング40に対して対称に配置するようにした。この構成により、接続部70aと接続部71aとには互いに逆側の曲げ応力が発生し、応力を打ち消すことができる。
【選択図】図1
【解決手段】タイロッド20、21を第1、第2パワーシリンダ5、6よりも軸方向において長さが短いラックバー4の両端に設けるようにし、タイロッド20と転舵力発生装置80との接続部と、タイロッド21と転舵力発生装置80との接続部との距離を小さくし、転舵力発生装置80と転舵輪22、23との車幅方向の距離を大きく設けることができる。転舵力発生装置80の軸方向長さを短縮するために、ラックバー4と第1、第2パワーシリンダ5、6とは、異なる軸上に平行に設けている。2つのパワーシリンダ、第1パワーシリンダ5と、第2パワーシリンダ6とを、ラックバー4を収容するラックハウジング40に対して対称に配置するようにした。この構成により、接続部70aと接続部71aとには互いに逆側の曲げ応力が発生し、応力を打ち消すことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ドライバの操舵力を油圧によるアシスト力により補助するパワーステアリング装置に関する。
この種の技術としては、ラックピニオン型パワーステアリング装置において、ラック及びピニオンとは別体にピストンシリンダユニットが設けられ、ラックとピストンロッドとがリンクによって接続されており、ピストンロッドの両端には転舵輪とを繋ぐタイロッドが接続されているものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特表平6−500290号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、タイロッドはピストンロッドの両端に接続されているので、左右のタイロッド間の距離は少なくともピストンがストロークできる範囲以上に制限される。よって、ピストンロッドの端部と転舵輪との間が狭くなるので、アッカーマンエラー等を小さくするにあたって設計自由度が小さくなるといった問題がある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、アッカーマンエラー等を小さくするための設計自由度を確保可能なパワーステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の発明のパワーステアリング装置では、ピニオン軸と、ピニオン軸と噛合うとともに、継ぎ手を介して転舵輪に接続されるラックバーと、一対の液圧室を備え、シリンダハウジングに対してピストンロッドが軸方向移動可能に設けられたパワーシリンダと、パワーシリンダの液圧室に選択的に液圧を供給する油圧源と、ラックバーを軸方向移動可能に収容するハウジングと、ハウジングとシリンダハウジングとを接続する第1連結手段と、ラックバーとピストンロッドとを接続する第2連結手段と、を備えた。
第2の発明のパワーステアリング装置では、ピニオン軸と、ピニオン軸と噛合うとともに、継ぎ手を介して転舵輪に接続されるラックバーと、一対の液圧室を備え、シリンダハウジングに対してピストンロッドが軸方向移動可能に設けられたパワーシリンダと、パワーシリンダの液圧室に選択的に液圧を供給する油圧源と、ラックバーを軸方向移動可能に収容するハウジングと、ハウジングとピストンロッドとを接続する第1連結手段と、ラックバーとシリンダハウジングとを接続する第2連結手段と、を備えた。
アッカーマンエラー等を小さくするための設計自由度を確保可能なパワーステアリング装置を提供することができる。
以下、第1の発明及び第2のパワーステアリング装置を実現する最良の形態を、図面に基づき説明する。
まず、本実施例におけるパワーステアリング装置の構成を説明する。
図1はパワーステアリング装置のシステム図である。
パワーステアリング装置は、ステアリングホイール1と、ステアリングホイール1に入力された操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ2と、操舵トルクを転舵輪22、23の転舵力に変換し、また操舵トルクに応じてアシスト力を発生させる転舵力発生装置80と、転舵力発生装置80内の第1、第2パワーシリンダ5、6に圧油を供給する油圧源としてのモータ7a、ポンプ7bと、モータ7aやフェイルセーフ弁8を制御する電子制御装置(以下、ECUと称す)9と、転舵力発生装置80に接続し、転舵力を転舵輪22、23に伝達するタイロッド20、21と、から構成される。
ECU9は、起動時にはノーマルオープンのフェイルセーフ弁8を遮断して、油路10と油路11との間の油の移動を遮断する。ステアリングホイール1が操舵され、操舵トルクセンサ2から操舵トルク情報が入力されると、操舵トルクに応じたアシストトルクを発生させるためにモータ7aによりポンプ7bを駆動する。ステアリングホイール1が左に操舵されたときには、油路12、14を介して、第1、第2パワーシリンダ5、6の左液室50、60に圧油が供給され、左側の操舵に対してアシストトルクを発生させる。一方、ステアリングホイール1が右に操舵されたときには、油路13、15介して、第1、第2パワーシリンダ5、6の右液室51、61に圧油が供給され、右側の操舵に対してアシストトルクを発生させる。
図2は、転舵力発生装置80の拡大図である。
第1、第2パワーシリンダ5、6は、中空に形成された第1、第2シリンダハウジング52、62内部にピストン53、63が設けられる。第1、第2シリンダハウジング52、62の両端には封止部55、65が設けられる。ピストン53、63は、第1、第2シリンダハウジング52、62内を、左液室50、60と右液室51、61とに分割している。
ピストン53、63には、ピストン53、63と一体に移動する第1、第2ピストンロッド54、64が接続される。この第1、第2ピストンロッド54、64は、ピストン53、63を中心として、左右の長さはそれぞれピストン53、63のストローク量以上に形成されており、第1、第2ピストンロッド54、64の端部は封止部55、65を貫通して、第1、第2シリンダハウジング52、62の外部に突出している。
第1、第2シリンダハウジング52、62内の左液室50、60と右液室51、61とは、ピストン53、63及び封止部55、65に設けられたシール53a、63a、55a、65aによって、ピストン53、63及び第1、第2ピストンロッド54、64を軸方向に摺動可能にしつつ液密に保たれている。
ピニオン軸3は、ラックバー4と噛合い、ラックバー4の両端にはタイロッド20、21が接続される。ラックバー4は中空に形成されたラックハウジング40内に収容される。
なお、ラックバー4と第1、第2ピストンロッド54、64は後述する第2、第4連結部材70、71により連結され、軸方向に一体に移動する。よって、ピストン53、63のストローク量は少なくともラックバー4の移動量以上に形成されており、第1、第2ピストンロッド54、64の両端間の長さは少なくとも、ピストン53、63のストローク量の2倍以上に形成されている。つまり、ラックバー4の軸方向長さは、第1、第2パワーシリンダ5、6の軸方向長さよりも短く形成することが可能である。
ラックバー4、及び第1、第2パワーシリンダ5、6によって発生する転舵力は左右のタイロッド20、21と図示しないナックルアームとを介して転舵輪22、23に伝達される。なお、タイロッド20、21は本発明の継ぎ手に相当する。
第1シリンダハウジング52とラックハウジング40とは第1連結部材72によって連結され、第2シリンダハウジング62とハウジング4とは第3連結部材73によって連結される。
第1ピストンロッド54とラックバー4とは第2連結部材70によって連結され、第1ピストンロッド54とラックバー4とは第4連結部材71によって連結される。第2、第4連結部材70、71と第1、第2ピストンロッド54、64とは、第1、第2ピストンロッド54、64の両端で接続部70b、71bにおいて接続されている。一方、第2、第4連結部材70、71とラックバー4とは、ラックバー4の両端で接続部70a、において接続されている。
[ラックバー及びタイロッドの詳細]
タイロッド20、21及びナックルアームの設計によって、アッカーマン特性に応じた転舵時の内外輪の切れ角を設定する。タイロッド20と転舵力発生装置80との接続部と、タイロッド21と転舵力発生装置80との接続部と、の距離が大きければ、転舵力発生装置80と転舵輪22、23との車幅方向の距離が小さくなり、タイロッド20、21の長さやナックルアームの取り付け角度等の設計自由度が低下してしまう。
タイロッド20、21及びナックルアームの設計によって、アッカーマン特性に応じた転舵時の内外輪の切れ角を設定する。タイロッド20と転舵力発生装置80との接続部と、タイロッド21と転舵力発生装置80との接続部と、の距離が大きければ、転舵力発生装置80と転舵輪22、23との車幅方向の距離が小さくなり、タイロッド20、21の長さやナックルアームの取り付け角度等の設計自由度が低下してしまう。
また、サスペンション機構のロアリンク等の設計は、タイロッド20、21の長さに応じて決まってくる。タイロッド20と転舵力発生装置80との接続部と、タイロッド21と転舵力発生装置80との接続部と、の距離が大きければ、タイロッド20、21の長さの制約が大きくなり、ロアリンク等の設計自由度が低下する。
そこで本実施例では、タイロッド20、21を第1、第2パワーシリンダ5、6よりも軸方向において長さが短いラックバー4の両端に設けるようにした。この構成により、タイロッド20と転舵力発生装置80との接続部と、タイロッド21と転舵力発生装置80との接続部との距離を小さくできるので、転舵力発生装置80と転舵輪22、23との車幅方向の距離を大きく設けることができる。
[パワーシリンダの配置]
[パワーシリンダの配置]
本実施例では、転舵力発生装置80の軸方向長さを短縮するために、ラックバー4と第1、第2パワーシリンダ5、6とは、異なる軸上に平行に設けている。
第1パワーシリンダ5のみをラックバー4に平行に設けた場合、ラックバー4と第2連結部材70との接続部70a、及び第1パワーシリンダ5と第2連結部材70との接続部70bにおいて曲げ応力が発生してしまい、第1パワーシリンダ5、ラックバー4、第2連結部材70の耐久性を悪化させてしまう虞がある。
そこで本実施例では、2つのパワーシリンダ、第1パワーシリンダ5と、第2パワーシリンダ6とを、ラックバー4を収容するラックハウジング40に対して対称に配置するようにした。この構成により、接続部70aと接続部71aとには互いに逆側の曲げ応力が発生し、応力を打ち消すことができる。また、2つのパワーシリンダ、第1パワーシリンダ5と、第2パワーシリンダ6とを設けたことにより、それぞれのパワーシリンダに発生させるアシスト力は小さく設計できるので、接続部70b、71bに発生する曲げ応力を小さくできる。
[第2、第4連結部材の詳細]
第2、第4連結部材70、71は、ラックバー4と接続する接続部70a、71aが、第1、第2ピストンロッド54、64と接続する接続部70b、71bに対して軸方向内側に形成されている。この構成によりラックバー4を短く形成することができ、タイロッド20とタイロッド21との間の距離を短くできる。
第2、第4連結部材70、71は、ラックバー4と接続する接続部70a、71aが、第1、第2ピストンロッド54、64と接続する接続部70b、71bに対して軸方向内側に形成されている。この構成によりラックバー4を短く形成することができ、タイロッド20とタイロッド21との間の距離を短くできる。
また、第2連結部材70と第4連結部材71とは一体部材で構成され、接続部70bと接続部71bとの中央部に貫通孔74が形成される。タイロッド20、21の挿入部20a、21aが、第2連結部材70及び第4連結部材71の貫通孔74をラックバー4側へ貫通し、ラックバー4と接続している。
例えば、タイロッド20側に操舵されているとき、第1パワーシリンダ5で発生した力によって、貫通孔74の接続部70a側ではタイロッド20側に曲げ応力が発生するのに対して、接続部71a側ではタイロッド21a側に曲げ応力が発生する。また、第2パワーシリンダ6で発生した力によって、貫通孔74の接続部71a側ではタイロッド20側に曲げ応力が発生するのに対して、接続部70a側ではタイロッド21a側に曲げ応力が発生する。
前述のように、第2連結部材70と第4連結部材71とが一体部材で構成されていることにより、第1、第2パワーシリンダ5、6によって貫通孔74に発生する曲げ応力はそれぞれ第2連結部材70及び第4連結部材71の内部で打ち消しあう。よって、ラックバー4側で発生する応力を低減し、第2、第4連結部材70、71、ラックバー4の耐久性を向上することができる。
上記構成では、第2、第4連結部材70、71を、第1、第2ピストンロッド54、64及びラックバー4の両端に接続している。この構成を図3に示すように、第2、第4連結部材70、71を、第1、第2ピストンロッド54、64及びラックバー4の片方の端部にのみ接続する構成としても良い。
また、上記構成では、第1、第3連結部材72、73は、第1、第2シリンダハウジング52、62及びラックバー4と接続し、第2、第4連結部材70、71は、第1、第2ピストンロッド54、64及びラックハウジング40と接続している。この構成を、図4に示すように、第1、第3連結部材72、73は、第1、第2ピストンロッド54、64及びラックハウジング40と接続し、第2、第4連結部材は、第1、第2シリンダハウジング52、62及びラックバー4と接続する構成としても良い。
[実施例1の効果]
(1)タイロッド20、21を第1、第2パワーシリンダ5、6よりも軸方向において長さが短いラックバー4の両端に設けるようにした。よって、タイロッド20と転舵力発生装置80との接続部と、タイロッド21と転舵力発生装置80との接続部との距離を小さくできるので、転舵力発生装置80と転舵輪22、23との車幅方向の距離を大きく設けることができる。したがって、タイロッド20やナックルアーム等の転舵力伝達部材や、ロアアーム等のサスペンション機構の設計自由度を大きくすることができる(請求項1、請求項2に対応)。
(1)タイロッド20、21を第1、第2パワーシリンダ5、6よりも軸方向において長さが短いラックバー4の両端に設けるようにした。よって、タイロッド20と転舵力発生装置80との接続部と、タイロッド21と転舵力発生装置80との接続部との距離を小さくできるので、転舵力発生装置80と転舵輪22、23との車幅方向の距離を大きく設けることができる。したがって、タイロッド20やナックルアーム等の転舵力伝達部材や、ロアアーム等のサスペンション機構の設計自由度を大きくすることができる(請求項1、請求項2に対応)。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では第1パワーシリンダ5と第2パワーシリンダ6との2つのパワーシリンダを用いているが、図5、6、7に示すように第1パワーシリンダ5のみを用いた構成としても良い。
更に、上記実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)ピニオン軸と、
前記ピニオン軸と噛合うとともに、継ぎ手を介して転舵輪に接続されるラックバーと、
一対の液圧室を備え、第1シリンダハウジングに対して第1ピストンロッドが軸方向移動可能に設けられた第1パワーシリンダと、
一対の液圧室を備え、第2シリンダハウジングに対して第2ピストンロッドが軸方向移動可能に設けられた第2パワーシリンダと、
前記第1パワーシリンダおよび第2パワーシリンダの液圧室に選択的に液圧を供給する油圧源と、
前記ラックバーを軸方向移動可能に収容するハウジングと、
前記ハウジングと前記第1シリンダハウジングとを接続する第1連結手段と、
前記ラックバーと前記第1ピストンロッドとを接続する第2連結手段と、
前記ハウジングと前記第2シリンダハウジングとを接続する第3連結手段と、
前記ラックバーと前記第2ピストンロッドとを接続する第4連結手段と、
を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
前記ピニオン軸と噛合うとともに、継ぎ手を介して転舵輪に接続されるラックバーと、
一対の液圧室を備え、第1シリンダハウジングに対して第1ピストンロッドが軸方向移動可能に設けられた第1パワーシリンダと、
一対の液圧室を備え、第2シリンダハウジングに対して第2ピストンロッドが軸方向移動可能に設けられた第2パワーシリンダと、
前記第1パワーシリンダおよび第2パワーシリンダの液圧室に選択的に液圧を供給する油圧源と、
前記ラックバーを軸方向移動可能に収容するハウジングと、
前記ハウジングと前記第1シリンダハウジングとを接続する第1連結手段と、
前記ラックバーと前記第1ピストンロッドとを接続する第2連結手段と、
前記ハウジングと前記第2シリンダハウジングとを接続する第3連結手段と、
前記ラックバーと前記第2ピストンロッドとを接続する第4連結手段と、
を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
パワーシリンダを複数設けることにより、操舵力に応じたアシスト力を発生させるパワーシリンダは、小さな構成のものを用いることができ、パワーシリンダのシリンダストロークを小さくすることができる。
また、2つのパワーシリンダ、第1パワーシリンダ、第2パワーシリンダを設けたことにより、それぞれのパワーシリンダに発生させるアシスト力は小さく設計できるので、第2連結手段及び第4連結手段を構成する部材にかかる応力は小さくできる。
(ロ)上記(イ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記第1パワーシリンダと前記第2パワーシリンダとは、前記ハウジングに対してほぼ反対側に設けられることを特徴とするパワーステアリング装置。
前記第1パワーシリンダと前記第2パワーシリンダとは、前記ハウジングに対してほぼ反対側に設けられることを特徴とするパワーステアリング装置。
第2連結手段及び第4連結手段とラックバーとの接続部には互いに逆側の曲げ応力が発生し、応力を打ち消すことができる。
(ハ)上記(イ)または(ロ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記第2連結手段および第4連結手段は、同一部材から構成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
前記第2連結手段および第4連結手段は、同一部材から構成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
第2、第4連結手段を構成する部材とラックバーと接続する接続部は一体の構成となり、第2、第4連結手段を構成する部材の内部で互いに逆側の曲げ応力が発生し、曲げ応力を打ち消すことができる。よって、第2、第4連結手段を構成する部材とラックバーと間には発生する曲げ応力を低減することができる。したがって、第2、第4連結手段とラックバーの耐久性を向上することができる。
(ニ)上記(イ)に記載のパワーステアリング装置において、
前記ラックバーと前記第2連結手段との接続部は、この第2連結手段と前記第1ピストンロッドとの接続部よりも軸方向内側に設けられることを特徴とするパワーステアリング装置。
前記ラックバーと前記第2連結手段との接続部は、この第2連結手段と前記第1ピストンロッドとの接続部よりも軸方向内側に設けられることを特徴とするパワーステアリング装置。
ラックバーと第2連結手段との接続部が、第2連結手段と第1ピストンロッドとの接続部よりも軸方向内側に設けられた分、ラックバーを短く形成することができ、継ぎ手間の距離を短くできる。
(ホ)請求項1または請求項2に記載のパワーステアリング装置において、
前記油圧源は、
液圧を供給するオイルポンプと、
この液圧を前記一対の液圧室に接続される油路を選択的に切替えるコントロールバルブと、
から構成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
前記油圧源は、
液圧を供給するオイルポンプと、
この液圧を前記一対の液圧室に接続される油路を選択的に切替えるコントロールバルブと、
から構成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
3 ピニオン軸
4 ラックバー
5 第1パワーシリンダ
6 第2パワーシリンダ
7b ポンプ
7a モータ
20 タイロッド
21 タイロッド
22 転舵輪
23 転舵輪
40 ラックハウジング
50 左液室
51 右液室
52 第1シリンダハウジング
54 第1ピストンロッド
62 第2シリンダハウジング
64 第2ピストンロッド
70 第2連結部材
71 第4連結部材
72 第1連結部材
73 第3連結部材
80 転舵力発生装置
4 ラックバー
5 第1パワーシリンダ
6 第2パワーシリンダ
7b ポンプ
7a モータ
20 タイロッド
21 タイロッド
22 転舵輪
23 転舵輪
40 ラックハウジング
50 左液室
51 右液室
52 第1シリンダハウジング
54 第1ピストンロッド
62 第2シリンダハウジング
64 第2ピストンロッド
70 第2連結部材
71 第4連結部材
72 第1連結部材
73 第3連結部材
80 転舵力発生装置
Claims (2)
- ピニオン軸と、
前記ピニオン軸と噛合うとともに、継ぎ手を介して転舵輪に接続されるラックバーと、
一対の液圧室を備え、シリンダハウジングに対してピストンロッドが軸方向移動可能に設けられたパワーシリンダと、
前記パワーシリンダの液圧室に選択的に液圧を供給する油圧源と、
前記ラックバーを軸方向移動可能に収容するハウジングと、
前記ハウジングと前記シリンダハウジングとを接続する第1連結手段と、
前記ラックバーと前記ピストンロッドとを接続する第2連結手段と、
を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。 - ピニオン軸と、
前記ピニオン軸と噛合うとともに、継ぎ手を介して転舵輪に接続されるラックバーと、
一対の液圧室を備え、シリンダハウジングに対してピストンロッドが軸方向移動可能に設けられたパワーシリンダと、
前記パワーシリンダの液圧室に選択的に液圧を供給する油圧源と、
前記ラックバーを軸方向移動可能に収容するハウジングと、
前記ハウジングと前記ピストンロッドとを接続する第1連結手段と、
前記ラックバーと前記シリンダハウジングとを接続する第2連結手段と、
を備えることを特徴とするパワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005151481A JP2006327333A (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | パワーステアリング装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP2006327333A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019205722B4 (de) | 2018-07-30 | 2023-05-25 | Deere & Company | Duales lenkzylindersystem |
-
2005
- 2005-05-24 JP JP2005151481A patent/JP2006327333A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019205722B4 (de) | 2018-07-30 | 2023-05-25 | Deere & Company | Duales lenkzylindersystem |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20081215 |