JP2006327292A - エンジンケーシング内の艤装ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間に接続作業が行えるほか、接続のための部品点数を減少させてなるエンジンケーシング内の艤装ユニットを提供すること。
【解決手段】エンジンケーシング内の艤装ユニット20は、エンジンケーシング3の垂直断面寸法に対して所定の高さの寸法の支柱28を四隅に設け、かつ、これら支柱28を梁29で固定してエンジンケーシング3の水平断面積に対して所定の断面積に形成された直方体形状の枠体21と、各階デッキ12b,12c,12dの高さに一致する高さで枠体21に踊り場221を固定しかつ各踊り場221を連結する梯子222を設けて構成される交通装置22と、機関室6の上部に配置された主機用排ガス管の接続部等の位置に一致する位置で枠体21に固定された主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25および電線装置ユニット26とを備えたものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、船体下部構造部に配置される機関室と船体上部構造部の上に配置されるファンネルとを繋ぐために前記船体上部構造部内に設けられたエンジンケーシングの内部に、外部で作成した艤装ユニットを設置する際に使用されるエンジンケーシング内の艤装ユニットに関するものである。
この種の船舶には、周知のとおり、船体下部構造部に配置される機関室と船体上部構造部の上に配置されるファンネルとを繋ぐために前記船体上部構造部内に設けられたエンジンケーシングが設けられている。
図8は、船舶のエンジンケーシングの構造の説明と、そのエンジンケーシング内に施す艤装について説明するための図である。
この図8において、船舶101には、船体上部構造部102の略中央部に所謂エンジンケーシング103が設けられている。エンジンケーシング103は、居住区と区画する四方が鋼壁104に囲まれることにより形成された空間になっていて、船体下部構造部105に設けられた機関室106と船体上部構造部102の上に設けられたファンネル(図示せず)内に装備された消音器等に機関室106からの排ガス管等を繋げる導設空間である。
このエンジンケーシング103内部には、諸配管装置107および電線装置108がサポート109で船殻材110に固定されている。また、エンジンケーシング103内部には、Aデッキ111a,Bデッキ111b、Cデッキ111c、Dデッキ111dが設けられており、かつ、各デッキ111a,111b,111c,111dに繋がる踊り場112a,112b,112c,112dが設けられるとともに、各踊り場112a,112b,112c,112dを結ぶ梯子113ab,113bc,113cdと、前記各踊り場112a,112b,112c,112dとで交通装置が構成されている。
このような構造を艤装する際には、Aデッキ111a,Bデッキ111b、Cデッキ111c、あるいは、Dデッキ111d単位で、諸配管装置107、電線装置108、交通装置、その他の艤装品工事を同時に行うので、手待ち時間ができ、工程にロスが生じる。
このような手待ち時間や、工程ロスを少なくし、艤装工事を能率よく行うための船舶における区画室艤装方法が提案されている(特許文献1参照)。
この船舶における区画室艤装方法では、地上において、交通装置ユニットを一体的に作り、かつ、艤装品を当該交通装置ユニットに配置し一体化し、これを船舶内に搬送して船殻材に固定するものであった。
特開平5−178272号公報
しかしながら、上記従来の船舶における区画室艤装方法に使用する交通装置ユニットは、交通装置ユニットに単に諸配管をまとめて配置しただけであるため、諸配管の接続工事や、電線装置の接続工事に時間がかかるほか、接続のための部品点数も多く必要となるという不都合があった。
本発明は、上述した従来の不都合を解消し、短時間に接続作業が行えるほか、接続のための部品点数を減少させてなるエンジンケーシング内の艤装ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願請求項1に係る発明のエンジンケーシング内の艤装ユニットは、船体下部構造部に配置される機関室と船体上部構造部の上に配置されるファンネルとを繋ぐために前記船体上部構造部内に設けられたエンジンケーシングの内部に、外部で作成した艤装ユニットを設置するものにおいて、上記エンジンケーシングの垂直断面寸法に対して所定の高さの寸法の支柱を四隅に設け、かつ、これら支柱を梁で固定して上記エンジンケーシングの水平断面積に対して所定の断面積に形成された直方体形状の枠体と、この枠体を上記ケーシング内に設置した際に、各階デッキ高さに一致する高さで当該枠体に踊り場を固定しかつ前記各踊り場を連結する梯子を設けて構成される交通装置と、前記枠体を上記エンジンケーシング内に設置した際に、前記機関室上部に配置された主機用排ガス管の接続部、補機用排ガス管の接続部、その他配管の接続部および電線装置の接続部の位置に一致する位置で当該枠体に固定された主機用排ガス管ユニット、補機用排ガス管ユニット、その他配管ユニットおよび電線装置ユニットとを備えたことを特徴とするものである。
また、本願請求項2に係る発明は、前記請求項1記載のエンジンケーシング内の艤装ユニットにおいて、前記枠体は、四隅の支柱として上記ケーシング垂直断面寸法に対して所定の寸法の主機用排ガス管ユニット、補機用排ガス管ユニットおよびボイラー排ガス管ユニットを用い、これら主機用排ガス管ユニット、補機用排ガス管ユニットおよびボイラー排ガス管ユニットを上記ケーシング水平面断面積に対して所定の面積を有する変形井桁状の枠梁の取付片に固定することにより構成したことを特徴とするものである。
さらに、本願請求項3に係る発明は、前記請求項1記載のエンジンケーシング内の艤装ユニットにおいて、前記主機用排ガス管ユニット、前記補機用排ガス管ユニット、前記その他配管ユニットおよび電線装置ユニットは、それらの端末に接続部を備えたことを特徴とするものである。
本発明に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットによれば、上述した構造を備えているので、設置作業が短時間で済むほか、諸配管ユニットの接続部を機関側、ファンネル側とに接続する作業が簡単で、接続に必要な部品も少なくて済む利点がある。
以下、本発明の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットを図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットが適用される船舶の後部部分を説明するための図である。
この図1において、船舶1には、船体上部構造部2の略中央部に所謂エンジンケーシング3が設けられている。エンジンケーシング3は、居住区と区画する四方が鋼壁4に囲まれることにより形成された空間になっていて、船体下部構造部5に設けられた機関室6と船体上部構造部2の上に設けられたファンネル7内に装備された消音器等8に機関室6からの排ガス管等の諸配管を繋げる導設空間である。なお、ファンネル7の内部には、ボイラ排気管9、消音器等8から突出した補機用排ガス管10、消音器等8から突出した主機用排ガス管11が設けられている。
(第1の実施形態)
図2ないし図5は本発明の第1の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットを説明するためのものである。ここに、図2は本発明の第1の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットの一例を示す側面図である。図3は図2のA−A線断面図である。図4は本発明の第1の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットをエンジンケーシングに配置した状態を示す側面から見た断面図である。図5は本発明の第1の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットの諸配管の接続状態を説明するための図であって、図5(a)はスリーブの接続例を、図5(b)はフランジ継手の接続例を、それぞれ示す図である。
これら図において、本発明の第1の実施形態に係る艤装ユニット20は、地上で構築されるものであり、次のような構造を備えている。
本発明の第1の実施形態に係る艤装ユニット20は、所定の直方体形状(方形形状)に形成された枠体21と、この枠体21に固定された交通装置22と、この枠体21の所定の位置であって図3に示すような位置に固定された主機用排ガス管ユニット23と、前記枠体21の所定の位置であって図3に示すような位置に固定された補機用排ガス管ユニット24と、前記枠体21の所定の位置であって図3に示すような位置に固定されたその他配管ユニット25と、前記枠体21の所定の位置であって図3に示すような位置に固定された電線装置ユニット26とを備えている。
また、本発明では、その他配管ユニット25は、ボイラー用排ガス管ユニット251と、空気抜き管ユニット252とを含むものとする。
次に、枠体21について説明すると、この枠体21は、図2および図3に示すように、上記エンジンケーシング3の垂直断面寸法に対して所定の寸法を持たせた支柱28,28,28,28を4隅に図示垂直方向に配置し、かつ、上記エンジンケーシング3の水平断面積にに対して所定の水平断面面積が形成されるように、これらを支柱28,28,28,28に梁29,29,…を図示水平方向に溶接等で固定することにより直方体形状(方形形状)に形成したものである。なお、エンジンケーシング3の直方体形状の各面を壁等で覆ったものではない。
この枠体21には、図2および図3に示すように、当該枠体21をエンジンケーシング3内に設置した際に、各階デッキ高さに一致する高さに踊り場221b,221c,221dを固定している。また、踊り場221b・221cとの間には梯子222bcが設けられている。踊り場221c・221dとの間には梯子222cdが設けられている。踊り場221bと後述するAデッキとの間には、梯子222abが設けられている。これらにより交通装置22が構成されている。
次に、説明の都合上、図4を参照してまずエンジンケーシング3について簡単に説明しておく。船舶1の船体上部構造部2のAデッキ12a,Bデッキ12b、Cデッキ12c、Dデッキ12dに所定の矩形状の所定の大きさの孔が形成されるようにし、その孔の周囲を居住区と区画するように四方を鋼壁13で囲まれることにより形成された空間がエンジンケーシング3となる。
このエンジンケーシング3の内部に図4に示すように前記枠体21を設置した際に、前記機関室6上部のAデッキ12aに配置された主機用排ガス管の接続部(図示せず)、補機用排ガス管の接続部(図示せず)、諸配管の接続部(図示せず)および電線装置の接続部(図示せず)の位置に一致する位置に、主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25および電線装置ユニット26は当該枠体21に配置固定されている。
前記主機用排ガス管ユニット23、前記補機用排ガス管ユニット24、前記その他配管ユニット25および前記電線装置ユニット26は、前記エンジンケーシング3の垂直方向断面寸法に対して所定の長さで設けられている。また、前記主機用排ガス管ユニット23、前記補機用排ガス管ユニット24、前記その他配管ユニット25および前記電線装置ユニット26の図示下部の各末端には、図5(a)に示すスリーブ31で、あるいは、図5(b)に示すフランジ継手32で、おのおのAデッキ12aに配置された主機用排ガス管の接続部(図示せず)、補機用排ガス管の接続部(図示せず)、諸配管の接続部(図示せず)および電線装置の接続部(図示せず)に接続可能にされている。同様に、前記図示上部の各末端は、図5(a)に示すスリーブ31で、あるいは、図5(b)に示すフランジ継手32で、ファンネル7を構築した際に、そのファンネル7の内部に設けられた消音器等8に接続できるようになっている。
なお、主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25の末端と、機関室6側の各管の接続部とは、図5(a)に示すように、スリーブ31の上下を溶接で固定する。この場合には、二次元的合わせでよいし、主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25と、機関室6側の各管の接続部との上下の多少の誤差はスリーブ31の内部で吸収できる利点がある。
また、主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25の末端と、機関室6側の各管の接続部とは、図5(b)に示すように、フランジ継手32をボルト33とナット34とで螺合する。この場合には、三次元的な合わせを必要とするが、合わせ口が自由であれば問題がない。
次に、このように構成された本発明に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットの使用方法について説明する。
まず、第1の工程において、船舶1の船体上部構造部2が構築された後、船体上部構造部2に所定の空間を形成してエンジンケーシング3を形成させる。また、機関室6の上のAデッキ12aの所定の位置に、図示しないが、主機用排ガス管の接続部、補機用排ガス管の接続部、その他配管の接続部、電線装置の接続部を配置する。
第1の工程と平行して実施されるか、別の時期に実施される第2の工程において、地上で、上述した構造に枠体21を構築した後、当該枠体21に交通装置22を固定するとともに、かつ、前記枠体21をエンジンケーシング3に設置した際に、主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25および電線装置ユニット26の図示下部の各末端が、機関室6の上のAデッキ12aの主機用排ガス管の接続部、補機用排ガス管の接続部、その他配管の接続部、電線装置の接続部の位置に一致する位置に、当該枠体21に配置したる後固定する。これにより、本発明の実施形態に係る艤装ユニット20が完成することになる。
そして、第3の工程において、当該艤装ユニット20を船舶1のエンジンケーシング3にクレーン等で搬送し、設置位置を合わせて設置する。
第4の工程で、当該艤装ユニット20の枠体21に固定されている主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25および電線装置ユニット26の図示下部の各末端を、図5(a)に示すスリーブ31で接続するか、図5(b)に示すフランジ継手32で接続する。
第5の工程において、ファンネル7を構築し、ファンネル7の内部に設けた各消音器等8に、前記当該艤装ユニット20の枠体21に固定されている主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、諸配管ユニット25および電線装置ユニット26の図示上部の各末端を、図5(a)に示すスリーブ31あるいは図5(b)に示すフランジ継手32で接続する。これにより、艤装が完成する。
このような構造を有した艤装ユニット20であるので、設置作業が短時間で済むほか、諸配管ユニットの接続部を機関側、ファンネル側とに接続する作業が簡単で、接続に必要な部品も少なくて済む。
(第2の実施形態)
図6および図7は本発明の第2の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットを説明するためのものである。ここに、図6は本発明の第2の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットをエンジンケーシングに配置した状態を示す側面から見た断面図である。図7は図6のB−B線断面図である。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様な構成要素には同一の符号を付して説明する。
これらの図において、本発明の第2の実施形態に係る艤装ユニット20Aは、地上で構築されるものであり、次のような構造を備えている。
本発明の第2の実施形態に係る艤装ユニット20Aは、図6および図7に示すように、所定の直方体形状に形成された枠体21Aと、この枠体21Aに固定された交通装置22Aと、前記枠体21Aの所定の位置であって図7に示すような位置に固定されたその他配管ユニット25と、前記枠体21Aの所定の位置であって図7に示すような位置に固定された電線装置ユニット26とを備えている。
前記枠体21Aは、図6および図7に示すように、エンジンケーシング3の垂直断面に対して所定の長さを有する一つの主機用排ガス管ユニット23と、前記主機用排ガス管ユニット23と同様な長さの二つの補機用排ガス管ユニット24と、前記主機用排ガス管ユニット23と同様な長さの一つのボイラー用排ガス管ユニット251を使用して、これら管ユニット23,24,251を取付金具30,30,30,30によって前記エンジンケーシング3の水平断面面積に対して所定の面積を形成するように構成された変形井桁形状をした枠梁29b,29c.29dの各取付片291,291,291,291にそれぞれ固定することにより、これら管ユニット23,24,251が四隅に配置された支柱となる枠に構成されたことになる。ここで、前記枠梁29b,29c.29dは、当該枠体21aがエンジンケーシング3の内部に配置されたときに、Bデッキ12b,Cデッキ12c,Dデッキ12dの高さに一致するように固定されている。
また、前記枠梁29b,29c.29dに鋼板を溶接等して固定することにより、踊り場221b,221c,221dを設けている。
また、踊り場221bと踊り場221cとの間には梯子222bcが設けられている。踊り場221cと踊り場221dとの間には梯子222cdが設けられている。なお、踊り場221bとAデッキ12aとの間に配置される梯子222abが設けられている。
この枠体21Aでは、この枠体21を当該エンジンケーシング3の内部に図6に示すように設置した際に、前記機関室6上部のAデッキ12aに配置された主機用排ガス管の接続部(図示せず)、補機用排ガス管の接続部(図示せず)、その他配管の接続部(図示せず)および電線装置の接続部(図示せず)の位置に一致する位置に、主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25および電線装置ユニット26が配置されている。
また、主機用排ガス管ユニット23、補機用排ガス管ユニット24、その他配管ユニット25の両末端は、第1の実施形態と同様に、図5(a)に示すスリーブ31で、あるいは、図5(b)に示すフランジ継手32で機関室6側の接続部、あるいは、ファンネル7を構築した際の消音器等8にそれぞれ接続できるようになっている。なお、図6では、スリーブによる接続例で表示してある。
このように構成された第2の実施形態に係る艤装ユニット20Aは、上記第1の実施形態と同様な工程で組み立てられることにより、設置作業が短時間で済むほか、諸配管ユニットの接続部を機関側、ファンネル側とに接続する作業
が簡単で、接続に必要な部品も少なくて済む。
図1は、本発明の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットが適用される船舶の後部部分を説明するための図である。 図2は本発明の第1の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットの一例を示す側面図である。 図3は図2のA−A線断面図である。 図4は本発明の第1の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットをエンジンケーシングに配置した状態を示す側面から見た断面図である。 図5は本発明の第1の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットの諸配管の接続状態を説明するための図である。 図6は本発明の第2の実施形態に係るエンジンケーシング内の艤装ユニットをエンジンケーシングに配置した状態を示す側面から見た断面図である。 図7は図6のB−B線断面図である。 図8は、船舶のエンジンケーシングの構造の説明と、そのエンジンケーシング内に施す艤装について説明するための図である。
符号の説明
1 船舶
2 船体上部構造部
3 エンジンケーシング
5 船体下部構造部
6 機関室
7 ファンネル
20,20A 艤装ユニット
21,21A 枠体
22 交通装置
23 主機用排ガス管ユニット
24 補機用排ガス管ユニット
25 その他配管ユニット
26 電線装置ユニット
28 支柱
29 梁
29b,29c.29d 枠梁
31 スリーブ
32 フランジ継手

Claims (3)

  1. 船体下部構造部に配置される機関室と船体上部構造部の上に配置されるファンネルとを繋ぐために前記船体上部構造部内に設けられたエンジンケーシングの内部に、外部で作成した艤装ユニットを設置するものにおいて、
    上記エンジンケーシングの垂直断面寸法に対して所定の高さの寸法の支柱を四隅に設け、かつ、これら支柱を梁で固定して上記エンジンケーシングの水平断面積に対して所定の断面積に形成された直方体形状の枠体と、
    この枠体を上記ケーシング内に設置した際に、各階デッキ高さに一致する高さで当該枠体に踊り場を固定しかつ前記各踊り場を連結する梯子を設けて構成される交通装置と、
    前記枠体を上記エンジンケーシング内に設置した際に、前記機関室上部に配置された主機用排ガス管の接続部、補機用排ガス管の接続部、その他配管の接続部および電線装置の接続部の位置に一致する位置で当該枠体に固定された主機用排ガス管ユニット、補機用排ガス管ユニット、その他配管ユニットおよび電線装置ユニットとを備えたことを特徴とするエンジンケーシング内の艤装ユニット。
  2. 前記枠体は、四隅の支柱として上記ケーシング垂直断面寸法に対して所定の寸法の主機用排ガス管ユニット、補機用排ガス管ユニットおよびボイラー排ガス管ユニットを用い、これら主機用排ガス管ユニット、補機用排ガス管ユニットおよびボイラー排ガス管ユニットを上記ケーシング水平面断面積に対して所定の面積を有する変形井桁状の枠梁の取付片に固定することにより構成したことを特徴とする前記請求項1記載のエンジンケーシング内の艤装ユニット。
  3. 前記主機用排ガス管ユニット、前記補機用排ガス管ユニット、前記その他配管ユニットおよび電線装置ユニットは、それらの端末に接続部を備えたことを特徴とする前記請求項1記載のエンジンケーシング内の艤装ユニット。
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