JP2006327165A - マスク洗浄装置及びマスク洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーン印刷におけるスクリーンマスクに付着した不要のペースト類を事態に悪影響を与えることなく除去できるマスク洗浄装置を提供する。
【解決手段】スクリーンマスク610の、印刷ペーストにより目詰まりする可能性がある領域を、両側から中空構造のキャップ50、60で液密状態に挟み込む。一方から送液ポンプ210で洗浄液を噴射し、目詰まりを起こしている部分などを手で触れることなく自動的に洗浄する。洗浄液は洗浄液タンク200に回収し、ペーストに含まれる有用成分を効率良く回収する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スクリーン印刷機のスクリーンマスクを洗浄するマスク洗浄装置及びマスク洗浄方法に関するものである。
従来よりスクリーン印刷は広く利用されており、一般の印刷物のみならず、近年は電子回路基板のパターン印刷や半田ペーストの塗布にも用いられている。
しかしながら、スクリーン印刷機を用いて印刷を行っていると、スキージ等でペーストをスクリーンマスクからワーク(印刷される物品)に「印刷する工程において、印刷を重ねるほどペーストがスクリーンマスクに残留し、綺麗な印刷ができなくなってしまう。
このため、現在は何回か印刷を行うと、作業者が印刷作業を停止し、マスクを拭くための特殊な布等でスクリーンマスクに残留している印刷ペーストなどをふき取らなければならなかった。
このとき、印刷ペーストを拭き取るための布には、印刷ペーストを溶融させるための溶剤などを染み込ませて行う必要があり、これらの溶剤は揮発性を有するのが一般的であり、人体に有毒の成分が含まれていた。
このため、防毒マスクを装着して作業しており、防毒マスクをしない場合、あるいは防毒効果が不十分であれば人体に重要な影響を与えかねなかった。このためマスクに付着した印刷ペーストの掃除において健康上の問題が避けて通れなかった。
さらに、印刷ペーストには金や銀などの貴金属や、有用な重金属が含有しているため、清掃作業で用いた清掃布は集められ、焼却した灰からこれら貴金属や重金属を回収していた。
しかし、回収した布の量に比し回収される金属の量は甚だ少なく、二酸化炭素の搬出量も多く、効率の悪いものであった。
本発明は、上述した課題を解決することを目的としてなされたもので、スクリーン印刷においてスクリーンマスクに付着する印刷ペーストなどを作業者の健康に悪影響を与えることなく自動的に除去できるマスク洗浄装置及び方法を提供する。係る目的を達成する一手段として、例えば以下の構成を備える。
即ち、スクリーン印刷機のスクリーンマスクを洗浄するマスク洗浄装置であって、洗浄するべきスクリーンマスクの洗浄領域両面に対向して位置決めされ前記スクリーンマスクの洗浄領域を液密に挟持する液漏れ防止キャップ組と、前記液漏れ防止キャップ組を係止し、待機位置と洗浄位置に位置決め移動する移動アーム組と、前記液漏れ防止キャップ組の一方のキャップ内に洗浄液を噴出させる洗浄液噴出手段と、前記液漏れ防止キャップ組の他方のキャップ内に、前記一方の液漏れ防止キャップから噴出され、前記スクリーンマスク洗浄領域を通過した洗浄液を回収する回収手段とを備え、前記回収手段は、他方の液漏れ防止キャップ内に前記一方の液漏れ防止キャップ内から噴出した洗浄液を排出する排出手段を含むことを特徴とする。
そして例えば、前記液漏れ防止キャップ組は互いにほぼ対称の外形形状に成形され、前記移動アーム組は、前記液漏れ防止キャップ組のそれぞれの液漏れ防止キャップを互いが対向する様に係止し、それぞれスクリーン印刷中はスクリーン印刷機の印刷動作範囲外の待機位置に位置決めし、洗浄時には待機位置より前記スクリーンマスクの洗浄領域を挟むように前記液漏れ防止キャップ組を移動させ、前記液漏れ防止キャップ組の最周辺縁端部がほぼ対向する位置に位置決めして互いに所定圧力で挟み付けることを特徴とする。
また例えば、前記液漏れ防止キャップ組は、最周辺縁端部の前記スクリーンマスク当接面をほぼU字状に形成することを特徴とする。
さらに例えば、前記液漏れ防止キャップ組は、キャップの少なくとも中央部上部に洗浄液が供給・排出可能な導液路を備え、前記導液路を介して一方の液漏れ防止キャップ内に洗浄液を噴射可能に構成すると共に、他方の液漏れ防止キャップの前記導液路を用いて前記一方の液漏れ防止キャップから噴出され、スクリーンマスクを通過した洗浄液を排出可能に構成されていることを特徴とする。
また例えば、前記液漏れ防止キャップ組は、洗浄液の供給・排出処理実行後に前記液漏れ防止キャップ内に空気を送り込み可能に構成されていることを特徴とする。
さらに例えば、さらに、洗浄液タンクと、前記洗浄液タンク内の洗浄液を一方の前記液漏れ防止キャップの導液路に供給し、スクリーンマスクに挟持されている液漏れ防止キャップ内に噴出させる噴出手段と、前記噴出手段の洗浄液供給に同期してスクリーンマスクに挟持されている液漏れ防止キャップ内に噴出されている洗浄液を対向する液漏れ防止キャップの導液路を介して排出して前記洗浄液タンク内に戻す排出手段と、前記噴出手段と前記排出手段による洗浄液循環処理の終了後前記液漏れ防止キャップ内に空気を供給して前記スクリーンマスクに残余の洗浄液を除去する気体供給手段とを備えることを特徴とする。
また例えば、前記液漏れ防止キャップは、さらに内部に超音波振動子を備え、洗浄時に前記超音波振動子を振動させることを特徴とする。
または、スクリーンマスクの洗浄領域を液密に挟持する液漏れ防止キャップ組を備え、スクリーン印刷機のスクリーンマスクを洗浄するマスク洗浄装置におけるマスク洗浄方法であって、前記液漏れ防止キャップ組をスクリーン印刷中はスクリーン印刷機の印刷動作範囲外の待機位置に位置決めし、洗浄時には待機位置より前記スクリーンマスクの洗浄領域両面に移動させ、液漏れ防止キャップ組を前記スクリーンマスクの洗浄領域に対向して圧接して液密状態に位置決めし、所定時間前記液漏れ防止キャップ組の一方のキャップ内に洗浄液を噴出させ、洗浄液を前記スクリーンマスクを通過させてマスク面を洗浄すると共に、前記液漏れ防止キャップ組の他方のキャップ内から、前記一方の液漏れ防止キャップから噴出され、前記スクリーンマスク洗浄領域を通過した洗浄液を排出し、スクリーンマスクを自動洗浄するマスク洗浄方法とすることを特徴とする。
さらに例えば、前記液漏れ防止キャップ組は互いにほぼ対称の外形形状に成形され、前記移動アーム組は、前記液漏れ防止キャップ組のそれぞれの液漏れ防止キャップを互いが対向する様に係止し、スクリーン印刷中は前記液漏れ防止キャップ組をスクリーン印刷機の印刷動作範囲外の待機位置に位置決めし、洗浄時には前記液漏れ防止キャップ組を待機位置より前記スクリーンマスクの洗浄領域に移動させ、前記液漏れ防止キャップ組の最周辺縁端部がほぼ対向する位置になるように位置決めして互いに所定圧力で前記スクリーンマスクを挟み付けて液密状態にするマスク洗浄方法とすることを特徴とする。
また例えば、洗浄液の噴出・排出処理実行後に前記液漏れ防止キャップ内に空気を送り込み前記スクリーンマスクに残余の洗浄液を助鏡するマスク洗浄方法とすることを特徴とする。
さらに例えば、前記液漏れ防止キャップは、さらに内部に超音波振動子を備え、洗浄時に前記超音波振動子を振動させるマスク洗浄方法とすることを特徴とする。
本発明によれば、スクリーン印刷機のスクリーンマスクに付着したものを作業者の健康を害することなく自動的に除去してスクリーンマスクを洗浄することのできるマスク洗浄装置及び方法を提供する。
さらに本発明によれば、洗浄によりスクリーンマスクから回収された印刷ペーストなどに含まれる有用物質を効率良く回収することのできるマスク洗浄装置及びマスク洗浄方法を提供する。
以下、本発明に係る一発明の実施の形態例を図面を参照して詳細に説明する。以下の説明は、スクリーン印刷機に隣接して設置されるマスク洗浄装置を例として説明する。しかし、本発明は以上の例に限定されるものではなく、スクリーン印刷機の一部に組み込まれている場合であっても、あるいは上部などに設置されるものであっても良いことは勿論である。
〔第1の実施の形態例〕
まず図1及び図2を参照して本実施の形態例の概略構成を説明する。図1は本発明に係る一発明の実施の形態例のマスク洗浄装置の全体構成を説明するための図、図2は液漏れ防止キャップの詳細構成例を示す図である。
図1において、100は本実施の形態例のマスク洗浄装置、600はスクリーンマスクでスクリーン印刷を行うスクリーン印刷機である。
本実施の形態例のマスク洗浄装置が洗浄できるスクリーンマスクに制限はなく、スクリーンマスクの洗浄領域に合わせた形状の液漏れ防止キャップを製作し、取り付けるのみであらゆるスクリーン印刷機に適用可能である。
スクリーン印刷機600において、610は洗浄対象のスクリーンマスク、620はスクリーン印刷するべき印刷対象(ワーク)625を係止して所定の印刷位置に位置決めする位置決め制御部、630は印刷ペーストなどをスクリーンマスクから印刷対象であるワーク625に印刷するスキージ、650は全体制御を司る制御部である。位置決め制御部620は、ワーク625の位置決め制御と共に、スクリーンマスク610の位置決め、スキージ630の位置決め及び移動制御も合わせて行う。
マスク洗浄装置100において、50、60は少なくともスクリーンマスク610の洗浄領域をカバーする大きさに成形されている液漏れ防止キャップである。そして、例えば中央部にポンプに接続されるフレキシブルチューブが接続される連結孔部が形成されている。例えば洗浄領域が長方形であれば液漏れ防止キャップも長方形で線上領域の大きさより大きい形状とすればよい。
剛性の高い金属などで液漏れ防止キャップ50、60を形成すると、スクリーンマスクの僅かの凹凸や液漏れ防止キャップ50、60の摩耗による僅かな凹凸でも液漏れを起こす可能性がある。
このため本実施の形態例では、液漏れ防止キャップ50、60をある程度の可撓性を有する剛性の低い材料で形成している。そして、洗浄するべきスクリーンマスク610の洗浄領域を所定圧力で挟み込み、液密状態を作る出すこととしている。
具体的には、ある程度の剛性を有しながら適度な可撓性も有するウレタンゴムで構成している。なお、洗浄領域が広い場合などで、ウレタンゴムでは全体的に変形などのおそれがある場合には、金属製のカバー(例えばステンレス製のカバー)を被せて強度を確保することが望ましい。
110は液漏れ防止キャップ50、60を3次元位置制御可能な位置制御部であり、スクリーン印刷機600の印刷の障害とならない待機位置に位置決めすると共に、洗浄時にアーム150,160を制御して液漏れ防止キャップ50、60を前記待機位置からスクリーンマスク610の洗浄領域に移動させ、その後に液漏れ防止キャップ50、60をスクリーンマスク610に圧接して液密状態に制御可能である。
液漏れ防止キャップ50、60の搬送制御は不図示のステッピングモータにより行う。例えば予めスクリーン印刷機とマスク洗浄装置との設置位置を決め、液漏れ防止キャップ50、60をマスク位置に制御し、細かい位置を調整して調整位置を登録し、その後登録位置に搬送するように制御することが最も簡単である。
しかし、以上の例に限定されるものではなく、先端近傍にテレビカメラを設置し、撮影画像を確認しながら位置決め制御しても良く、また、スクリーン印刷機の位置決め箇所に液漏れ防止キャップ50、60が来たときに検出できる検出対象を配置し、マスク洗浄装置にセンサを配置して、センサで検出対象を検出した位置で位置決めしても良い。位置決め方法に限定はない。
150、160は先端近傍に液漏れ防止キャップ50、60が配設されたアームであり、位置制御部110の制御で液漏れ防止キャップ50、60後を3次元制御する。
200は洗浄液を保持する洗浄液タンクであり、タンク内の洗浄液を送液ポンプ210で取り出し、吸液ポンプ220で回収し、これを濾過などして再生して再び送液ポンプで送り出すリサイクル循環システムを構築している。
例えば、吸液ポンプ220からの汚濁洗浄液を最初に貯液し、不純物を沈殿させる第1の貯液タンク、第1の貯液タンクよりの洗浄液をさらに沈殿させ濾過する第2の貯液タンク、さらに第2の貯液タンクよりの洗浄液をさらに沈殿させる第3の貯液タンク、第3の貯液タンクよりの洗浄液を例えば濾過フィルタで濾過する濾過漕等で構成することが望ましい。
210は送液ポンプであり、洗浄液タンクより洗浄液を取り出し、所定圧力で例えば液漏れ防止キャップ60に送り出す。220は吸液ポンプであり、液漏れ防止キャップ50より洗浄液を吸引して洗浄液タンク200に返している。
なお、図1では、液漏れ防止キャップ50、60において、液漏れ防止キャップ50が上方に表されているが、液漏れ防止キャップ50、60の上限関係左右関係は図1の位置関係に限られるものではなく、実際には液漏れ防止キャップ50が下側に、液漏れ防止キャップ60が上側に位置している。スクリーンマスクの非印刷時の位置が直立状態であれば液漏れ防止キャップ50、60が左右から挟み込む様に制御される。
この場合においても、送液ポンプ210により所定圧力で洗浄液がスクリーンマスクに噴射され、洗浄液がスクリーンマスクの目を通過して吸液ポンプ220で吸い出されることから、何ら液漏れ防止キャップ50、60に位置に限定される良好か洗浄効果が得られる。
230は送気ポンプ、240はヒーターであり、必要に応じてヒーター230で加熱された空気が液漏れ防止キャップ50、60に送られ、乾燥処理される。この場合には、排気された空気がガスフィルタを介して外部に排出されるように制御し、洗浄液による周囲環境への悪影響を防止することができる。
例えば、液漏れ防止キャップ内に残留する洗浄液を早く除去する必要がある場合にはヒーター240で空気を加熱し、ホットエアー液漏れ防止キャップに送る。
この温度として例えば、摂氏40度乃至摂氏100度程度の温度に加熱して液漏れ防止キャップに送出すれば周辺に悪影響を与えるkと無く確実な洗浄液の除去ができる。しかし、常温でのエアーの吹きつけであっても、確実に洗浄液を除去できることは勿論である。
250は切替バルブであり、フレキシブルチューブ260に送液ポンプ210よりの洗浄液を送り出すか、送気ポンプ240よりの空気を送り出すかを切り替える切替バルブである。
なお、この切替バルブを吸液ポンプに接続されているフレキシブルチューブ270側にも取り付け、例えば必要に応じてフレキシブルチューブ270に送液ポンプよりの洗浄液を送り出せるように構成すると共に、切替バルブ250の入力を3系統とし、吸液ポンプ220側とフレキシブルチューブ260側に接続可能とすることにより、液漏れ防止キャップ50、60の一方から洗浄液を噴出後バルブを切り替えて液漏れ防止キャップ50、60の他方からも洗浄液を噴出するように構成でき、スクリーンマスクの両面から洗浄液を噴射できより確実に付着した印刷ペーストを洗浄・除去できる。
260は切替バルブ250と液漏れ防止キャップ60の連結孔部間を連結する湾曲自在に構成されたフレキシブルチューブ、270は吸液ポンプ220と液漏れ防止キャップ50の連結孔部間を連結する湾曲自在に構成されたフレキシブルチューブである。
本実施の形態例においては、フレキシブルチューブには高圧の洗浄液が送り込まれるため、耐圧性が必要である他、耐食性も必要であることから、例えばワイヤー入りのステンレス製フレキシブルチューブとすることが望ましい。
次に図2を参照して液漏れ防止キャップ50、60の詳細構成例を説明する。図2は本実施の形態例のマスク洗浄装置の洗浄時の液漏れ防止キャップ部の断面図である。
図2に示すように、液漏れ防止キャップ50、60の中央部には凹部が形成され中空構造となっている。そして中央部上部にはフレキシブルチューブ260,270が液密に連結係止される連結孔部55,65が形成されている。
各周辺端部は一部拡大断面図に示すように、最外縁部51は断面コの字状に成形され、その内側凹部52はU字状の凹部形状に成形され、さらにU字状の凸部53が形成されている。U字状凸部53の頂部はコ字状凸部51上部に比し僅かに出ており(例えば外形100mm角、厚み20mmの液漏れ防止キャップである場合には、中央中空凹部の深さ15mmでコの字状凸部51上部の頂部厚さ及びU字状凸部53の直径2mmに成形し、U字状凸部53の頂部はコ字状凸部51上部に比し約0.3mm程度出ている。)、例え液漏れ防止キャップ50、60のマスク610への押圧力を強くしても、縁部が圧力で必要以上に変形することが無く、しかもU字状凸部の頂部(53)は強くマスク610表面に押しつけられて変形し、確実に液密状態に維持できる。
このように、変形量を規制する部分を最縁部に設けたことにより、その内側の液密構造を形成する部分の劣化が抑えられ、良好な性能が長期間維持できる。
そして、例えば送液ポンプ210から送り込まれる洗浄液は、連結孔部65からスクリーンマスク610表面に噴射され、液漏れ防止キャップ60の中空部内で循環攪拌され、液漏れ防止キャップ60側のスクリーンマスク表面を洗浄する。
液漏れ防止キャップ50の連結孔部55には吸液ポンプ220が連結されているので、洗浄液は送液ポンプ210から送り込まれるのみでなく、液漏れ防止キャップ50側に吸引される。
このため、洗浄液はスクリーンマスク610の編み目から液漏れ防止キャップ50側に押し出され(同時に吸い込まれ)、スクリーンマスク610の目詰まり、あるいは目詰まりししかかった部分などがあってもこの部分の印刷ペーストを取り除くことができる。
なお、スクリーンマスク610の状態によって送液ポンプ210のみで洗浄液を洗浄液タンク200まで送ることができる場合には、吸液ポンプ220を省略することができる。この場合においても、送気ポンプ230から空気を送り込むことができ、洗浄液を除去あるいは蒸発させることができる。
以上の構成を備える本実施の形態例のマスク洗浄装置の制御の概略を時系列に従って説明すると以下のようになる。
本実施の形態例のマスク洗浄装置をスクリーン印刷装置に隣接して設置する。そして、スクリーン印刷機で印刷を行い、所定枚数印刷したとき、あるいは印刷品質に変化が生じたときには、スクリーン印刷を中断する。
スクリーン印刷装置のスクリーンマスクは、印刷中断位置にそのまま停止していればよい。そして、本実施の形態例のマスク洗浄装置を起動させ、液漏れ防止キャップ50、60をマスク洗浄領域に搬送して位置決めする。そして、液漏れ防止キャップ50、60をスクリーンマスクに圧接して液密状態とする。続いて切替バルブ250を送液ポンプ210側に切替え、送液ポンプ210を駆動し、洗浄液を液漏れ防止キャップ60に送る。必要に応じて吸液ポンプ220も駆動し、洗浄液を液漏れ防止キャップ50から洗浄液を吸引し、洗浄液タンク200内に送り返す。
これを所定時間行い、スクリーンマスク610に付着している不要な印刷ペーストを洗浄する。なお、液漏れ防止キャップ50、60への送液、吸液を逆転できる場合には逆転させて洗浄液を逆方向に噴射する。
続いてポンプを停止し、切替バルブ250を送気ポンプ230側に切替る。そしてヒーター240に通電すると共に送気ポンプ230を駆動し、液漏れ防止キャップ50、60に加熱空気を送り、残留した洗浄液を除去する。
洗浄液を除去するとヒーター240を停止し、続いて送気ポンプ230を停止させる。必要に応じて切替バルブ250を切替る。そして液漏れ防止キャップ50、60をスクリーンマスク610から離反し、その後液漏れ防止キャップ50、60をマスク洗浄装置100側に引き込み、待避位置に位置決めする。そして、スクリーン印刷機600によるスクリーン印刷を再開する。
以上説明したように本実施の形態例によれば、スクリーン印刷装置のスクリーンマスクを印刷機から取り外したり、マスク位置を特別の位置に移動させたりするような人手を介した制御を行うことなく、自動的に直接洗浄液を噴射してマスクの目詰まりを取り除くという従来全く考えられなかった方法を採用したことにより、従来手作業で取り除くしかなかったスクリーンマスクに印刷ペーストの一部が残留して目詰まり状態が発生した場合であっても、スクリーンマスクを取り外すことなく、また、特別に位置に移動などすることなく、印刷停止位置のままで洗浄液の液漏れ等することなく、かつ手作業の場合に比して完璧に綺麗に、かつ自動的に洗浄することができる。
さらに、洗浄後に例えば加熱空気を送り込んで残留洗浄液を除去することができ、加熱空気を送り込んだ後に液漏れ防止キャップ50、60をスクリーンマスク610から離反させ、マスク洗浄装置に引き込んで再び待機位置に待避させることにより、引き続きスクリーン印刷を行うことができ、マスク洗浄に要する時間を大幅に短縮できる。
例えば、印刷中断から液漏れ防止キャップ50、60のマスク位置搬送位置決め、洗浄領域の液密状態維持、洗浄液の噴射、加熱空気による残留洗浄液の除去、液漏れ防止キャップ50、60の待機位置への搬送位置決めを数分で行うことができる。
このように、マスク洗浄を自動的に行うことができ、人体に触れたり、蒸気を肺に吸引したりして人体に悪影響を与えることがない、安全性が高いマスク洗浄が行える。
さらに、印刷用ペーストの中には、金、銀などの貴金属や重金属等が含まれている場合も多く、従来は、作業者が手で布などに溶剤を付けてペーストを拭き取っているため、この布を回収して付着した金属を回収していたため、甚だ効率が悪かったが、上記の方法で自動的にマスクを洗浄することにより、結果としてマスクに残留している印刷ペーストなどを洗浄液と共にほとんど全て回収できる。
即ち、洗浄液毎ペーストをタンク内に回収することができ、例えば1〜2ヶ月毎にタンクの底などに沈殿した残留物から金属を回収すれば、ほぼ100%に近くの回収率とでき、収益につながる。また、不用意に外部に流出することが防げ、環境破壊を起こさないという面でも優れた効果が得られる。
〔第2の実施の形態例〕
以上の説明は、液漏れ防止キャップの中央部上部に配設される洗浄液及びエアー送出・排出用チューブ260,270を用いて送気ポンプ230よりの空気を液漏れ防止キャップ50、60内に噴出する例を説明した。
しかし、本発明は以上の例に限定されるものではなく、空気を噴出するための専用の空気孔を備え、係る空気孔から空気を噴出しても良い。このように構成した本発明に係る第2の実施の形態例を図3を参照して以下に説明する。
図3は本発明に係る第2の実施の形態例の液漏れ防止キャップの構造を説明するための図である。第2の実施の形態例においても、基本的な構成は、上述した第1の実施の形態例と同様であり、以下、主に異なる部分のみ説明し、共通の構成についての説明を省略する。
第2の実施の形態例においては、図3に示すように、液漏れ防止キャップ50、60の上部に中央部内に加圧した空気を噴出するための空気孔であるエアーシャワーノズル350、355、360、365を備えている。そして、エアーシャワーノズル350、355、360、365と送気ポンプ230とを気密に接続する接続チューブを備えることになる。接続チューブは、例えば蛇腹式のチューブとする。
具体的には、液漏れ防止キャップの周辺部上部に複数のエアーシャワーノズル350、355、360、365を設ける。例えば、液漏れ防止キャップがほぼ正方形に近い場合には中央部4箇所にエアーシャワーノズル350、355、360、365設ける。
以上説明したように第2の実施の形態例によれば、第2の実施の形態例の構造を用いて、液漏れ防止キャップ内に多少残留する洗浄液をエアーシャワーノズル350、355、360、365より噴射される噴射エアーの勢いで、残余の洗浄液が拡散し、洗浄液を効率良く除去できる。この場合には、ヒーターにより加熱空気を作らなくても、エアーをノズルより勢いよく噴射することで効率良く洗浄液の完全除去ができる。
なお、エアーシャワーノズル350、355、360、365から噴射される空気は、接続チューブ260,270を介して外部放出される。
〔第3の実施の形態例〕
以上の説明は、液漏れ防止キャップの周辺部端部の断面ほぼU字状の凸部53でスクリーンマスク610に圧接して液密状態とする例を説明した。
しかし、本発明は以上の例に限定されるものではなく、凸部63で液密状態とするのではなく、液漏れ防止キャップの周辺端部近傍の全周に渉って凹部を形成し、該凹部内に可撓性を有するOリングを一部が露出するようにはめ込み、このOリングの露出している部分をスクリーンマスク面に圧接して液密構造としても良い。このように構成した本発明に係る第3の実施の形態例を図4を参照して以下に説明する。
図4は本発明に係る第3の実施の形態例の液漏れ防止キャップの構造を説明するための図である。第3の実施の形態例においても、基本的な構成は、上述した第1の実施の形態例と同様であり、以下、主に異なる部分のみ説明し、共通の構成についての説明を省略する。
第3の実施の形態例においては、図4に示すように、液漏れ防止キャップ50、60の周辺端部にコの字状凸部やU字状の凸部を設けるのではなく、周辺縁端部先端の全周に渉って凹部を設け、該凹部の中に全周に渉って洗浄液に耐性を有する弾性体材料で形成されたOリング(オーリング)58,68をはめ込む。
凹部は、最外周部分の凸部56と内側部分の凸部57とに挟まれて形成され、図4の断面に明らかなように入り口部分がやや狭く、奥が幅広に形成され、中にOリング58、68が容易に着脱できないように収納可能に形成されている。
図4では、底部が幅広の角形の凹部であるが、これは、Oリング58、68先端部がマスク610表面に圧接されたときに、Oリング58、68の形状が変形しても、凹部内で変形を吸収可能とするためである。
図4に示すように第3の実施の形態例によれば、液漏れ防止キャップ50、60の周辺端部の全周に渉って凸部56、57及び凸部66、67を形成し、挟まれた部分にOリング58、68を収納係止する入り口がやや幅狭の凹部を形成し、この中に洗浄液に耐性を有するやや可撓性を有する(弾性がある)Oリング58、68をそれぞれはめ込む。
Oリング58、68の長さは、凹部の全長よりやや短い長さで良い。これを凹部内に圧入することで凹部から脱落することもなく、安定的に係止することが可能となる。そして、弾性力が落ちて液密特性が低下するおそれが出てきたときには、凹部内からOリング58、68を取り出し、新たな替えリングを取り付けることにより安定した液密構造と維持できる。
そして、スクリーンマスク610の当接する面は、第1の侍史の形態例とほぼ同じ先端U字状となり、良好な液密構造が得られる。
〔第4の実施の形態例〕
以上の説明は、液漏れ防止キャップで挟み付けたスクリーンマスクに洗浄液を噴射して、洗浄液の攪拌水流等により印刷ペーストを除去する例について説明した。
しかし、本発明は以上の例に限定されるものではなく、さらに洗浄力を上げるため、液漏れ防止キャップ内に超音波振動子を配置し、洗浄水又はスクリーンマスクを振動させてスクリーンマスクの付着物の剥離を補助する構成を付加しても良い。このように構成した本発明に係る第4の実施の形態例を説明する。
第4の実施の形態例においても、基本的な構成は、上述した各実施の形態例と同様であり、以下、主に異なる部分のみ説明し、共通の構成についての説明を省略する。
第4の実施の形態例においては、図1あるいは図3に示す液漏れ防止キャップ50、60の中空部内部に不図示の超音波振動子を設け、液漏れ防止キャップ50、60のいずれにも送液ポンプ210、吸液ポンプ220を切り換え接続可能に構成する。
そして、一定時間で洗浄液を噴射する液漏れ防止キャップ50、60を切替え、スクリーンマスク610の印刷ペースト塗布面のみならず、裏面にも洗浄液を噴射するように構成する。これにより、より確実にスクリーンマスクに付着した印刷ペーストや埃、ゴミなどを除去できる。
そしてさらに液漏れ防止キャップ50、60の中空部に超音波振動子を配設する。この超音波振動子としては、超音波洗浄機に使用されている振動子を利用することができる。振動子制御も公知の超音波洗浄機の制御機構をそのまま適用できる。
特に液漏れ防止キャップ50、60内に多くの洗浄液がある状態で振動させると大きな効果が得られる。例えば、洗浄液の噴射方向を反転させるタイミングで振動子を振動させることが考えられる。しかし、このタイミングは任意であり、設置場所もフレキシブルチューブとの連結部近傍のほか、任意の場所に設置できる。
あるいは、超音波振動子をスクリーンマスク610に当接させてスクリーンマスクに直接振動を伝達してもよい。スクリーンマスクに直接振動を伝達する構造の場合では、洗浄液の量が例え少なくても大きな除去能力を発揮させることができる。
この超音波振動子は、第4実施例のマスク洗浄装置のみならず、上記した各実施の形態例の液漏れ防止キャップ50、60に配設しても洗浄能力のアップに貢献できることは勿論である。
〔他の実施の形態例〕
以上の説明はスクリーン印刷機とマスク洗浄装置とを全く別筐体とする例を説明したが、本発明は以上の例に限定されるものではなく、スクリーン印刷機の一部にマスク洗浄装置を内蔵させても良い。
内蔵させた場合には、スクリーン印刷機とマスク洗浄装置との間の位置決めや、洗浄位置の位置決め制御が簡略化でき、また、設置面積も少なくできる。
さらに、以上の説明では、洗浄液を3つの貯液漕と1つのフィルタをで再生して循環利用する例を説明した。しかし、以上の例に限定されるものではなく、貯液漕を1つのみとし、フィルタを複数備える構成としても良い。これによりより小型化が実現する。さらに、フィルタを1個のみであってもよい。
本発明に係る一発明の実施の形態例のマスク洗浄装置の全体構成を説明するための図である。 図1に示す液漏れ防止キャップの詳細構成例を示す図である。
本発明に係る第2の実施の形態例の液漏れ防止キャップの構造を説明するための図である。 本発明に係る第2の実施の形態例の液漏れ防止キャップの構造を説明するための図である。
符号の説明
50、60 液漏れ防止キャップ
55,65 連結孔部
53、53 U字状の凸部
58、68 Oリング
100 マスク洗浄装置
110 位置制御部
150,160 アーム
200 洗浄液タンク
210 送液ポンプ
220 吸液ポンプ
230 送気ポンプ
240 ヒーター
250 切替バルブ
260、270、280 フレキシブルチューブ
600 スクリーン印刷機
610 スクリーンマスク
620 位置決め制御部
625 印刷対象(ワーク)
630 スキージ
650 制御部

Claims (11)

  1. スクリーン印刷機のスクリーンマスクを洗浄するマスク洗浄装置であって、
    洗浄するべきスクリーンマスクの洗浄領域両面に対向して位置決めされ前記スクリーンマスクの洗浄領域を液密に挟持する液漏れ防止キャップ組と、
    前記液漏れ防止キャップ組を係止し、待機位置と洗浄位置に位置決め移動する移動アーム組と、
    前記液漏れ防止キャップ組の一方のキャップ内に洗浄液を噴出させる洗浄液噴出手段と、
    前記液漏れ防止キャップ組の他方のキャップ内に、前記一方の液漏れ防止キャップから噴出され、前記スクリーンマスク洗浄領域を通過した洗浄液を回収する回収手段とを備え、
    前記回収手段は、他方の液漏れ防止キャップ内に前記一方の液漏れ防止キャップ内から噴出した洗浄液を排出する排出手段を含むことを特徴とするマスク洗浄装置。
  2. 前記液漏れ防止キャップ組は互いにほぼ対称の外形形状に成形され、
    前記移動アーム組は、前記液漏れ防止キャップ組のそれぞれの液漏れ防止キャップを互いが対向する様に係止し、それぞれスクリーン印刷中はスクリーン印刷機の印刷動作範囲外の待機位置に位置決めし、洗浄時には待機位置より前記スクリーンマスクの洗浄領域を挟むように前記液漏れ防止キャップ組を移動させ、前記液漏れ防止キャップ組の最周辺縁端部がほぼ対向する位置に位置決めして互いに所定圧力で挟み付けることを特徴とする請求項1記載のマスク洗浄装置。
  3. 前記液漏れ防止キャップ組は、最周辺縁端部の前記スクリーンマスク当接面をほぼU字状に形成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマスク洗浄装置。
  4. 前記液漏れ防止キャップ組は、キャップの少なくとも中央部上部に洗浄液が供給・排出可能な導液路を備え、
    前記導液路を介して一方の液漏れ防止キャップ内に洗浄液を噴射可能に構成すると共に、他方の液漏れ防止キャップの前記導液路を用いて前記一方の液漏れ防止キャップから噴出され、スクリーンマスクを通過した洗浄液を排出可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマスク洗浄装置。
  5. 前記液漏れ防止キャップ組は、洗浄液の供給・排出処理実行後に前記液漏れ防止キャップ内に空気を送り込み可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のマスク洗浄装置。
  6. さらに、洗浄液タンクと、
    前記洗浄液タンク内の洗浄液を一方の前記液漏れ防止キャップの導液路に供給し、スクリーンマスクに挟持されている液漏れ防止キャップ内に噴出させる噴出手段と、
    前記噴出手段の洗浄液供給に同期してスクリーンマスクに挟持されている液漏れ防止キャップ内に噴出されている洗浄液を対向する液漏れ防止キャップの導液路を介して排出して前記洗浄液タンク内に戻す排出手段と、
    前記噴出手段と前記排出手段による洗浄液循環処理の終了後前記液漏れ防止キャップ内に空気を供給して前記スクリーンマスクに残余の洗浄液を除去する気体供給手段とを備えることを特徴とする請求項5記載のマスク洗浄装置。
  7. 前記液漏れ防止キャップは、さらに内部に超音波振動子を備え、洗浄時に前記超音波振動子を振動させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のマスク洗浄装置。
  8. スクリーンマスクの洗浄領域を液密に挟持する液漏れ防止キャップ組を備え、スクリーン印刷機のスクリーンマスクを洗浄するマスク洗浄装置におけるマスク洗浄方法であって、
    前記液漏れ防止キャップ組をスクリーン印刷中はスクリーン印刷機の印刷動作範囲外の待機位置に位置決めし、洗浄時には待機位置より前記スクリーンマスクの洗浄領域両面に移動させ、
    液漏れ防止キャップ組を前記スクリーンマスクの洗浄領域に対向して圧接して液密状態に位置決めし、
    所定時間前記液漏れ防止キャップ組の一方のキャップ内に洗浄液を噴出させ、洗浄液を前記スクリーンマスクを通過させてマスク面を洗浄すると共に、
    前記液漏れ防止キャップ組の他方のキャップ内から、前記一方の液漏れ防止キャップから噴出され、前記スクリーンマスク洗浄領域を通過した洗浄液を排出し、
    スクリーンマスクを自動洗浄することを特徴とするマスク洗浄方法。
  9. 前記液漏れ防止キャップ組は互いにほぼ対称の外形形状に成形され、
    前記移動アーム組は、前記液漏れ防止キャップ組のそれぞれの液漏れ防止キャップを互いが対向する様に係止し、
    スクリーン印刷中は前記液漏れ防止キャップ組をスクリーン印刷機の印刷動作範囲外の待機位置に位置決めし、
    洗浄時には前記液漏れ防止キャップ組を待機位置より前記スクリーンマスクの洗浄領域に移動させ、前記液漏れ防止キャップ組の最周辺縁端部がほぼ対向する位置になるように位置決めして互いに所定圧力で前記スクリーンマスクを挟み付けて液密状態にすることを特徴とする請求項8記載のマスク洗浄方法。
  10. 洗浄液の噴出・排出処理実行後に前記液漏れ防止キャップ内に空気を送り込み前記スクリーンマスクに残余の洗浄液を助鏡することを特徴とする請求項8又は請求項9記載のマスク洗浄方法。
  11. 前記液漏れ防止キャップ内部に超音波振動子を配置し、洗浄時に前記超音波振動子を振動させることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載のマスク洗浄方法。
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JP2010253757A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Mitsubishi Electric Corp スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置
CN104129161A (zh) * 2014-07-14 2014-11-05 太阳机械股份有限公司 一种轮转印刷机的单独洗净装置及其使用方法
CN113829750A (zh) * 2020-08-05 2021-12-24 山东华菱电子股份有限公司 网版超声清洗机及其应用

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