JP2006326226A5 - - Google Patents

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ガイディングカテーテル
本発明は、先端部と、本体部と、当該先端部と本体部との間に少なくとも1カ所の湾曲部を有するガイディング用カテーテルに関する。
冠動脈形成術(PTCA)では、心臓の冠動脈内の狭窄部を拡張する際には、まず、セルジンガー法等により、動脈血管内にガイディングカテーテル用ガイドワイヤを挿入して、その先端を心臓の近くに位置させる。次に、ガイドワイヤに沿って、ガイディングカテーテルを動脈血管内に挿入し、その先端を心臓の冠動脈入口に位置させる。
その後、ガイドワイヤのみを抜き取り、それよりも細いバルーンカテーテル用ガイドワイヤをガイディングカテーテル内に挿入して、その先端が狭窄部を通過した位置まで到達させる。次に、ガイドワイヤの基端部をバルーンカテーテル先端部に挿入し、このガイドワイヤを軸として、これに沿わせながら、バルーンカテーテルをガイディングカテーテル内に挿入し、そのバルーン部を狭窄部内に押し進めた後、バルーン部を膨らまして、狭窄部を拡張する。
上記ガイディングカテーテルは、本体と、先端部と、本体と先端部の間に配設された湾曲部を有している。この湾曲部は、ガイディングカテーテルを冠動脈の血管形状に対応させるためのものである。そして、上記3つの部分が、相互に連通するチューブを有し、それらのチューブは、樹脂にX線不透過性の造影剤が配合されて成る。
ところで、PTCAで、バルーンカテーテルのバルーン部を狭窄部内に押し進める際には、バルーン部は反力を受けるが、この反力は、ガイディングカテーテルの湾曲部が血管の内面に当接することにより受け止められる。
しかし、狭窄部の狭窄が強く、バルーンカテーテル用ガイドワイヤと狭窄部間の間隔が小の場合や、狭窄部が硬い場合には、反力が大となって、ガイディングカテーテルの湾曲部が引き伸ばされ、ガイディングカテーテルの先端部が冠動脈の入口から外れることがある。その場合には、上記反力をガイディングカテーテルで受け止めることができなくなり、バルーン部を狭窄部内に押し進めることが困難となる。この問題を解決するために、ガイディングカテーテルの肉厚を厚くすることが考えられる。
ところが、最近のPTCAでは、これまで主に行われてきた経大腿動脈アプローチ(TFI)よりも、術後の患者の負担が軽いとされる経橈骨動脈アプローチ(TRI)での手技が増加している。そして、大腿動脈よりも橈骨動脈の方が血管径は小さいため、TRIでは、ガイディングカテーテルも外径が小さいものが使用される。
このように、ガイディングカテーテルの外径が小さい場合でも、比較的外径が大きい治療デバイスをガイディングカテーテルに挿入する手技の選択肢が制限されないことが要望されている。そのため、ガイディングカテーテルは、外径が小さい場合でも、大きな内腔(内径)が要求されることとなり、このため、その肉厚を厚くすることは困難となる。
そこで、上記問題を解決するために、ガイディングカテーテルの湾曲部の剛性を他の部分よりも高くしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、このものでは、湾曲部の剛性を高めるために、特殊な構造を設ける必要性や、特殊な加工が必要であったため、コストアップに繋がる惧れがあった。
特許第3412242号公報
解決しようとする問題点は、
(1)狭窄部の狭窄が強く、治療デバイス用ガイドワイヤと狭窄部間の間隔が小さくて、治療デバイスを狭窄部内に押し進める際の反力が大の場合、又は、
(2)狭窄部が硬く、上記反力が大の場合、或いは、
(3)ガイディングカテーテルの外径が小であると共に、比較的外径が大きい治療デバイスをガイディングカテーテルに挿入する手技が可能なように、その肉厚が薄くされて、その内径が大とされている場合には、上記反力を、ガイディングカテーテルにより、良好に受け止めることができず、治療デバイスの狭窄部への挿入を容易に行えなかった点である。
また、特殊な構造を設けることや、特殊な加工を行うことで、局所的に湾曲部の剛性を高めることが可能であると考えられるが、これらを達成するにはコストアップに繋がる惧れがあった点である。
本発明は上記問題を解決できるガイディングカテーテルを提供することを目的とし、その目的を達成するために、本発明の特徴とするところは、先端部と、本体部と、先端部と本体部との間に設けられた湾曲部とを備えたガイディングカテーテルであって、湾曲部は熱可塑性樹脂から成り熱可塑性樹脂がポリアミドであるガイディングカテーテルである。
また、前記熱可塑性樹脂は耐熱性を高める添加剤が配合されている。さらに、前記湾曲部の成形温度が、耐熱性を高める添加剤が配合されていない熱可塑性樹脂の溶融上限温度よりも高い。加えて、前記本体部と前記湾曲部とが同一材料である。
(1)狭窄部の狭窄が強く、治療デバイス用ガイドワイヤとの狭窄部間の間隔が小さくて、治療デバイスを狭窄部内に押し進める際の反力が大の場合、又は、
(2)狭窄部が硬く、上記反力が大の場合、或いは、
(3)ガイディングカテーテルの外径が小であると共に、比較的外径が大きい治療デバイスをガイディングカテーテルに挿入する手技が可能なように、その肉厚が薄くされて、その内径が大とされている場合でも、上記反力を、ガイディングカテーテルにより、良好に受け止めることができ、治療デバイスの狭窄部内への挿入を容易に行える。
又、湾曲部の形状保持力を上げるための特殊な構造を設けることや、特殊な加工も必要としないため、コストアップに繋がることはない。
本発明は、湾曲部の形状保持力が高く、バルーンカテーテル等の治療デバイスを血管内に容易に挿入できると共に、湾曲部の剛性を高めるために特殊な加工も必要としないガイディングカテーテルを提供する。
以下、本発明の第1実施例を図1〜図4の図面に基づき説明すると、本発明のガイディングカテーテルは円筒状のチューブとされている。図1に示すように、ガイディングカテーテルは、シャフト本体1と、コネクター2と、先端チップを有し、シャフト本体1の基端部にコネクター2が接続されている。
シャフト本体1は患者の血管内に挿入されるため、その外径は、例えば、1.7〜4.0mm、好ましくは2.0〜3.0mmとされている。又、シャフト本体1内には、バルーンカテーテル(但し、そのバルーン部は折り畳まれている)等の治療デバイスが1本又は2本挿入されるため、その内径は、例えば1.5〜3.5mm、好ましくは1.8〜2.3mmとされている。シャフト本体1は、少なくとも患者の血管の挿入口から治療部位近傍(例えば、心臓の冠動脈入口)までの長さが必要であり、その長さは、具体的には、700〜1200mm、好ましくは800〜1100mmとされている。
図2及び図3にも示すように、シャフト本体1は、シャフト本体1を主構成する直管状の本体部6と、シャフト本体1の先端部を構成する先端部8と、湾曲部7を有する。先端部8は、基端側の第1部材9と、先端側の第2部材10を連設することで構成されている。湾曲部7は、ガイディングカテーテルを冠動脈の血管形状に対応させるためのもので、湾曲部7が形成されている位置は、心臓近くの冠動脈の血管形状等に合わせて決定され、その長さは0〜数cmとされている。湾曲部7は、例えば、直管状の本体部6を形成した後に、その先端部に熱などを加えつつ変形させることにより形成される。尚、実施例では、湾曲部7は単一とされているが、複数とされることもある。そして、湾曲部7、先端部8及び先端チップは、ジャドキンスレフト型(JL型)のカーブ形状に成形されている。尚、湾曲部7、先端部8及び先端チップを他の形状(アンプラッツ型等)に成形する場合もある。
シャフト本体部を構成する本体部6、湾曲部7及び第1・第2部材9,10は、それぞれ、各部及び各部材の内周部を構成し、且つ一体成形された内層チューブ(内層)Aと、各部及び各部材の外周部を構成する外層チューブ(外層)6B、7B、9B、10Bと、外層チューブ6B、7B、9B、10Bの内周部にメッシュ(螺旋)状に埋め込み、固定された金属製補強体(ブレード)12を有し、内層チューブAは、対応する外層チューブ6B、7B、9B、10Bと固定されている。上記内層・外層チューブA、6B、7B、9B、10Bは、それぞれ、軸心方向に隣接する内層・外層チューブA、6B、7B、9B、10Bと、溶着、接着、又は、一体成形により接続されて、上記本体部6、湾曲部7及び第1・第2部材9、10は連通している。尚、実施例では、本体部6、湾曲部7及び第1・第2部材9、10の内層チューブ同志Aと、外層チューブ6B、7B同志が、それぞれ一体成形されて、本体部6及び湾曲部7、第1部材9、第2部材10、先端チップの順に、弾性が大とされている。
外層チューブ6B、7B、9B、10Bは、熱可塑性樹脂から成るが、その材質は所定の形状保持特性と弾力性とを有するポリアミド樹脂が挙げられる。内層チューブAは、治療デバイスの操作性に影響を及ぼすため、摩擦係数が小さい、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等のフッ素系材質が挙げられる。また、外層には術中における視認性を得るために造影剤が配合されるが、この材質としては、酸化ビスマス、次炭酸ビスマス等が挙げられる。
湾曲部7の外層チューブ7Bにおける原料樹脂はポリアミドであるポリアミド12(ナイロン12)であるが、その中でも耐熱性を高めるための添加剤を配合された耐熱性に優れたグレードが用いられている。更に、湾曲部成形時における温度が、耐熱性を高めるための添加剤を配合されていない耐熱性の優れないグレードで成形する温度(溶融上限温度)よりも高温で成形される。又、湾曲部7と本体部6における外層チューブ7B及び6Bは同一材料が用いられる。又、外層チューブ9B及び10Bは、湾曲部における外層チューブ7Bよりも弾力性が高い、ポリアミドエラストマーが用いられ、9Bよりも10Bの方が弾力性の高いグレードが用いられる。
先端チップ4は、シャフト本体1の先端部8の第2部材10に溶着、接着、又は、一体成形により、接続されて、上記両者は連通している。図4に示すように、先端チップ4は単一層のチューブとされて、熱可塑性樹脂に造影剤が配合されて成る。樹脂及び造影剤としては、上記外層チューブ9B、10Bと同様のものが使用される。
上記のように構成した実施例によれば、例えば、バルーンカテーテルによる経皮的冠動脈形成術(PTCA)治療により、心臓の冠動脈の狭窄部を拡張する際には、まず、セルジンガー法等により、動脈血管内にガイディングカテーテル用ガイドワイヤを挿入して、その先端を心臓の近くに位置させる。次に、ガイドワイヤに沿って、ガイディングカテーテルを動脈血管内に挿入し、その先端チップ4を心臓の冠動脈入口に位置させる。
次に、ガイドワイヤのみを抜き取り、それよりも細いバルーンカテーテル用ガイドワイヤを、ガイディングカテーテルに沿って挿入して、その先端が狭窄部を通過した位置まで到達させる。その後、ガイドワイヤの基端部をバルーンカテーテル先端部に挿入し、このガイドワイヤを軸として、これに沿わせながら、バルーンカテーテルをガイディングカテーテル内に挿入し、そのバルーン部を、狭窄部内に押し進める。その際、バルーン部は狭窄部から反力を受ける。
この場合において、
(1)狭窄部の狭窄が弱く、治療デバイス用ガイドワイヤと狭窄部間の間隔が大で、上記反力が小の場合、又は、
(2)狭窄部が柔らかく、上記反力が小の場合、或いは、
(3)PTCAが経大腿動脈アプローチ(TFI)の手技によるものであって、ガイディングカテーテルの外径が大で、その肉厚が厚い場合には、
ガイディングカテーテルの湾曲部に何ら工夫のない従来のものでも、上記反力は、ガイディングカテーテルの湾曲部が血管の内壁に当接して、受け止められる。それ故、バルーン部を狭窄部内に良好に押し進めることができる。
しかし、
(1)狭窄部の狭窄が強く、治療デバイス用ガイドワイヤと狭窄部間の間隔が小さくて、治療デバイスを狭窄部内に押し進める際の反力が大の場合、又は、
(2)狭窄部が硬く、上記反力が大の場合、或いは、
(3)PTCAが術後の患者の負担が軽いとされる経橈骨動脈アプローチ(TRI)での手技によるものであって、ガイディングカテーテルの外径が小であると共に、比較的外径が大きい治療デバイスをガイディングカテーテルに挿入する手技が可能なように、その肉厚が薄くされて、その内径が大とされている場合には、
ガイディングカテーテルの湾曲部に何ら工夫のない従来のものでは、上記反力により、ガイディングカテーテルの湾曲部が引き伸ばされて、ガイディングカテーテルの先端チップが冠動脈の入口から外れることがある。その場合には、上記反力をガイディングカテーテルで受けとめることができなくなり、バルーン部を狭窄部内に押し進めることが困難となる。
然しながら、本発明では、ガイディングカテーテルの湾曲部7の形状保持力が同じポリアミド樹脂でも耐熱性に優れたグレードを用い、且つ、耐熱性に優れないグレードの成形温度(溶融上限温度)よりも高温で成形することで、カーブ形状保持力が優れているため、上記反力はガイディングカテーテルの湾曲部7が血管内面に当接することで良好に受け止められ、バルーンカテーテルのバルーン部を狭窄部内に容易に挿入できる。この時、耐熱性に優れないグレードを用いたもので、耐熱性に優れるグレードと同等の高温で湾曲部を成形した場合には、その溶融上限温度を上回るため、湾曲部に変形又は溶融といった問題が発生することは容易に考えられる。
[試験例]
次に、本発明を実施した試験例と、比較例により、本発明を更に説明するが、本発明は試験例により限定されるものではない。
[試験例1,2、比較例]
図1〜図4に示す上記第1実施例の構成のガイディングカテーテルシャフト本体1の内層チューブAにPTFE、本体部6の外層チューブ6Bと湾曲部7の外層チューブ7Bの樹脂にポリアミド12、第1・第2部材9,10の外層チューブ9B、10Bの樹脂にポリアミドエラストマー、これら全ての外層樹脂に配合される造影剤に酸化ビスマスとし、本体部6の外層チューブ6Bと湾曲7の外層チューブ7Bに用いられるポリアミド12は、ウベスタ耐熱グレード(宇部興産)及びリルサン耐熱グレード(アトフィナ)を用いたものをそれぞれ試験例1、2とし、耐熱性に優れないウベスタ標準グレード(宇部興産)を用いたものを比較例とした。そして、シャフト本体1の湾曲部7,先端部8及び先端チップ4をジャドキンスレフト型(JL型)のカーブに成形した。この時の成形は、シャフト本体1に熱を加え、目的のカーブ形状にした後、冷却することで行い、成形時の加熱温度は、ウベスタ耐熱グレード及びリルサン耐熱グレードを用いたものは170℃、ウベスタ標準グレードを用いたものは145℃とした(溶融上限温度)。
次に、シャフト本体1及び先端チップ4をシース内に通して、シャフト本体1の湾曲部7を一度引き伸ばした後に、引張試験機(島津製作所製オートグラフ:AG―500D)及び、図5に示す治具14を用いて引抜試験を行い、カーブ形状保持力を評価した。尚、シャフト本体1をシース内に通して、その湾曲部7を一度引き伸ばしたのは、シャフト本体1を血管内に挿入した際に、その湾曲7が一度引き伸ばされるからである。又、治具14は樹脂製のブロック形状とされて、貫通孔15が形成されており、貫通孔15は、基部側の弟径部15Aと、先端部側の小径部15Bから成る。
引き抜き試験時には、シャフト本体1及び先端チップ4を治具14の貫通孔15内に挿入した後、シャフト本体1の基部に芯線を入れて、これらを引張試験機に固定した。その後、引張試験機により、速度500mm/minで、シャフト本体1及び先端チップ4が治具14の貫通孔15から完全に抜け出るまで引き抜き、その際の最大引張力(引抜強度)を測定した。この試験結果を表1に示す。
Figure 2006326226
[試験例3、4、比較例]
上記のウベスタ耐熱グレード及びリルサン耐熱グレードの成形温度以外は、試験例1,2及び比較例と同様にして、それぞれ、試験例3,4、比較例のシャフト本体1を得た。そして、上記と同様に引張試験を行った。試験結果を表2に示す。
Figure 2006326226
表2から明らかなように、湾曲部7を引き抜いた際の最大引張力(引抜強度)は、試験例3、4の場合が、比較例よりも大である。このことより、湾曲部7の外層チューブの熱可塑性樹脂に、耐熱性を高める添加剤が配合された耐熱性に優れたグレード(ウベスタ耐熱グレード及びリルサン耐熱グレード)を用いた場合が、耐熱性の優れない標準グレード(ウベスタ標準グレード)よりも、湾曲部7を引き抜いた際の最大引張力が大きくなる。
即ち、湾曲部における外層チューブに用いる熱可塑性樹脂として、耐熱性に優れたグレードを用いることで、湾曲部の剛性を高めることが可能となる。
さらに、表1から明らかなように、湾曲部7を引き抜いた際の最大引張力(引抜強度)は、試験例1、2の場合が、比較例よりも大である。このことより、湾曲部7の外層チューブの熱可塑性樹脂に、耐熱性を高める添加剤が配合された耐熱性に優れたグレード(ウベスタ耐熱グレード及びリルサン耐熱グレード)を用い、且つ湾曲部を耐熱性の優れない標準グレード(ウベスタ標準グレード)の成形温度(溶融上限温度)よりも高温で成形した場合が、湾曲部7を引き抜いた際の最大引張力が大きくなる。
即ち、湾曲部における外層チューブに用いる熱可塑性樹脂として、耐熱性に優れたグレードを用い、且つ湾曲部をより高温で成形することで、湾曲部の剛性をより高めることが可能となる。
本発明のガイディングカテーテルの全体側面図である。 図1の縦側断面図である。 図2のA−A線矢視断面図である。 図2のB−B線矢視断面図である。 引張試験を説明するための説明図である。
符号の説明
1 シャフト本体
6 本体部
7 湾曲部
8 先端部
A 内層チューブ
6B,7B,9B,10B 外層チューブ
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