JP2006325919A - ハンディ式ブレンダー - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータ駆動時にモータから飛散するカーボンが電装部品に付着するのを防止し得るようにする。
【解決手段】 ユーザが握持する握持部1aを有するブレンダー本体1と、該ブレンダー本体1に対して交換可能に装着されるアタッチメント2とからなるハンディ式ブレンダーにおいて、前記ブレンダー本体1における上方部分Xを、その下方部分Yより小径となして前記握持部1aとなし且つ前記下方部分Y内に、モータ3を配設する一方、前記上方部分X内に、前記モータ3の制御を行う電装部品(例えば、制御基板5)を配設するとともに、前記モータ3と前記制御基板との間に、前記モータ3の駆動により発生するカーボンが制御基板5側に飛散するのを防止するカーボン飛散防止部材6を介設して、モータ駆動時にモータ3から飛散するカーボンが制御基板5に付着することがなくなるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、ハンディ式ブレンダーに関し、さらに詳しくは、駆動源であるモータの駆動により発生するカーボンの飛散を防止し得るように構成したハンディ式ブレンダーに関するものである。
蒸したジャガイモをつぶしたり、食品同士を混ぜ合わせたりする際に用いられる電動調理器は従来から良く知られている(特許文献1参照)。しかしながら、本願発明が対象とするハンディ式ブレンダーについて調査した範囲においては適当な特許文献を発見することができなかった。
特開2002−10926号公報。
ところでハンディ式ブレンダーの場合、通常駆動源であるモータとしてブラシ式モータが採用されることが多いところから、モータ駆動時に接点のカーボンが削られて飛散するという現象が発生する。例えば、電装部(制御基板等の電装部品装着部)をモータ収納部に隣接した場所に配設しているブレンダーの場合、上記ようにして発生したカーボンが飛散すると、電装部に付着して絶縁劣化やショートを発生させ、商品故障の原因となるという不具合が生ずる。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、モータ駆動時にモータから飛散するカーボンが電装部品に付着するのを防止し得るようにすることを目的とするものである。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、ユーザが握持する握持部を有するブレンダー本体と、該ブレンダー本体に対して交換可能に装着されるアタッチメントとからなり、前記ブレンダー本体内には、前記アタッチメントの駆動源となるモータを内蔵するとともに該モータの駆動制御を行う操作スイッチを前記握持部に設けてなるハンディ式ブレンダーにおいて、前記ブレンダー本体における上方部分を、その下方部分より小径となして前記握持部となし且つ前記下方部分内に、前記モータを配設する一方、前記上方部分内に、前記モータの制御を行う電装部品を配設するとともに、前記モータと前記電装部品との間に、前記モータの駆動により発生するカーボンが電装部品側に飛散するのを防止するカーボン飛散防止部材を介設している。
上記のように構成したことにより、モータ駆動時にモータの接点が削られてカーボンが飛散するが、この飛散するカーボンが、モータが収納されているブレンダー本体の下方部分から電装部品が収納されているブレンダー本体上方部分へと飛散するのを前記モータと前記電装部品との間に配設されたカーボン飛散防止部材によって確実に防止されることとなる。従って、モータ駆動時にモータから飛散するカーボンが電装部品(例えば、制御基板等)に付着することがなくなり、電装部品の絶縁劣化やショートに起因する故障をなくすることができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えたハンディ式ブレンダーにおいて、前記握持部に、ユーザの掌を当接するための凹部と、該凹部の反対側に位置して前記操作スイッチとを設けることもでき、そのように構成した場合、握持部に形成された凹部に掌を当接した状態で握り締めると同時に操作スイッチを操作することが可能となり、使い勝手がよくなる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2の手段を備えたハンディ式ブレンダーにおいて、前記カーボン飛散防止部材に、前記モータの駆動制御を行う制御基板を保持することもでき、そのように構成した場合、カーボン飛散防止部材を制御基板保持部材として兼用できることとなり、構造の簡略化を図ることができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を備えたハンディ式ブレンダーにおいて、前記カーボン飛散防止部材に、前記ブレンダー本体を略鉛直姿勢に保持したときに前記操作スイッチのON操作と連動して前記モータがON状態とされるように構成した安全機構を支持することもでき、そのように構成した場合、不用意にモータが駆動されることがなくなって、安全性が向上するとともに、カーボン飛散防止部材を安全機構保持部材として兼用できるところから、構造の簡略化を図ることができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えたハンディ式ブレンダーにおいて、前記カーボン飛散防止部材の外周に、前記ブレンダー本体との間をシールするとともに前記モータの振動を吸収する防振部材を設けることもでき、そのように構成した場合、モータ駆動時にモータから飛散するカーボンを防振部材により防止できるとともに、モータ駆動時の振動がブレンダー本体に伝わるのを防止することもできる。
本願発明の第1の手段によれば、ユーザが握持する握持部を有するブレンダー本体と、該ブレンダー本体に対して交換可能に装着されるアタッチメントとからなり、前記ブレンダー本体内には、前記アタッチメントの駆動源となるモータを内蔵するとともに該モータの駆動制御を行う操作スイッチを前記握持部に設けてなるハンディ式ブレンダーにおいて、前記ブレンダー本体における上方部分を、その下方部分より小径となして前記握持部となし且つ前記下方部分内に、前記モータを配設する一方、前記上方部分内に、前記モータの制御を行う電装部品を配設するとともに、前記モータと前記電装部品との間に、前記モータの駆動により発生するカーボンが電装部品側に飛散するのを防止するカーボン飛散防止部材を介設して、モータ駆動時にモータの接点が削られて飛散するカーボンが、モータが収納されているブレンダー本体の下方部分から電装部品が収納されているブレンダー本体上方部分へと飛散するのを前記モータと前記電装部品との間に配設されたカーボン飛散防止部材によって確実に防止されるようにしたので、モータ駆動時にモータから飛散するカーボンが電装部品(例えば、制御基板等)に付着することがなくなり、電装部品の絶縁劣化やショートに起因する故障をなくすることができるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えたハンディ式ブレンダーにおいて、前記握持部に、ユーザの掌を当接するための凹部と、該凹部の反対側に位置して前記操作スイッチとを設けることもでき、そのように構成した場合、握持部に形成された凹部に掌を当接した状態で握り締めると同時に操作スイッチを操作することが可能となり、使い勝手がよくなる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第1又は第2の手段を備えたハンディ式ブレンダーにおいて、前記カーボン飛散防止部材に、前記モータの駆動制御を行う制御基板を保持することもでき、そのように構成した場合、カーボン飛散防止部材を制御基板保持部材として兼用できることとなり、構造の簡略化を図ることができる。
本願発明の第4の手段におけるように、上記第1、第2又は第3の手段を備えたハンディ式ブレンダーにおいて、前記カーボン飛散防止部材に、前記ブレンダー本体を略鉛直姿勢に保持したときに前記操作スイッチのON操作と連動して前記モータがON状態とされるように構成した安全機構を支持することもでき、そのように構成した場合、不用意にモータが駆動されることがなくなって、安全性が向上するとともに、カーボン飛散防止部材を安全機構保持部材として兼用できるところから、構造の簡略化を図ることができる。
本願発明の第5の手段におけるように、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えたハンディ式ブレンダーにおいて、前記カーボン飛散防止部材の外周に、前記ブレンダー本体との間をシールするとともに前記モータの振動を吸収する防振部材を設けることもでき、そのように構成した場合、モータ駆動時にモータから飛散するカーボンを防振部材により防止できるとともに、モータ駆動時の振動がブレンダー本体に伝わるのを防止することもできる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について詳述する。
このハンディ式ブレンダーは、図1ないし図3に示すように、ユーザが握持する握持部1aを有するブレンダー本体1と、該ブレンダー本体1に対して交換可能に装着されるアタッチメント2とからなっており、前記ブレンダー本体1内には、前記アタッチメント2の駆動源となるモータ3が内蔵されるととも該モータ3の駆動制御を行う操作スイッチ4が前記握持部1aに設けられている。
前記ブレンダー本体1における上方部分Xは、その下方部分Yより小径とされて前記握持部1aとされており、前記下方部分Y内には、前記モータ3が配設される一方、前記上方部分X内には、前記モータ3の制御を行う電装部品(例えば、制御基板5およびリミットスイッチ20など)が配設されている。このようにすると、ハンディ式ブレンダーの重心を低くすることができるとともにモータ3の振動が直接手に伝わりにくくなり、調理時に使用者の手の負担を小さくすることができる。
そして、前記モータ3と前記制御基板5との間には、前記モータ3の駆動により接点が削られて発生するカーボンが制御基板5側に飛散するのを防止するカーボン飛散防止部材6が介設されている。
前記カーボン飛散防止部材6は、前記モータ3の上部に被嵌されるキャップ部6aと、該キャップ部6aの下端外周に一体突設されたフランジ部6bとからなっており、前記キャップ部6aの側面には、モータ3の駆動による温度上昇を抑制するための空気抜き穴12が形成されている。
前記カーボン飛散防止部材6には、前記制御基板5が鉛直姿勢で保持されるが、該制御基板5の下端は、前記カーボン飛散防止部材6のキャップ部6aから上方に一体延設された基板保持部材13に支持されている。このようにすると、カーボン飛散防止部材6を制御基板保持部材として兼用できることとなり、構造の簡略化を図ることができる。
また、前記カーボン飛散防止部材6の外周(即ち、フランジ部6b)には、前記ブレンダー本体1との間をシールするとともに前記モータ3の振動を吸収する防振部材14が設けられている。
前記握持部1aには、ユーザの掌を当接するための凹部7と、該凹部7の反対側に位置して前記操作スイッチ4とが設けられている。このようにすると、握持部1aに形成された凹部7に掌を当接した状態で握り締めると同時に操作スイッチ4を操作することが可能となり、使い勝手がよくなる(特に、手の小さな女性が操作する時の操作性が向上する)。
前記ブレンダー本体1の上面には、モータ3の回転スピードを調整するためのレバー8が設けられており、該レバー8の回動操作力は、伝達機構9を介して可変抵抗器10へ伝達されることとなっている。符号11は電源コードを挿入支持するガイド筒である。
前記操作スイッチ4は、前記握持部1aにおける前記凹部7と反対側に形成された浅い縦長の窪み15に上下摺動自在に設けられている。この操作スイッチ4は、外周部を構成する枠体4aと該枠体4aに対して内側から係止された操作部4bと該操作部4bの内面に一体突設された操作杆4cとからなっており、スプリング16によって外方に付勢されている。そして、この操作スイッチ4の枠体4aは、前記窪み15に形成された縦長の開口17に係入された状態で装着されており、常態においては上方端に位置せしめられている。この状態においては、操作スイッチ4の操作杆4cは、前記開口17の内方に位置して設けられた作動防止板18に当接されており、操作スイッチ4は操作部4bを押しても作動しないこととなっている。一方、操作スイッチ4を開口17に沿って下方に移動させると、操作杆4cが前記作動防止板18に形成された通孔19と対応し、この状態においては、操作スイッチ4は操作部4bを押すことにより操作可能となる。つまり、操作スイッチ4は、一旦下方へ移動させた後でなければ操作できない安全構造となっているのである。
また、前記モータ3への電源供給を制御するリミットスイッチ20と前記操作スイッチ4との間には、前記ブレンダー本体1を略鉛直姿勢に保持したときに前記操作スイッチ4のON操作と連動して前記モータ3がON状態(即ち、前記リミットスイッチ20がON状態)とされるように構成した安全機構21が介設されている。
該安全機構21は、前記作動防止板18の通孔19と対応して水平移動可能に配置された第1作動子22と、該第1作動子22の水平移動に伴って上下移動する第2作動子23と、該第2作動子23の下方移動時に押し下げられて前記リミットスイッチ20をON状態とする第3作動子24とからなっている。
前記第1作動子22と第2作動子23とは、傾斜角45°の斜面で当接されており、第1作動子22の水平移動力が第2作動子23を下方に押し下げる移動力として作用することとなっている。また、前記第3作動子24の上面には、傾斜角が約30°の逆円錐面24aが形成されており、該逆円錐面24aには、球体24bが転動可能に載置されている。符号25は第2作動子23を上方に付勢するスプリング、26は第3作動子24を上方に付勢するスプリングである。
上記構成の安全機構21においては、操作スイッチ4のON操作により、その操作杆4cが作動防止板18の通孔19から押し込まれると、操作杆4cにより第1作動子22が水平移動せしめられ、該第1作動子22の水平移動に伴って第2作動子23が下方に移動される。この時、第3作動子24における球体24bが正常位置(換言すれば、逆円錐面24aの底部位置)にある時は、第2作動子23の下端が球体24bを押圧して第3作動子24を下方に移動させることができる。その結果、第3作動子24によりリミットスイッチ20がON状態とされるのである。ところが、ブレンダー本体1が約30°以上傾斜せしめられている状態では、第3作動子24を構成する球体24bが逆円錐面24a上を転動して正常位置(換言すれば、逆円錐面24aの底部位置)から逸脱することとなり、操作スイッチ4がON操作されても、第2作動子23の下端が球体24bに当接できないこととなり、第3作動子24への作動力伝達ができなくなる。従って、リミットスイッチ20がON状態とならなくなるのである。つまり、安全機構21は、ブレンダー本体1を略鉛直姿勢(本実施の形態では、傾斜角が約30°以内の姿勢)に保持したときにのみ前記操作スイッチ4のON操作と連動して前記モータ3がON状態(即ち、前記リミットスイッチ20がON状態)とされるように構成されているのである。
上記した安全機構21は、リミットスイッチ20を含んでケース27内に収納された状態とされており、該ケース27は、前記カーボン飛散防止部材6におけるキャップ部6aから一体に突設された円柱形状のボス28に支持されている。また、この安全機構21における第2作動子23および第3作動子24の作動中心は、モータ3の回転中心より操作スイッチ4側に寄った位置とされている。このようにすると、カーボン飛散防止部材6を安全機構保持部材として兼用できることとなり、構造の簡略化を図ることができる。
ところで、前記アタッチメント2は、食品をブレンドするために使用されるものとされており、下端の下向きラッパ形状の金属製のヘッド部29aと該ヘッド部29aの上端から上方に向かって径が拡大する金属製のネック部29bと該ネック部29bの上端に結合されて上端開口29dが前記ブレンダー本体1における被取付部1bの上端形状と同じ傾斜開口とされている合成樹脂製の取付部29cとからなるアタッチメントケース29と、該アタッチメントケース29の中心部に回転自在に枢支された回転翼30とからなっている。該回転翼30の回転軸30aは、前記ヘッド部29a内に配設された軸受31に対して回転自在に枢支されており、その上端は、アタッチメント2の取付部29cをブレンダー本体1の下端部に形成された被取付部1bに装着した状態において前記モータ3の回転軸3aの下端に設けられたシャフト受け32に対して係合されることとなっている。なお、本実施の形態においては、アタッチメント2の取付部29cをブレンダー本体1の被取付部1bに装着した状態においては、取付部29cの上端は、モータ3の下部より上位に位置することとなっている。このようにすると、調理によるブレンダー本体1の汚れが生じにくくなる。また、アタッチメント2のヘッド部29aの下端外径よりブレンダー本体1の外径を大きくすると、ヘッド部29aを下にして立てた状態で静止させることができる点で望ましい。符号33は取付部29cの内面に形成された係合用の係合片、34はガイド片、35はモータ3の下端部をシールするシール部材、36はアタッチメント2の装着時に両者の係脱を容易ならしめるためのスプリングである。
上記のように構成されたハンディ式ブレンダーにおいては、次のような作用効果が得られる。
このハンディ式ブレンダーは、食品を混合したり、練り合わせたりする時に使用されるものであるが、モータ3としてブラシ式モータが採用されることが多い。その場合、モータ3の駆動時にモータ3の接点が削られてカーボンが飛散するが、この飛散するカーボンが、モータ3が収納されているブレンダー本体1の下方部分Yから電装部品(例えば、制御基板5やリミットスイッチ2など)が収納されているブレンダー本体1の上方部分Xへと飛散するのを前記モータ3と前記電装部品との間に配設されたカーボン飛散防止部材6によって確実に防止されることとなる。従って、モータ3の駆動時にモータ3から飛散するカーボンが電装部品(例えば、制御基板5等)に付着することがなくなり、電装部品の絶縁劣化やショートに起因する故障をなくすることができる。
ところで、このハンディ式ブレンダーは、アタッチメントを変えることにより、他の用途にも使用できる。
例えば、図4に示す大根おろし用アタッチメント2′を使用する場合、図5に示す米研ぎ用アタッチメント2″を使用する場合がある。
前記大根おろし用アタッチメント2′は、大根おろしを受ける受け容器37と、該受け容器37の蓋38と、該蓋38の上端に一体に結合されてブレンダー本体1の被取付部1bへの装着部となる取付部39と、前記受け容器37の底部中心部に取り付けられた軸体40に対して回転自在に枢支されたおろし金41と、該おろし金41の回転軸41aの上端に軸受42を介して連結されたシャフト43と、前記回転軸41aの途中に枢支された中蓋44とからなっている。アタッチメント2′をブレンダー本体1に装着した状態において、前記シャフト43が前記モータ3の回転軸3aの下端に設けられたシャフト受け32に対して係合されることとなっている。
この場合、おろし金41上に大根Mを載せ且つ中蓋44を回転軸41aに取り付けて、アタッチメント2′をブレンダー本体1に装着し、モータ3を駆動させると、おろし金41によって大根Mが削られて大根おろしができる。
ところで、上記のようにして大根おろしを作っていると、おろしたものが中蓋44の下面に付着する。すると、付着した大根おろしに未調理物のかけらが付着してしまって、最後までおろすことができないおそれがある。そこで、前記中蓋44は、中心部から外周部へ向かうにしたがって下がる形状とされている。このようにすると、中蓋44の下面に付着した大根おろしが滑り落ちるため、大根おろしの中蓋44への付着量を減らすことができ、未調理物のかけらが中蓋44に付着するのを防止できることとなり、おろし効率が向上する。
また、前記中蓋44の外周端には、下向きの湾曲部が形成されている。このようにすると、通常受け容器37の側壁37aは内向きに傾斜しているところから、前記湾曲部44aの形成により受け容器37の側壁37aと中蓋44の外周端との隙間を可及的に小さくできることとなり、大根おろしの中蓋44の上方への移動が防止でき、おろし効率の向上を図ることができるとともに、お手入れもし易くなる。
また、前記米研ぎ用アタッチメント2″は、糠受け容器45と、該糠受け容器45の蓋46と、前記糠受け容器45内に配置される円筒形状の金網47と、該金網47内に位置する撹拌羽根48とからなっており、該撹拌羽根48の回転軸48aの上端がブレンダー本体1側のモータ回転軸3aの下端にに対して着脱可能に接続されるようになっている。なお、前記金網47の目は米粒より小さくされている。
この場合、金網47内に玄米を収納した状態で、ブレンダー本体1に対してアタッチメント2″を装着してモータ3を駆動させると、金網47内の玄米は撹拌羽根48により撹拌され、金網47との接触により研がれることとなる。この米研ぎによって生ずる糠は、遠心力によって金網47の外方に飛散して糠受け容器45に受け止められる。このようにすると、玄米を無洗米状態に研ぐことができる。
本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
本願発明の実施の形態にかかるハンディ式ブレンダーの縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかるハンディ式ブレンダーにおけるブレンダー本体の拡大縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかるハンディ式ブレンダーにおけるアタッチメントの拡大縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかるハンディ式ブレンダーにおけるアタッチメントの一つの変形例を示す拡大縦断面図である。 本願発明の実施の形態にかかるハンディ式ブレンダーにおけるアタッチメントの他の変形例を示す拡大縦断面図である。
符号の説明
1はブレンダー本体
1aは握持部
2はアタッチメント
3はモータ
4は操作スイッチ
5は電装部品(制御基板)
6はカーボン飛散防止部材
7は凹部
14は防振部材
20は電装部品(リミットスイッチ)
21は安全機構
Xは上方部分
Yは下方部分

Claims (5)

  1. ユーザが握持する握持部を有するブレンダー本体と、該ブレンダー本体に対して交換可能に装着されるアタッチメントとからなり、前記ブレンダー本体内には、前記アタッチメントの駆動源となるモータを内蔵するとともに該モータの駆動制御を行う操作スイッチを前記握持部に設けてなるハンディ式ブレンダーであって、前記ブレンダー本体における上方部分を、その下方部分より小径となして前記握持部となし且つ前記下方部分内には、前記モータを配設する一方、前記上方部分内には、前記モータの制御を行う電装部品を配設するとともに、前記モータと前記電装部品との間には、前記モータの駆動により発生するカーボンが電装部品側に飛散するのを防止するカーボン飛散防止部材を介設したことを特徴とするハンディ式ブレンダー。
  2. 前記握持部には、ユーザの掌を当接するための凹部と、該凹部の反対側に位置して前記操作スイッチとを設けたことを特徴とする請求項1記載のハンディ式ブレンダー。
  3. 前記カーボン飛散防止部材には、前記モータの駆動制御を行う制御基板を保持したことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項記載のハンディ式ブレンダー。
  4. 前記カーボン飛散防止部材には、前記ブレンダー本体を略鉛直姿勢に保持したときに前記操作スイッチのON操作と連動して前記モータがON状態とされるように構成した安全機構を支持したことを特徴とする請求項1、2および3のいずれか一項記載のハンディ式ブレンダー。
  5. 前記カーボン飛散防止部材の外周には、前記ブレンダー本体との間をシールするとともに前記モータの振動を吸収する防振部材を設けたことを特徴とする請求項1、2、3および4のいずれか一項記載のハンディ式ブレンダー。
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