JP2006325681A - パチンコ機 - Google Patents

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Atsushi Nishimoto
淳志 西本
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Abstract

【課題】 特典遊技中における変動図柄の再抽選演出を効果的に行ない得る、新規な構造のパチンコ機を提供すること。
【解決手段】 特典遊技状態における大当たりラウンド中に仮停止図柄で停止表示された複数の変動図柄36a,36b,36cを再び変動表示せしめると共に、該大当たりラウンドの次以降に行なわれる大当たりラウンド中にそれら複数の変動図柄36a,36b,36cを最終停止図柄で停止表示せしめる再抽選演出手段(S114、S115、S116、S138、S140)を備えた。
【選択図】 図22

Description

本発明は、遊技領域に設けられた図柄表示装置により複数の変動図柄が変動表示されて、それら複数の変動図柄が特定の図柄組合せで停止表示された場合には遊技者に有利な特典遊技状態を生ぜしめるパチンコ機に関するものである。
従来から、遊技領域に設けられたCRTやLCD等を用いた種々の図柄表示装置によって、例えば始動口に遊技球が入った際に複数の変動図柄を変動表示した後、それら複数の変動図柄が特定の図柄組合せである大当たり図柄で停止した場合には、遊技者に有利な特典遊技状態を発生するようにされたパチンコ機が知られている。
このような特典遊技状態において行なわれる特典遊技は、一般的に、遊技領域に開閉可能に設けられた大入賞口の扉が開放される複数回(例えば、15回)の大当たりラウンドから構成されており、各大当たりラウンドは、所定数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口に入賞するか、大入賞口の扉の開放時間が所定時間(例えば、27秒)に達すると終了し、次の大当たりラウンドが開始されるようになっている。
ところで、近年においては、このような特典遊技状態が開始されるか否かの抽選に加えて、大当たり図柄の中でも更に特定の図柄組合せ(所謂、確変図柄)で変動図柄が停止せしめられた場合には、通常の遊技状態よりも特典遊技状態が生ぜしめられ易くなる所謂確変状態を生ぜしめるようにされたものが多い。かかる確変状態では、通常の遊技状態に比してより多くの賞球を得ることが可能となることから、遊技者にとっては、変動図柄が大当たり図柄せで停止されるか否かと共に、確変図柄で停止されるか否かについても、大きな関心を持っている。
そこで、そのような遊技者の関心を巧く利用して遊技の興趣を高めるために、例えば特許文献1には、特典遊技が生ぜしめられる際には、一旦確変図柄以外の大当たり図柄で変動図柄を停止表示して特典遊技を開始した後に、特典遊技の最中に大当たり図柄を再び変動表示して、確変図柄乃至はそれ以外の大当たり図柄で停止せしめる再抽選演出を行なうようにされたパチンコ機が開示されている。
ところが、特許文献1に記載の如きパチンコ機においては、1回の再抽選演出が1回の大当たりラウンド内で完了するようにされていることから、経験を積んだ遊技者には、再抽選演出の結果は大当たりラウンドの終了時付近で表示されるということが覚えられてしまう。遊技者は特典遊技中は大入賞口に注目している場合が多いことから、大当たりラウンドが終了せしめられることとなる大入賞口に所定個数の遊技球が入賞したことや、開口状態にある大入賞口が閉口せしめられる制限時間が近づいていることは容易に把握することが出来るのであって、大当たりラウンドの終了タイミングが近づいていること、即ち、再抽選演出の結果が表示されるタイミングは容易に把握することが可能であった。それ故、再抽選演出を設けたとしても、遊技者は再抽選演出の演出内容に注視せずとも再抽選演出の結果を容易に確認することが出来た。また、再抽選演出が1回の大当たりラウンド内で完了してしまうことから、特に大入賞口への所定個数の入球が至極速かった場合には、再抽選演出を楽しむまでもなく再抽選の結果が表示されてしまうという単調なものとなっていた。このように、従来の再抽選演出は、遊技者を惹き付ける演出としては不充分なものであった。
特開2004−65755号公報
ここにおいて、本発明は上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、変動図柄の再抽選演出を効果的に行ない得る、新規な構造のパチンコ機を提供することにある。
以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面の記載、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
(本発明の態様1)
すなわち、本発明の態様1は、(a)遊技領域に設けられた始動口へ遊技球が入ったことを検出する始動入球検出手段と、(b)該始動入球検出手段による検出をきっかけとして複数の変動図柄を変動表示した後に停止表示する図柄表示装置と、(c)前記始動入球検出手段による検出をきっかけとして遊技者に有利な特典遊技状態を生ぜしめる大当たりか否かを判定する大当たり判定手段と、(d)該大当たり判定手段の判定結果に基づいて、前記複数の変動図柄を停止表示した仮停止図柄の図柄組合せを選択する仮停止図柄選択手段と、(e)該仮停止図柄選択手段によって選択された前記仮停止図柄を前記図柄表示装置に表示せしめる仮停止図柄表示手段と、(f)前記遊技領域に設けられて開閉可能とされた大入賞口への遊技球の入賞を検出する大入賞検出手段と、(g)前記大入賞口が開口せしめられた時間を計測する計測手段と、(h)前記仮停止図柄表示手段によって表示された前記仮停止図柄が特定の大当たり図柄であった場合には、該仮停止図柄が表示された後に、前記特典遊技状態として、前記大入賞検出手段による検出が所定回数以上行なわれたこと及び前記計測手段による計測時間が所定時間に達したことの少なくとも一方の条件が満たされるまで前記大入賞口を開口せしめる大当たりラウンドを所定回数行なう特典遊技制御手段と、(i)前記大当たり判定手段の判定結果が大当たりであった場合には、前記複数の変動図柄の最終的な図柄組合せである最終停止図柄の図柄組合せを選択する最終停止図柄選択手段と、(j)該最終停止図柄選択手段によって選択された前記最終停止図柄が特定の高確率図柄であった場合には、前記大当たり判定手段によって大当たりと判定される確率が高くされた高確率状態とする高確率設定手段と、(k)前記特典遊技状態における前記大当たりラウンド中に前記仮停止図柄で停止表示された前記複数の変動図柄を再び変動表示せしめると共に該大当たりラウンドの次以降に行なわれる大当たりラウンド中にそれら複数の変動図柄を前記最終停止図柄で停止表示せしめる所定時間の再抽選演出を行なう再抽選演出手段とを、備えたことを特徴とする。
本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、一旦大当たり図柄で停止表示された変動図柄を、特典遊技状態中に再度変動表示して、大当たりの確率を高くする高確率図柄乃至はそれ以外の図柄組合せで停止する再抽選演出が行なわれるようになっている。これにより、変動図柄が一旦高確率図柄以外の大当たり図柄で停止表示された場合には、再抽選演出が行なわれるか否か、再抽選演出が開始された場合には高確率図柄で停止せしめられるか否かについて遊技者に関心を持たせて、遊技に対する興趣をより高めることが出来る。
ここにおいて、特に本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、再抽選演出の時間長さが一定時間とされており、大当たりラウンドの時間長さが遊技状況に応じて変化することとの関係で、結果として再抽選演出の終了タイミングが大当たりラウンドの終了タイミングと合わないようにされている。そして、かかる再抽選演出によって再び変動表示が開始された変動図柄が、再抽選演出が開始された大当たりラウンドを超えて、当該ラウンドの次以降のラウンドで停止表示されるようになっている。これにより、再抽選演出の終了タイミングを遊技者に予測困難にして、より効果的な再抽選演出を行なうことが可能となる。
すなわち、従来構造のパチンコ機においては、再抽選演出は、演出が開始された大当たりラウンドの終了時付近で終了せしめられるようにされていたことから、遊技者は、再抽選演出が開始されたとしても、大入賞口への遊技球の入賞を確認するために大入賞口に注目しておいて、大入賞口への遊技球の入賞個数や大入賞口の開口時間から大当たりラウンドの終了が近づいたと感じた時に図柄表示装置に目を向ければ、再抽選演出を見守ることなく、再抽選演出の結果のみを容易に確認することが出来た。しかし、本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、再抽選演出の終了タイミングが一定とされて、遊技状況によって変化する大当たりラウンドの終了タイミングとは無関係とされて予測困難とされていることから、遊技者は、大入賞口への遊技球の入賞の様子とあわせて、図柄表示装置で行なわれる再抽選演出にも同時に注意を注ぐ必要があって、遊技者の興味を再抽選演出にも有効に向けさせることが出来て、より効果的な再抽選演出を行なうことが可能となるのである。更に、特に大入賞口への所定個数の入球が至極速く、大当たりラウンドが短時間で終了するような場合にも、本態様におけるパチンコ機においては再抽選演出が当該ラウンドを超えて所定時間に亘って行なわれることから、再抽選の結果表示に至る演出表示を十分に行なうことが可能となって、遊技者を再抽選演出に惹き付けて、優れた演出効果を発揮することが出来るのである。
なお、本態様における再抽選演出は、開始された大当たりラウンドの次以降のラウンドで終了せしめられれば良いのであって、必ずしも再抽選演出を開始したラウンドの次のラウンド中に終了せしめられる必要は無く、例えば、再抽選演出を開始したラウンドの次の、更に次のラウンドまで変動表示を継続して、再抽選演出が開始されたラウンドから2つ以上先のラウンドで停止表示せしめる等しても良い。
また、本態様において、大当たりと判定される確率が高くされた高確率状態を発現せしめる具体的な態様としては、始動口に遊技球が入った際に大当たり判定手段が大当たりを選択する確率を高く設定する態様や、変動図柄の変動時間を短くすることによって、所定時間あたりの変動回数を増やすことによって大当たりと判定される確率を高める態様、或いは、始動口をより大きく開口せしめたり、より長く開口せしめることによって遊技球を始動口により入り易くする態様等が例示される。また、このような態様を1つのみ採用しても良いし、複数の態様を組み合わせて採用する等しても良い。
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされたパチンコ機においては、再抽選演出の終了タイミングを遊技者に予測困難にすることによって、より効果的な再抽選演出を行なうことが出来る。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1に、本発明の一実施形態としてのパチンコ機10を示す。パチンコ機10において機体の外郭をなす外枠12の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠14が開閉および着脱自在に組み付けられている。中枠14の前面側には、中枠14に対して着脱自在に組み付けられた遊技盤16を透視保護するためのガラス板が保持されたガラス枠18と、上皿20を備えた皿板22が、それぞれ、開閉可能な状態で組み付けられている。また、上皿20の下方には、下皿24が設けられており、かかる下皿24の右方には、発射ハンドル26が設けられている。そして、遊技者が発射ハンドル26に対して回動操作可能に装着された発射レバー28を回動操作することにより、上皿20に貯留された遊技球が球送り機構(図示せず)を介して発射装置(図示せず)に送られた後、遊技盤16に形成された遊技領域30に向けて発射されるようになっている。
遊技盤16は、表面に合成樹脂製のシートが被着された遊技板を備えており、かかる遊技板の表面側に固定されたガイドレール32で囲まれた略円形の遊技領域30の略中央には、図柄表示装置としての液晶表示器34が取り付けられている。液晶表示器34は横長な方形状の表示画面35を有しており、かかる表示画面35に変動図柄としての左特別図柄36a,中特別図柄36bおよび右特別図柄36cを、それぞれ変動および停止表示するようにされている。
これら三つの特別図柄36a,36b,36cは、本実施形態においては、何れも、「0」〜「9」までの数字図柄によって構成されており、表示画面35の上側から下側に「0」→「9」「0」・・・のループ状にスクロール表示されるようになっている。また、本実施形態では、これら三つの特別図柄36a,36b,36cは、一斉に変動表示が開始されるようになっている一方、左特別図柄36a,右特別図柄36c,中特別図柄36bの順番で停止表示されるようになっている。なお、本実施形態における変動表示とは、特別図柄の図柄が確定していないように認識される表示状態をいい、例えば、特別図柄がスクロール表示されている状態等をいう。そして、これら左特別図柄36a,中特別図柄36b、右特別図柄36cの図柄が確定しているように認識される状態が停止図柄とされており、例えば、特別図柄のスクロール表示が終了して止まっている状態等をいう。
また、液晶表示器34の下方には、始動口40が設けられており、かかる始動口40内には、入球した遊技球を遊技盤16の裏側に排出する球通路上において近接スイッチによって構成された始動入球検出手段としての始動口スイッチ42(図4参照)が配設されている。そして、始動口40に遊技球が入ると、始動口スイッチ42が遊技球の通過を検出して始動信号としての電気信号(検出信号)を出力するようにされており、かかる始動信号に基づいて判定が行われた後、判定の結果に基づいて決定された内容による複数の特別図柄36a,36b,36cの変動表示が開始されるようになっている。
一方、液晶表示器34の上方には、保留LED44が複数(本実施形態では4つ)設けられている。保留LED44は、特別図柄36a,36b,36cが変動表示されている最中に遊技球が始動口40に入る毎に1つ点灯せしめられるようになっており、特別図柄36a,36b,36cの変動表示が所定回数(本実施形態では最大4回)保留されていることを遊技者に報知するようになっている。
更にまた、始動口40の下方には、大入賞口46が設けられている。かかる大入賞口46の入口には、液晶表示器34において特別図柄36a,36b,36cの図柄が揃って停止表示された場合、即ち、大当たりが発生した場合に開閉する扉48が配設されている。扉48は、通常の遊技状態では閉状態に維持されて遊技者に不利な状態とされる一方、大当たりが発生した場合には開閉動作せしめられて遊技者に有利な大当たり状態とされるようになっている。
このようなパチンコ機10は、遊技者が上皿20に遊技球を投入して発射レバー28を回動操作することによって、遊技球が遊技領域30内に発射されて、遊技領域30に打ち付けられた障害釘(図示せず)に当たりながら落下するようになっている。
ここにおいて、遊技球が始動口40内に入ると、液晶表示器34の表示画面35において、三つの特別図柄36a,36b,36cの変動表示が開始される。そして、変動表示の開始から所定時間が経過すると、左特別図柄36aおよび右特別図柄36cが当該順序で仮停止し、左特別図柄36aおよび右特別図柄36cの図柄組合せに応じてリーチ状態の有無が報知される。なお、リーチ状態とは、左特別図柄36aおよび右特別図柄36cが同じ図柄で停止された状態をいう。また、かかる仮停止では左特別図柄36aおよび右特別図柄36cは表示画面35内で揺れるように表示されており、再度変動表示される可能性が残っていることが視覚的に表現される。
さらに所定時間が経過すると、左特別図柄36aおよび右特別図柄36cに続いて中特別図柄36bが仮停止せしめられる。そして、左特別図柄36a、右特別図柄36c、および中特別図柄36bが1本の水平なラインに沿って静止した停止図柄とされる。これら三つの特別図柄36a,36b,36cの停止図柄の図柄組合せによって、大当たり状態またははずれ状態が遊技者に報知される。
大当たり図柄となる特定の図柄組合せは、本実施形態においては、三つの特別図柄36a,36b,36cが全て同じ図柄で揃う組合せとされている。他方、それ以外の図柄組合せがはずれ図柄とされている。更に、はずれ図柄は、左特別図柄36aおよび右特別図柄36cが同一で中特別図柄36bが相違する図柄組合せがリーチはずれ図柄とされており、左特別図柄36aと右特別図柄36cとが相違する図柄組合せが完全はずれ図柄とされる。なお、始動口40への入球をきっかけとする始動信号の判定結果が、大当たり図柄とされる判定結果を大当たりと称し、完全はずれ図柄とされる判定結果を完全はずれ、リーチはずれ図柄とされる判定結果をリーチはずれと称する。
そして、三つの特別図柄36a,36b,36cが大当たり図柄で停止されることによって、特典遊技としての大当たり遊技が開始される。大当たり遊技は、大入賞口46の扉48を開放することによって大入賞口46への入賞を許容するものであり、遊技者は、通常の遊技状態、即ち、大当たりが発生していない遊技状態で得ることが出来る賞球よりも多くの賞球を得ることが出来る。かかる扉48は、所定個数(本実施形態においては10個)の遊技球が入賞する個数条件または所定時間(本実施形態においては27秒)が経過する時間条件が満足されるまで開放状態に保持される。
このような扉48の一回の開放動作は大当たりラウンド(以下、適宜に「R」とする)と称されており、上記条件が満足された場合には、扉48が閉状態とされて、所定のラウンド間インターバル(本実施形態においては2秒)が経過した後に、次の大当たりラウンドが開始されるようになっている。なお、一回の大当たり遊技において行なわれる大当たりラウンドの回数は予め定められており、本実施形態においては、一回の大当たり遊技において15回の大当たりラウンドが行なわれるようになっている。
ここにおいて、本実施形態におけるパチンコ機10においては、特別図柄36a,36b,36cが所定の高確率図柄(本実施形態においては、奇数の図柄組合せである「111」、「333」、「555」、「777」、「999」)以外の大当たり図柄組合せ(本実施形態においては、偶数の図柄組合せである「000」、「222」、「444」、「666」、「888」)で停止せしめられた場合には、大当たり遊技の所定のラウンド(例えば、10R)の途中から、停止せしめられていた特別図柄36a,36b,36cが再び変動表示せしめられる再抽選演出が行なわれる場合がある。
かかる再抽選演出の表示内容を図2に示す。先ず図2(a)に示すように、特別図柄36a,36b,36cが上記偶数の大当たり図柄で停止表示されて、大当たり遊技が開始される。
そして、図2(b)に示すように、大当たり遊技の所定のラウンド(本実施形態においては10R)中に、画面に「再抽選」の文字が表示されると共に、停止表示されていた特別図柄36a,36b,36cが再び変動表示せしめられて、再抽選演出が開始される。このように、本実施形態においては、再抽選演出が行なわれる際に予め高確率図柄以外の大当たり図柄(本実施形態においては前述の偶数の図柄組合せ)で停止表示された特別図柄36a,36b,36cの図柄組合せが、仮停止図柄とされている。なお、再抽選演出における特別図柄36a,36b,36cの変動表示は、「000」→「999」「000」・・・というように、特別図柄36a,36b.36cが大当たり図柄組合せでループ状にスクロール表示されるようになっている。かかる変動表示が、再抽選演出が開始されたラウンドを超えて、次のラウンド(本実施形態においては、11R)まで継続されるようになっている。
そして、図2(c)に示すように、特別図柄36a,36b,36cの変動表示が開始されたラウンドの次のラウンド(本実施形態においては、11R)中において、変動表示された特別図柄36a,36b,36cが何れかの大当たり図柄組合せで再び停止表示されて、かかる停止図柄が最終停止図柄とされる。そして、再抽選演出の結果、特別図柄36a,36b,36cの最終停止図柄が上記高確率図柄の図柄組合せで停止表示された場合には、大当たりと判定される確率が高くされた高確率状態が大当たり遊技の終了後に発現されるようになっている。
このように、本実施形態におけるパチンコ機10においては、図3に示すように、再抽選演出によって再び変動表示が開始された特別図柄36a,36b,36cが、変動表示が開始されたラウンド(本実施形態においては10R)の次のラウンド(本実施形態においては11R)で停止表示するようにされている。
なお、本実施形態においては、大当たり遊技が開始される前に停止表示された時点で特別図柄36a,36b,36cが高確率図柄で停止表示された場合や、再抽選演出が行なわれない場合は、大当たり遊技が開始される際の停止図柄が最終停止図柄とされており、特に大当たり遊技が開始される前の時点で高確率図柄が表示された場合には、かかる大当たり遊技前の図柄が最終停止図柄とされて、再抽選演出の結果高確率図柄が表示された場合と同様に、大当たり遊技終了後に高確率状態が発現されるようになっている。
また、特に本実施形態においては、高確率状態は、次に高確率図柄以外の大当たり図柄が最終停止図柄として表示されるまで維持されるようになっている。従って、高確率状態中に、再び大当たりの判定がなされて、最終停止図柄が高確率図柄で停止表示された場合には高確率状態が継続される一方、大当たりの判定がなされて、最終停止図柄が高確率図柄以外の大当たり図柄で表示された場合に、通常の状態に戻るようにされている。
次に、以上の如き遊技制御や、液晶表示器34の表示制御等を行なう主制御部としての主制御回路60の構成について、図4に基づいて説明する。図4に示すように、主制御回路60には、主制御回路60の全体を制御する主制御CPU62と、各種処理データ等を記憶する主制御RAM64と、制御プログラムや各種制御処理に必要なデータ等が記憶された主制御ROM66と、入力回路68と、出力回路70が設けられており、これらはバスにより相互に接続されている。また、主制御CPU62には、クロック信号を出力するクロック回路72が接続されている。
さらに、入力回路68には、始動口40に設けられて入球を検出する始動口スイッチ42,大入賞口46の内部に設けられて大入賞口46への入賞球のカウントを行う大入賞検出手段としてのカウントスイッチ74等が接続されている。
一方、出力回路70には、液晶表示器34への特別図柄36a,36b,36cの表示を行う表示制御部としての表示制御回路76,大入賞口46の入口を塞いでいる扉48を開閉駆動するための扉開閉用ソレノイド78を駆動するソレノイド駆動回路80,保留LED44を発光制御する保留LED制御回路82等が接続されている。
そして、主制御CPU62は、所定周期(例えば、本実施形態においては、4ms)毎にクロック回路72からクロック信号が入力された場合には、主制御ROM66に記憶されているパラメータや制御プログラムに従って、後述する始動口処理や特別図柄表示処理を含んで構成された遊技処理を実行するようになっており、それによって、入力回路68を介して入力される入力信号等に基づいて各種制御信号を生成し、それら各種制御信号を出力回路70を介して表示制御回路76やソレノイド駆動回路80等に出力するようになっている。なお、入力回路68は、外部から入力されたアナログ信号等をデジタル信号に変換して出力する回路である。また、出力回路70は、主制御CPU62によって生成された各種データをシリアルデータ等に変換して出力する回路である。
そして、主制御回路60に設けられた主制御RAM64には、以下に示す各種のカウンタが用意されている。
大当たり判定カウンタ84は、大当たり判定に用いられるカウンタであって、クロック回路72から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「299」に加算された後に「0」に戻って加算される。
初期値決定用カウンタ86は、大当たり判定カウンタ84の加算開始値を決定するカウンタであって、クロック回路72から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「299」に加算された後に「0」に戻って加算される。
リーチはずれ判定カウンタ88は、リーチはずれまたは完全はずれの判定に用いられるカウンタであって、クロック回路72から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「9」に加算された後に「0」に戻って加算される。
大当たり図柄カウンタ90は、大当たり判定時に表示される特別図柄36a,36b,36cの図柄組合せを決定するために用いられるカウンタであって、クロック回路72から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「9」に加算された後に「0」に戻って加算される。
左図柄カウンタ92は、完全はずれ乃至はリーチはずれ判定時に表示される左特別図柄36aの図柄を選択するために用いられるカウンタであって、クロック回路72から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「9」に加算された後に「0」に戻って加算される。
中図柄カウンタ94は、完全はずれ乃至はリーチはずれ判定時に表示される中特別図柄36bの図柄を選択するために用いられるカウンタであって、左図柄カウンタ92が「0」にリセットされる桁上げ毎に「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「9」に加算された後に「0」に戻って加算される。
右図柄カウンタ96は、完全はずれ乃至はリーチはずれ判定時に表示される右特別図柄36cの図柄を選択するために用いられるカウンタであって、中図柄カウンタ94が「0」にリセットされる桁上げ毎に「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「9」に加算された後に「0」に戻って加算される。
変動パターンカウンタ98は、変動パターンを選択するために用いられるカウンタであって、クロック回路72から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「9」に加算された後に「0」に戻って加算される。
変動表示用タイマカウンタ100は、特別図柄36a,36b,36cの変動表示時間を計測するために用いられるカウンタであり、後述する特別図柄表示処理において選択された変動パターンに応じた変動表示時間がセットされる。
始動入球数カウンタ102は、始動口40に入った遊技球の個数をカウントするために用いられるカウンタであって、初期値「0」から最大値「5」までの範囲で、遊技球が始動口40に入る毎に「1」ずつ加算され、大当たり判定処理が行なわれる毎に「1」ずつ減算される。
入賞数カウンタ104は、大当たりラウンドにおいて大入賞口46に入賞した遊技球の個数をカウントするために用いられるカウンタであって、初期値「0」から、遊技球が大入賞口46に入賞する毎に「1」ずつ加算されると共に、大当たりラウンド終了時に「0」に初期化される。
ラウンドカウンタ106は、大当たりラウンドのラウンド数をカウントするために用いられるカウンタであって、初期値「0」から最大値「14」の範囲で、大当たりラウンドが開始される毎に「1」ずつ加算されると共に、大当たり遊技終了時に「0」に初期化される。
扉用タイマカウンタ108は、大入賞口46の扉48の開放時間を計測するために用いられるカウンタであって、扉48の開放時間に応じた値がセットされる。
インターバルタイマカウンタ110は、大当たりラウンドのラウンド間インターバルや、大当たり遊技開始時の第一ラウンド開始前の待機時間を計測するために用いられるカウンタであって、それぞれの待機時間に応じた値がセットされる。
さらに、主制御RAM64には、各判定処理等の際に使用される、以下に示す各種のフラグが設けられている。以下の説明においてフラグとは、「0」か「1」か何れかの値が格納されるものであり、「フラグをONにする」とは、フラグに「1」を格納することを示し、「フラグをOFFにする」とは、フラグに「0」を格納することを示すものとする。また、各フラグは、既にONに設定されていた後にONに設定されたり、既にOFFに設定されていた後にOFFに設定された場合においても、フラグの値が逆転することは無い。なお、以下に記載の各フラグは、電源投入時には、何れも「OFF」に設定されている。
大当たりフラグ112は、大当たり判定の結果を示すフラグであり、「ON」である場合には、大当たりであることを示す一方、「OFF」である場合には、大当たりでないことを示す。
変動処理フラグ114は、特別図柄36a,36b,36cが変動表示中であるか否かを示すフラグであり、「ON」である場合には、特別図柄36a,36b,36cの変動表示が行われていることを示す一方、「OFF」である場合には、特別図柄36a,36b,36cの変動表示が行われていないことを示す。
扉開放フラグ116は、大入賞口46の扉48が開いているか否かを示すフラグであり、「ON」である場合には、扉48が開かれていることを示す一方、「OFF」である場合には、扉48が閉じられていることを示す。
高確率フラグ118は、高確率状態か否かを示すフラグであり、「ON」である場合には、高確率状態であることを示す一方、「OFF]である場合には、高確率状態でないことを示す。
さらに、主制御RAM64には、遊技処理に用いる情報の一時的な格納場所として、以下に示す各種の記憶エリアが設けられている。
第一乃至第五のカウンタ値記憶エリア120a〜eには、遊技球が始動口40に入ったときの大当たり判定カウンタ84,リーチハズレ判定カウンタ88,大当たり図柄カウンタ90の各カウンタ値が記憶される。
変動パターン記憶エリア122には、選択された変動パターンのデータが記憶される。
停止図柄記憶エリア124には、各特別図柄36a,36b,36cの図柄組合せのデータが記憶される。
一方、主制御ROM66には、各種の判定や選択に用いられるテーブルを記憶する、以下に示す各種のテーブル記憶エリアが設けられている。
第一の大当たり判定テーブル記憶エリア126には、図5に示す第一の大当たり判定テーブルが記憶されている。第一の大当たり判定テーブルは通常の遊技状態における大当たり判定に用いられる判定テーブルであって、大当たり判定カウンタ84のカウンタ値を示す「大当たり判定カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「大当たり判定」から構成されており、大当たり判定テーブルと取得した大当たり判定カウンタ84のカウンタ値に基づいて大当たりであるか否かを判定するようになっている。そして、本実施形態では、取得した大当たり判定カウンタ84のカウンタ値が「7」の場合に「大当たり」と判定される一方、それ以外の数値の場合には「はずれ」と判定される。即ち、本実施形態においては、通常の遊技状態では1/300の確率で大当たりと判定されるようになっている。
第二の大当たり判定テーブル記憶エリア128には、図6に示す第二の大当たり判定テーブルが記憶されている。第二の大当たり判定テーブルは高確率状態における大当たり判定に用いられる判定テーブルであって、大当たり判定カウンタ84のカウンタ値を示す「大当たり判定カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「大当たり判定」から構成されており、大当たり判定テーブルと取得した大当たり判定カウンタ84のカウンタ値に基づいて大当たりであるか否かを判定するようになっている。そして、本実施形態では、取得した大当たり判定カウンタ84のカウンタ値が「7」、「57」、「107」、「157」、「207」、「257」の場合に「大当たり」と判定される一方、それ以外の数値の場合には「はずれ」と判定される。即ち、本実施形態においては、通常の遊技状態では1/50の確率で大当たりと判定されるようになっている。
リーチはずれ判定テーブル記憶エリア130には、図7に示すリーチはずれ判定テーブルが記憶されている。リーチはずれ判定テーブルは、リーチはずれ判定カウンタ88のカウンタ値を示す「リーチはずれ判定カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「リーチはずれ判定」から構成されており、リーチはずれ判定テーブルと取得したリーチはずれ判定カウンタ88のカウンタ値に基づいてリーチはずれであるか否かを判定するようになっている。そして、本実施形態では、取得したリーチはずれ判定カウンタ88のカウンタ値が「3」である場合に「リーチはずれ」と判定される一方、それ以外の場合には、「完全はずれ」と判定されるようになっている。
高確率判定テーブル記憶エリア132には、図8に示す高確率判定テーブルが記憶されている。高確率判定テーブルは、大当たり図柄カウンタ90のカウンタ値を示す「大当たり図柄カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「高確率判定」から構成されており、高確率判定テーブルと取得した大当たり図柄カウンタ90のカウンタ値に基づいて高確率状態を設定するか否かを判定するようになっている。そして、本実施形態では、取得した大当たり図柄カウンタ90のカウンタ値が「1」、「3」、「5」、「7」、「9」である場合に「高確率」と判定される一方、それ以外の場合には、「通常」と判定されるようになっている。即ち、本実施形態においては、後述する当たり図柄選択テーブルに基づいて、最終停止図柄として「111」、「333」、「555」、「777」、「999」が選択された場合に、高確率状態が設定されるようになっている。
当たり図柄選択テーブル記憶エリア134には、図9に示す当たり図柄選択テーブルが記憶されている。当たり図柄選択テーブルは、大当たり図柄カウンタ90のカウンタ値を示す「大当たり図柄カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「大当たり図柄組み合わせ」から構成されており、当たり図柄選択テーブルと取得した大当たり図柄カウンタ90のカウンタ値に基づいて特別図柄36a,36b,36cの大当たり図柄組み合わせを選択するようになっている。そして、本実施形態では、大当たり図柄カウンタ90のカウンタ値が「0」の場合「000」が、「1」の場合「111」が、「2」の場合「222」が、「3」の場合「333」が、「4」の場合「444」が、「5」の場合「555」が、「6」の場合「666」が、「7」の場合「777」が、「8」の場合「888」が、「9」の場合「999」が、それぞれ、特別図柄36a,36b,36cの大当たり図柄組み合わせとして選択されるようになっている。そこにおいて、本実施形態では、このようにして選択された特別図柄36a,36b,36cの大当たり図柄組み合わせが停止図柄記憶エリア124に記憶される場合には、大当たり図柄組み合わせを構成する特別図柄36a,36b,36cの各停止図柄のデータが記憶されるようになっている。
左図柄選択テーブル記憶エリア136aには、図10に示す左図柄選択テーブルが記憶されている。左図柄選択テーブルは、左図柄カウンタ92のカウンタ値を示す「左図柄カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「左特別図柄」から構成されており、左図柄選択テーブルと取得した左図柄カウンタ92のカウンタ値に基づいて左特別図柄36aの停止図柄を選択するようになっている。そして、本実施形態では、左図柄カウンタ92のカウンタ値が「0」の場合「0」が、「1」の場合「1」が、「2」の場合「2」が、「3」の場合「3」が、「4」の場合「4」が、「5」の場合「5」が、「6」の場合「6」が、「7」の場合「7」が、「8」の場合「8」が、「9」の場合「9」が、それぞれ、左特別図柄36aの停止図柄として選択されるようになっている。
中図柄選択テーブル記憶エリア136bには、図11に示す中図柄選択テーブルが記憶されている。中図柄選択テーブルは、中図柄カウンタ94のカウンタ値を示す「中図柄カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「中特別図柄」から構成されており、中図柄選択テーブルと取得した中図柄カウンタ94のカウンタ値に基づいて中特別図柄36bの停止図柄を選択するようになっている。そして、本実施形態では、中図柄カウンタ94のカウンタ値が「0」の場合「0」が、「1」の場合「1」が、「2」の場合「2」が、「3」の場合「3」が、「4」の場合「4」が、「5」の場合「5」が、「6」の場合「6」が、「7」の場合「7」が、「8」の場合「8」が、「9」の場合「9」が、それぞれ、中特別図柄36bの停止図柄として選択されるようになっている。
右図柄選択テーブル記憶エリア136cには、図12に示す右図柄選択テーブルが記憶されている。右図柄選択テーブルは、右図柄カウンタ96のカウンタ値を示す「右図柄カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「右特別図柄」から構成されており、右図柄選択テーブルと取得した右図柄カウンタ96のカウンタ値に基づいて右特別図柄36cの停止図柄を選択するようになっている。そして、本実施形態では、右図柄カウンタ96のカウンタ値が「0」の場合「0」が、「1」の場合「1」が、「2」の場合「2」が、「3」の場合「3」が、「4」の場合「4」が、「5」の場合「5」が、「6」の場合「6」が、「7」の場合「7」が、「8」の場合「8」が、「9」の場合「9」が、それぞれ、右特別図柄36cの停止図柄として選択されるようになっている。
第一の変動パターン選択テーブル記憶エリア138aには、図13に示す第一の変動パターン選択テーブルが記憶されている。第一の変動パターン選択テーブルは、変動パターンカウンタ98のカウンタ値を示す「変動パターンカウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「変動パターン」から構成されており、第一の変動パターン選択テーブルと取得した変動パターンカウンタ98のカウンタ値に基づいて完全はずれの場合の変動パターンを選択するようになっている。そして、本実施形態では、変動パターンカウンタ98のカウンタ値が「0」〜「9」の場合に「変動パターンA」が選択されるようになっている。
第二の変動パターン選択テーブル記憶エリア138bには、図14に示す第二の変動パターン選択テーブルが記憶されている。第二の変動パターン選択テーブルは、変動パターンカウンタ98のカウンタ値を示す「変動パターンカウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「変動パターン」から構成されており、第二の変動パターン選択テーブルと取得した変動パターンカウンタ98のカウンタ値に基づいてリーチはずれの場合の変動パターンを選択するようになっている。そして、本実施形態では、変動パターンカウンタ98のカウンタ値が「0」〜「5」の場合に「変動パターンB」が、「6」〜「9」の場合に「変動パターンC」が選択されるようになっている。
第三の変動パターン選択テーブル記憶エリア138cには、図15に示す第三の変動パターン選択テーブルが記憶されている。第三の変動パターン選択テーブルは、変動パターンカウンタ98のカウンタ値を示す「変動パターンカウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「変動パターン」から構成されており、第三の変動パターン選択テーブルと取得した変動パターンカウンタ98のカウンタ値に基づいて大当たりの場合の変動パターンを選択するようになっている。そして、本実施形態では、変動パターンカウンタ98のカウンタ値が「0」〜「9」の場合に「変動パターンD」が選択されるようになっている。
なお、これら変動パターンA乃至Dはそれぞれ、特別図柄36a,36b,36cの変動表示に要する時間が異ならされており、本実施形態においては、図20に示すように、変動パターンAは5秒、変動パターンBは20秒、変動パターンCは30秒、変動パターンDは32秒に設定されている。
大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア140には、図16に示すように、大当たり遊技中における各ラウンドの開始を表示制御回路76に通知するための1R〜15Rまでの各ラウンドに対応するラウンド開始コマンドおよび大当たり遊技の終了を表示制御回路76に通知するための大当たり遊技終了コマンドが記憶されている。
次に、表示制御回路76の構成について、図17に基づいて説明する。表示制御回路76は、表示制御CPU150,表示制御CPU150に接続された入力回路152,表示制御RAM154、プログラムROM156、およびVDP158,VDP158に接続されるキャラクタROM160,作業RAM162,出力回路164を含んで構成されている。また、表示制御CPU152には、クロック信号を出力するクロック回路166が接続されている。更にまた、入力回路152には、主制御回路60を構成する出力回路70が接続されている。また、出力回路164には、液晶表示器34が接続されている。
そして、表示制御CPU150は、所定周期(例えば、本実施形態においては、4ms)毎にクロック回路166からクロック信号が入力された場合には、プログラムROM156に記憶されているパラメータや制御プログラムに従って、後述する表示制御処理を実行するようになっており、それによって、主制御回路60からの制御信号に基づいて画像の編集内容を示す制御信号を生成し、VDP158との間で制御信号のやり取りを行う。VDP158は、表示制御CPU150からの制御信号に基づいて、キャラクタROM160から特別図柄36a,36b,36cの画像データ,演出表示データとしてのキャラクタ映像等の画像データを読み出し、作業RAM162を作業エリアとして編集し、これらの画像データを出力回路164を介して液晶表示器34に出力するようになっている。
また、表示制御RAM154には、以下に示すように、表示制御を行うために用いる各種のカウンタやカウンタ値記憶エリア、フラグ等が設けられている。
変動演出パターンカウンタ168は、変動演出パターンを選択するために用いられるカウンタであって、クロック回路166から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「9」に加算された後に「0」に戻って加算される。
再抽選判定カウンタ170は、再抽選演出を行なうか否かを判定するために用いられるカウンタであって、クロック回路166から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「9」に加算された後に「0」に戻って加算される。
仮停止図柄カウンタ172は、再抽選演出が行なわれる場合に表示される仮停止図柄を選択するために用いられるカウンタであって、クロック回路166から入力されるクロック信号に基づいて「1」ずつ加算され、初期値「0」から最大値「4」に加算された後に「0」に戻って加算される。
再抽選タイマカウンタ174は、再抽選演出が開始されてからの経過時間を計測するために用いられるカウンタであって、後述する再抽選演出監視処理において加算される。
変動パターン記憶エリア176には、受信した変動パターンのデータが記憶される。
特別図柄記憶エリア178には、受信した特別図柄36a,36b,36cの図柄組み合わせのデータが記憶される。
変動演出パターン記憶エリア180には、変動演出表示として選択された変動演出パターンが記憶される。
大当たり演出パターン記憶エリア182には、大当たり遊技中の演出表示として選択された大当たり演出パターンが記憶される。
大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア184には、受信した大当たり遊技状態通知コマンドのデータが記憶される。
変動表示フラグ186は、始動口40への入球によって開始される、特別図柄36a,36b,36cの大当たり遊技前の変動表示が行われているか否かを示すフラグであり、「ON」である場合には、特別図柄36a,36b,36cの大当たり遊技前の変動表示が行われていることを示す一方、「OFF」である場合には、特別図柄36a,36b,36cの大当たり遊技前の変動表示が行われていないことを示す。
再抽選フラグ188は、再抽選演出を行なうか否かを示すフラグであり、「ON」である場合には再抽選演出を行なうことを示す一方、「OFF」である場合には再抽選演出を行なわないことを示す。
再抽選演出中フラグ190は、現在再抽選演出が行なわれているか否かを示すフラグであり、「ON」である場合には現在再抽選演出が行なわれていることを示す一方、「OFF」である場合には現在再抽選演出が行なわれていないことを示す。
一方、プログラムROM156には、各種の判定や選択に用いられるテーブルを記憶する、以下に示すテーブル記憶エリアが設けられている。
再抽選演出判定テーブル記憶エリア192には、図18に示す再抽選演出判定テーブルが記憶されている。再抽選演出判定テーブルは、再抽選判定カウンタ170のカウンタ値を示す「再抽選判定カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「再抽選演出判定」から構成されており、再抽選演出判定テーブルと取得した再抽選判定カウンタ170のカウンタ値に基づいて再抽選演出を行なうか否かを判定するようになっている。そして、本実施形態では、取得した再抽選判定カウンタ170のカウンタ値が「1」、「3」である場合に「再抽選演出あり」と判定される一方、それ以外の場合には、「再抽選演出なし」と判定されるようになっている。
仮停止図柄選択テーブル記憶エリア194には、図19に示す仮停止図柄選択テーブルが記憶されている。仮停止図柄選択テーブルは、仮停止図柄カウンタ172のカウンタ値を示す「仮停止図柄カウンタ値」と、このカウンタ値に対応する「仮停止図柄組み合わせ」から構成されており、仮停止図柄選択テーブルと取得した仮停止図柄カウンタ172のカウンタ値に基づいて特別図柄36a,36b,36cの仮停止図柄組み合わせを選択するようになっている。そして、本実施形態では、仮停止図柄カウンタ172のカウンタ値が「0」の場合「000」が、「1」の場合「222」が、「2」の場合「444」が、「3」の場合「666」が、「4」の場合「888」が、それぞれ、特別図柄36a,36b,36cの仮停止図柄組み合わせとして選択されるようになっている。
変動演出選択テーブル記憶エリア196には、図20に示す変動演出選択テーブルが記憶されている。変動演出選択テーブルは、受信した変動パターンおよび変動演出パターンカウンタ168に基づいて変動演出パターンを選択するためのものである。各列について概説すると、「変動パターン」は、受信した変動パターンを示すものである。「表示時間」は、変動パターンの表示に要する時間(秒)を示す。「変動演出パターンカウンタ値」は、当該変動演出パターンが選択されることとなる変動演出パターンカウンタ168の値を示す。「変動演出パターン」は、変動演出パターンを識別するために付与された符号である。「最終結果」は、当該変動演出パターンが用いられる大当たり判定の結果を示す。なお、図20における「表示時間」の列は、理解を容易にする為のものであり、変動演出選択テーブルには、「表示時間」の列を除いた情報が記憶されている。
先ず、本実施形態においては、「変動パターンA」を受信した場合には、変動演出パターンカウンタ168のカウンタ値が「0」〜「6」の場合に「変動演出パターンA」が、「7」〜「9」の場合に「変動演出パターンB」が、それぞれ、「変動パターンA」に基づいて変動演出表示を行なう場合の変動演出パターンとして選択されるようになっている。
また、本実施形態においては、「変動パターンB」を受信した場合には、変動演出パターンカウンタ168のカウンタ値が「0」〜「4」の場合に「変動演出パターンC」が、「5」〜「9」の場合に「変動演出パターンD」が、それぞれ、「変動パターンB」に基づいて変動演出表示を行なう場合の変動演出パターンとして選択されるようになっている。
また、本実施形態においては、「変動パターンC」を受信した場合には、変動演出パターンカウンタ168のカウンタ値が「0」〜「9」の場合に「変動演出パターンE」が、「変動パターンC」に基づいて変動演出表示を行なう場合の変動演出パターンとして選択されるようになっている。
また、本実施形態においては、「変動パターンD」を受信した場合には、変動演出パターンカウンタ168のカウンタ値が「0」〜「6」の場合に「変動演出パターンF」が、「7」〜「9」の場合に「変動演出パターンG」が、それぞれ、「変動パターンD」に基づいて変動演出表示を行なう場合の変動演出パターンとして選択されるようになっている。
大当たり演出選択テーブル記憶エリア198には、図21に示す大当たり演出選択テーブルが記憶されている。大当たり演出選択テーブルは、受信した大当たり遊技状態通知コマンドに基づいて大当たり遊技の各ラウンドにおいて表示する大当たり演出パターンを選択するためのものである。各列について概説すると、「ラウンド」は、受信した大当たり遊技状態通知コマンドのラウンド数を示す。「演出種別」は、「ラウンド」が同一の大当たり演出パターンが複数種類用意されている場合に、特定の大当たり演出パターンを選択するために用いるものであり、後述する「通常」および「再抽選」の何れかの値が設定されている。「大当たり演出パターン」は、「ラウンド」および「演出種別」から選択される大当たり演出パターンを示す。「表示時間」は、大当たり演出パターンの最大表示時間を示す。「再変動開始時刻」および「再変動停止時刻」は、「演出種別」が「再抽選」の演出パターンにおいて、特別図柄36a,36b,36cの再変動を開始する時刻およびかかる再変動を停止する時刻が、当該大当たり演出パターンの表示開始からの経過時刻として記憶されるものである。なお、特に本実施形態においては、各大当たり演出パターンは、各演出パターンが表示されるラウンドが開始される前のインターバルにおいて行なわれる演出内容も含んで構成されている。
ここにおいて、「演出種別」における「通常」とは、当該大当たりラウンドが完了すると共に大当たり演出パターンも終了するように、表示時間が大当たりラウンド開始前のインターバル時間(本実施形態においては2秒)と大当たりラウンドの最長時間(本実施形態においては27秒)の合計所要時間(本実施形態においては29秒)と等しくされた大当たり演出パターンである。「再抽選」とは、再抽選演出を行なう際に表示される大当たり演出パターンであって、表示時間が大当たりラウンド開始前のインターバル時間と大当たりラウンドの最長時間の合計所要時間よりも長くされている。
また、「表示時間」、「再変動開始時刻」および「再変動終了時刻」は、図中では理解を容易とするために秒数で記載されているが、これらの時間は、それぞれ、対応する再抽選タイマカウンタ174のカウンタ値として記憶されている。
そして、本実施形態においては、「ラウンド」として1R〜15Rまでの大当たり演出パターンが記憶されており、各ラウンドの大当たり演出パターンとして、演出種別が「通常」の大当たり演出パターンが記憶されている。更に、10Rの大当たり演出パターンには、演出種別が「通常」の「10R大当たり演出パターン」と共に、演出種別が「再抽選」の「10R大当たり演出パターン(再抽選用)」が記憶されている。また、特に本実施形態においては、演出種別が「通常」の大当たり演出パターンは何れも「表示時間」が「29秒」とされている。一方、演出種別が「再抽選」とされた「10R大当たり演出パターン(再抽選用)」の「表示時間」は「33秒」とされおり、大当たり遊技の10Rの最大所要時間(開始前インターバルを含む。本実施形態においては29秒)よりも長くされている。更に、特に本実施形態においては、図22に示すように、「10R大当たり演出パターン(再抽選用)」の「表示時間」は、10Rが採りうる最長の時間よりも長く、且つ、10Rが採りうる最短の時間(開始前インターバルを含む。本実施形態においては17秒)と11Rが採りうる最短の時間(17秒)との合計(34秒)よりも短くされている。これにより、「10R大当たり演出パターン(再抽選用)」は10Rの長さに関わらず、必ず11Rの途中で終了するようにされている。更に、「10R大当たり演出パターン(再抽選用)」の「再変動開始時刻」は「5秒」とされて、10Rの最短時間よりも前に設定されていると共に、「再変動終了時刻」は「32秒」とされて、10Rの最長時間よりも後で、且つ、10Rおよび11Rの最短時間の合計(34秒)よりも前に設定されている。これにより、特別図柄36a,36b,36cの再変動表示は、10Rの長さに関わらず、必ず10Rの途中から開始されると共に、10Rを超えて11Rで終了されるようになっている。なお、大当たり遊技ラウンドの最短時間は、遊技球の発射間隔や、打ち出された遊技球が遊技領域30を流下する速さ等を考慮して求められる。
次に、主制御CPU62が実行する遊技処理について、図23に基づいて説明する。先ず、ステップ(以下、Sとする)1において、電源が投入された主制御CPU62は、電源投入時にのみ、電源投入処理を実行する。この電源投入処理において、主制御CPU62は、主制御RAM64等の各RAMの初期化を行ない、主制御CPU62周辺の各機器の初期設定を行なう。そして、主制御CPU62は、割り込み許可を設定し、割り込み処理を開始する。これにより、電源投入処理(S1)が実行された後は、S2以降の処理が割り込み毎に繰り返して実行されることとなる。
そして、主制御CPU62は、S2において、入力処理を実行する。この入力処理は、大当たり判定カウンタ84,初期値決定用カウンタ86、リーチハズレ判定カウンタ88、大当たり図柄カウンタ90、左図柄カウンタ92、変動パターンカウンタ98の各カウンタ値をそれぞれ1加算することによって行われる。そこにおいて、大当たり判定カウンタ84のカウンタ値が一周した場合には、初期値決定用カウンタ86の値を大当たり判定カウンタ84の初期値として設定する。これにより、大当たり判定カウンタ84が大当たりを示す値(本実施形態では「7」、「57」、「107」、「157」、「207」、「257」)となるタイミングを変化せしめることが出来る。また、左図柄カウンタ92のカウンタ値を1加算することより左図柄カウンタ92のカウンタ値が一周した場合には中図柄カウンタ94のカウンタ値を1加算する。また、中図柄カウンタ94のカウンタ値が一周した場合には右図柄カウンタ96のカウンタ値を1加算する。
続いて、主制御CPU62は、S3において、始動口処理を実行する。この始動口処理について、図24に基づいて説明する。先ず、主制御CPU62は、S10において、遊技球が始動口40に入ったか否か、即ち、始動口スイッチ42が遊技球の通過を検出した場合に出力する検出信号が入力されたか否かを判定し、遊技球が始動口40に入っていない場合(S10:NO)には、始動口処理を終了する一方、遊技球が始動口40に入った場合(S10:YES)には、S11において、始動入球数カウンタ102のカウンタ値が「5」以上であるか否か、即ち、保留球数が上限であるか否かを判定する。
保留球数が上限に達している場合(S11:YES)には、主制御CPU62は、始動口処理(S3)を終了する。一方、保留球数が上限に達していない場合(S11:NO)には、主制御CPU62は、S12において、現在の大当たり判定カウンタ84,リーチハズレ判定カウンタ88の各カウンタ値を取得して第一乃至第五のカウンタ値記憶エリア120a〜eのうち第一のカウンタ値記憶エリア120a側の空いている記憶エリアに記憶する。
具体的には、第一のカウンタ値記憶エリア120aにカウンタ値が記憶されていない、即ち、第一のカウンタ値記憶エリア120aが空いている場合には第一のカウンタ値記憶エリア120aに、第一のカウンタ値記憶エリア120aに各カウンタ値が既に記憶されている、即ち、第一のカウンタ値記憶エリア120aが空いていない場合には第二のカウンタ値記憶エリア120bに、第一および第二のカウンタ値記憶エリア120a,bが空いていない場合には第三のカウンタ値記憶エリア120cに、第一乃至第三のカウンタ値記憶エリア120a〜cが空いていない場合には第四のカウンタ値記憶エリア120dに、第一乃至第四のカウンタ値記憶エリア120a〜dが空いていない場合には第五のカウンタ値記憶エリア120eに、取得した各カウンタ値が記憶される。
その後、主制御CPU62は、S13において、始動入球数カウンタ102のカウンタ値を1加算する。そして、主制御CPU62は、S14において、保留表示処理を実行する。この保留表示処理は、始動入球数カウンタ102のカウンタ値から1減算した数、即ち、保留球数の数だけ保留LED44を点灯させる制御信号を保留LED制御回路82に送信することによって行われる。そして、保留LED制御回路82は、受信した制御信号に基づいて保留LED44を点灯する。このような保留表示処理を終了すると、主制御CPU62は、始動口処理(S3)を終了する。
上述の如き始動口処理(S3)を終了した主制御CPU62は、次に特別図柄表示処理(S4)を実行する。この特別図柄表示処理について、図25に基づいて説明する。先ず、主制御CPU62は、S20において、大当たりフラグ112がONになっているか否かを判定し、大当たりフラグ112がONになっている場合(S20:YES)には、特別図柄表示処理(S4)を終了する。
大当たりフラグ112がOFFになっている場合(S20:NO)には、主制御CPU62は、S21において、変動処理フラグ114がONであるか否かを判定する。
変動処理フラグ114がOFFである場合(S21:NO)には、主制御CPU62は、S22において、始動入球数カウンタ102のカウンタ値が「1」以上であるか否かを判定し、始動入球数カウンタ102のカウンタ値が「0」である場合(S22:NO)には、特別図柄表示処理(S4)を終了する一方、始動入球数カウンタ102のカウンタ値が「1」以上である場合(S22:YES)には、S23において、変動処理フラグ114をONにした後、S24において、大当たり判定処理を実行する。
かかる大当たり判定処理について、図26に基づいて説明する。先ず、主制御CPU62は、S50において、高確率フラグ118がONであるか否かを判定し、高確率フラグ118がONである場合(S50:YES)には、S51において、第二の大当たり判定テーブル記憶エリア128に記憶された第二の大当たり判定テーブルと第一のカウンタ値記憶エリア120aに記憶された大当たり判定カウンタ84のカウンタ値に基づいて大当たりか否かを判定する一方、高確率フラグ118がONでない場合(S50:NO)には、S52において、第一の大当たり判定テーブル記憶エリア126に記憶された第一の大当たり判定テーブルと第一のカウンタ値記憶エリア120aに記憶された大当たり判定カウンタ84のカウンタ値に基づいて大当たりか否かを判定する。
大当たり数値である場合(S53:YES)には、主制御CPU62は、S54において、第一のカウンタ値記憶エリア120aに記憶されている大当たり図柄カウンタ90のカウンタ値と大当たり図柄選択テーブルに基づいて特別図柄36a、36b,36cの大当たり図柄組み合わせを選択し、選択した特別図柄36a、36b,36cの大当たり図柄組み合わせのデータを停止図柄記憶エリア124に記憶する。
そして、主制御CPU62は、S55において、現在の大当たり図柄カウンタ90のカウンタ値と高確率判定テーブル記憶エリア132に記憶された高確率判定テーブルに基づいて、高確率状態とするか否かを判定し、高確率状態とする場合(S55:YES)には、主制御CPU62は、S56において、高確率フラグ118をONにする一方、高確率状態としない場合(S55:NO)には、主制御CPU62は、S57において、高確率フラグ118をOFFにする。
続いて、主制御CPU62は、S58において、現在の変動パターンカウンタ98のカウンタ値と第三の変動パターン選択テーブルに基づいて変動パターンを選択し、選択した変動パターンのデータを変動パターン記憶エリア122に記憶して、大当たり判定処理(S24)を終了する。
一方、大当たりでない場合(S53:NO)には、主制御CPU62は、S59において、第一のカウンタ値記憶エリア120aに記憶されているリーチハズレ判定カウンタ88のカウンタ値とリーチハズレ判定テーブルに基づいてリーチハズレであるか否かを判定する。
リーチハズレである場合(S59:YES)には、主制御CPU62は、S60において、現在の左図柄カウンタ92のカウンタ値と左図柄選択テーブルに基づいて左特別図柄36aの図柄を選択し、現在の中図柄カウンタ94のカウンタ値と中図柄選択テーブルに基づいて中特別図柄36bの図柄を選択し、更に、右特別図柄36cの図柄として左特別図柄36aの図柄と同じものを選択した後、このように選択された左,中,右の特別図柄36a、36b,36cの組み合わせを停止図柄記憶エリア124に記憶する。そこにおいて、左特別図柄36aの図柄と中特別図柄36bの図柄が同じものになってしまった場合には、中特別図柄36bの図柄を左特別図柄36aの図柄と異なるものに変更する。具体的には、例えば、中特別図柄36bの図柄を左特別図柄36aの図柄よりも1大きくしたり、或いは、中特別図柄36bの図柄を左特別図柄36aの図柄よりも1小さくしたりする。
そして、主制御CPU62は、S61において、現在の変動パターンカウンタ98のカウンタ値と第二の変動パターン選択テーブルに基づいて変動パターンを選択し、選択した変動パターンのデータを変動パターン記憶エリア122に記憶して、大当たり判定処理(S24)を終了する。
また、リーチハズレでない場合(S59:NO)には、主制御CPU62は、S62において、現在の左図柄カウンタ92のカウンタ値と左図柄選択テーブルに基づいて左特別図柄36aの図柄を選択し、現在の中図柄カウンタ94のカウンタ値と中図柄選択テーブルに基づいて中特別図柄36bの図柄を選択し、更に、現在の右図柄カウンタ96のカウンタ値と右図柄選択テーブルに基づいて右特別図柄36cの図柄を選択した後、このように選択された左,中,右の特別図柄36a、36b,36cの組み合わせを停止図柄記憶エリア124に記憶する。そこにおいて、左特別図柄36aの図柄と右特別図柄36cの図柄が同じものになってしまった場合には、右特別図柄36cの図柄を左特別図柄36aの図柄と異なるものに変更する。具体的には、例えば、右特別図柄36cの図柄を左特別図柄36aの図柄よりも1大きくしたり、或いは、右特別図柄36cの図柄を左特別図柄36aの図柄よりも1小さくしたりする。
そして、主制御CPU62は、S63において、現在の変動パターンカウンタ98のカウンタ値と第一の変動パターン選択テーブルに基づいて変動パターンを選択し、選択した変動パターンのデータを変動パターン記憶エリア122に記憶して、大当たり判定処理(S24)を終了する。
このような大当たり判定処理を行った主制御CPU62は、S25において、変動パターン記憶エリア122に記憶されている変動パターンの変動表示時間に対応するようにして、変動表示用タイマカウンタ100の初期値をセットする。
次に、主制御CPU62は、S26において、変動パターン記憶エリア122に記憶されている変動パターンのデータを表示制御回路76に送信し、S27において、停止図柄記憶エリア124に記憶されている特別図柄36a、36b,36cの図柄組み合わせのデータを表示制御回路76に送信する。
その後、主制御CPU62は、S28において、始動入球数カウンタ102のカウンタ値が「2」以上であるか否かを判定し、始動入球数カウンタ102のカウンタ値が「2」以上でない場合(S28:NO)には、S30以降の処理を実行する。
一方、始動入球数カウンタ102のカウンタ値が「2」以上である場合(S28:YES)には、主制御CPU62は、S29において、第二乃至第五のカウンタ値記憶エリア120b〜eに記憶されている各種カウンタ値を第一のカウンタ値記憶エリア120aの側のカウンタ値記憶エリアに一つシフトして記憶する。
具体的には、始動入球数カウンタ102のカウンタ値に基づいて、第二のカウンタ値記憶エリア120bにカウンタ値が記憶されている場合には第一のカウンタ値記憶エリア120aに、第三のカウンタ値記憶エリア120cにカウンタ値が記憶されている場合には第二のカウンタ値記憶エリア120bに、第四のカウンタ値記憶エリア120dにカウンタ値が記憶されている場合には第三のカウンタ値記憶エリア120cに、第五のカウンタ値記憶エリア120eにカウンタ値が記憶されている場合には第四のカウンタ値記憶エリア120dに、それぞれ、記憶しなおす。
その後、主制御CPU62は、S30において、始動入球数カウンタ102のカウンタ値を1減算して特別図柄表示処理(S4)を終了する。
また、変動処理フラグ114がONである場合(S21:YES)には、主制御CPU62は、S31において、変動表示用タイマカウンタ100のカウンタ値が「0」であるか否か、即ち、変動表示時間が終了したか否かを判定し、変動表示時間が終了していない場合(S31:NO)には、S32において、変動表示用タイマカウンタ100のカウンタ値を1減算した後、特別図柄表示処理(S4)を終了する。一方、変動表示時間が終了している場合(S31:YES)には、S33において、複数の特別図柄36a、36b,36cの変動表示を終了し、複数の特別図柄36a、36b,36cを停止表示させるための制御信号を表示制御回路76に送信する停止表示処理を実行する。
次に、主制御CPU62は、S34において、変動処理フラグ114をOFFにした後、S35において、変動パターン記憶エリア122に記憶されている変動パターンのデータが大当たりの場合における変動パターンのデータであるか否かを判定する。
大当たりの場合における変動パターンのデータでない場合(S35:NO)には、主制御CPU62は、後述するS39以降の処理を実行する一方、大当たりの場合における変動パターンのデータである場合(S35:YES)には、主制御CPU62は、S36において、大当たりフラグ112をONにする。
続いて、主制御CPU62は、S37において、大当たり遊技の第一ラウンドが開始される前のインターバル時間に対応するようにして、インターバルタイマカウンタ110のカウンタ値を設定した後に、S38において、大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア140に記憶されている1R開始コマンドを表示制御回路76に送信する。
そして、主制御CPU62は、S39において、変動表示処理を終了する。この変動表示終了処理は、変動パターン記憶エリア122に記憶されている変動パターンのデータおよび停止図柄記憶エリア124に記憶されている特別図柄36a,36b,36cの図柄組合せのデータをそれぞれ消去するものである。そして、主制御CPU62は、かかるS39の処理の後、特別図柄表示処理(S4)を終了する。
このような特別図柄表示処理(S4)を終了した主制御CPU62は、次に、特典付与処理(S5)を実行する。この特典付与処理について、図27に基づいて説明する。先ず、主制御CPU62は、S70において、大当たりフラグ112がONになっているか否かを判定する。大当たりフラグ112がONになっていない場合(S70:NO)には、特典付与処理(S5)を終了する。
大当たりフラグ112がONになっている場合(S70:YES)には、主制御CPU62は、S71において、大入賞口46の扉48が開かれていることを示す扉開放フラグ116がONになっているか否かを判定する。扉開放フラグ116がONになっている場合(S71:YES)には、主制御CPU62は、S77以降の処理を実行する。
扉開放フラグ116がONになっていない場合(S71:NO)には、主制御CPU62は、S72において、インターバル期間が終了したか否かを判定する。具体的には、インターバルタイマカウンタ110の値が「0」か否かによって判定する。
インターバルタイマカウンタ110の値が「0」でない、即ち、インターバル期間が未だ終了していない場合(S72:NO)には、主制御CPU62は、S73において、インターバルタイマカウンタ110のカウンタ値を1減算して、特典付与処理(S5)を終了する。
インターバル期間が終了した場合(S72:YES)には、主制御CPU62は、S74において、ソレノイド駆動回路80を通じて扉開閉用ソレノイド78へ電源供給を行なうことで、扉48を開く。続いて、主制御CPU62は、S75において扉開放フラグ116をONに設定し、S76において、扉用タイマカウンタ108のカウンタ値を予め定められた値にセットした後、S77以降の処理を行なう。
続いて、主制御CPU62は、S77において、遊技球が大入賞口46に入賞したか否かを判定する。具体的には、大入賞口46の内部に設けられたカウントスイッチ74が遊技球の通過を検出したか否かを判定し、カウントスイッチ74が遊技球の通過を検出した場合(S77:YES)には、S78において、入賞数カウンタ104のカウンタ値を1加算した後にS79以降の制御処理を実行する一方、カウントスイッチ74が遊技球の通過を検出していない場合(S77:NO)には、S79以降の制御処理を実行する。
続いて、主制御CPU62は、S79において、入賞数カウンタ104のカウンタ値が10以上か否か判定する。入賞数カウンタ104のカウンタ値が10以上でない場合(S79:NO)には、S80において、扉48の開放時間が経過したか否かを判定する。具体的には、扉用タイマカウンタ108のカウンタ値が「0」であるか否かを判定する。そして、扉48の開放時間が経過していない場合(S80:NO)には、S81において、扉用タイマカウンタ108のカウンタ値を1減算して、特典付与処理(S5)を終了する。
一方、S79において、入賞数カウンタ104のカウンタ値が10以上であった場合(S79:YES)またはS80において扉48の開放時間が経過した場合(S80:YES)には、S82において扉48を閉じた後、S83において扉開放フラグ116をOFFにする。そして、S84において入賞数カウンタ104のカウンタ値を0にセットする。これにより、一回のラウンドが終了することとなる。
次に、主制御CPU62は、S85において、ラウンドカウンタ106が14以上か否か、即ち、一度の大当たり遊技状態における最大ラウンド数に達したか否かを判定する。
ラウンドカウンタ106が14以上でない場合(S85:NO)には、主制御CPU62は、次のラウンドを実施するために、S86においてラウンドカウンタ106のカウンタ値を1加算した後に、S87において、予め設定されたラウンド間インターバルの長さに対応した値をインターバルタイマカウンタ110にセットする。そして、主制御CPU62は、S88において、大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア140に記憶されたラウンド開始コマンドの中から、次に開始するラウンドに対応したラウンド開始コマンドを表示制御回路76に送信した後に、特典付与処理(S5)を終了する。
一方、一回の大当たり遊技における最大ラウンド数に達した場合(S85:YES)には、主制御CPU62は、S89において、ラウンドカウンタ106のカウンタ値を0に戻し、S90において、大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア140に記憶された大当たり終了コマンドを表示制御回路76に送信した後に、S91において大当たりフラグ112をOFFにすることによって、特典付与処理(S5)を終了する。
次に、特典付与処理(S5)を終了した主制御CPU62は、S6において、出力処理を実行する。この出力処理は、主制御回路60が保持する各種データの出力や、主制御回路60に接続されている、図示しない払出制御基板、ランプ制御基板、音声制御基板等へのコマンド送信を行うものである。
そして、主制御CPU62は、S7において、残余時間処理を行なう。残余時間処理は、次の割り込み処理が行なわれるまでの残余時間において、主制御RAM64の初期値決定用カウンタ86のカウンタ値を加算するものである。
続いて、表示制御回路76における、表示制御CPU150が実行する表示制御処理について、図28に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU150は、S100において、カウンタ値更新処理を実行する。このカウンタ値更新処理は、変動演出パターンカウンタ168、再抽選判定カウンタ170、仮停止図柄カウンタ172のカウンタ値を1加算することによって行われる。
カウンタ値更新処理(S100)を終了した表示制御CPU150は、S101において、変動演出表示処理を実行する。かかる変動演出表示処理(S101)について、図29に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU150は、S110において、変動表示フラグ186がONであるか否かを判定し、変動表示フラグ186がOFFである場合(S110:NO)には、S111において、変動パターンのデータを受信しているか否かを判定する。
変動パターンのデータを受信していない場合(S111:NO)には、表示制御CPU150は、変動演出表示処理(S101)を終了する一方、変動パターンのデータを受信している場合(S111:YES)には、表示制御CPU150は、S112において、変動表示フラグ186をONにした後、S113において、変動演出選択テーブル記憶エリア196に記憶されている演出選択テーブル(図20参照)と、受信した変動パターン及び現在の変動演出パターンカウンタ168のカウンタ値に基づいて、対応する演出パターンを選択して、変動演出パターン記憶エリア180に記憶する。
そして、表示制御CPU150は、S114において、変動演出テーブルに基づいて、受信した変動パターンが大当たりの変動パターンか否かを判定し、受信した変動パターンが大当たりの変動パターンでない場合(S114:NO)には、S117以降の処理を行なう。
一方、受信した変動パターンが大当たりの変動パターンである場合(S114:YES)には、表示制御CPU150は、S115において、現在の再抽選判定カウンタ170のカウンタ値と、再抽選演出判定テーブル記憶エリア192に記憶された再抽選演出判定テーブルに基づいて、再抽選演出を行なうか否かを判定する。
再抽選演出を行なう場合(S115:YES)には、表示制御CPU150は、S116において、再抽選フラグ188をONにした後にS117の処理を行う一方、再抽選演出を行わない場合(S115:NO)には、表示制御CPU150は、S117の処理を行なう。
そして、表示制御CPU150は、S117において、S113で変動演出パターン記憶エリア180に記憶した変動演出パターンのデータを、VDP158に送信して、VDP158にこれらのデータに基づく画像を液晶表示器34に表示させる表示開始処理を実行した後、変動演出表示処理(S101)を終了する。
一方、変動表示フラグ186がONになっている場合(S110:YES)には、表示制御CPU150は、S118において、特別図柄36a,36b,36cを停止表示するための制御信号(停止コマンド)を受信したか否かを判定する。停止コマンドを受信している場合(S118:YES)には、表示制御CPU150は、S119以降の処理を実行する一方、停止コマンドを受信していない場合(S110:NO)には、表示制御CPU150は、変動演出表示処理(S101)を終了する。
また、S118において、停止コマンドを受信した場合(S118:YES)には、表示制御CPU150は、S119において、再抽選フラグ188がONであるか否かを判定する。
再抽選フラグ188がONである場合(S119:YES)には、表示制御CPU150は、S120において、現在の仮停止図柄カウンタ172のカウンタ値と仮停止図柄選択テーブル記憶エリア194に記憶された仮停止図柄選択テーブルに基づいて、仮停止図柄を選択して、VDP158に対して、S117で送信した演出パターンに基づく特別図柄36a,36b,36cの変動表示を終了して、選択した仮停止図柄で特別図柄36a,36b,36cを停止させる。
再抽選フラグ188がONでない場合(S119:NO)には、表示制御CPU152は、S121において、VDP158に対して、S117で送信した演出パターンに基づく特別図柄36a,36b,36cの変動表示を終了して、特別図柄記憶エリア178に記憶されている特別図柄36a,36b,36cのデータに基づいて、特別図柄36a,36b,36cを停止表示させる停止表示処理を実行する。
そして、表示制御CPU150は、S122において、変動表示処理フラグ186をOFFにした後に、変動演出表示処理(S101)を終了する。
このような変動演出表示処理(S101)を終了した表示制御CPU150は、S102において、大当たり演出表示処理を実行する。かかる大当たり演出表示処理(S102)について、図30に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU150は、S130において、変動表示フラグ186がONであるか否かを判定し、変動表示フラグ186がONである場合(S130:YES)には、大当たり演出表示処理(S102)を終了する。
変動表示フラグ186がONでない場合(S130:NO)には、表示制御CPU150は、S131において、大当たり遊技状態通知コマンドを受信したか否か、即ち、大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア184に大当たり遊技状態通知コマンドが記憶されているか否かを判定する。
大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア184に大当たり遊技状態通知コマンドが記憶されていない場合(S131:NO)には、表示制御CPU150は、大当たり演出表示処理(S102)を終了する一方、大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア184に大当たり遊技状態通知コマンドが記憶されている場合(S131:YES)には、表示制御CPU150は、S132において、受信した大当たり遊技状態通知コマンドが、「大当たり遊技終了コマンド」か否かを判定する。
受信した大当たり遊技状態通知コマンドが、「大当たり遊技終了コマンド」でない場合(S132:NO)には、表示制御CPU150は、S133において、再抽選演出中フラグ190がONか否かを判定し、再抽選演出フラグ190がONである場合(S133:YES)には、大当たり演出表示処理(S102)を終了する。
再抽選演出中フラグ190がONでない場合(S133:NO)には、表示制御CPU150は、S134において、受信した大当たり遊技状態通知コマンドと、大当たり演出選択テーブル記憶エリア198に記憶されている大当たり演出選択テーブルに基づいて、受信した大当たり遊技状態通知コマンドのラウンド数に対応する大当たり演出パターンが、「演出種別」として「再抽選」の大当たり演出パターンを含むラウンドか否かを判定する。
受信した大当たり遊技状態通知コマンドのラウンド数に対応する大当たり演出パターンが、「演出種別」として「再抽選」の大当たり演出パターンを含むラウンドでない場合(S134:NO)には、表示制御CPU150は、S135以降の処理を実行する一方、受信した大当たり遊技状態通知コマンドのラウンド数に対応する大当たり演出パターンが、「演出種別」として「再抽選」の大当たり演出パターンを含むラウンドである場合(S134:YES)には、S136において、再抽選フラグ188がONであるか否かを判定し、再抽選フラグ188がONでない場合(S136:NO)には、表示制御CPU150は、S135以降の処理を実行する。
そして、表示制御CPU150は、S135において、受信した大当たり遊技状態通知コマンドと、大当たり演出選択テーブル記憶エリア198に記憶されている大当たり演出選択テーブルに基づいて、受信した大当たり遊技状態通知コマンドのラウンド数に対応する、演出種別が「通常」の大当たり演出パターンを選択して、大当たり演出パターン記憶エリア182に記憶する。例えば、本実施形態においては、大当たり遊技状態通知コマンドとして「10R開始コマンド」を受信した場合には、演出種別が「通常」の「10R大当たり演出パターン」と演出種別が「再抽選」の「10R大当たり演出パターン(再抽選用)」の中から、演出種別が「通常」の「10R大当たり演出パターン」が選択されるようになっている。そして、表示制御CPU150は、S140以降の処理を実行する。
また、再抽選フラグ188がONである場合(S136:YES)には、表示制御CPU152は、S137において、受信した大当たり遊技状態通知コマンドと、大当たり演出選択テーブル記憶エリア198に記憶されている大当たり演出選択テーブルに基づいて、受信した大当たり遊技状態通知コマンドのラウンド数に対応する、演出種別が「再抽選」の大当たり演出パターンを選択して、大当たり演出パターン記憶エリア182に記憶する。例えば、本実施形態においては、大当たり遊技状態通知コマンドとして「10R開始コマンド」を受信した場合には、演出種別が「通常」の「10R大当たり演出パターン」と演出種別が「再抽選」の「10R大当たり演出パターン(再抽選用)」の中から、演出種別が「再抽選」の「10R大当たり演出パターン(再抽選用)」が選択されるようになっている。
そして、表示制御CPU150は、S138において、再抽選演出中フラグ190をONにして、S139において、再抽選タイマカウンタ174に「0」をセットした後に、S140以降の処理を実行する。
表示制御CPU150は、S140において、大当たり演出パターン記憶エリア182に記憶された大当たり演出パターンのデータを、VDP158に送信して、VDP158にこれらのデータに基づく画像を液晶表示器34に表示させた後に、S141において、大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア184に記憶された大当たり遊技状態通知コマンドを消去して、大当たり演出表示(S102)を終了する。
また、表示制御CPU150は、S132において、受信した大当たり遊技状態通知コマンドが「大当たり終了コマンド」である場合(S132:YES)には、S142において、大当たり演出表示終了処理を実行する。かかる大当たり演出表示終了処理は、VDP158に現在表示中の大当たり演出パターンの表示を終了して、予め用意された通常の遊技状態において表示される演出パターンの表示に切り換えさせるものである。
そして、表示制御CPU150は、S143において、再抽選フラグ188をOFFにして、S144において、変動パターン記憶エリア176に記憶されている変動パターンのデータおよび特別図柄記憶エリア178に記憶されている特別図柄36a,36b,36cのデータおよび変動演出パターン記憶エリア180に記憶されている変動演出パターンのデータおよび大当たり演出パターン記憶エリア182に記憶されている大当たり演出パターンのデータおよび大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリア184に記憶されている大当たり遊技状態通知コマンドのデータとを、それぞれ消去するデータ消去処理を実行した後に、大当たり演出表示処理(S102)を終了する。
このような大当たり演出表示処理(S102)を終了した表示制御CPU150は、S103において、再抽選演出監視処理を実行する。かかる再抽選演出監視処理(S103)について、図31に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU150は、S150において、再抽選演出中フラグ190がONであるか否かを判定し、再抽選演出中フラグ190がONでない場合(S150:NO)には、再抽選演出監視処理(S103)を終了する一方、再抽選演出中フラグ190がONである場合(S150:YES)には、S151において、再抽選タイマカウンタ174のカウンタ値を1加算する。
そして、表示制御CPU150は、S152において、現在表示中の再抽選演出を行なう大当たり演出パターンが終了したか否か、具体的には、再抽選タイマカウンタ174のカウンタ値が、大当たり演出パターン記憶エリア182に記憶されている大当たり演出パターンの表示時間に対応するカウンタ値に到達したか否かを判定し、大当たり演出パターンが終了していない場合(S152:NO)には、表示制御CPU150は、再抽選演出監視処理(S103)を終了する一方、大当たり演出パターンが終了した場合(S152:YES)には、S153において、再抽選演出中フラグ190をOFFにした後に、再抽選演出監視処理(S103)を終了する。
このような再抽選演出監視処理(S103)を終了した表示制御CPU150は、S104において、再抽選図柄変動処理を実行する。かかる再抽選図柄変動処理(S104)について、図32に基づいて説明する。先ず、表示制御CPU150は、S160において、再抽選演出中フラグ190がONであるか否かを判定し、再抽選演出中フラグ190がONでない場合(S160:NO)には、再抽選図柄変動処理(S104)を終了する。
再抽選演出中フラグ190がONである場合(S160:YES)には、表示制御CPU150は、S161において、大当たり演出パターン記憶エリア182に記憶された大当たり演出パターンと大当たり演出選択テーブル記憶エリア198に記憶された大当たり演出選択テーブルに基づいて、再抽選タイマカウンタ174のカウンタ値が表示中の大当たり演出パターンにおける再変動開始時刻に対応するカウンタ値に到達したか否かを判定することによって、特別図柄36a,36b,36cの再変動表示を開始する時刻が到達したか否かを判定する。
特別図柄36a,36b,36cの再変動表示を開始する時刻が到達した場合(S161:YES)には、表示制御CPU150は、S162において、VDP158に対して、仮停止図柄で停止表示されている特別図柄36a,36b,36cを大当たり図柄でループ状に変動表示させる再変動開始処理を実行する。
特別図柄36a,36b,36cの再変動表示を開始する時刻が到達していない場合(S161:NO)には、表示制御CPU150は、S163において、大当たり演出パターン記憶エリア182に記憶された大当たり演出パターンと大当たり演出選択テーブル記憶エリア198に記憶された大当たり演出選択テーブルに基づいて、再抽選タイマカウンタ174のカウンタ値が表示中の大当たり演出パターンにおける再変動終了時刻に対応するカウンタ値に到達したか否かを判定することによって、特別図柄36a,36b,36cの再変動表示を停止する時刻が到達したか否かを判定する。
特別図柄36a,36b,36cの再変動表示を停止する時刻が到達していない場合(S163:NO)には、表示制御CPU150は、再抽選図柄変動処理(S104)を終了する一方、特別図柄36a,36b,36cの再変動表示を停止する時刻が到達した場合(S163:YES)には、S164において、VDP158に対して、特別図柄記憶エリア178に記憶されている特別図柄36a,36b,36cのデータに基づいて、特別図柄36a,36b,36cを停止表示させる停止表示処理を実行した後に、再抽選図柄変動処理(S104)を終了する。
以上のように、本実施形態におけるパチンコ機10においては、S24を含んで大当たり判定手段が構成されている。また、S120を含んで、仮停止図柄選択手段が構成されており、S120および液晶表示器34を含んで、仮停止図柄表示手段が構成されている。また、S76、S80、S81を含んで、大入賞口46の開口時間を計測する計測手段が構成されている。また、S5を含んで、特典遊技制御手段が構成されている。また、S54を含んで、最終停止図柄選択手段が構成されている。また、S55、S56を含んで、高確率設定手段が構成されている。また、S114、S115、S116、S138、S140を含んで、再抽選演出手段が構成されている。
このような構造とされたパチンコ機10においては、大当たり遊技が開始された後に、大当たりと判定されやすい高確率状態とされるか否かを抽選する再抽選演出が行なわれることから、特別図柄36a,36b,36cが高確率図柄以外の大当たり図柄で表示された場合には、再抽選演出が行なわれるかもしれないという期待を遊技者に与えることが出来る。
そして、特に本実施形態におけるパチンコ機10においては、そのような再抽選演出が行なわれた場合には、再び変動表示された特別図柄36a,36b,36cの変動表示の時間長さが、大当たりラウンドに関係なく一定とされていることから、再抽選演出が行なわれた大当たりラウンド中に終了することなく、次のラウンドまで継続して行なわれるようになっている。これにより、遊技者に対して再抽選演出の終了タイミングを予測困難にすることが可能となり、大当たり遊技における大入賞口46の開閉作動の様子と共に、再抽選演出の演出内容にも注意を向ける必要を生ぜしめて、より効果的な再抽選演出を行なうことが可能となるのである。また、大当たりラウンドの時間長さに関係なく再抽選演出が所定時間に亘って行なわれることから、特に大入賞口46への所定個数の入球が至極速く、大当たりラウンドが短時間で終了するような場合にも、再抽選演出を楽しむ間もなく再抽選の結果が表示されるようなことが回避されて、遊技者に再抽選演出を十分に見せることが可能となって、再抽選演出に遊技者を惹きつけることが出来るのである。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、再抽選演出は、一回の大当たり遊技中において必ずしも一回のみとされる必要はなく、複数回行なうことも可能である。具体的には例えば、前述の大当たり演出選択テーブル(図21参照)において、3Rの大当たり演出パターンとして「演出種別」が「再抽選」とされた「3R大当たり演出パターン(再抽選用)」を設けることによって、3Rと10Rそれぞれに再抽選用の演出パターンを設ける。そして、再抽選図柄変動処理(S104)におけるS164(図32参照)において、最後に行なわれる再抽選変動表示の場合に最終停止図柄を表示する一方、それ以外の再抽選変動表示の場合には適宜に選択した仮停止図柄を表示することによって、一回の大当たり遊技において複数回の再抽選演出を行なうことが出来る。
また、上述の実施形態においては、再抽選演出は、開始されたラウンドの次のラウンド中に終了するようにされていたが、図33に示すように、再抽選演出の表示時間をより長くして、更に次以降のラウンドにまで再抽選演出を継続させる等しても良い。このようにすれば、再抽選演出の表示時間により幅を持たせて、より優れた演出効果を発揮することが出来る。
加えて、前述の如き1R〜15Rまでの大当たり演出パターンをそれぞれ複数用意して、複数態様の大当たり演出表示を行なうこと等も勿論可能である。
また、前述の実施形態においては、再抽選演出は選択的に行なわれるようにされていたが、例えば、大当たり遊技が行なわれる際には必ず再抽選演出を行なうようにしても良い。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態としてのパチンコ機を示す正面図である。 図1に示したパチンコ機において行なわれる再抽選演出の表示内容を説明するための説明図である。 図1に示したパチンコ機において行なわれる再抽選演出の表示時間を説明するための説明図である。 図1に示したパチンコ機に採用されている主制御回路のブロック図である。 図4に示した主制御回路に設けられる第一の大当たり判定テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる第二の大当たり判定テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられるリーチはずれ判定テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる高確率判定テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる当たり図柄選択テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる左図柄選択テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる中図柄選択テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる右図柄選択テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる第一の変動パターン選択テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる第二の変動パターン選択テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる第三の変動パターン選択テーブルの内容を示す説明図である。 図4に示した主制御回路に設けられる大当たり遊技状態通知コマンド記憶エリアの内容を示す説明図である。 図1に示したパチンコ機に採用されている表示制御回路のブロック図である。 図17に示した表示制御回路に設けられる再抽選演出判定テーブルの内容を示す説明図である。 図17に示した表示制御回路に設けられる仮停止図柄選択テーブルの内容を示す説明図である。 図17に示した表示制御回路に設けられる変動演出選択テーブルの内容を示す説明図である。 図17に示した表示制御回路に設けられる大当たり演出選択テーブルの内容を示す説明図である。 図21に示した大当たり演出テーブルに記憶された大当たり演出パターンの表示時間を説明するための説明図である。 主制御CPUが実行する遊技処理を示すフローチャートである。 主制御CPUが実行する始動口処理を示すフローチャートである。 主制御CPUが実行する特別図柄表示処理を示すフローチャートである。 主制御CPUが実行する大当たり判定処理を示すフローチャートである。 主制御CPUが実行する特典付与処理を示すフローチャートである。 表示制御CPUが実行する表示制御処理を示すフローチャートである。 表示制御CPUが実行する変動演出表示処理を示すフローチャートである。 表示制御CPUが実行する大当たり演出表示処理を示すフローチャートである。 表示制御CPUが実行する再抽選演出監視処理を示すフローチャートである。 表示制御CPUが実行する再抽選図柄変動処理を示すフローチャートである。 本発明の更に異なる態様を説明するための説明図である。
符号の説明
10 パチンコ機
30 遊技領域
34 液晶表示器
36a 左特別図柄
36b 中特別図柄
36c 右特別図柄
40 始動口



Claims (1)

  1. 遊技領域に設けられた始動口へ遊技球が入ったことを検出する始動入球検出手段と、
    該始動入球検出手段による検出をきっかけとして複数の変動図柄を変動表示した後に停止表示する図柄表示装置と、
    前記始動入球検出手段による検出をきっかけとして遊技者に有利な特典遊技状態を生ぜしめる大当たりか否かを判定する大当たり判定手段と、
    該大当たり判定手段の判定結果に基づいて、前記複数の変動図柄を停止表示した仮停止図柄の図柄組合せを選択する仮停止図柄選択手段と、
    該仮停止図柄選択手段によって選択された前記仮停止図柄を前記図柄表示装置に表示せしめる仮停止図柄表示手段と、
    前記遊技領域に設けられて開閉可能とされた大入賞口への遊技球の入賞を検出する大入賞検出手段と、
    前記大入賞口が開口せしめられた時間を計測する計測手段と、
    前記仮停止図柄表示手段によって表示された前記仮停止図柄が特定の大当たり図柄であった場合には、該仮停止図柄が表示された後に、前記特典遊技状態として、前記大入賞検出手段による検出が所定回数以上行なわれたこと及び前記計測手段による計測時間が所定時間に達したことの少なくとも一方の条件が満たされるまで前記大入賞口を開口せしめる大当たりラウンドを所定回数行なう特典遊技制御手段と、
    前記大当たり判定手段の判定結果が大当たりであった場合には、前記複数の変動図柄の最終的な図柄組合せである最終停止図柄の図柄組合せを選択する最終停止図柄選択手段と、
    該最終停止図柄選択手段によって選択された前記最終停止図柄が特定の高確率図柄であった場合には、前記大当たり判定手段によって大当たりと判定される確率が高くされた高確率状態とする高確率設定手段と、
    前記特典遊技状態における前記大当たりラウンド中に前記仮停止図柄で停止表示された前記複数の変動図柄を再び変動表示せしめると共に該大当たりラウンドの次以降に行なわれる大当たりラウンド中にそれら複数の変動図柄を前記最終停止図柄で停止表示せしめる所定時間の再抽選演出を行なう再抽選演出手段と
    を、備えたことを特徴とするパチンコ機。



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JP2009125161A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機の遊技演出制御方法、パチンコ遊技機、及びプログラム

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