JP2006325146A - 文書登録支援装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

文書登録支援装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 登録する際の読取り条件を原稿によって決定することで、ユーザは格別な知識無くしても推奨される読取り条件で原稿を読取ることが可能になり、且つ、改ざん防止を施した上で所定のサーバに登録する。
【解決手段】 所定の条件に従って原稿をプレスキャンして読取り、読取った画像データ中の所定のマークに埋め込まれた情報を抽出する(S101)。そして、抽出された埋め込み情報に基づいて、前記原稿を読取り条件情報を取得する(S102)。そして、この条件に従って、原稿を本スキャンして読取る(S107)。その後、ユーザを識別情報する情報に基づいて電子署名情報を生成し、本スキャンで得られた画像データと共に、ネットワーク上の所定のサーバに送信し、登録する(S108)。
【選択図】 図3

Description

本発明は所定形式の原稿を読み取り電子化して所定の装置に登録する技術に関するものである。
近年、オフィスに溢れるドキュメント情報を整理し、データベースとして蓄積し、検索を容易にしようとするドキュメント・マネージメント・システム(以下、DMSと記述する。)と言われるサービス概念が話題に上がる機会が増えてきている。
これは、昨今迄は紙媒体での情報(ドキュメント)のやり取りが行われてきたが、これらのドキュメントは溜まる一方であり、いざ必要となる情報を探す場合に、多くのドキュメントの中から探す作業は大変煩雑である、というのが理由の1つであろう。また、紙媒体では多くの人間の間で、そのドキュメントを共有化することは難しい、というのももう1つの理由である。
一方で、財務や税務関係の書類などのように、紙媒体として保存しておくことを法律として既定されているものもある。が、その一方で、IT化の流れの中で書類を電子化して得られたスキャンデータを保存しておくことで、法的証拠能力のあるものとして取り扱えるという法律が施行され始めている。これら法律の中で必要な条件は、書類を電子化したスキャンデータを改ざんできないようにする仕組みである。また、電子化したスキャンデータを何らかのイメージビューワアプリケーションで目視した場合、より紙媒体として存在していた書類を忠実に再現するためのスキャン機能である。前者のスキャンデータの改ざんを防止するためには、電子署名やタイムスタンプと言った技術が存在する。後者の書類を電子化した後も如何に再現するかは、スキャナ装置とスキャン条件に依存する。
上述したような紙媒体として存在していた書類を電子化して保存することを許可する法律においては、各官公庁が示すガイドラインに従い、スキャンデータの改ざんを防止する電子署名を生成するために必要な電子証明書の発行元(CA)を特定するような場合もある。また、紙媒体も様々であり、如何に忠実に書類を再現できるかは、紙媒体そのものに依存してスキャン条件を設定する必要がある。
本スキャンしたい原稿の1ページ目にスキャン指示を与えるシートを挿入することで、それらスキャン条件を毎回ユーザが指定することなく後続する本スキャンを行う原稿の読取条件をスキャナ装置に指示する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−354212公報
しかしながら、この文献に開示された技術では、特別なシートを用意する必要がある。また、読取を行おうとする紙媒体が、各官公庁が示すどのガイドラインに合致するものなのかユーザが把握しておく必要もある。
本発明は、上述した問題点を解消するためになされたもので、ユーザが詳細な原稿読み取りに関する条件を把握することなく原稿をスキャンし、文書の改ざんを防ぐための処理を施したイメージデータを所定のネットワーク上のサーバに保存する技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、例えば、本発明の文書登録支援装置は以下の構成を備える。すなわち、
ネットワーク接続手段と原稿を読み取る読取手段とを備え、読み取り対象の原稿の種類に対して要求される条件で読み取り、ネットワーク上の所定の装置に対して、読み取って得られた原稿画像データを、署名情報と共に登録する文書登録支援装置であって、
ユーザを識別する識別情報を入力する入力手段と、
前記原稿を所定の読取り条件で、前記読取手段で読取るプレスキャン手段と、
該プレスキャン手段で得られた画像データ中に埋め込まれた埋め込み情報を抽出する抽出手段と、
抽出された埋め込み情報に基づいて、前記原稿を読取り条件情報を取得する読取条件情報取得手段と、
取得された読取り条件を設定し、前記読取手段で再度原稿を読取る本スキャン手段と、
前記入力手段で入力された識別情報に基づいて電子署名情報を生成する生成手段と、
生成された電子署名情報と前記本スキャン手段で得られた原稿画像データを、ネットワーク上の所定の装置に送信し登録する登録手段とを備える。
本発明によれば、登録する際の読取り条件は原稿によって決定されるので、ユーザは格別な知識無くしても推奨される読取り条件で原稿を読取ることが可能になり、且つ、改ざん防止を施した上で所定のサーバに登録することが可能になる。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
<第1実施の形態>
本発明の第1実施の形態を図1乃至図10に基づき説明する。
図1は、実施形態に係る文書登録システムのシステム構成図である。本システムは、原稿を読み取る機能を有する複合機(以下、MFPデバイス)20と、読み取った文書データを記憶/格納するサービスプロバイダが提供するファイルサーバ30で構成される。これらMFPデバイス20、ファイルサーバ30、認証サーバは、ネットワーク(インターネットを含む)を関して接続されている。
MFP20には、個人、法人等の電子証明書となる情報を格納したICカード22から、その情報を読み取るためのICカードリーダ21が接続されている。MFP20とICカードリーダ21との接続は、USBインターフェースを利用するものとするが、勿論、それ以外のインターフェースで接続されていても良い。また、ICカードリーダ21は、外付けではなく、MFP20の装置自身に組み込まれていても構わない。なお、実施形態では、電子証明書情報を格納している記憶媒体として、上記の通りICカードを例にするが、フレキシブルディスク等の他の記憶媒体であっても良い。MFP20にはその記憶媒体をアクセスし、読み取るデバイスが接続、或いは内蔵されていれば済むことである。
詳細は後述するが、MFP20で読み取った原稿の画像データは、最終的にファイルサーバ30の所定のフォルダに保存される。この読み取った原稿画像データのファイルサーバ30へのアップロード(文書登録)処理を行う場合、本実施形態におけるMFP20は、原稿10をプリスキャン、本スキャンの2パスで読み取る。この原稿10には、本スキャン時における読み取り条件等の設定情報(詳細は後述する)が2次元バーコード等のマーカーとして印字/付加されている。そのため、プリスキャン時には、このマーカを読み取り、設定情報をデコードして本スキャンにおける処理のための設定を行うことになる。
なお、図1はその一例を示しており、MFP20はオフィス内のLAN上に存在し、ファイルサーバはインターネット上に存在することを想定している。また、通常、オフィス内には、インターネットに接続するためのルータは勿論のこと、各種デバイス(PC、プリンタ、サーバ)が存在するし、MFP20も1台とは限らない。図1はこのような構成については示していない。
図2は、本実施形態に係る文書登録を実施するためのMFPデバイス20のブロック構成図である。
図中、CPU201は装置全体の制御を、ROM202に格納されたプログラム、或いは、大容量記憶装置であるHDD204に可能されたプログラムやGUIに係るデータをRAM203にして実行する。USBインターフェース205には、ICカードリーダ21が接続されている。また、操作パネル206は、各種スイッチやボタン、並びに、タッチパネル(透明な感圧式座標入力デバイスと液晶表示器)を備え、ユーザインターフェースとして機能する。スキャナ部207は、少なくとも原稿画像をカラー画像として読み取る機能(従ってモノクロとしても読み取る機能を備える)と、複数の解像度で原稿を読み取ることが可能である。スキャナ情報格納部208は、スキャナ部207に機能/状態が格納するものである。例えば、スキャナ部207に自動原稿搬送装置(ADF)が搭載されている場合には、その情報を記憶保持する。また、MFPデバイス20は、通常の複写機、或いはネットワークプリンタとしても機能するので、プリンタ部209、ネットワークインターフェース210が設けられている。
実施形態におけるMFPデバイス20は、通常の複写処理も行うことが可能であるが、それは公知の処理で行うものとし、MFP20のCPU201が実行する文書登録処理アプリケーションの処理の概要を図3のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS101において、ICカードをカードリーダにセットし、原稿10をスキャナ部207にセットし、開始ボタンを押下することを促すメッセージを操作パネル206に表示し、この操作をユーザに行わせる。操作パネル206の開始ボタンが押下されると、ICカードリーダー21にセットしたICカード22内の個人を特定できる電子証明書情報を読出し、スキャナ部207に対してプリスキャンを実行させることで、原稿10上のマーカに埋められた設定情報を抽出する。プリスキャンして得られた原稿画像はRAM203に一時的に保存する。
次に、ステップS102において、上記のステップS101にて得られた設定情報に含まれる本スキャン時の読み取り条件情報を取得する。
次いで、ステップS103において、ステップS101において、ユーザがセットしたICカード内の電子証明書の有効性をチェックする。ここで有効性が否定された場合には、有効性の確認ができなかった旨のエラー表示を行ない、後続処理は行わない。
次に、ステップS104において、ステップS101において得られた設定情報中のタイムスタンプサーバのアドレス(URL)を取得して、RAM203に保存し、該当するタイムスタンプサーバに接続を試みる。タイムスタンプサーバは、電子文書(実施形態では、原稿画像)について、その入力日時を設定するためのサーバである。接続不可である場合には、タイムスタンプサーバへの接続が失敗した旨のエラー表示を行ない、後続処理は行わない。
次に、ステップS105において、ステップS101で設定情報に従って特定エリア情報を取得(詳細後述)し、RAM203内に格納されたプリスキャン画像データ中に、該当する特定エリアに記載があるか否かを判定する。これは、原稿中に、必須の箇所に記載があるか否かを判定することを意味する。この記載が見当たらない場合は、必須項目への入力が無い旨のエラー表示を行ない、後続処理は行わない。
次に、ステップS106において、ファイルサーバ30より取得したフォルダ構成(ユーザ毎に確保されているものとする)を、MFPデバイス20にある表示パネル206上に表示し、ユーザはスキャンデータの格納場所を指定する。
次に、ステップS107において、ステップS102において取得したスキャン情報に従い、スキャナ部207を設定し、本スキャンを行う。この結果、スキャナ部207から出力された原稿画像データに対して、ステップS103乃至S105において取得した情報を元に処理を施す。
次に、ステップS108において、ステップS107により得られたスキャンデータを、ファイルサーバ30中の、ユーザが指定したフォルダに格納すべく、送信する。
なお、本実施形態においては、ステップS102乃至該S105の処理がシリアルに実行されることとするが、ステップS102乃至該S105のステップの順番は問わず、異なるシーケンスで処理がされても良い。これは、ステップS102乃至該S106についても同様である。
以上、実施形態における処理概要を説明したが、次に、より詳細を説明する。
[埋め込み情報抽出処理(ステップS101)]
先ず、ステップS101の、原稿10中の設定情報の抽出処理を図4のフローチャートに従って説明する。
ステップS1011において、ユーザは、MFPデバイス20に接続されたICカードリーダー21に、個人を特定できる電子証明書を含んだICカード22を挿入する。MFPデバイス20はICカード22の挿入を検出すると、ログインの要求であるものとし、文書登録システムのアプリケーションをHDD204からRAM203にロードし、実行する。この結果、アプリケーションは操作パネルの206の表示装置(タッチパネル)にユーザインターフェースを表示することになる。
なお、電子証明書は、先に説明したステップS107においてスキャンデータに対して電子署名を付加するために用いることを主な目的としているが、既知のPKI(Public Key Infrastructure)技術に基づき、MFPデバイス20へのログイン認証機能として、また、サービスプロバイダが提供するファイルサーバ30にある文書管理システムへのログイン認証機能として利用しても良い。
次に、ステップS1012において、CPU201は、スキャナ情報管理部208に保存されたスキャナ部206の状態情報を取得し、RAM203に一時的に格納する。ここで、スキャナ装置203の状態情報とは、スキャン部207が動作が可能であるか否か、またADF(Auto Document feeder:自動原稿搬送装置)がアタッチされているのか否か、使用できるのか否かという情報を指す。なお、これら以外の情報を含んでいても構わない。スキャナ部207が動作不可の状態であると判断した場合には、これ以降の処理は行わない。
スキャナ部207が動作可能であると判定した場合には、次にステップS1013に進んで、本実施形態の文書登録アプリケーションを、HDD204からRAM203にロードし、実行する。この結果、操作パネル206には、原稿をセットし、開始ボタンを押下することを促すメッセージと、そのGUIを表示する。開始ボタンは、このGUIにて表示されるボタンとするが、操作パネル206に物理的に設けられたボタンでも構わない。ユーザが、原稿10をスキャナ部207にセットし、開始ボタンを押下すると、プレスキャンを実行する。このプレスキャンは、該原稿10に埋め込まれたマーカーを読込むことをその目的としているので、読み取りモードはモノクロ、単純2値、解像度200dpiのように設定する。つまり、それ以前に如何なる読み取りモードが設定されていたとしても、上記のようなモードで原稿を読み取る。ただし、これは一例であって、他の条件でも構わない。プレスキャンして得られた原稿画像データはRAM203に一時的に記憶する。
次に、ステップS1014において、RAM203に格納されたプレスキャンによる画像データから、原稿10に埋め込まれたマーカーの位置を検索する。これら検索技術は既知のものであって良い。ただし、マーカの検出に失敗した場合には、原稿が所定の形式の原稿ではないと判断して、その旨のエラー表示し、これ以降の処理は行わない。
そして、ステップS1015において、検索して得られたマーカー位置のイメージを元に、埋め込まれた設定情報の抽出を行う。設定情報には、本スキャンを実行するためのスキャン設定情報や、タイムスタンプを取得するためのタイムスタンプサーバの情報、電子証明書の有効性を確認するための情報、該原稿10の特定のエリアを指定する情報を含むこととしているが、これら以外の情報を含んでいても構わない。
[スキャン設定取得処理(ステップS102)]
次に、図3におけるステップS102のスキャン設定情報の取得処理を、図5のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS1021において、ステップS101により抽出した設定情報に含まれるスキャン設定情報が、本スキャン時の設定情報を取得するためのURLを示しているか否か、或いは、本スキャン時の設定情報そのものを示しているのかを判断する。
URLで記述されているのは、そのURLに従ったサーバ(原稿10の製造元、或いは、原稿10の電子保存を義務づける官公庁が設けたサーバ)にアクセスし、本スキャン時のスキャン設定情報を取得するためである。これにより、原稿10にスキャン設定情報を固定で持ちつづけるよりも柔軟なシステムを構築できるし、URLで良いので、スキャン設定情報の各種パラメータを記述する必要もなく、マーカーに埋め込む情報量を少なくできる。これは、マーカのサイズを小さくすることができることも意味する。
さて、ステップS1021にて、URLではなく、本スキャン時の設定情報がマーカに格納されていると判断した場合には、ステップS1022に進んで、その本スキャン設定情報を取得し、HDD204に一時的に保存すると共に、RAM203にもその情報を格納する。なお、このHDD204に格納するデータは、原稿画像をファイルサーバ30に送信するまでであり、送信が完了した場合には削除する。削除する意味は、次回の原稿読み取りの際に、ネットワークから最新の情報を取得するためである。
また、ステップS1021において、マーカに埋め込まれた本スキャン時の設定情報についての記載が、URLであると判断した場合には、ステップS1023に進んで、HDD204に、原稿10に対応したスキャン設定情報が既に保存されていないか確認する。これは、複数の原稿を読込む場合に、それぞれの原稿毎のプレスキャン、マーカ位置の判定処理を省き、処理速度が遅くなることを避けるためである。ただし、スキャナにセットする原稿は同じ種類の原稿である必要ことが必要である。
ステップS1023にて、HDD204に、既にスキャン設定情報が格納されていると判断した場合には、ステップS1024に進んで、HDD204からスキャン設定情報を読み込み、RAM203に格納する。
また、ステップS1023にて、HDD204にスキャン設定情報が格納されていないと判断した場合には、ステップS1025に進み、ネットワークインターフェース210を介して、マーカに埋め込まれたURLのサーバにアクセスを行ない、接続ができるか否かを判断する。接続できない場合には、ステップS1026にて操作パネル206にエラー表示し、本処理を終える。ただし、ステップS1026のエラー表示処理を行った場合には、これ以降の処理は行わないようにするため、メインルーチン(図3)に実行不可を示す値を返す。
また、ステップS1025にて、URLで示されたサーバにアクセスできた場合には、ステップS1027に進み、サーバから本スキャンに関する設定情報を取得し、ステップS1028で、取得した本スキャンのスキャン設定情報を、HDD204及びRAM203に格納し、本処理を終える。
なお、上記では、本スキャンに関する設定情報は、原稿画像をファイルサーバ30に送信した後は、削除するものとして説明したが、次のようにしても構わない。
先ず、ユーザが利用する原稿10の種類と、そのURLを関連付けてHDD204に記憶保持する。そして、MFPデバイス20は、HDD204に格納されたURLで示されるサーバに定期的(例えば1週間に1回等)にアクセスし、最新の情報を取得し、保持する。この周期は、ユーザが本MFPデバイス20に設定すれば良いであろう。
説明が前後するが、本スキャン時の設定情報には、原稿をカラー画像として読み取るか、モノクロとして読み取るかを示すカラーモード、読み取る際の階調数(階調画像か、単純2値画像か)、読み取り解像度、読み取り濃度、さらには、読み取った画像データのファイルフォーマット(JPEG、GIF、Tiff、BMP等)の情報が含まれる。
[証明書の確認(ステップS103)]
次に、図3のステップS103における電子証明書の有効性の確認処理を、図6のフローチャートに従って説明する。
図3のステップS101において、ユーザがICカードリーダー21に挿入したICカード22から電子証明書の情報を取得することは既に説明した。
そこで、ステップS1031では、ネットワークインターフェース210を介して、ICカード22内の電子証明書内に記述されている有効期限(電子証明書内に記述されている)や、特定の認証サーバにアクセスし、CRL(Certificate Revocation List)を取得し、失効した証明書であるか否かなどを確認する。なお、これら以外の内容より、該電子証明書の有効性を確認しても良い。
有効性が確認できた場合には、ステップS1032に進んで、原稿10をスキャンし保存するにあたりスキャンデータに付加する電子署名に関して、その電子署名を作成するために用いる電子証明書の発行元(業者)が許可されているか否かを確認する。より詳細には、電子証明書には、その発行元のURLが記述されているので、その発行元のサーバにアクセスし、許可される電子証明書の発行元のリストを取得する。これにより、ICカード22にある該電子証明書と、許可される電子証明書の発行元のリストと比較し、許可されているか否かを確認する。
このように、許可される電子証明書の発行元のリストを認証サーバから取得することで、常に最新の情報を入手できる。なお、スキャン操作とは関係なく、定期的に該サーバにアクセスし、許可される電子証明書の発行元のリストを更新するようにしても構わない。
また、上記ステップS1031で、電子証明書の有効性が否定された場合、或いは、ステップS1032にて、電子証明書が、その発行元のリストで許可されていないと判定された場合、処理はステップS1033に進んで、操作パネル206にエラー表示し、FPデバイス20の操作パネル206にエラー表示する。なお、エラー表示した場合には、メインルーチン(図3)に、これ以降の処理が続行できない旨の情報を返す。
[特定エリアの記載確認(ステップS105)]
次に、図3のステップS105における原稿10のプレスキャンして得られた画像データ(RAM203に保持されている)中の、特定エリア(必須項目)に記載があるか否かの判定する処理を、図7のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS1051において、先のステップS101により抽出した設定情報中に、特定エリアに関する情報が、その座標位置情報として格納されているか、或いは、URL形式で記述されているかを判定する。特定エリア設定情報が座標位置情報で記述されていると判断した場合には、ステップS1052に進んで、RAM203に格納されているプレスキャン原稿画像中の、該当する座標位置の情報を取得し、RAM203及びHDD204に保存し、後述するステップS1057に進む。
また、ステップS1051にて、特定エリアに関する情報がURL形式の情報であると判断した場合には、ステップS1053に進んで、HDD204に特定エリアに関する情報が保存されているか否かを判断する。保存されていると判断した場合には、ステップS1054に進んで、その情報をRAM203に読込み、ステップS1057に進む。これにより、複数の原稿を読込む際に、URLの記述に従ってサーバにアクセスすることを省略し、処理速度を高速化することが可能になる。
ステップS1053にて、HDD204に、特定エリアに関する情報が保存されていないと判断した場合には、ステップS1055に進む。ここでは、取得したURLに従い、ネットワークインターフェース210を介して、原稿10の発行元、もしくは、原稿10の必須項目位置を管理しているサーバに接続を試み、アクセス可/不可を判定する。
アクセス不可と判定した場合には、ステップS1059にて、その旨を操作パネル206に表示し、本処理を終える。ただし、このステップS1059の処理を行った場合には、これ以降の処理を続行できない旨の情報をメインルーチンに返す。
また、ステップS1055にてアクセス可であると判断した場合には、ステップS1056に進んで、アクセス可となったサーバから、原稿10の電子保存を義務づける官公庁が指示する特定エリアを示す設定情報(座標情報)を取得し、RAM203、HDD204に保存し、ステップS1057に進む。
ステップS1057では、プリスキャンして得られた原稿画像データ中の、RAM203に格納された特定エリアに関する座標情報で示される座標領域に、何らかの記載があるか否かを判断する。この判断は、対象となる座標領域の濃度変化があるか否か等に基づいて判断すれば良いであろう。何も記載がないと判断した場合には、ステップS1059に進み、記入無しの旨のエラーメッセージを操作パネル206に表示する。この結果、未記入である場合には、OCR等の複雑な処理が省ける分だけ、高速に記入漏れ等を判定することが可能になる。
また、ステップS1057において、特定エリアに対して、何らかの記入があると判断した場合には、ステップS1058に進んで、この座標領域に対してOCR処理を施し、OCR処理結果をRAM203に格納し、本処理を終える。このOCR結果は、該原稿画像のインデックスとして用いるようにしてもよい。また、好適には、このOCR処理結果に基づいて、正しい記載が為されているか判断し、正しい記載が為されていないならばエラー通知するようにする。
[格納場所選択(ステップS106)]
次に、図3におけるステップS106の処理を、図8のフローチャートに従って説明する。この処理は、本スキャンで得られる原稿画像データのファイルサーバ30内の格納先を設定するための処理である。なお、サービスプロバイダが提供するファイルサーバ30は、ユーザ(或いは法人)毎に排他的に確保する領域を有し、無関係の第3者がそのフォルダをアクセスできないようにしているものとする。
先ず、ステップS1061において、ファイルサーバ30からルートにあるフォルダ一覧(フォルダ構成情報)を取得し、それを操作パネル206にツリー構造で表示する。また、或るフォルダ内の下位にサブフォルダが存在する場合には、サブフォルダが存在することを識別可能に表示する。また、操作パネル206には、選択決定ボタン、サブフォルダの一覧を展開を指示するためのフォルダ展開ボタンも併せて表示する。
ユーザは操作パネル206に表示された中の、所望とするフォルダを選択し(選択されたフォルダはハイライト表示して、非選択フォルダを区別できるようにする)、選択決定ボタン、フォルダ展開ボタンのいずれかを押下することになる。
ここで、ステップS1062では、フォルダ展開ボタンが押下されると、処理はステップS1063に進んで、ファイルサーバ30に対して、選択したフォルダの下位に位置するサブフォルダの構造情報を要求し、取得する。そして、ステップS1064にて、取得した構造情報に基づいて、操作パネル206において選択したフォルダの下位に位置するサブフォルダ一覧を表示し、ステップS1061に戻る。従って、ユーザは、ステップS1061にて、サブフォルダの中の所望とするものを選択することが可能になる。また、サブフォルダの下位に、更なるサブフォルダがある場合には、同様の処理を繰り返すことで、階層のサブフォルダを表示することになる。
また、ステップS1065にて、フォルダ選択決定ボタンが押下されたと判断した場合には、選択されたフォルダ(サブフォルダであることも有り得る)を、最終的な格納場所として決定し、本処理を終える。
[本スキャン(ステップS107)]
次に、図3のステップS107における本スキャン処理の詳細を、図9のフローチャートに従って説明する。なお、既に説明したように、RAM203には、本スキャン時の設定情報が格納されていることに注意されたい。
先ず、ステップS1071において、CPU201は、スキャナ情報管理部208からスキャナ情報を取得する。
次いで、ステップS1072にて、RAM203に記憶された本スキャン時の設定情報に従って、読み取りモード、階調ビット数、読み取り濃度、解像度を設定し、スキャナ部206にセットされた原稿10に対する本スキャンを実行する。この結果、読み取った原稿画像データはRAM203に一時的に格納する。
次に、ステップS1073では、本スキャンで読み取られた原稿画像データを、本スキャン時の設定情報で設定されたファイルフォーマットに変換し、HDD204に一時的にファイルとして格納する。
次に、ステップS1074において、ステップS1073により得たファイルに対して、ステップS101(図3)で得られたICカード内の電子証明書を用いて、電子署名を生成する。電子署名生成に関する技術は公知のものであり、例えば、ステップS1073により得られたファイルがPDFである場合、PDFに電子署名を埋め込むことも可能であるし、電子署名情報を別ファイルとして生成しても良い。
次に、ステップS1075では、ステップS1073により得たファイル、もしくは該S1074により得た電子署名が埋め込まれたファイルに対して、ステップS104(図3)により、RAM203に格納したタイムスタンプサーバ情報を用いてタイムスタンプサーバにアクセスし、タイムスタンプを生成する。タイムスタンプ技術は、RFC3161に定義されているように公知のプロトコルであり、得られたタイムスタンプトークンをファイルに埋め込んでも良いし、別ファイルとして生成しても良い。
なお、ステップS1072乃至該S1076を介して得たスキャンデータのファイル、電子署名情報、およびタイムスタンプは該HDD204に保存される。なお、RAM203が大容量であれば、このRAMに保存するようにしても良い。また、上記のステップS1074およびS1075の処理の順番は問わない。いずれが先に行われてもよいし、並列に処理がなされても良い。
[データを送信、保存(ステップS108)]
次に、図3のステップS108の処理について説明する。この処理は、ステップS107により得られた本スキャンで得られた文書画像データファイルおよび付加情報(電子署名、タイムスタンプ情報)を、先に説明したサービスプロバイダが提供するファイルサーバ内の指示されたフォルダに送信し、保存させる処理である。詳細を図10のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS1081において、CPU201は、ステップS107により得た原稿画像データの画像ファイル、電子署名情報、タイムスタンプ、およびステップS106により得たユーザが指定した該サービスプロバイダが提供するファイルサーバの格納フォルダ名を収集する。この際、収集した情報を、RAM203に一時保存しても良いし、HDD204に保存しても構わない。
次に、ステップS1082において、CPU201は、ネットワークインターフェース210を介して、ファイルサーバ30とコネクションを確立する。そして、ステップS1081により得られた画像データファイル(原稿画像)、電子署名情報、タイムスタンプ、および格納場所情報をRAM203より取得し、格納場所情報で示されるファイルサーバ30内のフォルダに格納するよう送信する。この際、画像ファイルと電子署名情報もしくはタイムスタンプは別ファイルとして送信しても良いし、ステップS107において示した通り、画像ファイルが所定の形式、例えばPDF形式のファイルであれば、そのPDFファイルに電子署名情報もしくはタイムスタンプを埋め込んで、1ファイルとして送信しても良い。
ステップS1083は、MFP20の処理ではないが、サービスプロバイダが提供するファイルサーバ30は、受信したファイルを、指示されたフォルダ内に保存する。
以上説明したように本実施形態によれば、財務や税務関係の書類(実施形態における原稿10)を電子化して、サービスプロバイダ等が提供するサーバに保存する際、書類を読込む際の読み取り条件について、格別な知識がなくても、自動的に推奨される条件で読み取り、且つ、推奨されるファイル形式に電子化することができるようになる。また、サーバに保存する際には、自動的に電子署名やタイムスタンプ等の情報を付加することになるので、改ざん防止も可能となり、ユーザの操作に係る負担を軽減させることが可能になる。
<第2の実施形態>
図11は、第2の実施形態における文書登録システムのシステム構成図である。
本第2の実施形態でも、設定情報がバーコード等のマーカーとして印字/付加された原稿10と、本実施形態に係る文書登録システム用のアプリケーションプログラムがインストールされたMFPデバイス20、文書管理システムとして機能を持つサービスプロバイダ30と、ユーザ管理を行うためのアクティブディレクトリサーバ40がLANを介して接続されている。
本第2の実施形態では、各々がネットワークを介して接続されている場合について述べるが、インターネットを介して接続されていても構わない。また、MFPデバイス20が一つのみ存在する場合について述べるが、複数台存在しても構わない。また、該サービスプロバイダ30と該アクティブディレクトリサーバ30が同一PC上に構成されていても構わない。
先に説明した第1の実施形態の文書登録システムと異なるのは、MFPデバイス20に接続できるICカードリーダー21が存在しない点と、MFPデバイス20、および該サービスプロバイダ30は該アクティブディレクトリ40により統一したユーザ管理(SSO)がなされている点である。
これにより、ユーザは、MFPデバイス20にログインする際に、ICカードをICカードリーダー21に挿入してMFPデバイス20にログインするのではなく、本第2の実施形態に係る文書登録システム用のアプリケーションが、MFPデバイス20にある操作パネル206に図示しないログインユーザーインターフェースを表示するため、該ユーザーインターフェースに直接入力を行う。
また、第1の実施形態に係る文書登録システムにおいては、ICカード22に電子証明書が存在したが、本第2の実施形態に係る文書登録システムにおいては、アクティブディレクトリサーバ40においてユーザ毎の電子証明書の管理がなされている。これにより、ユーザはICカードを携帯することなく、スキャンデータに電子署名を付加するための電子証明書を利用することが可能となる。なお、MFPデバイス20のユーザインターフェースを介して、電子証明書をMFPデバイス20にユーザに関連付けて保存することも可能である。これにより、本第2の実施形態に係る文書登録システムにおいて、MFPデバイス20、および該サービスプロバイダ30が該アクティブディレクトリサーバ40により統一したユーザ管理がなされていない環境であっても、スキャンデータに付加した電子署名よりユーザの特定を保証できる。
<第3の実施形態>
図12は、本第3の実施形態に係る文書登録システムのシステム構成図である。本実施形態でも、設定情報がバーコード等のマーカーとして印字/付加された原稿10と、本実施形態に係る文書登録システム用のアプリケーションがインストールされたクライアントPC50と、文書管理システムとして機能を持つサービスプロバイダが提供するファイルサーバ30がネットワークを介して接続されている。また、クライアントPC50はUSBなどのケーブルを介して接続されたICカードリーダ21、およびコンシューマスキャナ60と接続している。本第3の実施形態においては、各々がLANを介して接続されている場合について述べるが、インターネットを介して接続されていても構わない。また、該コンシューマスキャナ60が一つのみ存在する場合について述べるが、複数台存在しても構わない。また、該コンシューマスキャナ60とICカードリーダ21は、USB以外の媒体/方法を介して接続していても構わない。また、該コンシューマスキャナ60と接続する媒体は、ICカードリーダ21以外にも、ユーザ個人を特定できる電子証明書を保存できるフロッピー(登録商標)、USBメモリなどの媒体を接続できる形式であれば良い。
なお、本第3の実施形態においては、ICカードなどにユーザ個人を特定できる電子証明書を保存することとしているが、クライアントPC50上で実行するアプリケーションによるユーザインターフェースを介して、電子証明書情報をユーザに関連付けて保存することも可能である。また、図示しないアクティブディレクトリサーバにより、該クライアントPC50、および該サービスプロバイダ30統一したユーザ管理(SSO)がなされている場合、該アクティブディレクトリサーバにおいてユーザ毎の電子証明書の管理がなされていれば、該クライアントPC50にユーザがログインした際に、スキャンデータに電子署名を付加するための電子証明書を利用することが可能となる。
既に説明した第1、第2の実施形態に係る文書登録システムと異なるのは、本第3の実施形態では、原稿10を読み取るスキャナ装置がMFPデバイスではなく、コンシューマスキャナを用いる点にある。本第3の実施形態に係る文書登録システムを実現するアプリケーションは、該クライアントPC50に存在する。これにより、MFPデバイスのような多くの機能を併せ持つ高価なスキャナ装置を用いることなく、既にユーザが有するPCやコンシューマスキャナ装置を用いて本実施の第3の形態に係るシステムを利用することができる。
以上説明したように本実施形態における文書登録システムによれば、原稿に印字/付加されたマーカーに埋め込まれたスキャン設定情報などに従い処理を実行するため、ユーザは詳細なスキャン条件を指定するという煩雑な作業を行うことなく、文書の改ざん防止を施したイメージデータを保存することができる。
また、本第1の実施形態に係る文書登録システムによれば、各種設定情報に関して、原稿に印字/付加されたマーカーに埋め込まれた情報のみを用いて行うだけでなく、ネットワークを介して存在するサーバより最新の情報を取得することが可能であるため、例えば、各官公庁が指定するガイドラインに更新があったとしても、柔軟に対応できる。
また、第1の実施形態に係る文書登録システムによれば、各種設定情報を外部から取得することができるため、原稿に印字/付加するマーカーに埋め込む情報量を抑えることができる。
また、実際に本スキャンを行う前に各処理工程で処理を実行可能か否かを判断するため、システムが途中でエラーを発生させて本スキャンが無駄になってしまうような状況を回避できる。更に、タイムスタンプサーバよりタイムスタンプを取得するたびに課金されるような構成であった場合にも、同様に無駄な課金を回避できる。
更に、第2の実施形態に係る文書登録システムによれば、ICカードなどの媒体を携帯することなく、本実施の形態に係るシステムを利用することができる。
また、第3の実施形態に係る文書登録システムによれば、スキャナ装置として高価なMFPデバイスではなく、安価なコンシューマスキャナを用いても本実施形態に係るシステムを構築することが可能となる。
なお、第3の実施形態での説明からも容易に理解できるように、その処理の多くは、原稿読み取り装置を必要とするものの、コンピュータプログラムによってその機能が実現できるものであるから、本発明はコンピュータプログラムをその範疇とする。また、通常、コンピュータプログラムは、CD−ROM等のコンピュータ可読記憶媒体に格納されていて、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能になるわけであるから、当然、本発明はかかるコンピュータ可読記憶媒体をもその範疇とすることは明らかである。
実施形態に係る文書登録システムのシステム構成図である。 実施形態に係る文書登録システムにおけるMFPデバイスの一例を示すブロック構成図である。 実施形態に係る文書登録システムにおけるスキャンデータを登録する処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る文書登録システムにおける原稿より埋め込み情報の抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 実施形態に係る文書登録システムにおける埋め込み情報に基づいて、本スキャンを実行するためのスキャン設定情報を取得する処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る文書登録システムにおける電子証明書の有効性を確認するまでの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る文書登録システムにおけるプリスキャンしたスキャンデータの特定エリアに記載がなされているかを確認するまでの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る文書登録システムにおけるサービスプロバイダの格納場所を指定するまでの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る文書登録システムにおける本スキャンを実行し、処理を施すまでの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る文書登録システムにおけるスキャンデータファイルおよび付加情報を該サービスプロバイダのファイルサーバに格納するまでの処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る文書登録システムのシステム構成図である。 第3の実施形態に係る文書登録システムのシステム構成図である。

Claims (11)

  1. ネットワーク接続手段と原稿を読み取る読取手段とを備え、読み取り対象の原稿の種類に対して要求される条件で読み取り、ネットワーク上の所定の装置に対して、読み取って得られた原稿画像データを、署名情報と共に登録する文書登録支援装置であって、
    ユーザを識別する識別情報を入力する入力手段と、
    前記原稿を所定の読取り条件で、前記読取手段で読取るプレスキャン手段と、
    該プレスキャン手段で得られた画像データ中に埋め込まれた埋め込み情報を抽出する抽出手段と、
    抽出された埋め込み情報に基づいて、前記原稿を読取り条件情報を取得する読取条件情報取得手段と、
    取得された読取り条件を設定し、前記読取手段で再度原稿を読取る本スキャン手段と、
    前記入力手段で入力された識別情報に基づいて電子署名情報を生成する生成手段と、
    生成された電子署名情報と前記本スキャン手段で得られた原稿画像データを、ネットワーク上の所定の装置に送信し登録する登録手段と
    を備えることを特徴とする文書登録支援装置。
  2. 前記入力手段は、ユーザを識別する識別情報となる電子証明書情報を格納する記憶媒体から、前記電子証明書情報を入力することを特徴とする請求項1に記載の文書登録支援装置。
  3. 更に、前記電子証明書情報の有効/無効を認定するサーバにアクセスし、無効であることを示す情報を受信した場合に、前記本スキャン手段による読み取り処理を禁止する手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の文書登録支援装置。
  4. 前記読取条件情報取得手段は、前記抽出手段で抽出された埋め込み情報に含まれるURLで指定されるサーバにアクセスし、読取条件情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の文書登録支援装置。
  5. 前記読取条件情報取得手段は、原稿をカラー/モノクロモードのいずれで読取るか、読取る際の階調レベル数、濃度、読取り解像度、並びに、読取った画像のデータフォーマットの情報を取得することを特徴とする請求項1又は4項に記載の文書登録支援装置。
  6. 更に、タイムスタンプサーバにアクセスし、タイムスタンプサーバからタイムスタンプ情報を取得する手段を有し、
    前記登録手段は、取得したタイムスタンプ情報を含めて前記所定の装置に送信し登録することを特徴とする請求項1に記載の文書登録支援装置。
  7. 更に、前記抽出手段で抽出された埋め込み情報に基づいて、記入必須となる特定エリアを示す情報を取得する特定エリア情報取得手段と、
    前記プレスキャン手段で得られた画像データ中の、前記記入必須項目位置に対する記入がなされているか否かを判定する手段と、
    記入必須項目への記入がないと判定した場合、前記本スキャン手段による読み取りを禁止する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の文書登録支援装置。
  8. 前記特定エリア情報取得手段は、前記抽出手段で得られた埋め込み情報に含まれるURLで指定されるサーバにアクセスすることで、特定エリアを示す情報を取得することを特徴とする請求項7に記載の文書登録支援装置。
  9. ネットワーク接続手段と原稿を読み取る読取手段とを備え、読み取り対象の原稿の種類に対して要求される条件で読み取り、ネットワーク上の所定の装置に対して、読み取って得られた原稿画像データを、署名情報と共に登録する文書登録支援装置の制御方法であって、
    ユーザを識別する識別情報を入力する入力工程と、
    前記原稿を所定の読取り条件で、前記読取手段で読取るプレスキャン工程と、
    該プレスキャン工程で得られた画像データ中に埋め込まれた埋め込み情報を抽出する抽出工程と、
    抽出された埋め込み情報に基づいて、前記原稿を読取り条件情報を取得する読取条件情報取得工程と、
    取得された読取り条件を設定し、前記読取手段で再度原稿を読取る本スキャン工程と、
    前記入力工程で入力された識別情報に基づいて電子署名情報を生成する生成工程と、
    生成された電子署名情報と前記本スキャン工程で得られた原稿画像データを、ネットワーク上の所定の装置に送信し登録する登録工程と
    を備えることを特徴とする文書登録支援装置の制御方法。
  10. ネットワーク接続手段と原稿を読み取る読取手段とを備える情報処理装置が、読み取り対象の原稿の種類に対して要求される条件で読み取り、ネットワーク上の所定の装置に対して、読み取って得られた原稿画像データを、署名情報と共に登録する文書登録支援装置として機能するコンピュータプログラムであって、
    ユーザを識別する識別情報を入力する入力手段と、
    前記原稿を所定の読取り条件で、前記読取手段で読取るプレスキャン手段と、
    該プレスキャン手段で得られた画像データ中に埋め込まれた埋め込み情報を抽出する抽出手段と、
    抽出された埋め込み情報に基づいて、前記原稿を読取り条件情報を取得する読取条件情報取得手段と、
    取得された読取り条件を設定し、前記読取手段で再度原稿を読取る本スキャン手段と、
    前記入力手段で入力された識別情報に基づいて電子署名情報を生成する生成手段と、
    生成された電子署名情報と前記本スキャン手段で得られた原稿画像データを、ネットワーク上の所定の装置に送信し登録する登録手段
    として機能することを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 請求項10に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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