JP2006325000A - オーディオ放送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 自由に移動する音源が自由に移動する音響出力装置に対してオーディオ放送を提供することができ、かつ、大きな帯域を必要とする放送を行う場合でもネットワークの混雑を最小限に食い止めつつ放送を行うことができるオーディオ放送システムを提供する。
【解決手段】 放送システムマネージャ1は、複数のアクセスポイント3に対応付けて各々に在圏する音源ユニット4および音響出力ユニット5を管理する位置情報メモリ12を有している。音源ユニット4は、任意の音響出力ユニット5宛にオーディオデータを送信する場合に、宛先である音響出力ユニットが在圏しているアクセスポイントを放送システムマネージャ1に問い合わせ、音源ユニット4と同一のアクセスポイント3に在圏している音響出力ユニットとの通信の形態をアドホックモードとする。
【選択図】 図1
【解決手段】 放送システムマネージャ1は、複数のアクセスポイント3に対応付けて各々に在圏する音源ユニット4および音響出力ユニット5を管理する位置情報メモリ12を有している。音源ユニット4は、任意の音響出力ユニット5宛にオーディオデータを送信する場合に、宛先である音響出力ユニットが在圏しているアクセスポイントを放送システムマネージャ1に問い合わせ、音源ユニット4と同一のアクセスポイント3に在圏している音響出力ユニットとの通信の形態をアドホックモードとする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、任意の位置に所在する相手装置にオーディオ放送を提供するオーディオ放送システムに関する。
ネットワークを介して1または複数のスピーカにオーディオ信号を伝送するオーディオ放送システムがある。例えば特許文献1に開示されたオーディオ放送システムでは、設備内の各拠点に、スピーカと、このスピーカを駆動するアンプと、放送サービスを受けるユーザを検知するセンサとを配置し、各センサの出力信号を監視して、ユーザの近傍のスピーカおよびアンプのみを動作させ、それらのスピーカおよびアンプにオーディオ信号を送信して放送サービスを提供する。
特開2002−44792号公報
ところで、特許文献1に記載のオーディオ放送システムは、施設内に固定された音源が同じ施設内に固定された複数のスピーカ等のうちの選択されたものにオーディオ放送を提供するものであり、このシステムでは、自由に移動する音源が自由に移動するスピーカ等に対してオーディオ放送を提供することはできない。ここで、無線LANなどのネットワークを利用すれば、自由に移動する任意の音源が自由に移動する任意のスピーカ等にオーディオ放送を提供するシステムを実現することができる。しかし、この場合、音源が複数のオーディオチャネルのデータを送信する場合等、多くの帯域を放送に用いようとする場合に、ネットワークが混雑し、再送の発生などにより放送の品質が低下する場合があるという問題があった。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、自由に移動する音源が自由に移動する音響出力装置に対してオーディオ放送を提供することができ、かつ、大きな帯域を必要とする放送を行う場合でもネットワークの混雑を最小限に食い止めつつ放送を行うことができるオーディオ放送システムを提供することを目的とする。
この発明は、放送システムマネージャと、ネットワークを介して前記放送システムマネージャに接続され、各々に在圏している装置と無線通信を行う複数のアクセスポイントと、オーディオデータを生成する音源ユニットと、オーディオデータを音として出力する音響出力ユニットとを有し、前記音源ユニットおよび音響出力ユニットは、前記複数のアクセスポイントにおける任意のアクセスポイントおよび前記ネットワークを介して相手装置と通信を行うインフラストラクチャモードでの通信と、相手装置と直接無線通信を行うアドホックモードでの通信とを行う無線通信手段を有し、前記放送システムマネージャは、前記複数のアクセスポイントに対応付けて各々に在圏する音源ユニットおよび音響出力ユニットを管理する位置情報メモリを有し、前記音源ユニットは、前記無線通信手段により、1または複数の音響出力ユニット宛にオーディオデータを送信する場合に、宛先である音響出力ユニットが在圏しているアクセスポイントを前記放送システムマネージャに問い合わせ、前記音源ユニットと同一のアクセスポイントに在圏している音響出力ユニットとの通信の形態を前記アドホックモードとする制御手段を具備することを特徴とするオーディオ放送システムを提供する。
かかる発明によれば、自由に移動する音源ユニットが自由に移動する音響出力装置に対してオーディオ放送を提供することができる。また、音源ユニットと同一のアクセスポイントに在圏する音響出力装置に対してはアドホックモードでの通信が適用されるため、大きな帯域を必要とする放送を行う場合でもネットワークの混雑を最小限に食い止めることができる。
かかる発明によれば、自由に移動する音源ユニットが自由に移動する音響出力装置に対してオーディオ放送を提供することができる。また、音源ユニットと同一のアクセスポイントに在圏する音響出力装置に対してはアドホックモードでの通信が適用されるため、大きな帯域を必要とする放送を行う場合でもネットワークの混雑を最小限に食い止めることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態であるオーディオ放送システムの構成を示す図である。このオーディオ放送システムは、放送システムマネージャ1と、この放送システムマネージャ1にネットワーク2を介して接続された複数のアクセスポイント3と、複数の音源ユニット4と、複数の音響出力ユニット5とを有している。ネットワーク2は、例えばインターネットである。
図1は、この発明の一実施形態であるオーディオ放送システムの構成を示す図である。このオーディオ放送システムは、放送システムマネージャ1と、この放送システムマネージャ1にネットワーク2を介して接続された複数のアクセスポイント3と、複数の音源ユニット4と、複数の音響出力ユニット5とを有している。ネットワーク2は、例えばインターネットである。
音源ユニット4は、マイクまたはオーディオプレーヤなどのオーディオ信号を生成する装置と、生成されるオーディオ信号を無線チャネルを介して送信する装置とを有している。また、音響出力ユニット5は、アンプと、このアンプによって駆動されるスピーカと、無線チャネルを介してオーディオ信号を受信し、アンプに供給する無線装置とを有している。音源ユニット4および音響出力ユニット5は、各々固有のMAC(Media Access Control)アドレスを有している。音源ユニット4および音響出力ユニット5は、他の通信相手装置にパケットを送る際には、自装置のMACアドレスを送信元アドレスとし、通信相手装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてパケットを送信する。
各アクセスポイント3は、各々を中心として所定範囲内のエリアに在圏している音源ユニット4または音響出力ユニット5と無線通信を行う機能を有している。各アクセスポイント3は、各々の識別情報を含むビーコン信号を周囲に放射する。音源ユニット4と音響出力ユニット5は、このビーコン信号を受信することにより、周囲のアクセスポイント3を認識し、ビーコン信号の受信電界強度等に基づき、在圏先とするアクセスポイント3を決定することができる。各アクセスポイント3は、各々に在圏している音源ユニット4または音響出力ユニット5のMACアドレスをネットワーク2を介して放送システムマネージャ1に通知する機能を有している。
本実施形態において、音源ユニット4と音響出力ユニット5との間のオーディオ信号の伝送形態には次の2つがある。すなわち、音源ユニット4がネットワーク2を介して音響出力ユニット5にオーディオ信号を送信するインフラストラクチャモードと、音源ユニット4が音響出力ユニット5にオーディオ信号を直接無線送信するアドホックモードである。
本実施形態では、アドホックモードでの無線通信(以下、アドホック通信という)を行わせるため、アドホック通信専用の無線チャネルである複数のアドホックチャネルが用意されている。放送システムマネージャ1は、これらのアドホックチャネルの音源ユニット4への割り当て状況を管理するためのアドホックチャネルメモリ11を有している。
また、放送システムマネージャ1は、アクセスポイント3毎に、そのアクセスポイント3に在圏している音源ユニット4または音響出力ユニット5のアドレスを記憶する位置情報メモリ12を有している。あるアクセスポイント3に、音源ユニット4または音響出力ユニット5が在圏することになったとき、放送システムマネージャ1は、そのアクセスポイント3を介して、在圏することになった音源ユニット4または音響出力ユニット5のMACアドレスの通知を受ける。その際、放送システムマネージャ1は、当該アクセスポイント3に対応つけて、在圏することになった音源ユニット4または音響出力ユニット5のMACアドレスを位置情報メモリ12に書き込む。また、音源ユニット4または音響出力ユニット5が、あるアクセスポイント3の圏外に出たとき、放送システムマネージャ1は、そのアクセスポイント3を介して、圏外に出た音源ユニット4または音響出力ユニット5のMACアドレスの通知を受ける。その際、放送システムマネージャ1は、当該アクセスポイント3に対応つけて位置情報メモリ12に記憶されていた当該音源ユニット4または音響出力ユニット5のMACアドレスを抹消する。
このような処理により、位置情報メモリ12には、常に各アクセスポイント3に在圏している音源ユニット4または音響出力ユニット5のMACアドレスが記憶されることとなる。放送システムマネージャ1は、任意の音源ユニット4から任意の音響出力ユニット5宛てに送信されたパケットをネットワーク2から受け取った場合に、この位置情報メモリ12を参照し、そのパケットの中継を行う機能を有している。
図2は音源ユニット4の構成を示すブロック図である。この図2に示すように、音源ユニット4は、オーディオ信号生成部41と、制御部42と、無線通信部43とを有している。オーディオ信号生成部41は、制御部42による制御の下、上述した通り、オーディオ信号を生成し、無線通信部43はこのオーディオ信号を無線送信する。本実施形態においてオーディオ信号生成部41は、メッセージ、オーディオストリームなどの複数のオーディオチャネルのデータを並行して生成し、無線通信部43はこれらを多重化してパケットに載せ、無線送信する。通信相手である音響出力ユニット5は、音源ユニット4からの受信パケットの中から任意のオーディオチャネルのデータを選択して再生することが可能な構成となっている。制御部42は、音源ユニット4全体の制御を行う装置である。この制御部42によって行われる制御のうち特徴的なものとして、通信相手である各音響出力ユニット5の在圏先のアクセスポイント3を放送システムマネージャ1に問い合わせるための制御、通信相手である各音響出力ユニット5について実行するインフラストラクチャモードからアドホックモードへの切り換え制御等がある。なお、これらの制御の詳細については、説明の重複を避けるため、本実施形態の動作説明において明らかにする。
次に図3を参照し、本実施形態の動作について説明する。
音源ユニット4は、所望の音響出力ユニット5を放送先としてインフラストラクチャモードでの放送を開始する(ステップS1)。具体的には、音源ユニット4は、放送システムマネージャ1に対して、自装置のMACアドレスを送信元アドレスとし、放送先である音響出力ユニット5のMACアドレスを宛先アドレスとするオーディオデータのパケットを送信する。音源ユニット4が在圏しているアクセスポイント3は、音源ユニット4から受信したパケットのカプセル化およびアドレスの付け替え処理を行って放送システムマネージャ1に転送する。さらに詳述すると、アクセスポイント3は、音源ユニット4から受信したパケットをペイロードに載せてカプセル化し、当該アクセスポイント3のIPアドレスを送信元アドレスとし、放送システムマネージャ1のIPアドレスを宛先アドレスとするパケットを生成し、このパケットを放送システムマネージャ1に送る。
音源ユニット4は、所望の音響出力ユニット5を放送先としてインフラストラクチャモードでの放送を開始する(ステップS1)。具体的には、音源ユニット4は、放送システムマネージャ1に対して、自装置のMACアドレスを送信元アドレスとし、放送先である音響出力ユニット5のMACアドレスを宛先アドレスとするオーディオデータのパケットを送信する。音源ユニット4が在圏しているアクセスポイント3は、音源ユニット4から受信したパケットのカプセル化およびアドレスの付け替え処理を行って放送システムマネージャ1に転送する。さらに詳述すると、アクセスポイント3は、音源ユニット4から受信したパケットをペイロードに載せてカプセル化し、当該アクセスポイント3のIPアドレスを送信元アドレスとし、放送システムマネージャ1のIPアドレスを宛先アドレスとするパケットを生成し、このパケットを放送システムマネージャ1に送る。
放送システムマネージャ1は、このパケットを受信すると、その中からカプセル化前のパケットを取り出し(カプセル化解除)、その宛先アドレスであるMACアドレスを読み出す。そして、このMACアドレスを持った音響出力ユニット5の在圏先であるアクセスポイント3を、位置情報メモリ12を参照して求める。そして、カプセル化前のパケットを再度カプセル化し、放送システムマネージャ1のIPアドレスを送信元アドレス、位置情報メモリ12から求めたアクセスポイント3のIPアドレスを宛先アドレスとするパケットを生成し(アドレスの付け替え処理)、宛先であるアクセスポイント3に送信する。宛先であるアクセスポイント3は、このパケットを受信すると、そこからカプセル化前のパケットを取り出し、そのパケットにおいて宛先アドレスとして定義されたMACアドレスを持った装置が在圏しているか否かを確認し、在圏している場合にはそのパケットを無線送信する。このパケットの宛先アドレスであるMACアドレスと同一のMACアドレスを有する音響出力ユニット5は、このパケットを受信する。
パケットを受信した音響出力ユニット5は、パケット内のオーディオデータを再生する一方、その音響出力ユニットのMACアドレスを送信元アドレスとし、オーディオデータのパケットの送信元アドレスであったMACアドレスを宛先アドレスとし、受領確認ACKを含むパケットを生成し、無線送信する。このパケットは、音響出力ユニット5が在圏しているアクセスポイント3、放送システムマネージャ1および音源ユニット4が在圏しているアクセスポイント3を経由して、音源ユニット4に送信される。その際、2つのアクセスポイント3および放送システムマネージャ1では、音源ユニット4から音響出力ユニット5へのパケット送信の際に行われたのと同様なカプセル化、カプセル化解除の処理およびアドレスの付け替え処理が行われる。
インフラストラクチャモードでの放送では、以上のようにして、音源ユニット4から音響出力ユニット5へのオーディオデータの送信および音響出力ユニット5から音源ユニット4への受領確認ACKの送信が繰り返される。
音源ユニット4は、インフラストラクチャモードでの放送中、定期的に、放送先である音響出力ユニット5の所在に関する問い合わせを放送システムマネージャ1に送る(ステップS2)。この問い合わせは、放送先の音響出力ユニット5のMACアドレスを含んでいる。放送システムマネージャ1は、この問い合わせを受け取ると、位置情報メモリ12の記憶内容に基づき、放送先である音響出力ユニット5が在圏しているアクセスポイント3を求め、そのアクセスポイント3を音源ユニット4に通知する(ステップS3)。音源ユニット4は、この通知を受けることにより、放送先の音響出力ユニット5が、自装置と同じアクセスポイント3に在圏しているか否かを把握することができる。
また、音源ユニット4は、インフラストラクチャモードでの放送中、音響出力ユニット5から受領確認ACKを受け取ると、その都度、データ送信時刻から受信確認ACKの受信時刻までの時間、すなわち、データの往復時間を測定する。そして、音源ユニット4は、測定した複数の往復時間から平均往復時間、最大往復時間および往復時間変化量(最大往復時間−最小往復時間)を演算し、各演算結果を平均往復時間の規定値、最大往復時間の規定値および往復時間変化量の規定値と各々比較する。
そして、上記演算結果のいずれかが規定値を越えた場合に、音源ユニット4は、ネットワーク2が再送処理のために混雑していると判断し、放送システムマネージャ1に使用可能なアドホックチャネルを問い合わせる(ステップS4)。放送システムマネージャ1は、この問い合わせを受け取ると、アドホックチャネルメモリ11を参照して未使用のアドホックチャネルの1つを選択し、選択したアドホックチャネルを音源ユニット4に通知する(ステップS5)。アドホックチャネルの通知を受けた音源ユニット4は、音源ユニット4と同一のアクセスポイント3に在圏する音響出力ユニット5に対し、無線通信によりアドホックモードへの移行要求を送る(ステップS6)。この移行要求は、放送システムマネージャ1から通知されたアドホックチャネルを指定する情報を含んでいる。移行要求を受け取った音響出力ユニット5は、アドホックモードへの移行が可能かどうかを判断し、可能である場合には、移行確認を音源ユニット4に返信する(ステップS7)。音源ユニット4は、この移行確認を受け取ると、移行確認の送信元である音響出力ユニット5に対して、アドホックチャネルを介して接続要求を送り、その音響出力ユニット5との間にアドホックモードによる通信リンクを確立する(ステップS8)。
アドホックモードによる通信リンクが確立すると、音源ユニット4は、アドホックモードへの移行および使用するアドホックチャネルに関する報告を放送システムマネージャ1に送信し(ステップS9)、放送システムマネージャ1は受領確認を音源ユニット4に返信する(ステップS10)。放送システムマネージャ1は、報告を受けたアドホックチャネルが音源ユニット4により使用されている旨をアドホックチャネルメモリ11に書き込む。その後、音源ユニット4は、アドホックチャネルを利用したデータ転送を開始する(ステップS11)。
音源ユニット4は、アドホックモードでのデータ転送を終了すると、アドホックモードでの通信の終了および使用を終了するアドホックチャネルに関する報告を放送システムマネージャ1に送信し(ステップS12)、放送システムマネージャ1は受領確認を音源ユニット4に返信する(ステップS13)。放送システムマネージャ1は、報告を受けたアドホックチャネルが空き状態になった旨をアドホックチャネルメモリ11に書き込む。
以上、説明を簡単にするため、放送先の音響出力ユニット5が1個の場合を例に説明したが、放送先が複数である場合には、それら複数の放送先について、上述と同様な動作が並列に実行される。以上が本実施形態の動作である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ネットワーク2を経由した通信とアドホックモードでの通信により、移動可能な任意の音源ユニット4が移動可能な任意の音響出力ユニット5に対して放送を行うことができる。また、本実施形態によれば、ネットワーク2が混雑している場合に音源ユニット4と同一のアクセスポイント3に在圏している音響出力ユニット5について、データ通信の形態がインフラストラクチャモードからアドホックモードに切り換えられる。従って、ネットワーク2の輻輳といった不具合を招くことなく、音源ユニット4から音響出力ユニット5に対し、大量のデータを送信することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明には、これ以外にも他の実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)上記実施形態では、音源ユニット4から音響出力ユニット5への一方向的なデータ転送を説明したが、音源とスピーカおよびアンプを同じユニットに搭載したヘッドセット、スピーカホンなどの複数の端末間で双方向のオーディオデータ伝送を行うことも可能である。
(2)上記実施形態では、ネットワークが混雑している旨の判断がなされたときに、音源ユニット4と同一のアクセスポイント3に在圏している音響出力ユニット5に対するオーディオデータの送信の形態をアドホックモードとした。しかし、音源ユニット4と同一のアクセスポイント3に在圏している音響出力ユニット5についてはネットワークの混雑度とは無関係に通信のモードをアドホックモードとするようにしてもよい。
(1)上記実施形態では、音源ユニット4から音響出力ユニット5への一方向的なデータ転送を説明したが、音源とスピーカおよびアンプを同じユニットに搭載したヘッドセット、スピーカホンなどの複数の端末間で双方向のオーディオデータ伝送を行うことも可能である。
(2)上記実施形態では、ネットワークが混雑している旨の判断がなされたときに、音源ユニット4と同一のアクセスポイント3に在圏している音響出力ユニット5に対するオーディオデータの送信の形態をアドホックモードとした。しかし、音源ユニット4と同一のアクセスポイント3に在圏している音響出力ユニット5についてはネットワークの混雑度とは無関係に通信のモードをアドホックモードとするようにしてもよい。
1…放送システムマネージャ、2…ネットワーク、3…アクセスポイント、4…音源ユニット、5…音響出力ユニット。
Claims (1)
- 放送システムマネージャと、
ネットワークを介して前記放送システムマネージャに接続され、各々に在圏している装置と無線通信を行う複数のアクセスポイントと、
オーディオデータを生成する音源ユニットと、
オーディオデータを音として出力する音響出力ユニットとを有し、
前記音源ユニットおよび音響出力ユニットは、前記複数のアクセスポイントにおける任意のアクセスポイントおよび前記ネットワークを介して相手装置と通信を行うインフラストラクチャモードでの通信と、相手装置と直接無線通信を行うアドホックモードでの通信とを行う無線通信手段を有し、
前記放送システムマネージャは、前記複数のアクセスポイントに対応付けて各々に在圏する音源ユニットおよび音響出力ユニットを管理する位置情報メモリを有し、
前記音源ユニットは、前記無線通信手段により、1または複数の音響出力ユニット宛にオーディオデータを送信する場合に、宛先である音響出力ユニットが在圏しているアクセスポイントを前記放送システムマネージャに問い合わせ、前記音源ユニットと同一のアクセスポイントに在圏している音響出力ユニットとの通信の形態を前記アドホックモードとする制御手段を具備することを特徴とするオーディオ放送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005146903A JP2006325000A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | オーディオ放送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005146903A JP2006325000A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | オーディオ放送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006325000A true JP2006325000A (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=37544333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005146903A Pending JP2006325000A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | オーディオ放送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006325000A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008205817A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Nec Corp | 路車間及び車々間通信システム、通信方法、及びその通信制御プログラム |
-
2005
- 2005-05-19 JP JP2005146903A patent/JP2006325000A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008205817A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Nec Corp | 路車間及び車々間通信システム、通信方法、及びその通信制御プログラム |
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