JP2006324884A - アドレス監視装置及びアドレス監視方法並びにそのプログラムと記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 設定した企業内の各部門におけるIPアドレスの利用状況の把握を容易に行うことができるアドレス監視装置提供する。
【解決手段】 通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信する応答要求送信部と、前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報を送信した前記端末のIPアドレスの一覧を出力するネットワーク接続端末一覧出力部と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信する応答要求送信部と、前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報を送信した前記端末のIPアドレスの一覧を出力するネットワーク接続端末一覧出力部と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信ネットワークに接続されたコンピュータを把握するための、アドレス監視装置及びアドレス監視方法並びにそのプログラムと記録媒体
従来企業の情報管理部門の担当者は、社員の利用する端末(PCなど)が何台存在し、また各端末のIPアドレスがどのアドレスに設定されているかなどの調査を行い、さらに新しく導入された端末や、社内に敷設された通信ネットワークへ社員が任意に接続する端末などへ割当てるIPアドレスなどを管理している。ここで近年、通信ネットワークに接続された端末間でのコンピュータウィルスの拡散などが問題となっており、管理者は社内の各部門における端末とそのIPアドレスの利用状況を厳格に監視する必要があった。なお、IPアドレスを監視する関連技術として、特許文献1が公開されている。
特開2001−103086号公報
そこでこの発明は、設定した企業内の各部門におけるIPアドレスの利用状況の把握を容易に行うことができ、また、不正に通信ネットワークに接続されている端末を直ちに検出することができるアドレス監視装置及びアドレス監視方法並びにそのプログラムと記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信する応答要求送信部と、前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報と当該応答情報を応答した端末のIPアドレスに対応付けられて前記端末情報記憶部に記憶されている前記属性情報とに基づいて、前記指定された範囲の各端末の利用状況を示すIPアドレスの一覧を出力するネットワーク接続端末一覧出力部と、を備えることを特徴とするアドレス監視装置である。
本発明によれば、指定さいたネットワークアドレス範囲において利用されているIPアドレスを容易に把握することができるので、例えばネットワークアドレス毎に管理されている部門ごとの端末の稼動台数などの管理に役立てることができる。
本発明によれば、指定さいたネットワークアドレス範囲において利用されているIPアドレスを容易に把握することができるので、例えばネットワークアドレス毎に管理されている部門ごとの端末の稼動台数などの管理に役立てることができる。
また本発明は、上記アドレス監視装置において、前記属性情報は、少なくとも、MACアドレス、端末ID、ホスト名、端末種類情報、OS種別情報、所属部門ID、利用者ID、設置場所情報、資産区分情報の何れかまたは複数であることを特徴とする。
また本発明は、上記アドレス監視装置が、前記端末へ、属性情報通知要求の情報を送信する属性情報通知要求送信部と、前記属性情報通知要求の送信先の端末より前記属性情報を受付け、前記送信先の端末のIPアドレスに対応付けて記憶部に記憶する属性情報登録部と、を備えることを特徴とする。これにより、管理者が手入力により行っていた各端末の属性のデータベースの登録の労力を削減することができる。
また本発明は、上記アドレス監視装置において、前記応答要求送信部は、少なくとも、指定を受付けた時刻、または指定を受付けた期間、または指定を受付けた回数の何れか1つ又は複数の情報に基づいて、前記応答要求を送信することを特徴とする。これにより特定の時刻や期間を指定して、その時刻や期間における端末の稼動状況を確認することができる。
また本発明において、前記ネットワーク接続端末一覧出力部は、前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されている前記IPアドレスから前記応答情報を受付けた場合の、その端末のIPアドレスと、前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されている前記IPアドレスから前記応答情報を受付けていない場合の、その端末のIPアドレスと、前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されていない前記IPアドレスから前記応答情報を受付けた場合の、その端末のIPアドレスと、前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されていない前記IPアドレスから前記応答情報を受付けていない場合と、のそれぞれの場合により示される前記利用状況の一覧を、前記端末情報記憶部に記録されている前記IPアドレスと前記応答情報に含まれるIPアドレスとの比較に基づいて判定し、それぞれ異なる表示により出力することを特徴とする。
本発明によれば、企業の管理者などは、社内の通信ネットワークに接続され、OSが起動している端末のIPアドレスを確認することができ、またそのIPアドレスが「割当済み/応答有り」、「割当済み/応答なし」、「未割当/応答有り」、「未割当/応答なし」のどの部類に属するものかを確認することができる。従って、例えば「未割当/応答有り」のIPアドレスがある場合には、不正に通信ネットワークに接続されている端末があることを把握することができる。
本発明によれば、企業の管理者などは、社内の通信ネットワークに接続され、OSが起動している端末のIPアドレスを確認することができ、またそのIPアドレスが「割当済み/応答有り」、「割当済み/応答なし」、「未割当/応答有り」、「未割当/応答なし」のどの部類に属するものかを確認することができる。従って、例えば「未割当/応答有り」のIPアドレスがある場合には、不正に通信ネットワークに接続されている端末があることを把握することができる。
また本発明は、上記アドレス監視装置が、前記指定を受付けた期間に送信した前記応答要求に基づいて、前記応答情報を送信した前記端末へ、使用中断アラーム情報を送信するアラーム送信手段と、を備えることを特徴とする。
これにより、例えば端末を利用してはならない時間帯に稼動している端末に対して使用中断のアラームを通知することができる。
これにより、例えば端末を利用してはならない時間帯に稼動している端末に対して使用中断のアラームを通知することができる。
また本発明は、上記アドレス監視装置が、前記指定を受付けた期間に送信した前記応答要求に基づいて、前記応答情報を送信しなかった前記端末を特定し、当該端末のIPアドレスおよび前記属性情報を、前記端末情報記憶部から削除するか、または、当該端末へ警告情報を送信するか、の何れか一方または両方を行う端末管理処理部と、を備えることを特徴とする。
これにより、例えば長期間利用されていない端末などを管理対象から外す処理を容易に行うことができる。
これにより、例えば長期間利用されていない端末などを管理対象から外す処理を容易に行うことができる。
また本発明は、上記アドレス監視装置が、前記指定を受付けた期間に送信した前記応答要求に基づいて、前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されていない前記IPアドレスから前記応答情報を受付けた場合のその端末の前記IPアドレスを特定し、当該IPアドレスおよびそのIPアドレスに対応付けられている前記属性情報を、前記端末情報記憶部から削除するか、または、当該端末の通知先へ警告情報を送信するか、の何れか一方または両方を行う端末管理処理部と、を備えることを特徴とする。
これにより、例えば管理されていない不正な端末であって勝手にIPアドレスが割当てられた端末などを管理対象から外す処理を容易に行うことができる。
これにより、例えば管理されていない不正な端末であって勝手にIPアドレスが割当てられた端末などを管理対象から外す処理を容易に行うことができる。
また本発明は、上記アドレス監視装置が、前記IPアドレスと時刻情報との組合せに対応付けて、前記応答情報を受付けたか否かの情報とを記憶する応答情報記憶部と、前記応答情報記憶部の記憶する前記IPアドレスと前記時刻情報と前記応答情報を受付けたか否かの情報と、前記端末情報記憶部に記録された各端末のIPアドレスと属性情報と、の何れかまたは複数に基づいて、統計情報を生成する統計情報生成部と、前記統計情報をグラフ化して出力する統計情報出力部と、を備えることを特徴とする。
これにより、統計情報によって、ネットワークアドレス毎や部門毎などのある属性情報単位の稼働率など情報を容易に把握することができる。
これにより、統計情報によって、ネットワークアドレス毎や部門毎などのある属性情報単位の稼働率など情報を容易に把握することができる。
また本発明は、上記アドレス監視装置が、指定を受付けた期間における前記応答情報の連続受付回数に基づいて、前記応答情報を送信した端末のIPアドレス毎の利用時間を算出する利用時間算出部と、を備えることを特徴とする。これにより、特定のIPアドレスの端末が利用されている累計時間を容易に把握することができる。
また本発明は、通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶し、指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信し、前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報と当該応答情報を応答した端末のIPアドレスに対応付けられて前記端末情報記憶部に記憶されている前記属性情報とに基づいて、前記指定された範囲の各端末の利用状況を示すIPアドレスの一覧を出力することを特徴とするアドレス監視方法である。
また本発明は、通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部を備えたアドレス監視装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信する処理と、前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報と当該応答情報を応答した端末のIPアドレスに対応付けられて前記端末情報記憶部に記憶されている前記属性情報とに基づいて、前記指定された範囲の各端末の利用状況を示すIPアドレスの一覧を出力する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムである。
また本発明は、通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部を備えたアドレス監視装置のコンピュータに実行させるプログラムを記憶する記録媒体であって、指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信する処理と、前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報と当該応答情報を応答した端末のIPアドレスに対応付けられて前記端末情報記憶部に記憶されている前記属性情報とに基づいて、前記指定された範囲の各端末の利用状況を示すIPアドレスの一覧を出力する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムを記憶する記録媒体である。
以下、本発明の一実施形態によるIPアドレス監視装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態によるIPアドレス監視装置の構成を示すブロック図である。この図において、符号1はIPアドレス監視装置である。また2はPC(Personal Computer)などの端末である。そしてIPアドレス監視装置1において、符号101は通信ネットワークを介して接続された端末2と情報を送受信する通信処理部である。また符号102はIPアドレス監視装置1の各処理部を制御する制御部である。また103は応答要求の情報を通信ネットワークを介して接続された端末2へ送信する応答要求処理部(応答要求送信部)である。なお応答要求の情報とは、例えばTCP/IPの通信プロトコルであればPingのプログラムにより送信されるパケットなどである。
また符号104は端末2へ属性情報通知要求を送信する属性情報取得部(属性情報通知要求送信部、属性情報登録部)である。属性情報とは、例えば、MACアドレス、端末ID、ホスト名、端末種類情報、OS種別情報、所属部門ID(企業内で端末が利用されている部門の識別番号)、利用者ID、設置場所情報(企業内で端末が利用されている場所)、資産区分情報(端末の企業内における資産としての種類の情報)などである。また105は、応答要求によって応答情報を送信した各端末のIPアドレス等に基づいて利用状況を表すグラフなどを作成するデータ加工処理部(ネットワーク接続端末一覧出力部、統計情報生成部、統計情報出力部、利用時間算出部)である。また106は、所定の端末へ警告情報などを送信する不正端末対応処理部(アラーム送信手段、端末管理処理部)である。また107は各種情報を記憶するデータベース(端末情報記憶部、応答情報記憶部)である。
図2は属性情報記憶テーブルである。図3は応答情報記憶テーブルである。
次に図2、図3を用いてデータベース107で記録される情報について説明する。
データベース107は図2、図3で示すようなデータテーブルを記憶している。属性情報記憶テーブルは図2に示すように、端末IDとその端末に割当てられたIPアドレスに対応付けて、MACアドレス、ホスト名、端末種類、OS種別、所属部門、利用者ID、設置場所、資産区分などの情報を記憶している。また応答情報記憶テーブルは図3に示すように、時刻<年月日時分秒:YYMMDDhhmmss>とIPアドレスと応答フラグとを対応付けて記憶している。ここでIPアドレスはA〜Dまで記憶されているが、A〜Dのそれぞれは、8ビットずつ4つに区切られた32ビットの数値を持つIPアドレスの、各8ビットずつを10進数で表した値である。
次に図2、図3を用いてデータベース107で記録される情報について説明する。
データベース107は図2、図3で示すようなデータテーブルを記憶している。属性情報記憶テーブルは図2に示すように、端末IDとその端末に割当てられたIPアドレスに対応付けて、MACアドレス、ホスト名、端末種類、OS種別、所属部門、利用者ID、設置場所、資産区分などの情報を記憶している。また応答情報記憶テーブルは図3に示すように、時刻<年月日時分秒:YYMMDDhhmmss>とIPアドレスと応答フラグとを対応付けて記憶している。ここでIPアドレスはA〜Dまで記憶されているが、A〜Dのそれぞれは、8ビットずつ4つに区切られた32ビットの数値を持つIPアドレスの、各8ビットずつを10進数で表した値である。
そして、IPアドレス監視装置1は、通信ネットワークに接続された各端末2に対してPingのプログラムによって応答要求を送信し、その応答情報を受付け、通信ネットワークに接続されている端末2の検出などを行う。また、IPアドレスの利用状況を示す各グラフの生成処理や、不正に接続されている端末への警告メッセージの送信処理などを行う。
図4はIPアドレス監視の処理フローを示す図である。
次に、図4を用いてIPアドレス監視装置のIPアドレス監視の処理について説明する。
まず、応答要求処理部103が指定された時刻にPingプログラムを利用して応答要求のデータを生成し、IPアドレスのうち指定されたネットワークアドレスに含まれる全てのホストアドレス宛に、当該生成した応答要求のデータを送信する(ステップS1)。応答要求は具体的には、TCP/IPのICMP(Internet Control Message Protocol)により生成された通常32バイト程度のデータである。この応答要求のデータを受信することにより、TCP/IPを実装した端末2は応答情報のデータを返信する。
次に、図4を用いてIPアドレス監視装置のIPアドレス監視の処理について説明する。
まず、応答要求処理部103が指定された時刻にPingプログラムを利用して応答要求のデータを生成し、IPアドレスのうち指定されたネットワークアドレスに含まれる全てのホストアドレス宛に、当該生成した応答要求のデータを送信する(ステップS1)。応答要求は具体的には、TCP/IPのICMP(Internet Control Message Protocol)により生成された通常32バイト程度のデータである。この応答要求のデータを受信することにより、TCP/IPを実装した端末2は応答情報のデータを返信する。
上記指定された時刻は、例えば応答要求処理部103がその時刻が記録されたファイルを記憶部から読み込んでも良いし、またその読み込んだファイルに応答要求送信の開始時刻と終了時刻と送信間隔時間が記録されているような場合には、その開始時刻から終了時刻まで送信間隔時間だけ隔てた各時刻としても良い。また指定されたネットワークアドレスについても、応答要求処理部103がそのネットワークアドレスが記録されたファイルを記憶部から読み込むなどして特定する。そしてその時刻に上記したような応答要求のデータの生成・送信の処理を行う。またはネットワーク管理者などのユーザから入力された指示(時刻やネットワークアドレス)を契機に応答要求の生成・送信の処理を行うようにしてもよい。なお、通常ネットワークアドレスはサブネットマスクにより定義されている。従ってIPアドレスとサブネットマスクを読み込む事により、応答要求のデータを送信するべきホストアドレスを特定する。例えば読み込んだファイルに、IPアドレスが192.168.1.0、サブネットマスク255.255.255.0と記録されていた場合には、192.168.1.1〜192.168.1.254までの254のIPアドレス宛に応答要求を送信する。応答要求処理部103は、応答要求の送信先のIPアドレスの毎の応答要求の送信時刻を応答情報記憶テーブルに記録する(ステップS2)。
次に、応答要求を受信した端末2は応答情報を返信する。そしてその応答情報をIPアドレス監視装置1が受信する(ステップS3)。応答要求処理部103は、応答情報に含まれるIPアドレスに基づいて、応答情報を送信した端末2のIPアドレスに対応して応答情報記憶テーブルに記録されている応答フラグを「0」から「1」へ書き換える(ステップS4)。これにより、応答フラグが「1」と記録されたIPアドレスは、応答要求を送信した時刻において、通信ネットワークに接続された端末2のIPアドレスと特定することができる。
ここで、応答要求処理部103のプログラムや入力された指示において、応答要求の送信の後に“IPアドレスの利用状況の表示”の処理を行うことが設定されている場合には、応答要求処理部103はデータ加工処理部105へ、指定されたネットワークアドレスと利用状況の表示処理の指示とを通知する。
するとデータ加工処理部105は、通知を受けたネットワークアドレスの範囲の各IPアドレスに対応付けられて応答情報記憶テーブルに記録されている応答フラグを全て読取る。また、データ加工処理部105は、通知を受けたネットワークアドレスの範囲の各IPアドレスに対応付けられてデータベース107の属性情報記憶テーブルに記録されている端末IDを読取る。そして、データ加工処理部105は、応答フラグが「1」で端末IDが属性情報記憶テーブルに対応付けられて記録されているIPアドレスを「割当済み/応答有り」のIPアドレスと判定する。また応答フラグが「0」で端末IDが属性情報記憶テーブルに対応付けられて記録されているIPアドレスを「割当済み/応答なし」のIPアドレスと判定する。また応答フラグが「1」で端末IDが属性情報記憶テーブルに対応付けられて記録されていないIPアドレスを「未割当/応答有り」のIPアドレスと判定する。また応答フラグが「0」で端末IDが属性情報記憶テーブルに対応付けられて記録されていないIPアドレスを「未割当/応答なし」のIPアドレスと判定する(ステップS5)。
次にデータ加工処理部105は、応答要求処理部103から通知を受けたネットワークアドレスの一覧を示すIPアドレス監視画面のデータを生成する(ステップS6)。このIPアドレス監視画面は、「割当済み/応答有り」、「割当済み/応答なし」、「未割当/応答有り」、「未割当/応答なし」と判定されたIPアドレスを、別々の色により表示する画面のデータである。そして、データ加工処理部105は生成したIPアドレス監視画面のデータをIPアドレス監視装置1に備えられた表示装置(モニタなど)に表示する処理を行う(ステップS7)。またはデータ加工処理部105はIPアドレス監視画面データをメールなどにより特定の管理者の端末へ送信するようにしても良い。
図5はIPアドレス監視画面のイメージを示す第1の図である。
図6はIPアドレス監視画面のイメージを示す第2の図である。
これらの図が示すように、IPアドレス監視画面には、ネットワークアドレスの選択欄と、ネットワークアドレスの範囲に含まれるホストアドレスの一覧や、ホストアドレスの範囲の指定欄や、「未割当/応答有り」一覧画面の指定ボタンや、リアルタイム監視の指定ボタンや、履歴検索ボタンなどが表示されている。ホストアドレスの一覧には、IPアドレスのうちのホストアドレスが「割当済み/応答有り」、「割当済み/応答なし」、「未割当/応答有り」、「未割当/応答なし」の色別により表示されている。
図6はIPアドレス監視画面のイメージを示す第2の図である。
これらの図が示すように、IPアドレス監視画面には、ネットワークアドレスの選択欄と、ネットワークアドレスの範囲に含まれるホストアドレスの一覧や、ホストアドレスの範囲の指定欄や、「未割当/応答有り」一覧画面の指定ボタンや、リアルタイム監視の指定ボタンや、履歴検索ボタンなどが表示されている。ホストアドレスの一覧には、IPアドレスのうちのホストアドレスが「割当済み/応答有り」、「割当済み/応答なし」、「未割当/応答有り」、「未割当/応答なし」の色別により表示されている。
また「未割当/応答有り」一覧画面の指定ボタンを押下することにより、データ加工処理部105は「未割当/応答有り」と判定したIPアドレスの属性情報の取得を属性情報取得部104に指示し、属性情報取得部104が当該IPアドレスの設定された端末2から属性情報を取得する。属性情報の取得についての処理の詳細は後述する。そして、データ加工処理部105は属性情報取得部104が取得した属性情報とその属性情報を送信した端末2のIPアドレスとを表示する画面を生成し表示部に表示する。また履歴検索ボタンが押下されると、データ加工処理部105は指定された日を示す各時刻に対応付けられて応答情報記憶テーブルに記録されているIPアドレスや応答フラグや、そのIPアドレスに対応して属性情報記憶テーブルに記録されている情報に基づいて、同一ネットワークアドレスの範囲に含まれるIPアドレスの一覧を表示するIPアドレス監視画面データを生成し表示部に出力する。
またリアルタイム監視の指定ボタンが押下されると、このボタンの押下を契機に、応答要求処理部103が上記応答要求の送信の処理を行い、データ加工処理部105がIPアドレス監視画面データの生成・出力の処理を行うようにしても良い。なお、IPアドレス監視装置1がウェブサーバの機能を備え、管理者の端末からIPアドレス監視画面の送信要求を受付けた際には、データ加工処理部105の生成したIPアドレス監視画面のデータをウェブサーバの機能が返信することにより、管理者の端末の表示部にIPアドレス監視画面を出力するようにしても良い。またIPアドレス監視画面において特定のホストアドレスの表示領域が選択された場合には、データ加工処理部105はそのホストアドレスのIPアドレスに対応付けられて属性情報記憶テーブルに記録されている属性情報(MACアドレスやホスト名やユーザID)などを表示する画面を表示部へ出力する処理を行うようにしてもよい。
以上の処理により、企業の管理者などは、IPアドレス監視装置1を利用して、社内の通信ネットワークに接続され、OS(Operating Software)が起動している端末2のIPアドレスを確認することができ、またそのIPアドレスが「割当済み/応答有り」、「割当済み/応答なし」、「未割当/応答有り」、「未割当/応答なし」のどの部類に属するものかを確認することができる。従って、例えば「未割当/応答有り」のIPアドレスがある場合には、不正に通信ネットワークに接続されている端末があることを把握することができる。また、管理者はIPアドレス監視画面においてホストアドレスを指定することで、直ちにそのホストアドレスで特定されるIPアドレスを利用している端末の属性情報を検出することができる。
次に属性情報の取得の処理について説明する。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、端末2の属性情報の取得処理を行う。まずIPアドレス監視装置1の属性情報取得部104は、指定されたネットワークアドレスの範囲のIPアドレス宛に属性情報通知要求を送信する。ここで、端末2には属性情報通知要求に応答するプログラムが予め備えられており、属性情報通知要求を受付けることにより属性情報をIPアドレス監視装置1へ送信する処理を行う。属性情報はMACアドレス、ホスト名、端末種類、OS種別、所属部門、利用者ID、設置場所、資産区分などであり、前記プログラムはそれぞれの属性情報を記憶部などに記憶している所定のファイルから読取るなどし、その属性情報を送信する処理を行う。そして、属性情報取得部104は属性情報通知要求を送信したIPアドレスに対応付けて、そのIPアドレスの端末から受信した属性情報を、データベース107の属性情報記憶テーブルに記録する。これにより、管理者が属性情報を手入力しなくて良いので、管理者の労力を削減することができる。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、端末2の属性情報の取得処理を行う。まずIPアドレス監視装置1の属性情報取得部104は、指定されたネットワークアドレスの範囲のIPアドレス宛に属性情報通知要求を送信する。ここで、端末2には属性情報通知要求に応答するプログラムが予め備えられており、属性情報通知要求を受付けることにより属性情報をIPアドレス監視装置1へ送信する処理を行う。属性情報はMACアドレス、ホスト名、端末種類、OS種別、所属部門、利用者ID、設置場所、資産区分などであり、前記プログラムはそれぞれの属性情報を記憶部などに記憶している所定のファイルから読取るなどし、その属性情報を送信する処理を行う。そして、属性情報取得部104は属性情報通知要求を送信したIPアドレスに対応付けて、そのIPアドレスの端末から受信した属性情報を、データベース107の属性情報記憶テーブルに記録する。これにより、管理者が属性情報を手入力しなくて良いので、管理者の労力を削減することができる。
次に使用中断アラームの情報を送信する処理について説明する。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、指定された期間に応答情報を送信した端末2のIPアドレス宛に、使用中断アラームの情報を送信する処理も行う。例えば、企業内において省電力化のために、昼休み中のPCの端末の電源断を通知されているような状況において、企業内の管理者は昼休みの期間の情報(12時〜13時)と、ネットワークアドレスと、使用中断アラーム開始処理の指示を入力する。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、指定された期間に応答情報を送信した端末2のIPアドレス宛に、使用中断アラームの情報を送信する処理も行う。例えば、企業内において省電力化のために、昼休み中のPCの端末の電源断を通知されているような状況において、企業内の管理者は昼休みの期間の情報(12時〜13時)と、ネットワークアドレスと、使用中断アラーム開始処理の指示を入力する。
すると、不正端末対応処理部106は、12時〜13時の期間において、例えば1分おきなどの所定の間隔毎に、応答要求を送信するよう応答要求処理部103へ指示する。次に応答要求処理部103は12時〜13時までの間に1分おきに応答要求の情報を指定されたネットワークアドレスの範囲に含まれるIPアドレスに送信する。応答要求処理部103は上記した処理と同様に、応答情報記憶テーブル時刻とIPアドレスと応答フラグとを対応付けて記録する。ここで、不正端末対応処理部106は、12時〜13時の間に応答情報記憶テーブルへ応答フラグが「1」と記録されるIPアドレスを検出する処理を行う。そして、応答フラグが「1」となるIPアドレスを検出すると、そのIPアドレス宛に使用中断アラームを表示させる情報を送信する。端末2は使用中断アラームを表示させる情報を受信すると、対応するプログラムの処理により、使用中断アラームの画面を端末2の表示部に出力する。これにより、管理者が指定した期間において、端末2が使用された場合には、その端末2に使用中断のアラームを通知することができる。
次に警告情報を送信する処理について説明する。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、警告情報を送信する処理を行う。この警告情報はある期間において継続して応答情報を送信しなかった端末2に対して送信する情報である。例えば、数ヶ月の間、起動されていない端末2については、管理者は利用されていない端末であることを把握しなければならない。そして管理者は数ヶ月の間利用されていない端末2については管理対象から外す処理を行う。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、警告情報を送信する処理を行う。この警告情報はある期間において継続して応答情報を送信しなかった端末2に対して送信する情報である。例えば、数ヶ月の間、起動されていない端末2については、管理者は利用されていない端末であることを把握しなければならない。そして管理者は数ヶ月の間利用されていない端末2については管理対象から外す処理を行う。
まず、不正端末対応処理部106は、データベース107の保持する応答情報記憶テーブルにおいて、IPアドレスによるソート処理を行い、各IPアドレスについて、所定の期間に応答フラグが「1」となっているか否かを判定する。例えば期間が3ヶ月であれば、時刻の年月日の情報に基づいて、3ヶ月間の特定のIPアドレスについての応答フラグを応答情報記憶テーブルから読取り、何れかの応答フラグが「1」となっているか否かを判定する。応答フラグが1つでも「1」となっていれば、その期間に起動されたと検出し、また全ての応答フラグが「0」である場合には、警告情報を送信する対象となるIPアドレスと検出する。そして不正端末対応処理部106は検出したIPアドレス宛に警告情報を送信する。この警告情報は、検出したIPアドレスに対応付けられて属性情報に記録されているメールアドレス(図示なし)宛てに送信するようにしても良い。これにより、長期間に渡って利用されていない端末を利用するユーザ宛てに警告情報を送信することができ、必要のない端末を管理対象から除くことができる。なお不正端末対応処理部106は警告情報を送信する変わりに、検出したIPアドレスに対応して属性情報記憶テーブルに記録されている属性情報を削除する事によって、管理対象から外す処理を行うようにしても良い。
次にIPアドレス毎の利用時間の算出処理について説明する。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、IPアドレス毎の所定期間における利用時間の算出処理を行う。例えば、データ加工処理部105は、IPアドレスと、期間の情報と、利用時間算出指示と、の入力を受付ける。するとデータ加工処理部105は、受付けた期間で指定されている期間の最初の時刻と最後の時刻の間の各時刻と、受付けたIPアドレスと、に対応付けられて応答情報記憶テーブルに記録されている時刻と応答フラグの情報を読取る。そして、その指定された期間において応答フラグが「1」となっている利用時間の累計を算出する。例えば指定された期間が1日であり、応答要求が1時間おきに送信され、応答フラグが「1」となっている回数が6回あった場合には、応答要求の回数×応答要求の送信間隔=6×1の算出式により利用時間の累計が合計6時間であると算出する。そして、その算出した利用時間を表示部へ出力する。これにより管理者は、管理者自身が指定したIPアドレスの指定期間における利用時間を把握することができる。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、IPアドレス毎の所定期間における利用時間の算出処理を行う。例えば、データ加工処理部105は、IPアドレスと、期間の情報と、利用時間算出指示と、の入力を受付ける。するとデータ加工処理部105は、受付けた期間で指定されている期間の最初の時刻と最後の時刻の間の各時刻と、受付けたIPアドレスと、に対応付けられて応答情報記憶テーブルに記録されている時刻と応答フラグの情報を読取る。そして、その指定された期間において応答フラグが「1」となっている利用時間の累計を算出する。例えば指定された期間が1日であり、応答要求が1時間おきに送信され、応答フラグが「1」となっている回数が6回あった場合には、応答要求の回数×応答要求の送信間隔=6×1の算出式により利用時間の累計が合計6時間であると算出する。そして、その算出した利用時間を表示部へ出力する。これにより管理者は、管理者自身が指定したIPアドレスの指定期間における利用時間を把握することができる。
次に統計情報を生成し出力する処理について説明する。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、統計情報を生成して出力する処理を行う。この統計情報とは、例えば、指定期間におけるネットワークアドレス単位の端末の稼動率や、指定期間における部門別の端末の稼動率、などである。以下、指定期間におけるネットワークアドレス単位の端末の稼動率と特定期間における部門別の端末の利用率の各統計情報の生成の処理について説明する。
IPアドレス監視装置1は上記処理に加え、統計情報を生成して出力する処理を行う。この統計情報とは、例えば、指定期間におけるネットワークアドレス単位の端末の稼動率や、指定期間における部門別の端末の稼動率、などである。以下、指定期間におけるネットワークアドレス単位の端末の稼動率と特定期間における部門別の端末の利用率の各統計情報の生成の処理について説明する。
<指定期間におけるネットワークアドレス単位の端末の稼動率の算出>
データ加工処理部105は、期間と、ネットワークアドレスの指定と、当該指定期間における指定ネットワークアドレス単位の端末の稼動率の算出の指示を受付けると、まず、指定を受付けたネットワークアドレスの範囲の各IPアドレスに対応付けられて属性情報記憶テーブルに記録されている端末IDを読取り、その数をカウントする(A)。また期間の最初の時刻と最後の時刻の間の各時刻と、指定を受付けたネットワークアドレスの範囲のIPアドレスと、に対応付けられ応答情報記憶テーブルに記録されている「1」を示す応答フラグの数を読取る(B)。そしてデータ加工処理部105は、B÷Aの処理により、指定期間におけるネットワークアドレス単位の端末の稼動率を算出する。
データ加工処理部105は、期間と、ネットワークアドレスの指定と、当該指定期間における指定ネットワークアドレス単位の端末の稼動率の算出の指示を受付けると、まず、指定を受付けたネットワークアドレスの範囲の各IPアドレスに対応付けられて属性情報記憶テーブルに記録されている端末IDを読取り、その数をカウントする(A)。また期間の最初の時刻と最後の時刻の間の各時刻と、指定を受付けたネットワークアドレスの範囲のIPアドレスと、に対応付けられ応答情報記憶テーブルに記録されている「1」を示す応答フラグの数を読取る(B)。そしてデータ加工処理部105は、B÷Aの処理により、指定期間におけるネットワークアドレス単位の端末の稼動率を算出する。
<指定期間における部門別の端末の稼動率>
データ加工処理部105は、期間と、所属部門の情報の指定と、当該指定期間における部門別の端末の稼動率の算出の指示を受付けると、まず、指定を受付けた所属部門の情報に対応付けられて属性情報記憶テーブルに記録されている端末IDを読取り、その数をカウントする(A)。また所属部門の情報に対応付けられた属性情報記憶テーブルに記録されているIPアドレスからネットワークアドレスを読取る。そして当該読取ったそのネットワークアドレスの範囲に含まれるIPアドレスと、指定された期間の最初の時刻と最後の時刻の間の各時刻と、に対応付けられて応答情報記憶テーブルに記録されている「1」を示す応答フラグの数を読取る(B)。そしてデータ加工処理部105は、B÷Aの処理により、指定期間における部門別の端末の稼動率を算出する。
データ加工処理部105は、期間と、所属部門の情報の指定と、当該指定期間における部門別の端末の稼動率の算出の指示を受付けると、まず、指定を受付けた所属部門の情報に対応付けられて属性情報記憶テーブルに記録されている端末IDを読取り、その数をカウントする(A)。また所属部門の情報に対応付けられた属性情報記憶テーブルに記録されているIPアドレスからネットワークアドレスを読取る。そして当該読取ったそのネットワークアドレスの範囲に含まれるIPアドレスと、指定された期間の最初の時刻と最後の時刻の間の各時刻と、に対応付けられて応答情報記憶テーブルに記録されている「1」を示す応答フラグの数を読取る(B)。そしてデータ加工処理部105は、B÷Aの処理により、指定期間における部門別の端末の稼動率を算出する。
上記統計情報を算出した後、データ加工処理部105は、その利用率を表示部に出力する。なお、統計情報の生成の処理において、複数のネットワークアドレスや所属部門についての統計情報(上記処理の場合には稼働率)の生成・出力の指示を受付けた場合には、各ネットワークアドレスや所属部門ごとに上記統計情報の算出の処理を行って、各ネットワークアドレス、各所属部門ごとに稼働率を表したグラフを生成するようにしてもよい。また上記全ての処理において、表示部に出力する情報は、例えばIPアドレス監視装置1が備えるウェブサーバの機能にアクセスした端末へ送信するようにしてもよい。図7は複数のネットワークアドレス単位の端末の稼動率のグラフを表す図である。データ加工処理部105は図7で示すようなグラフを生成して出力する。
またIPアドレス監視装置1は、端末2のMACアドレスと属性情報とを予め属性情報記憶テーブルに記憶しておき、通信ネットワークに接続された端末2を検出して、属性情報(例えば端末IDや所属部署の情報)に特定のネットワークアドレスの範囲のIPアドレスであって、利用されていないIPアドレスを属性情報記憶テーブルから特定して、割当てるようにしても良い。この場合、IPアドレス監視装置1は例えばIPアドレス割当処理部(図示せず)が、特定したIPアドレスを端末2にマックアドレスを利用して送信し、端末2がそのIPアドレスを受信して自装置に設定する。
上述のIPアドレス監視装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・IPアドレス監視装置、2・・・端末、101・・・通信処理部、102・・・制御部、103・・・応答要求処理部、104・・・属性情報取得部、105・・・データ加工処理部、106・・・不正端末対応処理部、107・・・データベース
Claims (13)
- 通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部と、
指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信する応答要求送信部と、
前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報と当該応答情報を応答した端末のIPアドレスに対応付けられて前記端末情報記憶部に記憶されている前記属性情報とに基づいて、前記指定された範囲の各端末の利用状況を示すIPアドレスの一覧を出力するネットワーク接続端末一覧出力部と、
を備えることを特徴とするアドレス監視装置。 - 前記属性情報は、少なくとも、MACアドレス、端末ID、ホスト名、端末種類情報、OS種別情報、所属部門ID、利用者ID、設置場所情報、資産区分情報の何れかまたは複数であることを特徴とする請求項1に記載のアドレス監視装置。
- 前記端末へ、属性情報通知要求の情報を送信する属性情報通知要求送信部と、
前記属性情報通知要求の送信先の端末より前記属性情報を受付け、前記送信先の端末のIPアドレスに対応付けて記憶部に記憶する属性情報登録部と、
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアドレス監視装置。 - 前記応答要求送信部は、
少なくとも、指定を受付けた時刻、または指定を受付けた期間、または指定を受付けた回数の何れか1つ又は複数の情報に基づいて、前記応答要求を送信する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアドレス監視装置。 - 前記ネットワーク接続端末一覧出力部は、
前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されている前記IPアドレスから前記応答情報を受付けた場合の、その端末のIPアドレスと、
前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されている前記IPアドレスから前記応答情報を受付けていない場合の、その端末のIPアドレスと、
前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されていない前記IPアドレスから前記応答情報を受付けた場合の、その端末のIPアドレスと、
前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されていない前記IPアドレスから前記応答情報を受付けていない場合と、
のそれぞれの場合により示される前記利用状況の一覧を、前記端末情報記憶部に記録されている前記IPアドレスと前記応答情報に含まれるIPアドレスとの比較に基づいて判定し、それぞれ異なる表示により出力する
ことを特徴とする請求項1から請求項4に記載のアドレス監視装置。 - 前記指定を受付けた期間に送信した前記応答要求に基づいて、前記応答情報を送信した前記端末へ、使用中断アラーム情報を送信するアラーム送信手段と、
を備えることを特徴とする請求項4に記載のアドレス監視装置。 - 前記指定を受付けた期間に送信した前記応答要求に基づいて、前記応答情報を送信しなかった前記端末を特定し、当該端末のIPアドレスおよび前記属性情報を、前記端末情報記憶部から削除するか、または、当該端末へ警告情報を送信するか、の何れか一方または両方を行う端末管理処理部と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項6に記載のアドレス監視装置。 - 前記指定を受付けた期間に送信した前記応答要求に基づいて、前記属性情報が前記端末情報記憶部に対応付けて記録されていない前記IPアドレスから前記応答情報を受付けた場合のその端末の前記IPアドレスを特定し、当該IPアドレスおよびそのIPアドレスに対応付けられている前記属性情報を、前記端末情報記憶部から削除するか、または、当該端末へ警告情報を送信するか、の何れか一方または両方を行う端末管理処理部と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項6に記載のアドレス監視装置。 - 前記IPアドレスと時刻情報との組合せに対応付けて、前記応答情報を受付けたか否かの情報とを記憶する応答情報記憶部と、
前記応答情報記憶部の記憶する前記IPアドレスと前記時刻情報と前記応答情報を受付けたか否かの情報と、前記端末情報記憶部に記録された各端末のIPアドレスと属性情報と、の何れかまたは複数に基づいて、統計情報を生成する統計情報生成部と、
前記統計情報をグラフ化して出力する統計情報出力部と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項7に記載のアドレス監視装置。 - 指定を受付けた期間における前記応答情報の連続受付回数に基づいて、前記応答情報を送信した端末のIPアドレス毎の利用時間を算出する利用時間算出部と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項8に記載のアドレス監視装置。 - 通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶し、
指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信し、
前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報と当該応答情報を応答した端末のIPアドレスに対応付けられて前記端末情報記憶部に記憶されている前記属性情報とに基づいて、前記指定された範囲の各端末の利用状況を示すIPアドレスの一覧を出力する
ことを特徴とするアドレス監視方法。 - 通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部を備えた
アドレス監視装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信する処理と、
前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報と当該応答情報を応答した端末のIPアドレスに対応付けられて前記端末情報記憶部に記憶されている前記属性情報とに基づいて、前記指定された範囲の各端末の利用状況を示すIPアドレスの一覧を出力する処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 通信ネットワークに接続された端末のIPアドレスとその端末の属性情報とを対応付けて記憶する端末情報記憶部を備えた
アドレス監視装置のコンピュータに実行させるプログラムを記憶する記録媒体であって、
指定された範囲の各IPアドレスへ少なくとも応答要求の情報を送信する処理と、
前記応答要求に応じて、前記指定された範囲のIPアドレスが設定された前記端末より応答情報を受付け、その応答情報と当該応答情報を応答した端末のIPアドレスに対応付けられて前記端末情報記憶部に記憶されている前記属性情報とに基づいて、前記指定された範囲の各端末の利用状況を示すIPアドレスの一覧を出力する処理と、
をコンピュータに実行させるプログラムを記憶する記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145537A JP2006324884A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | アドレス監視装置及びアドレス監視方法並びにそのプログラムと記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145537A JP2006324884A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | アドレス監視装置及びアドレス監視方法並びにそのプログラムと記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006324884A true JP2006324884A (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=37544238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005145537A Withdrawn JP2006324884A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | アドレス監視装置及びアドレス監視方法並びにそのプログラムと記録媒体 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006324884A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020102808A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | アズビル株式会社 | 重複アドレス検出装置、重複アドレス検出方法、および重複アドレス検出システム、ならびに中央監視装置 |
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2005
- 2005-05-18 JP JP2005145537A patent/JP2006324884A/ja not_active Withdrawn
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