JP2006324550A - 素子転写装置、素子転写方法および表示装置の製造方法 - Google Patents

素子転写装置、素子転写方法および表示装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板間の距離を測定しながら基板間の平行を微調整することで、第1基板と第2基板とを平行に保持して、第1基板上の素子を第2基板に形成された接着層に接着させることを可能とする。
【解決手段】第1基板51が載置される第1基板支持部11と、第1基板51に対向するように配置される第2基板52を支持する第2基板支持部12と、第1基板51と第2基板52とが平行になるように第1基板支持部11の位置調整を行うあおり部21と、あおり部21を支持して移動させる可動ステージ31と、第1基板51と第2基板52との間隔を測定する測定部41とを備えた素子転写装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1基板に形成された接着層に貼り付けられた素子を、第2基板に形成された未硬化樹脂層中に埋没させることで、上記素子を第1基板側から第2基板側に転写する技術において、基板間の平行出しが容易な転写装置、転写方法および表示装置の製造方法に関するものである。
第1基板に形成された接着層に貼り付けられた素子を、第2基板に形成された未硬化樹脂層中に埋没させることで、上記素子を第1基板側から第2基板側に転写する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。この埋め込み転写技術では、第1基板と第2基板とを極力平行にし、その平行状態を保ったまま第1基板と第2基板とを接近させ、第1基板上の素子のみが第2基板に形成された樹脂層に均等に接触することで、第1基板側から第2基板側に素子が転写される。
このとき、第1基板と第2基板との平行度が悪い等の理由で、第1基板と第2基板とが直接接触すると、第1基板の接着層と第2基板の未硬化樹脂層とが接着し、第1基板と第2基板との分離が困難になる。それを無理に引き剥がすと、第2基板の未硬化樹脂層にダメージを与え、転写品質が著しく悪くなる。
そのため、埋め込み転写では、第1基板と第2基板とを平行にする平行出し精度が重要となる。
従来の二つの基板間における平行出しの方法は、基板同士を直接機械的に押し当てて、一方の基板を他方に倣わせて行う方法、又は、2枚の基板の間に、寸法精度の非常に高い球形のスペーサーをはさんで、基板を押し当てて行う方法が採用されていた(例えば、非特許文献1、2参照。)。しかし、直接押し当てる方法は、上述したように不適当である。また球形のスペーサーを挟んで押し当てる方法も、第1基板に対して第2基板の転写エリアのほうが大きい場合には、スペーサーを挿入する場所が無く、やはり不適当である。
特開2004−273596号公報 特開2004−281630号公報 ボンドアライナBA6、[online]、2002年、ズースマイクロテック株式会社、ホームページ、サイトマップ、製品紹介、基板ボンダ/アライナ、BA6ボンドアライナ、[平成17年3月31日検索]、インターネット<URL:http://www.suss.jp/html/ba6.html> ズースマイクロテック株式会社(旧カールズースジャパン株式会社)「基板ボンダ/アライナ、BA6ボンドアライナ パンフレット」2002年
解決しようとする問題点は、第1基板に形成された接着層に貼り付けられた素子を、第2基板に形成された未硬化樹脂層中に埋没させることで、上記素子を第1基板側から第2基板側に転写する技術において、第1基板と第2基板とに接触することなく第1基板と第2基板との平行出しができない点である。
本発明の素子転写装置は、第1基板が載置される第1基板支持部と、前記第1基板に対向するように配置される第2基板を支持する第2基板支持部と、前記第1基板と前記第2基板とが平行になるように前記第1基板支持部の位置調整を行うあおり部と、前記あおり部を支持して移動させる可動ステージと、前記第1基板と前記第2基板との間隔を非接触で測定する測定部とを備えたことを特徴とする。
上記素子転写装置では、あおり部を設けたことにより、第1基板の傾きを微調整することにより第2基板に対して第1基板を平行に配置することが可能になる。またあおり部を移動させる可動ステージを設けたことにより、可動ステージ上にあおり部、第1基板支持部を介して支持される第1基板を第2基板直下の所望の位置に移動させることが可能になる。また第1基板と第2基板とに非接触で第1基板と第2基板との間隔を測定する測定部を備えたことにより、双方の基板の対向する面に接着性の層を形成してもその接着性の層に測定部が接触することはない。
本発明の素子転写方法は、第1基板に接着された素子を第2基板に形成された接着層に接着させる素子転写方法であって、前記第1基板と前記第2基板とを接近させる基板接近工程と、前記第1基板と前記第2基板との間隔を測定した測定値に基づいて前記第1基板と前記第2基板とが平行となるように調整する平行出し工程と、前記第1基板と前記第2基板との平行が保たれた状態で前記第1基板と前記第2基板とを接近させて前記素子を前記接着層に接着させる素子接着工程とを備えたことを特徴とする。
上記素子転写方法では、第1基板と第2基板とを接近させた後に、第1基板と第2基板との間隔を測定した測定値に基づいて第1基板と第2基板とが平行となるように調整することにより、第2基板に対して第1基板を平行に配置することが可能になる。したがって、第1基板と第2基板とが非接触状態で第1基板に接着された素子は第2基板に形成された接着層に接着される。
本発明の表示装置の製造方法は、第1基板に接着された発光素子を第2基板に形成された接着層に接着させて、複数の発光素子を配列実装する表示装置の製造方法において、第1基板に接着された素子を第2基板に形成された接着層に接着させる方法は、前記第1基板と前記第2基板とを接近させる基板接近工程と、前記第1基板と前記第2基板との間隔を測定した測定値に基づいて前記第1基板と前記第2基板とが平行となるように調整する平行出し工程と、前記第1基板と前記第2基板との平行が保たれた状態で前記第1基板と前記第2基板とを接近させて前記素子を前記接着層に接着させる素子接着工程とを備えたことを特徴とする。
上記表示装置の製造方法では、本発明の素子転写方法により第1基板に接着された素子を表示装置の基板となる第2基板に接着させることから、上記説明した素子転写方法と同様なる作用が得られる。すなわち、第2基板に対して第1基板を平行に配置することが可能になるので、第1基板と第2基板とが非接触状態で第1基板に接着された素子は第2基板に形成された接着層に接着される。
本発明の素子転写装置は、可動ステージを備えたため第1基板を第2基板直下の所望の位置に移動させることが容易にできるようになり、あおり部を備えたため第1基板と第2基板とを平行に配置させることが容易にできるようになり、しかも非接触測定を行う測定部を設けたことにより第1基板と第2基板との距離を非接触で測定することができるようになるので、第1基板に貼り付けられている素子を第2基板側に平行に押し付けることが可能になる。その際、第1基板と第2基板とが平行になっているので、基板同士が接触することがない。このため、第2基板を損傷することなく、第1基板側の素子を第2基板側に押し付けることができるという利点がある。よって、素子の転写技術における歩留りの向上が図れる。
本発明の素子転写方法は、第1基板と第2基板とを接近させた後に、第1基板と第2基板との間隔を測定した測定値に基づいて第1基板と第2基板とが平行となるように調整するため、第1基板と第2基板とを平行に配置させることが容易にできるようになる。また第1基板と第2基板との平行が保持された状態で、第1基板に貼り付けられている素子を第2基板側に平行に押し付けることが可能になる。その際、第1基板と第2基板とが平行になっているので、基板同士が接触することがない。このため、第2基板を損傷することなく、第1基板側の素子を第2基板側に押し付けることができるという利点がある。よって、素子の転写技術における歩留りの向上が図れる。
本発明の表示装置の製造方法は、第1基板側の素子を第2基板側に転写する際に、第1基板と第2基板とが平行に保持されているので、基板同士が接触することがない。このため、第2基板を損傷することなく、第1基板側の素子を第2基板側に押し付けることができるという利点がある。よって、素子の転写技術を用いて表示装置を製造する際の歩留りの向上が図れる。
素子を搭載している第1基板と素子が転写される側の第2基板とを平行に保持して、第1基板上の素子を第2基板に形成された接着層(例えば未硬化樹脂層)に埋め込むという目的を、測定部で基板間の距離を測定しながらあおり部で基板間の平行を微調整することで実現したものである。その詳細を以下に説明する。
本発明の素子転写装置に係る一実施の形態の一例を、図1の概略構成図、図2の要部拡大図、図3の平面レイアウト図によって説明する。
図1〜図3に示すように、素子転写装置1は、第1基板51が載置される第1基板支持部11と、上記第1基板51に対向するように配置される第2基板52を支持する第2基板支持部12と、上記第1基板51と上記第2基板52とが平行になるように上記第1基板支持部11の位置調整を行うあおり部21と、上記あおり部21を支持するものでx、y、z、θ方向に移動可能な可動ステージ31と、上記第1基板51と上記第2基板52との間隔を測定する測定部41とを備えたものである。
上記可動ステージ31には、例えば、粗動ステージ32と微動ステージ33とからなる。粗動ステージ32は、基本的には、例えばx、y、z、θ方向に素早く長い距離(例えば数十cm〜2m程度)を移動可能なステージが用いられている。これによって、第1基板51のロード、アンロードおよびタイリング箇所への移動を高速に行うことが可能となっている。また微動ステージ33は、基本的には、例えばx、y、z、θ方向に短い距離(例えば数μm〜数mm程度)を微動可能なステージが用いられている。これによって、アライメント時における高い分解能と高い停止位置精度が実現されている。また、上記粗動ステージ32の動作の一部を上記微動ステージ33の動作に兼ねさせることもできる。例えば上記粗動ステージ32のθ方向の動作を上記微動ステージ33のθ方向の動作に兼ねさせることができる。また、上記微動ステージ33のz方向の動作を後に詳細に説明するあおり部21のZ方向の動作に兼ねさせることもできる。なお、本明細書におけるx方向およびy方向およびz方向は3次元直交座標系における各軸であり、θ方向はz軸周りの回転方向である。
上記可動ステージ31は、上記あおり部21を介して第1基板51を第2基板52直下の所定の位置まで移動させることが可能になる。したがって、可動ステージ31によって、第1基板51は第2基板52に対して所望の位置に移動することが可能となっている。
上記あおり部21は、上記可動ステージ31に支持されているものであって、上記可動ステージ31によって第2基板52直下の所定位置まで移動させられた第1基板51と、第2基板支持部12に支持されている第2基板52とが平行になるように調整するものである。その機構の詳細を以下に説明する。
上記あおり部21は、第2基板52に対して第1基板51を平行に位置させるためのものであって、上記可動ステージ31上に設けられた3個の1軸方向(例えばz軸方向)に昇降可能なアクチュエータ22を備えている。そして上記各アクチュエータ22は、3角形の頂点となる位置に配置されている。通常、基板を支持してその傾きの調整を行うには、その基板を3点で支持することで行うことができる。よって、本実施の形態でも3個のアクチュエータ22により第1基板支持部11を3点で支持している。その支持点は、図3に示すように、第1基板支持部11の中心と中心が一致する正三角形の頂点に位置させることが好ましい。なお、4点以上で支持することもできるが、第1基板支持部11に3点が接触し、残りの1点は接触しない状態もあり得るので、支持点は3点で十分である。また、支持点を第1基板支持部11の中心と中心が一致する正三角形の頂点に位置させることにより、第1基板支持部11を介して第1基板51の傾き調整が行い易くなる。また、微調整の精度を高めるために、図示したように、(第1基板支持部11の下面側(第1基板51が支持される側とは反対側)に第1基板支持部11よりも大きな支持部固定板13が設けられている。この場合には、下記に説明する球面軸受30は、図示したようにセンサ支持部13の裏面側(第1基板支持部11が固定される側とは反対側)に設けられてもよく、またセンサ部15と重ならない位置ならば、センサ支持部13の表面側(第1基板支持部11がセンサ部15を介して固定される側)に設けてもよい。その際には、上記センサ支持部13に、後に説明する揺動軸28が接触しないように貫通できる孔(図示せず)を設ける必要がある。このように、球面軸受30の取り付け位置は、機構設計上、適宜選択することができる。
上記各アクチュエータ22の可動部先端には回動軸受24が設けられ、この回動軸受24は可動ステージ31上に固定された直動軸25に昇降自在に支持されている直動軸受26を備えている。上記回動軸受24には回動軸27が回動自在に支持されていて、この回動軸27の中心には回動軸27に直交する揺動軸28が形成されている。したがって、回動軸27と揺動軸28はT字型に形成されている。上記揺動軸28の先端部は球形に形成され、その球形部29を受ける球面軸受23が上記第1基板支持部11の裏面(第1基板51を支持する面とは反対側の面)に設けられている。図面では前述したように支持部固定板13を設けているので、球面軸受23は支持部固定板13に設置される。
上記あおり部21には、第2基板52側に転写される素子55が貼り付けられている第1基板51を支持する第1基板支持部11が搭載されている。また、上記第1基板支持部11上方には、第1基板支持部11に支持される第1基板51と対向するように配置される第2基板52を支持する第2基板支持部12が設けられている。
なお、上記あおり部21ではアクチュエータ22によってz軸方向に昇降可能となっているので、上記可動ステージ31のZ軸方向の動作を兼用することもできる。この場合には、上記可動ステージ31においてz軸方向の動作機構を省略することができる。
また、上記第1基板51と上記第2基板52との間隔を測定するための測定部41が、例えば第1基板51上方に備えられ、上記測定部41は、第1基板51と第2基板52との間隔を、第1、第2基板51、52に非接触で測定できる光学的に測定する測定器を用いることが好ましい。例えば、光学式変位計を用いることができる。そのため、例えば第2基板支持部12は測定に用いる光線の波長を透過する材料で形成されているか、または当該光線を通す窓14が形成されている必要がある。この窓14は開口された状態でもよいが、好ましくは透明基材、例えば透明なガラス基板、石英基板等が設けられていることが好ましい。また第2基板52は測定に用いる光線の波長を透過する材料で形成されていることが必要である。
上記第1基板支持部11および第2基板支持部12の基板支持方法は、機械的な支持、真空吸着による支持もしくはその他の支持手段であってもよい。要するに、第1基板支持部11は第1基板51が支持固定されるものであればよく、第2基板支持部12は第2基板52が支持固定されるものであればよい。
上記素子転写装置1には、第1基板支持部11によって第2基板支持部12に支持されている第2基板52に対して第1基板51を所定の位置に位置決めするためのアライメント部45が、例えば第2基板支持部12の上方に設置されている。このアライメント部45は、例えば第2基板52に形成されたアライメントマークに第1基板51に形成されたアライメントマークを一致させるように、上記可動ステージ31を動作させて第2基板52に対して第1基板51をアライメントするものである。
上記素子転写装置1では、あおり部21を設けたことにより、第1基板51の傾きを微調整することにより第2基板52に対して第1基板51を平行に配置することが可能になる。またあおり部21を移動させる可動ステージ31を設けたことにより、可動ステージ31上にあおり部21、第1基板支持部11を介して支持される第1基板51を第2基板52直下の所望の位置に移動させることが可能になる。また第1基板51と第2基板52とに非接触で第1基板51と第2基板52との間隔を測定する測定部41を備えたことにより、第1基板51と第2基板52とが対向する面に接着性の層(第1接着層53、第2接着層54)を形成してもその第1接着層53、第2接着層54に測定部41が接触することはない。このような特徴を有する素子転写装置1では、第1基板51に貼り付けられている素子55を第2基板52側に平行に押し付けることが可能になる。その際、第1基板51と第2基板52とが平行になっているので、基板同士が接触することがない。このため、第2基板52を損傷することなく、第1基板51側の素子55を第2基板52側に押し付けることができるという利点がある。よって、素子55の転写技術における歩留りの向上が図れる。
次に、本発明の素子転写方法に係る一実施の形態の一例を、図4のフローチャートにより説明する。なお、本発明の素子転写方法は、上記本発明の素子転写装置1を用いて成される方法である。したがって、上記図1、図2、図3も参照していただきたい。また、以下の説明における各構成部品には上記素子転写装置の説明で示した構成部品の符号を付与した。
本発明の素子転写方法は、第1基板51に第1接着層53を介して接着された素子55を第2基板52に形成された接着層54に接着させる素子転写方法であり、第1基板51と第2基板52とを接近させる基板接近工程と、第1基板51と第2基板52との間隔を測定した測定値に基づいて第1基板51と第2基板52とが平行となるように調整する平行出し工程と、第1基板51と第2基板52との平行が保たれた状態で第1基板51と第2基板52とを接近させて素子55を接着層に接着させる素子接着工程とを備えている。以下、具体的に説明する。
図4に示すように、「基板接近工程」S1を行う。この工程では、まず「第1基板支持工程」S11を行う。この工程では、上記第1基板51を第1基板支持部11に支持させる。この支持方法は、例えば、第1基板51の表面(第1接着層53側)を上にして、第1基板51の裏面を第1基板支持部11側にして、真空吸着または機械的に固定されることにより支持される。また、上記第1基板51には、例えば直径Φ=30mmからΦ200mm(8インチ)程度の基板が用いられる。また、第1基板51表面に形成された第1接着層53に接着された素子55は、例えば3μm〜300μm程度の大きさであり、その高さは3μm〜300μm程度である。また、第1基板51に接着されている個数は10個〜100万個程度である。
次に「第2基板支持工程」S12を行う。この工程では、上記第2基板52を第2基板支持部12に支持させる。この支持方法は、例えば、第2基板52の表面(第2接着層54側)を下にして、第2基板52の裏面を第2基板支持部12側にして、真空吸着または機械的に固定されることにより支持される。また、上記第2基板52には、例えば直径Φ=50mm(2インチ)から2m四方程度の基板が用いられる。なお、第2基板52は2mシリコン法よりも大きな基板を用いることも可能である。また上記第2基板52の表面には、第2接着層54が形成されている。この第2接着層54は、素子55が接着されている第1接着層53の接着力よりも上記素子55に対して大きな接着力を有する。また、上記第2基板52に形成される第2接着層54は、例えば未硬化樹脂層からなり、この未硬化樹脂層は、例えば、いわゆるタックに強いレジスト膜を、回転塗布法、印刷法、ラミネート法等の成膜方法により形成したものである。なお、「第1基板支持工程」S11と「第2基板支持工程」S12とはどちらを先に行ってもよい。
次に、「アライメント工程」S13を行う。この工程では、上記第1基板51と上記第2基板52とを所定の距離を保って対向させる。具体的には、上記アライメント部45の測定に基づいて上記可動ステージ31を例えばx−y方向およびθ方向に移動させることにより、第1基板51と第2基板52直下の所定の位置に移動させる。さらに、上記可動ステージ31により例えばz方向に移動させることにより、第1基板51を第2基板52に対して所定の距離になるまで接近させる。例えば、第1基板51と第2基板52との間隔を、素子55の高さプラス100μm〜300μm程度まで近づける。
次に、「基板間隔測定工程」S14を行う。この工程では、上記第1基板51と上記第2基板52との間隔を測定する。この測定位置は、同一直線上にならないような3箇所で行うことが好ましい。この測定は、測定部41によって測定位置が一直線上にならないように、例えば第1基板51の中心と正三角形の中心とを一致させて、その正三角形の頂点の位置における基板間の距離を測定する。言いかえれば、第1基板51の中心を中心とする円周上の等間隔の3点を測定点とする。また、上記測定においては、測定箇所1箇所に対して、その近傍(測定箇所そのものを含んでも良い)の複数箇所も測定し、それらの平均値をその箇所の値として扱っても良い。
次に、「基板間隔判定工程」S15を行う。この工程では、上記第1基板51と上記第2基板52との間隔が基準の範囲内か否かを判定する。
上記「基板間隔判定工程」S15において上記第1基板51と上記第2基板52との間隔が基準の範囲内にない、すなわち「No」と判定された場合には、「基板間隔調整工程」S16を行う。この工程では、第1基板51と第2基板52との間隔が所定の範囲内になるように、上記可動ステージ31によって、もしくは上記あおり部21によって、第1基板51と第2基板52との間隔を調整する。そして、上記「基板間隔測定工程」S14に戻る。再度、基板間隔を測定することで、正確に所望の基板間隔とすることができる。なお、基板間隔の調整時間を短縮する場合には、「基板間隔調整工程」S16を行った後、上記「基板間隔測定工程」S14に戻らず、次工程の「基板平行出し工程」S2を行ってもよい。
上記「基板間隔判定工程」S15において上記第1基板51と上記第2基板52との間隔が基準の範囲内にある、すなわち「Yes」と判定された場合には、「基板平行出し工程」S2を行う。
この「基板平行出し工程」S2では、まず「基板間の平行測定工程」S21を行う。この工程では、第1基板51と第2基板52との間隔を測定する。この測定は、測定部41によって測定位置が一直線上にならないように、例えば第1基板51の中心と正三角形の中心とを一致させて、その正三角形の頂点の位置における基板間の距離を測定する。言いかえれば、第1基板51の中心を中心とする円周上の等間隔の3点を測定点とする。また、上記測定においては、測定箇所1箇所に対して、その近傍(測定箇所そのものを含んでも良い)の複数箇所も測定し、それらの平均値をその箇所の値として扱っても良い。
次に、「基板間の平行判定工程」S22を行う。この工程では、上記第1基板51と上記第2基板52とが平行となっているか、否かを判定する。その際、完全に平行であることが望ましいが、上記第1基板51と上記第2基板52との平行の度合いが許容の範囲内であれば平行とみなす。
上記「基板間の平行判定工程」S22で上記第1基板51と上記第2基板52とが平行であるとすることができる範囲内にない、すなわち「No」と判定された場合には、「基板間の平行調整工程」S23を行う。この工程では、上記第1基板51と上記第2基板52とが平行になるように上記第1基板51と上記第2基板52との間隔を調整する。例えば、上記測定部41により測定された3箇所の測定値が全て同じ値、もしくは許容できる誤差範囲内になるように、あおり部21の3軸のアクチュエータ22にて基板間隔の調整を行う。
上記「基板間の平行測定工程」S21、「基板間の平行測定工程」S22および「基板間の平行調整工程」S23は、1サイクルを行うだけでもよいが、上記「基板間の平行測定工程」S22において上記第1基板51と上記第2基板52とが平行であると判定されるまで繰り返し行うことがより好ましい。また、基板間の平行出し時間を短縮する場合には、「基板間の平行調整工程」S23を行った後、上記「基板間の平行測定工程」S21に戻らず、次工程の「素子接着工程」S3を行ってもよい。
上記「基板間の平行判定工程」S22で上記第1基板51と上記第2基板52とが平行であるとすることができる範囲内にある、すなわち「Yes」と判定された場合には、「素子接着工程」S3を行う。この工程では、上記第1基板51と上記第2基板52との平行を保持した状態で上記第1基板51と上記第2基板52とを接近させて第1基板51の第1接着層53に接着された素子55を第2基板52に形成された第2接着層54に接着させる。
具体的には、まず、「基板第1接近工程」S31を行う。この工程では、第1基板51と第2基板52との間隔が素子55の高さプラス20μm〜100μm程度となるように、第1基板51と第2基板52とを近づける。この動作は、アクチュエータ22によって行ってもよく、または可動ステージ31の微動ステージ33を用いて行ってもよい。
次いで、「精密アライメント工程」S32を行う。この工程では、アライメント部45によって、アライメントマークを確認しながら、x、y、θ方向の精密アライメントを行い、第1基板51に接着されている素子55を第2基板に接着しようとする正確な位置に移動させる。この精密アライメントは可動ステージ31の微動ステージ33を用いて行うことができる。この後、再度上記「基板間隔測定工程」S14〜「基板間隔調整工程」S16を行い、第1基板51と第2基板52との間隔が素子55の高さプラス20μm〜100μm程度となることを確実にしても良いが、通常は、上記「基板第2接近工程」S33を行ってよい。
その後、「基板第2接近工程」S33を行う。この工程では、第1基板51上の素子55が第2基板52の第2接着層54に接触もしくはその一部が埋め込まれる(例えば、素子55の高さの半分程度まで埋め込まれる)まで、第1基板51を第2基板52側に上昇させる。このとき、第1基板51に形成された第1接着層53と第2基板52に形成された第2接着層54とは接触させない。
次に、「素子接着保持工程」S34を行う。この工程では、上記素子55を上記第2接着層54に接着させた状態を一定時間保持する。例えば、第2基板52側に形成された第2接着層54によって素子55が十分に接着されるまで保持する。ここでいう、十分に接着されるとは、第1基板51に形成された第1接着層53に素子55が接着されている接着力よりも第2基板52に形成された第2接着層54が接着される接着力が大きくなることをいう。これは、未硬化樹脂からなる接着層はある程度の時間が経過することにより硬化されるので、その未硬化樹脂層に接着されている物体に対する接着力は増加することを利用している。
次に、「基板離間工程」S35を行う。この工程では、上記素子55を上記第2接着層54に接着させた状態で上記第1基板51と上記第2基板52とを素早く引き離して上記素子55から上記第1基板51を引き離す。各接着層の接着力にもよるが、例えば、0.1mm/s以上の速度で引き離す。これによって、第1基板51に接着されていた素子55は第2基板52に形成された第2接着層54に接着される。ここで、第1基板51に形成された第1接着層53の素子55に対する接着力は第2基板52に形成された第2接着層54の素子55に対する接着力よりも弱いことが必要である。例えば、第1基板51に形成される第1接着層53は、第1基板51を移動させた際に素子55が移動しない程度の接着力があれば十分である。第1基板51に形成された第1接着層53によって素子55が第1基板51に強固に接着される必要はない。
上記素子転写方法は、第1基板51と第2基板52とを接近させた後に、第1基板51と第2基板52との間隔を測定した測定値に基づいて第1基板51と第2基板52とが平行となるように調整するため、第1基板51と第2基板52とを平行に配置させることが容易にできるようになる。また第1基板51と第2基板52との平行が保持された状態で、第1基板51に貼り付けられている素子を第2基板52側に平行に押し付けることが可能になる。その際、第1基板51と第2基板52とが平行になっているので、基板同士が接触することがない。このため、第2基板52を損傷することなく、第1基板51側の素子55を第2基板52側に押し付けることができるという利点がある。よって、素子55の転写技術における歩留りの向上が図れる。
上記素子転写方法は繰り返し行うことができる。次に、素子転写方法を繰り返し行う方法を図5、図6のフローチャートによって説明する。
図5に示すように、上記「基板接近工程」S1、上記「平行出し工程」S2および上記「素子接着工程」S3を順に行った後、「第1基板の交換工程」S4(S41)を行う。この工程では、素子転写に用いた第1基板51を、新しい素子55が接着された第1基板51に交換し、上記「基板接近工程」S1、上記「平行出し工程」S2および上記「素子接着工程」S3を順に行って、第2基板52の第2接着層54に先に接着した素子55(551)の接着領域とは異なる領域に新たな素子55(552)を接着する。
さらに、「第1基板の交換工程」S4(S41)および上記「基板接近工程」S1、上記「平行出し工程」S2、上記「素子接着工程」S3を繰り返し行うことで、第2基板52の広い範囲に素子55の転写を行うことができる。
また、図6に示すように、上記「基板接近工程」S1、上記「平行出し工程」S2および上記「素子接着工程」S3を順に行った後、「第1基板の交換工程」S4(S42)を行う。この工程では、先に素子転写に用いた第1基板51に接着されていた素子の位置と異なる位置に新しい素子55(552)が接着された第1基板51に交換する。そして、この新たな第1基板51を用いて、上記「基板接近工程」S1、上記「平行出し工程」S2および上記「素子接着工程」S3を順に行う。これによって、第2基板52の第2接着層54に先に接着した素子55(551)の接着領域において、先に接着した素子55(551)の接着位置とは異なる位置に新たな素子55(552)を接着することができる。すなわち、種類の異なる素子を所定の領域に転写させることができる。
さらに、「第1基板の交換工程」S4(S42)および上記「基板接近工程」S1、上記「平行出し工程」S2、上記「素子接着工程」S3を繰り返し行うことで、第2基板52の所定の領域に複数種類の素子を転写することができる。
次に、本発明の表示装置の製造方法について図7の製造工程図により説明する。図7では、第1基板に接着された発光素子を第2基板に形成された接着層に接着させて、複数の発光素子を配列実装する表示装置の製造方法を説明する。具体的には、赤色発光素子55R、緑色発光素子55G、青色発光素子55Bを搭載する表示装置の製造方法を説明する。
図7(1)に示すように、第1基板51として、第1接着層53の所定の位置に赤色発光素子55Rが接着されている第1基板51を用いる。次いで、図7(2)に示すように、上記説明した本発明の素子転写方法によって、第1基板51側に接着されている赤色発光素子55Rを第2基板52に形成された第2接着層54に接着転写する。そして、図7(3)に示すように、前記図5によって説明したように、第2基板52の所定の領域全域に赤色発光素子55Rを接着転写させる。
次に、図7(4)に示すように、第1基板51として、第1接着層53の所定の位置に緑色発光素子55Gが接着されている第1基板51を用いる。次いで、図7(5)に示すように、上記説明した本発明の素子転写方法によって、第1基板51側に接着されている緑色発光素子55Gを第2基板52に形成された第2接着層54に接着転写する。その際、図7(6)に示すように、前記図6によって説明した方法によって、先に接着した赤色発光素子55Rの接着位置とは異なる所定の位置に新たな緑色発光素子55Gを接着する。そして、図8(7)に示すように、前記図5によって説明した方法によって、第2基板52の所定の領域全域に緑色発光素子55Gを接着転写させる。
次に、図8(8)に示すように、第1基板51として、第1接着層53の所定の位置に青色発光素子55Bが接着されている第1基板51を用いる。次いで、図8(9)に示すように、上記説明した本発明の素子転写方法によって、第1基板51側に接着されている青色発光素子55Bを第2基板52に形成された第2接着層54に接着転写する。その際、図7(6)に示すように、前記図6によって説明した方法によって、先に接着した赤色発光素子55Rおよび緑色発光素子55Gの接着位置とは異なる所定の位置に新たな青色発光素子55Bを接着する。そして、図8(7)に示すように、前記図5によって説明した方法によって、第2基板52の所定の領域全域に青色発光素子55Bを接着転写させる。
このようにして、表示装置に用いられる各色の発光素子(赤色発光素子55R、緑色発光素子55G、青色発光素子55Bを第1基板51から第2基板52に転写することができた。
本発明の表示装置の製造方法は、第1基板51側の素子55を第2基板52側に転写する際に、第1基板51と第2基板52とが平行に保持されているので、基板同士が接触することがない。このため、第2基板52を損傷することなく、第1基板51側の素子55を第2基板52側に押し付けることができるという利点がある。よって、素子55の転写技術を用いて表示装置を製造する際の歩留りの向上が図れる。
本発明の素子転写装置に係る一実施の形態の一例を示した概略構成図である。 本発明の素子転写装置に係る一実施の形態の一例を示した要部拡大図である。 本発明の素子転写装置に係る一実施の形態の一例を示した概略構成図である。 本発明の素子転写方法に係る一実施の形態の一例を示したフローチャート図である。 本発明の素子転写方法に係る一実施の形態の一例を示したフローチャート図である。 本発明の素子転写方法に係る一実施の形態の一例を示したフローチャート図である。 本発明の表示装置の製造方法に係る一実施の形態の一例を示した製造工程図である。 本発明の表示装置の製造方法に係る一実施の形態の一例を示した製造工程図である。
符号の説明
1…素子転写装置、11…第1基板支持部、12…第2基板支持部、21…あおり部、31…可動ステージ、41…測定部

Claims (14)

  1. 第1基板が載置される第1基板支持部と、
    前記第1基板に対向するように配置される第2基板を支持する第2基板支持部と、
    前記第1基板と前記第2基板とが平行になるように前記第1基板支持部の位置調整を行うあおり部と、
    前記あおり部を支持して移動させる可動ステージと、
    前記第1基板と前記第2基板との間隔を測定する測定部と
    を備えたことを特徴とする素子転写装置。
  2. 前記第2基板に対して前記第1基板を位置合わせするアライメント部
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の素子転写装置。
  3. 前記あおり部は前記第1基板支持部の一部を昇降動作させる3個のアクチュエータからなり、
    前記アクチュエータは3角形の頂点となる位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の素子転写装置。
  4. 前記あおり部は、
    前記第1基板に接着された素子を前記第2基板に形成された接着層に接着させる位置に上昇させる動作と、
    前記接着層に前記素子を接着させた状態にして前記素子から前記第1基板を引き離す動作とを行う
    ことを特徴とする請求項1記載の素子転写装置。
  5. 前記測定部は、前記第2基板を透過させた光により前記第1基板と前記第2基板との距離を測定するものからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の素子転写装置。
  6. 前記可動ステージはx、y、z、θ方向に前記あおり部を移動させるものからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の素子転写装置。
  7. 前記可動ステージは、
    前記第1基板に接着された素子を前記第2基板に形成された接着層に接着させる位置に上昇させる動作と、
    前記接着層に前記素子を接着させた状態にして前記素子から前記第1基板は引き離す動作とを行う
    ことを特徴とする請求項1記載の素子転写装置。
  8. 第1基板に接着された素子を第2基板に形成された接着層に接着させる素子転写方法であって、
    前記第1基板と前記第2基板とを接近させる基板接近工程と、
    前記第1基板と前記第2基板との間隔を測定した測定値に基づいて前記第1基板と前記第2基板とが平行となるように調整する平行出し工程と、
    前記第1基板と前記第2基板との平行が保たれた状態で前記第1基板と前記第2基板とを接近させて前記素子を前記接着層に接着させる素子接着工程と
    を備えたことを特徴とする素子転写方法。
  9. 前記基板接近工程は、
    前記第1基板と前記第2基板とを所定の距離を保って対向させるアライメント工程と、
    前記第1基板と前記第2基板との間隔を測定する基板間隔測定工程と、
    前記第1基板と前記第2基板との間隔が基準の範囲内か否かを判定する基板間隔判定工程と、
    前記第1基板と前記第2基板との間隔が所定の範囲内にない場合には、前記第1基板と前記第2基板との間隔が基準の範囲内になるように前記第1基板と前記第2基板との間隔を調整して、前記基板間隔測定工程に戻る基板間調整工程と
    を備えたことを特徴とする請求項8記載の素子転写方法。
  10. 前記平行出し工程は、
    前記第1基板と前記第2基板とを平行に調整する基板平行出し工程と、
    前記第1基板と前記第2基板との間隔を測定する基板間の平行測定工程と、
    前記第1基板と前記第2基板とが平行か否かを判定する基板間の平行判定工程と、
    前記第1基板と前記第2基板とが平行と許容できる範囲内にない場合には、前記第1基板と前記第2基板とが平行になるように前記第1基板と前記第2基板との間隔を調整して、前記基板間の平行測定工程に戻る基板間の平行調整工程と、
    を備えたことを特徴とする請求項8記載の素子転写方法。
  11. 前記素子接着工程の後、
    前記素子を前記接着層に接着させた状態を保持する素子接着保持工程と、
    前記素子を前記接着層に接着させた状態で前記第1基板と前記第2基板とを引き離して前記素子から前記第1基板を引き離す基板離間工程と
    を備えたことを特徴とする請求項8記載の素子転写方法。
  12. 前記第1基板に接着された素子を前記第2基板に形成された接着層に接着させた後、
    前記第1基板を新たな素子が接着された第1基板に交換する工程を行い、
    その後、前記基板接近工程と、前記平行出し工程と、前記素子接着工程とを行って、
    前記新たな素子を前記第2基板の別の位置に接着させる
    ことを特徴とする請求項8記載の素子転写方法。
  13. 前記第1基板に接着された素子を前記第2基板に形成された接着層に接着させた後、
    前記第1基板を新たな素子が接着された第1基板に交換する工程を行い、
    その後、前記基板接近工程と、前記平行出し工程と、前記素子接着工程とを行って、
    前記新たな素子を前記第2基板の別の位置に接着させる
    ことを複数回繰り返す
    ことを特徴とする請求項12記載の素子転写方法。
  14. 第1基板に接着された発光素子を第2基板に形成された接着層に接着させて、複数の発光素子を配列実装する表示装置の製造方法において、
    第1基板に接着された素子を第2基板に形成された接着層に接着させる方法は、
    前記第1基板と前記第2基板とを接近させる基板接近工程と、
    前記第1基板と前記第2基板との間隔を測定した測定値に基づいて前記第1基板と前記第2基板とが平行となるように調整する平行出し工程と、
    前記第1基板と前記第2基板との平行が保たれた状態で前記第1基板と前記第2基板とを接近させて前記素子を前記接着層に接着させる素子接着工程と
    を備えたことを特徴とする表示装置の製造方法。
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