JP2006322377A - オイルセンサ及び密閉型電動圧縮機 - Google Patents

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洋 杉浦
Akio Uratani
昭夫 浦谷
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Abstract

【課題】温度差に基づいて油面を検出する場合、検出対象を正確に判定し得るようにして潤滑油の充足及び不足を判定し得るようにする。
【解決手段】ケーシング2に溶接によって取付けられた密封端子1と密封端子1に取付けられた2つの温度検知素子5、6を用いて油面位置の検出を行う密閉型圧縮機において、油の浪打ちおよび上方からのオイルの飛散が温度検知素子5、6に触れることを防ぐため、上側温度検知素子の上方に阻止板4を設ける。オイルの飛散が温度検知素子5、6に直接触れることを防ぎ、オイルセンサとしての安定した動作を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、密閉容器内の潤滑油油面位置の異常低下を検知するオイルセンサ、及びそれを用いた密閉型電動圧縮機に関する。
圧縮機構と電動機とを密閉ハウジングに収納した密閉型電動圧縮機(以下、単に“圧縮機”と称す)は、冷媒が漏洩せず、水分の侵入等のおそれも無いことから高い信頼性を有し、従来から空調機や冷蔵庫の用途に広く用いられている。
上記圧縮機では、ハウジング内に貯留する潤滑油を圧縮機構や軸受等に供給して潤滑を行うようにしている。この時、潤滑油の一部は圧縮されたガス冷媒と共にハウジング外に吐出されるが、通常の状態では潤滑油が冷媒回路を循環して再びハウジング内に戻るため、ハウジングにおける潤滑油の貯留量は確保される。しかしながら、運転状態によっては潤滑油が充分にハウジング内に戻らずに貯留量が不足して潤滑不良に至る危険を生ずる場合もある。
このような問題に対する解決策として、ハウジング内に貯留された潤滑油の貯留量不足を検知した場合には圧縮機を停止して冷媒回路から潤滑油を回収する運転を行うなどの保護動作を行い、圧縮機の破損を回避するという方法が知られている。
潤滑油の貯留量不足を検知する手段としては、通常の潤滑油貯留量では共に潤滑油中に浸漬され、潤滑油面が管理下限位置となったときにガス冷媒中に露出するように配置された第1の温度検知素子と、潤滑油面が管理下限位置になっても潤滑油中に浸漬されたままであるように配置された第2の温度検知素子とからなるオイルセンサを用いるものがある。ここで、圧縮機の運転中は潤滑油とガス冷媒の温度差は大きく異なっている為、上記のオイルセンサでは潤滑油面が管理下限位置となった時には第1の温度検知素子と第2の温度検知素子の検知する温度が大きく異なる為確実に潤滑油面が管理下限位置となったことを検知することができる。
一方、2つの温度検知素子を用いて油面の検出を行う際、冷凍サイクル中で使用される圧縮機の運転条件によっては、貯留された潤滑油の油面の波打ちや、上方からの油の飛散が上側温度検知素子に直接触れ、油面を正確に検知できなくなるという課題があった。
特開2001−32772号公報
しかしながら、油面の波打ちや油の飛散への対策はなされておらず、運転条件によってはオイルセンサが誤動作をし、信頼性の低下を招くといった問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、圧縮機の構成を簡素に維持しつつハウジング内における潤滑油面の位置を確実に検出し、併せてかかる圧縮機を用いた冷凍装置の信頼性向上を図ることを目的とする。
前記従来の課題を解決する為に、本発明のオイルセンサは、潤滑油溜り油面の管理下限位置に上下方向に配置された第1及び第2の温度検知素子を有し、かつ前記上側温度検知素子の上方に飛散した油が温度検知素子に降り注ぐことを防止する阻止板を配置する。
これによって、油面の波打ちや油の飛散が直接温度検知素子に触れることを防止し、正確な油面検知を行うことができる。
本発明のオイルセンサは、簡単な構成で且つ安価に、潤滑油の波打ち及び飛散による油面検知誤動作を防止することができる。
第1の発明は、冷凍サイクルに接続された密閉ハウジング内に配置され、前記密閉ハウジングの底部に形成された潤滑油溜り油面位置を検知するオイルセンサであって、前記オイルセンサは前記潤滑油溜り油面の管理下限位置に上下方向に配置された第1及び第2の温度検知素子を有し、かつ前記上側温度検知素子の上方に阻止板を有することにより、温度検知素子が飛散した油に接触することが無いので、オイルセンサの誤動作を防止することができる。
第2の発明は、阻止板を温度検知素子の上方および反密封端子側を覆う様に配置したものであり、油面の浪打ちが上側温度検知素子に触れる機会が減少し、オイルセンサの誤動作を防止することができる。
第3の発明は、第1から第2の発明のオイルセンサを有する密閉型電動圧縮機であり、貯留潤滑油量が管理下限量以下になったことを確実に検知できるので、信頼性の高い圧縮機とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態におけるオイルセンサを搭載した密閉形圧縮機の断面図である。図3において、温度検知素子はケーシング2に溶接によって取付けられた密封端子に固定される。そして、密封端子1より信号を外部へ取り出す。
図1は、本発明の一実施の形態におけるオイルセンサ3近傍の要部断面図である。オイルセンサ3は上側温度検知素子5、下側温度検知素子6、密封端子1、及び温度検知素子の上方を覆う様に配置された阻止板4で構成されており、上下温度検知素子の温度の差から油面を検知する際、上方から降り注ぐ飛散油が温度検知素子に降りかかるのを阻止する。
以上のように構成されたオイルセンサ3について、以下その動作、作用を説明する。密閉型圧縮機は寝込み始動時などに油面の浪打ち及び油の飛散が起こる。温度検知素子に油の浪打ちや飛散が触れると、温度検知素子の誤作動の原因になる。そのため、上側温度検知素子に油の浪打ちや飛散が接触することを防がなければならない。そこで上側温度検知素子の上方に阻止板4を設ける。阻止板を設けることにより、油の浪打ちや飛散のオイル検知素子への接触を防ぎ、オイルセンサとして安定した動作を実現する。
(実施の形態2)
図2は、本発明のもう一つの実施の形態におけるオイルセンサ31近傍の要部断面図である。オイルセンサ31は上側温度検知素子5、下側温度検知素子6、密封端子1、及び温度検知素子の上方及び反密封端子側を覆う様に配置された阻止板7で構成されており、上下温度検知素子の温度の差から油面を検知する際、上方から降り注ぐ飛散油が温度検知素子に降りかかるのを阻止すると同時に波打ちによる横方向からの油が温度検知素子に降りかかるのを阻止することができる。
以上のように、本発明にかかるオイルセンサは、油面の検出が誤検知なく確実に行えるので、密閉型圧縮機に限らず、耐圧容器や各種配管内の油面や他の液面の確認や制御にも適用できる。
本発明第1の実施の形態に係るオイルセンサ要部断面図 本発明第2の実施の形態に係るオイルセンサ要部断面図 本発明の実施の形態に係る圧縮機の断面図
符号の説明
1 密封端子
2 ケーシング
3 オイルセンサ
31 オイルセンサ
4 阻止板
5 上側温度検知素子
6 下側温度検知素子
7 阻止板

Claims (3)

  1. 冷凍サイクルに接続された密閉ハウジング内に配置され、前記密閉ハウジングの底部に形成された潤滑油溜り油面位置を検知するオイルセンサであって、前記オイルセンサはケーシングに溶接によって取付けられた密封端子と、該密封端子に取付けられた前記潤滑油溜り油面の管理下限位置に上下方向に配置された第1及び第2の温度検知素子を有し、かつ飛散した油が温度検知素子に降り注ぐことを防止する阻止板を前記第1及び第2の温度検知素子の上方に設けたことを特徴としたオイルセンサ。
  2. 阻止板は温度検知素子の上方および反密封端子側を覆う様に配置されていることを特徴とする請求項1記載のオイルセンサ。
  3. 請求項1記載のオイルセンサを有する密閉型電動圧縮機。
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