JP2006321518A - 携帯用振出し容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り出し量の調整が可能で、しかも蓋体を上下方向にスライドさせることが可能な携帯用の振出し容器を提供すること。
【解決手段】筒状容器本体10の上部は首部11が薄肉に形成され、首部の下方には外方に突出した環状凸部12が形成され、キャップ20の周壁23は、筒状容器本体に打栓時に首部を跨ぐように空間部25を介して内側周壁26と外側周壁27の二重壁構造からなり、外側周壁の先端縁近傍の売り側には、キャップを打栓時に首部の環状凸部を乗り越え環状凸部と嵌合するキャップ環状凸部28が形成され、スライド蓋部材30は、キャップの天板開放部22を密閉する蓋部材天板部31と蓋部材天板部の端縁から垂下したキャップの周壁開放部を密閉する蓋部材周壁部32から構成され、蓋部材周壁部の内側下縁には、蓋部材突出部33が内方に向けてキャップの周壁開放部を上下方向にスライド可能に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、粒状の菓子や薬剤等を収容する携帯用振出し容器に関するものであり、特には、プラスチック製で、キャップに取り付けられた蓋体を上下にスライドさせることにより振出し口の開閉を行うことができ、しかも、振出す際には粒状の菓子や薬剤等を少量ずつ振出すことが可能な携帯用振出し容器に関する。
従来、プラスチック成形容器からなり、蓋体をスライドさせることにより振出し口を開閉して内容物を取り出す振出口付き容器として、いくつかの発明・考案が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記先行技術文献を示す。
実開平4−112072号公報。
しかし、この考案は、図5に示すように、蓋体(400)を左右にスライドさせて容器本体(100)に形成された振出し口(200)を開閉する構造になっているうえ、蓋体(400)を左右にスライドさせる途中にストッパー等がついていないので、振出し口(200)の大きさを調整することはできず、振出し口を開けるか閉めるかしかなく、内容物(800)の振出し量を調節することは出来なかった。
本発明は、蓋体をスライドさせて振出し口から内容物を取り出す振出し容器に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、取り出し量の調整が可能で、しかも蓋体が上下方向にスライドする携帯用の振出し容器を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、プラスチック製の筒状容器本体と、該筒状容器本体の首部に嵌合される天板の中央が開放され、周壁の一部は上端から下端近傍まで前記天板の開放部から連続した周壁開放部が形成されたキャップと、前記キャップの天板開放部と周壁開放部に係合して上下方向にスライドして天板開放部と周壁開放部とを開閉するスライド蓋部材の3部材から構成される携帯用振出し容器であって、前記筒状容器本体の上部は、首部が薄肉に形成され、首部の下方には外方に向けて突出した環状凸部が形成され、前記キャップの周壁は、筒状容器本体に打栓時に容器本体の首部を跨ぐように空間部を介して内側周壁と外側周壁の二重構造からなり、外側周壁の先端縁近傍の内側には、キャップを筒状容器本体に打栓時に首部の環状凸部を乗り越え環状凸部と嵌合するキャップ環状凸部が形成され、前記スライド蓋部材は、キャップの天板開放部を密閉する蓋部材天板部と、蓋部材天板部の端縁から垂下したキャップの周壁開放部を密閉する蓋部材周壁部とから構成され、前記蓋部材周壁部の内側下縁には、キャップの抜け防止及び開口部の位置決めを兼ねた蓋部材突出部が内方に向けてキャップの周壁開放部を上下方向にスライド可能に設けられていることを特徴とする、携帯用振出し容器である。
このように請求項1記載の発明によれば、筒状容器本体の上部は、首部が薄肉に形成され、首部の下方には外方に向けて突出した環状凸部が形成され、前記キャップの周壁は、筒状容器本体に打栓時に容器本体の首部を跨ぐように空間部を介して内側周壁と外側周壁の二重構造からなり、外側周壁の先端縁近傍の内側には、キャップを筒状容器本体に打栓
時に首部の環状凸部を乗り越え環状凸部と嵌合するキャップ環状凸部が形成され、前記スライド蓋部材は、キャップの天板開放部を密閉する蓋部材天板部と、蓋部材天板部の端縁から垂下したキャップの周壁開放部を密閉する蓋部材周壁部とから構成され、前記蓋部材周壁部の内側下縁には、キャップの抜け防止及び開口部の位置決めを兼ねた蓋部材突出部が内方に向けてキャップの周壁開放部を上下方向にスライド可能に設けられているので、筒状容器本体の首部にキャップを嵌め込み、スライド蓋部材で下方向にスライドさせてキャップの天板開放部と周壁開放部をスライド蓋部材で密閉すると、筒状容器本体に収納されている粒状の内容物は外に飛び出さないし、スライド蓋部材をキャップの周壁開放部に沿って上方にスライドさせると、スライド蓋部材に設けられた蓋部材突出部がキャップに設けられた周壁開放部の周縁を滑って行き、一定位置で停止させ、振出し口を形成させることができ、周壁開放部から収納されていた粒状の内容物を外に振り出すことができる。
また、蓋部材周壁部の内側下縁に設けられている蓋部材突出部により、スライド蓋部材がキャップから抜け落ちないし、内容物に応じて周壁開放部の長さを変動させることで、振出し量を調整することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記スライド蓋部材の蓋部材周壁部外側には、滑り止め用の突条が設けられていることを特徴とする、携帯用振出し容器である。
このように請求項2記載の発明によれば、スライド蓋部材の蓋部材周壁部外側には、滑り止め用の突条が設けられているので、一本の指のみでスライド蓋部材をスライドさせることができ、スライド蓋部材の上下が容易にできる。
このように本発明の携帯用振出し容器は、片手でキャップに設けられたスライド蓋部材を上下方向にスライドさせることで粒状の内容物を容易に振出すことが可能で、なおかつ、振出す際に粒状の内容物を少量ずつ出すことも可能である。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の携帯用振出し容器(1)は、例えば、図1〜図3に示すように、筒状容器本体(10)と、該筒状容器本体の首部(11)に嵌合される天板の中央が開放され、周壁の一部は上端から下端近傍まで前記天板の開放部から連続した周壁開放部が形成されたキャップ(20)と、前記キャップの天板開放部(22)と周壁開放部(24)に係合して上下方向にスライドして天板開放部(22)と周壁開放部(24)とを開閉するスライド蓋部材(30)の3部材から構成される。
そして、一般的には、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどのような熱可塑性樹脂を射出成形して作製するものである。
筒状容器本体(10)の上部は、首部(11)が薄肉に形成されており、首部(11)の下方には外方に向けて突出した環状凸部(12)が形成されている。
キャップの周壁(23)は、筒状容器本体(10)に打栓時に容器本体の首部(11)を跨ぐように空間部(25)を介して内側周壁(26)と外側周壁(27)の二重構造からなっている。
そして、外側周壁(27)の先端縁近傍の内側には、キャップ(20)を筒状容器本体(10)に打栓時に首部の環状凸部(12)を乗り越え環状凸部(12)と嵌合するキャップ環状凸部(28)が形成されている。
スライド蓋部材(30)は、キャップ(20)の天板開放部(22)を密閉する蓋部材天板部(31)と、蓋部材天板部(31)の端縁から垂下したキャップ(20)の周壁開放部(24)を密閉する蓋部材周壁部(32)とから構成されている。
蓋部材周壁部(32)の内側下縁には、キャップの抜け防止及び開口部の位置決めを兼ねた蓋部材突出部(33)が内方に向けて周壁開放部(24)を上下方向にスライド可能に設けられている。
また、スライド蓋部材(30)の蓋部材周壁部(32)外側には、滑り止め用の突条(34)が設けられている。蓋部材周壁部(32)の外側に突条(34)を設けることにより、一本の指のみでスライド蓋部材をスライドさせることができ、振出し口(35)の開閉が容易にできる。
本発明の携帯用振出し容器の一実施例を示す、斜視説明図である。 本発明の携帯用振出し容器のスライド蓋部材を上方にスライドさせて、内容物を振りだせる状態の一実施例を示す、斜視説明図である。 本発明の携帯用振出し容器の、(a)はスライド蓋部材、(b)はキャップ、(c)は筒状容器本体を示す、分解説明図である。 本発明の携帯用振出し容器の、(a)は閉じた状態の一実施例を示す、断面説明図であり、(b)はスライド蓋部材を上方にスライドさせて振出し口を露出させた状態の一実施例を示す、断面説明図である。 従来の携帯用振出し容器の一例を示す、(a)は容器本体に蓋体を装着した状態の要部断面説明図であり、(b)は容器本体の斜視説明図であり、(c)は蓋体の斜視説明図である。
符号の説明
1‥‥携帯用振出し容器
10‥‥筒状容器本体
11‥‥首部
12‥‥環状凸部
20‥‥キャップ
21‥‥天板
22‥‥天板開放部
23‥‥周壁
24‥‥周壁開放部
25‥‥空間部
26‥‥内側周壁
27‥‥外側周壁
28‥‥キャップ環状凸部
30‥‥スライド蓋部材
31‥‥蓋部材天板部
32‥‥蓋部材周壁部
33‥‥蓋部材突出部
34‥‥突条
35‥‥振出し口
100‥‥容器本体
200‥‥振出し口
400‥‥蓋体
800‥‥内容物

Claims (2)

  1. プラスチック製の筒状容器本体と、該筒状容器本体の首部に嵌合される天板の中央が開放され、周壁の一部は上端から下端近傍まで前記天板の開放部から連続した周壁開放部が形成されたキャップと、前記キャップの天板開放部と周壁開放部に係合して上下方向にスライドして天板開放部と周壁開放部とを開閉するスライド蓋部材の3部材から構成される携帯用振出し容器であって、
    前記筒状容器本体の上部は、首部が薄肉に形成され、首部の下方には外方に向けて突出した環状凸部が形成され、
    前記キャップの周壁は、筒状容器本体に打栓時に容器本体の首部を跨ぐように空間部を介して内側周壁と外側周壁の二重壁構造からなり、外側周壁の先端縁近傍の内側には、キャップを筒状容器本体に打栓時に首部の環状凸部を乗り越え環状凸部と嵌合するキャップ環状凸部が形成され、
    前記スライド蓋部材は、キャップの天板開放部を密閉する蓋部材天板部と、蓋部材天板部の端縁から垂下したキャップの周壁開放部を密閉する蓋部材周壁部とから構成され、前記蓋部材周壁部の内側下縁には、キャップの抜け防止及び開口部の位置決めを兼ねた蓋部材突出部が内方に向けてキャップの周壁開放部を上下方向にスライド可能に設けられていることを特徴とする、携帯用振出し容器。
  2. 前記スライド蓋部材の蓋部材周壁部外側には滑り止め用の突条が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の携帯用振出し容器。
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