JP2006321386A - ラッゲージパネルの開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 荷室スペースを車両幅方向両側により広く確保して、ラッゲージパネルを前開きすることができるラッゲージパネルの開閉装置を提供する。
【解決手段】 車両の幅方向両側に配設された一対の開閉機構11は、車体とラッゲージパネル12との間に設けられた前開きリンク機構22をそれぞれ備え、これら前開きリンク機構によりラッゲージパネルを軸17周りに回転させてラッゲージパネルを前開きする。各前開きリンク機構は、車体に固定されたガイドレール25と、ガイドレールに摺動自在に支持され、駆動ケーブル14に接続されたシュー26と、一側端部及び他側端部がそれぞれシュー及びラッゲージパネルに回転自在に支持されたリンク27とを有し、駆動ケーブルの押し出しに基づき、シューがガイドレールに沿って上方に向かって摺動されることで、リンクを介してラッゲージパネルを軸17周りに回転させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラッゲージパネルの開閉装置に関するものである。
従来、ラッゲージパネルの開閉装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この開閉装置は、ラッゲージパネル(8)を支持する車両幅方向両側に配設されたブラケット(25,25’)を繋げるU字形状の補助フレーム(26)を備えている。この補助フレームは、車両後部に配設された軸(29,30)により車体に対し回転自在に支持されている。この開閉装置は、車両幅方向両側に配設された油圧シリンダ(31,32)により補助フレームを押して車体に対する回転中心(軸)周りに補助フレームを回転させることで、ブラケットに支持されたラッゲージパネルを前開きするものである。
独国特許発明第44 45 944 C1号明細書(第1−6図)
ところで、上記したU字形状の補助フレームは、車両幅方向両側に車両後部の回転中心から車両前方に向かってブラケット側に延びる延出部を有しているため、補助フレームの回転許容分も含めて荷室スペースの車両幅方向両側の空間がこれら延出部に占有されている。このため、荷室スペースとしてその車両幅方向両側の空間を使用することができず、例えばゴルフバッグなどの長尺な物を荷室スペースに収納することができない。
本発明の目的は、荷室スペースを車両幅方向両側により広く確保して、ラッゲージパネルを前開きすることができるラッゲージパネルの開閉装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の幅方向両側に配置され、車体とラッゲージパネルとの間に設けられた一対の前開きリンク機構を備え、これら前開きリンク機構により前記ラッゲージパネルを前記車体に対する回転中心周りに回転させて該ラッゲージパネルを前開きするラッゲージパネルの開閉装置において、前記各前開きリンク機構は、車体に固定されたガイドレールと、前記ガイドレールに摺動自在に支持され、ケーブルに接続された摺動部材と、一側端部及び他側端部がそれぞれ前記摺動部材及び前記ラッゲージパネルに回転自在に支持されたリンクとを有し、前記ケーブルの押し出し及び引き込みのいずれか一方に基づき、前記摺動部材が前記ガイドレールに沿って一側に摺動されることで、前記リンクを介して前記ラッゲージパネルを前記車体に対する回転中心周りに回転させることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、ベース部材と前記ラッゲージパネルとの間に設けられ、該ラッゲージパネルを後開きする後開きリンク機構を備え、前記各前開きリンク機構は、前記車体と前記ベース部材との間に設けられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、前記各ガイドレールは、ホイールハウスに沿って曲成されてなることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、一対の前記ケーブルは、1つのアクチュエータで同時に駆動されてなることを要旨とする。
以上詳述したように、請求項1又は2に記載の発明では、前記各前開きリンク機構は、前記ケーブルの押し出し及び引き込みのいずれか一方に基づき、前記摺動部材が前記ガイドレールに沿って一側に摺動されることで、前記リンクを介して前記ラッゲージパネルを前記車体に対する回転中心周りに回転させ、該ラッゲージパネルを前開きする。この場合、車両の幅方向両側に一対で配置される前記ガイドレールは、前記摺動部材を摺動自在に支持し得ればその形状の自由度が高く、例えば荷室スペースの車両幅方向両側の空間を避けるようにこれらガイドレールを曲成・配置することで、その搭載のために荷室スペースの車両幅方向両側で占有される空間が低減される。また、前記一対のガイドレールは、車体に対し固定されているため、荷室スペースの車両幅方向両側に前記摺動部材の摺動に伴う前記リンクの動作を許容し得る空間さえ確保すればよい。このように、前記一対の前開きリンク機構に必要な荷室スペースの車両幅方向両側の空間を低減できることで、その分、荷室スペースを車両幅方向両側により広く確保することができる。
請求項3に記載の発明では、前記各ガイドレールは、ホイールハウスに沿って曲成されていることで、該ガイドレールの配置にあたって、荷室スペースの車両幅方向両側の空間を好適に避けることができる。
請求項4に記載の発明では、例えば前記各ケーブルごとにこれを駆動(押し出し又は引き込み)するためのアクチュエータを個別に配設する場合に比べて部品点数を低減することができる。また、このような場合に必要となる両アクチュエータの同期制御も不要である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図6は、本発明が適用される自動車などの車両の後尾を模式的に示す平面図である。同図に示されるように、車両後尾には、車両の幅方向両側で対をなして開閉機構11が配設されている。そして、これら開閉機構11には、ラッゲージパネル12が支持されている。このラッゲージパネル12は、上記開閉機構11の作動によって後述の態様で前側及び後側に開閉される。そして、上記ラッゲージパネル12は、例えば前側に開閉されることで、格納自在なルーフパネル(屋根部)の格納スペースを開閉する。あるいは、上記ラッゲージパネル12は、後側に開閉されることで、その下方に形成された荷室スペースを開閉する。
車両後部の車体にはアクチュエータ13が搭載されており、各開閉機構11はケーブルとしての駆動ケーブル14を介してこのアクチュエータ13に駆動連結されている。上記駆動ケーブル14は、例えばギヤードケーブルからなり、後述の態様でアクチュエータ13から動力伝達されることで押し引きされる。このアクチュエータ13は、前記ラッゲージパネル12の前開きに係る両開閉機構11の作動を同時に行う。
なお、車両後部において、ラッゲージパネル12と車体との間には、これらのロック・アンロック状態を切り替えるロック装置15が設けられている。後述するように、このロック装置15は、前記ラッゲージパネル12を前側に開閉する際にはロック状態にされたままであり、後側に開閉する際にアンロック状態とされる。
次に、前記開閉機構11及びロック装置15について、図1〜図3に従って説明する。なお、図1、図2及び図3は、前記ラッゲージパネル12の全閉状態、後開きでの全開状態及び前開きでの全開状態をそれぞれ示す側面図である。
同図に示されるように、前記ロック装置15は、ラッゲージパネル12に設けられたストライカ16と、軸17により車体に回転自在に支持されたラッチ(キャッチ機構)18とを備えている。上記ロック装置15は、これらストライカ16及びラッチ18の係合が解除されることでアンロック状態とされ、前記ラッゲージパネル12は後側に開閉可能となる(図2参照)。一方、上記ロック装置15は、これらストライカ16及びラッチ18が係合されることでロック状態とされる。この際、前記ラッゲージパネル12は、前記ロック装置15とともに軸17周りに回転することで前側に開閉可能となる(図3参照)。
上記開閉機構11は、ベース部材21と、車体及びベース部材21の間に設けられた前開きリンク機構22と、ベース部材21及び前記ラッゲージパネル12の間に設けられた後開きリンク機構23と、ダンパー24とを備えている。そして、前記前開きリンク機構22は、ガイドレール25と、摺動部材としてのシュー26と、リンク27とを有している。
前記ガイドレール25は車体に固定されており、車体に形成されたホイールハウス30の後部側の形状に沿って曲成されている。すなわち、このガイドレール25は、車両の下方から上方に向かうに従い、下側端部に対し上側端部が車両前方に配置されるように滑らかに曲成されている。つまり、車両の幅方向両側に配置される一対のガイドレール25は、荷室スペースの車両幅方向両側の空間を避けるように曲成・配置されている。そして、前記シュー26は、このガイドレール25に摺動自在に支持されている。
前記リンク27は、前記ガイドレール25よりも緩やかに曲成されており、一側端部及び他側端部がそれぞれ軸31,32により前記シュー26及び前記ベース部材21に回転自在に支持されている。
従って、前記ロック装置15のロック状態において、前記シュー26が上方に向かってガイドレール25を摺動すると、リンク27が起き上がってラッゲージパネル12が軸17周りに回転して前開きする(図3参照)。このラッゲージパネル12の前開きは、前記シュー26が下方に向かってガイドレール25を摺動することで閉じられることはいうまでもない。
前記ベース部材21は、前記前開きリンク機構22を介して車体に支持されており、例えば図1及び図2で示したラッゲージパネル12の全閉状態や後側に開閉される状態では、車体に保持される態様で静止している(車体によるベース部材21の保持態様については図示省略)。
前記後開きリンク機構23は、リンク28,29を有している。リンク28は、一側端部及び他側端部がそれぞれ軸33,34により前記ベース部材21及び前記ラッゲージパネル12に回転自在に支持されている。同様に、リンク29は、一側端部及び他側端部がそれぞれ軸35,36により前記ベース部材21及び前記ラッゲージパネル12に回転自在に支持されている。
つまり、後開きリンク機構23(リンク28,29)は、上記ベース部材21及びラッゲージパネル12とともに4節回転連鎖を構成する。従って、前記ベース部材21が車体に保持されているとき、前記ロック装置15のアンロック状態において、前記ラッゲージパネル12の後部を上方に持ち上げると、後開きリンク機構23が起き上がってラッゲージパネル12が後開きする(図2参照)。このラッゲージパネル12の後開きは、同ラッゲージパネル12の後部を下方に引き下ろすことで閉じられることはいうまでもない。この際、上記ロック装置15は、前記ストライカ16及びラッチ18が係合されることでロック状態とされる(図1参照)。
なお、前記ダンパー24は、一側端部及び他側端部がそれぞれ前記ベース部材21及び前記ラッゲージパネル12に回転自在に支持されている。このダンパー24は、長手方向(軸方向)に付勢力を発生して前記ラッゲージパネル12の後開きを助勢する。
ここで、図4及び図5は、それぞれラッゲージパネル12の全閉状態や後開きの状態における前開きリンク機構22及びラッゲージパネル12の前開きでの全開状態(図3の状態)における前開きリンク機構22を、車両後部から見た立面図を示している(同図では、車両前方に向かって右半分のみを図示)。同図に示したように、車両後部には、前記両ガイドレール25の下側端部に繋がってこれらガイドレール25を橋渡しするギヤハウジング41が設けられている。このギヤハウジング41は車体に対し固定されており、その長手方向中間部(車両幅方向中間部)には連結部42が設けられている。
前記アクチュエータ13は、減速機付モータ43を有しており、前記連結部42に対応してその出力軸43aが配置されている。前記一対の駆動ケーブル14は、一側端部が各対応するシュー26に接続されており、他側端部が出力軸43aの一側及び他側(図4及び図5の左右両側)に離隔される態様で前記連結部42を貫通して同出力軸43aにそれぞれ噛合連結されている。前記一対の駆動ケーブル14は、前記アクチュエータ13の駆動によって同時に押し出し又は引き込みされる。
なお、前記連結部42と各ガイドレール25との間には、出力軸43aを基準に前記シュー26側に延びてこれに連結される前記駆動ケーブル14の一方の端部を案内するための第1ガイドパイプ44が設けられている。また、前記連結部42と各ガイドレール25との間には、出力軸43aを基準に前記シュー26の反対側に延びる前記駆動ケーブル14の他方の端部(自由端)を案内するための第2ガイドパイプ45が設けられている。従って、前記各駆動ケーブル14は、その押し出し又は引き込みに伴う移動がこれら第1及び第2ガイドパイプ44,45に案内されることで、例えば端末部の勝手な動作が防止されている。
次に、本実施形態における動作について総括して説明する。
図1に示したように、ラッゲージパネル12の全閉状態では、前記ロック装置15はロック状態にあり、前記ベース部材21も車体に保持されている。
この状態で、ストライカ16とラッチ18との係合を解除して前記ロック装置15をアンロック状態とし、前記ラッゲージパネル12の後部を上方に持ち上げると、車体に保持されたベース部材21に対し各後開きリンク機構23が起き上がってラッゲージパネル12が図2に示した全開状態まで後開きする。また、上記ラッゲージパネル12の後開きは、同ラッゲージパネル12の後部を下方に引き下ろすことで閉じられる。
一方、図1に示したラッゲージパネル12の全閉状態で、前記アクチュエータ13(減速機付モータ43)を駆動して前記一対の駆動ケーブル14を同時に押し出すと、前記各シュー26が上方に向かってガイドレール25を摺動する。これにより、前記各リンク27が起き上がってラッゲージパネル12が軸17周りに回転し、図3に示した全開状態まで前開きする。また、上記ラッゲージパネル12の前開きは、前記アクチュエータ13の駆動により前記一対の駆動ケーブル14を同時に引き込んで前記各シュー26が下方に向かうようにガイドレール25を摺動させることで、前記各リンク27が倒れラッゲージパネル12が軸17周りに回転して閉じられる。そして、図1に示したラッゲージパネル12の全閉状態に復帰する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、前記各前開きリンク機構22は、前記駆動ケーブル14の押し出しに基づき、前記シュー26が前記ガイドレール25に沿って上方に向かって摺動されることで、前記リンク27を介して前記ラッゲージパネル12を軸17周りに回転させ、同ラッゲージパネル12を前開きする。そして、車両の幅方向両側に一対で配置される前記ガイドレール25は、その形状の自由度が高いことを利用して、荷室スペースの車両幅方向両側の空間を避けるようにホイールハウス30に沿って曲成・配置されている。従って、これらガイドレール25の搭載のために荷室スペースの車両幅方向両側で占有される空間が低減される。また、前記一対のガイドレール25は、車体に対し固定されているため、荷室スペースの車両幅方向両側に前記摺動部材の摺動に伴う前記リンク27の動作を許容し得る空間さえ確保すればよい。このように、前記一対の前開きリンク機構22に必要な荷室スペースの車両幅方向両側の空間を低減できることで、その分、荷室スペースを車両幅方向両側により広く確保することができる。そして、例えばゴルフバッグなどの長尺な物を荷室スペースに収納することができる。
(2)本実施形態では、一対の駆動ケーブル14は、1つのアクチュエータ13(減速機付モータ43)で同時に駆動されることで、例えば各駆動ケーブル14ごとにこれを駆動(押し出し又は引き込み)するためのアクチュエータを個別に配設する場合に比べて部品点数を低減することができる。また、このような場合に必要となる両アクチュエータの同期制御も不要である。
(3)本実施形態では、前記前開きリンク機構22を、ガイドレール25、シュー26及びリンク27による簡易な構造にすることができる。そして、上記前開きリンク機構22の構造を簡易化した分、前開きリンク機構22を軽量化することができ、コストも削減することができる。また、前記前開きリンク機構22の構造を簡易化した分、前開きリンク機構22に要する搭載スペースも削減することができる。さらに、前開きリンク機構22の動作も円滑化することができる。
(4)本実施形態では、荷室スペースを開放して荷物を出し入れするためのラッゲージパネル12の後開きができる。また、格納スペースを開放してルーフパネルを格納するためのラッゲージパネル12の前開きができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記ガイドレール25の形状及びその配置は一例であり、荷室スペースの車両幅方向両側の空間を避けるように曲成・配置すればよい。
・アクチュエータ13(減速機付モータ43)は、各駆動ケーブル14ごとに個別に備えていてもよい。この場合、前記一対の前開きリンク機構22が同時に作動するように各アクチュエータを同期制御すればよい。
・前開きリンク機構22は、例えば駆動ケーブル14の引き込みによって前記ラッゲージパネル12を前開きするものであってもよい。
・駆動ケーブル14は、例えばプッシュブルケーブルなどであってもよい。
・前記ベース部材21と前記ラッゲージパネル12とのロック・アンロック状態を切り替えるロック機構を設けてもよい。この場合、前記ラッゲージパネル12を前開きする際に、このロック機構により前記ベース部材21と前記ラッゲージパネル12とをロック状態にして、前記ラッゲージパネル12で前記ベース部材21を保持することで、前記後開きリンク機構23が誤作動(ラッゲージパネル12の後開きに係る動作)することをより確実に防止することができる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)請求項2に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、
前記ベース部材と前記ラッゲージパネルとのロック・アンロック状態を切り替えるロック手段を備えたことを特徴とするラッゲージパネルの開閉装置。この技術的思想によれば、例えば前記ロック手段により前記ベース部材と前記ラッゲージパネルとをロック状態にして、前記ラッゲージパネルで前記ベース部材を保持することで、前記ラッゲージパネルを前開きする際に前記後開きリンク機構が誤作動(ラッゲージパネルの後開きに係る動作)することをより確実に防止することができる。
本発明の一実施形態を示す全閉状態の側面図。 同実施形態を示す後開きでの全開状態の側面図。 同実施形態を示す前開きでの全開状態の側面図。 同実施形態の動作を示す立面図。 同実施形態の動作を示す立面図。 車両後尾を概略的に示す平面図。
符号の説明
11…開閉機構、12…ラッゲージパネル、13…アクチュエータ、14…ケーブルとしての駆動ケーブル、21…ベース部材、22…前開きリンク機構、23…後開きリンク機構、25…ガイドレール、26…摺動部材としてのシュー、27…リンク、30…ホイールハウス。

Claims (4)

  1. 車両の幅方向両側に配置され、車体とラッゲージパネルとの間に設けられた一対の前開きリンク機構を備え、これら前開きリンク機構により前記ラッゲージパネルを前記車体に対する回転中心周りに回転させて該ラッゲージパネルを前開きするラッゲージパネルの開閉装置において、
    前記各前開きリンク機構は、
    車体に固定されたガイドレールと、
    前記ガイドレールに摺動自在に支持され、ケーブルに接続された摺動部材と、
    一側端部及び他側端部がそれぞれ前記摺動部材及び前記ラッゲージパネルに回転自在に支持されたリンクとを有し、
    前記ケーブルの押し出し及び引き込みのいずれか一方に基づき、前記摺動部材が前記ガイドレールに沿って一側に摺動されることで、前記リンクを介して前記ラッゲージパネルを前記車体に対する回転中心周りに回転させることを特徴とするラッゲージパネルの開閉装置。
  2. 請求項1に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、
    ベース部材と前記ラッゲージパネルとの間に設けられ、該ラッゲージパネルを後開きする後開きリンク機構を備え、
    前記各前開きリンク機構は、前記車体と前記ベース部材との間に設けられていることを特徴とするラッゲージパネルの開閉装置。
  3. 請求項1又は2に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、
    前記各ガイドレールは、ホイールハウスに沿って曲成されてなることを特徴とするラッゲージパネルの開閉装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のラッゲージパネルの開閉装置において、
    一対の前記ケーブルは、1つのアクチュエータで同時に駆動されてなることを特徴とするラッゲージパネルの開閉装置。
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