JP2006320830A - 選別機 - Google Patents

選別機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006320830A
JP2006320830A JP2005145765A JP2005145765A JP2006320830A JP 2006320830 A JP2006320830 A JP 2006320830A JP 2005145765 A JP2005145765 A JP 2005145765A JP 2005145765 A JP2005145765 A JP 2005145765A JP 2006320830 A JP2006320830 A JP 2006320830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
bag
bag body
selection
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005145765A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Suzuki
敏彰 鈴木
Yuichiro So
雄一郎 宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto and Co Ltd, Yamamoto Co Ltd filed Critical Yamamoto and Co Ltd
Priority to JP2005145765A priority Critical patent/JP2006320830A/ja
Publication of JP2006320830A publication Critical patent/JP2006320830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 選別能力及び搬送能力を大きくしつつ粗選機の故障を抑制する。
【解決手段】 粗選部48では、大回転板54及び小回転板56が回転しており、粗選筒50内の落下溝68を通過しない袋体細片と落下溝68を通過する袋体細片及び穀物とが選別される。ここで、大回転板54と小回転板56とは楕円形板状にされると共に上側面の高さが異なるため、袋体細片及び穀物が上下に良好に揺動されると共に、落下溝68を通過しない袋体細片が装置左側へ良好に搬送されて、選別能力及び搬送能力を大きくできる。また、従来の揺動機構を設けておらず、かつ、駆動スプロケット、回転スプロケット及びチェーンを粗選筒50の外部に配置したため、粗選部48の故障を抑制できる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、通過物と搬送物とに選別する選別機に関する。
解袋装置の選別機としては、内部に穀物が収容された袋体を切断した後の穀物及び袋体細片(小片)と袋体細片(大片)とを分離選別する粗選部がある(例えば、特許文献1参照)。
この粗選部では、粗選箱が揺動機構(粗選モータ、粗選円盤、クランク及び支持棒)によって揺動可能にされると共に、粗選箱内の無端帯状の粗選網が走行機構(排出モータ、ベルト、スプロケット及びチェーン)によって回転走行可能にされており、粗選箱の揺動により粗選網が揺動されつつ、粗選網が回転走行される。これにより、粗選網を通過する穀物及び袋体細片(小片)と、粗選網を通過しないで粗選網によって搬送される袋体細片(大片)と、が分離選別される。
しかしながら、この粗選部では、袋体を切断した後の穀物が大量に落下することによる衝撃が粗選箱に繰り返して加わる等することで、粗選箱を揺動させる揺動機構(特に、粗選円盤、クランク及び支持棒)が故障し易い。
さらに、粗選箱内に走行機構のスプロケット及びチェーンが設けられているため、スプロケットとチェーンとの間に袋体細片が噛み込まれることで、スプロケット及びチェーンが故障し易い。
特開2002−145222公報
本発明は上記事実を考慮し、通過物と搬送物との選別能力及び搬送物の搬送能力を大きくしつつ故障を抑制可能にできる選別機を得ることが目的である。
請求項1に記載の選別機は、回転される回転軸と、前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転により回転されて上側面が上下に変位される第1回転体と、前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転により回転されて上側面が上下に変位されると共に、最大回転半径及び最小回転半径の少なくとも一方が前記第1回転体と異なる第2回転体と、を備えている。
請求項2に記載の選別機は、回転される回転軸と、前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転により回転されて上側面が上下に変位される第1回転体と、前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転により回転されて上側面が上下に変位されると共に、上側面の高さが前記第1回転体と異なる第2回転体と、を備えている。
請求項3に記載の選別機は、請求項1又は請求項2に記載の選別機において、前記回転軸に前記第1回転体と前記第2回転体とを隣り合わせて固定した、ことを特徴としている。
請求項4に記載の選別機は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の選別機において、前記回転軸を複数隣設して、一の前記回転軸の前記第1回転体と他の前記回転軸の前記第2回転体とを隣り合わせた、ことを特徴としている。
請求項5に記載の選別機は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の選別機において、前記第1回転体及び第2回転体の少なくとも一方の前記回転軸上側における配置高さに配置され、前記回転軸の軸直角方向側へ延伸された案内面を備えた、ことを特徴としている。
請求項1に記載の選別機では、回転軸に第1回転体及び第2回転体が固定されており、回転軸の回転により第1回転体及び第2回転体が回転される。これにより、回転軸、第1回転体及び第2回転体の間を通過する通過物と、回転軸、第1回転体及び第2回転体の間を通過しないで第1回転体及び第2回転体の回転によって回転軸軸直角方向側へ搬送される搬送物と、が選別される。
ここで、第1回転体及び第2回転体は回転されて上側面が上下に変位されるため、通過物及び搬送物が上下に良好に揺動される。しかも、第1回転体と第2回転体との最大回転半径及び最小回転半径の少なくとも一方が互いに異なっているため、通過物及び搬送物が回転軸軸方向側へ移動されても上下に良好に揺動されると共に、搬送物が回転軸軸直角方向側へ良好に搬送される。これにより、通過物と搬送物との選別能力及び搬送物の搬送能力を大きくすることができる。
また、回転軸、第1回転体及び第2回転体を揺動させなくても通過物及び搬送物を良好に揺動させることができるため、従来の揺動機構は必ずしも必要ない。さらに、回転軸を回転させるためにスプロケット及びチェーンが必要な場合でも、通過物や搬送物が到達する位置にスプロケット及びチェーンを必ずしも配置する必要がなく、スプロケットとチェーンとの間に通過物や搬送物が噛み込まれることを抑制可能である。これにより、選別機の故障を抑制することを可能にできる。
請求項2に記載の選別機では、回転軸に第1回転体及び第2回転体が固定されており、回転軸の回転により第1回転体及び第2回転体が回転される。これにより、回転軸、第1回転体及び第2回転体の間を通過する通過物と、回転軸、第1回転体及び第2回転体の間を通過しないで第1回転体及び第2回転体の回転によって搬送される搬送物と、が選別される。
ここで、第1回転体及び第2回転体は回転されて上側面が上下に変位されるため、通過物及び搬送物が上下に良好に揺動される。しかも、第1回転体と第2回転体との上側面の高さが互いに異なっているため、通過物及び搬送物が回転軸軸方向側へ移動されても上下に良好に揺動されると共に、搬送物が回転軸軸直角方向側へ良好に搬送される。これにより、通過物と搬送物との選別能力及び搬送物の搬送能力を大きくすることができる。
また、回転軸、第1回転体及び第2回転体を揺動させなくても通過物及び搬送物を良好に揺動させることができるため、従来の揺動機構は必ずしも必要ない。さらに、回転軸を回転させるためにスプロケット及びチェーンが必要な場合でも、通過物や搬送物が到達する位置にスプロケット及びチェーンを必ずしも配置する必要がなく、スプロケットとチェーンとの間に通過物や搬送物が噛み込まれることを抑制可能である。これにより、選別機の故障を抑制することを可能にできる。
請求項3に記載の選別機では、回転軸に第1回転体と第2回転体とが隣り合って固定されている。このため、通過物及び搬送物が回転軸軸方向側へ移動されても確実に上下に良好に揺動されると共に、確実に搬送物が回転軸軸直角方向側へ良好に搬送される。これにより、通過物と搬送物との選別能力及び搬送物の搬送能力を確実に大きくすることができる。
請求項4に記載の選別機では、回転軸が複数隣設されて、一の回転軸の第1回転体と他の回転軸の第2回転体とが隣り合っている。このため、通過物及び搬送物が回転軸軸直角方向側へ移動されても上下に良好に揺動されると共に、搬送物が回転軸軸直角方向側へ一層良好に搬送される。これにより、通過物と搬送物との選別能力及び搬送物の搬送能力を一層大きくすることができる。
請求項5に記載の選別機では、第1回転体及び第2回転体の少なくとも一方の回転軸上側における配置高さに配置された案内面が回転軸軸直角方向側へ延伸されている。このため、搬送物が案内面に案内されて回転軸軸直角方向側へ一層良好に搬送され、搬送物の搬送能力を一層大きくすることができる。
図1には本発明の実施の形態に係る解袋装置10の概略的な全体構成が斜視図にて示されており、図2には解袋装置10が左側面図にて示されている。また、図3には解袋装置10が正面図にて示されており、図4には解袋装置10が平面図にて示されている。さらに、図5には解袋装置10が裏面図にて示されている。
解袋装置10には、その前面側にパレット載置部12が設けられている。パレット載置部12はテーブルプレート14を備えており、このテーブルプレート14が図示しない油圧駆動機構によって上下に移動できるようになっている。テーブルプレート14には、内部に穀物(例えば玄米)が収容された紙製の袋体Hが複数個順次積層状態で積み重ねられたパレットPがそのまま載置される。
また、パレット載置部12には、その側部フレーム12Aに複数個(本実施の形態においては、片側に6個、両側に計12個)の袋体検出センサ16が設けられている。これらの袋体検出センサ16は、赤外線光センサとされており、パレット載置部12に載置されたパレットP上の袋体Hのうち最上位に位置する袋体Hを個々に検出することができ、テーブルプレート14の上下移動制御及び後述する掴取り部18の作動制御のための検出信号を出力することができる。これにより、パレット載置部12のテーブルプレート14は、最上位に位置する袋体Hを所定位置に保持することができ、しかも、後述する掴取り部18の掴み取り順序を制御することができる構成である。すなわち、パレットP上の袋体Hの配列パターンに応じて所定の掴み取りパターン(掴み取り位置)がプログラム設定されており、最上位に位置する袋体Hを前記袋体検出センサ16によって検出しながら後述する掴取り部18を作動させるようになっている。
一方、解袋装置10の上部、すなわちパレット載置部12の上方には、掴取り部18が設けられている。掴取り部18には、装置左右方向に沿って左右ドライブガイド20が設けられると共に、装置前後方向に沿って前後ドライブガイド22が設けられている。前後ドライブガイド22は、左右ドライブガイド20に支持されており、この左右ドライブガイド20に沿って前後ドライブガイド22が移動できる。
また、前後ドライブガイド22には、掴み爪24及び打込みピン26が設けられている。掴み爪24は人手状に湾曲して形成された複数本の爪によって構成されており、さらに、この掴み爪24にはエアーシリンダ28が連結されている。このエアーシリンダ28の作動によって、掴み爪24が上下方向に回動する構成となっている。また、打込みピン26は装置前面側に向けて突出する複数本の細ピンによって構成されており、さらに、打込みピン26には同様にエアーシリンダ30が連結されている。このエアーシリンダ30の作動によって、打込みピン26が前後方向に進退する構成となっている。さらに、これらの掴み爪24及び打込みピン26は、共に一体的に前後ドライブガイド22に沿って移動可能となっている。
すなわち、掴み爪24及び打込みピン26は、前後ドライブガイド22に沿って移動することにより、前述したパレット載置部12に載置されたパレットP上の袋体Hのうち最上位に位置する袋体Hを掴み取れる位置へ前進移動することができ、さらに、後述する受渡し案内部34まで後退移動できる構成である。しかも、前後ドライブガイド22が左右ドライブガイド20に沿って移動することにより、これらの掴み爪24及び打込みピン26は、パレットP上の最上位に位置する袋体Hに対応して装置左右方向にも移動できる構成である。さらに、掴み爪24及び打込みピン26が前記パレットP上の最上位に位置する袋体Hを掴み取れる位置へ前進移動した状態において、エアーシリンダ28及びエアーシリンダ30が作動することで、掴み爪24が袋体Hを上方から突き刺すと共に打込みピン26が袋体Hを後方から突き刺し、これらの掴み爪24及び打込みピン26の共働によって袋体Hを掴み取ることができる構成である。
なお、掴み爪24及び打込みピン26がパレットP上の袋体Hを掴み取る順序は、前述した如く予め設定されたプログラムに応じて実施される。
また、以上の構成の掴取り部18には、移動位置検出センサ32が取り付けられている。この移動位置検出センサ32は、掴み爪24及び打込みピン26が前後ドライブガイド22に沿って前進移動した際に、パレットP上の最上位に位置する一の袋体Hを検出可能であり、この移動位置検出センサ32の検出信号に基づいて、掴み爪24及び打込みピン26の前後ドライブガイド22に沿った前進移動が制御される構成である。なお、本実施の形態においては、移動位置検出センサ32が袋体を検出した時点で、掴み爪24及び打込みピン26の前後ドライブガイド22に沿った前進移動が急減速され、袋体Hの例えば150mm手前の時点で停止されるように構成されている。
また、解袋装置10には、その後方側に受渡し案内部34が設けられている。この受渡し案内部34は、前述した掴取り部18の後退側移動経路終端部に対応して設けられており、漏斗状の受けホッパ36が配置されている。さらに、この受けホッパ36の前方側上端角部には、回転プレート38が取り付けられている。回転プレート38は、水平状態から受けホッパ36の側壁に倣った傾斜状態までの間で回動可能に取り付けられており、さらに、エアーシリンダ40が連結されている。このエアーシリンダ40の作動によって、回転プレート38が水平状態から傾斜状態まで上下方向に回動する構成となっている。
また、受渡し案内部34には、解除位置検出センサ42が取り付けられている。この解除位置検出センサ42は、掴み爪24及び打込みピン26が前後ドライブガイド22に沿って後退移動した際に、掴んだままで後方へ移動させた袋体Hが回転プレート38上に達したことを検出可能であり、この解除位置検出センサ42の検出信号に基づいてエアーシリンダ28及びエアーシリンダ30が作動されて、掴み爪24及び打込みピン26による袋体Hの掴み込みが解除されると共に、所定のタイミングの後にエアーシリンダ40が作動されて、回転プレート38が水平状態から傾斜状態へと回動される構成である。したがって、掴み爪24及び打込みピン26による袋体Hの掴み込みが解除され回転プレート38が傾斜されると、袋体Hは回転プレート38に案内されながら下方へそのまま送給されることになる。
受渡し案内部34の受けホッパ36の下端開口部直下には、切断部としてのカッター部44が設けられている。このカッター部44は、四角形筒状の支持筒46を備えており、支持筒46の装置左側の壁は、下部において支持筒46内側へ傾斜されている。支持筒46内には、複数本(本実施の形態においては、6本)の取付軸が支持されており、複数本の取付軸は装置左右方向に沿って配列されると共に、各取付軸にはそれぞれ複数枚(例えば、6枚)の円盤刃が取り付けられた構成となっている。このカッター部44は、取付軸(円盤刃)が互いに反対向きに回転することで、前記受渡し案内部34の回転プレート38から案内送給された袋体Hを受け取り、穀物が収容された状態のままで袋体Hを切断することができる。
なお、カッター部44の各取付軸(円盤刃)のうち中央部に位置する所定本数(例えば、2本)の取付軸は、他の取付軸よりも上位に(高い位置に)取り付けられており、回転プレート38から袋体Hを受け取る際の衝撃を分散して和らげるように構成されている。
図6及び図7に詳細に示す如く、カッター部44の直下には、選別機としての粗選部48が配置されている。粗選部48は、略矩形筒状の粗選筒50を備えており、粗選筒50は、水平に配置にされると共に、装置左側端部が解袋装置10から外部へ突出している。
粗選筒50内には、所定数(例えば9本)の円軸状の回転軸52が軸回りに回転可能に支持されており、各回転軸52は装置前後方向に沿って配置されている。所定数の回転軸52は、粗選筒50内の装置左側端部を除く部分において、装置左右方向に沿って等間隔に配列されている。
各回転軸52には、第1回転体としての楕円形板状の大回転板54が所定数(例えば4枚)中心において固定されると共に、第2回転体としての楕円形板状の小回転板56が所定数(例えば4枚)中心において固定されており、大回転板54は小回転板56に比し長径(最大回転半径の2倍)及び短径(最小回転半径の2倍)が小さくされている。各回転軸52においては、大回転板54と小回転板56とが、交互に配置されて装置前後方向(回転軸52軸方向)において互いに等間隔で隣り合うと共に、それぞれの長径及び短径を互いに90度ずらされた位相で配置されている。隣設された回転軸52においては、一の回転軸52の大回転板54と他の回転軸52の小回転板56とが、装置左右方向(回転軸52軸直角方向)において互いに小間隔で隣り合う(周面を対向される)と共に、それぞれの長径及び短径を互いに90度ずらされた位相で配置されている。これにより、全ての大回転板54と小回転板56とが装置前後方向及び装置左右方向のそれぞれにおいて互いに等間隔で隣り合うと共に、装置前後方向又は装置左右方向において互いに隣り合う全ての大回転板54と小回転板56とがそれぞれの長径及び短径を互いに90度ずらされた位相で配置されており、全ての大回転板54及び全ての小回転板56がそれぞれ同一位相で配置されると共に、全ての大回転板54と全ての小回転板56とが長径及び短径を互いに90度ずらされた位相で配置されている。
各回転軸52の装置後側端(一端)は、粗選筒50から外側へ突出されており、各回転軸52の装置後側端には、駆動手段を構成する回転スプロケット58が固定されている。粗選筒50の装置右側壁外側には、駆動手段を構成する粗選モータ60が固定されており、粗選モータ60の駆動軸60Aには、駆動手段を構成する駆動スプロケット62が固定されている。駆動スプロケット62と各回転スプロケット58との間には、駆動手段を構成する環状のチェーン64が巻き掛けられており、粗選モータ60が駆動されることで、駆動軸60A、駆動スプロケット62、チェーン64及び各回転スプロケット58を介して各回転軸52が全て同一方向(各回転軸52の上側部分が装置左側へ向かう方向)へ回転されて、大回転板54及び小回転板56が全て同一方向(大回転板54及び小回転板56の上側部分が装置左側へ向かう方向)へ回転される。
粗選筒50内には、所定数(例えば7枚)の長尺板状の案内板66が支持されており、各案内板66は、装置左右方向に沿って配置されると共に、各回転軸52の直上かつ各回転軸52の大回転板54と小回転板56との間に配置されている。各案内板66の上面は長尺平面状の案内面66Aにされており、各案内面66Aは、大回転板54の全回転位置における配置高さ及び小回転板56の少なくとも一部の回転位置における配置高さに配置されている。
粗選筒50内は、装置左側端の回転軸52よりも装置右側部分における粗選筒50内周面と回転軸52と大回転板54と小回転板56と案内板66との間に比較的小さな落下溝68(通過溝)が形成されると共に、装置左側端の回転軸52よりも装置左側部分における粗選筒50内周面と回転軸52と大回転板54と小回転板56と案内板66との間に比較的大きな落下口70(通過口)が形成されている。
粗選部48は、排出手段としてのベルトコンベア72を備えており、ベルトコンベア72は、粗選筒50の直下における装置右側(例えば、装置右側から2番目)の回転軸52から装置左側端の回転軸52の下方の範囲において、水平に配置されている。ベルトコンベア72には、装置右側端部及び装置左側端部において、円軸状のローラ74が設けられており、各ローラ74は装置前後方向に沿って配置されている。一対のローラ74には、無端帯状のベルト76が巻き掛けられており、ベルトコンベア72が駆動されて一対のローラ74が同一方向へ回転されることで、ベルト76が回転走行されてベルト76の上側部分が装置右側へ移動される。
ここで、上記カッター部44によって袋体Hが切断された後の袋体細片(紙片)及び袋体H内部の穀物が粗選筒50内の装置右側部分(少なくとも装置左側端の回転軸52よりも装置右側部分)へ落下する。また、粗選モータ60の駆動による回転軸52の回転により大回転板54及び小回転板56が回転されており、この状態で、粗選筒50内の落下溝68を通過(落下)しない搬送物としての袋体細片(比較的大きな袋体細片)と、落下溝68を通過する通過物(落下物)としての袋体細片(比較的小さな袋体細片)及び穀物と、が分離選別される。
落下溝68を通過しない回転軸52、大回転板54、小回転板56及び案内板66の上側の袋体細片は、大回転板54及び小回転板56の回転によって装置左側へ向けて搬送されることで、粗選筒50内の落下口70を経て粗選集積ホッパ78内に落下して集積され、吸引ブロワにより搬送管80内を吸引搬送される。
一方、落下溝68を通過した袋体細片及び穀物は、ベルトコンベア72の装置右側へ直接落下するか、又は、ベルトコンベア72のベルト76上に落下しベルト76の移動によってベルトコンベア72の装置右側へ落下する。
粗選部48の直下には、精選部82が配置されている。精選部82は、上面が開口した略直方体箱状の精選箱84を備えており、精選箱84の上部には、複数(例えば4つ)の支持棒86の一端が回動自在に取り付けられている。各支持棒86は、解袋装置10後側かつベルトコンベア72下方に固定された支持枠88に対し回動自在に支持されており、これにより、精選箱84は、装置右側から装置左側へ向けて下方へ傾斜された状態で揺動自在に支持されている。
支持枠88には精選モータ90が固定されており、精選モータ90の駆動軸に固定された精選円盤92には、回転中心からずれた位置においてクランク94の一端が回動自在に取り付けられている。また、支持棒86の1つは、略中央部分(中央部分より僅かに他端側)において支持枠88に回動自在に支持されており、この支持棒86の他端にはクランク94の他端が回動自在に取り付けられている。これにより、精選モータ90が駆動されると、精選円盤92、クランク94及び支持棒86を介して精選箱84が装置左右方向へ揺動される。
精選箱84の下壁は、精選部材としての網状の精選網96とされており、精選網96には、袋体細片及び落下溝68より小さくかつ穀物より大きな多数の精選孔96Aが網目状に形成されている(本実施の形態では、精選孔96Aの目の大きさが例えば5mmとされると共に、精選孔96Aと精選孔96Aとの間隔(精選網96の線径)が例えば0.5mmとされている)。精選網96は、精選箱84と同様に装置右側から装置左側へ向けて下方へ傾斜された状態とされている。
精選箱84の装置左側端部は解袋装置10から外部へ突出すると共に、精選箱84下壁の装置左側端部は開口されて精選排出口98が形成されている。精選排出口98の直下には、精選集積ホッパ100が設置されており、精選集積ホッパ100は上記搬送管80に連結されている。
ここで、上記落下溝68を通過した袋体細片(比較的小さな袋体細片)及び穀物は、ベルトコンベア72の装置右側から精選網96の装置右側端部(精選網96の傾斜上部)上に落下する。また、精選モータ90の駆動により精選網96(精選箱84)が揺動されており、この状態で、精選網96の精選孔96Aを通過しない袋体細片と精選孔96Aを通過する穀物とが分離選別される。
精選孔96Aを通過しない精選網96上の袋体細片は、重力と精選網96の揺動力とにより精選網96の装置左側(精選網96の傾斜下方)へ向けて移動されることで、精選排出口98を経て精選集積ホッパ100内に落下して集積され、吸引ブロワにより搬送管80内を吸引搬送される。
一方、精選孔96Aを通過した穀物は、精選網96直下に設けられた穀物集積ホッパ102を介して集積され、コンベヤ等で精穀機(例えば精米機)等へ搬送される構成である。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
上記構成の解袋装置10では、穀物が収容された袋体Hは予めパレットP上に積み重ねられており、複数の袋体Hが積み重ねられたパレットPがホークリフト等によりパレット載置部12に載置される。
ここで、パレットP上に積み重ねられる袋体Hは、例えば、「7袋張り」の場合には、図8(A)に示す如く「A配列パターン」で配列し、さらにその上に図8(B)に示す如く「B配列パターン」で配列して積み重ね、以後は「A配列パターン」と「B配列パターン」とを順次交互に繰り返して、通常は7段から8段に積み重ねられている。また例えば、「5袋張り」の場合には、図8(C)に示す如く「C配列パターン」で配列し、さらにその上に図8(D)に示す如く「D配列パターン」で配列して積み重ね、以後は「C配列パターン」と「D配列パターン」とを順次交互に繰り返して、全体として最大7段から8段に積み重ねられている。
以上の如く積み重ねられた複数の袋体Hは、パレットP上に積み重ねられた状態のままでこのパレットPごとパレット載置部12のテーブルプレート14に載置される。
次いで、解袋装置10を起動する。ここで、解袋装置10を起動する際には、前述の如くパレットP上に積み重ねられた袋体Hが「7袋張り」か「5袋張り」かを選択してボタン設定すると共に、最上位に位置する袋体Hの配列パターンが「A配列パターン」か「B配列パターン」か、あるいは「C配列パターン」か「D配列パターン」かを選択しボタン設定する。この設定操作に基づいて、袋体を掴み取る順序(換言すれば、掴み取り位置)が決定されると共に、以後の作動が制御される。
前述の如く各種の設定操作を行い装置が起動すると、パレット載置部12のテーブルプレート14が上昇し、さらに、最上位に位置する袋体Hが所定位置に達するとこの最上位に位置する袋体Hが袋体検出センサ16によって検出される。これにより、テーブルプレート14が停止され、パレットP上の最上位に位置する袋体Hが所定の掴み取り位置に保持される。すなわち、この時点において、袋体Hの三次元的な(X軸、Y軸、及びZ軸方向の)掴み取り位置のうち、上下方向における掴み取り位置(Z軸方向の位置)が設定されたことになる。
次いで、掴取り部18が作動して、パレットP上の袋体Hが順次掴み取られる。
すなわち、パレットP上の最上位に位置する袋体Hのうち、掴み取り目標とする一の袋体H(1)に向けて、掴み爪24及び打込みピン26が前後ドライブガイド22に沿って前進移動し、さらに、移動位置検出センサ32が当該袋体H(1)を検出した時点で、この掴み爪24及び打込みピン26の前進移動が急減速され、袋体H(1)の所定距離(例えば、150mm)手前の時点で停止される。さらに、掴み爪24及び打込みピン26が停止すると、これと同時にエアーシリンダ28が作動して掴み爪24が回動し、この掴み爪24が当該袋体H(1)に上方から打ち込まれる。また、これと略同時に、エアーシリンダ30が作動して打込みピン26が前方へ打ち出され、この打込みピン26が当該袋体H(1)に後方側から打ち込まれる。これにより、当該袋体H(1)は、掴み爪24及び打込みピン26によって確実に掴み取られた状態となる。
その後には、掴取り部18(掴み爪24及び打込みピン26)は前後ドライブガイド22に沿って後退移動し、当該袋体H(1)は掴み爪24及び打込みピン26によって掴み取られた状態のままで受渡し案内部34まで運び込まれる。当該袋体H(1)が受渡し案内部34の回転プレート38上に達すると、解除位置検出センサ42がこれを検出し、エアーシリンダ28及びエアーシリンダ30が作動されて、掴み爪24及び打込みピン26による当該袋体H(1)の掴み込みが解除される。さらに、所定のタイミングの後にエアーシリンダ40が作動されて、回転プレート38が水平状態から傾斜状態へと回動される。これにより、当該袋体H(1)は、回転プレート38に案内されながら下方へそのまま落下送給される。
なお、当該袋体H(1)の掴み取りを解除した後の掴み爪24及び打込みピン26は、さらに前後ドライブガイド22に沿って後退移動して初期位置に復帰する。また、当該袋体H(1)を落下送給した後の回転プレート38は、再び傾斜状態から水平状態へと回動して初期位置に復帰する。
回転プレート38に案内されて下方へ送給された当該袋体H(1)は、既に回転駆動されているカッター部44に至る。このカッター部44では、送給された当該袋体H(1)が、複数の円盤刃によって穀物が収容された状態のままで切断される。この場合、カッター部44の各取付軸(円盤刃)のうち中央部に位置する所定本数(例えば、2本)の取付軸は他の取付軸よりも上位に(高い位置に)取り付けられているため、回転プレート38から落下送給された当該袋体H(1)を受け取る際の衝撃が分散して和らげられ、円滑に袋体H(1)の切断動作が行われる。
さらに、切断された袋体H(1)(袋体細片)及び内部の穀物は、カッター部44の直下に設けられた粗選部48における粗選筒50内の装置右側部分へ落下する。粗選部48では、粗選モータ60の駆動により大回転板54及び小回転板56が回転されており、粗選筒50内の落下溝68を通過しない袋体細片(比較的大きな袋体細片)と、落下溝68を通過する袋体細片(比較的小さな袋体細片)及び穀物と、が分離選別される。
落下溝68を通過しない袋体細片は、大回転板54及び小回転板56の回転によって装置左側へ向けて搬送されることで、粗選筒50内の落下口70を経て粗選集積ホッパ78内に落下して集積され、吸引ブロワにより搬送管80内を吸引搬送される。
一方、落下溝68を通過した袋体細片及び穀物は、ベルトコンベア72の装置右側へ直接落下するか、又は、ベルトコンベア72のベルト76上に落下しベルト76の移動によってベルトコンベア72の装置右側へ落下する。
ベルトコンベア72の装置右側へ落下した袋体細片(比較的小さな袋体細片)及び穀物は、粗選部48の直下に設けられた精選部82の精選網96上に落下する。精選部82では、精選網96が精選モータ90の駆動によって装置左右方向へ揺動されており、精選網96に形成された多数の精選孔96Aによって、精選孔96Aを通過しない袋体細片と精選孔96Aを通過する穀物とに分離選別される。
精選孔96Aを通過しない精選網96上の袋体細片は、重力と精選網96の揺動力とにより精選網96の装置左側へ向けて移動されることで、精選排出口98を経て精選集積ホッパ100内に落下して集積され、吸引ブロワにより搬送管80内を吸引搬送される。
一方、精選孔96Aを通過した穀物は、精選網96直下の穀物集積ホッパ102を介して集積され、コンベヤ等で精穀機(例えば精米機)等へ搬送される。
以上により第1袋目の袋体H(1)の解袋処理が終了し、以後は前述と同様の工程が袋体H(2)、(3)、・・・の順に順次繰り返される。
なお、第2袋目以降の袋体Hを掴み取る際には、前述したパレットP上に積み重ねられた袋体Hのうち最上位に位置する袋体Hの配列パターンが「A配列パターン」か「B配列パターン」か、あるいは「C配列パターン」か「D配列パターン」かに基づいて予め設定されている「袋体の掴み取り順序(掴み取り位置)」に従って掴取り部18の作動が制御され、掴み爪24及び打込みピン26が前後ドライブガイド22に沿って移動すると共に前後ドライブガイド22自体が左右ドライブガイド20に沿って移動することで、掴み爪24及び打込みピン26がパレットP上の第2袋目以降の袋体Hに対応した掴み取り位置に移動する。すなわち、掴み爪24及び打込みピン26が水平方向に沿って移動することにより、袋体Hの三次元的な(X軸、Y軸、及びZ軸方向の)掴み取り位置のうち、水平方向における掴み取り位置(X軸、及びY軸方向の位置)が設定され、順次前述と同様の工程が繰り返される。
また、前述した最上位に位置する袋体Hが全て処理された後は、再びパレット載置部12のテーブルプレート14が上昇する。そして、次なる最上位に位置する袋体Hが所定位置に達すると、袋体検出センサ16によって検出され、テーブルプレート14が停止される。以後は、前述と同様の工程が順次繰り返される。
このようにして、最下段の袋体Hまで全て処理されると、パレット載置部12のテーブルプレート14が下降し、最低位置で停止する。空になったパレットPはホークリフト等によりテーブルプレート14から外され、それに代わって穀物が収容された袋体Hが積み重ねられた新たなパレットPが載置されることになる。
このように、本実施の形態に係る解袋装置10では、穀物が収容されかつパレットP上に積み重ねられた袋体Hを掴取り部18によって掴み取り、この袋体Hをそのままカッター部44へ送給して穀物が収容された状態のままで切断し、切断された後の袋体細片と内部の穀物とを分離選別して集積するため、袋体Hから穀物を取り出して所定箇所に集積するという一連の穀物取り出し作業を順次連続して自動的かつ極めて効率良く実施することができ、大幅に作業効率が向上する。
ここで、粗選部48では、回転軸52に固定された大回転板54及び小回転板56が楕円形板状にされているため、回転軸52の回転によって大回転板54及び小回転板56が回転されることで、大回転板54及び小回転板56の上側面が上下に変位される。このため、粗選筒50内へ落下した袋体細片及び穀物が上下に良好に揺動される。
さらに、大回転板54と小回転板56とは長径及び短径が互いに異なると共に、全ての大回転板54と全ての小回転板56とは長径及び短径を互いに90度ずらされた位相で配置されているため、大回転板54と小回転板56との上側面の高さが互いに異なっている。しかも、大回転板54と小回転板56とは、装置前後方向及び装置左右方向において交互に配置されて互いに隣り合う。このため、大回転板54の上側面と小回転板56の上側面とを装置前後方向と装置左右方向とで結んだ各面が共に大きな波面(うねり面)になり、回転軸52の回転によって大回転板54及び小回転板56が回転されることで、粗選筒50内へ落下した袋体細片及び穀物が装置前後方向側及び装置左右方向側へ移動されると上下に良好に揺動されると共に、粗選筒50内の落下溝68を通過しない袋体細片(比較的大きな袋体細片)が装置左側へ良好に搬送される。
これにより、本実施の形態の如く、粗選部48において、軽い袋体細片(紙片)を含むものを選別する場合でも、落下溝68を通過しない袋体細片(比較的大きな袋体細片)と落下溝68を通過する袋体細片(比較的小さな袋体細片)及び穀物との選別能力、及び、落下溝68を通過しない袋体細片の装置左側への搬送能力を大きくすることができる。
さらに、粗選筒50内の回転軸52の直上かつ大回転板54と小回転板56との間に配置された案内板66の案内面66A(上面)が、大回転板54の全回転位置における配置高さ及び小回転板56の少なくとも一部の回転位置における配置高さに配置されて、装置左右方向へ延伸されている。このため、落下溝68を通過しない袋体細片が案内面66Aに案内されて装置左側へ一層良好に搬送される。これにより、落下溝68を通過しない袋体細片の装置左側への搬送能力を大きくすることができる。
また、回転軸52、大回転板54及び小回転板56が設けられた粗選筒50を揺動させなくても袋体細片及び穀物を良好に揺動させることができるため、従来の揺動機構は設けられていない。さらに、回転軸52を回転させるための駆動スプロケット62、回転スプロケット58及びチェーン64は袋体細片及び穀物が到達しない粗選筒50の外部に配置されているため、駆動スプロケット62及び回転スプロケット58とチェーン64との間に袋体細片及び穀物が噛み込まれることを抑制できる。これにより、粗選部48の故障を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、大回転板54及び小回転板56を楕円形板状にした構成としたが、大回転板54及び小回転板56の少なくとも一方を多角形板状や円形板状にした構成としてもよい。また、特に大回転板54及び小回転板56の少なくとも一方を円形板状にする場合には、当該大回転板54及び小回転板56の少なくとも一方の中心からずれた位置に回転軸52を固定する構成にすればよい。
また、本実施の形態では、粗選集積ホッパ78及び精選集積ホッパ100からの袋体細片が吸引ブロワにより搬送管80内を吸引搬送される構成としたが、粗選集積ホッパ78及び精選集積ホッパ100からの袋体細片がコンベア等により搬送される構成としてもよい。
本発明の実施の形態に係る解袋装置の概略的な全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る解袋装置の概略的な全体構成を示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係る解袋装置の概略的な全体構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る解袋装置の概略的な全体構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る解袋装置の概略的な全体構成を示す裏面図である。 本発明の実施の形態に係る解袋装置の受渡し案内部、カッター部、粗選部及び精選部を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係る解袋装置の粗選部を示す平面図である。 (A)は、パレット上に積み重ねられる袋体が「7袋張り」の場合の「A配列パターン」を示す平面図であり、(B)は、前記袋体が「7袋張り」の場合の「B配列パターン」を示す平面図である。(C)は、前記袋体が「5袋張り」の場合の「C配列パターン」を示す平面図であり、(D)は、前記袋体が「5袋張り」の場合の「D配列パターン」を示す平面図である。
符号の説明
10 解袋装置
12 パレット載置部
14 テーブルプレート
16 袋体検出センサ
18 掴取り部
20 左右ドライブガイド
22 前後ドライブガイド
24 掴み爪
26 打込みピン
32 移動位置検出センサ
34 受渡し案内部
38 回転プレート
42 解除位置検出センサ
44 カッター部
48 粗選部(選別機)
52 回転軸
54 大回転板(第1回転体)
56 小回転板(第2回転体)
66A 案内面
82 精選部
96 精選網
H 袋体
P パレット

Claims (5)

  1. 回転される回転軸と、
    前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転により回転されて上側面が上下に変位される第1回転体と、
    前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転により回転されて上側面が上下に変位されると共に、最大回転半径及び最小回転半径の少なくとも一方が前記第1回転体と異なる第2回転体と、
    を備えた選別機。
  2. 回転される回転軸と、
    前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転により回転されて上側面が上下に変位される第1回転体と、
    前記回転軸に固定され、前記回転軸の回転により回転されて上側面が上下に変位されると共に、上側面の高さが前記第1回転体と異なる第2回転体と、
    を備えた選別機。
  3. 前記回転軸に前記第1回転体と前記第2回転体とを隣り合わせて固定した、ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の選別機。
  4. 前記回転軸を複数隣設して、一の前記回転軸の前記第1回転体と他の前記回転軸の前記第2回転体とを隣り合わせた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の選別機。
  5. 前記第1回転体及び第2回転体の少なくとも一方の前記回転軸上側における配置高さに配置され、前記回転軸軸直角方向側へ延伸された案内面を備えた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の選別機。
JP2005145765A 2005-05-18 2005-05-18 選別機 Pending JP2006320830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145765A JP2006320830A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 選別機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145765A JP2006320830A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 選別機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006320830A true JP2006320830A (ja) 2006-11-30

Family

ID=37540886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005145765A Pending JP2006320830A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 選別機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006320830A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105214928A (zh) * 2015-10-11 2016-01-06 宁波豪顺科创机械制造有限公司 一种分料挤压机
KR101837391B1 (ko) * 2015-10-22 2018-03-12 오태경 견과류 분태 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105214928A (zh) * 2015-10-11 2016-01-06 宁波豪顺科创机械制造有限公司 一种分料挤压机
KR101837391B1 (ko) * 2015-10-22 2018-03-12 오태경 견과류 분태 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006320830A (ja) 選別機
JP2011139702A5 (ja)
JP2004089063A (ja) 根菜収穫機
JP4715559B2 (ja) ロールベーラ付コンバイン
JP2009022900A (ja) 選別機
JP2008183539A (ja) 選別装置
JP2006327596A (ja) 解袋装置における切断機
JP2002145222A (ja) 解袋装置
JP4002705B2 (ja) 解袋装置
JP4002719B2 (ja) 解袋装置
KR101194182B1 (ko) 농산물 선별장치
RU2645321C1 (ru) Способ сепарации сыпучих материалов
JP4441504B2 (ja) 廃棄包装食品の分離回収装置
JP2001171630A (ja) 解袋装置
JP5209414B2 (ja) 自走式脱穀装置
JP2621966B2 (ja) 収集ごみ分離装置
JP2006129793A (ja) 脱穀機の還元物処理装置
JP4190144B2 (ja) 花卉処理装置
JP2886038B2 (ja) 脱穀装置
JP2002128034A (ja) 解袋装置
JP2002225827A (ja) 解袋装置
JP2001171629A (ja) 解袋装置
JP2009112250A (ja) 自走式脱穀装置
JP2506092Y2 (ja) 穀粒回収装置
JP3850356B2 (ja) コンバインの排藁ドロッパ