JP2006320755A - 変形可能な眼内レンズ注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御する変形可能な眼内レンズ注入装置を提供すること。
【解決手段】眼内レンズ注入装置は、眼内レンズを収容するためのレンズレシーバを有するスリーブ12と、止め26と、プランジャと、弾性の管24’とを有する。プランジャは、一端にプランジャを作動させるためのグリップ22を有する。プランジャをスリーブ12に押し込んで、眼内レンズがスリーブ12の先端に設けられたレンズ注入ノズルの先端から出ようとしているときに、弾性の管24’がプランジャに対して、プランジャの移動方向と反対方向へ作用する力を加える。
【選択図】図7

Description

本発明は変形可能な眼内レンズを眼内に外科移植するための変形可能な眼内レンズ注入システム、即ち眼内レンズ注入装置に関する。
現在、変形可能な眼内レンズは様々な技術により外科移植されている。米国及び外国におけるこれらの外科処置の大半は、1)外科柑子、又は2)変形可能な眼内レンズを機械的に変形し(例えば、折り畳む、押し縮める、凝縮する、巻き畳む等)、小切開部(2.5mmから3.0mm)を通じて眼内へ挿入させるように操作するための「シューター」(“shooter”)装置のどちらか一方の使用を含む。
Dr.モゾッコと共に変形可能な眼内レンズの発明者であり且つ創作者であるカリフォルニア州モンロビアのSTAARサージカル・カンパニーは、また、「シューター」装置を革新しており、それを産業界に供給している。「シューター」装置は、変形可能な眼内レンズの移植を専門とする外科医によって広範に受け入れられ、現在使用されている。
STAARサージカル・カンパニーは変形可能な眼内レンズの移植に関わる全ての外科処置の約50パーセントが「シューター」装置を使用して行われていると非公式に判断している。
Dr.モゾッコによって提案され設計された最初の「シューター」装置は、ばらで且つ保護されていない変形可能な眼内レンズを直接受容する構造であった。そのような装置においては、「シューター」装置に変形可能な眼内レンズを装填する間に、完全に露出した変形可能な眼内レンズが損傷する可能性があった。「シューター」型装置のさらなる開発において、STAARサージカル・カンパニーは、注入装置とノズル部に連結したレンズ保持部を有する独立した一体の折り曲げ可能なレンズカートリッジとを含む最初の「シューター」システムを製造した。この開発が、“STAARシューター”として産業界で知られるようになった「シューター」装置をもたらした。“STAARシューター”は1986年頃に入手可能となり、変形可能な眼内レンズの人間の眼内への移植が食品医薬品局(FDA)に承認されることを求めて臨床研究に携わる外科医に実験使用として供給され、1991年に移植は承認された。STAARサージカル・カンパニーの従来技術のシューター装置の例を図12及び図13に示す。
図12及び図13に示した従来技術のシューター装置は、単にプランジャの一端を押すことにより前進させることのできる、自由に滑りが可能なプランジャを含む。滑り可能なプランジャは、折り畳み可能型レンズカートリッジに装填された変形可能な眼内レンズと接触し、且つ変形可能な眼内レンズを小切開部を通じた眼内に挿入されるレンズカートリッジのノズル部を通して押し進めるための先端を含む。
従来技術のシューター装置の標準的な使用方法は以下の工程を含む。
1)変形可能な眼内レンズを平坦な形状で受容するために開いた折り畳み可能型レンズカートリッジに、変形可能な眼内レンズを装填する工程、
2)折り畳み可能型レンズカートリッジを閉じることにより、変形可能な眼内レンズをレンズカートリッジを通る通路内で折り畳む工程、
3)装填されたレンズカートリッジを“STAARシューター”装置に挿入する工程、
4)レンズカートリッジのノズル部先端を小切開部を通じて眼内に挿入する工程、
5)胴部に連結された指グリップを人差し指を上にし中指を下にして把持しながら親指でプランジャの端部を押してプランジャを前進させ、プランジャ先端がレンズカートリッジを通る通路の端に入り、次いで変形可能な眼内レンズの後端に接触するようにする工程、及び
6)さらにプランジャの端部を押してプランジャを前進させ、プランジャ先端が変形可能な眼内レンズをレンズカートリッジ内の通路を通じて押し進め、小切開部を通じて眼内へ延びるノズル部先端を通じて押し出すようにし、それゆえ、拘束されていない変形可能な眼内レンズを眼内で開く(すなわち、折り畳みを開放する又は押し込みを解除する)ことを可能にする工程。
変形可能な眼内レンズをノズル部の先端から眼内に放出する方法は、外科処置の成功度、及び外科処置の間に眼組織を傷害又は損傷する危険に関して重要な要因となる。変形可能な眼内レンズを制御せずに放出することは眼を損傷させる可能性があるので、外科処置の成功度を高め、患者への危険を最小限にするためには、変形可能な眼内レンズを制御された方法で放出することが強く望まれる。詳細には、変形可能な眼内レンズを制御せずに放出した場合、変形可能な眼内レンズのプラスチック材料及びレンズカートリッジのノズル部のプラスチック材料の弾性により、変形可能な眼内レンズはノズル先端部の端から飛び出る傾向がある。この現象は、弾性の壁を有するノズル部内で伸張しようとする変形された眼内レンズの強度に圧縮された又は押し込められた(すなわち「押さえつけられた」)形状により起こる。変形可能な眼内レンズの所定の部分がノズル部先端の開口部の外側へ所定の臨界距離だけ押し出された又は突出されたときに、「押さえつけられた」レンズはノズル部先端から突然放出し且つ飛出して眼の内部に入る傾向がある。この現象は鞘状被膜(capsular bag)の破損及び/又は前眼房及び後眼房内の組織の損傷を生じることになる。
眼内レンズの放出を制御するためにシューター及びレンズカートリッジの種々の知られた改良が行なわれており、挿入技術もまた改良されている。例えば、ノズル部の先端は、ノズル部先端から出る、折り曲げられた又は圧縮された眼内レンズの開きを制御し伸張力を緩和する切れ目(スリット)を備えることができる。さらに、いくつかのシューターのプランジャは自由に滑り可能ではなく、そのかわりプランジャを前方に移動させるためのねじ付き手段を備える。例えば、STAARサージカル・カンパニーは現在、プランジャの高度に制御された微細な前進を可能にするねじ付き前進手段を備えるプランジャを有する、モデル番号MSI−Tの下で「シューター」を提供しており、該「シューター」は変形可能な眼内レンズの放出を幾分制御する。
しかしながら、多数の外科処置を次々に行う、仕事量が多く高度に熟練した外科医のなかには、プランジャの移動を制御するためのねじ前進手段を有するこのタイプの「シューター」を望ましいと見なさない外科医もいる。何故ならプランジャの移動を制限する手段のいずれも外科医が各処置にかける時間を増やすことの妨げになり、且つ「シューター」の操作性を制限する可能性があるからである。
このように、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するために、及び外科処置の時間を減少させるために、変形可能な眼内レンズを眼内移植の装置及び方法の両方を改良することが強く望まれている。また、本発明に従う「シューター」により、「シューター」装置を使用する外科医に対する人間工学的「感触」を高めることができ、手術の効率を上げ、患者への危険性を低下することになる。
本発明の第1の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御する変形可能な眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するための手段を有する変形可能な眼内レンズ注入装置を提供することにある
本発明の第3の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するための手段を有するノズル部を含む変形可能な眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するための手段を備えるノズル部を有するレンズカートリッジを含む変形可能な眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明の第5の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するための一以上の折れやすい壁又は壁部を備えるノズル部を有するレンズカートリッジを含む変形可能な眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明の第6の目的は、レンズ注入装置を含む変形可能な眼内レンズ注入装置であって、該レンズ注入装置が、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するための手段を備える移動可能なプランジャを有する、眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明の第7の目的は、プランジャを有するレンズ注入装置を含む変形可能な眼内レンズ注入装置であって、該プランジャが、プランジャの移動を制御し、それにより変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するためのばねを備える眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明の第8の目的は、滑り可能なプランジャを有するレンズ注入装置を含む変形可能な眼内レンズ注入装置であって、該プランジャが、プランジャ端部の移動を制御し、それにより変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するためのばねを備える眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明の第9の目的は、滑り可能なプランジャを有するレンズ注入装置を含む変形可能な眼内レンズ注入装置であって、該プランジャが、プランジャの移動を制御し、それにより変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するためのダンパー(制動子)を備える眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明の第10の目的は、滑り可能なプランジャを有するレンズ注入装置を含む変形可能な眼内レンズ注入装置であって、該プランジャが、プランジャの移動を制御し、それにより変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するためのばね及びダンパーを備える眼内レンズ注入装置を提供することにある。
本発明は、折り曲げた又は圧縮した変形可能な眼内レンズを制御可能に眼内に放出して、外科処置中に患者の眼への傷害又は損傷の危険を減少させることに向けられている。
本発明は前進する折り曲げられた又は圧縮された変形可能な眼内レンズを眼内に挿入するときに変形可能な眼内レンズの進行方向と反対の方向に力を加えることにより前進しているレンズの放出を制御する装置に向けられている。この力を、一定の又は可変の力にすることができ、選択的に加えることができる。これらの異なるタイプの力は機械式、流体式、空気式、磁気的、電気的、電磁気的、又はそれらの組合せ等により適用することができる。しかしながら、ばね及び/又はダンパー装置により力を加える機械式手段は簡単で、安価で且つ信頼できる設計を提供し、将来の開発のために現時点で最も有望であると思われる。
様々な構造のばね又はばねの組合せを本発明に適用することができる。例えば、コイルばね、片持ちばね、又はばねの構造による弾性、及び/又はばねを形成する材料(例えばプラスチック樹脂管、互いに端部で連結した複数の板状ばねをもたらす硬質プラスチック管の側面の縦長の切れ目、プラスチック又はゴムのグロメット又はダイヤグラム)の弾性を利用したばね装置である。
本発明によるレンズ注入装置は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するために、変形可能な眼内レンズがレンズ注入装置のノズルから出ていくときに前進するプランジャに反対方向の力を加える構造であることが好ましい。好ましい具体例において、反対方向の力は、変形可能な眼内レンズがノズルの先端からまさに出ようとするときに送り出し行程の終り付近でのみ、前進するプランジャに加えられる。
この装置は、プランジャが自由に妨害されずにプランジャの送り出し行程の距離のほとんどを滑ることを可能にするが、プランジャの送り出し行程の最後に十分な背圧をもたらして、眼内レンズがノズルから出る際のプランジャの突然の前進を防止することを可能にする。
(参考例)
レンズ注入装置10の参考例を図1及び図2に示す。このレンズ注入装置は、ノズル部に連結するレンズ保持部を有するレンズカートリッジを受容するために構成されており、関連出願の欄で言及した親出願において開示されている。
レンズ注入装置10はレンズカートリッジレシーバ14を有する円筒状胴部12、及びプランジャ先端18を有する滑り可能なプランジャ16を含む。さらに、レンズ注入装置10の操作のために、円筒状胴部は指グリップ20を備えるとともに滑り可能なプランジャ16は親指グリップ22を備える。
図1及び図2に示す具体例において、ばね24は円筒状胴部12と滑り可能なプランジャ16との間に力を発生させるために提供される。詳細には、図3の左手側に示すようにコイル型ばね24がプランジャ16の一部に巻付けられる。さらに、コイル型ばね24は親指グリップ22とばね止め26の間に延在する。留め具ナット30の表面及び端面26aは、ばね24のための端止めとして作用し、図5に詳細に示すように、滑り可能なプランジャ16が右側方向へ十分に移動してばね止め26の反対側の端面26bが円筒状胴部12の端面12aと係合するとき、ばね24を滑り可能なプランジャ16と機能的に係合させる。
親指グリップ22は滑り可能なプランジャ16の一端に連結する。例えば、滑り可能なプランジャ16の一端に、親指グリップ22のねじ込み穴22bへねじ込まれるねじ付き端部16aを備えることができる。親指グリップ22’のこの具体例において、親指グリップ22’は、滑り可能なプランジャ16のねじ付き端部16aの端にねじ込まれた留め具ナット30を収容するための円柱状凹所28を備える。この構造は、滑り可能なプランジャ16のねじ付き端部16aを親指グリップ22のねじ込み穴22bにねじ込む前に、コイルばね24を滑り可能なプランジャ16の端部に配置して留め具ナット30により適所に固定することを可能にする。この構造はレンズ注入装置の組立てを容易にし、且つコイルばね24をプランジャ16の一端にさらに確実に拘束する。
プランジャ16は円筒状胴部12の内側に延びる突起12bを受容するための下方溝16bを備え、固定鍵式構造を提供して円筒状胴部12内での滑り可能プランジャ16の相対的回転を防止する(すなわち、プランジャ16の固定された方位を維持して円筒状胴部12内での回転を防止する)。
さらに、指グリップ20を、円筒状胴部12に、胴部とのどのような相対的移動をも防止するためにしっかりと結合する。例えば指グリップ20は円筒状胴部12の一部の外側表面を締まり嵌めする通し穴を備える。
図7に示す実施例において、コイルばね24は弾性ゴム又はプラスチックの管物24’の一片に代えられる。管24’の一片は、それを構成する材料の弾性によってばねの機能を果たす。
別の実施例として、図8に示すように、摩擦ライニング32(例えば、合成プラスチック、セラミック、金属、ガラス等)を有する止め26’はプランジャの外側表面といくらか摩擦による嵌合をして、滑り可能なプランジャの前方移動に抵抗するダンパーとして機能し、変形可能な眼内レンズのレンズカートリッジのノズル部先端からの放出を制御する。
上記のばね及びダンパーは本発明の概念を具体化する例示にすぎないが、他のタイプのばね(例えば片持ちばり型)及び/又は他のタイプのダンパー(例えばプランジャと円筒状胴部の間の粘性流体媒質)を使用することもができる。
図9から図11は、滑り可能なプランジャの前方移動を制御し且つ変形可能な眼内レンズを注入装置のノズルから放出することを制御するための、ばね力の適用、制動抵抗力の適用、並びにばね力及び制動抵抗力の組合せを、それぞれ概略的に図示する。
本発明は、変形可能な眼内レンズを挿入するための装置の通路から、変形可能な眼内レンズを小切開部を通じて眼内に挿入するための力に対するばね力又は制動抵抗力のいずれかを提供することを含む。ばね力及び/又は制動抵抗力は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するために、眼内レンズの通路を通る前進を制御する。
レンズ注入装置の具体例の側面図である 図1に示したレンズ注入装置の上面図である。 図1に示すレンズ注入装置から分解した滑り可能に配置されたプランジャの詳細な構造を示す側面図である。 ねじ付き穴を有する留め具を収容するための円柱状凹所を有する親指グリップの別の詳細な断面図である。 滑り可能なプランジャ上に取付けたスリーブ止めが円筒状胴部の端面と係合して、コイルばねに、前進する滑り可能なプランジャの反対方向のばねの力を生じさせる方法を示す詳細な破断側面図である。 図1に示した方向で切断した、円筒状胴部及び指グリップの詳細な断面図である。 滑り可能なプランジャ上に取付けた、弾性材料、例えばプラスチックから製造した本発明実施例の要部を示す部分破断図である。 摩擦ライニングを有してダンパーとして機能し、前進する滑り可能なプランジャの移動に抵抗をもたらす別のスリーブ止めの詳細な縦断面図である。 滑り可能なプランジャの進行と反対の方向に力を加えるためのばねを備える滑り可能なプランジャの概略図である。 進行中の滑り可能なプランジャの移動抵抗をもたらすためのダンパーとして機能するダンパーを備える滑り可能なプランジャの概略図である。 ばね及びダンパーを備える滑り可能なプランジャの概略図である。 カリフォルニア州モンロビアのSTAARサージカルカンパニーのshooter装置の従来技術の具体例の斜視図である。 図12に示した従来技術のシューター装置の縦断面図である。

Claims (6)

  1. 変形可能な眼内レンズを小切開部を通じて眼内に挿入するための変形可能な眼内レンズ注入装置であって、
    変形可能な眼内レンズを収容するためのレンズレシーバを有し、基端を有しているスリーブと;
    上記スリーブの基端に設けられた止めと;
    上記スリーブの先端に配置されたレンズ注入ノズルであって、変形可能な眼内レンズをノズル先端に向けるための通路を含むレンズ注入ノズルと;
    上記スリーブ内に滑り可能に受容されて所定の送り出し行程長さを有するプランジャであって、変形可能な眼内レンズと接触するためのプランジャ先端を一端に有するとともに、上記プランジャを作動するためのグリップを他端に有し、該グリップがグリップ止め表面を有するプランジャと;
    上記プランジャの送り出し行程長さより実質的に小さい長さを有し、上記プランジャ先端が変形可能な眼内レンズを上記ノズル先端から押圧しているときに、上記プランジャと関連して上記グリップ止め表面と上記スリーブに設けられた止めとの間に力を加えて変形可能な眼内レンズの上記ノズル先端からの放出を制御する弾性の管とを含み、
    上記プランジャが送り出し行程の長さの終わり付近に到達して変形可能な眼内レンズが上記ノズル先端から出ようとしているときのみに、上記プランジャが上記送り出し行程長さの一部に亘って上記スリーブ内を滑動し、上記弾性の管が、該グリップ止め表面と該スリーブに設けられた止めとに係合して、上記グリップ止め表面と上記スリーブに設けられた止めとの間に力を加えるようになっている、変形可能な眼内レンズ注入装置。
  2. 上記プランジャ先端が上記ノズルを通る上記通路内に位置するときに、上記弾性の管が上記プランジャと係合する請求項1に記載の装置。
  3. 上記弾性の管は、上記プランジャが該プランジャの送り出し行程の全長に至った後、プランジャを幾分はね返させるために十分な力を上記プランジャに加える請求項1に記載の装置。
  4. 上記弾性の管が、上記プランジャ先端を上記ノズルを通る上記通路内に引き戻すために十分な力を提供する請求項3に記載の装置。
  5. 前記止めの内孔にダンパーが装着され、上記プランジャが上記止めを貫通して延び、上記プランジャ先端が変形可能な眼内レンズを上記ノズル先端から押し出す際に、上記ダンパーが上記プランジャの移動に抵抗を付与して変形可能な眼内レンズの上記ノズル先端からの放出を制御するようになっている請求項1に記載の装置。
  6. 変形可能な眼内レンズを含むレンズカートリッジを含む請求項1に記載の装置であって、
    上記スリーブの上記レンズレシーバが、上記変形可能な眼内レンズを含む上記レンズカートリッジを収容するためのレンズカートリッジレシーバであり、且つ上記ノズルが上記レンズカートリッジのレンズ保持部に連結されたノズル部を有する請求項1に記載の装置。
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