JP2006320475A - 配布用マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】広告・宣伝等の表示の効果を向上させ得る配布用マスクを提供する。
【解決手段】この配布用マスク10は、使用者の口許とその周辺を被覆するための本体部1およびその本体部1の両側から使用者の頭部に装着可能なようにそれぞれ延びる装着部3を有するマスク6と、そのマスク6を内包する包装部材8と、を備えており、マスク6には、その装着時に前記本体部1の第三者から視認可能な位置に広告・宣伝等(A1)が表示されている。
【選択図】図2
【解決手段】この配布用マスク10は、使用者の口許とその周辺を被覆するための本体部1およびその本体部1の両側から使用者の頭部に装着可能なようにそれぞれ延びる装着部3を有するマスク6と、そのマスク6を内包する包装部材8と、を備えており、マスク6には、その装着時に前記本体部1の第三者から視認可能な位置に広告・宣伝等(A1)が表示されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、配布用マスクに係り、特に、商標・スローガンなどを表示して消費者に配布する、いわゆるノベルティグッズとして好適に使用し得る配布用マスクに関する。
近年、例えば花粉症等のアレルギー症状を持つ人が増加している。その症状としては、特に、鼻水、鼻詰まり、あるいはくしゃみ等、いわゆる鼻炎症状が顕著である。そのため、こうした症状を和らげる手段として、一般的にマスクが用いられている。しかし、この種のマスクは、使用者の口許とその周辺を被覆するものであり、また、例えば花粉症等は比較的長期に亘ってその症状が続くので、安価で衛生的なものが望ましい。そこで、この種のマスクには、使い捨てマスクが比較的多く用いられている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−180852号公報
ところで、例えば商標・スローガンなどを日用雑貨品等に印刷して消費者等に無償で配布する、いわゆるノベルティグッズには種々のものがある。例えば上述のような使い捨てマスクにおいてもその対象として好適との理由から、これを包装する包装部材に対して、いわゆる名入れ等がなされている。
しかしながら、包装部材に名入れして配布された使い捨てマスクでは、使い捨てマスク自体には印刷等で広告・宣伝等の表示はされていない。そのため、このマスク装用時には、広告・宣伝等の表示の効果を奏しないので、例えばノベルティ用のボールペンと比較すれば、広告・宣伝等の表示の効果を期待する上で改善の余地がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、広告・宣伝等の表示の効果を向上させ得る配布用マスクを提供することを目的としている。
しかしながら、包装部材に名入れして配布された使い捨てマスクでは、使い捨てマスク自体には印刷等で広告・宣伝等の表示はされていない。そのため、このマスク装用時には、広告・宣伝等の表示の効果を奏しないので、例えばノベルティ用のボールペンと比較すれば、広告・宣伝等の表示の効果を期待する上で改善の余地がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、広告・宣伝等の表示の効果を向上させ得る配布用マスクを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、使用者の口許とその周辺を被覆するための本体部および該本体部の両側から使用者の頭部に装着可能なようにそれぞれ延びる装着部を有するマスクと、該マスクを内包する包装部材と、を備える配布用マスクであって、前記マスクには、その装着時に前記本体部の第三者から視認可能な位置に広告宣伝用の装飾が表示されていることを特徴としている。
ここで、「広告宣伝用の装飾」とは、広告や宣伝用の文字、絵および模様、並びにこれらの組合わせのうちいずれかからなるものを含む意味である。
本発明によれば、少なくともマスクに、その本体部の第三者から視認可能な位置に広告宣伝用の装飾が表示されているので、このマスク装用時にも、第三者に対しても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
さらに、上記包装部材は、その視認可能な位置に、その包装するマスクでの広告宣伝用の装飾表示に関連する広告宣伝用の装飾を好適に表示し得る。このような構成とすれば、マスクの包装された状態、およびマスク装用時のいずれにおいても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
本発明によれば、少なくともマスクに、その本体部の第三者から視認可能な位置に広告宣伝用の装飾が表示されているので、このマスク装用時にも、第三者に対しても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
さらに、上記包装部材は、その視認可能な位置に、その包装するマスクでの広告宣伝用の装飾表示に関連する広告宣伝用の装飾を好適に表示し得る。このような構成とすれば、マスクの包装された状態、およびマスク装用時のいずれにおいても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
また、上記包装部材は、包装内のマスクに施された広告宣伝用の装飾表示を視認可能な材料を好適に使用し得る。このような構成とすれば、包装部材を通して内部のマスクに施された広告宣伝用の装飾表示が視認可能なので、例えば、包装部材自体への広告宣伝用の装飾表示を省略しても、マスクの包装された状態、およびマスク装用時のいずれにおいても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
また、本発明に係るマスクは、使い捨てマスクを好適にその対象とし得る。このような構成とすれば、安価なノベルティグッズとする上でより好適である。
また、本発明に係るマスクは、使い捨てマスクを好適にその対象とし得る。このような構成とすれば、安価なノベルティグッズとする上でより好適である。
本発明によれば、広告・宣伝等の表示の効果を向上させ得る配布用マスクを提供することができる。
以下、本発明に係る配布用マスクの一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、本実施形態は、本発明に係るマスクとして、通気性ある不織布製の使い捨てマスクに適用した例である。
図1は、本発明に係る配布用マスクの一実施形態を説明する図であり、同図では、本発明に係るマスクの包装前の状態を斜視図で示している。
図1は、本発明に係る配布用マスクの一実施形態を説明する図であり、同図では、本発明に係るマスクの包装前の状態を斜視図で示している。
同図に示すように、このマスク6は、ポリウレタン弾性不織布を使用しており、使用者の口許とその周辺を被覆するための本体部1と、その本体部1の両側から延びる装着部3とを備えて構成されている。
本体部1は、左右対称な略扇状の弾性繊維シートからなる2枚一組の本体部構成部材2で構成されている。各本体部構成部材2は、互いの輪郭が重なるように重ねられて、その円弧状の凸縁部が所定幅で相互に溶着部5で溶着されている。これにより、本体部1には、その本体部構成部材2を左右に開いたときに使用者の顔面に沿う湾曲を与えられるようになっている。
本体部1は、左右対称な略扇状の弾性繊維シートからなる2枚一組の本体部構成部材2で構成されている。各本体部構成部材2は、互いの輪郭が重なるように重ねられて、その円弧状の凸縁部が所定幅で相互に溶着部5で溶着されている。これにより、本体部1には、その本体部構成部材2を左右に開いたときに使用者の顔面に沿う湾曲を与えられるようになっている。
装着部3は、この本体部1の両側から、使用者の頭部に装着可能なように左右にそれぞれ延びている。さらに、各装着部3それぞれには、その略中央部にその延出方向に沿って細長く延びる切欠き孔からなる耳掛け部4を備えて形成されている。これにより、このマスク6は、上記本体部1(本体部構成部材2)を左右に開いてその中央の溶着部5を鼻先の上からあごの下付近に当てつつ、使用者の口許とその周辺を被覆するように顔に当て、上記装着部3の耳掛け部4を左右の耳にそれぞれ掛け止めて着用可能になっている。
ここで、このマスク6には、同図に示すように、その装着時に本体部1の第三者から視認可能な位置に広告宣伝用の装飾A1が印刷によって表示されている。詳しくは、この例では、本体部1を構成する一方の本体部構成部材2(同図で向かって左側)での表面下側の一部分に、広告や宣伝用に、商標・スローガンを広告宣伝用の装飾A1(以下、「広告宣伝用の装飾」を、単に「装飾」ともいう)として表示している(なお、同図ではそのイメージを二点鎖線で表している(以下同様))。なお、この装飾A1の表示は、完成状態のマスク6に対して印刷を施すことで表示することができる。また、完成前の、例えば本体部構成部材2の状態で印刷することができるし、あるいはまた、裁断前のポリウレタン弾性不織布素材の段階で装飾A1の印刷を施してもよい。
そして、上述のマスク6が、図2に示すように、左右対称な互いの輪郭を重ねる等の適宜の状態に折りたたまれて、このマスク6を内包するための包装部材8によって包装されて配布用マスク10が構成される。
ここで、この包装部材8は、薄肉で透明な合成樹脂材料のシートから上記マスク6を一枚収容可能な封筒状の袋に形成されている。これにより、その包装内のマスク6に施された装飾A1の表示を包装部材8の外から視認可能になっている。さらに、この包装部材8に対しても、同図に示すように、その視認可能な位置8aに、上記マスク6での装飾A1の表示に関連する広告宣伝用の装飾A2が表示されている。
ここで、この包装部材8は、薄肉で透明な合成樹脂材料のシートから上記マスク6を一枚収容可能な封筒状の袋に形成されている。これにより、その包装内のマスク6に施された装飾A1の表示を包装部材8の外から視認可能になっている。さらに、この包装部材8に対しても、同図に示すように、その視認可能な位置8aに、上記マスク6での装飾A1の表示に関連する広告宣伝用の装飾A2が表示されている。
次に、この配布用マスクの作用・効果について説明する。
上述のように、この配布用マスク10は、マスク6に、その装着時に本体部1の第三者から視認可能な位置に広告宣伝用の装飾A1として、商標・スローガンを表示しているので、このマスク6を装用時にも、第三者に対しても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
さらに、この配布用マスク10によれば、包装部材8は、その視認可能な位置に、その包装するマスク6での広告宣伝用の装飾A1の表示に関連する広告宣伝用の装飾A2を表示しているので、マスク6の包装された状態、およびマスク6を装用時のいずれにおいても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
上述のように、この配布用マスク10は、マスク6に、その装着時に本体部1の第三者から視認可能な位置に広告宣伝用の装飾A1として、商標・スローガンを表示しているので、このマスク6を装用時にも、第三者に対しても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
さらに、この配布用マスク10によれば、包装部材8は、その視認可能な位置に、その包装するマスク6での広告宣伝用の装飾A1の表示に関連する広告宣伝用の装飾A2を表示しているので、マスク6の包装された状態、およびマスク6を装用時のいずれにおいても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
また、この配布用マスク10によれば、包装部材8は、包装内のマスク6に施された広告宣伝用の装飾A1の表示を視認可能なように、透明な材料を使用している。そのため、この包装部材8を通して内部のマスク6に施された装飾A1の表示が視認可能である。したがって、マスク6は、その包装された状態、およびマスク6の装用時のいずれにおいても広告・宣伝等の表示の効果を奏することができる。
また、この配布用マスク10によれば、マスク6として、不織布素材で形成した使い捨てマスクを用いている。そのため、その製造のための手間が少なくて済みコストがかからないので、安価なノベルティグッズとする上でより好適である。
なお、本発明に係る配布用マスクは、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、表示する広告宣伝用の装飾A1、A2を、広告や宣伝用の、商標・スローガンにより表示した例で説明したが、これに限定されず、広告や宣伝用以外の文字、絵および模様、並びにこれらの組合わせのうちのいずれかからなるものをその装飾にさらに加えて表示する構成としてもよい。
なお、本発明に係る配布用マスクは、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、表示する広告宣伝用の装飾A1、A2を、広告や宣伝用の、商標・スローガンにより表示した例で説明したが、これに限定されず、広告や宣伝用以外の文字、絵および模様、並びにこれらの組合わせのうちのいずれかからなるものをその装飾にさらに加えて表示する構成としてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、マスク6は、使い捨てマスクをその対象とした例で説明したが、これに限定されず、例えば図3に例示するように、洗濯して繰り返し使用することができる布製のマスク16をその対象として構成してもよい。しかし、安価なノベルティグッズとする上では、使い捨てマスクを用いることが好ましい。なお、布製のマスク16の場合においても、表示する広告宣伝用の装飾を、例えば同図に符号A3、A4等で示すように、その少なくとも本体部16aの第三者から視認可能な位置に表示可能であることは勿論である。
また、例えば、使い捨てマスクを対象とした場合でも、上記例示したものに限定されず、例えば1枚の不織布シートで一体的に形成した使い捨てマスクとすることができるし、また、本体部をフィルタ素材でカップ状に成形し、このカップに、装着部を左右の耳にかけるための紐として取り付けた使い捨てマスクに適用することができる。あるいは、鼻から口にかかる本体部を低伸縮性シート材料で一体的に形成し、その左右両側に、比較的高伸縮性のシート状繊維材料で形成した耳掛け用の環状部を装着部として取り付けた使い捨てマスクに適用する等、種々の使い捨てマスクを対象とすることができる。
また、上記実施形態では、広告宣伝用の装飾A1を、マスク6の本体部1を構成する一方の本体部構成部材の表面側の一部分に表示している例で説明したが、これに限定されず、本発明に係る配布用マスクは、マスクの装着時に前記本体部の第三者から視認可能な位置に広告宣伝用の装飾が表示されていればよい。すなわち、例えばマスクの全面に広告宣伝用の装飾を表示した構成とすることができる。
また、上記実施形態では、包装部材は、その包装内のマスクに施された広告宣伝用の装飾表示を視認可能な材料から形成されるとともに、包装部材の視認可能な位置に、その包装するマスクでの装飾表示に関連する装飾を表示した例で説明したが、これに限定されず、透明な材料以外の半透明ないし不透明な材料から形成することができる。また、包装部材には装飾を表示しない構成としてもよい。しかし、例えば広告・宣伝等の表示の効果をより効果的に奏する構成とする上では、上記実施形態での構成が好適である。
また、上記実施形態では、装飾の表示が、印刷によって施されている例で説明したが、これに限定されず、装飾の表示は、例えば、プリント転写、粘着シールの貼り付け等によって表示する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、一枚のマスクと、これを内包する包装部材とを備える配布用マスクを例に説明したが、本発明に係る配布用マスクは、これに限定されず、例えば包装部材内に包装されるマスクは二枚(以上)とすることができる。あるいはまた、包装部材内に、更にその他の物、例えば宣伝用のビラ、チラシ等をマスクと一緒に包装する等、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能であることは勿論である。
また、上記実施形態では、一枚のマスクと、これを内包する包装部材とを備える配布用マスクを例に説明したが、本発明に係る配布用マスクは、これに限定されず、例えば包装部材内に包装されるマスクは二枚(以上)とすることができる。あるいはまた、包装部材内に、更にその他の物、例えば宣伝用のビラ、チラシ等をマスクと一緒に包装する等、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能であることは勿論である。
1 本体部
2 本体部構成部材
3 装着部
4 耳掛け部
5 溶着部
6 マスク
8 包装部材
10 配布用マスク
A1、A2 広告宣伝用の装飾
2 本体部構成部材
3 装着部
4 耳掛け部
5 溶着部
6 マスク
8 包装部材
10 配布用マスク
A1、A2 広告宣伝用の装飾
Claims (1)
- 使用者の口許とその周辺を被覆するための本体部および該本体部の両側から使用者の頭部に装着可能なようにそれぞれ延びる装着部を有するマスクと、該マスクを内包する包装部材と、を備える配布用マスクであって、
前記マスクには、その装着時に前記本体部の第三者から視認可能な位置に広告宣伝用の装飾が表示されていることを特徴とする配布用マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145407A JP2006320475A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 配布用マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145407A JP2006320475A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 配布用マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006320475A true JP2006320475A (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=37540576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005145407A Pending JP2006320475A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 配布用マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006320475A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101026491B1 (ko) * | 2008-07-25 | 2011-04-01 | 여창권 | 휴대형 방연 마스크 |
WO2013002226A1 (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-03 | ユニ・チャーム株式会社 | マスク |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5854859U (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-14 | タムラ化研株式会社 | 非常用防毒マスク |
JPS61185447U (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-19 |
-
2005
- 2005-05-18 JP JP2005145407A patent/JP2006320475A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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