JP2006320033A - 制御ユニットおよび制御ユニット開発装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信に関わる高信頼機能を実現する送信プロトコル処理手段と受信プロトコル処理手段をもち、送信プロトコル手段と受信プロトコル手段は、通信仕様に応じて制御ユニット開発装置により生成する。
【効果】アプリケーションプログラム開発者は、通信に関わる高信頼通信機能を、制御ユニット開発装置で通信仕様を設定するだけで、アプリケーションプログラム中に書かなくてよく、かつ、プログラム開発することなく実現できる。
【選択図】図1
Description
該メモリに記憶された前記プログラムを実行するCPUと、
ネットワークに接続され、該ネットワーク上に送信メッセージを送信するとともに、ネットワーク上から受信メッセージを受信するネットワークコントローラと
を有し、
前記メモリに記憶された前記プログラムを前記CPUで実行しながら、前記ネットワークコントローラを用いてメッセージを送受信する制御ユニットにおいて、
アプリケーションプログラムが生成もしくは使用するアプリケーションデータを記憶するアプリケーションデータ記憶手段と、
前記メッセージを送信するためにネットワークコントローラに渡す送信データを記憶する送信データ記憶手段と、
前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを読み出して、前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを更新する送信データ更新手段と、
前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを読み出して、データ変換処理を行い、前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを更新する送信データプロトコル処理手段と、
前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを読み出して、前記ネットワークコントローラに渡すための送信メッセージを生成し、前記送信メッセージを前記ネットワークコントローラに渡してメッセージを送信する送信プロトコル処理手段と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信データを記憶する受信データ記憶手段と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信メッセージを入力して前記受信データを生成し、前記受信データ記憶手段に記憶する受信プロトコル処理手段と、
前記受信データ記憶手段に記憶された受信データを読み出して、前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを更新する受信アプリケーションデータ更新手段と、
前記受信データの内容を確認し、その結果を記憶する受信データプロトコル処理結果記憶手段と、
前記受信データを読み出して、受信データの内容を確認し、前記受信データ確認処理結果記憶手段に受信データ確認結果を記憶する受信データプロトコル処理手段と
を有する制御ユニットであって、
前記受信アプリケーションデータ更新手段は、前記受信データプロトコル処理結果記憶手段に記憶された前記受信データ確認結果にしたがって前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを更新する。
1c,通信機器906から受信した周辺環境状況、例えば、勾配やカーブの形状,道路の摩擦係数などを収集する環境情報収集制御ユニット1fがネットワーク2で接続される。例えば、レーダ制御ユニット1dで算出したトルク値をネットワーク2に送信し、そのトルク値を受信した各制御ユニットは、トルクをもとに各アクチュエータを制御する。例えば、負のトルクであれば、スロットル制御ユニット1eはスロットルを閉じ、ブレーキ制御ユニット1cはブレーキをかける。エンジン制御ユニット1aは、スロットル制御ユニット1eから送信されたスロットル開度を受信して、エンジン904を制御する。変速機制御ユニット1bは、環境情報収集制御ユニット1fから送信された勾配やカーブの形状,道路の摩擦係数を受信し、スロットル制御ユニット1eから送信されたスロットル開度を受信して変速機を制御する。このように車間距離制御システムは、周囲の環境や自車状態から前車との車間距離を制御する。
EngineMsgは送信メッセージとなる。表564aは、送受信データの領域とラベルの対応を示している。CANのデータ領域の最初の1バイト目は領域0と定義されており、領域0はラベル名engine_data0に対応することを意味する。
AtMsg、IDが0x200、データ長が4、送信ノードがAtCU、受信ノードが
EngineCUである。EngineCUにおいては、メッセージAtMsgは受信メッセージとなる。送受信データ領域とラベルの対応については、図5と同様である。
EngineMsgのものである。ラベルengine_data0の領域のデータはアプリケーションデータのDATA0に対応する。なお、ラベル名は図5に示した表564aのラベルである。
200msである。
EngineMSgのものである。内部データROM441aには、タイムアウトカウンタ値10が記憶されている。これは、図7で登録したタスク周期10msと図8で登録したタイムアウト値100msから算出された値である。すなわち、10ms周期タスクで連続10回受信がなければ100ms受信なしとなり、タイムアウトとなる。内部データRAM451aは、現在のメッセージカウンタ値とタイムアウトカウンタ値が記憶されている。図9の例では、初期化直後の状態を示す。なお、本実施例では、送信タイムアウト機能はサポートしていないため、内部データROM441aと内部データRAM451aのタイムアウトカウンタはメモリ削減のため削除してもよい。
AtMSgのものである。内部データROM851aには、タイムアウトカウンタ値20が記憶されている。これは、図12で登録したタスク周期10msと図13で登録したタイムアウト値200msから算出された値である。すなわち、10ms周期タスクで連続20回受信がなければ200ms間受信がなしとなり、タイムアウトとなる。内部データRAM451aは、現在のメッセージカウンタ値とタイムアウトカウンタ値が記憶されている。図14の例では、初期化直後の状態を示す。
AtMsgのものである。メッセージカウンタ,チェックサム,タイムアウトのエラーの有無を記憶しておく。
data0の領域に記憶された値をアプリケーションデータData0の値に更新する。以下、ステップ20103a,ステップ20104a,ステップ20106a,ステップ20107a,ステップ20108a,ステップ20110a,ステップ20111aもステップ20102a同様に送信データ記憶手段122に記憶された値を更新する。ステップ20112aでは、更新条件をリセットする(ゼロにする)。ステップ20113aでは、図1記載の送信プロトコル処理を起動し、EngineMsgを送信する。ステップ20113a終了後はステップ20114aを実行し処理を終了する。
3102bと同様に、アプリケーションデータを更新する。ステップ30105b処理終了後は、ステップ30106baを実行し、処理を終了する。
msgcounter領域に今回のメッセージカウンタ値“0”に更新する。ステップ
43103では、次回のメッセージカウンタ値“1”を内部データRAM451aのメッセージカウンタにセットする。
AtMsgを例に挙げて説明する。ステップ55402では、受信データ記憶手段112のat_msgcounter領域の値と内部データRAM451bに記憶されたメッセージカウンタ値とを比較する。ステップ55404,ステップ55405およびステップ55407では、図16記載の受信データプロトコル処理結果502bのメッセージカウンタ領域に結果を記憶する。ステップ55406およびステップ55408では、内部データRAM451bに記憶されたメッセージカウンタ値を次回の値“1”に更新する。
54203では、送信データをデータ長分,バイト単位で加算する。ステップ54204では、ステップ54203では、送信データのサム値格納領域を算出したサム値に更新する。ステップ54205では、処理を終了する。サム値設定処理542をメッセージ
EngineMsgを例に挙げて説明する。図27に示した送信データ122a1は、送信データ更新処理201a実行し、メッセージカウンタ設定処理431実行後の送信データの値を示したものである。ステップ54201では、送信データ122a1のengine_
checksum領域に0を書き込む。ステップ54202,ステップ54203ではデータ長8バイト分のデータ値を加算する。0x00+0x01+0x02+0x03+
0x00+0xF0+0xF5+0x01=0x1F0で桁上げを除いた1バイトデータ0xF0がサム値となる。ステップ54203で、サム値0xF0をengine_
checksum領域に書き込む。結果、送信データ122a2のようになる。
55302では、受信データ記憶手段112のサム値領域に0を書き込む。ステップ
55303およびステップ55304では、データ長分,バイト単位で受信データを加算し、桁あがり分を無視したバイトデータをサム値とする。ステップ55305では、ステップ55301で退避したサム値と、ステップ55303およびステップ55304で求めたサム値とを比較する。等しければステップ55306を実行する。等しくなければステップ55307を実行する。ステップ55306では変数valに0をセットする。ステップ55307では、変数valに1をセットする。ステップ55306またはステップ55307が終了後、ステップ55309を実行する。ステップ55309では、ステップ55301で退避したサム値をもとのサム値領域へ格納する。ステップ55308で
は、valをリターンして終了する。サムチェック処理553をメッセージAtMsgを例に挙げて説明する。図28記載のように受信データ記憶手段112に送信データ112bが記憶されている場合で説明する。ステップ55301によりサム値領域に記憶された値“0xC1”を退避し、ステップ55302によりサム値領域に0を書き込む。ステップ55303およびステップ55304にてデータ長4バイト分加算する。0xE0+
0xE1+0x00+0x00=0x1C1で桁上げを除いた1バイトデータ0xC1をサム値とする。ステップ55305よりステップ55301で退避したサム値と、ステップ55303およびステップ55304で求めたサム値とを比較し、両方ともに0xC1と等しいため、ステップ55306では変数valに0をセットする。ステップ55309 では、退避したサム値“0xC1”をもとのサム値領域へ書き込む。ステップ55308にてvalをリターンする。この場合、“0”がリターンされる。
552をメッセージAtMsgを例に挙げて説明する。監視OKで受信中の場合、ステップ55204を実行する。ステップ55204では、図14記載の内部データRAM451bのタイムアウトカウンタ値が“0”か否かを確認する。“0”はタイムアウトしていることを意味する。ステップ55205では、内部データRAM451bのタイムアウトカウンタ値が“0”であれば、図16記載の受信データプロトコル処理結果502bのタイムアウトをエラーに設定する。ステップ55026では、内部データRAM451bのタイムアウトカウンタ値をデクリメントする。ステップ55207では図16記載の受信データプロトコル処理結果502bのタイムアウトをエラーなしに設定する。ステップ55208では、内部データRAM451bのタイムアウトカウンタ値を内部データROM441bのタイムアウトカウンタ値に更新する。ステップ55202では、メッセージAtMsgにタイムアウト監視している受信メッセージあればそれらの受信メッセージに対してもステップ55203以降を実行する。ステップ55510,ステップ55211は、それぞれ、ステップ55202,ステップ55207,ステップ55208と同様の動作をする。
50301では、サムチェック処理553にて受信データのサムチェック処理する。OKであれば、ステップ50303により図16記載の受信データプロトコル処理結果502bのチェックサムにエラーなしを設定する。NGであれば、ステップ50304により、受信データプロトコル処理結果502bのチェックサムにエラーを設定する。ステップ
50305では、メッセージカウンタチェック処理554により、受信データプロトコル処理結果502b
のメッセージカウンタの設定する。
本発明の一実施例では、送信データ更新手段201,受信アプリケーションデータ更新手段301,送信データプロトコル処理手段401,受信データプロトコル処理手段501は、制御ユニット開発装置500で生成されるが、制御ユニット開発装置500で生成されなくてもよい。この場合、送信データ更新手段201,受信アプリケーションデータ更新手段301,送信データプロトコル処理手段401,受信データプロトコル処理手段
501は、他の手段で生成する必要あるが、アプリケーションプログラムには影響しない。
本発明の一実施例およびその他の実施例(1)では、送信データ更新手段201および受信アプリケーションデータ更新手段301は、送受信データとアプリケーションデータ対応情報532によりアプリケーションデータと送信データまたは受信データとの対応づけに従って送信データまたは受信のアプリケーションデータを更新する処理を行っていたが、アプリケーションプログラム内で行っても良い。この場合、アプリケーションプログラムが更新タイミングなどのデータ更新処理を自由に書くことができるため処理の自由度が増す効果がある。
本発明の一実施例、その他の実施例(1)(2)では、受信アプリケーションデータの更新条件記憶手段302は更新条件を記憶していたが、更新条件判定結果が格納された記憶領域を設定してもよい。この場合、アプリケーションプログラム開発者は、更新条件記憶手段302に更新条件を更新するだけで、アプリケーションデータ更新処理を実現できる。
本発明の一実施例、その他の実施例(2)(3)の制御ユニット開発装置は、送信プロトコル処理手段121,受信プロトコル処理手段111を生成する通信プロトコル生成装置により生成される場合、通信プロトコル生成装置と連携する手段をもち、情報をやり取りできる機能をもつ。このことにより、制御ユニット開発装置の設定作業を軽減することができる。
本発明の一実施例、その他の実施例(1)(2)(3)(4)では、送信データプロトコル処理手段401,受信データプロトコル処理手段501はなくてもよい。この場合、送信データ更新手段201,受信アプリケーションデータ更新手段301は、アプリケーションプログラム開発者は、更新条件記憶手段202や更新条件記憶手段302に更新条件を更新するだけで、アプリケーションデータ更新処理を実現できる。
本発明の一実施例、その他の実施例(1)(2)(3)(4)における、送信データプロトコル処理手段401,受信データプロトコル処理手段501はCRC機能でもよい。この場合、受信データが破壊されたことを検出できる。
本発明の一実施例、その他の実施例(1)(2)(3)(4)(6)における、送信データプロトコル処理手段401は暗号化処理,受信データプロトコル処理手段501は暗号解読処理でもよい。この場合、受信データに届いた通信データが改ざんされたことを検出でき、受信アプリケーションデータに記憶された受信アプリケーションデータを改ざんされたデータに更新されることを防ぐことができる。
請求項1乃至10のいずれかに記載の制御ユニットにおいて、
前記送信データプロトコル処理手段は、請求項11記載の制御ユニット開発装置により生成された送信データプロトコル処理プログラムである
ことを特徴とする制御ユニット。
請求項2,請求項3,請求項5,請求項6,請求項7,請求項8,請求項9および請求項10記載の制御ユニットにおいて、
前記受信データプロトコル処理手段は、請求項12記載の制御ユニット開発装置により生成された受信データプロトコル処理プログラムである
ことを特徴とする制御ユニット。
請求項1,請求項3,請求項4,請求項6,請求項7,請求項8,請求項9,請求項
10および請求項15記載の制御ユニットにおいて、
前記送信データ更新処理手段は、請求項13記載の制御ユニット開発装置により生成された送信データ更新処理プログラムである
ことを特徴とする制御ユニット。
請求項2,請求項3,請求項5,請求項6,請求項7,請求項8,請求項9,請求項
10および請求項16記載の制御ユニットにおいて、
前記受信アプリケーションデータ更新処理手段は、請求項14記載の制御ユニット開発装置により生成された受信アプリケーションデータ更新処理プログラムである
ことを特徴とする制御ユニット。
請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7,請求項8,請求項9,請求項10,請求項15,請求項16,請求項17ないし請求項18記載の制御ユニットにおいて、
前記制御ユニットは、自動車制御ユニットであることを特徴とする制御ユニット。
複数の制御ユニットをネットワーク接続し、前記制御ユニットが前記ネットワークを介して互いに並列に処理を進める分散システムにおいて、
前記制御ユニットは、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7,請求項8,請求項9,請求項10,請求項15,請求項16,請求項17,請求項18、ないし請求項19記載の制御ユニットであることを特徴とする分散システム。
202,302…更新条件記憶手段、301…受信アプリケーションデータ更新手段、
301b…受信アプリケーションデータ更新処理、302b…更新条件、401…送信データプロトコル処理手段、403…送信時処理、411…送信周期タスク処理、421,542…サム値設定処理、431,543…メッセージカウンタ設定処理、441,851…内部データROM、451,861…内部データRAM、500…制御ユニット開発装置、501…受信データプロトコル処理手段、502…受信データプロトコル処理結果記憶手段、502b…受信データプロトコル処理結果、503…受信時処理、521…属性データ関連情報登録手段、522a,522b…属性データ関連情報、531…送受信データとアプリケーションデータ対応情報登録手段、532a,532b…送受信データとアプリケーションデータ対応情報、541…送信データプロトコル処理テンプレート、
551…受信データプロトコル処理テンプレート、552…タイムアウト監視処理、553…サムチェック処理、554…メッセージカウンタチェック処理、561…メッセージと送受信データ対応情報登録手段、562a,562b…メッセージと送受信データ対応情報、571…起動情報登録手段、572a,572b…起動情報、841…受信周期タスク処理、901…変速機、902…スロットル、903…レーダ、904…エンジン、
905…ブレーキ、906…通信機器。
Claims (15)
- プログラムを記憶するメモリと、
該メモリに記憶された前記プログラムを実行するCPUと、
ネットワークに接続され、該ネットワーク上に送信メッセージを送信するネットワークコントローラと
を有し、
前記メモリに記憶された前記プログラムを前記CPUで実行しながら、前記ネットワークコントローラを用いてメッセージを送信する制御ユニットにおいて、 アプリケーションプログラムが生成もしくは使用するアプリケーションデータを記憶するアプリケーションデータ記憶手段と、
前記メッセージを送信するためにネットワークコントローラに渡す送信データを記憶する送信データ記憶手段と、
前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを読み出して、前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを更新する送信データ更新手段と、
前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを読み出して、データ変換処理を行い、前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを更新する送信データプロトコル処理手段と、
前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを読み出して、前記ネットワークコントローラに渡すための送信メッセージを生成し、 前記送信メッセージを前記ネットワークコントローラに渡してメッセージを送信する送信プロトコル処理手段と
を有することを特徴とする制御ユニット。 - プログラムを記憶するメモリと、
該メモリに記憶された前記プログラムを実行するCPUと、
ネットワークに接続され、該ネットワーク上に受信メッセージを受信するネットワークコントローラと
を有し、
前記メモリに記憶された前記プログラムを前記CPUで実行しながら、前記ネットワークコントローラを用いてメッセージを受信する制御ユニットにおいて、
アプリケーションプログラムが生成もしくは使用するアプリケーションデータを記憶するアプリケーションデータ記憶手段と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信データを記憶する受信データ記憶手段と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信メッセージを入力して前記受信データを生成し、前記受信データ記憶手段に記憶する受信プロトコル処理手段と、
前記受信データ記憶手段に記憶された受信データを読み出して、前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを更新する受信アプリケーションデータ更新手段と、
前記受信データの内容を確認し、その結果を記憶する受信データプロトコル処理結果記憶手段と、
前記受信データを読み出して、受信データの内容を確認し、前記受信データ確認処理結果記憶手段に受信データ確認結果を記憶する受信データプロトコル処理手段と
を有し、
前記受信アプリケーションデータ更新手段は、前記受信データプロトコル処理結果記憶手段に記憶された前記受信データ確認結果にしたがって前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを更新することを特徴とする制御ユニット。 - プログラムを記憶するメモリと、
該メモリに記憶された前記プログラムを実行するCPUと、
ネットワークに接続され、該ネットワーク上に送信メッセージを送信するとともに、ネットワーク上から受信メッセージを受信するネットワークコントローラと
を有し、
前記メモリに記憶された前記プログラムを前記CPUで実行しながら、前記ネットワークコントローラを用いてメッセージを送受信する制御ユニットにおいて、
アプリケーションプログラムが生成もしくは使用するアプリケーションデータを記憶するアプリケーションデータ記憶手段と、
前記メッセージを送信するためにネットワークコントローラに渡す送信データを記憶する送信データ記憶手段と、
前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを読み出して、前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを更新する送信データ更新手段と、
前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを読み出して、データ変換処理を行い、前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを更新する送信データプロトコル処理手段と、
前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを読み出して、前記ネットワークコントローラに渡すための送信メッセージを生成し、前記送信メッセージを前記ネットワークコントローラに渡してメッセージを送信する送信プロトコル処理手段と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信データを記憶する受信データ記憶手段と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信メッセージを入力して前記受信データを生成し、前記受信データ記憶手段に記憶する受信プロトコル処理手段と、
前記受信データ記憶手段に記憶された受信データを読み出して、前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを更新する受信アプリケーションデータ更新手段と、
前記受信データの内容を確認し、その結果を記憶する受信データプロトコル処理結果記憶手段と、
前記受信データを読み出して、受信データの内容を確認し、前記受信データ確認処理結果記憶手段に受信データ確認結果を記憶する受信データプロトコル処理手段と
を有し、
前記受信アプリケーションデータ更新手段は、前記受信データプロトコル処理結果記憶手段に記憶された前記受信データ確認結果にしたがって前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを更新することを特徴とする制御ユニット。 - 請求項1および3記載の制御ユニットにおいて、
前記送信データを更新する条件判定結果を記憶した更新条件記憶手段
を有し、
前記送信データ更新手段は、前記更新条件記憶手段に記憶された更新条件にしたがって、前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを読み出して、送信データ記憶手段に記憶された送信データを更新する
ことを特徴とする制御ユニット。 - 請求項2および3記載の制御ユニットにおいて、
前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを更新する条件を記憶する更新条件記憶手段
を有し、
前記受信アプリケーションデータ更新手段は、前記更新条件記憶手段に記憶された更新条件にしたがって、前記受信データ記憶手段に記憶された受信データを読み出して前記アプリケーションデータ記憶手段に記憶されたアプリケーションデータを更新する
ことを特徴とする制御ユニット。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の制御ユニットにおいて、前記ネットワークはCAN(コントローラエリアネットワーク)であり、
前記記載のネットワークコントローラはCANコントローラであり、
前記記載の送信データ記憶手段はCANの8バイト以下のデータを記憶し、
前記記載の受信データ記憶手段はCANの8バイト以下のデータを記憶することを特徴とする制御ユニット。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の制御ユニットにおいて、前記送信データプロトコル手段は、前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを読み出して処理を実行し得られたメッセージ送信情報を記憶し、前記記載の受信データプロトコル処理手段は、前記受信データに記憶された、前記送信データプロトコル手段で処理して得られたメッセージ送信情報を確認し、メッセージの未到着を検出するメッセージ到着確認処理を有することを特徴とする制御ユニット。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の制御ユニットにおいて、前記送信データプロトコル手段は、前記送信データ記憶手段に記憶された送信データを読み出して処理を実行し得られた非破壊情報を前記送信データ記憶手段に記憶し、前記記載の受信データプロトコル処理手段は、前記受信データに記憶された、前記送信データプロトコル手段で処理して得られた非破壊情報をチェックし、前記送信データに記憶された送信データが破壊されることなく、前記受信データ記憶手段に記憶されたことを保証する非破壊検査処理機能を有することを特徴とする制御ユニット。
- 請求項7記載の制御ユニットにおいて、前記メッセージ送信情報は、送信する度に値をひとつずつ更新するメッセージカウンタであることを特徴とする制御ユニット。
- 請求項8記載の非破壊情報は、チェックサムのサム値であることを特徴とする制御ユニット。
- プログラムを記憶するメモリと、
該メモリに記憶された前記プログラムを実行するCPUと、
ネットワークに接続され、該ネットワーク上に送信メッセージを送信するネットワークコントローラと
を有し、
前記メモリに記憶された前記プログラムを前記CPUで実行しながら、前記ネットワークコントローラを用いてメッセージ送信処理を実行する制御ユニットであり、
アプリケーションプログラムが生成もしくは使用するアプリケーションデータを記憶するアプリケーションデータ記憶部と、
前記メッセージを送信するためにネットワークコントローラに渡す送信データを記憶する送信データ記憶部と、
前記アプリケーションデータ記憶部に記憶されたアプリケーションデータを読み出して、前記送信データ記憶部に記憶された送信データを更新する送信データ更新プログラムと、
前記送信データ記憶部に記憶された送信データを読み出して、データ変換処理を行い、前記送信データ記憶部に記憶された送信データを更新する送信データプロトコル処理プログラムと、
前記送信データ記憶部に記憶された送信データを読み出して、前記ネットワークコントローラに渡すための送信メッセージを生成し、前記送信メッセージを前記ネットワークコントローラに渡してメッセージを送信する送信プロトコル処理プログラムと
を有する制御ユニットの前記送信データプロトコル処理プログラムを生成する制御ユニット開発装置において、
送信データ変換処理方法をメッセージ毎に登録し、前記送信データ変換処理方法と前記送信データ記憶手段に記憶されたデータとの対応を登録する属性データ関連情報登録手段と、
前記送信データ変換処理方法毎に用意された送信データプロトコル処理テンプレート手段と、
メッセージと前記送信データとの対応を登録するメッセージと送受信データ対応情報登録手段と、
前記送信データプロトコル処理手段をメッセージ毎に登録する起動情報登録手段と
を有し、
前記送信データ更新処理テンプレート手段と、
前記属性データ関連情報登録手段から登録された属性データ関連情報と、
前記送受信データ対応情報登録手段に登録されたメッセージと送信データとの対応情報と、
起動情報登録手段から登録された起動情報と
から、前記送信データプロトコル処理プログラムを自動生成することを特徴とする制御ユニット開発装置。 - プログラムを記憶するメモリと、
該メモリに記憶された前記プログラムを実行するCPUと、
ネットワークに接続され、該ネットワーク上に受信メッセージを受信するネットワークコントローラと
を有し、
前記メモリに記憶された前記プログラムを前記CPUで実行しながら、前記ネットワークコントローラを用いてメッセージ受信処理を実行する制御ユニットであり、
アプリケーションプログラムが生成もしくは使用するアプリケーションデータを記憶するアプリケーションデータ記憶部と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信データを記憶する受信データ記憶部と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信メッセージを入力して前記受信データを生成し、前記受信データ記憶部に記憶する受信プロトコル処理プログラムと、
前記受信データ記憶部に記憶された受信データを読み出して、前記アプリケーションデータ記憶部に記憶されたアプリケーションデータを更新する受信アプリケーションデータ更新プログラムと、
前記受信データの内容を確認し、その結果を記憶する受信データプロトコル処理結果記憶部と、
前記受信データを読み出して、受信データの内容を確認し、前記受信データ確認処理結果記憶部に受信データ確認結果を記憶する受信データプロトコル処理プログラムと
を有し、
前記受信アプリケーションデータ更新プログラムは、前記受信データプロトコル処理結果記憶部に記憶された前記受信データ確認結果にしたがって前記アプリケーションデータ記憶部に記憶されたアプリケーションデータを更新する制御ユニットの前記受信データプロトコル処理プログラムを生成する制御ユニット開発装置において、
受信データ確認処理方法を登録し、前記受信データ確認処理方法と前記受信データ記憶部に記憶されたデータとの対応を示す属性データ関連情報を登録する属性データ関連情報登録手段と、
受信データ確認処理方法毎に用意された受信データプロトコル処理テンプレート手段と、
メッセージと前記受信データ部に記憶された受信データとの対応を登録するメッセージと送受信データ対応情報登録手段と、
前記受信データプロトコル処理プログラムをメッセージ毎に登録する起動情報登録手段と
を有し、
前記通信データプロトコル処理属性毎に用意された受信データプロトコル処理テンプレート手段と、
前記属性データ関連情報登録手段により登録された属性データ関連情報と、
前記送受信データ対応情報登録手段に登録されたメッセージと受信データとの対応情報と、
前記起動情報登録手段から登録された起動情報と
から、前記受信データプロトコル処理プログラムを自動生成することを特徴とする制御ユニット開発装置。 - プログラムを記憶するメモリと、
該メモリに記憶された前記プログラムを実行するCPUと、
ネットワークに接続され、該ネットワーク上に送信メッセージを送信するネットワークコントローラと
を有し、
前記メモリに記憶された前記プログラムを前記CPUで実行しながら、前記ネットワークコントローラを用いてメッセージ送信処理を実行する制御ユニットであり、アプリケーションプログラムが生成もしくは使用するアプリケーションデータを記憶するアプリケーションデータ記憶部と、
前記メッセージを送信するためにネットワークコントローラに渡す送信データを記憶する送信データ記憶部と、
前記アプリケーションデータ記憶部に記憶されたアプリケーションデータを読み出して、前記送信データ記憶部に記憶された送信データを更新する送信データ更新プログラムと、
前記送信データ記憶部に記憶された送信データを読み出して、データ変換処理を行い、前記送信データ記憶部に記憶された送信データを更新する送信データプロトコル処理プログラムと、
前記送信データ記憶部に記憶された送信データを読み出して、前記ネットワークコントローラに渡すための送信メッセージを生成し、前記送信メッセージを前記ネットワークコントローラに渡してメッセージを送信する送信プロトコル処理プログラムと
を有する制御ユニットの前記送信データ更新処理プログラムを生成する制御ユニット開発装置において、
前記アプリケーションデータ記憶部に記憶されたアプリケーションデータと前記送信データ記憶部に記憶された送信データとの対応を登録する、送受信データとアプリケーションデータ対応情報登録手段と、
前記メッセージと前記送信データ記憶部に記憶された送信データとの対応を登録するメッセージと送受信データ対応情報登録手段と
を有し、
前記送受信データとアプリケーションデータ対応情報登録手段で登録した送受信データとアプリケーションデータ対応情報と、
前記メッセージと送受信データ対応情報登録手段で登録したメッセージと送受信データ対応情報と
から、前記送信データ更新処理プログラムを自動生成すること
を特徴とする制御ユニット開発装置。 - プログラムを記憶するメモリと、
該メモリに記憶された前記プログラムを実行するCPUと、
ネットワークに接続され、該ネットワーク上に受信メッセージを受信するネットワークコントローラと
を有し、
前記メモリに記憶された前記プログラムを前記CPUで実行しながら、前記ネットワークコントローラを用いてメッセージ受信処理を実行する制御ユニットであり、
アプリケーションプログラムが生成もしくは使用するアプリケーションデータを記憶するアプリケーションデータ記憶部と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信データを記憶する受信データ記憶部と、
前記ネットワークコントローラが受信した受信メッセージを入力して前記受信データを生成し、前記受信データ記憶部に記憶する受信プロトコル処理プログラムと、
前記受信データ記憶部に記憶された受信データを読み出して、前記アプリケーションデータ記憶部に記憶されたアプリケーションデータを更新する受信アプリケーションデータ更新プログラムと、
前記受信データの内容を確認し、その結果を記憶する受信データプロトコル処理結果記憶部と、
前記受信データを読み出して、受信データの内容を確認し、前記受信データ確認処理結果記憶部に受信データ確認結果を記憶する受信データプロトコル処理プログラムと
を有し、
前記受信アプリケーションデータ更新プログラムは、前記受信データプロトコル処理結果記憶部に記憶された前記受信データ確認結果にしたがって前記アプリケーションデータ記憶部に記憶されたアプリケーションデータを更新する制御ユニットの前記受信アプリケーションデータ更新処理プログラムを生成する制御ユニット開発装置において、
前記アプリケーションデータ記憶部に記憶されたアプリケーションデータと前記受信データ記憶部に記憶された受信データとの対応を登録する、送受信データとアプリケーションデータ対応情報登録手段と、
前記メッセージと前記受信データ記憶部に記憶された受信データとの対応を登録するメッセージと送受信データ対応情報登録手段と
を有し、
前記送受信データとアプリケーションデータ対応情報登録手段で登録した送受信データとアプリケーションデータ対応情報と、
前記メッセージと送受信データ対応情報登録手段で登録したメッセージと送受信データ対応情報と
から、前記受信アプリケーションデータ更新処理プログラムを自動生成することを特徴とする制御ユニット開発装置。 - 通信に関わる高信頼化通信プロトコルを実現する送信プロトコル処理手段と受信プロトコル処理手段をもち、送信プロトコル手段と受信プロトコル手段は、通信仕様に応じて制御ユニット開発装置により生成されることを特徴とするデータ処理装置。
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Cited By (2)
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JP2018506461A (ja) * | 2014-12-15 | 2018-03-08 | ポラリス インダストリーズ インコーポレーテッド | 自律準備車両 |
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-
2006
- 2006-09-04 JP JP2006238435A patent/JP2006320033A/ja active Pending
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