JP2006319817A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信したUWB信号を、適当なサンプル・レート及び解像度を持つA/D変換器を用いてデジタル処理して、正確な受信タイミング情報を得る。
【解決手段】 A/D変換出力のサンプル・レートは高いので、2段のマッチドフィルタでタイミング検出回路を構成する。前段のチップ・マッチドフィルタは、入力信号とテンプレート信号との相関をとり、正しい送信パルス信号が到来したときはフレーム・マッチドフィルタへパルスの有無と受信タイミングを出力する。後段のフレーム・マッチドフィルタは、拡散符号との相関値をとり受信フレームの正誤判定を行ない、チップ・マッチドフィルタの閾値を適宜変更する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、超広帯域を利用して極めて微弱なインパルス列に情報を載せたウルトラワイドバンド(Ultra Wide Band:UWB)信号を受信処理する無線通信装置に係り、特に、送信機との間での微弱なインパルス列のUWB通信を利用して物体間の距離の測定を行なう無線通信装置に関する。
さらに詳しくは、本発明は、送信機からのUWB信号の受信タイミング情報を利用して送信機の位置を割り出す無線通信装置に係り、特に、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことにより受信タイミングの検出を行なう無線通信装置に関する。
無線LANシステムの高速化、低価格化に伴い、その需要が著しく増加してきている。特に、人の身の回りに存在する複数の電子機器間で小規模な無線ネットワークを構築して情報通信を行なうために、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)の導入が検討されている。例えば、2.4GHz帯や、5GHz帯など、監督官庁の免許が不要な周波数帯域を利用して、異なった無線通信システム並びに無線通信装置が規定されている。
また、近年、「ウルトラワイドバンド(UWB)通信」と呼ばれる、極めて微弱なインパルス列に情報を載せて無線通信を行なう方式が、近距離超高速伝送を実現する無線通信システムとして注目され、その実用化が期待されている。
米国では、2002年2月にFCC(Federal Communication Commission:米国連邦通信委員会)がUWBシステム関する規制緩和を行なった(例えば、非特許文献1を参照のこと)。規制緩和の内容としては3.1GHzから10.6GHzまで−41.3[dBm]の出力の電波を放射することを許可するものである。現在、IEEE802.15.3などにおいて、ウルトラワイドバンド通信のアクセス制御方式として、プリアンブルを含んだパケット構造のデータ伝送方式が考案されている(例えば、非特許文献2を参照のこと)。
一方、UWBシステムは、超極細パルスを用いることにより高い時間分解能を持ち、この性質を使ってレーダやポジショニングを行なう「測距(Ranging)」をすることが可能である。特に、最近のUWB通信では、100Mbps超の高速データ伝送と元来の測距機能を併せ持つことができる(例えば、特許文献1を参照のこと)。
将来、UWBに代表される近距離通信のWPAN(Wireless Personal Access Network)はあらゆる家電品やCE(Consumer Electronics)機器に搭載されることが予想される。したがって、高速データ伝送とは別に、測距による位置情報の利用、例えばナビゲーションや近距離通信(Near Field Communication:NFC)のような無線の付加価値を生むことが考えられ、高速データ伝送とともに測距機能も実装することが望ましいと思料される。
図14には、UWB通信を利用した測距システムの構成を模式的に示している。図示のシステムは、UWB通信をデータ伝送ではなく測距を主体として利用することを前提としており、送信機は、ICチップやICタグなどの小型の機器で構成され、既知パターンを載せたUWB信号を発信する。そして、この送信機の周囲に存在する受信機は、受信したUWB信号の受信タイミング情報を検出して送信機までの距離やその位置を検出する。
このように受信機側で距離若しくは位置の検出を行なうには、UWB信号の正確な受信タイミング情報を獲得する必要がある。
例えば、UWB信号をアナログ処理することによって受信タイミング情報を検出する技術について提案がなされている(例えば、非特許文献3を参照のこと)。その回路構成は、図15に示すように、アンテナ部と、テンプレート生成回路と、ループ・フィルタと、クロック生成回路によるアナログ回路からなる。アンテナ部で受信した信号を、テンプレート生成回路で生成した信号と相関値を取り、ループ・フィルタによって相関値から受信タイミングを検出し、クロック生成回路へ受信タイミングの補正を行なう。
しかしながら、UWB信号という高周波信号をアナログ部品によって処理するためには、高精度なアナログ部品が多数必要となることから、受信機のコスト増加を招来する。また、実装誤差の増大が予想され、高周波回路の設計は困難である。
UWBという広帯域信号における受信タイミング検出をアナログ回路で行なう場合、遅延回路や周波数合成回路の構成が複雑化を回避することはできない。その帰結として、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことにより受信タイミングの検出を行なうという方法が想起される。この場合、A/D変換器におけるサンプル・レートや解像度(ビット数)をどのように設定するかが課題となる。
例えば、高周波のUWB信号をアンダーサンプリングするUWB受信機について提案がなされている(例えば、非特許文献4を参照のこと)。このUWB受信機では、1ビットの解像度を持つA/D変換器が使用され、多数のアナログ・フィルタ・バンクを利用して周波数軸上で相関をとるように構成されているので、アナログ回路は複雑なものとなる。また、このUWB受信機自体は測距機能を有していない。
また、受信信号の周波数をダウンコンバートしてからデジタル処理を行ない、受信タイミング情報を検出するシステムについて提案がなされている(例えば、非特許文献5を参照のこと)。同システムは、図16に示すように、狭帯域のCDMA信号をデジタル処理するためのアンテナ部、A/D変換器、タイミング検出回路で構成される。アンテナ部で受信した信号をベースバンド信号に変換し、A/D変換器によりチップレートにてデジタル信号に変換し、タイミング検出回路により受信タイミングの検出を行なう。
このようにデジタル回路により受信タイミングを検出する従来のシステムでは、チップレートによる低速なA/D変換及びデジタル処理を前提としている。このため、タイミング検出回路は図17に記すような構成となる。UWB信号は、狭帯域CDMAに比べてシンボル長が短いため、高速なA/D変換及び高速なデジタル処理が必要であり、複雑なデジタル処理を行なうことは難しく、消費電力や実装面積の増大が予想される。
図16に示した回路構成で、受信信号の周波数をダウンコンバートしてからデジタル処理を行なうシステムを実現することは容易ではない。UWB信号は搬送波を用いていないため、ベースバンド信号に変換することは容易ではない。したがって、高周波のまま処理を行なうため、高速なA/D変換器及び高速なデジタル処理が必要となる。複雑なデジタル処理を行なうことは難しく、消費電力や実装面積の増大を招く。また、仮にアナログ回路によるダウンコンバート回路を入れた場合、受信機のコストが増大する。
また、図18には、受信信号をデジタル処理して受信タイミングを検出するシステムに関する他の従来例を示している。このシステムは、アンテナ部と、A/D変換器と、平均化フィルタと、タイミング検出回路で構成され、アンテナ部で受信した信号をA/D変換器によりデジタル信号に変換し、平均化フィルタにより前処理を行なってから、タイミング検出回路により受信タイミングの検出を行なうようになっている。ここで、A/D変換器が扱う受信信号のノイズ・レベルや帯域により、その解像度及び速度が決定される。一般には、高解像度で高速なA/D変換器を使用してタイミングの検出を行なう方式が知られている(例えば、非特許文献6を参照のこと)。
図18に示したシステムでは、1.5ビット以上のA/D変換器を用いている。この場合、平均化フィルタには正負の値を持ったサンプルが入力される。図19には、従来より用いられている平均化フィルタの構成例を示している。A/D変換器の出力する正負の値を持ったサンプル値を用いて平均化するためには、正と負の値を加算できるALU(算術論理回路)と演算結果を一時的に格納するためのレジスタが必要となる。また、受信フレーム単位で並列して平均化を行なうため、N個のALUを並列に駆動させる必要がある(ここで、Nは1フレーム時間におけるサンプル数とする)。これは、サンプル・レートが高い場合は回路設計が難しく、且つ消費電力が増大することを意味する。
すなわち、受信したUWB信号をデジタル処理してから受信タイミングの検出を行なうシステムを、図18に示したように高解像度で且つ高速なA/D変換器を用いて構成することは容易ではない(高解像度のA/D変換器は、実験機としてならともかく、ポータブル機器としては現実的でない)。この場合、高速な平均化フィルタが必要となり、受信機のコスト増加を招くことになる。また、A/D変換器自体の高コスト化や高消費電力化も問題となる。
また、通信だけでなく測位や測距を行なうような場合にも、消費電力を低くすることができ、また信号捕捉時間を短くすることができるUWB装置について提案がなされている(例えば、特許文献2を参照のこと)。このUWB装置では、UWB信号に載せられたパルスの幅を、ローパス・フィルタを通過させることによって広げ、これによってサンプル・レートの低いA/D変換器でのデジタル信号化を可能にしている。しかしながら、A/D変換のサンプル・レート以下のマルチパスによって受信波形が乱れると、その影響を受けてしまうという問題がある。また、長いパルスをA/D変換する際、受信信号を複数の相関器に入力し各相関器出力からピーク・サーチしてサンプル・タイミングを変更しているが、ピーク・サーチするために雑音に弱い、透過的に測位距離が減少する、という問題もある。
特表2002−517001号公報 特開2005−51466号公報 佐々木重信、井家上哲史、眞田幸俊共著「UWBシステムと技術に関する国際会議(UWBST2002)報告」(SST2002−19,2002年7月) http://grouper.ieee.org/groups/802/15/pub/SG4a.html Y.Shimizu and Y.Sanada,"Accuracy of Relative Distance Measurement with Ultra Wideband System"(IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences,vol.J86−A,no.12,pp.1310−1319,Dec.2003(in Japan)) Hyung−Jin Lee, Dong Sam Ha, and Hyng−Soo Lee,"Toward Digital UWB Radios:Part I−Frequency Domain UWB Receiver with 1 bit ADCs"(Joint UWBST & IWUWBS 2004, in Kyoto) R.D.Gaudenzi,M.Luise,and R.Viola,"A digital chip timing recovery loop for band limited direct−sequence spread−spectrum signals"(IEEE Trans Commun.,vol COM−41,pp.1760−1769,Nov.1993) Y.Shimizu and Y.Sanada,"Relative Distance Measurement with Ultra Wideband System with High Speed 1.5bit A/D Converter"(Proc. of the Seventh International Symposium on Wireless Personal Multimedia Communications, vol.1,pp.50−54,Abano Terme,Italy,Sept,2004)
本発明の目的は、特に、送信機との間での微弱なインパルス列のUWB通信を利用して物体間の距離の測定を好適に行なうことができる、優れた無線通信装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことにより受信タイミングの検出を行なうことができる、優れた無線通信装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、受信したUWB信号を、適当なサンプル・レート及び解像度を持つA/D変換器を用いてデジタル処理して、正確な受信タイミング情報を得ることができる、優れた無線通信装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、広帯域上にパルスを載せたUWB信号を受信する無線通信装置であって、
UWB信号を受信するアンテナ部と、
前記アンテナ部による受信信号をデジタル信号化する1ビットA/D変換器と、
Nサンプル毎に1が出現する数を並列して計数してフレーム単位で出力するN並列カウンタと(Nは1フレーム時間におけるサンプル数とする)、
Nサンプル毎に計数された1の出現数に基づいてフレームの受信タイミングを検出するタイミング検出部と、
を具備することを特徴とする無線通信装置である。
UWB通信システムは、高速データ伝送とは別に、測距による位置情報の利用が検討されている。高精度の測距機能を実現するためには、UWB受信機側でUWB信号の正確な受信タイミング情報を獲得する必要がある。
UWB信号の受信タイミング検出をアナログ回路で行なう場合、遅延回路や周波数合成回路の構成が複雑化を回避することはできない。このため、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことにより受信タイミングの検出を行なうという方法が好ましいと思料されるが、この場合、A/D変換器におけるサンプル・レートや解像度(ビット数)をどのように設定するかが課題となる。
本発明者らは、主として測距に利用するUWB通信システムでは、A/D変換器はサンプル・レートが高速であれば、その解像度は低くても十分に通用すると考えている。
本発明の第1の側面に係る無線通信装置は、1ビットのA/D変換器を備え、N並列カウンタを利用して、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことによって受信タイミングの検出を行なう。
アンテナ部は、1個以上のアンテナ素子と、フィルタと、LNA(低雑音アンプ)などで構成される。無線通信装置は信号区間と無信号区間を検出する構成であることから、通信経路となるアンテナは特に限定されない。1ビットA/D変換器には、このアンテナ部の受信信号が入力され、信号強度と所定の閾値を比較して2値デジタル信号に変換する。A/D変換器の変換速度は、使用する通信方式とシンボル長に基づいて決定される。A/D変換器の出力は一般にサンプル・レートの高いデジタル信号となる。N並列カウンタは、このデジタル信号を入力すると、Nサンプル毎に1が出現する数を並列して計数して、フレーム単位で出力する。そして、タイミング検出回路は、計数された1の出現数に基づいてフレームの受信タイミングを検出する。
A/D変換後のデジタル信号のサンプル・レートは高いが、N並列カウンタで既にサンプル・レートの低いデジタル信号となっている。このため、タイミング検出部における統計フィルタの処理はデジタル信号処理となり、多くの場合は他のデジタル信号処理と同様のDSP(デジタル信号プロセッサ)やFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて処理される。
このように本発明の第1の側面に係る無線通信装置によれば、コンパレータ(1ビットA/D変換器)とN並列カウンタを利用して受信タイミングの検出を行なうので、高解像度のA/D変換器や高速なN並列ALUを利用する必要がなく、受信機のコスト削減、サイズ縮小、省電力化などを実現することができる。
また、本発明の第2の側面は、広帯域上にパルスを載せたUWB信号を受信する無線通信装置であって、
UWB信号を受信するアンテナ部と、
前記アンテナ部による受信信号をオーバーサンプルによりデジタル信号化するA/D変換器と、
前記A/D変換から出力されるデジタル信号に基づいて受信タイミングを検出するタイミング検出部と、
を具備することを特徴とする無線通信装置である。
本発明の第2の側面に係る無線通信装置は、高速なオーバーサンプリングA/D変換器を備え、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことによって受信タイミングの検出を行なう。オーバーサンプリングA/D変換器は、例えば、信号をデジタル信号化する1ビットA/D変換器と、Nサンプル毎に1が出現する数を並列して計数してフレーム単位で出力するN並列カウンタで構成することができる。
アンテナ部は、1個以上のアンテナ素子と、フィルタLNA(低雑音アンプ)などで構成される。無線通信装置は信号区間と無信号区間を検出する構成であることから、通信経路となるアンテナは特に限定されない。A/D変換器は、アンテナ部の受信信号を、高速なサンプル・レートでオーバーサンプルしてデジタル信号に変換する。A/D変換器の変換速度は、使用する通信方式に基づいて決定される。そして、タイミング検出回路は、A/D変換器の出力から受信タイミングを検出する。
A/D変換器の出力は一般にサンプル・レートの高いデジタル信号となるため、単純に既存のデジタルCDMA受信機の方式では受信タイミングの検出を行なうことができない。そこで、本発明の第2の側面では、チップ・マッチドフィルタとフレーム・マッチドフィルタの2段のマッチドフィルタによりタイミング検出回路を構成し、他のデジタル信号処理と同様のDSPやFPGAを用いて受信タイミングの検出処理を行なえるようにした。
前段のチップ・マッチドフィルタは、入力されたデジタル受信信号に対して所定のテンプレート信号との相関を算出する。そして、この相関値が閾値を超えていれば正しい送信パルス信号が到来したと認識して、後段のフレーム・マッチドフィルタへパルスの有無と何チップ分の受信タイミングがずれていたかを出力する。また、後段のフレーム・マッチドフィルタは、拡散符号との相関値をとることにより受信フレームの正誤判定を行なう。そして、受信フレームが正しいと判定された場合には最終的に受信タイミングを出力する。他方、受信フレームが誤っていると判定された場合には、パルスの検出がうまくいっていないと判断し、チップ・マッチドフィルタに対し閾値を変更するようにフィードバックを行なう。このように2つのマッチドフィルタを備えるだけでタイミング検出回路の実装が容易であり、2段のチェックを行なうことによりタイミング検出精度の向上を期待できる。
すなわち、本発明の第2の側面に係る無線通信装置によれば、高速なA/D変換器とチップ・マッチドフィルタ及びフレーム・マッチドフィルタを利用して受信タイミングの検出を行なうので、受信タイミング検出機能をアナログ回路で構成する必要がなく、単純なデジタル処理で実現することができる。
本発明によれば、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことにより受信タイミングの検出を行なうことができる、優れた無線通信装置を提供することができる。
また、本発明によれば、受信したUWB信号を、適当なサンプル・レート及び解像度を持つA/D変換器を用いてデジタル処理して、正確な受信タイミング情報を得ることができる、優れた無線通信装置を提供することができる。
本発明に係る無線通信装置によれば、コンパレータ(1ビットA/D変換器)とN並列カウンタを利用して受信タイミングの検出を行なうので、高解像度のA/D変換器や高速なN並列ALUを利用する必要がなく、受信機のコスト削減、サイズ縮小、省電力化などを実現することができる。
また、本発明に係る無線通信装置によれば、高速なA/D変換器とチップ・マッチドフィルタ及びフレーム・マッチドフィルタを利用して受信タイミングの検出を行なう。したがって、受信タイミング検出機能をアナログ回路で構成する必要がなく、単純なデジタル処理で実現することができるので、受信機のコスト削減、サイズ縮小、省電力化などを実現することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
本発明は、広帯域上にパルスを載せたUWB信号を受信する無線通信装置に関するものであり、とりわけ、送信機との間での微弱なインパルス列のUWB通信を利用して物体間の距離の測定を行なう無線通信装置に関する。
UWB信号の受信タイミング検出をアナログ回路で行なう場合、遅延回路や周波数合成回路の構成が複雑化を回避することはできない。このため、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことにより受信タイミングの検出を行なうという方法が好ましいと思料されるが、この場合、A/D変換器におけるサンプル・レートや解像度(ビット数)をどのように設定するかが課題となる。これに対し、本発明者らは、主として測距に利用するUWB通信システムでは、A/D変換器はサンプル・レートが高速であれば、その解像度は低くても十分に通用すると考えている。
図1には、本発明の一実施形態に係る無線通信装置の構成を模式的に示している。この無線通信装置10は、UWB受信機として動作し、1ビットのA/D変換器を備え、N並列カウンタを利用して、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことによって受信タイミングの検出を行なうものである。
図示の通り、無線通信装置10は、アンテナ素子11と、フィルタ12と、LNA(低雑音アンプ)13と、コンパレータ14と、カウンタ15と、タイミング検出部16で構成される。
アンテナ部は、1個以上のアンテナ素子11と、フィルタ12と、LNA13で構成される。無線通信装置は信号区間と無信号区間を検出する構成であることから、通信経路となるアンテナは特に限定されない。
コンパレータ14は、1ビットA/D変換器として動作し、アンテナ部の受信信号が入力され、信号強度と所定の閾値を比較して2値デジタル信号に変換する。すなわち、サンプル・データは{0,1}に限られる。A/D変換の変換速度は、使用する通信方式に基づいて決定されが、その出力は一般にサンプル・レートの高いデジタル信号となる。
カウンタ15は、図2に示すようにN並列のカウンタで構成されており、コンパレータ14のデジタル信号を入力すると、Nサンプル毎に1が出現する数を並列して計数して、フレーム単位で出力する。そして、タイミング検出部16では、計数された1の出現数に基づいてフレームの受信タイミングを検出する。
コンパレータ14から入力されるサンプル値は{0,1}に限られているので、ALU及びレジスタを用いる必要はなく、サンプル入力が“1”になった回数を数える並列カウンタ15を備えるだけでよい。そして、A/D変換した後のデジタル信号のサンプル・レートは高いが、N並列カウンタ15でサンプル・レートの低いデジタル信号となる。レジスタとのデータのやり取りを行なう必要がなく、また、負数の加算に必要な補数生成回路などの必要もないため、カウンタ回路の実装は容易である。したがって、処理速度と消費電力ともに改善が見込まれる。
続いて、図1に示した無線通信装置10における受信タイミングの検出動作について、図3〜図7を参照しながら説明する。
図3には、UWB通信における受信信号の例を示している。図示の通り、広帯域上にパルス波が載せられている。
アンテナ部より出力された受信信号は、コンパレータ14へ入力される。熱雑音が全くない場合、受信フレームは図4に示すように2値のサンプル・データにA/D変換される。
ここで、1フレームがコンパレータ14によりN個のサンプル点でサンプリングされる場合、図3における正の信号成分をサンプリングしたNPサンプルが図4において1になる領域である。また、図3における負の信号成分をサンプリングしたNMサンプル及び信号の存在しないガード・インターバルをサンプリングしたNGが図4において0になる領域である。
一方、図5には、受信信号に熱雑音が含まれている場合に、受信フレームをA/D変換した例を示している。熱雑音はガウシアン分布に従うことから、信号成分を持っているNp及びNMの領域は影響を受けにくいが、信号成分がないNGの領域では影響を受ける。図示の例では、NGにおいてNG/2個の1が出力されると想定している。
コンパレータ14の出力はN並列のカウンタ15に入力され、Nサンプル毎に1が出現する数が数えられる。例えば、図5に示すようにL(L=4)フレーム分のカウントを行なった場合、その出力は図6に示すようになる。ここで、カウンタの出力の最大値はLとなる。
次いで、N並列カウンタ15の出力はタイミング検出部16へ入力される。熱雑音が直接影響するNGの領域では、N並列カウンタ15の出力はL/2、信号成分があるNp及びNMの領域ではそれぞれL及び0となることが期待される。そこで、図6に示すように3L/4及びL/4という2つの閾値を設定し、カウンタ値が3L/4以上であれば1、L/4以下であれば−1、それ以外なら0と判定するようにする。これにより、図7に示すように、有効なフレームを認識し、受信タイミングの検出を行なうことができる。
図8には、本発明の他の実施形態に係る無線通信装置の構成を模式的に示している。この無線通信装置20は、UWB受信機として動作し、高速なオーバーサンプリングA/D変換器を備え、受信したUWB信号にデジタル処理を行なうことによって受信タイミングの検出を行なう。
図示の通り、無線通信装置20は、アンテナ素子21と、フィルタ22と、LNA23と、A/D変換器24と、タイミング検出部25で構成される。
アンテナ部は、1個以上のアンテナ素子21と、フィルタ22と、LNA23で構成される。無線通信装置は信号区間と無信号区間を検出する構成であることから、通信経路となるアンテナは特に限定されない。
A/D変換器24は、高速なサンプル・レートでオーバーサンプリングを行なうが、例えば、信号をデジタル信号化する1ビットA/D変換器と、Nサンプル毎に1が出現する数を並列して計数してフレーム単位で出力するN並列カウンタ(図2を参照のこと)で構成することができる。
A/D変換器24の出力は、タイミング検出部25に入力されて、受信タイミングの検出が行なわれる。但し、このA/D変換出力はサンプル・レートの高いデジタル信号となるため、単純に既存のデジタルCDMA受信機の方式では受信タイミングの検出を行なうことができない。そこで、本実施形態に係る無線通信装置20では、図9に示すようにチップ・マッチドフィルタ26とフレーム・マッチドフィルタ27の2段のマッチドフィルタによりタイミング検出部25を構成し、他のデジタル信号処理と同様のDSPやFPGAを用いて受信タイミングの検出処理を行なえるようにしている。
前段のチップ・マッチドフィルタ26は、入力されたデジタル受信信号に対して所定のテンプレート信号との相関を算出する。そして、この相関値が閾値を超えていれば正しい送信パルス信号が到来したと認識して、後段のフレーム・マッチドフィルタ27へパルスの有無と何チップ分の受信タイミングがずれていたかを出力する。
また、後段のフレーム・マッチドフィルタ27は、拡散符号との相関値をとることにより受信フレームの正誤判定を行なう。そして、受信フレームが正しいと判定された場合には最終的に受信タイミングを出力する。他方、受信フレームが誤っていると判定された場合には、パルスの検出がうまくいっていないと判断し、チップ・マッチドフィルタ26に対し閾値を変更するようにフィードバックを行なう。
このように2つのマッチドフィルタ26〜27を備えるだけでタイミング検出回路の実装が容易であり、2段のチェックを行なうことによりタイミング検出精度の向上を期待できる。
続いて、図8に示した無線通信装置20における受信タイミングの検出動作について、図10〜図13を参照しながら説明する。
送信機は拡散符号に従い、拡散符号が1の場合はパルスを送信し、それ以外の場合はパルスを送信しないものとする。図10には、アンテナ部より出力された熱雑音が全くない場合に、受信機としての無線通信装置20が受信するパルス信号の波形を示している。熱雑音が混ざった受信パルス信号をA/D変換すると、図11に通りとなる。
チップ・マッチドフィルタ26が使用するテンプレート信号は、図12に示すように、理想的な受信パルス信号の正の信号を1、負の信号を−1、無信号を0とする。チップ・マッチドフィルタ26が図11に示したデジタル受信パルス信号波形と図12に示したテンプレート波形の相関を取り、その相関値が所定の閾値αを越えたかどうかでパルスの有無を判定する。
図13には、パルスの受信チップ位置を確認する様子を図解している。直言の受信フレームから推測したパルス位置dnから前後に有効なパルスが見つかるまでチップの検索を行なう。有効なパルスが見つかった場合、チップ・マッチドフィルタ26は、受信フレーム信号が1であったことと、受信タイミングずれdsを出力する。
次いで、フレーム・マッチドフィルタ27は、受信フレーム信号と拡散符号の相関値を求めることにより、検出した受信フレーム情報が正しいかどうかを判定する。算出した相関値が拡散符号長となれば、受信フレーム情報は正しいと判断されるので、この場合は受信タイミングずれdsを出力する。また、それ以外の場合は、受信フレーム情報の検出を誤っていると判定し、チップ・マッチドフィルタ26に対して閾値αの変更をフィードバックする。これにより、有効なフレームを認識し、受信フレームの検出を行なう。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信装置のハードウェア構成を模式的に示した図である。 図2は、図1に示した無線通信装置10内の並列カウンタ15の構成を示した図である。 図3は、受信フレームの例を示した図である。 図4は、熱雑音がない場合の有効フレームの例を示した図である。 図5は、熱雑音がある場合の有向フレーム群の例を示した図である。 図6は、N並列カウンタの出力例を示した図である。 図7は、タイミング検出部16で認識した有効フレームの例を示した図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係る無線通信装置20のハードウェア構成を模式的に示した図である。 図9は、図8に示した無線通信装置20内のタイミング検出部25の内部構成を示した図である。 図10は、受信パルス波形を示した図である。 図11は、デジタル受信パルス信号波形を示した図である。 図12は、テンプレート波形を示した図である。 図13は、パルス検出の様子を示した図である。 図14は、UWB通信を利用した測距システムの構成を模式的に示した図である。 図15は、UWB信号をアナログ処理することによって受信タイミング情報を検出するシステムの構成例を示した図である。 図16は、受信信号の周波数をダウンコンバートしてからデジタル処理を行ない、受信タイミング情報を検出するシステムの構成例を示した図である。 図17は、図16に示したシステム内のタイミング検出回路の構成例を示した図である。 図18は、受信信号をデジタル処理して受信タイミングを検出するシステムに関する他の従来例を示した図である。 図19は、平均化フィルタの構成例を示した図である。
符号の説明
10…無線通信装置(本発明の実施形態)
11…アンテナ素子
12…フィルタ
13…LNA
14…コンパレータ
15…N並列カウンタ
16…タイミング検出部
20…無線通信装置(本発明の他の実施形態)
21…アンテナ素子
22…フィルタ
23…LNA
24…オーバーサンプリングA/D変換器
25…タイミング検出部
26…チップ・マッチドフィルタ
27…フレーム・マッチドフィルタ

Claims (7)

  1. 広帯域上にパルスを載せたUWB信号を受信する無線通信装置であって、
    UWB信号を受信するアンテナ部と、
    前記アンテナ部による受信信号をデジタル信号化する1ビットA/D変換器と、
    Nサンプル毎に1が出現する数を並列して計数してフレーム単位で出力するN並列カウンタと(Nは1フレーム時間におけるサンプル数とする)、
    Nサンプル毎に計数された1の出現数に基づいてフレームの受信タイミングを検出するタイミング検出部と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記A/D変換器の変換速度は使用する通信方式に基づいて決定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 広帯域上にパルスを載せたUWB信号を受信する無線通信装置であって、
    UWB信号を受信するアンテナ部と、
    前記アンテナ部による受信信号をオーバーサンプルによりデジタル信号化するオーバーサンプリングA/D変換器と、
    前記A/D変換から出力されるデジタル信号に基づいて受信タイミングを検出するタイミング検出部と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記オーバーサンプリングA/D変換器は、信号をデジタル信号化する1ビットA/D変換器と、Nサンプル毎に1が出現する数を並列して計数してフレーム単位で出力するN並列カウンタで構成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記タイミング検出部は、チップ・マッチドフィルタとフレーム・マッチドフィルタの2段のマッチドフィルタにより構成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  6. 前記チップ・マッチドフィルタは、入力されたデジタル受信信号に対して所定のテンプレート信号との相関を算出し、該相関値が閾値を超えていれば正しい送信パルス信号が到来したと認識して、前記フレーム・マッチドフィルタへパルスの有無と受信タイミングの検出結果を出力する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記フレーム・マッチドフィルタは、拡散符号との相関値をとることにより受信フレームの正誤判定を行ない、受信フレームが正しいと判定された場合には最終的に受信タイミングを出力し、受信フレームが誤っていると判定された場合には、前記チップ・マッチドフィルタに対し前記閾値の変更を指示する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
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