JP2006318165A - プリント注文受付機およびプリント注文システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタルカメラで撮影された画像について、デジタルカメラ側で、プリント注文受付機に表示する画像を一次的に選択しておき、プリント注文受付機においては、デジタルカメラで選択された画像データのみを表示して、再度、選択を行い、プリント注文を行うことにより、前記課題を解決する。
【選択図】図2
Description
デジタルカメラや携帯電話等で撮影された画像(画像データ)は、PC等に取り込まれて処理され、ホームページや年賀状等の各種の用途に使用されるのが通常である。しかしながら、これらで撮影した画像を高品位な(写真)プリントとして残したいという要望も多い。また、フィルムに撮影された画像をCCDセンサ等で光電的に読み取り、読み取った画像(画像データ)に所定の画像処理を施して出力用画像(データ)とし、この出力用画像に応じて変調したレーザ光等の記録光で印画紙を走査露光して、露光済の印画紙に所定の湿式処理を施す、いわゆるデジタルミニラボが実用化されている。画像を画像データとして扱うデジタルミニラボであれば、デジタルカメラ等で撮影された画像からのプリント作成にも、容易に対応可能である。
このような事情から、近年では、このようなデジタルミニラボを用いて、ラボ店等の専門の業者によって、デジタルカメラや携帯電話等で撮影された画像からのプリント作成が行われている。
顧客(プリントの注文者)は、タッチパネルとなっているディスプレイや所定の入力方法を用いて、プリント作成する画像、プリントサイズ、画像毎のプリント枚数などの注文(注文情報)を入力する。注文が確定すると、受付機は、画像と注文情報とを対応付けして、例えばラボ店などのサーバや画像処理装置に送り、此処からデジタルミニラボ等のデジタルプリントシステムに画像が供給されて、注文情報に応じたプリントが作成、出力される。
これにより、操作に慣れない顧客には受付機によるプリント注文を敬遠されるケースが散見されている。
しかしながら、デジタルカメラは、やはりカメラであるので、このようなプリントサイズや枚数などの指示入力の操作性は、決してよいとはいえない。また、プリントサイズやプリント枚数などは、注文を出す前に決定するのが難しい場合もある。さらに、一般的にデジタルカメラのディスプレイのサイズは小さく、解像度もそれほど高くないため、画像の視認性も、決して良好ではない。そのため、プリントを出力して初めて、ピントが合っていないシーンであるなど、プリントが不要な画像であったなどといったことに気づく場合もある。また、画像の細部について確認できないため、同じシーンを連続して撮った場合などに、最終的にどちらをプリントするかなどといった決定をすることも難しい。
また、前記表示の指示が、撮像装置で行われたものである請求項1に記載のプリント注文受付機を提供する。
図示例のプリント生産システム10(以下、生産システム10とする)は、デジタルスチルカメラ12(以下、DSC12とする)で撮影された画像(画像データ)から、顧客の注文(注文情報)に応じた(写真)プリントを作成するシステムで、一例として、前記DSC12と、プリント注文受付機14(以下、受付機14とする)と、デジタルイメージコントローラ16(以下、DIC16とする)と、プリンタ18とを有して構成される。
これらは、公知のネットワーク20で接続され、互いに、情報等の閲覧、送受信等が可能になっている。
DSC12は、操作手段34等を用いた仮予約の機能を有する以外は、基本的に、公知のDSCである。なお、仮予約とは、受付機14でプリント注文を行う際に、撮影した各画像について、受付機14に表示するか否かを設定するものである。これについては、後に詳述する。
画像表示手段32は、液晶ディスプレイ等の、DSCに利用される通常の表示手段であり、CCDセンサ30で撮影した画像や各種の操作指示等を表示するものである。
操作手段34は、撮影した画像の仮予約の設定など、各種の操作や指示を行うものである。操作手段34で設定された仮予約の情報(仮予約情報)は、画像に対応付けして記憶手段36へ送られ、記憶される。
記憶手段36は、CCDセンサ30から受け取った画像データや、操作手段34から受け取った各種の情報等を記憶する、DRAMなどの記憶手段である。なお、記憶手段36が記憶した画像や仮予約の情報等は、ユーザによる操作指示に応じて、および/または、所定のタイミングで、ドライブ38に送られ、ドライブ38に装填された記憶媒体40に記憶される。
また、受付機14は、これ以外にも、DSC12(記憶手段36)を直接接続する接続部、CPU、ROM、RAM等を有して構成される。
前述のように、本発明の受付機14すなわちドライブ42が対応する記憶媒体40には、特に限定はなく、公知の記憶媒体が、全て利用可能である。また、受付機14が対応する記憶媒体40は、1種に限定はされず、複数種の記憶媒体に対応してもよい。
また、ディスプレイコントローラ44は、ディスプレイ24における画像表示を制御し、さらに、ディスプレイ24(タッチパネル)から入力された各種の情報を注文情報処理手段46等の所定部位に送る。
なお、受付機14は、ディスプレイ24で入力操作を行うのに限定はされず、マウス、キーボード、操作用のボタンなどの操作手段で操作を行うものであってもよく、ディスプレイ24と前記操作手段とを併用して操作を行うものであってもよい。
引き換え券(レシート(受付伝票))を作成するプリンタには、特に限定はなく、インクジェットプリンタ、感熱プリンタなど、店頭等に設置されている写真注文受付機等で利用されている公知のものを用いればよい。
また、注文情報処理手段46は、ドライブ42から受け取った画像ごとの仮予約情報に基づいて、ディスプレイコントローラ44へ、ディスプレイ24に表示する画像の指定を行う。この点に関しては、後に詳述する。
DSC12において、操作手段34を用いて、撮影された画像の表示が指示されると、記憶手段36および/または記憶媒体40が記憶している画像を画像表示手段32に表示する。
図4(A)は、DSC12の画像表示手段32に表示する画面の一例である。ユーザは、表示された画像を見ながら、撮影した各画像について受付機14に表示するか否かを選択して、受付機14に表示する画像については、操作手段34を用いて、仮予約の設定を行う。なお、仮予約は、通常のデジタルカメラで行われている各種の操作指示に準じて行えばよい。
後述するが、仮予約をしなかった画像は、受付機14で表示されず、すなわち、受付機14ではプリントを注文することができない。従って、仮予約は、例えば、プリントを注文しようと思っている画像や、注文するか否かを迷っている画像について行えばよい。言い換えれば、絶対にプリント注文しない画像以外は、仮予約を行えばよい。
仮予約された画像は、そうでない画像と区別しやすくするために、図4(A)に示すように、画像表示手段32の表示において、画像の枠を変更する。また、これ以外にも、画像の隅や欄外にマークを表示するなどして、仮予約された画像とそれ以外の画像とを区別してもよい。図4(A)では、一例として、1、3、4、5、6、8の画像が仮予約された状態を示す。
なお、仮予約の設定は、このように画像表示を指示した場合以外にも、画像を撮影した直後にも実行できることが好ましい。また、DSC12では、仮予約に代えて「プリント不要」を入力するようにして、「プリント不要」で選択されなかった画像を、仮予約された画像としてもよい。
さらに、記憶手段36に記憶されたデータは、前述のように、ドライブ38に装填されている記憶媒体40にも記憶される。
また、この時に、DSC12で施した画像処理の内容等も、画像データと対応付けて記憶するのが好ましい。DSC12で行う画像処理等の例としては、オートホワイトバランス、赤目補正、ソフトフォーカス、クロスフィルタ処理、および、モノトーン処理等の公知の画像処理等が挙げられる。
また、DSC12を受付機14に直接接続して、これをプリント注文受付開始の指示とし、接続されたDSC12の記憶手段36から、仮予約情報と、それに対応する画像(画像データ)を読み取ることも可能であるのは、前述の通りである。
図4(B)に、この時のディスプレイ24の画面の一例を示す。先に図4(A)で例示したように、DSC12において、1、3、4、5、6、8の画像が仮予約されたとすると、受付機14では、ディスプレイ24に、図4(B)に示すように、仮予約された画像のみを表示する。ユーザは、表示された画像を見ながら、再度、プリントする画像を選択する。
このようにすれば、ユーザは、DSC12で仮予約した画像のみについて、再度、プリントする画像の選択を行い、プリントの注文を行うことができるので、多数の画像が記憶媒体40やDSC12に記憶されている場合でも、効率よく迅速に注文を行うことができる。また、プリント注文をしない画像や、残しておきたい画像は、記憶媒体40やDSC12に残しておくことができる。
また、前述したように、DSC12で仮予約を行う際に注文情報も入力している場合は、受付機14は、注文情報を呼び出し、注文画面に表示させる。顧客は、表示されたデータを見て、必要に応じて、変更を行い、プリント注文をすることができる。
また、受付機14は、注文ID等を記録したプリントの引き換え券(レシート)を発行する。なお、引き換え券には、受取時間を記録するのが好ましい。
また、プリンタ18は、画像に応じて変調した記録光で印画紙を像様に露光して、潜像を形成し、露光済の印画紙に所定の現像処理を施して、乾燥して(仕上がり)プリントとし、1件毎に仕分けして出力する。
また、DSC12の機種ごとに、特定の処理などがある場合は、それに応じて受付機14においても各種の処理などを施してもよい。
さらに、インターネット等のコンピュータ通信ネットワークを用いて自宅などのPC(パーソナルコンピュータ)やからプリント作成を注文する、いわゆるネット注文にも利用可能である。すなわち、この際に、プリント注文者の自宅のPC等が本発明のプリント注文受付機となり、本発明のプリント注文受付機となる。
12 DSC
14 (プリント注文)受付機
16 DIC
18 プリンタ
20 ネットワーク
22 装填部
24 ディスプレイ
26 受付伝票出力部
30 CCDセンサ
32 画像表示手段
34 操作手段
36 記憶手段
38 ドライブ
40 記憶媒体
42 ドライブ
44 ディスプレイコントローラ
46 注文情報処理手段
Claims (3)
- 画像データを取得する画像取得手段、プリント注文の入力手段、および、ディスプレイを有するプリント注文受付機であって、
前記画像取得手段は、前記画像データと共に、前記画像データに対応付けされた画像の表示指示の情報を取得し、前記ディスプレイは、この情報に応じて、表示を指示された画像のみを表示することを特徴とするプリント注文受付機。 - 前記表示の指示が、撮像装置で行われたものである請求項1に記載のプリント注文受付機。
- 画像の表示指示の機能を有し、表示指示の情報および画像データを対応付けして出力する撮像装置と、前記撮像装置で撮影された画像データを取得する画像取得手段、プリント注文の入力手段、および、ディスプレイを有するプリント注文受付機とを有し、
前記プリント注文受付機において、前記画像取得手段は、前記画像データと共に、前記画像データに対応付けされた画像の表示指示の情報を取得し、前記ディスプレイは、この表示指示の情報に応じて、表示を指示された画像のみを表示することを特徴とするプリント注文システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005139477A JP2006318165A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | プリント注文受付機およびプリント注文システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005139477A JP2006318165A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | プリント注文受付機およびプリント注文システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006318165A true JP2006318165A (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=37538799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005139477A Abandoned JP2006318165A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | プリント注文受付機およびプリント注文システム |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003280883A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | デジタルプリントの注文受付装置および方法 |
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2005
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Patent Citations (1)
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