JP2006317985A - 光スイッチ - Google Patents
光スイッチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006317985A JP2006317985A JP2006239453A JP2006239453A JP2006317985A JP 2006317985 A JP2006317985 A JP 2006317985A JP 2006239453 A JP2006239453 A JP 2006239453A JP 2006239453 A JP2006239453 A JP 2006239453A JP 2006317985 A JP2006317985 A JP 2006317985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- piece
- prism
- spring
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
【解決手段】光路切換装置3は、4本の光ファイバ4a〜4dの端面にそれぞれ光結合されたコリメート用のレンズ35を保持するレンズ保持基台34を備え、レンズ保持基台34へのプリズム31の出入りによって光ファイバ4a〜4d間の光路の組合せが選択される。プリズム31は電磁石装置2に設けた直進移動可能なアマチュア21に機械的に結合される。電磁石装置2と光路切換装置3とは器体1内でアマチュア21の移動方向に配列される。アマチュア21とプリズム31とはプリズム取付板により機械的に結合される。プリズム取付板の中間部には、アマチュア21の移動方向と鉄芯25の両磁極片25a,25bを結ぶ方向とを含む面内において曲げ角度を調節可能な屈曲部が設けられる。
【選択図】図1
Description
(たとえば、特許文献1参照)。
(たとえば、特許文献2参照)。
本実施形態の構成を図1ないし図15を用いて説明する。本実施形態では、器体1に導入される4本の光ファイバ4a〜4dの間で、図15(a)のように、光ファイバ4aと光ファイバ4dとが光結合されるとともに光ファイバ4bと光ファイバ4cとが光結合される状態と、光ファイバ4aと光ファイバ4cとが光結合されるとともに光ファイバ4bと光ファイバ4dとが光結合される状態との2状態を切り換える2×2光スイッチを例示する。両状態は光ファイバ4a,4bと光ファイバ4c,4dとの間にプリズム31を挿入するか否かによって選択される。
第1の実施の形態では永久磁石26をコイル枠22に設けた磁石保持片22bに取り付けた例を示したが、本実施形態では図20および図21に示すように、アマチュア21の長手方向の中央部において電磁石ブロック2aとの対向面に永久磁石26を取り付けてある。永久磁石26の一方の磁極はアマチュア21に磁気結合されアマチュア21を磁化している。したがって、電磁石装置2としての動作は第1の実施の形態と同様になる。ただし、本実施形態ではコイル枠22に磁石保持片22bを設ける必要がないから、第1の実施の形態と同じ寸法のコイル枠22を用いるとすれば、コイル23を巻装する領域を大きくすることができ、消費電力の低減が可能になる。また、コイル23を巻装する領域を第1の実施の形態と同程度にするならば、コイル枠22の小型化が可能になり、結果的に器体1が小型化される。他の構成および動作は第1の実施の形態と同様である。
本実施形態は、図22および図23に示すように、平衡ばね27として1枚の固定板28に結合されアマチュア21の両側に配置される一対のばね素片27aa,27abのみを備えるものである。つまり、第1の実施の形態から1枚の固定板28を省略し、平衡ばね27におけるばね素片27ac,27adを省略した形になっている。
本実施形態は、図28および図29に示すように、平衡ばね27として2枚の固定板28にそれぞれ結合されアマチュア21の一側にのみ配置される2本のばね素片27ab,27acのみを備えるものである。ここに、ばね素片27abは鉄芯25の磁極片25bに対してアマチュア21の接極片21bの反対側に位置し、ばね素片27acは鉄芯25の磁極片25aに対してアマチュア21の接極片21aの反対側に位置する。この構成では、第3の実施の形態に比較すると、アマチュア21が厚み方向に移動しにくくなり、外部からの衝撃力によってアマチュア21が厚み方向に変位してプリズム31の位置が変動するのを防止することができる。他の構成および動作は第1の実施の形態と同様である。
第1の実施の形態においては4本の光ファイバ4a〜4dを2対2に対応させる2×2光スイッチを例示したが、図30に示すように、3本の光ファイバ4a〜4cを1対2に対応させる構成とすれば、1×2光スイッチを構成することができる。他の構成および動作は第1の実施の形態と同様である。
第1の実施の形態では、2位置の間で移動するアマチュア21が両位置において永久磁石26の磁力により保持されるように構成した双安定動作のものであったのに対して、本実施形態はアマチュア21の移動範囲の両端位置である2位置のうち一方の位置についてはコイル23への通電を停止すると他方の位置に移動する単安定動作となるように構成した例を示す。
本実施形態は、第6の実施の形態と同様に、電磁石装置2を単安定動作させるものである。本実施形態では図32ないし図34に示すように、アマチュア21の接極片21aが磁極片25aに接触する向きにアマチュア21を付勢するばね力を、平衡ばね27にあらかじめ付与した構成を採用している。この構成によってもコイル23に通電しない状態において接極片21aと磁極片25aとが接触する単安定動作とすることができる。
2 電磁石装置
3 光路切換装置
4a〜4d 光ファイバ
13 保持突起
14 保持壁
14a 嵌合溝
21 アマチュア
21a,21b 接極片
21c 主体部
22 コイル枠
22b 磁石保持片
22d 嵌合凹所
23 コイル
25 鉄芯
25a,25b 磁極片
26 永久磁石
27aa〜27ad ばね素片
27c 連結片
28 固定板
31 プリズム
32 保持板(プリズム取付板)
33 調整板(プリズム取付板)
34 レンズ保持基台
34a レンズ台
34b 連結側板
34c 連結下板
35 レンズ
Claims (11)
- 複数本の光ファイバの端面にそれぞれ光結合されたコリメート用のレンズが定位置に配置され直進移動可能なプリズムを用いてレンズの間の光路の組合せを切り換える光路切換装置と、プリズムに機械的に結合されたアマチュアを備えアマチュアを直進移動させる電磁石装置と、アマチュアとプリズムとを機械的に結合するプリズム取付板と、光路切換装置および電磁石装置を収納した器体とを備え、プリズムの移動方向における前記アマチュアの両側面に沿ってそれぞれプリズムの移動方向にばね性を有した板ばねからなるばね素片が配設され、ばね素片の一端が器体に対して定位置に固定さればね素片の他端がアマチュアに結合され、前記アマチュアの移動方向において前記電磁石装置と前記光路切換装置とが隣接して配置され、電磁石装置が、前記アマチュアおよび前記ばね素片と、両端部に磁極片を備える鉄芯と、鉄芯を励磁するコイルと、アマチュアを磁化する永久磁石とを備え、アマチュアが、一方の磁極片に対してアマチュアの移動方向の一面側に対向する第1の接極片と、他方の磁極片に対してアマチュアの移動方向の他面側に対向する第2の接極片とを備え、各ばね素片は磁極片を結ぶ方向において両接極片の中間部でアマチュアに結合され、プリズム取付板の中間部にアマチュアの移動方向と両磁極片を結ぶ方向とを含む面内において曲げ角度を調節可能な屈曲部を形成したことを特徴とする光スイッチ。
- 前記屈曲部を第1の屈曲部とし、前記プリズム取付板の中間部に、第1の屈曲部のほかに、前記両磁極片を結ぶ方向に直交する面内において曲げ角度を調節可能な第2の屈曲部を形成したことを特徴とする請求項1記載の光スイッチ。
- 前記プリズム取付板の中間部に、前記第1の屈曲部および前記第2の屈曲部に加えて前記アマチュアの移動方向の一つの直線の回りで捻れ角度を調節可能な捻り部を形成したことを特徴とする請求項2記載の光スイッチ。
- 前記アマチュアが前記一方の磁極片に第1の接極片を当接させる位置と前記他方の磁極片に第2の接極片を当接させる位置との2位置において、前記アマチュアが前記永久磁石の磁力により位置保持されるように前記電磁石装置が双安定動作することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の光スイッチ。
- 前記アマチュアが前記一方の磁極片に第1の接極片を当接させる位置と前記他方の磁極片に第2の接極片を当接させる位置との2位置のうちの一方の位置において、前記アマチュアが前記永久磁石の磁力により位置保持されるように前記電磁石装置が単安定動作することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の光スイッチ。
- 前記ばね素片が2本であって前記アマチュアとの結合部位から前記両磁極片を結ぶ方向において互いに逆向きに延長され、一方のばね素片が前記一方の磁極片に対して第1の接極片の反対側に配設され、他方のばね素片が前記他方の磁極片に対して第2の接極片の反対側に配設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の光スイッチ。
- 前記ばね素片が4本であって、前記アマチュアとの結合部位から前記両磁極片を結ぶ方向において同じ向きに延長された各2本ずつの前記ばね素片間に前記アマチュアが配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の光スイッチ。
- 前記アマチュアの移動方向に沿った一面に重なるとともにアマチュアに固着される連結片を備え、前記各ばね素片がアマチュアの移動方向における連結片の各端部に連続一体であることを特徴とする請求項7記載の光スイッチ。
- 前記アマチュアにおいて前記接極片間の主体部に一方の磁極を当接させる形で前記鉄芯との間に前記永久磁石が配設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の光スイッチ。
- 前記コイルおよび前記鉄芯を保持するコイル枠を有し、前記ばね素片の固定端がコイル枠に固定される固定板に結合され、前記コイル枠および前記鉄芯の一部と前記器体に形成した保持部とが互いに圧入された形で嵌合することにより前記電磁石装置が前記器体に固定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の光スイッチ。
- 前記レンズを保持するレンズ保持基台を前記器体内に備え、レンズ保持基台が、レンズが取り付けられる一対のレンズ台と、両レンズ台の一面間を連続一体に連結する連結側板と、両レンズ台において前記一面に隣り合う面間を連続一体に連結し連結側板に直交するとともに連結側板に連続する連結下板とを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の光スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006239453A JP4218717B2 (ja) | 2001-04-27 | 2006-09-04 | 光スイッチ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001133074 | 2001-04-27 | ||
JP2006239453A JP4218717B2 (ja) | 2001-04-27 | 2006-09-04 | 光スイッチ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001335122A Division JP3870754B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-10-31 | 光スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006317985A true JP2006317985A (ja) | 2006-11-24 |
JP4218717B2 JP4218717B2 (ja) | 2009-02-04 |
Family
ID=37538654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006239453A Expired - Fee Related JP4218717B2 (ja) | 2001-04-27 | 2006-09-04 | 光スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4218717B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015011213A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | Fdk株式会社 | 光スイッチ |
-
2006
- 2006-09-04 JP JP2006239453A patent/JP4218717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015011213A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | Fdk株式会社 | 光スイッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4218717B2 (ja) | 2009-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4650575B2 (ja) | 電磁リレー | |
JP3870754B2 (ja) | 光スイッチ | |
JP4218717B2 (ja) | 光スイッチ | |
US6961485B2 (en) | Optical switch | |
US6043730A (en) | Electromagnetic actuator | |
KR860000545B1 (ko) | 전자계전기(電磁繼電器) | |
WO2011021330A1 (ja) | 有極電磁石 | |
JP2005241665A (ja) | 光スイッチ | |
JP2005183262A (ja) | シングルステイブル型有極電磁リレー | |
JP2005183097A (ja) | 電磁リレー | |
JP2005049645A (ja) | 光スイッチ | |
JP2005156820A (ja) | 光スイッチ | |
JP2005241666A (ja) | 光スイッチ | |
JP2013054165A (ja) | 光スイッチ | |
WO2021019820A1 (ja) | レンズ駆動装置及びカメラモジュール | |
JP2007017562A (ja) | 多チャンネル光スイッチ | |
JP5320226B2 (ja) | 接点装置 | |
JPH04145409A (ja) | 光スイッチ | |
JP2005241667A (ja) | 光スイッチ | |
US20060115209A1 (en) | Optical switch and optical switch unit | |
JP2005215270A (ja) | 光スイッチ | |
JP2004070162A (ja) | 磁気回路及びそれを用いた機械式光スイッチ | |
JP3709677B2 (ja) | 光スイッチ | |
JPH0815036B2 (ja) | 有極リレー | |
JP2006195334A (ja) | 光スイッチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081021 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081103 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |