JP2006317293A - センサ装置およびセンサ装置内計測時刻の補正方法 - Google Patents

センサ装置およびセンサ装置内計測時刻の補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 計測時刻を正確な時刻に補正できるセンサ装置と、センサ装置の計時部による計測時刻情報を正しく補正できるセンサ装置内計測時刻の補正方法を提供する。
【解決手段】 センサと、計時部と、測定情報と計測時刻情報と補正係数とが記憶されたメモリとを備えるセンサ装置と、外部装置からセンサ装置に測定開始信号を送信し、外部装置のメモリに測定開始信号を送信した時刻を登録し、センサにより測定した時刻を計測し、センサの測定情報と計測時刻情報とを関係付けてメモリに記憶させ、測定が終了した際に、センサ装置から外部装置に対し測定終了信号と測定情報と計測時刻情報とを送信し、外部装置において測定終了信号を受信した時刻と、測定開始信号を送信した時刻とから算出した経過時間と、センサ装置から受信した計測時刻情報に基づき算出した経過時間とから補正係数を生成し、補正係数に基づいて計測時刻情報を正確な時刻に補正する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、センサで測定した時刻を計測する計時部を備えたセンサ装置と、センサ装置内に備えられた計時部で計測された時刻を正しい時刻に補正するセンサ装置内計測時刻の補正方法に関する。
従来、物流や流通分野などで食品や製品の品質管理を行うために、温度、湿度、照度、圧力、衝撃力などを測定することができる各種のセンサ装置が使用されている。
また、近年使用されているデータキャリアにセンサ装置を具備させることで、個々の物品の流通履歴情報と共にセンサ装置による測定で取得した測定情報も記憶させて品質管理を行なう方法も開発されている。
これらのセンサ装置には、測定対象を測定し測定情報を検出するセンサと、センサで測定した時刻を計るための計時部とを備えることで、センサで測定した測定情報を、その計時部で計測した時刻情報と共にメモリに書き込んで記憶させて、測定情報の管理を行なえるようにしてある。(例えば、特許文献1参照)
特開2000−302211号公報
しかしながら、センサ装置内に備えられている計時部が、正確な時刻を計測していないことも多く、計時部で計測した時刻と現実時刻との間に誤差が生じる場合も多く、これにより、センサでの測定情報と共に記憶された時刻情報が不正確となるといった問題もあり、品質管理上も好ましくない。
本発明は、センサ装置内に備えられている計時部により計測された時刻と現実の時刻との間に誤差が生じた場合でも、計時部により計測された時刻を正確な時刻に補正できるようにして、センサ装置を添付した食品や製品などの品質管理を正確に行なえるようにしたセンサ装置と、センサ装置内に備えられている計時部により計測された計測時刻情報を正しい計測時刻情報に補正できるようして、センサ装置を添付した食品や製品などの正確な品質管理を行なえるようにしたセンサ装置内計測時刻の補正方法を提供する。
本発明のセンサ装置は、測定対象を測定し測定情報を検出するセンサと、前記センサで測定した時刻を計測する計時部と、前記センサによる測定情報と、前記計時部による計測時刻情報と、前記計測時刻情報を正確な時刻情報に補正する際に使用する補正係数とが記憶されたメモリと、を備えることを特徴とする。
また、本発明のセンサ装置は、内蔵電池と、前記内蔵電池の電池残量を測定する電池残量測定部と、前記電池残量測定部での測定電池残量が予め定めた所定残量となった際に、前記センサでの測定を中断させるセンサ測定中断部とを備えることを特徴とする。
また、本発明のセンサ装置内計測時刻の補正方法は、外部装置からセンサ装置に、一定時間間隔によるセンサでの測定を開始させることを指示する測定開始信号を送信するステップと、前記外部装置のメモリに、前記測定開始信号を送信した時刻を登録するステップと、前記センサ装置のセンサにより一定時間間隔で測定を行うと共に、前記センサ装置内の計時部で、前記センサにより測定した時刻を計測するステップと、前記センサの測定情報と、前記計時部での計測時刻情報とを関係付けて前記センサ装置内のメモリに記憶させるステップと、前記センサでの測定が終了した際に、前記センサ装置から前記外部装置に対して、測定終了信号と、前記センサ装置内のメモリに記憶されている測定情報と計測時刻情報とを送信するステップと、前記外部装置において、前記測定終了信号を受信した時刻と、前記測定開始信号を送信した時刻とから算出した経過時間と、前記センサ装置から受信した計測時刻情報に基づいて算出した経過時間とから、前記センサ装置内の計時部で計測した計測時刻情報を正確な時刻に補正するための補正係数を生成するステップと、前記外部装置において、前記補正係数に基づいて、前記計測時刻情報を正確な時刻に補正するステップと、からなることを特徴とする。
また、本発明のセンサ装置内計測時刻の補正方法は、前記外部装置で生成した補正係数を、前記外部装置から前記センサ装置に送信し、前記センサ装置のメモリに記憶させるステップを有することを特徴とする。
本発明のセンサ装置は、センサ装置内に備えられている計時部で計測された計測に基づく時刻情報が、現実の時刻に対して誤差を生じている場合でも、メモリに記憶されている補正係数を利用して正しい時刻に補正できるようにしてあるので、センサ装置を食品や製品などに添付して品質管理を行なう際に正しい管理を行なうことができるという効果がある。
また、本発明のセンサ装置は、内蔵電池の残量が少なくなった際に、センサでの測定を中断させるセンサ測定中断部が備えられているので、内蔵電池が少ない状態でのセンサによる不正確な測定情報がメモリに記憶されることを未然に防止することができ、センサ装置を食品や製品などに添付して品質管理を行なう際に正しい管理を行なうことができるという効果がある。
また、本発明のセンサ装置内計測時刻の補正方法は、センサ装置内に備えられている計時部で計測した計測が、現実の時刻と誤差を生じている場合でも、センサ装置内で生成した補正係数に基づいて、計測時刻情報を正確な時刻に補正することができるので、正確な品質管理を行なうことができるという効果がある。
また、本発明のセンサ装置内計測時刻の補正方法は、センサ装置内の計時部で計測した計測時刻情報を正確な時刻に補正するための補正係数を、前記センサ装置のメモリに記憶させることができるので、次回の測定時には、この補正係数を利用して計測時刻の補正処理を行なうことができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係るセンサ装置およびセンサ装置内計測時刻の補正方法を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の概要を説明する斜視図、図2は、本発明の実施形態で使用するセンサ装置と外部装置のシステムブロック図、図3は、本発明の実施形態でセンサ装置内時刻を現実時刻に補正する考えを説明する図、図4は、本発明の実施形態で外部装置のメモリに記憶される情報を示す図、図5は、本発明の実施形態で処理手順を説明するフローチャートである。
まず、図1には、センサ装置1が添付された測定対象2と、外部装置3が備えられた冷蔵庫4とが示されている。
測定対象2としては、食品、商品、製品など測定を行なう種々の対象物があるが、この実施形態の説明においては、測定対象2として食品である場合について説明する。
センサ装置1は、センサ部とICタグとを一体化させた構成を有し、食品の所定部分に貼付などすることで、その食品が保存されている温度環境を測定して品質管理が行なえるようにしてある。
冷蔵庫4の内部温度は、温度設定の切り替え操作により行なえるが、冷蔵庫内に保存されている個々の食品が全て同じ環境温度におかれているとは限らず、冷蔵庫内での保存位置などによって温度差がある。
そのために、個々の食品の温度を調べるためには、個々の食品ごとにセンサ装置1を添付することで、各食品に関する正確な温度を調べることができるようにしてある。
図2に示すように、センサ装置1には、送受信部5、計時部6、電池部7、電池残量測定部8、センサ測定中断部9、制御部10、メモリ11、センサ12、測定情報計測時刻情報登録部13などが備えられている。
送受信部5は、外部装置3の送受信部14との間で情報の送受信を行なう。
電池残量測定部8は、電池部7の残量を測定する機能を有している。
また、センサ12は、測定対象である食品の温度を計測し測定情報を検出する機能を有している。
計時部6は、センサ12により測定した時刻を計測する機能を有し、特に、センサ12で計測した食品の温度測定情報が何時に測定されたものであるのかについて、計時部6での計測で特定可能としてある。
また、測定情報計測時刻情報登録部13は、センサ12で測定した測定情報と、計時部6での計測時刻とから、センサ12で計測した温度の測定情報が何時に測定されたものであるのかがわかるように、測定情報と計測時刻とを関係付けてメモリ11に書き込んで記憶させる機能を有している。
また、メモリ11には、測定情報と、計測時刻情報と、計測時刻を補正するための補正係数情報とが記憶される。
尚、これらの測定情報、計測時刻情報、補正係数情報は、予め登録されているのではなく、測定処理や補正係数の生成処理が行なわれた後に記憶される。
また、補正係数情報は、一旦メモリ11に記憶させた後には再度記憶させる必要はなく、記憶された補正係数情報を利用して何度でも計測時刻情報の補正処理に使用できるようにしてある。
次に、外部装置3には、送受信部14、補正係数生成部15、計測時刻情報補正部16、制御部17、メモリ18、計時部19、補正係数情報送信制御部20などが備えられている。
外部装置3は、センサ装置1に対して、一定時間間隔による測定をセンサで行なわせるための測定開始を指示する測定開始信号を送信し、センサ装置1は、この信号を受信することで、センサ12により温度測定を一定時間間隔で行なう。
補正係数生成部15は、センサ装置1内の計時部6で計測された計測時刻情報が、現実の時刻と異なっている場合に、正確な時刻に補正する際に使用する補正係数を生成する機能を有している。
計測時刻情報補正部16は、補正係数生成部15で生成された補正係数を使用して、計測時刻を補正して正確な計測時刻を算出する機能を有している。
補正係数情報送信制御部20は、補正係数生成部15で生成された補正係数をセンサ装置1に送信させる機能を有し、センサ装置1のメモリ11に登録させるようにしてある。
また、外部装置3は、センサ装置1のメモリ11に記憶されている測定情報と計測時刻情報とを送受信部14で読み取ることで、これらの情報を外部装置3のメモリ18に一旦記憶させることができる。
そして、外部装置3は、メモリ18に一旦記憶させた計測時刻情報について、外部装置3の計時部19で計測された正確な時刻に補正できるようにしてある。
次に、外部装置3により、センサ装置1から受信した計測時刻情報の計測時刻を正しい時刻に補正する方法について、図3及び図4に基づいて説明する。
まず、外部装置3に備えられている計時部18は、常時正確な時刻が計測される状態にセットさせておく。
図4には、外部装置3がセンサ装置1から受信した測定情報と計測時刻情報と、更にその計測時刻情報に基づいて算出された補正時刻情報とが示されている。
これらの情報は、外部装置3のメモリ18に登録される。
図3及び図4に示す事例では、センサ部により全部で4回の温度測定が行なわれる場合が示されている。
センサ装置1の計時部6での計測時刻は、初回の測定開始時の8:10から40分間隔で計測時刻が計測され、まずセンサ装置1のメモリ11に測定情報である温度の測定値と関係付けられて計測時刻情報として書き込まれて記憶される。
センサ装置1の計時部6での計測時刻において、初回の測定開始時8:10と、最後の測定終了時10:10との経過時間は120分である。
これに対して、外部装置3から測定開始信号を送信した時刻情報として、最初の時刻情報が8:00で、センサ装置1から外部装置3が受信した最後の時刻情報が9:00であるとする。
つまり、センサ装置の計時部での計測した初回の測定開始時8:10は、現実時刻が8:00で、また、センサ装置の計時部での計測した最後の測定開始時10:10は、現実時刻が9:00であったとする。
この場合、初回の測定開始時から、最後の測定終了時までの経過時間は60分である。
つまり、現実時刻の経過時間が60分間であるところを、センサ装置1の計時部6での計測時刻では、120分間として記憶させたことになる。
そして、外部装置3の補正係数生成部15は、上記の情報から1秒の補正係数を算出する。
1秒の補正係数の算出は、センサ装置1の計時部6での初回の測定開始時から、最後の測定終了時までの経過時間(120分)に対する現実時刻の経過時間(60分)の割合により算出される。
つまり、上記の事例では、1秒の補正係数が0.5となる。
この1秒の補正係数を用いて、最初の時刻と最後の時刻を除く、中間の計測時刻である2回目と3回目の計測時刻に対する補正時刻の算出が行なわれる。
センサ装置1の計時部6での計測時刻では、初回の測定開始時から2回目の計測時刻までに40分間、更に2回目から3回目の計測時刻までに40分間の時間が経過されていることから、この経過時間の40分間に対しての、1秒の補正係数0.5の割合を算出すると、20分間となり、現実の経過時間が20分間となる。
したがって、補正時間には、図4に示すように、既に記憶されている測定開始時の時刻である8:00に対して20分間後の8:20が2回目の計測時刻として書き込まれ、更に20分間後の8:40が3回目の計測時刻情報として書き込まれ記憶される。
このようにして、測定開始時と測定終了時の時刻を除く、それら以外の途中の計測時刻については、補正係数を用いて個々に算出することができるので、測定回数が多い場合でも短時間で効率的に計測時刻の補正を行なうことができる。
次に、本発明の実施形態に係るセンサ装置内計測時刻の補正方法を適応するシステムの処理手順に基づき図5のフローチャートに従って説明する。
まず、最初に外部装置3からセンサ装置1に、センサ装置1のメモリ11において測定情報と計測時刻情報を記憶させる記憶エリアの情報を、一旦削除させることを指示する信号を送信する。(ステップ1)
次に、外部装置3からセンサ装置1に、サンプリング周期である一定時間間隔によりセンサ12での測定を開始させることを指示する測定開始信号を送信する。(ステップ2)
また、外部装置3からセンサ装置1に送信する信号は、目的に応じて種々の信号を送信すればよく、例えば、センサでの測定開始時刻から終了時刻や、センサでの測定開始時刻だけや、センサでの測定する経過時間など自由に選択することができる。
また、外部装置3のメモリ18に、測定開始信号を送信した時刻を登録する。(ステップ3)
次に、センサ装置1のセンサ12により一定時間間隔で測定を行う。(ステップ4)
そして、センサ12の測定情報と、センサ装置1内の計時部6で計測した計測時刻情報とを関係付けてセンサ装置1内のメモリ11に記憶させる。(ステップ5)
次に、センサ12での測定が終了した際に、センサ装置1から外部装置3に対して、測定終了信号と、センサ装置1内のメモリ11に記憶されている測定情報と計測時刻情報とを送信する。(ステップ6)
そして、外部装置3において、測定終了信号を受信した時刻と、測定開始信号を送信した時刻とから算出した経過時間と、センサ装置1から受信した計測時刻情報に基づいて算出した経過時間とから、センサ装置1内の計時部6で計測した計測時刻情報を正確な時刻に補正するための補正係数を生成する。(ステップ7)
次に、外部装置3において、補正係数に基づいて、計測時刻情報を正確な時刻に補正する。(ステップ8)
更に、外部装置3で生成した補正係数を、外部装置3からセンサ装置1に送信し、センサ装置1のメモリ11に記憶させる。(ステップ9)
図4に示されている事例では、測定開始時において、測定情報の測定値が−5℃で、センサ装置1の計時部6での計測時刻が8:10で、外部装置3がセンサ装置1に測定開始信号を送信した時刻情報の8:00が補正時刻情報として記憶されている。
この場合、測定開始時刻として正しい時刻は、8:00であるので、外部装置3がセンサ装置1に測定開始信号を送信した時刻情報の8:00が補正時刻情報として記憶される。
図4に示す事例では、測定開始時の温度測定を含めると4回の温度測定が行なわれている。
この事例では、センサ装置1の計時部6で計測した温度測定の時刻は、測定開始時が8:10、2回目測定時が8:50、3回目測定時が9:30、測定終了時(最終測定時)が10:10であり、測定間隔が40分間となっている。
これらの温度測定の時刻は、センサ12で測定された測定情報と関係付けられてメモリ11に順次書き込まれて記憶される。
図4に示すように、センサ装置1のメモリ11に記憶されている情報から、測定開始時と測定終了時との時間間隔は、センサ装置1の計時部6による計測で120分あり、またセンサ装置1が外部装置3から受信した時刻情報による時間間隔で60分あることで、センサ装置1の計時部6による計測時間が現実時間と誤差が生じていることがわかる。
したがって、既に測定開始時と測定終了時の時刻については、補正時刻として外部装置3から受信した時刻が書き込まれているのでよいが、計測途中の2、3回目の時刻を補正する必要があり、外部装置3の補正係数生成部15で生成した補正係数を使用して2、3回目の計測時刻情報に対する補正処理が行なわれる。
計測時刻の補正処理は、図3に示すように、まずセンサ装置1内時刻の経過時間(120分)に対する現実時間(60分)の割合から1秒の補正係数(0.5)が算出される。
そして、この補正係数で2、3回目の計測時刻から、現実の時刻を算出することで、2、3回目の計測時刻に対する補正時刻情報を特定する。
例えば、センサ装置1内時刻では、測定開始時から2回目測定時までと、また2回目測定時から3回目測定時までと、それぞれ40分間の間隔がある。
この40分間に対する補正係数の0.5の割合は20分間となるので、2、3回目の計測時刻の補正時刻は、それぞれ8:20、8:40となり、これが現実の計測時刻となる。
図3及び図4に示す事例では、全部で4回の測定の場合であるが、測定回数が数十回や数百回などの場合にも、上記の方法を用いれば短時間で効率的に個々の計測時刻を現実の時間に補正することができる。
以上の手順により、センサ装置1内の計時部6での計測時刻が、現実の時刻に対して誤差を生じていても、正しい時刻に補正して補正時刻情報として記憶できるようにしてある。
尚、上記の実施形態では、温度センサ部を有するセンサ装置の場合について説明したが、本発明は、温度センサ部に限らず内部に計時部を有する種々のセンサ装置において適応することができるものである。
また、本発明のセンサ装置1には、内蔵電池が備えられた電池部7と、その内蔵電池の電池残量を測定する電池残量測定部8と、電池残量測定部8での測定電池残量が予め定めた所定残量となった際に、センサ12での測定を中断させるセンサ測定中断部9とが備えられているので、電池残量が予め定めた所定残量となった際に、センサ12での測定を中断させることができるようにしてある。
これは、センサ12での測定中に電池の残量が無くなると、正確な測定ができなくなり、トラブルが生じる危険性があるので、電池の残量が完全に無くなる前の段階で、センサ12での測定を中止させて、正確な測定情報だけがメモリに記憶させるようにしてある。
また、上記の実施形態では、外部装置3内で補正係数の生成を行なっているが、補正係数生成部をセンサ装置に設けることで、センサ装置内で補正係数の生成を行なえるようにしてもよい。
この場合には、センサ装置1内で補正係数の生成を行い、生成した補正係数をセンサ装置1内のメモリ11に登録させることで、次回の測定時にメモリ11に登録させた補正係数を利用してセンサ装置1内で計測した時刻を正しい時刻に補正できるようにする。
本発明の実施形態の概要を説明する斜視図である。 本発明の実施形態で使用するセンサ装置と外部装置のシステムブロック図である。 本発明の実施形態でセンサ装置内時刻を現実時刻に補正する考えを説明する図である。 本発明の実施形態で外部装置のメモリに記憶される情報を示す図である。 本発明の実施形態で処理手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 センサ装置
2 測定対象
3 外部装置
4 冷蔵庫
5,14 送受信部
6,19 計時部
7 電池部
8 電池残量測定部
9 センサ測定中断部
10,17 制御部
11,18 メモリ
12 センサ
13 測定値情報計測時刻情報登録部
15 補正係数生成部
16 計測時刻情報補正部
20 補正係数情報送信制御部

Claims (4)

  1. 測定対象を測定し測定情報を検出するセンサと、
    前記センサで測定した時刻を計測する計時部と、
    前記センサによる測定情報と、前記計時部による計測時刻情報と、前記計測時刻情報を正確な時刻情報に補正する際に使用する補正係数とが記憶されたメモリと、
    を備えることを特徴とするセンサ装置。
  2. 内蔵電池と、前記内蔵電池の電池残量を測定する電池残量測定部と、前記電池残量測定部での測定電池残量が予め定めた所定残量となった際に、前記センサでの測定を中断させるセンサ測定中断部とを備えることを特徴とする請求項1記載のセンサ装置。
  3. 外部装置からセンサ装置に、一定時間間隔によるセンサでの測定を開始させることを指示する測定開始信号を送信するステップと、
    前記外部装置のメモリに、前記測定開始信号を送信した時刻を登録するステップと、
    前記センサ装置のセンサにより一定時間間隔で測定を行うと共に、前記センサ装置内の計時部で、前記センサにより測定した時刻を計測するステップと、
    前記センサの測定情報と、前記計時部での計測時刻情報とを関係付けて前記センサ装置内のメモリに記憶させるステップと、
    前記センサでの測定が終了した際に、前記センサ装置から前記外部装置に対して、測定終了信号と、前記センサ装置内のメモリに記憶されている測定情報と計測時刻情報とを送信するステップと、
    前記外部装置において、前記測定終了信号を受信した時刻と、前記測定開始信号を送信した時刻とから算出した経過時間と、前記センサ装置から受信した計測時刻情報に基づいて算出した経過時間とから、前記センサ装置内の計時部で計測した計測時刻情報を正確な時刻に補正するための補正係数を生成するステップと、
    前記外部装置において、前記補正係数に基づいて、前記計測時刻情報を正確な時刻に補正するステップと、
    からなることを特徴とするセンサ装置内計測時刻の補正方法。
  4. 前記外部装置で生成した補正係数を、前記外部装置から前記センサ装置に送信し、前記センサ装置のメモリに記憶させるステップを有することを特徴とする請求項3記載のセンサ装置内計測時刻の補正方法。
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