JP2006316802A - 自由雲台 - Google Patents

自由雲台 Download PDF

Info

Publication number
JP2006316802A
JP2006316802A JP2005136824A JP2005136824A JP2006316802A JP 2006316802 A JP2006316802 A JP 2006316802A JP 2005136824 A JP2005136824 A JP 2005136824A JP 2005136824 A JP2005136824 A JP 2005136824A JP 2006316802 A JP2006316802 A JP 2006316802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating body
base body
ball
pan head
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005136824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4303218B2 (ja
Inventor
Koichiro Nakatani
幸一郎 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Velbon KK
Original Assignee
Velbon KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Velbon KK filed Critical Velbon KK
Priority to JP2005136824A priority Critical patent/JP4303218B2/ja
Publication of JP2006316802A publication Critical patent/JP2006316802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4303218B2 publication Critical patent/JP4303218B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】操作性が良好な自由雲台を提供する。
【解決手段】自由雲台1は、ベース体3で回動可能に保持したボール部5および被取付物を取り付ける被取付物支持部6を有する支持体7を備える。自由雲台1は、ベース体3に対してボール部5を固定およびその固定を解除するための略円柱状の操作体10を備える。操作体10は、この操作体10の中心軸Aから下方側にずれた偏心軸Bを中心として回動操作可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作体の操作性が良好な自由雲台に関するものである。
従来、例えば三脚に脱着可能に装着されるベース体と、このベース体にて回動可能に保持されたボール部およびこのボール部に設けられカメラ等の被取付物が取り付けられる被取付物支持部を有するカメラ台等の支持体と、ベース体に対してボール部を固定およびその固定を解除するためのやや長手状の回動操作可能な操作レバーとを備えた自由雲台が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−288811号公報
しかしながら、上記従来の自由雲台では、操作レバーの操作性が良好であるとはいえず、例えば特に高齢者にとって操作レバーを指先で回動させるという操作が指に大きな負担になるという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ベース体に対してボール部を固定およびその固定を解除するための操作体の操作がきわめて容易で、操作体の操作性が良好な自由雲台を提供することを目的とする。
請求項1記載の自由雲台は、ベース体と、このベース体にて回動可能に保持されたボール部、および、このボール部に設けられ被取付物が取り付けられる被取付物支持部を有する支持体と、前記ベース体に対して前記ボール部を固定およびその固定を解除するための略円柱状の操作体とを備え、前記操作体は、この操作体の中心軸からずれた偏心軸を中心として回動操作可能となっており、前記操作体を前記偏心軸を中心として一方向へ回動操作することにより、前記ボール部が前記ベース体に対して固定され、前記操作体を前記偏心軸を中心として他方向へ回動操作することにより、前記ボール部の前記ベース体への固定が解除されるものである。
請求項2記載の自由雲台は、請求項1記載の自由雲台において、操作体は、この操作体の下端がベース体の下端より下方に位置しない範囲内で、回動操作可能となっているものである。
請求項3記載の自由雲台は、請求項1または2記載の自由雲台において、操作体は、この操作体の中心軸から下方側にずれた偏心軸を中心として回動操作可能となっているものである。
請求項4記載の自由雲台は、請求項1ないし3のいずれか一記載の自由雲台において、操作体の外周面部には、軸方向に沿った複数の溝部が形成されているものである。
請求項1に係る発明によれば、操作体を把持して手首の力でその操作体を回動操作できるため、ベース体に対してボール部を固定およびその固定を解除するための操作体の操作がきわめて容易で、操作体の操作性が良好である。
請求項2に係る発明によれば、操作体はこの操作体の下端がベース体の下端より下方に位置しない範囲内で回動操作可能となっているため、例えば操作体の下端が三脚の上部と干渉するようなことがない。
請求項3に係る発明によれば、操作体はこの操作体の中心軸から下方側にずれた偏心軸を中心として回動操作可能となっているため、操作体を手首の力を利用して簡単に回動操作できる。
請求項4に係る発明によれば、操作体の外周面部には軸方向に沿った複数の溝部が形成されているため、溝部がなく操作体の外周面部が平滑状である場合に比べて、操作体を容易に回動操作できる。
本発明の自由雲台の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、1は自由雲台で、この自由雲台1は、三脚2の上部に脱着可能に装着されたベース体3と、ベース体3にて任意方向へ回動可能に保持された球形状のボール部5およびこのボール部5に設けられカメラ等の被取付物(図示せず)が脱着可能に取り付けられる被取付物支持部6を有するカメラ台等の支持体7と、ベース体3に対してボール部5を固定およびその固定を解除するための略円柱状の操作体10とを備えている。
ベース体3は、三脚2の上部の雄ねじに螺合される雌ねじ孔が形成された底板部11を有している。この底板部11には、支持体7のボール部5を回動可能に保持する一対のボール受け部12が設けられている。両ボール受け部12間の距離は操作体10の回動操作により変更するようになっている。
支持体7は、ボール部5と被取付物支持部6とを有し、この被取付物支持部6は、ボール部5に一体的に設けられた支持部材21と、この支持部材21の孔部22に挿通された雄ねじ部23を有しばね(図示せず)にて上方に向けて付勢されたねじ操作部材24とにて構成されている。そして、カメラ等の被取付物を支持体7の被取付物支持部6に取り付ける際には、ねじ操作部材24を操作してこのねじ操作部材24の雄ねじ部23を被取付物の底面部の雌ねじ孔に螺合する。
操作体10は、軸方向が水平方向に一致した略円柱状のもので、ベース体3の側部に回動操作可能に突設され、この操作体10の軸方向(水平方向)に沿った中心軸Aから下方側へ平行にずれた偏心軸Bを中心として回動操作可能となっている。
なお、操作体10は、この操作体10の下端がベース体3の底板部11の下端より下方に位置しない回動範囲内(例えばα=約60度)で、回動操作可能となっている。すなわち、操作体10の下端がベース体3より下方に突出することがない。また、略円柱状の操作体10の外径寸法は、支持体7のボール部5の直径寸法と略同じである。操作体10の中心軸Aは、操作体10の外周から等しい距離にある中心軸線である。
そして、操作体10を水平方向の偏心軸Bを中心として一方向へ回動操作(例えば図2中、時計回りに約60度の回動操作)することにより、ベース体3の両ボール受け部12間の距離が減少してボール部5がベース体3に対して固定される。また、操作体10を水平方向の偏心軸Bを中心として他方向へ回動操作(例えば図2中、反時計回りに約60度の回動操作)することにより、ベース体3の両ボール受け部12間の距離が増大してボール部5のベース体3への固定が解除される。
ここで、図3に示すように、操作体10は、ねじ部31およびローレット部32が形成された軸体33を介してベース体3に取り付けられ、操作体10はこの操作体10の偏心位置に位置する軸体33を中心として回動操作可能となっている。なお、軸体33の軸芯が偏心軸Bである。
また、操作体10は、水平状で略円柱状の円柱状部35と、この円柱状部35のベース体3側の軸方向端面とは反対側の端面にねじ36で固着された略円板状の円板状部37とを有している。円柱状部35にはこの円柱状部35の偏心位置に孔部38が形成され、この孔部38内に軸体33が挿入され、軸体33と円板状部37との間にはコイルばね39および座金40が配設されている。軸体33のローレット部32は、円柱状部35の孔部38に臨んだローレット部32に嵌合している。
さらに、操作体10の円柱状部35のベース体3側の端面には、ボール部5のベース体3への固定の解除時にベース体3の係合受け部(図示せず)と係合して操作体10の他方向へ回動を規制する回動規制用の係合部41が突設されている。また、操作体10の円柱状部の外周面部には、操作体の軸方向に沿った複数の溝部42が全周にわたって間隔をおいて形成されている。
次に、上記自由雲台1の作用等について説明する。
三脚2の上部に装着した自由雲台1の支持体7にカメラ等の被取付物を取り付け、その被取付物を被写体に合わせた後に固定する場合には、例えば親指、人差し指および中指の3本の指で操作体10を把持し、手首の力を利用するようにしてその操作体10を偏心軸Bを中心として一方向へ回動操作すると、ベース体3の両ボール受け部12間の距離が減少し、支持体7のボール部5がベース体3に対して固定される。
また、例えば固定したカメラ等の被取付物の向きを変更する必要が生じた場合等には、例えば親指、人差し指および中指の3本の指で操作体10を把持し、手首の力を利用するようにしてその操作体10を偏心軸Bを中心として他方向へ回動操作すると、ベース体3の両ボール受け部12間の距離が増大し、支持体7のボール部5のベース体3に対する固定が解除される。
このように上記自由雲台1によれば、略円柱状の操作体10を把持して手首の力で、つまりスナップを利かしてその操作体10を回動操作できるため、従来の操作レバーに比べて、操作体10の操作がきわめて容易で、操作体10の操作性が良好であり、高齢者の指に大きな負担となるようなこともない。
また、操作体10はこの操作体10の下端がベース体3の下端より下方に位置しない回動範囲内で回動操作可能となっているため、例えば操作体10の下端が三脚2の上部と干渉するようなことがない。
なお、操作体10の略円柱状には、厳密な意味での円柱形状のほか、円錐台形状等が含まれる。
また、操作体10の回動操作可能な回動角度αは、約60度には限定されず、約90度や約120度等でもよく、約60度〜約90度が好ましい。
本発明の自由雲台に係る一実施の形態の斜視図である。 同上自由雲台の正面図である。 同上自由雲台の要部の分解斜視図である。
符号の説明
1 自由雲台
3 ベース体
5 ボール部
6 被取付物支持部
7 支持体
10 操作体
42 溝部
A 中心軸
B 偏心軸

Claims (4)

  1. ベース体と、
    このベース体にて回動可能に保持されたボール部、および、このボール部に設けられ被取付物が取り付けられる被取付物支持部を有する支持体と、
    前記ベース体に対して前記ボール部を固定およびその固定を解除するための略円柱状の操作体とを備え、
    前記操作体は、この操作体の中心軸からずれた偏心軸を中心として回動操作可能となっており、
    前記操作体を前記偏心軸を中心として一方向へ回動操作することにより、前記ボール部が前記ベース体に対して固定され、
    前記操作体を前記偏心軸を中心として他方向へ回動操作することにより、前記ボール部の前記ベース体への固定が解除される
    ことを特徴とする自由雲台。
  2. 操作体は、この操作体の下端がベース体の下端より下方に位置しない範囲内で、回動操作可能となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の自由雲台。
  3. 操作体は、この操作体の中心軸から下方側にずれた偏心軸を中心として回動操作可能となっている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自由雲台。
  4. 操作体の外周面部には、軸方向に沿った複数の溝部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の自由雲台。
JP2005136824A 2005-05-10 2005-05-10 自由雲台 Expired - Fee Related JP4303218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005136824A JP4303218B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 自由雲台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005136824A JP4303218B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 自由雲台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006316802A true JP2006316802A (ja) 2006-11-24
JP4303218B2 JP4303218B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=37537671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005136824A Expired - Fee Related JP4303218B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 自由雲台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4303218B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012027463A (ja) * 2011-07-06 2012-02-09 Velbon Kk アダプター装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012027463A (ja) * 2011-07-06 2012-02-09 Velbon Kk アダプター装置
CN102865439A (zh) * 2011-07-06 2013-01-09 伟如宝株式会社 转接器装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4303218B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7281693B2 (en) Ball head assembly with anti-escape mechanism for a tripod
US8294815B2 (en) Camera support device
US11713844B2 (en) Support device
JP2009025005A (ja) 放射線測定器
JP2005090730A (ja) 雲台装置
JP2006316802A (ja) 自由雲台
US7071921B2 (en) Ergonomic mouse
TWM483149U (zh) 可單手操作及切換方向之棘輪扳手
JP2007025578A (ja) 撮像装置用簡易支持具
JP6260141B2 (ja) アクセサリ連結装置
US20080094359A1 (en) Computer Mouse
JP2010083076A (ja) 筆記補助具
US6976413B2 (en) Hand tool handle with rotary cap
KR20160073828A (ko) 핑거탭
JPS58123531A (ja) 撮像装置
TWI601602B (zh) Pocket wrench structure
JP2004052911A (ja) 自在継手及びこの自在継手を用いた保持装置
JP4687899B2 (ja) 光学オプション取付リング
CN111300477B (zh) 仿生手腕、仿生手和机械臂
JP2011217863A (ja) グリップエンドアダプタ位置決め具
JP2011046167A (ja) 携帯用ルータ
JP3204773U (ja) 片軸受リール
JP5498294B2 (ja) 光学機器の取付構造
JP2003207581A (ja) 回転式べゼル装置及びこれを備えた携帯時計
JP5866888B2 (ja) 入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090401

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4303218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140501

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees