JP2006316681A - 内燃機関 - Google Patents

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忍 釜田
Hiroshi Iwano
岩野  浩
Hiroshi Oba
大羽  拓
Kenji Ota
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Abstract

【課題】 低回転から高回転まで冷却損失を低減しつつ、燃焼時間損失を低減できる内燃機関を提供する。
【解決手段】 内燃機関は、吸気圧縮シリンダ2と、吸気圧縮ピストン11に連係された吸気圧縮クランクシャフト13と、膨張排気シリンダ3と、膨張排気ピストン14に連係された膨張排気クランクシャフト16と、回転動力を外部に出力する動力伝達軸19と、を有し吸気圧縮クランクシャフト13及び膨張排気クランクシャフト16は、遊星歯車機構18を介して動力伝達軸19に連結されている。これによって、吸気圧縮ピストン11と膨張排気ピストン14とで、ピストンスピードを分離して設定することができ、低回転から高回転まで冷却損失を低減でき、かつ熱効率が向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関に関する。
特許文献1には、エンジンが低回転で運転している場合の吸気慣性効果を高めるために、リンク機構を用いて吸気行程及び膨張行程を従来よりも速くし、圧縮行程及び排気行程を従来よりも長くする内燃機関が開示されている。
特開2003−83102号公報
しかしながらこの特許文献1においては、エンジンが低回転で運転中の場合は、燃焼ガスがシリンダ壁面と接触する時間が長くなるため冷却損失が増加し、正味効率が低下してしまうという問題がある。
また、エンジン回転数によらず吸気行程及び膨張行程のピストンモーションが略一定であるため、エンジン回転数が高い場合、燃焼期間中に大きくピストンが下降してしまい、燃焼時間損失が大、すなわち燃焼により筒内圧力が十分に上昇する前にピストンが下降してしまいピストンに十分な燃焼圧力を伝えられないという問題がある。
さらに、吸気行程と膨張行程が同一のピストンモーションであるため、吸気行程にのみ適性化されたエンジン制御となってしまいエンジンを効率良く使用することができない虞がある。また、筒内圧が充分に上昇する前にピストンが下降するため燃焼時間損失が大きくなってしまう問題があった。
本発明の内燃機機関は、吸気行程及び圧縮行程を行う吸気圧縮シリンダと、吸気圧縮シリンダ内の吸気圧縮ピストンに連係された吸気圧縮クランクシャフトと、膨張行程及び排気行程を行う膨張排気シリンダと、膨張排気シリンダ内の膨張排気ピストンに連係された膨張排気クランクシャフトと、内燃機関で発生させた回転動力を外部に出力する動力伝達軸と、を有し、吸気圧縮クランクシャフト及び膨張排気クランクシャフトは、遊星歯車機構を介して動力伝達軸に連結されていることを特徴としている。これによって、吸気圧縮ピストンのピストンスピードと膨張排気ピストンのピストンスピードを分離して設定することができる。
本発明によれば、吸気圧縮ピストンと膨張排気ピストンとで、ピストンスピードを分離して設定することができるので、エンジンが低回転の場合、吸気圧縮シリンダよりも膨張排気シリンダのピストンスピードを速くでき、膨張速度が向上するため低回転から高回転まで冷却損失を低減でき熱効率が向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における車両用の内燃機関の本体1(以下、機関本体1と記す)を模式的に示した説明図である。内燃機関は、図示せぬエンジンコントロールユニット(ECU)によって制御されるものである。
機関本体1は、吸気行程と圧縮行程を行う吸気圧縮シリンダ2と、膨張行程と排気行程を行う膨張排気シリンダ3とを有し、吸気圧縮シリンダ2と膨張排気シリンダ3とが一対となって実質的に一つの気筒が構成されている。
吸気圧縮シリンダ2には、燃料噴射弁(図示せず)が配置された吸気ポート4が連結されており、吸気バルブ5を開弁動作させることで吸気圧縮シリンダ2に吸気ポート4から混合気が導入される。
吸気圧縮シリンダ2は、隣接して対となる膨張排気シリンダ3に、連結通路6を介して接続されている。連結通路6の一端側、すなわち吸気圧縮シリンダ2と連結通路6との連結部分には、圧縮バルブ7が配置されている。また連絡通路6の他端側、すなわち膨張排気シリンダ3と連結通路6との連結部分には、燃焼室バルブ8が配置されている。
膨張排気シリンダ3には、排気ポート9が連結されており、排気バルブ10を開弁動作させることで膨張排気シリンダ3から排気が排出される。
吸気圧縮シリンダ2内には、吸気圧縮ピストン11が配置されている。吸気圧縮ピストン11は、吸気圧縮コンロッド12を介して吸気圧縮クランクシャフト13のクランクピン13aに回転可能に連結されている。
膨張排気シリンダ3内には、膨張排気ピストン14が配置されている。膨張排気ピストン14は、膨張排気コンロッド15を介して膨張排気クランクシャフト16のクランクピン16aに回転可能に連結されている。尚、図1中の17は点火プラグである。
吸気圧縮クランクシャフト13と膨張排気クランクシャフト16とは、遊星歯車装置18を介して内燃機関で発生させた回転動力を外部に出力する動力伝達軸19に連結されている。
遊星歯車機構18は、サンギヤ20と、サンギヤ20の外周側に位置するリングギヤ21と、サンギヤ20とリングギヤ21との間にあってサンギヤ20及びリングギヤ21と噛み合いながらサンギヤ20の周囲を公転する複数のピニオンギヤ22と、ピニオンギヤ22の公転により回転するキャリア23と、から大略構成されており、サンギヤ20には吸気圧縮クランクシャフト13が連結され、キャリア23には膨張排気クランクシャフト16が連結され、リングギヤ21には出力ギヤ24及び動力伝達ギヤ25を介して動力伝達軸19が連結されている。
吸気圧縮クランクシャフト13には、吸気圧縮クランクシャフト13の回転数を制御可能な第一電動機26が連結されている。動力伝達軸19には、車両要求から決定される動力伝達軸19の回転数を制御可能な第二電動機27が連結されている。第一電動機26及び第二電動機27は、ECUからの指令によって制御されている。そして、サンギヤ20の回転数とリングギヤ21の回転数を制御することで、膨張排気クランクシャフト16の回転数となるキャリア23の回転数が制御可能となっている。
尚、第一電動機26は、サンギヤ20に直接連結される構成、すなわち吸気圧縮コンロッド12とサンギヤ20との間に配置する構成としてもよい。また、第一電動機26は、内燃機関のフライホイールとして利用することも可能である。そして、第二電動機27は、リングギヤ21に直接連結する構成としてもよい。
図2に遊星歯車機構18のサンギヤ20、キャリア23、リングギヤ21の運動状態毎の共線図を示す。
リングギヤ21の回転数は動力伝達軸19の回転数で決定される。高速膨張モード(詳細は後述)では膨張行程時にサンギヤ20の回転数を第一電動機26により制御して、キャリア23の回転数(膨張排気クランクシャフト16の回転数)が膨張排気ピストン14を所望の膨張速度となるようにする。このとき、リングギヤ21の回転数はドライバの速度要求通りに回転する。
高速膨張モードはエンジンが低回転(吸気圧縮クランクシャフト13が低回転)の場合に実行される。吸気、圧縮、排気行程ではキャリア23の回転数と、サンギヤ20の回転数が同じ回転数となるように制御する。膨張行程停止モード(詳細は後述)は、エンジン低回転時の膨張行程において、保持クランク角(詳細は後述)を設定する場合及び下死点位置で膨張排気ピストン14を保持する場合に実行される。
また、上死点で吸気圧縮ピストン11と膨張排気ピストン14が同期するように第一電動機26と第二電動機27を制御する。膨張行程で発生した動力はリングギヤ21を介して機械的に動力伝達軸19に伝達されるものと、サンギヤ20を介して第一電動機26へ伝達され、第一電動機26で電気エネルギに変換され、第二電動機27へ電気エネルギとして伝達され、第二電動機27で動力に変換されるものとがある。
尚、第一電動機26で発電した電気エネルギは蓄電装置に蓄電する構成としても構わない。この蓄電装置として、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、キャパシタなどが好ましい。
図3は、内燃機関の各ピストン11,14各バルブ5,7,8,10及び遊星歯車機構18の回転要素(サンギヤ20、キャリア23、リングギヤ21)の動作を示すタイミングチャートである。
吸気圧縮ピストン11が下降する動作に合わせて吸気バルブ5が開かれる。吸気圧縮ピストン11が下死点に到達し再び上昇し始めると吸気バルブ5が閉じられる。吸気バルブ5の開閉タイミングはエンジン回転数に応じて適正化することが好ましい。吸気圧縮ピストン11が上死点に接近すると圧縮バルブ7と燃焼室バルブ8が開かれ、膨張排気ピストン14のあるシリンダへ圧縮された混合気が送り込まれる。吸気圧縮ピストン11が上死点に到達すると燃焼室バルブ8と圧縮バルブ7が閉じられ、圧縮された混合気の逆流を防止する。尚、燃焼室バルブ8もしくは圧縮バルブ7のどちらか一方が省略された構成としても構わない。
圧縮された混合気は点火プラグ17によって点火されて燃焼し、燃焼ガスが膨張排気ピストン14を下降させる。このとき吸気圧縮クランクシャフト13の回転数が低い場合は、吸気圧縮クランクシャフト13の回転数に比べて、膨張排気クランクシャフト16の回転数が高くなるように第一電動機26と第二電動機27が遊星歯車機構18のレバー比(詳細は後述)によって決まるトルクで制御される。
図4に、遊星歯車機構18のレバー比α、βとサンギヤ20、キャリア23、リングギヤ21の回転数の関係を表す共線図を示す。レバー比と各ギヤの回転数の関係は式(1)に示す比で表すことができ、サンギヤ20の回転数は式(2)で表すことができる。
[数1]
(Ns−Nc):(Nc−NR)=α:β …(1)
[数2]
s=α/β(Nc−NR)+Nc …(2)
ここで、Nsはサンギヤ20の回転数、Ncはキャリア23の回転数、NRはリングギヤ21の回転数である。
リングギヤ21の回転数(NR)は車速によって決まり、キャリア23の回転数(Nc)は後述する図10の膨張排気クランクシャフト目標回転数生成部(B23)で決定される。そして、サンギヤ20の回転数(Ns)は、リングギヤ21の回転数(NR)とキャリア23の回転数(Nc)によって求められる。
吸気圧縮クランクシャフト13の回転数が高くなると同一の回転数かつ上死点で吸気圧縮ピストン11と膨張排気ピストン14が同期するように遊星歯車機構18のレバー比によって決まるトルクで制御される。膨張排気ピストン14が膨張行程を終える程度のタイミングで排気バルブ10が開かれる。そして、膨張排気ピストン14が上昇することで、排気行程が実行される。排気バルブ10はエンジン回転数に応じて適正化されることが好ましい。
尚、吸気バルブ5の開閉タイミング及び排気バルブ10の開閉タイミングは、エンジン回転数に応じて適正化することが好ましい。
図5に膨張排気ピストン14の膨張行程におけるピストンモーションをエンジン回転数(吸気圧縮クランクシャフト13の回転数)N1の場合とエンジン回転数(吸気圧縮クランクシャフト13の回転数)N2の場合について示す。尚、N1<N2とする。
膨張排気ピストン14のピストンモーションを保持クランク角と膨張クランク角(詳細は後述)で表現すると、エンジン回転数が低い場合は膨張クランク角を小さくして膨張クランク角よりも保持クランク角を小さくする。
ここで、上記保持クランク角とは上死点付近で膨張排気ピストン14の位置が固定される期間に相当する吸気圧縮クランクシャフト13の回転角度であり、上記膨張クランク角とは上死点から下死点まで膨張排気ピストン14の位置が変化する期間に相当する吸気圧縮クランクシャフト13の回転角度である。
そして、膨張行程において、吸気圧縮クランクシャフト13の回転角度に対する上死点からの膨張排気ピストン14の作動(移動)距離を吸気圧縮クランクシャフト13の回転速度に応じて変更し、吸気圧縮クランクシャフト13の回転速度が低い場合、膨張行程において、吸気圧縮クランクシャフト13の回転角度に対する上死点からの膨張排気ピストン14の作動(移動)距離を相対的に長くする。すなわち、膨張排気ピストン14が下死点に向かって下降する際のピストンスピードを速くする。一方、吸気圧縮クランクシャフト13の回転速度が高い場合、膨張行程において、吸気圧縮クランクシャフト13の回転角度に対する上死点からの膨張排気ピストン14の作動(移動)距離を相対的に短くする。すなわち、膨張排気ピストン14が下死点に向かって下降する際のピストンスピードを相対的に遅くする。ただし、膨張排気ピストン14を上死点位置もしくは下死点位置で停止させる場合は、吸気圧縮クランクシャフト13を逆回転させる必要があるため吸気効率の低下率と膨張速度向上による向上率を比較して吸気効率の低下率が大きい場合は吸気圧縮クランクシャフト13を逆回転させることを抑制する。
上述した第1実施形態におけるエンジンは、膨張行程において、膨張排気ピストン14に対してエンジン回転数に応じた保持クランク角及び膨張クランク角が設定されるものである。
図6は、エンジン回転数が低回転時におけるエンジン効率と膨張クランク角及び保持クランク角との相関関係を示している。図6より、膨張クランク角と保持クランク角を適切に設定すると熱効率が向上することがわかる。
尚、図6における最高効率点は、エンジン回転数に応じて変化するものであり、エンジン回転数が大きくなると、図6中の矢印の方向、つまり膨張クランク角及び保持クランク角の双方が相対的に大きくなる方向に変化するものである。また、従来のピストンモーションは保持クランク角がゼロ、かつ膨張クランク角が180degである。
このように、第1実施形態における内燃機関は、吸気圧縮行程を行うシリンダと膨張排気行程を行うシリンダと分離し、膨張行程における膨張排気ピストン14の膨張速度と、膨張行程における膨張排気シリンダ3内の筒内圧とを、遊星歯車機構18のレバー比により変更して動作させることができるものである。
詳述すると、この第1実施形態における内燃機関は、膨張行程において、吸気圧縮クランクシャフト13の回転速度が低い時には、膨張排気ピストン14のピストンスピードが相対的に速くなり、吸気圧縮クランクシャフト13の回転速度が高いときには、膨張排気ピストン14のピストンスピードが相対的に遅くなる。
次に、上述したECUによって実行される第1実施形態における内燃機関の制御について説明する。
図7は上述した第1実施形態の内燃機関の制御の流れを示すフローチャートである。
ステップ(以下、Sと記す)1ではエンジン水温を検出する。エンジン水温は、例えば内燃機関に付随する冷却水循環経路内(図示せず)に配置された水温センサ(図示せず)により検出される。S2では、吸気圧縮クランクシャフト13の回転数を検出する。吸気圧縮クランクシャフト13の回転数は、例えば回転数検出センサ(図示せず)から検出される。S3では、吸気圧縮クランクシャフト13の回転数と水温から適切な膨張排気ピストン14のピストンモーションを選択演算する(詳細は後述)。S4では高速膨張モードで膨張行程を行った場合のエンジンの効率η1と、ノーマルモード(ノーマルピストンモーション)で膨張行程を行った場合のエンジン効率η2を演算する。S5ではη1とη2とを比較し、η1がη2よりも大きい場合にはS6へ進み、η1がη2よりも小さい場合にはS7へ進む。η1及びη2の演算方法については後述する。
S6では、膨張行程のモード選択を行いS8へ進む。尚、このS6については、後述する。
S7では、ノーマルモードを選択し、S8へ進む。
S8では、S6またはS7で選択された膨張行程の運転モードに応じて、第一電動機26と第二電動機27に目標回転数または目標トルクを指令値として出し、選択された運転モードに応じたピストンモーションを実行し、今回のルーチンを終了する。
図8は、上述した図7のS6に相当するサブルーチンを示すものである。
S11では、膨張行程停止モードを実行すべきかを吸気圧縮クランクシャフト13の回転角から決定する。すなわち、吸気圧縮クランクシャフト13の回転角が上述した図6のS3で計算された膨張クランク角(算出方法については後述)よりも大きく、180deg以下であり、かつ吸気圧縮クランクシャフト13の回転角が保持クランク角以下である場合はS12へ進み、そうでない場合はS13へ進む。S12では膨張行程停止モードを実行する。
S13では、吸気圧縮クランクシャフト13の回転角から膨張行程であるか否かを判別する。膨張行程であると判別された場合はS14へ進み高速膨張モードを実行する。S13で膨張行程ではないと判定された場合には、S15へ進みノーマルモードを実行する。
図9に、高速膨張予測効率η1と標準膨張予測効率η2の演算ブロックを示す。 ブロック(以下Bと記す)1では、第一電動機26の目標回転数、膨張排気クランクシャフト16の目標回転数、車速及びアクセル開度から、遊星歯車効率予測マップ(図示せず)を用いて、遊星歯車機構18の効率を予測する。
B2では、保持クランク角(算出方法については後述)、膨張クランク角(算出方法については後述)及びアクセル開度から、エンジン効率予測マップ(図示せず)を用いて、高速膨張させた場合のエンジンの熱効率を演算する。尚、遊星歯車効率予測マップとエンジン効率予測マップはアクセル開度毎にマップを用意することが好ましい。また、アクセル開度以外でもスロットル開度など負荷と関連のある値の大きさ毎にエンジン効率予測マップを用意するようにしてもよい。
そして、B1で遊星歯車効率予測マップを用いて演算した遊星歯車機構18の予測効率と、B2でエンジン効率予測マップを用いて演算したエンジン予測効率を積算することで高速膨張予測効率η1としている。
B3で用いるエンジン効率予測マップはB2で用いるマップと同一のマップで構わないが、保持クランク角0deg、膨張クランク角180degとした場合のピストンモーションが標準ピストンモーションと異なる場合は、B2で用いるエンジン効率予測マップとは別のものにすることが好ましい。
B3で用いるエンジン効率予測マップは、標準膨張を行った場合のエンジン効率を予測するために、保持クランク角0degと膨張クランク角180degを入力とし標準膨張予測効率を演算する。
尚、標準膨張は上述した図5の従来例と同一のピストンモーションであり、ノーマルモードで実行されるピストンモーションである。また、高速膨張モードと膨張行程停止モードは上述した図5における本発明の回転数N1、本発明の回転数N2のようなピストンモーションを実行するものである。
図10は、図7におけるS3のピストンモーション選択演算にあたる制御ブロックを示す。
B11では、水温補正テーブル(後述)を用いて検出された冷却水温度から吸気圧縮クランクシャフト回転数補正値を演算する。
補正後吸気圧縮クランクシャフト回転数は、検出された吸気圧縮クランク回転数に吸気圧縮クランクシャフト回転数補正値を加算することで求められる。
そして、ピストンモーション選択部であるB12では、補正された吸気圧縮クランクシャフト回転数(補正後エンジン回転数)を用いて、膨張排気ピストン14のピストンモーションが選択され、第一電動機26及び第二電動機27の目標回転数または目標トルクが決定される。
図11及び図12は、図10におけるB12のピストモーション選択部に相当する制御ブロックを示している。
図11において、B21では、吸気圧縮クランクシャフト回転数補正後の値から膨張クランク角演算テーブル(後述)を用いて膨張クランク角を決定する。B22では、吸気圧縮クランクシャフト回転数補正後の値から保持クランク角演算テーブル(後述)を用いて保持クランク角を決定する。
B23では、膨張クランク角、保持クランク角及び吸気圧縮クランクシャフト13の回転角を用いて、膨張排気クランクシャフト16の目標回転数を決定する。
B24は、第一電動機目標回転数演算部であって、膨張排気クランクシャフト16の目標回転数と第二電動機27の回転数から第一電動機26の目標回転数を決定する。
図12において、B31では、アクセル開度と車速から目標駆動力マップ(図示せず)を用いて目標駆動力を決定する。そして、目標駆動力からエンジン発生トルクを減算した値を第二電動機27の目標トルクとする。第二電動機回転数は第二電動機27に装備された回転センサから算出することが好ましい。
図13は、上述した膨張クランク角演算テーブルを示している。エンジン回転数が増加すると冷却損失よりも燃焼時間損失が増加するので膨張クランク角を増加させる。逆にエンジン回転数が低くなると燃焼時間損失よりも冷却損失が増加するので膨張クランク角を減少させる。
図14は、上述した保持クランク角演算テーブルを示している。エンジン回転数が低回転では筒内圧とシリンダ受熱量を適切に設定することが膨張クランク角のみでは困難であるため保持クランク角を膨張クランク角よりも小さい値とする。回転数が増加すると膨張クランク角で筒内圧とシリンダ受熱量を適切に設定できるため保持クランク角を大きくする。尚、エンジンの行程容積と行程面積の比で図13と図14の設定を適正化することが好ましい。
図15に図11における第一電動機目標回転数演算部(B24)を示す。保持クランク角中は目標回転数をゼロに設定する。膨張クランク角中はピストンモーションを三角関数で近似する。膨張クランク角の最小値と膨張クランク角の最大値の区間で膨張排気シリンダ3のストロークが定義される。
水温補正テーブルは、図16に示すように、冷却水温度が低い場合はエンジン回転数補正値が低くなり、冷却水温度が高い場合はエンジン回転数補正値が高くなるよう設定されている。つまり、冷却水温度が低い場合は補正後エンジン回転数が検出されたエンジン回転数に対して低くなり、冷却水温度が高い場合は補正後エンジン回転数が検出されたエンジン回転数に対して高くなる。
同温度の燃焼ガスとすると水温が低い場合はシリンダ内の壁温が低いためシリンダへ受熱量が多くなる。逆に水温が高い場合にはシリンダ内の壁温が高いためシリンダへ受熱量が低くなる。よって、水温が高い場合は水温が常温におけるエンジン回転数よりも高いことと等価であり、水温が低い場合は水温が常温におけるエンジン回転数よりも低いことと等価になる。
尚、上述した制御で用いる全てのテーブルとマップは実験適合によって予め求められて上述したECU内に記憶させておくものであって、最も適切な膨張クランク角と保持クランク角が求められるものである。
図17は、本発明の第2実施形態における車両用の内燃機関の本体41(以下、機関本体41と記す)を模式的に示した説明図である。
機関本体41は、吸気行程と圧縮行程を行う吸気圧縮シリンダ42と、膨張行程と排気行程を行う膨張排気シリンダ43とを有し、吸気圧縮シリンダ42と膨張排気シリンダ43とが一対となって実質的に一つの気筒が構成されている。
吸気圧縮シリンダ42には、燃料噴射弁(図示せず)が配置された吸気ポート44が連結されており、吸気バルブ45を開弁動作させることで吸気圧縮シリンダ42に吸気ポート44から混合気が導入される。
吸気圧縮シリンダ42は、隣接して対となる膨張排気シリンダ43の副燃焼室46に、連結通路47を介して接続されている。連結通路47の一端側、すなわち吸気圧縮シリンダ42と連結通路47との連結部分には、圧縮バルブ48が配置されている。また連絡通路47の他端側、すなわち膨張排気シリンダ43の副燃焼室46と連結通路47との連結部分には、燃焼室バルブ49が配置されている。
膨張排気シリンダ43には、排気ポート50が連結されており、排気バルブ51を開弁動作させることで膨張排気シリンダ43から排気が排出される。
吸気圧縮シリンダ42内には、吸気圧縮ピストン52が配置されている。吸気圧縮ピストン52は、吸気圧縮コンロッド53を介して吸気圧縮クランクシャフト54のクランクピン54aに回転可能に連結されている。
膨張排気シリンダ43内には、膨張排気ピストン55が配置されている。膨張排気ピストン55は、膨張排気コンロッド56を介して膨張排気クランクシャフト57のクランクピン57aに回転可能に連結されている。尚、図17中の58は点火プラグである。
吸気圧縮クランクシャフト54と膨張排気クランクシャフト57とは、遊星歯車装置59を介して内燃機関で発生させた回転動力を外部に出力する動力伝達軸60に連結されている。
遊星歯車機構59は、サンギヤ61と、サンギヤ61の外周側に位置するリングギヤ62と、サンギヤ61とリングギヤ62との間にあってサンギヤ61及びリングギヤ62と噛み合いながらサンギヤ61の周囲を公転する複数のピニオンギヤ63と、ピニオンギヤ63の公転より回転するキャリア64と、から大略構成されており、サンギヤ61には吸気圧縮クランクシャフト54が連結され、キャリア64には膨張排気クランクシャフト57が連結され、リングギヤ62には出力ギヤ65及び動力伝達ギヤ66を介して動力伝達軸60が連結されている。
吸気圧縮クランクシャフト54には、吸気圧縮クランクシャフト54の回転数を制御可能なクラッチ機構67が連結されている。但し、このクラッチ機構67は、上述した第1実施形態における第一電動機26と異なり、動力伝達軸60が回転中は膨張排気ピストン55を停止させる動作は行わない。そして、サンギヤ61の回転数とリングギヤ62の回転数を制御することで、膨張排気クランクシャフト57の回転数となるキャリア64の回転数が制御可能となっている。
尚、クラッチ機構67は、サンギヤ61に直接連結される構成、すなわち吸気圧縮コンロッド53とサンギヤ61との間に配置する構成としてもよい。
このような第2実施形態においては、吸気圧縮ピストン52が下降する動作に合わせて吸気バルブ45が開かれる。吸気圧縮ピストン52が下死点に到達し再び上昇し始めると吸気バルブ45が閉じられる。吸気バルブ45の開閉タイミングはエンジン回転数に応じて適正化することが好ましい。吸気圧縮ピストン52が上死点に接近すると圧縮バルブ48と燃焼室バルブ49が開かれ、膨張排気ピストン55のあるシリンダへ圧縮された混合気が送り込まれる。吸気圧縮ピストン52が上死点に到達すると燃焼室バルブ49と圧縮バルブ48が閉じられ、圧縮された混合気の逆流を防止する。尚、燃焼室バルブ49もしくは圧縮バルブ48のどちらか一方が省略された構成としても構わない。
そして、圧縮された混合気は点火プラグ58によって点火されて燃焼しつつ、燃焼ガスが膨張排気ピストン55を下降させる。このとき吸気圧縮クランクシャフト54の回転数が低い場合は、吸気圧縮クランクシャフト54の回転数に比べて、膨張排気クランクシャフト57の回転数が高くなるようにクラッチ機構67が遊星歯車機構59のレバー比によって決まるブレーキトルクで制御される。
吸気圧縮クランクシャフト54の回転数が高くなると同一の回転数かつ上死点で吸気圧縮ピストン52と膨張排気ピストン55が同期するように遊星歯車機構59のレバー比によって決まるブレーキトルクで制御される。膨張排気ピストン55が膨張行程を終える程度のタイミングで排気バルブ51が開かれる。排気行程は、膨張排気ピストン55が上昇することで実行される。排気バルブ51はエンジン回転数に応じて適正化されることが好ましい。
尚、吸気バルブ45の開閉タイミング及び排気バルブ51の開閉タイミングは、エンジン回転数に応じて適正化することが好ましい。
このように、第2実施形態における内燃機関は、吸気圧縮行程を行うシリンダと膨張排気行程を行うシリンダと分離し、膨張行程における膨張排気ピストン55の膨張速度と、膨張行程における膨張排気シリンダ43内の筒内圧とを、遊星歯車機構59のレバー比により変更して動作させることができるものである。
詳述すると、この第2実施形態における内燃機関においても、膨張行程において、吸気圧縮クランクシャフト54の回転速度が低い時には、膨張排気ピストン55のピストンスピードが相対的に速くなり、吸気圧縮クランクシャフト54の回転速度が高いときには、膨張排気ピストン55のピストンスピードが相対的に遅くなるよう制御可能である。
尚、上述した第1、第2実施形態においては、予混合以外(筒内直接燃料噴射)の内燃機関や着火方法(圧縮着火、火花点火など)や他の燃料を使用した場合にも有効であり、燃焼室形状、ピストン形状等は、燃焼方法(HCCIなど)や燃料に合わせて適宜変更することが好ましい。
上記実施形態から把握し得る本発明の技術的思想について、その効果とともに列記する。
(1) 吸気行程及び圧縮行程を行う吸気圧縮シリンダと、吸気圧縮シリンダ内の吸気圧縮ピストンに連係された吸気圧縮クランクシャフトと、膨張行程及び排気行程を行う膨張排気シリンダと、膨張排気シリンダ内の膨張排気ピストンに連係された膨張排気クランクシャフトと、内燃機関で発生させた回転動力を外部に出力する動力伝達軸と、を有し、吸気圧縮クランクシャフト及び膨張排気クランクシャフトは、遊星歯車機構を介して動力伝達軸に連結されている。これによって、吸気圧縮ピストンと膨張排気ピストンとで、ピストンスピードを分離して設定することができる。そのため、エンジンが低回転の場合、吸気圧縮シリンダよりも膨張排気シリンダのピストンスピードを速くでき、膨張速度が向上するため低回転から高回転まで冷却損失を低減でき熱効率が向上させることができる。
(2) 上記(1)に記載の内燃機関は、具体的には、遊星歯車機構はサンギヤ、キャリア及びリングギヤを有し、吸気圧縮クランクシャフトはサンギヤに連結され、膨張排気クランクシャフトはキャリアに連結され、動力伝達軸はリングギヤに連結されている。これによって、膨張排気ピストンのピストンスピードを、動力伝達軸、吸気圧縮クランクシャフト及び膨張排気クランクシャフトの回転数で制御できると共に、吸気圧縮クランクシャフトから回転させる動力が小さくできる。そのため、膨張排気ピストンの膨張速度を制御する動力源を小さくすることができる。
(3) 上記(1)または(2)に記載の内燃機関は、具体的には、吸気圧縮クランクシャフトの回転数及び動力伝達軸の回転数を制御することにより、膨張排気クランクシャフトの回転数を制御する。これによって、冷却損失と燃焼時間の遅れによる燃焼時間損失をバランスさせて熱効率を向上させることができる。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかに記載の内燃機関は、吸気圧縮クランクシャフトに第一電動機が連結され、動力伝達軸に第二電動機が連結されている。これによって、第一電動機と第二電動機を用いて膨張排気シリンダの膨張速度を制御できる。さらに電動機を用いることで膨張排気シリンダの膨張速度を精度良く制御できるため、熱効率を向上させることができる。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかに記載の内燃機関において、吸気圧縮クランクシャフトの回転数に応じて、膨張排気クランクシャフトの回転数を制御する。これによって、吸気圧縮シリンダの摩擦損失を最小限にしつつ、冷却損失と燃焼時間の遅れによる燃焼時間損失をバランスを変化させて熱効率を向上させることができる。
(6) 上記(1)〜(5)のいずれかに記載の内燃機関は、冷却水温度を検知する冷却水温度検知手段を有し、冷却水温度検知手段で検知された冷却水温度に応じて、膨張排気クランクシャフトの回転数を制御する。これによって、シリンダ壁面への熱伝達量を考慮した筒内圧を設定でき、燃焼時間損失を低減しつつ冷却損失を低減することができる。
本発明に係る内燃機関の第1実施形態における構成を模式的に示した説明図。 遊星歯車機構の共線図。 本発明に係る内燃機関の第1実施形態におけるバルブ及びピストンの動作を示すタイミングチャート。 遊星歯車機構におけるレバー比と各回転要素の回転数の関係を表す共線図。 本発明に係る内燃機関において、膨張排気ピストンの膨張行程におけるピストンモーションを示す説明図。 エンジン回転数が低回転時におけるエンジン効率と膨張クランク角及び保持クランク角との相関関係を示した説明図。 本発明に係る内燃機関の制御の流れを示すフローチャート。 図7のS6に相当するサブルーチン。 高速膨張予測効率η1と標準膨張予測効率η2の演算ブロック。 図7におけるS3のピストンモーション選択演算にあたる制御ブロック。 図10におけるB12のピストモーション選択部に相当する制御ブロック。 図10におけるB12のピストモーション選択部に相当する制御ブロック。 図11のB21で用いる膨張クランク角演算テーブル。 図11のB22で用いる保持クランク角演算テーブル。 図11におけるB24を模式的に示した説明図。 図10のB11で用いる水温補正テーブル。 本発明に係る内燃機関の第2実施形態における構成を模式的に示した説明図。
符号の説明
2…吸気圧縮シリンダ
3…膨張排気シリンダ
5…吸気バルブ
7…圧縮バルブ
8…燃焼室バルブ
10…排気バルブ
11…吸気圧縮ピストン
13…吸気圧縮クランクシャフト
14…膨張排気ピストン
16…膨張排気クランクシャフト
18…遊星歯車機構
19…動力伝達軸
26…第一電動機
27…第二電動機

Claims (6)

  1. 吸気行程及び圧縮行程を行う吸気圧縮シリンダと、吸気圧縮シリンダ内の吸気圧縮ピストンに連係された吸気圧縮クランクシャフトと、膨張行程及び排気行程を行う膨張排気シリンダと、膨張排気シリンダ内の膨張排気ピストンに連係された膨張排気クランクシャフトと、内燃機関で発生させた回転動力を外部に出力する動力伝達軸と、を有し、吸気圧縮クランクシャフト及び膨張排気クランクシャフトは、遊星歯車機構を介して動力伝達軸に連結されていることを特徴とする内燃機関。
  2. 遊星歯車機構はサンギヤ、キャリア及びリングギヤを有し、
    吸気圧縮クランクシャフトはサンギヤに連結され、膨張排気クランクシャフトはキャリアに連結され、動力伝達軸はリングギヤに連結されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 吸気圧縮クランクシャフトの回転数及び動力伝達軸の回転数を制御することにより、膨張排気クランクシャフトの回転数を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 吸気圧縮クランクシャフトに第一電動機が連結され、
    動力伝達軸に第二電動機が連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関。
  5. 吸気圧縮クランクシャフトの回転数に応じて、膨張排気クランクシャフトの回転数を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関。
  6. 冷却水温度を検知する冷却水温度検知手段を有し、冷却水温度検知手段で検知された冷却水温度に応じて、膨張排気クランクシャフトの回転数を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関。
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