JP2006315680A - 自動二輪車の制動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイングアームに対するブレーキキャリパの配置の設計の自由度を高めるようにした自動二輪車の制動装置を提供したい。
【解決手段】車体に取り付けたスイングアーム35の後輪車軸支持部38で後輪45の車軸46を支え、スイングアーム35と車体との間に緩衝器43を架け渡し、後輪45のブレークディスク48に制動力をかけるリヤブレーキ用キャリパ72を備え、スイングアーム35に後輪車軸支持部38より後方に延ばしたスイングアーム延出部36を設け、このスイングアーム延出部36の後端連結部37に緩衝器43の一端を連結し、スイングアーム延出部36の下辺にリヤブレーキ用キャリパ72を配置した自動二輪車の制動装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、緩衝器が連結されたスイングアームにブレーキ用キャリパを備えた自動二輪車の制動装置に関する。
自動二輪車の制動装置は知られている(例えば特許文献1参照。)。
特許第2782466号公報
特許文献1は「自動二輪車」に係り、この技術ではアーム部材(スイングアーム)にリヤブレーキ用のブレーキキャリパを取付けた自動二輪車の制動装置が提案されている。この自動二輪車の制動装置は、スイングアームの緩衝器との連結部前方で、且つ後輪車軸支持部の上方に設けられた支持ブラケットにリヤブレーキ用キャリパを取り付け、このリヤブレーキ用キャリパで後輪のブレーキディスクに制動力をかけるものである。
しかし特許文献1の自動二輪車では、リヤブレーキ用キャリパが緩衝器の前方に位置するため、リヤブレーキ用キャリパを緩衝器に干渉しないように配置するには、レイアウトの制約等を受けるため、設計の自由度が低かった。
ところで、リヤブレーキ用キャリパ及びパーキングブレーキ用キャリパの2種のキャリパを備えたブレーキ装置が提案されている(例えば特許文献2参照。)。
特開平11−230201号公報 特許文献2は「ディスクブレーキ装置」に係り、このディスクブレーキ装置は、リヤブレーキ用キャリパ及びパーキングブレーキ用キャリパをマウンティングブラケットに取り付け、マウンティングブラケットのボス部を後輪車軸に嵌め込むことにより、マウンティングブラケットを後輪車軸で支えたものである。
この装置によれば、リヤブレーキ用キャリパ及びパーキングブレーキ用キャリパを自動二輪車のスイングアームに取り付ける必要がないので、2種のブレーキ用キャリパを後輪のブレーキディスクに対応する位置に配置することは比較的容易である。
しかし、このディスクブレーキ装置は、マウンティングブラケットのボス部を後輪車軸に嵌め込むことから、ボス部の厚さ分だけスイングアームを車体幅方向外側に余分に離す必要がある。
結果として、側方へ張出したボス部を避けてスイングアームを通す必要があり、スイングアームの配置に制約を受け、設計の自由度が小さくなる。
本発明は、以上に鑑みなされたものである。
本発明は、スイングアームに対するブレーキキャリパの配置の設計の自由度を高めるようにした自動二輪車の制動装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体に取り付けたスイングアーム35の後輪車軸支持部38で後輪45の後輪車軸46を支え、スイングアーム35と車体との間に緩衝器43を架け渡し、後輪45のブレークディスク48に制動力をかけるリヤブレーキ用キャリパ72を備えた自動二輪車であって、スイングアーム35に後輪車軸支持部38より後方に延ばしたスイングアーム延出部36を設け、このスイングアーム延出部36の後端連結部37に緩衝器43の一端を連結し、スイングアーム延出部36の下辺にリヤブレーキ用キャリパ72を配置したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、後端連結部37は、後輪車軸支持部38から上方にオフセットした位置に設けられ、前記リヤブレーキ用キャリパ72は後輪車軸支持部38の後方で、且つ後端連結部37の下方に配設されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2において、リヤブレーキキャリパ72は、前記スイングアーム延出部36の内側面に取り付けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項において、スイングアーム35の側方にマフラー54を備え、車両側面視でマフラー54をリヤブレーキ用キャリパ72よりも上側に配置し、リヤブレーキ用キャリパ72が側面視で露出するように配設したことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項において、リヤブレーキ用キャリパ72に接続される配管73を、該リヤブレーキ用キャリパ72から上方に延ばした後、スインググアーム35に沿わせて車両前方へ延ばし、リヤブレーキレバー17に接続したことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項において、後輪45のブレーキディスク48をロック状態に保つパーキング用ブレーキ手段62をスイングアーム35に備え、該パーキング用ブレーキ手段62に接続されるケーブル22をスイングアーム35に沿わせて車両前方に延ばし、該ケーブル22を車両前部で、且つ前記パーキング用ブレーキ手段62と同じ側に配設されたパーキングレバー20に接続されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、スイングアームに後輪車軸支持部より後方に延ばしたスイングアーム延出部を設け、このスイングアーム延出部の後端連結部に緩衝器の一端を連結し、スイングアーム延出部の下辺にリヤブレーキ用キャリパを配置したので、スイングアーム延出部の下辺側にブレーキディスクの後部外周に臨む空間を形成することができ、リヤブレーキ用キャリパと緩衝器との干渉を防止しながらスイングアームの配置に対する制約を緩和して、設計の自由度を高めることができる。
請求項2に係る発明では、請求項1の効果に加えるに、ブレーキキャリパを後端連結部下方且つ後輪車軸支持部後方の高い位置に配置できるため、自動二輪車のバンク角を十分に確保することができる。
請求項3に係る発明では、請求項1又は請求項2の効果に加えるに、ブレーキキャリパをスイングアーム延出部の内側に取り付けることで、ブレーキキャリパが後輪側に寄ってスイングアーム側に突出することを抑え、自動二輪車のバンク角を確保し易くなる。
請求項4に係る発明では、請求項1〜請求項3の何れか1項の効果に加えるに、マフラーをブレーキキャリパから離し、ブレーキキャリパへのマフラーからの熱の影響を受けにくくすることができ、また、ブレーキキャリパはマフラーに隠れないため、メンテナンス時にマフラーにより作業性が低下することがない。
請求項5に係る発明では、請求項1〜請求項4の何れか1項の効果に加えるに、配管をブレーキキャリパ上方から前方に延ばすことで、後輪が巻き上げる泥などが配管に付着するのを抑制することができる。
請求項6に係る発明では、請求項1〜請求項5の何れか1項の効果に加えるに、パーキングブレーキを備える自動二輪車で、ケーブルをスイングアームに沿わせて同じ側のパーキングレバーに接続することで、ケーブル長を短くしながら、効率良く配置することが可能となる。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。ここで、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向に従う。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の平面図である。
自動二輪車10は、ハンドル11の右グリップ12近傍にフロントブレーキレバー13を備え、ハンドル11の左グリップ16近傍にリヤブレーキレバー17を備え、車体フレームのヘッドパイプにパーキングレバー20を取り付けることで、パーキングレバー20を車体の右側に配置したものである。
フロントブレーキレバー13を握ることにより、マスタシリンダ14で油圧を発生させ、この油圧でフロントブレーキ用キャリパのブレーキパッドをフロントブレーキディスクに押し付けて前輪25に制動力をかける。
また、リヤブレーキレバー17を握ることにより、マスタシリンダ18で油圧を発生させ、この油圧で第2ブレーキキャリパ(リヤブレーキ用キャリパ)のブレーキパッドをリヤブレーキディスクに押し付けて後輪に制動力をかける。
さらに、パーキングレバー20を上方に引上げることにより、ケーブル22を引張り、第1ブレーキキャリパ(パーキングブレーキ用キャリパ)のブレーキパッドをリヤブレーキディスクに押し付けて後輪をロック状態に保つ。
図2は本発明に係る自動二輪車の側面図である。
自動二輪車10は、ハンドル11及び前輪25をフロントフォーク32の上下端部にそれぞれ取り付け、前輪25にフロントブレーキディスク26を取り付け、フロントフォーク32の下端部にフロントブレーキ用キャリパ27を取り付けたものである。
さらに、この自動二輪車10は、フロントフォーク32を車体フレーム30のヘッドパイプ31に取り付け、車体フレーム30の中央にエンジン33を取り付け、エンジン33に出力軸33aを介して前スイングアーム34を上下スイング自在に取り付け、前スイングアーム34にスイングアーム35をボルト34a,34aで取り付け、スイングアーム35の後輪車軸支持部38で後輪車軸46を介して後輪45を支え、スイングアーム35に後輪車軸支持部38より後方へ延ばしたスイングアーム延出部36を設け、車体フレーム30の後部に緩衝器43を介してスイングアーム延出部36の後端(後端連結部)37を懸架し、スイングアーム延出部36に自動二輪車の制動装置60を取り付けたスクータ型自動二輪車である。
51はフロントカバー、52はリヤカバー、53はシート、54はマフラー、55はフロアステップである。
図3は本発明に係る自動二輪車の制動装置の要部拡大図である。
自動二輪車の制動装置60は、後輪45を後輪車軸46を介して後輪車軸支持部38に回転自在に取り付け、スイングアーム延出部36を後輪車軸支持部38より後方に向けて上向きの勾配で且つ先細状に延ばし、延ばしたスイングアーム延出部36に後端連結部37を備え、この後端連結部37に緩衝器43の一端(下端)43aをボルト44を介して連結し、スイングアーム延出部36の上にパーキングブレーキ用キャリパ62を配置し、スイングアーム延出部36の下にリヤブレーキ用キャリパ72を配置した状態を示す。
スイングアーム延出部36は、後輪車軸46を支える後輪車軸支持部38から後端連結部37に向けて上勾配で先細状に延ばすことにより、上辺39aを後方に向けて緩やかな上勾配とするとともに下辺39bを後方に向けて急な上勾配に形成したものである。後端連結部37は、図3で明らかなように、後輪支持部38から上方にオフセットされて設けられている。
これにより、スイングアーム延出部36の上辺39aにリヤブレーキディスク48の上部外周48aに臨む空間49aを形成することができ、かつ下辺39bにリヤブレーキディスク48の後部外周48bに臨む空間49bを形成することができる。
このため、上辺39aに前後の取付部41a,41bを所定間隔を開けて突出させ、これら取付部41a,41bにパーキングブレーキ用キャリパ62をボルト42a,42aで取り付けることにより、パーキングブレーキ用キャリパ62をリヤブレーキディスク48の上部外周48aに対応させて配置することができる。
また、下辺39bにリヤブレーキ用キャリパ72を一対のボルト42b,42bで取り付けることにより、リヤブレーキ用キャリパ72をリヤブレーキディスク48の後部外周48bに対応させて配置することができる。
このように、スイングアーム延出部36を車体後方に向けて上勾配で延ばすことで、スイングアーム延出部36を後輪車軸支持部38より上方に配置することができる。よって、リヤブレーキ用キャリパ72をリヤブレーキディスク48の後部外周48bまで上に持上げた状態に配置することができる。このため、自動二輪車10のバンク角を大きくすることができる。
リヤブレーキ用キャリパ72は、リヤブレーキレバー17(図1に示す)を操作することにより、配管73(図2も参照)を介して油圧を伝え、この油圧でリヤブレーキディスク48に制動力をかける。配管73は、図3に示したようにリヤブレーキ用キャリパ72から上方に延び、図2に示すようにスイングアーム35に沿って前方に延ばされ、前記したハンドル11の左グリップ16近傍にリヤブレーキレバー17に接続されている。
パーキングブレーキ手段であるパーキングブレーキ用キャリパ62は、パーキングレバー20(図2に示す)をピン21を軸にして上方に引上げることにより、ケーブル22を矢印(ア)の如く引張り、ケーブル22の引張力がピン63を介してレバー64に伝わる。これにより、レバー64がロッド65を中心にして矢印(イ)の如くスイングして、リヤブレーキディスク48をロックする。ケーブル22は、図3及び図2で明らかなように、スイングアーム35の上方から該スイングアームに沿って前方に延ばされ、前記したパーキングレバー22に接続される。
一方、パーキングレバー20を開放することにより、リターンスプリング66のばね力でレバー64を開放位置に戻す。
図4は図3の4−4線断面図であり、スイングアーム35の後輪車軸支持部38に、車体中心40側に凹んだボス38aを備え、このボス38aに軸受38bを介して後輪車軸46を回転自在に支えることで、後輪車軸支持部38に後輪45を回転自在に支えた状態を示す。
このスイングアーム延出部36の上辺39aにパーキングブレーキ用キャリパ62をボルト42a,42a(奥側は図示しない)で取り付けることで、パーキングブレーキ用キャリパ62のブレーキパッド67,67をリヤブレーキディスク48の上端外周48aの両側に配置し、スイングアーム35の下辺39bにリヤブレーキ用キャリパ72をボルト42b,42bで取り付けることで、リヤブレーキ用キャリパ72のブレーキパッド74,74をリヤブレーキディスク48の下端外周48bの両側に配置する。
このように、パーキングブレーキ用キャリパ62及びリヤブレーキ用キャリパ72をスイングアーム延出部36の上下辺39a,39bに取り付けることにより、スイングアーム35を車体中心40から車体幅方向外側に必要以上に離す必要はない。従って、自動二輪車10のバンク角を確保する上で有利になる。
リヤブレーキ用キャリパ72は、リヤブレーキレバー17(図1に示す)を操作することにより、キャリパ72内の2個のピストン75に油圧をかけ、ピストン75をキャリパ72から押し出すことにより、ブレーキパッド74,74をリヤブレーキディスク48の両面に押し付ける。これにより、後輪45に制動力をかけることができる。
パーキングブレーキ用キャリパ62は、図1に示すパーキングレバー20をピン21を軸にして上方に引上げることによりケーブル22を引張り、レバー64を図3の如くスイングさせる。これにより、ロッド65をリヤブレーキディスク48側にねじ送りし、ブレーキパッド67,67をリヤブレーキディスク48の両面に押し付ける。よって、リヤブレーキディスク48をロックして、後輪45を静止状態に保つことができる。
図5は本発明に係る自動二輪車の制動装置のレイアウト図である。
前スイングアーム34にスイングアーム35をボルト34aで取り付けることで、前スイングアーム34及びスイングアーム35をエンジン33の出力軸33a(図2に示す)の中心33bを中心に上下方向にスイング自在に取り付け、スイングアーム35に後輪車軸支持部38よりスイングアーム延出部36を後方に延ばし、スイングアーム延出部36にパーキングブレーキ用キャリパ62及びリヤブレーキ用キャリパ72を取り付けた状態を示す。
なお、パーキングブレーキ用キャリパ62は、便宜上スイングアーム35側に配置した状態で図示する。
このように、スイングアーム延出部36の上下辺39a,39bに各々のブレーキ用キャリパ62,72を取り付けることで(図4参照)、スイングアーム35を車体中心40から車体幅方向外側に必要以上に離す必要はない。このため、スイングアーム35の中央35aを後端連結部37の位置より車体側に湾曲状に距離Sだけ凹ませることができる。従って、例えばマフラー54(図2に示す)の形状や配置に対して設計の自由度を高めることができる。
また、リヤブレーキ用キャリパ72は、スイングアーム35の延出部36の後下方に配設されるが、スイングアーム35の延出部36の内側面に取り付けられている(図3も参照)。
ところで、リヤブレーキ用キャリパ72であるが、図2で明らかなように、側面視でマフラー54の下方、即ち、マフラー54をリヤブレーキ用キャリパ72の上側に配置し、リヤブレーキ用キャリパ72がマフラー54に阻害されることなく、露出するように配設されていることが理解できる。
なお、前記実施の形態では、スイングアーム35の上辺39aに第1ブレーキキャリパとしてパーキングブレーキ用キャリパ62を取り付け、スイングアーム35の下辺39bに第2キャリパとしてリヤブレーキ用キャリパ72を取り付けた例について説明したが、パーキングブレーキ用キャリパ62を下辺39bに取り付け、リヤブレーキ用キャリパ72を上辺39aに取り付けてもよい。
さらに、第1ブレーキキャリパをパーキングブレーキ用キャリパ62とすることで機械式ブレーキを採用した例について説明したが、第1ブレーキキャリパも第2ブレーキキャリパと同様にリヤブレーキ用キャリパとすることで、第1、第2ブレーキキャリパを両方とも油圧式ブレーキとすることも可能である。
本発明の制動装置は、自動二輪車の制動装置として好適である。
本発明に係る自動二輪車の平面図である。 本発明に係る自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の制動装置の要部拡大図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る自動二輪車の制動装置のレイアウト図である。
符号の説明
10…自動二輪車、 17…ブレーキレバー、 20…パーキング用操作レバー、 22…ケーブル、 35…スイングアーム、 36…延出部、 37…後端連結部、 38…後輪車軸支持部、 43…緩衝器、 45…後輪、 48…ブレーキディスク、 54…マフラー、 60…自動二輪車の制動装置、 62…パーキング用ブレーキ手段、 72…リヤブレーキ用キャリパ、 73…配管。

Claims (6)

  1. 車体に取り付けたスイングアーム(35)の後輪車軸支持部(38)で後輪(45)の後輪車軸(46)を支え、スイングアーム(35)と車体との間に緩衝器(43)を架け渡し、後輪(45)のブレークディスク(48)に制動力をかけるリヤブレーキ用キャリパ(72)を備えた自動二輪車であって、
    前記スイングアーム(35)に後輪車軸支持部(38)より後方に延ばしたスイングアーム延出部(36)を設け、このスイングアーム延出部(36)の後端連結部(37)に前記緩衝器(43)の一端を連結し、
    このスイングアーム延出部(36)の下辺にリヤブレーキ用キャリパ(72)を配置した、
    ことを特徴とする自動二輪車の制動装置。
  2. 前記後端連結部(37)は、後輪車軸支持部(38)から上方にオフセットした位置に設けられ、前記リヤブレーキ用キャリパ(72)は後輪車軸支持部(38)の後方で、且つ後端連結部(37)の下方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の制動装置。
  3. 前記リヤブレーキキャリパ(72)は、前記スイングアーム延出部(36)の内側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動二輪車の制動装置。
  4. 前記スイングアーム(35)の側方にマフラー(54)を備え、車両側面視でマフラー(54)をリヤブレーキ用キャリパ(72)よりも上側に配置し、リヤブレーキ用キャリパ(72)が側面視で露出するように配設したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動二輪車の制動装置。
  5. 前記リヤブレーキ用キャリパ(72)に接続される配管(73)を、該リヤブレーキ用キャリパ(72)から上方に延ばした後、スインググアーム(35)に沿わせて車両前方へ延ばし、リヤブレーキレバー(17)に接続したことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動二輪車の制動装置。
  6. 後輪(45)のブレーキディスク(48)をロック状態に保つパーキング用ブレーキ手段(62)をスイングアーム(35)に備え、該パーキング用ブレーキ手段(62)に接続されるケーブル(22)をスイングアーム(35)に沿わせて車両前方に延ばし、該ケーブル(22)を車両前部で、且つ前記パーキング用ブレーキ手段(62)と同じ側に配設されたパーキングレバー(20)に接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の自動二輪車の制動装置。
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