JP2006315593A - 車両の収納ボックス構造 - Google Patents

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Fuyuki Ogawa
冬樹 小川
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Abstract

【課題】 乗員がドアのアームレスト部に当たった場合でも、乗員に大きな反力を与えることのない車両の収納ボックス構造を提供する。
【解決手段】 ドアトリム1から車両室内方向に向けて突出したアームレスト部3に設けられ、ボックス本体部9と該ボックス本体部9に開閉自在に支持されたリッド部11とから構成される車両の収納ボックス構造において、前記ボックス本体部9に略水平方向の圧縮荷重が入力されてボックス本体部9が圧縮変形したときに、このボックス本体部9の変形によって前記リッド部11が開成するように構成している。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両の収納ボックス構造に関する。
従来から、ドアトリムに形成されたアームレスト部に、小物等を収容する収納ボックスが配設されている。この収納ボックスは、例えばアームレスト部の上面に凹部を一体に形成し、該凹部の上端部にリッド部を開閉自在に軸支させている(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−34163号公報
しかしながら、前記従来例では、乗員がアームレスト部に当たった場合に、アームレスト部に設けられた収納ボックスのリッド部が突っ張って、乗員に反力を与えるおそれがあった。
そこで、本発明は、乗員からドアトリムに荷重が入力された場合でも、乗員に大きな反力が加わることのない車両の収納ボックス構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る車両の収納ボックス構造は、ドアトリムから車両室内方向に向けて突出したアームレスト部に設けられ、ボックス本体部と該ボックス本体部に開閉自在に支持されたリッド部とから構成される車両の収納ボックス構造において、前記ボックス本体部に略水平方向の圧縮荷重が入力されてボックス本体部が圧縮変形したときに、このボックス本体部の変形によって前記リッド部が開成するように構成したことを特徴とする。
本発明に係る車両の収納ボックス構造によれば、乗員からドアのアームレスト部に所定値以上の荷重が入力される場合、ボックス本体部が圧縮変形してリッド部が開成するため、このリッド部によって乗員に大きな反力を及ぼすことがない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は本発明の実施形態によるドアトリムを示す斜視図である。
ドアトリム1は、図外のドアパネルの車幅方向内側(車両室内側)に取り付けられ、その高さ方向中央部には、車両前後方向に略水平面状に延びるアームレスト部3が形成されている。このアームレスト部3は、車幅方向内側(車両室内側)に突出しており、その前部には、ドアを把持する把持部7が形成されている。また、アームレスト部3の後部には、開口部が形成され、該開口部に収納ボックス5が嵌め込まれている。
図2は本発明の実施形態による収納ボックスを斜め上方から見た斜視図、図3は収納ボックスを斜め下方から見た斜視図、図4はリッド部を開成した状態の収納ボックスを示す斜視図である。
収納ボックス5は、有底筒状体に形成されたボックス本体部9と、該ボックス本体部9に開閉自在に取り付けられたリッド部11とから構成されている。
これらの図に示すように、ボックス本体部9は、車幅方向に延びる前後の側面13と、これらの側面同士13,13を結ぶ車両前後方向に延びる縦面15,15と、これらの側面13及び縦面15の下端を結ぶ底面17とから、有底筒状体に一体形成されている。そして、前側の側面13から底面17を経て、後側の側面13に至るまで、車幅方向に間隔をおいた2本のノッチ(溝)19,19が連続して形成されている。これら2本のノッチ19,19は、互いの距離が同一でかつ平行に設けられた脆弱部となっている。
また、リッド部11も浅い有底筒状体に形成されており、ボックス本体部9の縦面15に対応する縦壁面21と、側面13に対応する側壁面23と、これらの縦壁面21及び側壁面23の上部を覆う上壁面25とから構成されている。そして、図4に示すように、リッド部11は回動中心軸aを中心に開閉自在に構成されている。この回動中心軸aは、ボックス本体部9の車幅方向外側端の上端に、車両前後方向に沿って配置されている。従って、リッド部11は、上下方向に開閉される。
また、リッド部11を閉成した状態においては、リッド部11の縦壁面21の下端が、前記ボックス本体部9の縦面15の上端に当接し、リッド部11の側壁面23の下端が、ボックス本体部9の側面13の上端に当接する。そして、図5に示すように、これらのリッド部11の側壁面23の下端23a及びボックス本体部9の側面13の上端13aの合わせ部27を、車幅方向内側に向かうにつれて斜め上方に延びる向きに設定している。即ち、図5に破線で示す水平方向に対して、前記側壁面23と側面13との合わせ部27は角度θ分だけ斜め上方に延びている。
なお、図5に示すように、ドアトリム1は、ドアインナパネル29とドアアウタパネル31とからなるドアパネルの車両室内側に取り付けられている。
次いで、車両が衝突を起こして乗員がアームレスト部3に当たる場合の挙動を順を追って説明する。
まず、図6及び図7に示すように、車両が衝突を起こす前の通常状態では、収納ボックス5のリッド部11は閉成された状態となっている。
次に、図8に示すように、車両が側面衝突を起こし、乗員Pがアームレスト部3に当たると、乗員Pからアームレスト部3に荷重が入力される。この荷重によって、アームレスト部3の収納ボックス5が車幅方向に圧縮変形を起こす。特に、本実施形態による収納ボックス5のボックス本体部9には、脆弱部であるノッチ19が形成されているため、容易に圧縮変形をする。そして、この圧縮変形に伴い、ボックス本体部9の側面13の上端13aがリッド部11を斜めに押し上げる。
そして、図9に示すように、ボックス本体部9の圧縮変形がさらに進むと、リッド部11はほぼ全開状態にまで開成される。このように、車両側突時においても、収納ボックス5のリッド部11が乗員Pに大きな反力を与えることがなくなる。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
ドアトリム1から車幅方向内側に向けて突出したアームレスト部3に設けられ、ボックス本体部9と該ボックス本体部9に開閉自在に支持されたリッド部11とを備えてなる車両の収納ボックス構造において、前記ボックス本体部9に車幅方向の圧縮荷重が入力されたときに、ボックス本体部9が車幅方向に圧縮変形して前記リッド部11が開成するように構成している。
このため、車両の側突時などのように、ドアトリム1の収納ボックス5に乗員Pが当たって圧縮荷重が加わった場合などにリッド部11が開くので、リッド部11が突っ張って乗員Pに大きな反力が与えられることがない。
前記リッド部11を回動中心軸aを介してボックス本体部9に開閉自在に支持し、この回動中心軸aを、ボックス本体部9における車幅方向外側端部の上端に車両前後方向に沿って配置し、かつ、前記ボックス本体部9とリッド部11との合わせ部27を、車幅方向内側に向かうにつれて斜め上方に延びる向きに設定している。
このため、乗員Pから収納ボックス5に荷重が入力された場合に、効率的にリッド部11を開成させることができる。
前記ボックス本体部9における車幅方向に沿って延設された側面13にノッチ19(脆弱部)を設けているため、収納ボックス5が容易に圧縮変形し、リッド部11を効率的に開成させることができる。
前記ボックス本体部9における底面17にノッチ19(脆弱部)を設けているため、収納ボックス5が容易に圧縮変形し、リッド部11を効率的に開成させることができる。
本発明の実施形態によるドアトリムを示す斜視図である。 本発明の実施形態による収納ボックスを斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態による収納ボックスを斜め下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態による収納ボックスのリッド部を開成した状態を示す斜視図である。 図2のC−C線による断面図である。 通常状態における図1のA−A線による断面図である。 通常状態における図1のB−B線による断面図である。 車両側方から衝突荷重が入力されて収納ボックスが圧縮変形し、リッド部が開き始めた途中段階を示す、図1のA−A線による断面図である。 収納ボックスが完全に圧縮変形してリッド部が全開した段階を示す、図1のA−A線による断面図である。
符号の説明
a…回動中心軸
1…ドアトリム
3…アームレスト部
5…収納ボックス
9…ボックス本体部
11…リッド部
13…側面
17…底面
19…ノッチ(脆弱部)
27…合わせ部

Claims (4)

  1. ドアトリムから車幅方向内側に向けて突出したアームレスト部に設けられ、ボックス本体部と該ボックス本体部に開閉自在に支持されたリッド部とを備えてなる車両の収納ボックス構造において、
    前記ボックス本体部に車幅方向の圧縮荷重が入力されたときに、ボックス本体部が車幅方向に圧縮変形して前記リッド部が開成するように構成したことを特徴とする車両の収納ボックス構造。
  2. 前記リッド部を回動中心軸を介してボックス本体部に開閉自在に支持し、この回動中心軸を、ボックス本体部における車幅方向外側端部の上端に車両前後方向に沿って配置し、かつ、前記ボックス本体部とリッド部との合わせ部を、車幅方向内側に向かうにつれて斜め上方に延びる方向に沿って設定したことを特徴とする請求項1に記載の車両の収納ボックス構造。
  3. 前記ボックス本体部における車幅方向に沿って延設された側面に脆弱部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の収納ボックス構造。
  4. 前記ボックス本体部における底面に脆弱部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の車両の収納ボックス構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014133460A (ja) * 2013-01-09 2014-07-24 Suzuki Motor Corp 車両用収納構造

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