JP2006315529A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チルト機構及びテレスコピック機構に加わる曲げモーメントに対する剛性を高めることができるようにする。
【解決手段】 操舵軸1を収容支持するハウジング2をブラケット4に取着するチルト機構5及びテレスコピック機構6は、チルト用長孔5a及びテレスコピック用長孔6aと、該チルト用長孔5a及びテレスコピック用長孔6aの夫々に係合する第1及び第2の係合部13a,13bを有する係合体13,13と、該係合体13,13を貫通し、ハウジング2をブラケット4に挾着する挾着軸14とを備え、第1の係合部13aはチルト用長孔5aに沿う方向の長さをテレスコピック用長孔6aの幅より長くし、第2の係合部13bはテレスコピック用長孔6aに沿う方向の長さをチルト用長孔5aの幅より長くした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、チルト機構及びテレスコピック機構を有し、操舵輪の運転席に対する位置を調節可能としたステアリング装置に関する。
自動車のステアリング装置は、操舵輪の運転席に対する上下位置を調節可能としたチルト機構と、操舵輪の運転席に対する前後位置を調節可能としたテレスコピック機構とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1のステアリング装置は、操舵軸を収容支持する円筒形をなすハウジングと、該ハウジングの中途に固定され、一対のテレスコピック用長孔を有するレバー台と、一対のチルト用長孔を有し、前記レバー台を介して前記ハウジングを車体に取着すべきブラケットと、前記チルト用長孔に嵌入される第1の係合部及び前記テレスコピック用長孔に嵌入される第2の係合部を有する一対のナットと、夫々のナットに螺着され、前記ハウジングを前記ブラケットに挾着する一対のボルトとを有しており、該ボルトを弛緩することによりチルト調節又はテレスコピック調節を行い、前記ボルトがハウジングを挾着することによりハウジングをブラケットに固定するように構成されている。このハウジングの固定は、ハウジング及びブラケットが接触する接触摩擦力により維持される。
また、前記係合体の第1の係合部は、前記チルト用長孔及びテレスコピック用長孔の幅より短い長さの直方体をなしており、第2の係合部はテレスコピック用長孔に沿う方向の長さがチルト用長孔の幅より長くなっているか、又は、第2の係合部は、チルト用長孔及びテレスコピック用長孔の幅より短い長さの直方体をなしており、第1の係合部はチルト用長孔に沿う方向の長さがテレスコピック用長孔の幅より長くなっている。
特開2004−136870号公報
ところで、チルト機構及びテレスコピック機構を有するステアリング装置は、操舵輪と反対側の下端が車体に枢支され、長手方向の中途にチルト機構及びテレスコピック機構が設けられているため、操舵輪からステアリング装置に二次衝撃エネルギが加わった場合、ハウジングと車体との間に設けられる衝撃エネルギ吸収部材が破断されるとともに、チルト機構及びテレスコピック機構に曲げモーメントが加わる。この曲げモーメントに対して係合体に反力が加わり、該反力とハウジング及びブラケットが接触する接触摩擦力とによりチルト及びテレスコピックの調節状態が維持される。
ところが、特許文献1のステアリング装置は、チルト用長孔及びテレスコピック用長孔に係合する第1及び第2の係合部の一方がチルト用長孔及びテレスコピック用長孔の幅より短い長さの直方体をなしており、前記曲げモーメントに対して考慮がなされておらず、改善策が要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的はチルト機構及びテレスコピック機構に加わる曲げモーメントに対する剛性を高めることができるステアリング装置を提供することにある。
第1発明に係るステアリング装置は、車体に取着されるブラケットにチルト機構及びテレスコピック機構により取着され、操舵軸を収容支持するハウジングを備えており、前記チルト機構及びテレスコピック機構は、チルト用長孔及びテレスコピック用長孔と、該チルト用長孔及びテレスコピック用長孔の夫々に係合する第1及び第2の係合部を有する係合体と、該係合体を貫通し、前記ハウジングを前記ブラケットに挾着する挾着軸とを有するステアリング装置において、前記第1の係合部は前記チルト用長孔に沿う方向の長さが前記テレスコピック用長孔の幅より長く、前記第2の係合部は前記テレスコピック用長孔に沿う方向の長さが前記チルト用長孔の幅より長いことを特徴とする。
第2発明に係るステアリング装置は、前記係合体は、第1及び第2の係合部の前記長さの方向の一端が一体であることを特徴とする。
第3発明に係るステアリング装置は、前記第1の係合部は、前記ハウジング又は前記ブラケットに対向し、且つ前記チルト用長孔の長手方向と交差する凹凸条を有し、前記第2の係合部は前記ハウジング又は前記ブラケットに対向し、且つ前記テレスコピック用長孔の長手方向と交差する凹凸条を有することを特徴とする。
第4発明に係るステアリング装置は、前記挾着軸は、第1カムを有する軸体と、該軸体に相対回転が可能に嵌合され、前記第1カムに係合する第2カム及び前記ハウジング又は前記ブラケットを押圧する押圧部を有する押圧体とを備えており、前記押圧部及び前記第1又は第2の係合部の夫々は凹凸条を有し、前記係合体は前記押圧体と一体であることを特徴とする。
第1発明にあっては、第1の係合部はチルト用長孔に沿う方向の長さがテレスコピック用長孔の幅より長く、しかも、第2の係合部はテレスコピック用長孔に沿う方向の長さがチルト用長孔の幅より長いため、第1の係合部に加わる反力と、第2の係合部に加わる反力とを高めることができ、チルト機構及びテレスコピック機構の剛性を大きくすることができる。
第2発明にあっては、係合体の大きさに対して挾着軸の軸心から第1及び第2の係合部の他端までの長さを比較的長くすることができ、係合体を小形化、ひいてはチルト機構及びテレスコピック機構を小形化でき、チルト機構及びテレスコピック機構の剛性をより一層大きくすることができる。
第3発明にあっては、第1の係合部の凹凸条をハウジング又はブラケットに接触させることができ、第2の係合部の凹凸条をブラケット又はハウジングに接触させることができ、係合体とハウジング及びブラケットとの接触摩擦力を高めることができるため、チルト機構及びテレスコピック機構の剛性をより一層大きくすることができる。
第4発明にあっては、第1又は第2の係合部の凹凸条をハウジング又はブラケットに接触させることができ、押圧部の凹凸条をブラケット又はハウジングに接触させることができ、係合体とハウジング及びブラケットとの接触摩擦力を高めることができるため、チルト機構及びテレスコピック機構の剛性をより一層大きくすることができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係るステアリング装置の実施の形態1の構成を示す一部を省略した側面図、図2は要部の構成を示す拡大断面図、図3は一部を横断した平面図、図4は係合体の構成を示す拡大斜視図、図5は係合体部分の説明図である。
このステアリング装置は、舵取りのための操舵輪に繋がる操舵軸1と、該操舵軸1を収納して回転自在に支持する第1及び第2のハウジング2,3と、第1のハウジング2の中途に取着された第1のブラケット4と、第1のハウジング2及び第1のブラケット4の間に設けられたチルト機構5及びテレスコピック機構6と、第2のハウジング3の下端に取着された第2のブラケット7とを備え、第2のブラケット7が枢軸8により車体に枢支されるように構成されている。
操舵軸1は、図3に示すように上端が操舵輪に繋がる円筒形をなす第1の軸体1aと、第1の軸体1aに相対回転が不可能であり、且つ軸長方向への移動が可能に嵌合された第2の軸体1bとを備える。また、第1の軸体1aの中途は玉軸受10により第1のハウジング2の上端に回転自在で、且つ軸長方向への相対移動を不可能に支持されている。
第1及び第2のハウジング2,3は円筒形をなしており、第1のハウジング2の下側が第2のハウジング3の上側に軸長方向への移動を自在に外嵌されている。第1のハウジング2の中途には略逆U字形をなすレバー台11が溶接により固定されており、該レバー台11の対向する側片に、その長手方向が第1のハウジング2の軸長方向となるテレスコピック用長孔6a,6aが設けられている。
第1のブラケット4は、レバー台11を介して第1のハウジング2に取着されており、レバー台11の一対の側片と対向する一対の取付片4a,4a及び該取付片4a,4aの上端から直角状に屈曲して車体に固定される固定片4b,4bと、これら固定片4b,4b間を橋絡する略半円形をなす橋絡片4cとを備えている。
各取付片4a,4aにはその長手方向が第1のハウジング2の径方向となるチルト用長孔5a,5aが設けられており、また、固定片4b,4bには第1のハウジング2の軸長方向へ開放された保持溝4d,4dが設けられており、該保持溝4d,4dに貫通孔4eを有するスペーサ4f,4fが保持され、該スペーサ4f,4fの貫通孔4eに挿通されるボルト12,12により第1のブラケット4が車体に取着されるように構成されている。また、固定片4b,4b及びスペーサ4f,4fの間には二次衝撃エネルギにより破断する衝撃エネルギ吸収部材が設けられている。
チルト機構5及びテレスコピック機構6は、図2、図3に示すようにチルト用長孔5aと、該チルト用長孔5aの中途に連通するテレスコピック用長孔6aと、チルト用長孔5aに係合する第1の係合部13a及びテレスコピック用長孔6aに係合する第2の係合部13bを有する係合体13,13と、該係合体13,13を貫通し、第1のハウジング2を第1のブラケット4に挾着する挾着軸14と、該挾着軸14に取着された操作レバー15とを備える。
チルト用長孔5aの幅W1及びテレスコピック用長孔6aの幅W2は挾着軸14の直径より広幅であり、幅W1及び幅W2がほぼ同幅に形成されている。
係合体13,13は第1及び第2の係合部13a,13bが合成樹脂材、金属材等により一体に成形されている。第1の係合部13aはチルト用長孔5aに沿う方向の長さH1がテレスコピック用長孔6aの幅W2より長い略直方体をなしており、第2の係合部13bはテレスコピック用長孔6aに沿う方向の長さH2がチルト用長孔5aの幅W1より長い略直方体をなしており、厚さ方向に偏倚した状態で第1及び第2の係合部13a,13bの長さ方向一端が一体になり、略L字形をなしている。また、第1及び第2の係合部13a,13bの長さ方向一端が一体になっている部分を貫通する貫通孔13cを有しており、該貫通孔13cに挾着軸14が挿通されている。
挾着軸14は一端にラチェット歯形をなす第1カム14bを有し、他端に頭部14cを有する軸体14aと、該軸体14aの一端に相対回転が可能に嵌合され、第1カム14bに係合する第2カム14e及び取付片4aを押圧する押圧部14fを有する押圧体14dとを有しており、軸体14aの一端に操作レバー15が取着され、該操作レバー15を回転操作することにより、第1カム14b及び第2カム14eの位置が変わり、押圧部14f及び頭部14cが各取付片4a,4aをレバー台11に押圧し、第1のハウジング2の第1のブラケット4に対するチルト調節方向及びテレスコピック調節方向への移動を拘束している。
以上のように構成されたステアリング装置は、枢軸8により第2のブラケット7に枢支された第2のハウジング3の下端が車体に取着され、レバー台11とチルト機構5及びテレスコピック機構6とを介して第1のハウジング2が支持された第1のブラケット4がボルト12,12により車体に取着される。
この状態において、操作レバー15を挾着操作することにより、挾着軸14の押圧部14f及び頭部14cが取付片4a,4aをレバー台11に押圧し、該レバー台11を第1のブラケット4に挾着することができ、第1のハウジング2のチルト調節方向及びテレスコピック調節方向への移動を拘束することができる。従って、押圧部14f及び頭部14cが取付片4a,4aに接触する接触摩擦力と、取付片4a,4aがレバー台11に接触する接触摩擦力とによりチルト及びテレスコピックの調節状態が維持される。
操作レバー15を弛緩操作することにより、レバー台11の挾着が解除され、レバー台11とともに第1のハウジング2を移動させることができる。従って、操舵軸1の上端に取付けられた操舵輪を運転席に対し前後へ移動調節することにより、第1の軸体1a、玉軸受10、第1のハウジング2、レバー台11及び挾着軸14を介して係合体13,13がテレスコピック用長孔6aに沿って移動し、第1のハウジング2を第2のハウジング3に対し、また、第1の軸体1aを第2の軸体1bに対して夫々移動させることができ、テレスコピック調節が行える。
操舵輪を運転席に対し上下へ移動操作することにより、第1の軸体1a、玉軸受10、第1のハウジング2、レバー台11及び挾着軸14を介して係合体13,13がチルト用長孔5aに沿って移動し、枢軸8を支点として第1及び第2のハウジング2,3を回動させることができ、チルト調節を行うことができる。
また、自動車の前面衝突により運転者が操舵輪に当ったときの二次衝撃エネルギは、第1の軸体1a、玉軸受10、第1のハウジング2、レバー台11、挾着軸14、係合体13,13及び第1のブラケット4を介して衝撃エネルギ吸収部材に加わり、該衝撃エネルギ吸収部材が破断することにより吸収される。また、二次衝撃エネルギは運転者の運転姿勢、体格等により図1のW方向へ加わり、該二次衝撃エネルギによりチルト機構5及びテレスコピック機構6に曲げモーメントFが加わる。尚、曲げモーメントFは、
F=(W×L1)/L2
である。この曲げモーメントFに対して係合体13,13に図4の矢印方向へ反力F1,F2が加わり、該反力F1,F2と前記接触摩擦力とによりチルトの調節状態及びテレスコピックの調節状態が維持される。この場合、第1の係合部13aはチルト用長孔5aに沿う方向の長さがテレスコピック用長孔6aの幅より長くなっており、さらに、第2の係合部13bはテレスコピック用長孔6aに沿う方向の長さがチルト用長孔5aの幅より長いため、第1の係合部13aに加わる反力F1と、第2の係合部13bに加わる反力F2とを高めることができる。
また、第1及び第2の係合部13a,13bは、チルト用長孔5a及びテレスコピック用長孔6aの幅W1、W2より長い長さH1、H2に形成されているため、第1の係合部13aのチルト用長孔5a内での傾き角度、及び第2の係合部13bのテレスコピック用長孔6a内での傾き角度αを比較的小さくすることができ、第1及び第2の係合部13a,13bのチルト用長孔5a及びテレスコピック用長孔6a内でのガタつき量を低減でき、また、第1及び第2の係合部13a,13bがチルト用長孔5a及びテレスコピック用長孔6aに当接する位置の面圧を低減でき、係合体13,13の剛性を高めることができる。
実施の形態2
図6はステアリング装置の実施の形態2の係合体の構成を示す斜視図、図7は要部の構成を示す側面図、図8は要部の構成を示す拡大断面図である。このステアリング装置は、係合体13,13の第1の係合部13aに、取付片4a,4aに対向し、且つチルト用長孔5aの長手方向と交差する第1の凹凸条13dを設け、第2の係合部13bに、レバー台11に対向し、且つテレスコピック用長孔6aの長手方向と交差する第2の凹凸条13eを設けたものである。
第1の係合部13aは取付片4a,4aの厚さt1より厚い厚さとし、第2の係合部13bはレバー台11の厚さt2より厚い厚さとしてあり、第1の係合部13aの厚さ方向の一面に第1の凹凸条13dが設けられており、第2の係合部13bの厚さ方向の一面に第2の凹凸条13eが設けられている。
実施の形態2によれば、挾着軸14によりレバー台11を挾着したとき、第1の凹凸条13dを取付片4a,4aに接触させ、第2の凹凸条14eをレバー台11に接触させ、夫々接触摩擦力を加えることができるため、チルト機構5及びテレスコピック機構6の剛性をより一層大きくすることができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態3
図9はステアリング装置の実施の形態3の要部の構成を示す拡大断面図である。このステアリング装置はレバー台11と取付片4a,4a間に介在される間座16を第1及び第2の係合部13a,13bと一体に設け、間座16の取付片4a,4aと対向する一面に第1の凹凸条13dを設け、間座16のレバー台11と対向する他面に第2の凹凸条13eを設けたものである。
その他の構成及び作用は実施の形態1、2と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態4
図10はステアリング装置の実施の形態4の係合体の構成を示す斜視図、図11は要部の構成を示す拡大断面図である。このステアリング装置は、第1及び第2の係合部13a,13bに凹凸条を設ける代わりに、第2の係合部13bの凹凸条をなくし、第1の係合部13aに、レバー台11に対向し、且つテレスコピック用長孔6aの長手方向と交差する第3の凹凸条13fを設け、押圧体14dの押圧部14fに、取付片4aに対向し、且つチルト用長孔5aの長手方向と交差する第4の凹凸条14gを設けたものである。
第1の係合部13aは取付片4a,4aの厚さt1より厚い厚さとしてあり、第1の係合部13aの厚さ方向の一面に第3の凹凸条13fが設けられている。また、第1の係合部13aの長手方向中途に第2の係合部13bの長手方向一端が一体になり、略T字形をなしている。
実施の形態4によれば、挾着軸14によりレバー台11を挾着したとき、第3の凹凸条13fをレバー台11に接触させ、第4の凹凸条14gを取付片4aに接触させ、夫々接触摩擦力を加えることができるため、チルト機構5及びテレスコピック機構6の剛性をより一層大きくすることができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
本発明に係るステアリング装置の実施の形態1の構成を示す一部を省略した側面図である。 本発明に係るステアリング装置の要部の構成を示す拡大断面図である。 本発明に係るステアリング装置の一部を横断した平面図である。 本発明に係るステアリング装置の係合体の拡大斜視図である。 本発明に係るステアリング装置の係合体部分の説明図である。 本発明に係るステアリング装置の実施の形態2の係合体の構成を示す斜視図である。 本発明に係るステアリング装置の要部の構成を示す側面図である。 本発明に係るステアリング装置の要部の構成を示す拡大断面図である。 本発明に係るステアリング装置の実施の形態3の要部の構成を示す拡大断面図である。 本発明に係るステアリング装置の実施の形態4の係合体の構成を示す斜視図である。 本発明に係るステアリング装置の要部の構成を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 操舵軸
2 第1のハウジング(ハウジング)
4 第1のブラケット(ブラケット)
5 チルト機構
5a チルト用長孔
6 テレスコピック機構
6a テレスコピック用長孔
13 係合体
13a 第1の係合部
13b 第2の係合部
13c,13d 凹凸条
13e 第3の凹凸条
13f 第4の凹凸条
14 挾着軸
14b 第1カム
14c 頭部
14d 押圧体
14e 第2カム
14f 押圧部

Claims (4)

  1. 車体に取着されるブラケットにチルト機構及びテレスコピック機構により取着され、操舵軸を収容支持するハウジングを備えており、前記チルト機構及びテレスコピック機構は、チルト用長孔及びテレスコピック用長孔と、該チルト用長孔及びテレスコピック用長孔の夫々に係合する第1及び第2の係合部を有する係合体と、該係合体を貫通し、前記ハウジングを前記ブラケットに挾着する挾着軸とを有するステアリング装置において、前記第1の係合部は前記チルト用長孔に沿う方向の長さが前記テレスコピック用長孔の幅より長く、前記第2の係合部は前記テレスコピック用長孔に沿う方向の長さが前記チルト用長孔の幅より長いことを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記係合体は、第1及び第2の係合部の前記長さの方向の一端が一体である請求項1記載のステアリング装置。
  3. 前記第1の係合部は、前記ハウジング又は前記ブラケットに対向し、且つ前記チルト用長孔の長手方向と交差する凹凸条を有し、前記第2の係合部は前記ハウジング又は前記ブラケットに対向し、且つ前記テレスコピック用長孔の長手方向と交差する凹凸条を有する請求項1又は2記載のステアリング装置。
  4. 前記挾着軸は、第1カムを有する軸体と、該軸体に相対回転が可能に嵌合され、前記第1カムに係合する第2カム及び前記ハウジング又は前記ブラケットを押圧する押圧部を有する押圧体とを備えており、前記押圧部及び前記第1又は第2の係合部の夫々は凹凸条を有し、前記係合体は前記押圧体と一体である請求項1又は2記載のステアリング装置。
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