JP2006315360A - インクジェットヘッド - Google Patents

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【課題】インク吐出特性を安定させる。
【解決手段】リザーバユニット20がインク流入口21aを介してインクが流入するインク流入流路21と、インク流入流路21の上側内壁面に開口している空気口21bを介してインク流入流路21と連通している空気室22と、空気口21bを開閉する開閉弁23とを含んでいる。空気室22には空気が貯溜されている。インク流入流路21内のインクの圧力が所定未満となる通常印刷時においては、開閉弁23が空気口21bを開く。インク流入流路21内のインクの圧力が所定以上となるパージ動作時においては、開閉弁23が空気口21bを閉じる。
【選択図】図2

Description

本発明は、被記録媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドに関する。
印刷用紙等の被記録媒体にノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドとして、共通インク室及びそれぞれが共通インク室に連通していると共に圧力室を介してノズルに至る複数の個別インク流路が形成された流路ユニットと、貯溜したインクを共通インク室に供給するためのリザーバが形成され且つ流路ユニットに接合されたリザーバユニットとを有するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−59438号公報(図9)
特許文献1のインクジェットヘッドにおいては、インクジェットヘッドに物理的な影響が与えられたりノズルから多量のインク滴を吐出したりすることによってリザーバユニット内のインクに圧力波が発生することがある。このとき、発生した圧力波が共通インク室を介して圧力室まで伝播することによってノズルからのインク吐出特性が不安定になることがある。
本発明の目的は、インク吐出特性を安定させることができるインクジェットヘッドを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のインクジェットヘッドは、インクが流入するインク流入口及び空気口が形成されたインク流入流路と、前記空気口を介して前記インク流入流路と連通している空気室と、前記空気口を開閉する開閉弁と、それぞれが前記インク流入流路と連通していると共に圧力室を経てノズルに至る複数の個別インク流路が形成された流路ユニットとを備えている。前記開閉弁が、前記インク流入流路内のインクの圧力が所定の圧力未満のときに前記空気口を開き、前記インク流入流路内のインクの圧力が前記所定の圧力以上のときに前記空気口を閉じる。
とくに、本発明においては、前記開閉弁が、前記インク流入流路内のインクを排出するパージ動作が行われたときに前記空気口を閉じ、前記パージ動作が行われていないときに前記空気口を開く。ここでパージ動作とは、ノズルからインクジェットヘッドに溜まった空気及び/又は粘度が高くなるなどインク特性が変化してしまった劣化インクを排出させ、インク吐出性能を維持させるための動作のことをいう。
本発明によると、通常時においては、空気室内の空気がダンパとして機能するため、インク流入流路内のインクに発生した圧力波が低減される。これにより、圧力波が圧力室まで伝播しにくくなり、ノズルからのインク吐出特性を安定させることができる。また、パージ動作を行うことによってインク流入流路内のインクの圧力が所定の圧力以上になったときには、開閉弁が空気口を封止するため、通常時においてはダンパとして機能する空気室の空気がダンパとして機能しなくなる。これにより、パージ動作時においてインク流入流路内のインクの圧力が弱められることがなくなり、効率よくパージ動作を行うことができる。
本発明においては、前記開閉弁が、前記インク流入流路内において前記空気口と対向すると共に前記空気口が形成された前記インク流入流路内の内壁面に沿って延在した可撓性の延在部と、前記インク流入流路内のインクの圧力が前記所定の圧力以上のときには前記延在部が前記内壁面に接して前記空気口が封止され、前記インク流入流路内のインクの圧力が前記所定の圧力未満のときには前記延在部が前記内壁面から離隔して前記インク流入流路と前記空気室とが連通するように前記延在部を支持する支持部とを有していることが好ましい。これによると、簡単な構成で開閉弁を構成するこができる。
また、本発明においては、前記インク流入口を形成する孔の内面の一部が、実質的に前記空気口が形成された内壁面にあることが好ましい。これによると、インク流入流路内に余計な気泡が残留しにくくなる。これにより、さらに効率よくパージ動作を行うことができる。
さらに、本発明においては、前記ノズルからのインク吐出方向に関して、前記インク流入口の開口幅と前記インク流入流路の幅とが実質的に同じであることが好ましい。これによると、インク流入流路内のインクの流れをよくすることができるため、さらに効率よくパージ動作を行うことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る実施の形態のインクジェットヘッドを含むインクジェットプリンタの概略構成図である。インクジェットプリンタ100は、インク滴を吐出することによって被記録媒体に所望の画像を形成するものであり、図1に示すように、インクジェットヘッド1と、インクタンク2と、空気タンク3と、バルブ4と、空気ポンプ5とを有している。
インクジェットヘッド1は、図示しない用紙搬送装置に搬送されている被記録媒体に対してインク滴を吐出する。インクタンク2は、インクジェットヘッド1に供給されるインクを貯溜する。インクタンク2に貯溜されているインクは、インク供給管11を介してインクジェットヘッド1に供給される。空気タンク3は空気供給管12、インクタンク2、インク供給管11及びインクジェットヘッド1に供給される加圧された空気を貯溜する。空気タンク3に貯溜されている加圧された空気は、空気供給管12を介してインクタンク2に供給される。バルブ4は、空気供給管12に取り付けられており、空気供給管12を開閉する。また、バルブ4は、空気供給管12を介してインクタンク2を大気と連通させることができる。空気ポンプ5は、空気タンク3に加圧した空気を供給する。
次に、図2を参照しつつインクジェットヘッド1について詳細に説明する。図2は、インクジェットヘッド1の断面図である。図2に示すように、インクジェットヘッド1は、リザーバユニット20と流路ユニット30とを有している。また、インクジェットヘッド1は、図2における下方に向かってインク滴を吐出する。
リザーバユニット20は、インクタンク2から供給されたインクを一次的に貯溜するものであり、インク流入流路21と、空気室22と、開閉弁23とを含んでいる。インク流入流路21は、一方向(図2における左右方向)に延在した矩形断面を有している。インク流入流路21の一方(図2における左方)端部には、外部とインク流入流路21とを連通させる孔71が形成されている。孔71はインク流入流路21の延在方向に向いている。また、孔71の内径がインク流入流路21の高さ(インク吐出方向に関する幅)と同じになっている。つまり、孔71の内壁面上端がインク流入流路21の上側内壁面と連続して一体となっている。また、孔71の内壁面下端がインク流入流路21の下側内壁面と連続して一体となっている。そして、孔71の外側の開口がインク流入口21aとなっている。インク流入口21aには、孔71の内径と同じ内径を有するインク供給管11が接続されている。
また、インク流入流路21の上側内壁面の略中央には、インク流入流路21と空気室22とを連通させる空気口21bが形成されている。さらに、インク流入流路21の他方(図2における右方)端部の下側内壁面には、インク流入流路21と流路ユニット30とを連通させる供給口21cが形成されている。
次に、空気室22について図3〜図5を参照しつつ説明する。図3は、空気室22の断面図である。図4は、空気室22の分解図である。図5は、空気室22をインク流入流路21側から見た図である。図3〜図5に示すように、空気室22は、インク流入流路21の上側内壁面を貫通するように配置された円筒形状の箱体であり、その内部空間に空気が貯溜されている。また、空気室22は、箱本体22aと、蓋22bとを有している。箱本体22aは、一方向に延在した円筒形状の内部空間を有しており、その下方端面が開口している。蓋22bは円形の板部材であり、平面視において、箱本体22aの外径とほぼ同じ外径を有し、箱本体22aの開口を塞ぐように取り付けられている。このとき、蓋22bの下面がインク流入流路21の上側内壁面の一部となっている。さらに、蓋22bには、平面視における中央に取り付け孔76が、取り付け孔76を取り囲むように4つの連通孔77がそれぞれ形成されている。取り付け孔76には開閉弁23が取り付けられている。連通孔77の下端開口が前述の空気口21bとなっている。
開閉弁23は、インク流入流路21において取り付け孔76に取り付けられており、インク流入流路21内におけるインクの圧力により、4つの空気口21bを同時に開閉する。また、開閉弁23は弾性部材で形成されており、延在部23aと支持部23bとを有している。延在部23aは、外縁全周が先細りとなっている円盤形状を有していると共に一方の面の中心部が凸となるように緩やかに湾曲している。平面視における延在部23aの外径が蓋22bの外径とほぼ同じになっている。
支持部23bは、延在部23aの凸となる面の反対面においてその中央に接続されていると共に延在部23aから離れる方向に向かって延在している。支持部23bにおける延在部23aとの接続部分が取り付け孔76の内径よりも大きい外径を有する台座部78となっている。また、支持部23bの延在方向には、平面視において取り付け孔76の内径よりも支持部23bの延在方向に直交する方向に突出した半球形状を有する膨大部79が形成されている。図4に示すように、開閉弁23は、インク流入流路21側から支持部23bが取り付け孔76に挿入されことによって蓋22bに取り付けられている。膨大部79が半球形状を有しているため、支持部23bを取り付け孔76に挿入するとき、膨大部79がスムーズに弾性変形しつつ取り付け孔76を通過することができる。そして、台座部78と膨大部79とで蓋22bが挟持される。このとき、延在部23aが4つの空気口21bの全域と対向すると共に蓋22bの下面に沿って延在している。
開閉弁23の動作について図6を参照しつつ説明する。図6(a)及び(b)は開閉弁23の動作を説明するための図である。なお、図6(a)は、インクジェットヘッド1からの通常のインク吐出状態及び待機状態(パージ動作の実施時以外)で開閉弁23が空気口21bを開いている場合を、図6(b)は、パージ動作の実施時に開閉弁23が空気口21bを閉じている場合をそれぞれ示している。図6(a)に示すように、インク流入流路21内のインクの圧力が所定の圧力未満のときには、延在部23aがインク流入流路21の上側内壁面から離隔しているため、空気口21bが開かれている。また、図6(b)に示すように、インク流入流路21内のインクの圧力が所定の圧力以上のときには、インク流入流路21内のインクが延在部23aをインク流入流路21の上側内壁面に向かって押し付けるため(図6(b)の矢印参照)、延在部23aの縁部が湾曲するように弾性変形する。弾性変形した延在部23aの縁部は、インク流入流路21の上側内壁面に接する。これにより、空気口21bが閉じられる。
図2に戻って、流路ユニット30は、一方の面(図2における上方の面)にリザーバユニット20が接続されており、他方の面(図2における下方の面)にインク滴を吐出するインク吐出面30aが形成されている。また、流路ユニット30は、共通インク室31と、多数の個別インク流路32とを含んでいる。共通インク室31は、供給口21cを介してインク流入流路21と連通している。個別インク流路32は、それぞれが共通インク室31と連通していると共に圧力室33及び圧力室33と連通しているノズル34を含んでいる。ノズル34はインク吐出面30aにおいて開口している。また、各圧力室33に隣接するように図示しないアクチュエータが配置されている。
次に、インクジェットヘッド1におけるインクの流れについて説明する。インクタンク2からのインクが、リザーバユニット20のインク流入口21aを介してインク流入流路21に流入する。インク流入流路21に流入したインクは、供給口21cを介して流路ユニット30の共通インク室31に供給される。共通インク室31に供給されたインクは、各個別インク流路32に流れ込む。そして、圧力室33及びノズル34内にインクが満たされる。アクチュエータが駆動されることによって対応する圧力室33内のインクに吐出エネルギーが付与され、ノズル34からインク滴が吐出される。
インクジェットヘッド1に対するインクの初期導入時においては、空気室22が上述したインクの流れに対する支流となっているため、空気室22内に空気が残留する。
次に、インクジェットプリンタ100の動作について説明する。まず、通常印刷時においては、バルブ4がインクタンク2と大気とを連通させる。これにより、ノズル34から吐出されたインク滴と同じ量のインクがインクタンク2からインクジェットヘッド1に供給される。このとき、インク流入流路21内のインクの流れが緩やかであるため、インク流入流路21内のインク圧力が所定の圧力以下となり、開閉弁23が空気口21bを開いている。これにより、空気室22とインク流入流路21とが連通して空気室22の空気がダンパとして機能し、インクジェットヘッド100に物理的な影響が与えられたりノズル34から多量のインク滴を吐出したりすることによってインク流入流路21内のインクに発生する圧力波が抑制される。
次に、インクジェットヘッド1内における劣化したインクや気泡を外部に排出するためのパージ動作の動作手順について説明する。パージ動作が開始されると、バルブ4によって空気供給管12を閉じる。これにより、空気タンク3が密封される。そして、空気タンク3の空気圧が所定の圧力になるまで空気ポンプ5を駆動する。その後、バルブ4によって空気供給管12を開き、インクタンク2と空気タンク3とを連通させる。これにより、空気タンク3に貯溜されている加圧された空気が、空気供給管12を介してインクタンク2に一気に流入し、インクタンク2のインクがインクジェットヘッド1に瞬時に供給される。インクジェットヘッド1に供給されたインクは、リザーバユニット20のインク流入口21aを介してインク流入流路21に流入する。このとき、インク流入流路21内のインクの圧力が所定の圧力以上になるため、開閉弁23が空気口21bを閉じる。そして、インク流入流路21に流入したインクは、供給口21cを介して流路ユニット30に流れ込む。流路ユニット30に流れ込んだインクは、共通インク室31を介して各個別インク流路32に流れ込み、ノズル34から強制的に排出される。これにより、インクジェットヘッド1内における劣化したインクや気泡が外部に排出されインクの吐出性能が回復される。
以上に述べた、本実施形態に係るインクジェットヘッド1によると、通常印刷時においては、開閉弁23が空気口21bを開いているため、空気室22内の空気がダンパとして機能する。これにより、インクジェットヘッド100に物理的な影響が与えられたりノズル34から多量のインク滴を吐出したりすることによってインク流入流路21内のインクに発生する圧力波が抑制されて、圧力波が圧力室33まで伝播しにくくなり、ノズル34からのインク吐出特性を安定させることができる。また、パージ動作時においては、開閉弁23が空気口21bを閉じているため、空気室22内の空気がダンパとして機能しなくなる。これにより、パージ動作時においてインク流入流路21内のインクの圧力が弱められることがなくなり、効率よくパージ動作を行うことができる。
また、開閉弁23が延在部23aと支持部23bとからなる簡単な構成となっているため、開閉弁23を容易に製作することができる。
さらに、インク流入口21aを形成する孔71の内壁面上端がインク流入流路21の上側内壁面と連続して一体となっているため、インク流入流路21内に余計な気泡が残留しにくくなる。これにより、さらに効率よくパージ動作を行うことができる。
加えて、インク流入口21aを形成する孔71の内径がインク流入流路21の高さ(インク吐出方向に関する幅)と同じになっているため、インク流入流路21内のインクの流れがよくなり、さらに効率よくパージ動作を行うことができる。
以上、本発明の好適な一実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態においては、開閉弁23が延在部23aと支持部23bとからなり、インク流入流路21内におけるインクの圧力の変化によって、空気口21bを開閉する構成であるが、開閉弁の構成はこれに限定されるものではなく、インク流入流路21内におけるインクの圧力の変化によって、空気口21bを開閉する他の形状を有するものであってもよいし、外部から制御することによって空気口21bを開閉する構成であってもよい。
また、上述の実施の形態においては、インク流入口21aを形成する孔71の内壁面上端がインク流入流路21の上側内壁面と連続して一体となる構成であるが、孔71の内壁面上端とインク流入流路21の上側内壁面との間に段差が設けられていてもよい。
さらに、上述の実施の形態においては、インク流入口21aを形成する孔71の内径がインク流入流路21の高さ(インク吐出方向に関する幅)と同じになっているが、インク流入口21aを形成する孔71の内径とインク流入流路21の高さ(インク吐出方向に関する幅)とが異なっていてもよい。
本発明に係る実施の形態のインクジェットヘッドを含むインクジェットプリンタの概略構成図である。 図1に示すインクジェットヘッドの断面図である。 図2に示す空気室の断面図である。 図2に示す空気室の分解図である。 図2に示す空気室をインク流入流路側から見た図である。 図2に示す開閉弁の動作図である。
符号の説明
1 インクジェットヘッド
2 インクタンク
3 空気タンク
4 バルブ
5 空気ポンプ
11 インク供給管
12 空気供給管
20 リザーバユニット
21 インク流入流路
21a インク流入口
21c 供給口
21b 空気口
22 空気室
23 開閉弁
23a 延在部
23b 支持部
30 流路ユニット
31 共通インク室
32 個別インク流路
33 圧力室
34 ノズル
71 孔
100 インクジェットプリンタ

Claims (5)

  1. インクが流入するインク流入口及び空気口が形成されたインク流入流路と、
    前記空気口を介して前記インク流入流路と連通している空気室と、
    前記空気口を開閉する開閉弁と、
    それぞれが前記インク流入流路と連通していると共に圧力室を経てノズルに至る複数の個別インク流路が形成された流路ユニットとを備えており、
    前記開閉弁が、前記インク流入流路内のインクの圧力が所定の圧力未満のときに前記空気口を開き、前記インク流入流路内のインクの圧力が前記所定の圧力以上のときに前記空気口を閉じることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記開閉弁が、
    前記インク流入流路内において前記空気口と対向すると共に前記空気口が形成された前記インク流入流路内の内壁面に沿って延在した可撓性の延在部と、
    前記インク流入流路内のインクの圧力が前記所定の圧力以上のときには前記延在部が前記内壁面に接して前記空気口が封止され、前記インク流入流路内のインクの圧力が前記所定の圧力未満のときには前記延在部が前記内壁面から離隔して前記インク流入流路と前記空気室とが連通するように前記延在部を支持する支持部とを有していることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記インク流入口を形成する孔の内面の一部が、実質的に前記空気口が形成された内壁面にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記ノズルからのインク吐出方向に関して、前記インク流入口の開口幅と前記インク流入流路の幅とが実質的に同じであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記開閉弁が、前記インク流入流路内のインクを排出するパージ動作が行われたときに前記空気口を閉じ、前記パージ動作が行われていないときに前記空気口を開くことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
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