JP2006314597A - 玉磨き揚送装置及び玉磨き揚送装置の設置方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
搬送ベルト12と、搬送ベルト12に対面させて設置される玉磨き用ベルト21を有し、搬送ベルト12と玉磨き用ベルト21を対面させてパチンコ玉wを磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルト21を引き出し可能に巻いた引出ローラ31と、使用済みの玉磨き用ベルト21を巻き取る巻取ローラ41とを備えた玉磨き揚送装置11において、
引出ローラ軸32又は巻取ローラ軸42を着脱可能に、引出ローラ31又は巻取ローラ41を収納する1又は複数の収納ボックス51、51a、51bを有することを特徴とする玉磨き揚送装置。
【選択図】 図1
Description
特許文献1記載の玉磨き揚送装置では、パチンコ玉を研磨する布ベルトが全面の全長に渡って周回装着されるガイドレールの中央部表面から巻取装置のロール部が、また、ガイドレールの下部表面から装着機構部のロール部が、それぞれ外側に向かって突設されていた。
搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置において、
引出ローラ及び巻取ローラを収納する1の収納ボックスを有するか、または、引出ローラ及び巻取ローラを夫々収納する複数の収納ボックスを有することを特徴とする玉磨き揚送装置、
を提供する。
尚、収納ボックスは、引出ローラ、巻取ローラを外部に全部乃至ごく一部を露出しないように、収納するようにするとより汚れ難くなるので好ましい。
搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置に用いられ、
引出ローラ及び巻取ローラを1の収納ボックスに収納するか、または、引出ローラ及び巻取ローラを夫々複数の収納ボックスに収納することを特徴とする玉磨き揚送装置の設置方法、
からなる。
尚、収納ボックスは、引出ローラ、巻取ローラを外部に全部乃至ごく一部を露出しないように、収納するようにするとより汚れ難くなるので好ましい。
搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置において、
引出ローラ及び巻取ローラを着脱可能に収納する1の収納ボックスを有するか、または、引出ローラ及び巻取ローラを夫々着脱可能に収納する複数の収納ボックスを有することを特徴とする玉磨き揚送装置、
からなる。
尚、
搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置に用いられ、
引出ローラ及び巻取ローラを着脱可能に1の収納ボックスに収納するか、または、引出ローラ及び巻取ローラを夫々着脱可能に複数の収納ボックスに収納することを特徴とする玉磨き揚送装置の設置方法、
からなる。
搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置において、
引出ローラ軸及び巻取ローラ軸を着脱可能に、引出ローラ及び巻取ローラを収納する1の収納ボックスを有するか、または、引出ローラ軸及び巻取ローラ軸を夫々着脱可能に、引出ローラ及び巻取ローラを夫々収納する複数の収納ボックスを有することを特徴とする玉磨き揚送装置、
からなる。
搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置に用いられ、
引出ローラ軸及び巻取ローラ軸を着脱可能に、引出ローラ及び巻取ローラを1の収納ボックスに収納するか、または、引出ローラ軸及び巻取ローラ軸を夫々着脱可能に、引出ローラ及び巻取ローラを夫々複数の収納ボックスを収納することを特徴とする玉磨き揚送装置の設置方法、
からなる。
収納ボックスには、内部を露出可能な蓋を備え、蓋を開状態とすることで引出ローラ及び巻取ローラの少なくとも一方を脱着可能な請求項1、又は請求項3、又は請求項5記載の玉磨き揚送装置、
からなる。
収納ボックスには、内部を露出可能な蓋を備え、蓋を開状態とすることで引出ローラ及び巻取ローラの少なくとも一方を脱着可能な請求項2、又は請求項4、又は請求項6記載の玉磨き揚送装置の設置方法、
からなる。
収納ボックスには、玉磨き用ベルトと接触することで玉磨き用ベルトに張りを持たせる進退自在の接触部を有する請求項7記載の玉磨き揚送装置、
からなる。
収納ボックスには、玉磨き用ベルトと接触することで玉磨き用ベルトに張りを持たせる進退自在の接触部を有する請求項8記載の玉磨き揚送装置の設置方法、
からなる。
接触部は、蓋に取り付けられ、蓋の開閉により玉磨き用ベルトへの接触および非接触を選択する請求項9記載の玉磨き揚送装置、
からなる。
接触部は、蓋に取り付けられ、蓋の開閉により玉磨き用ベルトへの接触および非接触を選択する請求項10記載の玉磨き揚送装置の設置方法、
からなる。
引出ローラ軸32又は巻取ローラ軸42を着脱可能に、引出ローラ31及び巻取ローラ41を収納する1の収納ボックス51を有するか、または、引出ローラ軸32及び巻取ローラ軸42を夫々着脱可能に、引出ローラ31及び巻取ローラ41を夫々収納する複数の収納ボックス51a、51bを有することを特徴とする玉磨き揚送装置、
からなる。
そのため、他の部分に比し、外部に突出する引出ローラ31及び巻取ローラ41を収納ボックス51、51a、51bで覆うことにより、引出ローラ31及び巻取ローラ41は外部に露出せず、玉磨き用ベルト21は汚れにくくなる。
引出ローラ31は、巻取ローラ41の上部に重ねて置かれる。
51は、収納ボックスである。引出ローラ31および、巻取ローラ41は、収納ボックス51内に収納される。収納ボックス51内に収納されるため、引出ローラ31および、巻取ローラ41の汚れを防止することが可能である。収納ボックス51は、床面から570mm以内の高さからなり、この実施例では床面から140mm上げて設置するので約430mmである。収納ボックス51が、引出ローラ31用の収納ボックス51aおよび、巻取ローラ41用の収納ボックス51bと複数の収納ボックスからなるときは、併せて570mm以内の高さからなる。
収納ボックス51には、上部を開閉して引出ローラ31を交換するとき使用する上部蓋52と、側面を開閉して巻取ローラ41を交換するとき使用する側面蓋53とが設けられる。
収納ボックス51には、内部を露出可能な上部蓋52と側面蓋53を備え、上部蓋52と側面蓋53蓋をそれぞれ開状態とすることで引出ローラ31又は巻取ローラ41を脱着可能である。蓋の存在により、玉磨き用ベルト21は外部に露出せず汚れを防止することが可能である。
引出ローラの上下に移動する引出ローラガイド33の上部に、ガイド延長上、真上に設ける。
図4に図示するように、引出ローラ31の露出度が高い位置に引出ローラ31を仮置きして、ローラに巻き付いた玉磨き用ベルト21の判りにくい端部を引っ張って玉磨き揚送装置11上下に掛け回す。そのため、引出ローラ31の露出度が低い引出ローラガイド33の下方に直接引出ローラ軸32が装填された場合より容易となる。
未使用の引出ローラ31の端部を掛け回した後、引出ローラガイド33の上部に、ガイド延長上、真上に設ける引出ローラ仮置き用軸受け35から、正規の位置である引出ローラガイド33に未使用の引出ローラ31を収納するため、移動が容易である。
巻取ローラガイド43は、巻取ローラ41が上下に移動する案内をする。
巻取ローラ41の下部に、駆動ローラ61a、61bの外周と巻取ローラ41の外周を接触させて設置させ、接触して巻取ローラ41を駆動させる。巻取ローラ41が殆ど玉磨き用ベルト21を巻き取っていない状態でも巻取ローラ41と駆動ローラ61a、61bとは接触するように、巻取ローラガイド43の最下位位置を設定する。
駆動ローラ61c、61dは、玉磨き用ベルト21を引いて引っ張り出す。
62は、巻き取り長さを演算する為のエンコーダローラである。
駆動ローラ61a、61bは、駆動ローラ61c、61dより僅かに回転を速くするようにしてもよい。このようにすれば、未使用玉磨き用ベルト31の弛みを防止することが可能である。
巻き取り時に引出ローラ31が未使用玉磨き用ベルト21を引き出しされる際に、引き出し方向と逆回転する方向に引出ローラ31の外周部に回転駆動力を作用させると、未使用玉磨き用ベルト31の弛みを防止することが可能である。
接触部63は、側面蓋51の裏側に設けられ、蓋の開閉により進退自在となり、玉磨き用ベルト21への接触および非接触を選択する。接触部63は、玉磨き用ベルト21と接触することで玉磨き用ベルト21に張りを持たせる。そのため、側面蓋53を閉じたとき、駆動ローラ61c、61d間に位置して、駆動ローラ61a、61b、61c、61dにかけ回される玉磨きベルト21を駆動ローラ61c、61d側に押しつけ玉磨きベルト21の弛みをとる。
接触部63は、側面蓋51の裏側に設けられ、蓋の開閉により進退自在となり、玉磨き用ベルト21への接触および非接触を選択するため、蓋の開閉という一動作で設置が可能となる。
また、引出ローラ31から引き出された玉磨き用ベルト21は、引出ローラ31の下方に位置する巻取ローラ41に巻き取られる。そのため、玉磨き用ベルト21が巻き取られるに従い、下部の巻取ローラ41は径が大きくなり、巻取ローラ41の巻取ローラ軸42は巻取ローラガイド43に案内されて上方へ移動する。しかしながら、引出ローラ31の径は巻き取られるに従い径小となるので、巻取ローラ41が上方に変位しても移動することはない。引出ローラ31の径が大から小に、巻取ローラ41の径が小から大に、径がそれぞれ変化するに従い、ローラの位置が移動し、巻取ローラ41と引出ローラ31の全体としての高さの変化が無く、狭い高さスペースでローラを収納することが可能となる。
この実施例では、玉磨き用ベルト21の巻き取り方向は、下方から上方へ移動する搬送ベルト12の駆動方向と逆の方向、すなわち、玉磨き揚送装置11の上方から下方に行っている。そのため、汚れ方の激しい、搬送ベルト12に対面する玉磨き用ベルト21下方から巻き取ることになる。そのため、玉磨き用ベルト21上部がさほど汚れていないときは、汚れている下部のみを巻き取れば済み、玉磨き用ベルト21の有効利用を図ることが可能となる。
ジョイント71なしでは、使用済みの玉磨き用ベルト21は、一旦全て取り外して交換する必要がある。
実施例1では、引出ローラ軸32は固定され、巻取ローラ軸42は移動され、高さを最小に減少できるという効果を有する。
特開2001−224822(特許文献1)においては、特許文献1図1の巻取装置のロール部、装着機構部のロール部の設置場所にかなりのスペースを必要とし、外側に突起するため、島幅をコンパクトにできない要因となっていた。
具体的には、特許文献1記載の揚送筒本体のロール部、装着機構部のロール部等を遊技者側である外側に向けるとロール部が島から飛び出してしまう。つまり、島幅を多くするスペースが必要となるため、揚送筒本体のロール部、装着機構部を島の長手方向に向けて設ける必要があった。この場合においても、島内部に紙幣搬送設備やどぶ及び揚送筒を並べると太い島幅を必要とし、狭い島幅の場合には設置できないといった問題が発生する。そしてさらに、揚送筒本体のロール部、装着機構部のロール部を島の長手方向に向けるようにすると、島長手両側からのパチンコ玉の回収に際し島中央部で集合させ、集合部からの流れを遊技者側である外側に一旦屈曲させ、さらに島の長手方向すなわち島内部のどぶに平行に屈曲させるという2重の屈曲を必要としその分余分にスペースを必要していた。
この発明の各実施例は、これら知見に基づいてなされた。
複数の収納ボックス51aと、収納ボックス51bとを有する場合は、相互に連結可能とし、くっつけて並べて置けるのでスペースをとらないで済む。また、収納ボックスを51a、51bに分離して設けることで、収納ボックス51a、51bの玉磨き揚送装置11の揚送筒13の背面14側からの脱着や取り外しての清掃作業が容易となる。
収納ボックス51aと、収納ボックス51bには、内部を露出可能な上部蓋52と側面蓋53を備え、上部蓋52と側面蓋53蓋をそれぞれ開状態とすることで引出ローラ31又は巻取ローラ41を脱着可能である。
引出ローラ31の収納ボックス51a内への収納は、この実施例では、引出ローラ軸32は、引出ローラ31側に設けられているが、回転軸あるいは支持軸は、収納ボックス51a内側両側面から進退自在に突出と収納とを選択可能としてもよい。その場合は、回転軸あるいは支持軸は、収納ボックス51a内部への突出時に玉磨き用ベルト21の端部を装着し、玉磨き用ベルト21が無くなったときに、収納ボックス51内側両側面に収納する。このようにすれば、取り外される引出ローラ軸32は無くともよく、紛失することが避けることが可能となる。
引出ローラ軸32が、引出ローラ31側に設けられたときは、回転軸を、収納ボックス51a内側両側面から進退自在に突出と収納とを選択可能としたときにはその収納スペースが必要となるのに比し、コンパクトとすることが可能となる。
第3実施例では、巻取ローラ軸42は駆動されて、玉磨き用ベルト21を巻き取る巻取兼駆動ローラ軸となる。
第3実施例では、引出ローラ31は、巻取ローラ41の上方に互いの外周が接することなく配置される。そして、巻き取り後の巻取ローラ41と巻き取り前の引出ローラ31の最大径が巻き取り前後でオーバーラップする位置に、各回転軸引出ローラ軸32、巻取ローラ軸42を配置し、巻取ローラ41は、引出ローラ31から玉磨き用ベルト21を巻き取った状態で最大径となり、引出ローラ31は巻取ローラ41に未使用の玉磨き用ベルト21を巻き取られる前で最大径となる。このため、巻取ローラ41と引出ローラ31の全体としての高さの変化が無く、狭い高さスペースでローラを収納することが可能となる。オーバラップさせることで高さを減少できる。
引出ローラ31および、巻取ローラ41の収納ボックス51内への収納は、この実施例では、引出ローラ軸32および巻取ローラ軸42は、引出ローラ31または、巻取ローラ41側に設けられているが、各回転軸あるいは支持軸は、収納ボックス51内側両側面から進退自在に突出と収納とを選択可能としてもよい。その場合は、回転軸あるいは支持軸は、収納ボックス51内部への突出時に玉磨き用ベルト21の端部を装着し、玉磨き用ベルト21が無くなったときに、収納ボックス51内側両側面に収納する。このようにすれば、取り外される引出ローラ軸32および巻取ローラ軸42は無くともよく、紛失することが避けることが可能となる。
引出ローラ軸32および巻取ローラ軸42が、引出ローラ31または、巻取ローラ41側に設けられたときは、各回転軸を、収納ボックス51内側両側面から進退自在に突出と収納とを選択可能としたときにはその収納スペースが必要となるのに比し、コンパクトとすることが可能となる。
第4実施例では、巻取ローラ軸42は直接モータ駆動されて、玉磨き用ベルト21を巻き取る巻取兼駆動ローラ軸となる。巻取りローラ軸42は回転自在に、引出ローラおよび巻取ローラガイド36の最下端において高さ位置が重力作用により固定される。
そして、巻き取り後の巻取ローラ41と巻き取り前の引出ローラ31の最大径が巻き取り前後でオーバーラップする位置に、各回転軸引出ローラ軸32、巻取ローラ軸42を配置し、巻取ローラ41は、引出ローラ31から玉磨き用ベルト21を巻き取った状態で最大径となり、引出ローラ31は巻取ローラ41に未使用の玉磨き用ベルト21を巻き取られる前で最大径となる。このため、巻取開始と巻取り終了において、巻取ローラ41と引出ローラ31の全体としての高さの変化が無く、狭い高さスペースでローラを収納することが可能となり、オーバラップさせることで高さを減少できるという効果を有する。
また、引出ローラ31から引き出された玉磨き用ベルト21は、引出ローラ31の下方に位置する巻取ローラ41に巻き取られる。そのため、玉磨き用ベルト21が巻き取られるに従い、下部の巻取ローラ41は径が大きくなるため、引出ローラ31の引出ローラ軸32は、巻取ローラ41の外周上端部の高さが増すに従い上方に押し上げられ、引出および巻取ローラガイド36に案内され上方へ移動する。しかしながら、最終的には引出ローラ31の径は巻き取られるに従い径小となるので、巻取ローラ41の外周上端部の高さが増しても移動することはない。そして実施例4においては若干引出ローラ軸の高さが巻取り中盤において上昇し、後半元に戻り変動する。従って引出ローラ31の径が大から小に、巻取ローラ41の径が小から大に、径がそれぞれ変化するに従い、引出ローラの位置が移動し、巻取ローラ41と引出ローラ31の全体としての高さの変化が少なく、狭い高さスペースでローラを収納することが可能となる。
巻取ローラ41の収納ボックス51内への収納は、この実施例では、巻取ローラ軸42は、巻取ローラ41側に設けられているが、回転軸あるいは支持軸は、収納ボックス51内側両側面から進退自在に突出と収納とを選択可能としてもよい。その場合は、回転軸あるいは支持軸は、収納ボックス51内部への突出時に玉磨き用ベルト21の端部を装着し、玉磨き用ベルト21が無くなったときに、収納ボックス51内側両側面に収納する。このようにすれば、取り外される巻取ローラ軸42は無くともよく、紛失することが避けることが可能となる。
巻取ローラ軸42が、巻取ローラ41側に設けられたときは、回転軸を、収納ボックス51内側両側面から進退自在に突出と収納とを選択可能としたときにはその収納スペースが必要となるのに比し、コンパクトとすることが可能となる。
36は、引出ローラおよび巻取ローラガイドであり、巻取ローラ41、引出ローラ31は、引出ローラおよび巻取ローラガイド36に案内され、上から順次収納され回転自在に設置される。そして巻取ローラ外周最下端には駆動ローラ61a、61bが接して駆動ローラ61a、61bの回転に伴い巻取ローラ41が巻き取られる。
そして、巻き取り後の巻取ローラ41と巻き取り前の引出ローラ31の最大径が巻き取り前後でオーバーラップする位置に、各回転軸32、42を配置し、巻取ローラ41は、引出ローラ31から玉磨き用ベルト21を巻き取った状態で最大径となり、引出ローラ31は巻取ローラ41に未使用の玉磨き用ベルト21を巻き取られる前で最大径となる。このため、巻取ローラ41と引出ローラ31の全体としての高さの変化が無く、狭い高さスペースでローラを収納することが可能となり、オーバラップさせることで高さを減少できるという効果を有する。
また、引出ローラ31から引き出された玉磨き用ベルト21は、引出ローラ31の下方に位置する巻取ローラ41に巻き取られる。そのため、玉磨き用ベルト21が巻き取られるに従い、下部の巻取ローラ41は径が大きくなり、巻取ローラ41の巻取ローラ軸42は、引出ローラおよび巻取ローラガイド36に案内され上方へ移動する。この上方への移動に伴い巻取ローラ41の外周最上端部に接する引出ローラ31の外周最下端部が引出ローラおよび巻取ローラガイド36に案内され上方へ移動する。しかしながら、引出ローラ31の径が大から小に、巻取ローラ41の径が小から大に、径がそれぞれ変化するに従い、ローラの位置が移動し、巻取ローラ41と引出ローラ31の全体としての高さの変化が無く、狭い高さスペースでローラを収納することが可能となる。
実施例5では引出ローラ軸32、巻取ローラ軸42両方の軸が移動し、それぞれ高さを最小に減少できるという効果を有する。
ここで、実施例1において引出ローラ軸位置:固定、巻取ローラ軸位置:移動、実施例4において引出ローラ軸:若干移動、巻取ローラ軸:固定、実施例5において両方の軸が移動し、引出ローラまたは巻取ローラの少なくとも一方は、略上下方向に移動可能であれば、引出ローラと巻取ローラの全体的な高さを最小にできるという効果を有する。
図17に図示されるように、使用済み玉磨き用ベルト21と未使用玉磨き用ベルト21との始端と終端とを面ファスナーで固定させ、玉磨き用ベルト21の端部は、面ファスナー73a、73bで他の玉磨き用ベルト21、特に未使用の玉磨き用ベルト21に接続可能である。未使用の玉磨きベルト21に接続することで、未使用の玉磨き用ベルト21に繋げて、玉磨き揚送装置11を順次掛け回して取り替える。
12 搬送ベルト
21 玉磨き用ベルト
31 引出ローラ
41 巻取ローラ
51、51a、51b 収納ボックス
Claims (12)
- 搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置において、
引出ローラ及び巻取ローラを収納する1の収納ボックスを有するか、
または、
引出ローラ及び巻取ローラを夫々収納する複数の収納ボックスを有することを特徴とする玉磨き揚送装置。 - 搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置に用いられ、
引出ローラ及び巻取ローラを1の収納ボックスに収納するか、
または、
引出ローラ及び巻取ローラを夫々複数の収納ボックスに収納することを特徴とする玉磨き揚送装置の設置方法。 - 搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置において、
引出ローラ及び巻取ローラを着脱可能に収納する1の収納ボックスを有するか、
または、
引出ローラ及び巻取ローラを夫々着脱可能に収納する複数の収納ボックスを有することを特徴とする玉磨き揚送装置。 - 搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置に用いられ、
引出ローラ及び巻取ローラを着脱可能に1の収納ボックスに収納するか、
または、
引出ローラ及び巻取ローラを夫々着脱可能に複数の収納ボックスに収納することを特徴とする玉磨き揚送装置の設置方法。 - 搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置において、
引出ローラ軸及び巻取ローラ軸を着脱可能に、引出ローラ及び巻取ローラを収納する1の収納ボックスを有するか、
または、
引出ローラ軸及び巻取ローラ軸を夫々着脱可能に、引出ローラ及び巻取ローラを夫々収納する複数の収納ボックスを有することを特徴とする玉磨き揚送装置。 - 搬送ベルトと、搬送ベルトに対面させて設置される玉磨き用ベルトを有し、搬送ベルトと玉磨き用ベルトを対面させてパチンコ玉を磨きながら揚送し、未使用の玉磨き用ベルトを引き出し可能に巻いた引出ローラと、使用済みの玉磨き用ベルトを巻き取る巻取ローラとを備えた玉磨き揚送装置に用いられ、
引出ローラ軸及び巻取ローラ軸を着脱可能に、引出ローラ及び巻取ローラを1の収納ボックスに収納するか、
または、
引出ローラ軸及び巻取ローラ軸を夫々着脱可能に、引出ローラ及び巻取ローラを夫々複数の収納ボックスを収納することを特徴とする玉磨き揚送装置の設置方法。 - 収納ボックスには、内部を露出可能な蓋を備え、蓋を開状態とすることで引出ローラ及び巻取ローラの少なくとも一方を脱着可能な請求項1、又は請求項3、又は請求項5記載の玉磨き揚送装置。
- 収納ボックスには、内部を露出可能な蓋を備え、蓋を開状態とすることで引出ローラ及び巻取ローラの少なくとも一方を脱着可能な請求項2、又は請求項4、又は請求項6記載の玉磨き揚送装置の設置方法。
- 収納ボックスには、玉磨き用ベルトと接触することで玉磨き用ベルトに張りを持たせる進退自在の接触部を有する請求項7記載の玉磨き揚送装置。
- 収納ボックスには、玉磨き用ベルトと接触することで玉磨き用ベルトに張りを持たせる進退自在の接触部を有する請求項8記載の玉磨き揚送装置の設置方法。
- 接触部は、蓋に取り付けられ、蓋の開閉により玉磨き用ベルトへの接触および非接触を選択する請求項9記載の玉磨き揚送装置。
- 接触部は、蓋に取り付けられ、蓋の開閉により玉磨き用ベルトへの接触および非接触を選択する請求項10記載の玉磨き揚送装置の設置方法。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
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A02 | Decision of refusal |
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