JP2006314595A - 騒音低減装置及びこれを備えた電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成でモータから放射される騒音を効果的に低減できる騒音低減装置及びこれを備えた電気掃除機を提供する。
【解決手段】 騒音源であるブロアモータ20に装着して使用される騒音低減装置30であって、ファン部21と回転子部22とを有するブロアモータ20の回転子部22の周囲の一部を囲む周壁部32を備えた音響管31と、音響管31の外側に設けられ、ブロアモータ20の周囲全体を取り囲むケース35とを備え、音響管31の周壁部32を、ブロアモータ20の回転子部22に設けられた発音面である開口面の半分以上を覆うように形成し、また、ケース35に、このケース35において音響管31の周壁部32に対向する部分のうち開口面と180度反対の位置の一箇所に、ファン部21からの空気を外部に排出する排気用開口26を設けたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、騒音の出力音圧レベルを低減させる騒音低減装置及びこれを備えた電気掃除機に関する。
従来の騒音低減装置として、騒音源であるモータから吐出される排気を外部に排出させるための流路を数回屈曲させ流路長を長くするための流路変更手段をモータケース内に設けるとともに、流路内部に吸音材を配置するようにしたものがある。この騒音低減装置では、モータから吐出された排気が排気流路を通過し、モータケース後部に配置された多数の排気口からモータ外部に排気する過程で吸音材を通過させることにより騒音の低減を図るものである(例えば、特許文献1参照)。
特許第3012729号公報(第4頁、[0026]〜[0028])
しかしながら、従来の騒音低減装置のケースは以下の問題を抱えていた。
モータ筐体には複数の吐出口が形成されており、その複数の吐出口から様々な方向に音が伝播してモータケースに設けた排気口から音が外部に放射される。ここで、排気口はモータケースに複数個形成されているため、排気口から放射される段階で音の位相が一致すると、一旦モータケース内で低減された音が、位相の一致により再度音圧増幅して騒音を発生させてしまう問題が生じていた。
また、高い吸音効果を得るためには吸音材を多く設ける必要があるが、発泡ウレタン等で構成された吸音材は流体の流れを強制的に阻害するため、圧力損失を発生させ、モータの異常回転上昇及びこれに伴う騒音発生、更にモータの温度上昇によるモータの異常停止などを招く問題を生じていた。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、簡単な構成でモータから放射される騒音を効果的に低減できる騒音低減装置及びこれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明に係る騒音低減装置は、騒音源であるブロアモータに装着して使用される騒音低減装置であって、ファン部と回転子部とを有するブロアモータの回転子部の周囲の一部を囲む周壁部を備えた音響管と、音響管の外側に設けられ、ブロアモータの周囲全体を取り囲むケースとを備え、音響管の周壁部を、ブロアモータの回転子部に設けられた発音面である開口面の半分以上を覆うように形成し、また、ケースに、このケースにおいて音響管の周壁部に対向する部分のうち開口面と180度反対の位置の一箇所に、ファン部からの空気を外部に排出する排気用開口を設けたものである。
また、本発明に係る電気掃除機は、集塵室とごみを吸引するための空気流を生成するモータとを内部に収納した掃除機本体を備え、モータに上記の騒音低減装置を装着したものである。
本発明は、騒音源であるブロアモータに装着して使用される騒音低減装置であって、ファン部と回転子部とを有するブロアモータの回転子部の周囲の一部を囲む周壁部を備えた音響管と、音響管の外側に設けられ、ブロアモータの周囲全体を取り囲むケースとを備え、音響管の周壁部を、ブロアモータの回転子部に設けられた発音面である開口面の半分以上を覆うように形成し、また、ケースに、このケースにおいて音響管の周壁部に対向する部分のうち開口面と180度反対の位置の一箇所に、ファン部からの空気を外部に排出する排気用開口を設けたので、簡単な構成でありながらも効果的に騒音を低減することが可能な騒音低減装置を得ることができる。
また、本発明は、集塵室とごみを吸引するための空気流を生成するモータとを内部に収納した掃除機本体を備え、モータに前記騒音低減装置を装着したので、騒音の少ない優れた家電製品を低コストで得ることが可能となる。
以下、本発明に係る騒音低減装置の好適な実施の形態について添付図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る騒音低減装置を備えた電気掃除機を示す側部断面図である。なお、図1の矢印は騒音の流れを示している。図1に示すように、電気掃除機は、掃除機本体1内に、ごみを集塵する集塵室10と、ごみを吸引するための空気流を生成するブロアモータ20と、ブロアモータ20で発生する騒音を低減させる騒音低減装置30とが、前方からこの順に配置された構成となっている。また、掃除機本体1の後面には、騒音低減装置30から流出した空気流が排出される排気口40が複数形成されている。
集塵室10には、紙パック(図示せず)が取り付けられており、吸引されたごみは紙バックに集塵される。また、ブロアモータ20は、電気掃除機の吸い込み動作を行わせるために3〜4万回転という超高速回転を行っており、ブロアモータ20の回転動作は、ホース(図示せず)に設けられた動作スイッチ部(図示せず)の運転モードに合わせて動くようにコントロールされている。
ブロアモータ20はファン部21とファン部21を回転させる回転子部22とから構成されている。回転子部22の筐体周面の後端部には複数の排気口23が形成されており、ファン部21によって回転子部22内に吸い込まれた空気は、回転子部22内を通過し排気口23から排出される。また、ファン部21の後端面には複数の開口24が設けられており、開口24から排出されたファン部21の空気は、回転子部22の筐体外周面に接触して回転子部22を冷却する。また、回転子部22の周面の前後方向(図示左右方向)の中心部には、ファン部21からの空気を回転子部22内部へ取り込んで内部を冷却するための流入用開口25が設けられている。この流入用開口25は、回転子部22の前後方向(図示左右方向)の長さの中心位置に、流入用開口25の前後方向の長さの中心が一致するように設けられている。流入用開口25をこの位置に設けることにより、回転子部22内部を効率良く冷却可能となっている。
騒音低減装置30は、ブロアモータ20に装着して使用されるもので、ブロアモータ20の回転子部22の周囲に設けられる音響管31と、音響管31の外側に設けられ、ブロアモータ20の周囲全体を取り囲むケース35とから構成されている。音響管31は、防振部材で構成され、ブロアモータ20の回転子部22の周囲の一部を囲む周壁部32とこの周壁部32の一端に設けられた端面部33とから構成されている。そして、周壁部32と回転子部22の周囲との間には、ブロアモータ20の後述の流入用開口25から放出された音波(騒音)の共振空間となる円環状の空間部34が形成されている。
ケース35も音響管31と同様に防振部材で構成されるとともに、円筒状の周壁部36とこの周壁部36の一端に設けられた端面部37とを備えており、周壁部36と音響管31及び回転子部22の周囲との間には、途中段差を有する円環状の空間部34’が形成されている。また、音響管31とケース35とは端面部33,37同士が接触するように配置されている。そして、その端面部33,37のそれぞれの中央部には、互いに連通する開口部31a,35aが設けられており、この開口部31a,35aにブロアモータ20の回転子部22の軸が挿入固定されて騒音低減装置30がブロアモータ20に装着された状態となっている。
騒音低減装置30内において、ブロアモータ20の流入用開口25の開口面はブロアモータ20による騒音の発音面ともなるもので、音響管31は、その周壁部32によって流入用開口25の開口面を半分以上覆うように構成されている。すなわち、騒音低減装置30がブロアモータ20に装着された状態で、音響管31の周壁部32の前方側の端面が、回転子部22の流入用開口25の前後方向の中心位置よりも前方に位置するように構成されている。図1には、丁度半分を覆うように構成した例を示している。
また、ケース35の周壁部36において音響管31の周壁部32に対向する部分のうち、回転子部22の流入用開口25と180度反対の位置の一箇所だけに、騒音低減装置30内部の空気を外部へ排気する空気排出用の排気用開口26を設けている。排気用開口26は、騒音低減装置30内から外部への騒音の漏出面となるものであり、このように形成箇所を一箇所だけとすることにより、上記従来のように複数形成することによる騒音の再度の音圧増幅を防止することが可能となっている。なお、排気用開口26内には、排気用開口26の大きさに応じてその周囲の剛性を上げるために例えば十字状の仕切り板を設けてもよい。この場合も一箇所だけに設けたものとみなす。
次に、騒音低減装置30における騒音低減原理について説明する。
ブロアモータ20から発生する騒音の音波は、図1中の矢印に示すように、回転子部22に形成した流入用開口25の開口面から空間部34及び空間部34’に対して一斉放射される。空間部34及び空間部34’に放射された音は、空間部34及び空間部34’内を法則性は持たずにそれぞれの方向に伝播する。この伝播過程で騒音の音響エネルギーは自然消滅し、且つ、防振部材で強固に構成した音響管31及びケース35を振動させることで熱エネルギーに変換される。そして、この熱エネルギーが散逸することにより消耗し、騒音の出力音圧レベルが低減する。このように共振空間となる空間部34によって消音できる音は、所定の周波数帯域の音に限られており、具体的には空間部34の体積に応じた共振周波数に一致する周波数の音に対して消音効果を発揮する。その低減できる周波数f0は、次の(1)式で決定される。
f0=C/(4・(L/2)) …(1)
但し、L:音響管31の内周、C:音速
(1)式より、音響管31の内周の長さの半分(発音面から音の漏出面までの近似長さ)であるL/2を、低減したい周波数f0の音波の1/4波長に設定することにより、その周波数f0の音を低減することが可能である。
図3は、空間部の低減周波数における騒音低減特性を示す図で、横軸に周波数、縦軸に音圧レベル低減量を取って示したものである。
aは、音響管31の内周Lの長さの半分L/2を低減周波数f0の波長の1/4とした場合の騒音低減特性を示しており、bは、音響管31の内周の長さの半分L/2を低減周波数f0の波長の1/4よりも大きくした場合、すなわち共振空間の体積を大きく取った場合の騒音低減特性を示している。図3に示した各特性により、音響管31の内径を大きくして空間部34の体積を多く取ることにより、低減周波数f0を中心に広域の周波数の騒音低減が可能であることが示されている。音響管31の内径をどの程度とするかは、低減したい騒音の程度と許容寸法との兼ね合いから決定される。
空間部34によって以上に説明した消音効果が得られることから、ブロアモータ20から発生する騒音周波数のうち、低減したい周波数に一致するように、音響管31の内周寸法を決定するようにすれば、低減したい周波数の騒音を低減することが可能となる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
利用者が動作スイッチ部(図示せず)をオンにして、ブロアモータ20を駆動させると、ブロアモータ20のファン部21が回転し、掃除機本体1の内部に空気流が発生する。吸引されたごみは、この空気流に乗って集塵室10に到達し、集塵室10に集塵される。ブロアモータ20で発生した騒音は、音波として騒音低減装置30内部に到達する。騒音低減装置30内部に到達した騒音の音響エネルギーは、上述したように騒音低減装置30内で消耗し、騒音の出力音圧レベルが減衰する。音響エネルギーを消耗した騒音は、図1矢印で示すように排気用開口26から騒音低減装置30外へと伝わり、更に排気口23を介して掃除機本体1外へと放射されるが、排気口23から外部へ放射される時点では既に音響エネルギーが消耗しているため、騒音低減装置30外にもたらされる音量は低下され、騒音低減が実現されている。また、騒音低減装置30外へ放射される騒音は、排気用開口26から放射されるが、排気用開口26は一箇所だけに設けられているので、複数の排気口40から排出される際に再度音圧増幅して騒音が発生することがない。
以上、詳細に説明したように、本実施の形態1の騒音低減装置30は、音響管31とケース35とで構成されており、音響管31によってブロアモータ20の周囲に形成した共振空間としての空間部34により、その空間部34の共振周波数帯域の音の減衰及び振動減衰等により騒音の音響エネルギーを効果的に減衰することができる。すなわち空間部34の共振周波数に対して消音効果を発揮し、簡単な構成でありながらも効果的に騒音を低減することが可能である。また、騒音低減装置30には、騒音の漏出面となる排気用開口26をケース35に一箇所だけ設けた構成としたので、従来のように一旦低減された騒音を再度増幅するといった不都合が発生するのを防止できる。また、騒音の発音面となる流入用開口25と騒音の漏出面となる排気用開口26を180゜反対の位置に設けたので、騒音の伝播経路を長くすることができ、騒音低減効果を高めることができる。
このように騒音低減装置30は、ブロアモータ20の周囲を音響管31及びケース35で取り囲む簡単な構成であるため、小型軽量に構成できる。また、ブロアモータ20より一回り大きなスペースさえあれば、騒音低減装置30を組み込むことができるため、電気掃除機のような家電製品への組込みが容易となり、騒音の少ない優れた家電製品を低コストで提供することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、音響管31とケース35の端面部33,37同士を接触させて配置した例を示したが離間して配置してもよい。但し、小型化の観点から端面部33,37同士接触させて配置する方が好ましい。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る騒音低減装置の側部断面図である。実施の形態2の騒音低減装置60が実施の形態1の騒音低減装置30と異なるのは、音響管31に複数の貫通孔50を形成するとともに、ケース35の端面部37との間に共振空間としての空間部51を形成した点である。その他の構成については実施の形態1と同一又は同等である。なお、実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
騒音低減装置60は、所定の周波数帯域の音、具体的には空間部51の共振周波数帯域に一致する周波数の音に対して消音効果を発揮するものである。その低減できる周波数(共振周波数)f0は次式によって決定される。
f0=(c/2π)((P/((t0+0.8/d0)L0)))1/2 …(2)
但し、C:音速、P:音響管31における貫通孔50の開口率、t0:音響管31の板厚、d0;貫通孔50の直径、L:空間部51の厚み
したがって、空間部51の共振周波数を、ブロアモータ20から発生する騒音周波数のうち低減しようとする周波数に一致するように、各部の寸法を決定する。
このようにして決定された各部寸法を有する騒音低減装置60を用いることにより、ブロアモータ20の騒音が低減され、ブロアモータ20本体外部に騒音が伝達されるのを防止できる。
以上説明したように、実施の形態2は、実施の形態1において回転子部22周囲と音響管31との間の空間部34を共振空間として用いていたのに代えて、音響管31とケース35との間の空間部51を共振空間として用いたものであり、実施の形態1と同程度の消音効果を得ることができる。なお、小型化の観点からすると、端面部33同士を接触させた実施の形態1の構成が好ましい。
また、実施の形態2の騒音低減装置60も実施の形態1の騒音低減装置30と同様にブロアモータ20の周囲を音響管31及びケース35で取り囲む簡単な構成であるため、小型軽量に構成できる。また、ブロアモータ20より一回り大きなスペースさえあれば、騒音低減装置30を組み込むことができるため、電気掃除機のような家電製品への組込みが容易となり、騒音の少ない優れた家電製品を低コストで提供することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内において、各種の変更が可能である。
例えば、上記各実施の形態では、音響管31及びケース35の外形状を円柱状としたが、この形状に限定される事なく、角柱や半球形状としても良い。また、排気用開口26に関しても円形、四角など形状に限定はない。
また、音響管31及びケース35を防振部材で構成するとしたが、防振部材を固着して同様の防振機能を発揮するようにしても良い。
また、上記実施の形態では、本発明を電気掃除機に適用する例を示したが、電気掃除機に限定されることなく、ブロアモータ20を備えた全ての機器に適用可能である。
実施の形態1に係る騒音低減装置を適用した掃除機を示す側部断面図である。 騒音低減装置の拡大側部断面図である。 空間部の低減周波数における騒音低減特性を示す図である。 実施の形態2に係る騒音低減装置の拡大側部断面図である。
符号の説明
1 掃除機本体、10 集塵室、20 ブロアモータ、21 ファン部、22 回転子部、25 流入用開口、26 排気用開口、30,60 騒音低減装置、31 音響管、32 周壁部、35 ケース、50 貫通孔、51 空間部。

Claims (6)

  1. 騒音源であるブロアモータに装着して使用される騒音低減装置であって、
    ファン部と回転子部とを有するブロアモータの前記回転子部の周囲の一部を囲む周壁部を備えた音響管と、前記音響管の外側に設けられ、前記ブロアモータの周囲全体を取り囲むケースとを備え、
    前記音響管の周壁部を、前記ブロアモータの前記回転子部に設けられた発音面である開口面の半分以上を覆うように形成し、また、前記ケースに、該ケースにおいて前記音響管の周壁部に対向する部分のうち前記開口面と180度反対の位置の一箇所に、前記ファン部からの空気を外部に排出する排気用開口を設けたことを特徴とする騒音低減装置。
  2. 前記ブロアモータから発生する騒音周波数のうち低減しようとする周波数をf0、前記音響管の前記周壁部の内周の周方向の長さをL、音速をCとして、f0=C/(4・(L/2))の関係を満たすようにしたことを特徴とする請求項1記載の騒音低減装置。
  3. 前記音響管に複数の貫通孔を形成するとともに、前記音響管と前記ケースとの間に空間部を形成したことを特徴とする請求項1記載の騒音低減装置。
  4. 前記ブロアモータから発生する騒音周波数のうち低減しようとする周波数をf0、音速をC、開口率をP、音響管の板厚をt0、前記貫通孔の直径をd0、空間部の厚みをL0として、
    f0=(c/2π)(((P/((t0+0.8/d0)L0)))1/2
    の関係を満たすようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項3記載の騒音低減装置。
  5. 前記音響管及び前記ケースを防振部材で構成するか又は防振部材を固着するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の騒音低減装置。
  6. 集塵室とごみを吸引するための空気流を生成するモータとを内部に収納した掃除機本体を備え、前記モータに請求項1乃至請求項5の何れかに記載の騒音低減装置を装着したことを特徴とする電気掃除機。
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JP2019037667A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機

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